JP5428586B2 - 切断機 - Google Patents

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Description

本発明は携帯用切断機に関し、特に切り込み深さを調整可能な携帯用切断機に関する。
従来から、木材等の被切断材を切断・加工するための切断機を携帯可能とした携帯用切断機が知られている。この携帯用切断機は、主に丸鋸刃と駆動装置であるモータとから構成されているため携帯性に優れ、故に工場内に限らず建設現場等において多用されている。
図9乃至図11に示されるように、モータ102Aの出力軸102Cに一体回転可能に設けられたモータピニオン102Dは、丸鋸刃103Aに一体回転可能に設けられた切断刃歯車103Cに噛合しており、モータ102Aが駆動することにより丸鋸刃103Aが回転駆動する。モータ102Aの出力軸102Cの回転速度は高速であるため、減速比をかせぐためには切断刃歯車103Cの径を大きくする必要がある。切断刃歯車103Cの径を大きくすると切断刃歯車103Cの周面から丸鋸刃103Aの周面までの距離が短くなり、被切断材Pに対する切込み深さを大きく確保することができない。そこで、切込み深さを大きく確保することができるように、モータ102Aの出力軸102Cのモータピニオン102Dと切断刃歯車103Cとの間に中間ギヤを介在させて、モータ102Aの回転を中間ギヤを介して切断刃歯車103Cに伝達する構成が提案されている。
図12又は図13に示されるように、モータ102Aの出力軸102Cは駆動伝達機構150を介して丸鋸刃103Aに伝達されるように構成されており、モータ102Aが駆動することにより丸鋸刃103Aが回転駆動する。モータ102Aの出力軸102Cの回転速度は駆動伝達機構150により減速され、丸鋸刃103Aに伝達される。また、モータ102Aの出力軸102Cには、出力軸102Aと一体で回転する軸流ファン102Eが設けられており、出力軸102Cの回転により、図12に示される矢印の方向へファン風Wが流れるように構成されている。このような構成の切断機101´は、例えば、特開2007―21997号公報(特許文献1)に記載されている。
特開2007―21997号公報
しかし、従来の切断機では、駆動伝達機構150による減速が必ずしも十分でなく、このため、丸鋸刃103Aと一体回転し駆動伝達機構150に駆動連結された切断刃歯車103Cの径が大きかった。この結果、丸鋸刃103Aにより被切断材Pを切断する際に、被切断材の表面に切断刃歯車103Cを収容している切断機101´の部分が当接してしまい、十分な切込み深さで切断を行うことができなかった。
そこで本発明は、十分な切込み深さで切断を行うことができる切断機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、該モータが収容され外部にハンドル部が設けられたハウジングと、を備え、該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、該出力軸と該切断刃回転軸と該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心とは平行な位置関係をなし、該丸鋸刃の側面に平行な方向において、該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心は、該出力軸と該切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線よりも該ハンドル部寄りの位置に配置されている切断機を提供している。
回転力伝達機構は、モータピニオンに駆動連結されモータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、第1ギヤ部及び切断刃歯車に駆動連結され第1ギヤ部の回転により回転して第1ギヤ部の回転力を切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有するため、高速で回転するモータピニオンの回転を減速させるために切断刃歯車の径を大きくせずに済む。このため、丸鋸刃の周面から切断刃歯車の周面までの距離をより大きく確保することができ、この結果、丸鋸刃の切込み深さを十分に確保することができる。また、モータと丸鋸刃の回転方向が逆となるため、切込み深さを十分に確保しつつ切断時の反動を抑制することができる。さらに、出力軸と切断刃回転軸と第1ギヤ部の回転軸心と第2ギヤ部の回転軸心とは平行な位置関係をなし、丸鋸刃の側面に平行な方向において、第1ギヤ部の回転軸心と第2ギヤ部の回転軸心は、出力軸と切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線よりもハンドル部寄りの位置に配置されているため、切断機の起動時にハンドル部を支点とした反動力が切断機に生ずるが、第1ギヤ部の回転軸心と第2ギヤ部とを、支点たるハンドル部のより近くに配置させることができ、重心のバランスをよくすることができ、反動力をより小さくすることができる。
また、該ハンドル部には該モータに電力を供給するための電源コードが接続されていることが好ましい。ハンドル部にはモータに電力を供給するための電源コードが接続されているため、反動力が生じたときに、電源コードが振られる量を極力小さくすることができ、電源コードが振られて他の物に接触すること、特に電源コードが丸鋸刃で切断されることを極力防止することができる。
本発明はさらに、モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、を備え、該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、該出力軸と該切断刃回転軸と該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心とは平行な位置関係をなし、該出力軸には該出力軸と一体回転可能な軸流ファンが設けられている切断機を提供している
出力軸と切断刃回転軸と第1ギヤ部の回転軸心と第2ギヤ部の回転軸心とは平行な位置関係をなし、出力軸には出力軸と一体回転可能な軸流ファンが設けられており、第1ギヤ部と第2ギヤ部とによりモータピニオンの回転力が切断刃歯車に減速されて伝達されるため、モータピニオンの回転方向と丸鋸刃の回転方向とを互いに反対の方向にすることができる。このため、丸鋸刃による被切断材の切断により生じた切粉を軸流ファンによるファン風により効率よく吹き飛ばすことができ、丸鋸刃による被切断材の切断位置の視認性を高めることができる。
本発明はさらに、モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、を備え、該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、該出力軸と該切断刃回転軸と該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心とは平行な位置関係をなし、該丸鋸刃の側面に平行な方向において、該出力軸と該切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線を境として該第1ギヤ部の回転軸心は一方の側に配置され該第2ギヤ部の回転軸心は他方の側に配置されている切断機を提供している
出力軸と切断刃回転軸と第1ギヤ部の回転軸心と第2ギヤ部の回転軸心とは平行な位置関係をなし、丸鋸刃の側面に平行な方向において、出力軸と切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線を境として第1ギヤ部の回転軸心は一方の側に配置され第2ギヤ部の回転軸心は他方の側に配置されているため、丸鋸刃の側面に平行な方向において、モータピニオンと第1ギヤ部と第2ギヤ部と切断刃歯車を収容する切断機の部分の、出力軸と切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線に垂直な方向における幅を小さくすることができ、切断機の小型化を図ることができる。
本発明はさらに、モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、を備え、該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、該第1ギヤ部の最大径は該第2ギヤ部の最大径よりも大きい切断機を提供している。第1ギヤ部の径を第2ギヤ部の径より大きくすることにより、第1ギヤ部でモータの回転を十分に減速することができるため、第2ギヤ部の径を小さくでき切込み深さを大きくすることができる。
本発明はさらに、モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、を備え、該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、該第1ギヤ部は、該モータピニオンに噛合する第1ギヤ部入力歯車と、該第1ギヤ部入力歯車と同軸的に一体回転可能な第1ギヤ部出力歯車とを備え、該第2ギヤ部は、該第1ギヤ部出力歯車に噛合する第2ギヤ部入力歯車と、該切断刃歯車に噛合し該第2ギヤ部入力歯車と同軸的に一体回転可能な第2ギヤ部出力歯車とを備え、該第1ギヤ部出力歯車は、該第1ギヤ部入力歯車よりも該丸鋸刃側に配置され、該第2ギヤ部出力歯車は、該第2ギヤ部入力歯車よりも該モータ側に配置されている切断機を提供している。このような構成によると、モータピニオンと第1ギヤ部と第2ギヤ部と切断刃歯車を収容する切断機の部分の、出力軸の軸方向における幅を小さくすることができ、切断機の小型化を図ることができる
本発明はさらに、モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、該丸鋸刃の少なくとも一部を覆うソーカバーと、該モータを収容するハウジングと、該ハウジングに収容され、該モータの回転により回転するファンと、を備え、該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、該丸鋸刃の側面に平行な方向において、該出力軸と該切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線よりも切断方向後方側には該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心が配置され、該丸鋸刃の側面に平行な方向において、該出力軸と該切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線よりも切断方向前方側に該ハウジング内部と該ソーカバー内部とを連通させるファン風開口部が配置されている切断機を提供している
以上より本発明は、十分な切込み深さで切断を行うことができる切断機を提供することができる。
本発明の実施の形態による切断機を示す正面図。 本発明の実施の形態による切断機を示す側面図。 本発明の実施の形態による切断機を示す断面図。 本発明の実施の形態による切断機の回転力伝達機構を示す概略断面図。 本発明の実施の形態による切断機の回転力伝達機構を示す要部断面図。 本発明の実施の形態による切断機の変形例を示す概略図。 本発明の実施の形態による切断機の回転力伝達機構の変形例を示す概略図。 本発明の実施の形態による切断機の回転力伝達機構の変形例を示す概略断面図。 従来の切断機の回転力伝達機構を示す概略断面図。 従来の切断機のモータの回転力を伝達する構成を示す断面断面図。 従来の切断機の切断機を示す断面図。 従来の他の切断機の回転力伝達機構を示す概略断面図。 従来の他の切断機の切断機を示す断面図。
本発明の実施の形態による携帯用切断機について図1乃至図5に基づき説明する。携帯用切断機たる丸のこ1は、ハウジング2と、丸鋸刃3Aを有する切断部3と、ソーカバー4と、ベース6とから主に構成されている。
ハウジング2は、モータ2Aが収容されている収容部21と、収容部21と一体のハンドル部22とから主に構成されている。またソーカバー4内には、モータ2Aに駆動される後述の回転力伝達機構50が設けられ、この回転力伝達機構50により丸鋸刃3Aが回転可能となっている。
モータ2Aは、より具体的には、モータ本体2Bとモータ本体2Bから延出する出力軸2Cとを備えており、出力軸2Cの延出端の部分には、図5に示されるように、出力軸2Cと一体回転可能に出力軸2Cに固定されたモータピニオン2Dが設けられている。モータ本体2Bとモータピニオン2Dとの間の出力軸2Cの部分には、図3に示されるように、出力軸2Cと一体回転可能に出力軸2Cに固定された軸流ファン2Eが設けられている。切断部3は略円盤状をなす丸鋸刃3Aと、丸鋸刃3Aの中心から丸鋸刃3Aの側面に垂直に延出しモータ2Aの出力軸2Cと平行に配置された切断刃回転軸3Bとを備えている。切断刃回転軸3Bの延出端の部分には、切断刃回転軸3Bと一体回転可能に切断刃回転軸3Bに固定された切断刃歯車3Cが設けられている。
回転力伝達機構50は第1ギヤ部51と第2ギヤ部52とから構成されている。第1ギヤ部51はファーストギヤ51Aとセカンドシャフト51Bとセカンドピニオン51Cとを備えている。セカンドシャフト51Bはモータ2Aの出力軸2C及び切断刃回転軸3Bに平行に配置されている。ファーストギヤ51Aはモータピニオン2Dに噛合しており、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における上流側、即ち、図5の右寄りの部分においてセカンドシャフト51Bに固定され、セカンドシャフト51Bと同軸的に一体回転可能に設けられている。セカンドピニオン51Cは、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における下流側、即ち、図5の左寄りの部分にセカンドシャフト51Bに固定されセカンドシャフト51Bと同軸的に一体回転可能に設けられている。
第2ギヤ部52はセカンドギヤ52Aとサードシャフト52Bとサードピニオン52Cとを備えている。サードシャフト52Bはモータ2Aの出力軸2C及び切断刃回転軸3Bに平行に配置されている。セカンドギヤ52Aはセカンドピニオン51Cに噛合しており、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における上流側、即ち、図5の右寄りの部分においてサードシャフト52Bに固定され、サードシャフト52Bと同軸的に一体回転可能に設けられている。サードピニオン52Cは切断刃歯車3Cに噛合しており、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における下流側、即ち、図5の左寄りの部分においてサードシャフト52Bに固定され、サードシャフト52Bと同軸的に一体回転可能に設けられている。
従って、モータピニオン2Dの回転力はファーストギヤ51A及びセカンドピニオン51Cに伝達されてこれらを回転し、セカンドピニオン51Cの回転力はセカンドギヤ52A及びサードピニオン52Cに伝達されてこれらを回転し、サードピニオン52Cの回転力は切断刃歯車3Cを回転させ、この結果として丸鋸刃3Aを回転させるように構成されている。
モータピニオン2Dとファーストギヤ51A間、セカンドピニオン51Cとセカンドギヤ52A間、サードピニオン52Cと切断刃歯車3C間の減速比はそれぞれ4.67:1.03:1.12であり、このため、モータピニオン2Dの高速回転が十分に減速されてファーストギヤ51Aに伝達され、そして丸鋸刃3Aを回転させる。すなわち、ファーストギヤ51Aの径を大きくすることで第1ギヤ部51でモータの回転を十分に減速することができるため、第2ギヤ部52の径方向の寸法を抑えることができる。
回転力伝達機構50は、モータピニオン2Dに駆動連結されモータピニオン2Dの回転により回転する第1ギヤ部51と、第1ギヤ部51及び切断刃歯車3Cに駆動連結され第1ギヤ部51の回転により回転して第1ギヤ部51の回転力を切断刃歯車3Cへ伝達する第2ギヤ部52とを有するため、高速で回転するモータピニオン2Dの回転を減速させるために切断刃歯車3Cの径を大きくせずに済む。このため、丸鋸刃3Aの周面から切断刃歯車3Cの周面までの距離をより大きく確保することができ、この結果、丸鋸刃3Aの切込み深さD(図4)を十分に確保することができる。
また、第1ギヤ部51の回転軸心に一致して配置されたセカンドシャフト51Bと第2ギヤ部52の回転軸心に一致して配置されたサードシャフト52Bは、図4に示されるように丸鋸刃3Aの側面に平行な方向において、出力軸2Cと切断刃回転軸3Bとを結ぶ仮想直線Aよりもハンドル部22寄りの位置、即ち図の左寄りの位置に配置されている。このため、切断機1の起動時にハンドル部22を支点とした反動力が切断機1に生ずるが、第1ギヤ部51の回転軸心と第2ギヤ部52とを、支点たるハンドル部22のより近くに配置させることができ、重心のバランスをよくすることができ、反動力をより小さくすることができる。また、図4に示すようなギヤ配置にすることによって、ハウジング2のファン2Eと対向する位置に設けられたファン風開口部がギヤによって塞がれることがないため、ファン風Wを効率良く切断位置に排出することができる。
ハンドル部22には、モータ2Aの駆動を制御するトリガスイッチ22Aと、トリガスイッチ22AをON状態に保持するオンロックストッパ22Bとが設けられている。また、ハンドル部22の後述する切断方向後ろ側の部分には、モータ2Aへ電源を供給するための電源コード22Cが接続されている。このため、モータ2Aが起動して動力が生じたときに、電源コード22Cが振られる量を極力小さくすることができ、電源コード22Cが振られて他の物に接触する、特に丸鋸刃3Aで切断されることを極力防止することができる。
ハウジング2においてハンドル部22の反収容部21側位置には、ソーカバー4が接続されて設けられている。ソーカバー4は、ハウジング2と接続されるソーカバー本体部41と、ソーカバー本体部41に設けられたセーフティカバー42(図1)とから主に構成されており、丸鋸刃3Aをカバーしている。
ソーカバー本体部41は金属製であって、丸鋸刃3Aの略半分を覆っている。ソーカバー本体部41の周方向一端側には、後述の回動支持部62と連結される連結部41Aが規定されている。ソーカバー本体部41において、丸鋸刃3Aの側面と同一な平面と交わる位置にはリブ41B(図1)が設けられている。
ソーカバー本体部41の円周方向他端側には、セーフティカバー42がソーカバー本体部41の外縁に沿って円周方向に回動可能に設けられている。ソーカバー本体部41とセーフティカバー42との間には、図示せぬバネが介在しており、ソーカバー本体部41に対してセーフティカバー42をソーカバー本体部41の円周方向であって一端側から他端側へ向かう方向に付勢している。よって切断作業を行っていない状態では、セーフティカバー42は、丸鋸刃3Aのソーカバー本体部41で覆えない部分を他端側から一端側に向かって覆っている。従ってソーカバー本体部41の一端側と、セーフティカバー42との間には、丸鋸刃3Aが露出するところが形成され、この露出する部分が被切断材Pたる木材を切断する部分となって、ソーカバー本体部41の他端側から一端側に向けて丸のこ刃3Aは切り進んでいく。よってソーカバー本体部41の他端側から一端側を切断方向と定義し、ソーカバー本体部41の一端側たる図4の右側を切断方向前側、他端側たる図4の左側を切断方向後側と定義する。
ベース6は、ベース部材61と、回動支持部62と、第一ベベルプレート63と、第二ベベルプレート64と調整ガイドとなるリンク65から主に構成され、ソーカバー4に関係してハウジング2と丸鋸刃3Aとソーカバー4とを回動可能及び傾動可能に支持している。ベース部材61は、ベース6の主構成材であり金属製であって略長方形の板材より構成されている。ベース部材61は長手方向が切断方向と一致するように配置され、その表面には長手方向に延びる長孔状の開口部6aが形成されている。この開口部6aに丸鋸刃3A及びセーフティカバー42が入るように、ベース部材61が構成されている。
ベース部材61において開口部6aの切断方向前側位置には、第二ベベルプレート64と、回動支持部62とが設けられている。第二ベベルプレート64は、ベース部材61上において切断方向と略直交する短手方向に指向して直立して配設されており、切断方向に延びる第二傾動軸部64Aを備えている。また第二ベベルプレート64には、第二傾動軸部64Aを中心とした円弧状の長孔64a(図1)が形成されている。
回動支持部62は第二傾動軸部64Aにより傾動可能に軸支されている。回動支持部62は切断方向後側に延出される一対の腕部を備え、その腕部には、切断方向と直交する方向を軸方向とする回動軸部62Aが設けられている。この回動軸部62Aにはソーカバー本体部41の切断方向前側に位置する連結部41Aが軸支されている。
また回動支持部62には、第二ベベルプレート64の長孔64aを貫通し回動支持部62に形成された図示せぬネジ穴に螺合するネジ62Bが設けられている。このような構成により、丸鋸刃3Aの側面を境としてモータ2Aが配置されている側を一方の側としたときに、一方の側に対する他方の側へ丸鋸刃3Aの側面の他方の側と被切断材Pの表面P1とのなす角が鋭角となるように、第二ベベルプレート64に対して回動支持部62を傾斜(傾動)させることができるように構成されている。そしてネジ62Bを締め込むことにより、第二ベベルプレート64に対する回動支持部62の傾動角度を任意の角度で固定することができる。
ベース部材61において、開口部6aの切断方向後側位置には、第一ベベルプレート63とリンク65とが設けられている。図4に示されるように、第一ベベルプレート63は、第二ベベルプレート64と開口部6aを挟んで略対称な形状に構成されており、第一傾動軸部63Aを中心とした円弧状の図示せぬ長孔が形成されている。また第二傾動軸部64Aの軸方向延長線上には、リンク65を軸支する第一傾動軸部63Aが設けられている。
図示せぬリンクはソーカバー本体部41の内部に内壁に沿って挿入されている。第一ベベルプレート63と第二ベベルプレート64とにより、図示せぬリンク及び回動支持部62を介してハウジング2及びソーカバー4を図1の左右方向に傾動させることが可能となっている。
また、ベース部材61の切断方向最先端位置であって、丸鋸刃3Aを含む平面が交わる位置には、切断位置を示す示唆部67(図1)が設けられており、ベース部材61の第二ベベルプレート64等が設けられている面の反対面には、被切断材Pに当接する当接面61Aが規定されている。
また、出力軸2Cと切断刃回転軸3Bと第1ギヤ部51の回転軸心と第2ギヤ部52の回転軸心とは平行な位置関係をなし、出力軸2Cには、出力軸2Cと一体回転可能な軸流ファンが設けられており、第1ギヤ部51と第2ギヤ部52とによりモータピニオン2Dの回転力が切断刃歯車3Cに減速されて伝達されるため、モータピニオン2Dの回転方向と丸鋸刃3Aの回転方向とを互いに反対の方向にすることができる。このため、丸鋸刃3Aによる被切断材Pの切断により、丸鋸刃3Aの切断方向前側のB(図4)で示された部分に生じた切粉を軸流ファンによるファン風W(図4)により効率よく吹き飛ばすことができ、丸鋸刃3Aによる被切断材Pの切断位置の視認性を高めることができる。
本発明の切断機は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、丸鋸刃3Aの側面を境としてモータ2Aが配置されている側を一方の側としたときに、他方の側へ丸鋸刃3Aの側面の他方の側と被切断材Pの表面とのなす角が鋭角となるように、第二ベベルプレート64に対して回動支持部62を傾斜(傾動)させることができるように構成されていたが、傾動させることができる方向はこの方向でなくてもよい。例えば図6に示されるような構成として、丸鋸刃3Aの側面を境としてモータ2Aが配置されている側を一方の側(図6の右側)としたときに、当該一方の側へ丸鋸刃3Aの側面の他方の側と被切断材Pの表面とのなす角が鋭角となるように、第二ベベルプレート64に対して回動支持部62を傾斜(傾動)させることができるように構成されていてもよい。このように傾斜しているときには、丸鋸刃3Aの側面とベース6の当接面61Aとが垂直の状態のときの当該丸鋸刃3Aの側面に対して、傾斜している丸鋸刃3Aの側面は鋭角αをなす。
丸鋸刃3Aの側面を境として一方の側にモータ2Aは配置され、切断部3は、丸鋸刃3Aの側面の一方の側と被切断材Pの表面とのなす角が鋭角となるように傾斜可能であるため、切断刃歯車3Cの径を小さくできることにより、傾斜時に切断刃歯車3Cを収容する切断機1の部分が被切断材Pの表面に当接することを防止することができ、より大きな角度で傾斜可能な切断機1とすることができる。
また、本実施の形態では、第1ギヤ部51の回転軸心に一致して配置されたセカンドシャフト51Bと第2ギヤ部52の回転軸心に一致して配置されたサードシャフト52Bは、それぞれ丸鋸刃3Aの側面に平行な方向において、出力軸2Cと切断刃回転軸3Bとを結ぶ仮想直線Aよりもハンドル部22寄りの位置、即ち図の左寄りの位置に配置されていたが、これに限定されない。例えば、図7に示されるように、丸鋸刃3Aの側面に平行な方向において、出力軸2Cと切断刃回転軸3Bとを結ぶ仮想直線Aを境として第1ギヤ部51の回転軸心は一方の側に配置され第2ギヤ部52の回転軸心は他方の側に配置されていてもよい。
このようにすることで、丸鋸刃3Aの側面に平行な方向において、モータピニオン2Dと第1ギヤ部51と第2ギヤ部52と切断刃歯車3Cを収容する切断機1の部分の、出力軸2Cと切断刃回転軸3Bとを結ぶ仮想直線に垂直な方向における幅を小さくすることができ、切断機の小型化を図ることができる。
また、ファーストギヤ51Aは、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における上流側においてセカンドシャフト51Bに固定され、セカンドピニオン51Cは、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における下流側においてセカンドシャフト51Bに固定され、セカンドギヤ52Aは、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における上流側においてサードシャフト52Bに固定され、サードピニオン52Cは、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における下流側においてサードシャフト52Bに固定されていたがこの位置関係でなくてもよい。
例えば、図8に示されるように、ファーストギヤ51Aは、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における上流側においてセカンドシャフト51Bに固定され、セカンドピニオン51Cは、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における下流側においてセカンドシャフト51Bに固定され、セカンドギヤ52Aは、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における下流側においてサードシャフト52Bに固定され、サードピニオン52Cは、モータ2Aの出力軸2Cの延出方向における上流側においてサードシャフト52Bに固定されていてもよい。このようにすることで、モータピニオン2Dと第1ギヤ部51−2と第2ギヤ部52−2と切断刃歯車3Cを収容する切断機の部分の、出力軸2Cの軸方向における幅を小さくすることができ、切断機1の小型化を図ることができる。
また、上述した実施の形態においては、モータ2A起動時に生じる反動によって丸鋸刃3Aが丸鋸刃3Aの軸方向にずれることを抑制することができる。図9〜図11に示される従来の丸のこ101の構成では、丸鋸刃103Aが丸鋸刃103Aの軸方向にずれないように(すなわち切断位置からずれないように)丸鋸刃103Aが固定されるスピンドルはベアリングを介してスピンドルの軸方向への移動ができないようにガタなくハウジングに固定されている。一方、モータ102Aはハウジングに対して寸法誤差等によりモータ102Aの軸方向に僅かながらガタがある。従って、モータ102Aの起動時に反動が生じた場合、丸鋸刃103Aはハウジングに固定されており丸鋸刃103Aの軸方向に動かないため、反動の略全てがモータ102Aに加わってしまい、モータ102Aがモータ102Aの軸方向に動いてしまう。そのためモータ102Aの移動によって丸のこ101が移動してしまい切断位置がずれてしまう場合がある。
これに対して、本実施の形態では、ハウジング2に固定された丸鋸刃3Aとモータ2Aとの間に2つのギヤ部51、52を設けており、各ギヤ部51、52は寸法誤差等を考慮して軸方向に僅かながらガタが生じている。したがって、モータ2A起動時の反動は2つのギヤ部51、52及びモータ2Aで分散されるため一方向の大きな反動が本体に加わることがないため、切断位置のずれを抑制することができる。なお、図12、図13に示す中間ギヤ部を1つ設けた構成に比べても、反動を2つのギヤ部51、52で分散することができるため、切断位置のずれ量をより小さく抑えることができる。
以上、本発明について携帯用切断機である携帯用丸のこを例に説明したがこれに限定されるものではなく、卓上切断機に本発明を応用してもよい。卓上切断機の場合でも切込み深さを大きくとることができると共に、モータ起動時の反動を抑えつつファン風を効率良く利用することが可能である。また、図4のようなギヤ配置にすれば、切粉を除去するためにファン風を効率良く利用できる。図8のようなギヤ配置にすれば切断部の幅寸法を抑えつつ切込み深さを大きくすることができる。
本発明の切断機は、被切断材への切断刃の切込み深さが要求される分野、携帯用丸鋸や卓上切断機において特に有用である。
1 丸のこ
2 ハウジング
2A モータ
2B モータ本体
2C 出力軸
2D モータピニオン
2E 軸流ファン
3 切断
3A 丸鋸刃
3B 切断刃回転軸
3C 切断刃歯車
ソーカバー
22 ハンドル部
22C 電源コード
50 回転力伝達機構
51 第1ギヤ部
51A ファーストギヤ
51B セカンドシャフト
51C セカンドピニオン
52 第2ギヤ部
52A セカンドギヤ
52B サードシャフト
52C サードピニオン
A 仮想線

Claims (7)

  1. モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、
    切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、
    該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と
    該モータが収容され外部にハンドル部が設けられたハウジングと、を備え、
    該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、
    該出力軸と該切断刃回転軸と該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心とは平行な位置関係をなし、
    該丸鋸刃の側面に平行な方向において、該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心は、該出力軸と該切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線よりも該ハンドル部寄りの位置に配置されていることを特徴とする切断機。
  2. 該ハンドル部には該モータに電力を供給するための電源コードが接続されていることを特徴とする請求項1記載の切断機。
  3. モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、
    切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、
    該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、を備え、
    該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、
    該出力軸と該切断刃回転軸と該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心とは平行な位置関係をなし、該出力軸には該出力軸と一体回転可能な軸流ファンが設けられていることを特徴とする切断機。
  4. モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、
    切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、
    該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、を備え、
    該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、
    該出力軸と該切断刃回転軸と該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心とは平行な位置関係をなし、
    該丸鋸刃の側面に平行な方向において、該出力軸と該切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線を境として該第1ギヤ部の回転軸心は一方の側に配置され該第2ギヤ部の回転軸心は他方の側に配置されていることを特徴とする切断機。
  5. モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、
    切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、
    該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、を備え、
    該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、
    該第1ギヤ部の最大径は該第2ギヤ部の最大径よりも大きいことを特徴とする切断機。
  6. モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、
    切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、
    該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、を備え、
    該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、
    該第1ギヤ部は、該モータピニオンに噛合する第1ギヤ部入力歯車と、該第1ギヤ部入力歯車と同軸的に一体回転可能な第1ギヤ部出力歯車とを備え、
    該第2ギヤ部は、該第1ギヤ部出力歯車に噛合する第2ギヤ部入力歯車と、該切断刃歯車に噛合し該第2ギヤ部入力歯車と同軸的に一体回転可能な第2ギヤ部出力歯車とを備え、
    該第1ギヤ部出力歯車は、該第1ギヤ部入力歯車よりも該丸鋸刃側に配置され、
    該第2ギヤ部出力歯車は、該第2ギヤ部入力歯車よりも該モータ側に配置されていることを特徴とする切断機。
  7. モータ本体と該モータ本体から延出する出力軸とを備え該出力軸と一体回転可能なモータピニオンを有するモータと、
    切断刃回転軸を備え該切断刃回転軸と一体回転可能な切断刃歯車を有し該切断刃回転軸と一体回転して被切断材を切断する丸鋸刃を備える切断部と、
    該モータピニオンの回転力を該切断刃回転軸へ伝達する回転力伝達機構と、
    該丸鋸刃の少なくとも一部を覆うソーカバーと、
    該モータを収容するハウジングと、
    該ハウジングに収容され、該モータの回転により回転するファンと、を備え、
    該回転力伝達機構は、該モータピニオンに駆動連結され該モータピニオンの回転により回転する第1ギヤ部と、該第1ギヤ部及び該切断刃歯車に駆動連結され該第1ギヤ部の回転により回転して該第1ギヤ部の回転力を該切断刃歯車へ伝達する第2ギヤ部とを有し、
    該丸鋸刃の側面に平行な方向において、該出力軸と該切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線よりも切断方向後方側には該第1ギヤ部の回転軸心と該第2ギヤ部の回転軸心が配置され、
    該丸鋸刃の側面に平行な方向において、該出力軸と該切断刃回転軸とを結ぶ仮想直線よりも切断方向前方側に該ハウジング内部と該ソーカバー内部とを連通させるファン風開口部が配置されていることを特徴とする切断機。
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