JPH09183101A - 卓上切断機 - Google Patents
卓上切断機Info
- Publication number
- JPH09183101A JPH09183101A JP34404595A JP34404595A JPH09183101A JP H09183101 A JPH09183101 A JP H09183101A JP 34404595 A JP34404595 A JP 34404595A JP 34404595 A JP34404595 A JP 34404595A JP H09183101 A JPH09183101 A JP H09183101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular saw
- arm
- shaft
- saw blade
- cutting machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D45/00—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs
- B23D45/04—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs with a circular saw blade or the stock carried by a pivoted lever
- B23D45/042—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs with a circular saw blade or the stock carried by a pivoted lever with the saw blade carried by a pivoted lever
- B23D45/044—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs with a circular saw blade or the stock carried by a pivoted lever with the saw blade carried by a pivoted lever the saw blade being adjustable according to angle of cut
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D47/00—Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
- B23D47/12—Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of drives for circular saw blades
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sawing (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 組立て加工を容易に行なうことができるとと
もに、製造コストの低減を図る。 【解決手段】 筒部13a内には駆動モータ15が収納
され、この駆動モータ15のモータ軸15aが第二アー
ム13に設けられた軸受16とモータカバー17に設け
られた軸受16とに回転可能に支持されている。このモ
ータ軸15aの軸心は第二アーム13の第一アーム11
に対する回転中心と同心となるように設定されている。
第二アーム13の他端側には丸鋸軸18が回転可能に支
持され、この丸鋸軸18の一端には丸鋸刃19がクラン
プ部材20によって交換可能に固定されている。モータ
軸15aにはプーリ21が固着されるとともに、丸鋸軸
18にもまたプーリ22が固着されている。プーリ21
とプーリ22との間にはベルト23が張設されており、
駆動モータ15の回転力が丸鋸軸18に伝達されるよう
に構成されている。
もに、製造コストの低減を図る。 【解決手段】 筒部13a内には駆動モータ15が収納
され、この駆動モータ15のモータ軸15aが第二アー
ム13に設けられた軸受16とモータカバー17に設け
られた軸受16とに回転可能に支持されている。このモ
ータ軸15aの軸心は第二アーム13の第一アーム11
に対する回転中心と同心となるように設定されている。
第二アーム13の他端側には丸鋸軸18が回転可能に支
持され、この丸鋸軸18の一端には丸鋸刃19がクラン
プ部材20によって交換可能に固定されている。モータ
軸15aにはプーリ21が固着されるとともに、丸鋸軸
18にもまたプーリ22が固着されている。プーリ21
とプーリ22との間にはベルト23が張設されており、
駆動モータ15の回転力が丸鋸軸18に伝達されるよう
に構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は卓上切断機に係り、
特に回転駆動装置の配設位置を変更した卓上切断機に関
する。
特に回転駆動装置の配設位置を変更した卓上切断機に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、被加工材の切断を行なう工具と
しては、卓上切断機が広く知られており、このような卓
上切断機にあっては、以下のような構成を具備してい
る。
しては、卓上切断機が広く知られており、このような卓
上切断機にあっては、以下のような構成を具備してい
る。
【0003】すなわち、ベースに設けられたホルダにホ
ルダシャフトを介して丸鋸部が揺動可能に設けられてい
る。そして、この丸鋸部には、丸鋸刃が丸鋸軸によって
回転可能に支持されており、この丸鋸軸にはプーリが固
定されている。また、丸鋸部はモータを有し、このモー
タのモータ軸にもプーリが固定されている。このモータ
軸のプーリと丸鋸軸プーリとの間には、伝達ベルトが張
設されモータ軸の回転が丸鋸軸に伝達されるように構成
されている。
ルダシャフトを介して丸鋸部が揺動可能に設けられてい
る。そして、この丸鋸部には、丸鋸刃が丸鋸軸によって
回転可能に支持されており、この丸鋸軸にはプーリが固
定されている。また、丸鋸部はモータを有し、このモー
タのモータ軸にもプーリが固定されている。このモータ
軸のプーリと丸鋸軸プーリとの間には、伝達ベルトが張
設されモータ軸の回転が丸鋸軸に伝達されるように構成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成であっては、ホルダシャフト、丸鋸軸、モータ軸
という3本の軸が存在し、部品加工時および組立時にこ
れら3本の軸の位置関係の精度を出すのが困難であると
いった問題点がある。また、丸鋸軸近傍にあるモータ軸
とホルダシャフトとが離れていると、重量物である丸
鋸、モータ類を有する丸鋸部を精度良く、かつ安定に支
持するためには、支持部のホルダシャフト近傍および丸
鋸部の支持部近傍の強度を向上させる必要があり、結果
的には構成部品の寸法および肉厚の増大や機械寸法の拡
大の要因となり、ひいては製造コストの高騰を招来して
いるといった問題点がある。
な構成であっては、ホルダシャフト、丸鋸軸、モータ軸
という3本の軸が存在し、部品加工時および組立時にこ
れら3本の軸の位置関係の精度を出すのが困難であると
いった問題点がある。また、丸鋸軸近傍にあるモータ軸
とホルダシャフトとが離れていると、重量物である丸
鋸、モータ類を有する丸鋸部を精度良く、かつ安定に支
持するためには、支持部のホルダシャフト近傍および丸
鋸部の支持部近傍の強度を向上させる必要があり、結果
的には構成部品の寸法および肉厚の増大や機械寸法の拡
大の要因となり、ひいては製造コストの高騰を招来して
いるといった問題点がある。
【0005】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、組立て加工を容易に行なうことができ
るとともに、製造コストの低減を図ることができる卓上
切断機を提供することを目的とする。
れたものであり、組立て加工を容易に行なうことができ
るとともに、製造コストの低減を図ることができる卓上
切断機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台部(1,
2,5)またはこの基台部(1,2,5)に設けられた
アーム部材(11)に揺動可能に丸鋸刃保持部材(1
3,29)が設けられ、この丸鋸刃保持部材(13,2
9)に丸鋸刃(19)が回転可能に設けられ、上記丸鋸
刃保持部材(13,29)と、上記基台部(1,2,
5)または上記アーム部材(11)との接続部には、回
転駆動装置(15)を収納保持する収納部(13a)が
設けられ、この回転駆動装置(15)と上記丸鋸刃(1
9)とは回転力伝達部材(23)により連結されている
ことを特徴とする。
2,5)またはこの基台部(1,2,5)に設けられた
アーム部材(11)に揺動可能に丸鋸刃保持部材(1
3,29)が設けられ、この丸鋸刃保持部材(13,2
9)に丸鋸刃(19)が回転可能に設けられ、上記丸鋸
刃保持部材(13,29)と、上記基台部(1,2,
5)または上記アーム部材(11)との接続部には、回
転駆動装置(15)を収納保持する収納部(13a)が
設けられ、この回転駆動装置(15)と上記丸鋸刃(1
9)とは回転力伝達部材(23)により連結されている
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、回転駆動装置(15)の
回転軸心(15a)は、丸鋸刃保持部材(13,29)
の揺動中心と同心状に設定されていることを特徴とす
る。
回転軸心(15a)は、丸鋸刃保持部材(13,29)
の揺動中心と同心状に設定されていることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添附図面を参照して本発明
の一実施例について説明する。図1は本発明における卓
上切断機の側面図である。図中符号1はベースであり、
このベース1にはターンテーブル2が回転可能に設けら
れている。このターンテーブル2の回転位置決めは、ハ
ンドル3によって行なわれる。また、ターンテーブル2
の後端(図1中左端)側面には、植込みボルト4の一端
が螺合されている。さらに、この植込みボルト4には、
図2に示すように、ブラケット5およびロックプレート
6が外装され、ナット7、7によって、抜止め、位置決
めされている。ここで、ターンテーブル2には植込みボ
ルト4を中心とする円周面2aが形成されており、ブラ
ケット5にはこの円周面2aに対応する摺動面5aが形
成されている。このとき、円周面2aがブラケット5を
支持することとなり、植込みボルト4がブラケット5に
ダメージを与えることがない。また、ブラケット5とロ
ックプレート6との間には、ロックハンドル8の先端部
が回転可能に配設されている。このロックハンドル8の
外周面はカム面として作用しうるように、非円形形状を
呈しており、ロックハンドル8の回転位置に応じて、ブ
ラケット5がターンテーブル2側(図2中右側)に押圧
され、ブラケット5とターンテーブル2とが一体に固定
されるように構成されている。また、図3に示すよう
に、ロックハンドル8の先端部にはスプリングピン9が
装着されており、このスプリングピン9によって、ロッ
クハンドル8の抜落ち、および回り止めがなされる。
の一実施例について説明する。図1は本発明における卓
上切断機の側面図である。図中符号1はベースであり、
このベース1にはターンテーブル2が回転可能に設けら
れている。このターンテーブル2の回転位置決めは、ハ
ンドル3によって行なわれる。また、ターンテーブル2
の後端(図1中左端)側面には、植込みボルト4の一端
が螺合されている。さらに、この植込みボルト4には、
図2に示すように、ブラケット5およびロックプレート
6が外装され、ナット7、7によって、抜止め、位置決
めされている。ここで、ターンテーブル2には植込みボ
ルト4を中心とする円周面2aが形成されており、ブラ
ケット5にはこの円周面2aに対応する摺動面5aが形
成されている。このとき、円周面2aがブラケット5を
支持することとなり、植込みボルト4がブラケット5に
ダメージを与えることがない。また、ブラケット5とロ
ックプレート6との間には、ロックハンドル8の先端部
が回転可能に配設されている。このロックハンドル8の
外周面はカム面として作用しうるように、非円形形状を
呈しており、ロックハンドル8の回転位置に応じて、ブ
ラケット5がターンテーブル2側(図2中右側)に押圧
され、ブラケット5とターンテーブル2とが一体に固定
されるように構成されている。また、図3に示すよう
に、ロックハンドル8の先端部にはスプリングピン9が
装着されており、このスプリングピン9によって、ロッ
クハンドル8の抜落ち、および回り止めがなされる。
【0009】また、図1において、ブラケット5にはピ
ボットピン10を介して第一アーム11が回動可能に設
けられており、上記ピボットピン10の外周にはコイル
ばね12が巻装されている。このコイルばね12は上記
第一アーム11を図1中ピボットピン10を中心として
反時計方向に付勢している。さらに、第一アーム11の
先端側には第二アーム13が回動可能に設けられてい
る。図4はこの第一アーム11と第二アーム13との接
続構造を示した断面図である。すなわち、第一アーム1
1の先端側には挿通孔11aが形成され、この挿通孔1
1a内に第二アーム13に形成された筒部13aが挿入
されている。そして、筒部13aの外周にはコイルばね
14が巻装され、第二アーム13を図1中反時計方向に
付勢している。また、図4において、筒部13a内には
駆動モータ15が収納され、この駆動モータ15のモー
タ軸15aが第二アーム13に設けられた軸受16とモ
ータカバー17に設けられた軸受16とに回転可能に支
持されている。ここで、このモータ軸15aの軸心は第
二アーム13の第一アーム11に対する回転中心と同心
となるように設定されている。
ボットピン10を介して第一アーム11が回動可能に設
けられており、上記ピボットピン10の外周にはコイル
ばね12が巻装されている。このコイルばね12は上記
第一アーム11を図1中ピボットピン10を中心として
反時計方向に付勢している。さらに、第一アーム11の
先端側には第二アーム13が回動可能に設けられてい
る。図4はこの第一アーム11と第二アーム13との接
続構造を示した断面図である。すなわち、第一アーム1
1の先端側には挿通孔11aが形成され、この挿通孔1
1a内に第二アーム13に形成された筒部13aが挿入
されている。そして、筒部13aの外周にはコイルばね
14が巻装され、第二アーム13を図1中反時計方向に
付勢している。また、図4において、筒部13a内には
駆動モータ15が収納され、この駆動モータ15のモー
タ軸15aが第二アーム13に設けられた軸受16とモ
ータカバー17に設けられた軸受16とに回転可能に支
持されている。ここで、このモータ軸15aの軸心は第
二アーム13の第一アーム11に対する回転中心と同心
となるように設定されている。
【0010】一方、第二アーム13の他端側には丸鋸軸
18が回転可能に支持されており、この丸鋸軸18の一
端には丸鋸刃19がクランプ部材20によって交換可能
に固定されている。また、モータ軸15aにはプーリ2
1が固着されるとともに、丸鋸軸18にもまたプーリ2
2が固着されている。そして、プーリ21とプーリ22
との間にはベルト23が張設されており、駆動モータ1
5の回転力が丸鋸軸18に伝達されるように構成されて
いる。このように、本願は第二アーム13の第一アーム
11に対する回転中心とモータ軸15aの軸心とを同心
状に設定したことにより、組立て加工時の軸心の平行度
合わせをモータ軸15aと丸鋸軸18とだけにおいて、
注意すれば良く、加工作業を容易にすることができる。
18が回転可能に支持されており、この丸鋸軸18の一
端には丸鋸刃19がクランプ部材20によって交換可能
に固定されている。また、モータ軸15aにはプーリ2
1が固着されるとともに、丸鋸軸18にもまたプーリ2
2が固着されている。そして、プーリ21とプーリ22
との間にはベルト23が張設されており、駆動モータ1
5の回転力が丸鋸軸18に伝達されるように構成されて
いる。このように、本願は第二アーム13の第一アーム
11に対する回転中心とモータ軸15aの軸心とを同心
状に設定したことにより、組立て加工時の軸心の平行度
合わせをモータ軸15aと丸鋸軸18とだけにおいて、
注意すれば良く、加工作業を容易にすることができる。
【0011】図5は本発明における卓上切断機の側面図
である。ピボットピン10にはストッパリンク24が回
動可能に設けられており、このストッパリンク24の先
端にはピン25を介してリンク26の一端が回動可能に
設けられている。このリンク26の他端は第二アーム1
3にピン(図示せず)を介して回動可能に設けられてい
る。また、第二アーム13にはビス27,27によって
ベルトカバー28が固定されている。さらに、第二アー
ム13の先端側には丸鋸カバー29が回動可能に設けら
れている。この丸鋸カバー29にはピン30が設けら
れ、このピン30に第一ロアガード31、第二ロアガー
ド32が回転可能に設けられており、丸鋸カバー29か
ら露出する丸鋸刃19を覆うことができるように構成さ
れている。さらに、ピン30と第一アーム11との間に
はリンク33が架設されている。一方、ブラケット5に
はナット34とボルト35とが設けられており、このボ
ルト35はストッパリンク24の先端部が当接する位置
に設定されており、ストッパリンク24がボルト35に
当たることによって、ストッパリンク24が当接した位
置以上には回動しないように構成されている。
である。ピボットピン10にはストッパリンク24が回
動可能に設けられており、このストッパリンク24の先
端にはピン25を介してリンク26の一端が回動可能に
設けられている。このリンク26の他端は第二アーム1
3にピン(図示せず)を介して回動可能に設けられてい
る。また、第二アーム13にはビス27,27によって
ベルトカバー28が固定されている。さらに、第二アー
ム13の先端側には丸鋸カバー29が回動可能に設けら
れている。この丸鋸カバー29にはピン30が設けら
れ、このピン30に第一ロアガード31、第二ロアガー
ド32が回転可能に設けられており、丸鋸カバー29か
ら露出する丸鋸刃19を覆うことができるように構成さ
れている。さらに、ピン30と第一アーム11との間に
はリンク33が架設されている。一方、ブラケット5に
はナット34とボルト35とが設けられており、このボ
ルト35はストッパリンク24の先端部が当接する位置
に設定されており、ストッパリンク24がボルト35に
当たることによって、ストッパリンク24が当接した位
置以上には回動しないように構成されている。
【0012】また、丸鋸カバー29にはハンドル36が
設けられ、このハンドル36にはトリガ37が配設され
ている。このトリガ37によって、駆動モータ15の回
転駆動がON−OFFされるように構成されている。さ
らに、丸鋸カバー29にはレバー38が設けられてお
り、このレバー38によって、第二ロアガード32の回
動が規制されている。すなわち、切断作業を行なう場合
に、このレバー38を動作させ、第二ロアガード32が
回転可能な状態としておいて、切断作業が開始されるよ
うに構成されている。これにより、不用意に第二ロアガ
ード32が開いてしまうといった危険を防止することが
できるものである。
設けられ、このハンドル36にはトリガ37が配設され
ている。このトリガ37によって、駆動モータ15の回
転駆動がON−OFFされるように構成されている。さ
らに、丸鋸カバー29にはレバー38が設けられてお
り、このレバー38によって、第二ロアガード32の回
動が規制されている。すなわち、切断作業を行なう場合
に、このレバー38を動作させ、第二ロアガード32が
回転可能な状態としておいて、切断作業が開始されるよ
うに構成されている。これにより、不用意に第二ロアガ
ード32が開いてしまうといった危険を防止することが
できるものである。
【0013】このように構成された卓上切断機の作用を
以下に説明する。図5において、被加工材39をターン
テーブル2上に載置する。そして、作業者はハンドル3
6を把持してトリガ37をONとし、駆動モータ15
(図4)を作動させる。図4において、駆動モータ15
が作動することにより、モータ軸15aを介してプーリ
21が回転する。さらに、ベルト23、プーリ22を介
して丸鋸軸18が回転し、丸鋸刃19が回転する。この
状態で、ピボットピン10を中心として、第一アーム1
1を反時計方向に回動させ、第二ロアガード32を被加
工材39に当接させる(図6)。さらに、第一アーム1
1を反時計方向に回動させることにより、第二ロアガー
ド32がピン30を中心として、図中時計方向に回動さ
せ、丸鋸刃19により被加工材39の一部の切断加工を
行なう(図7)。このとき、ストッパリンク24がボル
ト35に当接し、これ以上第一アーム11が回動するの
を防止している。そして、作業者はハンドル36部を図
中下方に押圧した状態で、丸鋸刃19を図中右方に移動
させながら、被加工材39の切断作業を行なう(図
8)。このとき、第一ロアガード31もまた、被加工材
39によって、ピン30を中心として時計方向に回動
し、丸鋸刃19が露出するように構成されている。そし
て、切断作業が終了すると(図9)、第一アーム11を
時計方向に回動させ、丸鋸刃19を被加工材39から離
間させる(図10)。その後、初期の状態(図5)と
し、一連の作業が終了する。
以下に説明する。図5において、被加工材39をターン
テーブル2上に載置する。そして、作業者はハンドル3
6を把持してトリガ37をONとし、駆動モータ15
(図4)を作動させる。図4において、駆動モータ15
が作動することにより、モータ軸15aを介してプーリ
21が回転する。さらに、ベルト23、プーリ22を介
して丸鋸軸18が回転し、丸鋸刃19が回転する。この
状態で、ピボットピン10を中心として、第一アーム1
1を反時計方向に回動させ、第二ロアガード32を被加
工材39に当接させる(図6)。さらに、第一アーム1
1を反時計方向に回動させることにより、第二ロアガー
ド32がピン30を中心として、図中時計方向に回動さ
せ、丸鋸刃19により被加工材39の一部の切断加工を
行なう(図7)。このとき、ストッパリンク24がボル
ト35に当接し、これ以上第一アーム11が回動するの
を防止している。そして、作業者はハンドル36部を図
中下方に押圧した状態で、丸鋸刃19を図中右方に移動
させながら、被加工材39の切断作業を行なう(図
8)。このとき、第一ロアガード31もまた、被加工材
39によって、ピン30を中心として時計方向に回動
し、丸鋸刃19が露出するように構成されている。そし
て、切断作業が終了すると(図9)、第一アーム11を
時計方向に回動させ、丸鋸刃19を被加工材39から離
間させる(図10)。その後、初期の状態(図5)と
し、一連の作業が終了する。
【0014】なお、上述実施例にあっては、第一アーム
11を備えたものについて説明したが、第一アーム11
は必ずしも必要ではなく、第二アーム13を直接ブラケ
ット5に設けるような構造であっても良い。また、本明
細書中基台部は、ベース1と、ターンテーブル2と、ブ
ラケット5とを含むものであるが、ターンテーブル2、
ブラケット5は必須の構成要件ではなく、ベース1に第
一アーム11または第二アーム13が設けられた構造で
あっても良く、さらにはターンテーブル2に第一アーム
11または第二アーム13が設けられた構造であっても
良い。さらに、丸鋸刃保持部材は、第二アーム13と丸
鋸カバー29とを含むものであるが、第二アーム13は
必須の構成要件ではなく、第二アーム13を設けずに、
第一アーム11若しくは基台部に直接丸鋸カバー29を
設けるようにしても良い。また、上述実施例にあって
は、駆動モータ15を収納する筒部13aは第二アーム
13に形成した場合について説明したが、必ずしも第二
アーム13に形成する必要はなく、第一アーム11に形
成するようにしても良く、さらには、第一アーム11を
有しないタイプの卓上切断機にあっては、第二アーム1
3または基台部側のどちらかに設けるようにしても良
い。
11を備えたものについて説明したが、第一アーム11
は必ずしも必要ではなく、第二アーム13を直接ブラケ
ット5に設けるような構造であっても良い。また、本明
細書中基台部は、ベース1と、ターンテーブル2と、ブ
ラケット5とを含むものであるが、ターンテーブル2、
ブラケット5は必須の構成要件ではなく、ベース1に第
一アーム11または第二アーム13が設けられた構造で
あっても良く、さらにはターンテーブル2に第一アーム
11または第二アーム13が設けられた構造であっても
良い。さらに、丸鋸刃保持部材は、第二アーム13と丸
鋸カバー29とを含むものであるが、第二アーム13は
必須の構成要件ではなく、第二アーム13を設けずに、
第一アーム11若しくは基台部に直接丸鋸カバー29を
設けるようにしても良い。また、上述実施例にあって
は、駆動モータ15を収納する筒部13aは第二アーム
13に形成した場合について説明したが、必ずしも第二
アーム13に形成する必要はなく、第一アーム11に形
成するようにしても良く、さらには、第一アーム11を
有しないタイプの卓上切断機にあっては、第二アーム1
3または基台部側のどちらかに設けるようにしても良
い。
【0015】また、上述実施例は駆動モータ15のモー
タ軸15aの軸心と第二アーム13の第一アーム11に
対する回転中心とを同心となるように設定したが、必ず
しも厳密に同心状に設定する必要はなく、若干ずれた状
態で設定するようにしても良い。
タ軸15aの軸心と第二アーム13の第一アーム11に
対する回転中心とを同心となるように設定したが、必ず
しも厳密に同心状に設定する必要はなく、若干ずれた状
態で設定するようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は、請求項1のように、丸鋸刃保
持部材と、基台部またはアーム部材との接続部に回転駆
動装置を設けたので、丸鋸刃保持部材が回転駆動装置の
重量によって受けるモーメントをより小さくすることが
でき、丸鋸刃保持アームに要求される強度がその分小さ
くてすみ、ひいては製造コストの低減を図ることができ
る。
持部材と、基台部またはアーム部材との接続部に回転駆
動装置を設けたので、丸鋸刃保持部材が回転駆動装置の
重量によって受けるモーメントをより小さくすることが
でき、丸鋸刃保持アームに要求される強度がその分小さ
くてすみ、ひいては製造コストの低減を図ることができ
る。
【0017】また、請求項2のように、丸鋸刃保持部材
の揺動中心と回転駆動装置の回転軸心とを同心状に設定
したので、回転駆動装置、丸鋸刃保持部材、丸鋸刃等を
安定した状態で保持することができ、構成部品の寸法、
肉厚の増大、機械寸法の拡大等を防止することができ
る。さらに、卓上切断機の加工の際に、丸鋸軸とモータ
軸との位置関係にのみ注意すれば良く、容易に加工をす
ることができる等の効果を奏する。
の揺動中心と回転駆動装置の回転軸心とを同心状に設定
したので、回転駆動装置、丸鋸刃保持部材、丸鋸刃等を
安定した状態で保持することができ、構成部品の寸法、
肉厚の増大、機械寸法の拡大等を防止することができ
る。さらに、卓上切断機の加工の際に、丸鋸軸とモータ
軸との位置関係にのみ注意すれば良く、容易に加工をす
ることができる等の効果を奏する。
【図1】本発明における卓上切断機の側面図である。
【図2】本発明における卓上切断機の要部拡大側面断面
図である。
図である。
【図3】本発明における卓上切断機の要部拡大背面図で
ある。
ある。
【図4】本発明における卓上切断機の要部断面図であ
る。
る。
【図5】本発明における卓上切断機の側面図である。
【図6】本発明における卓上切断機の作用状態を示す側
面図である。
面図である。
【図7】本発明における卓上切断機の作用状態を示す側
面図である。
面図である。
【図8】本発明における卓上切断機の作用状態を示す側
面図である。
面図である。
【図9】本発明における卓上切断機の作用状態を示す側
面図である。
面図である。
【図10】本発明における卓上切断機の作用状態を示す
側面図である。
側面図である。
1…ベース(基台部) 2…ターンテーブル(基台部) 5…ブラケット(基台部) 11…第一アーム(アーム部材) 13…第二アーム(丸鋸刃保持部材) 13a…筒部(収納部) 15…駆動モータ(回転駆動装置) 15a…モータ軸(回転軸心) 19…丸鋸刃 23…ベルト(回転力伝達部材) 29…丸鋸カバー(丸鋸刃保持部材)
Claims (2)
- 【請求項1】 基台部またはこの基台部に設けられたア
ーム部材に揺動可能に丸鋸刃保持部材が設けられ、この
丸鋸刃保持部材に丸鋸刃が回転可能に設けられ、上記丸
鋸刃保持部材と、上記基台部または上記アーム部材との
接続部には、回転駆動装置を収納保持する収納部が設け
られ、この回転駆動装置と上記丸鋸刃とは回転力伝達部
材により連結されていることを特徴とする卓上切断機。 - 【請求項2】 回転駆動装置の回転軸心は、丸鋸刃保持
部材の揺動中心と同心状に設定されていることを特徴と
する請求項1記載の卓上切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34404595A JPH09183101A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 卓上切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34404595A JPH09183101A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 卓上切断機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09183101A true JPH09183101A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18366239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34404595A Pending JPH09183101A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 卓上切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09183101A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2100684A3 (en) * | 2008-03-11 | 2012-08-22 | Hitachi Koki CO., LTD. | Bench cutter |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP34404595A patent/JPH09183101A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2100684A3 (en) * | 2008-03-11 | 2012-08-22 | Hitachi Koki CO., LTD. | Bench cutter |
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