JP2003145343A - 丸刃研磨機 - Google Patents

丸刃研磨機

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JP2003145343A
JP2003145343A JP2001354053A JP2001354053A JP2003145343A JP 2003145343 A JP2003145343 A JP 2003145343A JP 2001354053 A JP2001354053 A JP 2001354053A JP 2001354053 A JP2001354053 A JP 2001354053A JP 2003145343 A JP2003145343 A JP 2003145343A
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JP
Japan
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grinder
blade holder
base
blade
round
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Application number
JP2001354053A
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English (en)
Inventor
Takanobu Nishigaki
孝信 西垣
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Nishigaki Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nishigaki Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 動力式の刈り払い機に使用する丸刃の研磨
に際し、基台に取り付けた操作レバーの揺動操作だけ
で、丸刃に対する背部と刃部との研磨を同時に行ない得
るようにすることを目的とする。 【解決手段】 基台2に、丸刃保持体3、グラインダー
4、並びに操作レバー5を配置させるとともに、操作レ
バー5の回動軸6に、軸心より偏った位置に係合部を形
成し、回動軸6の回動による係合部の移動によって、刃
保持体3を間欠的に回動させると同時に、グラインダー
4を刃保持体3側に送り込み、あるいは、グラインダー
4側に刃保持体3を引き寄せるように形成したことを特
徴とする丸刃研磨機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、使用によって切
れ味が低下し、また、変形磨耗した刈り払い機用の刃研
磨機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動力式の刈り払い機に使用される回転刃
は、金属製の円板の周囲に複数の波形部を形成すること
によって段落ち部を形成し、その段落ち部に刃付け加工
を施した構成となっているのであるが、丸刃が磨耗して
変形したり、切れ味が落ちた場合には、グラインダーで
の研磨が必要となるのである。このような丸刃の研磨を
手作業で行なった場合、背の波形部の正確な仕上げが難
しく、正確に仕上がっていない場合は、丸刃の回転バラ
ンスが悪くなることから、専用の研磨機が使用れさる場
合が多く、このような研磨機としては、例えば、特開平
5−192814号、同5−192815号、特開昭6
3−127813号公報に記載れさているようなものが
従来技術として存在しているのである。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかし、従来の研磨機は、丸刃の背部を研
磨する機構として、グラインダーに向けて丸刃を偏心回
転させるという方式を採っており、丸刃を間欠的に回転
させるための複雑な制御機構をハンドルに組み込み、し
かも、グラインダーに向けて偏心回転させるための複雑
なストッパー装置が必要となり、研磨機全体の機構が複
雑となって高価なものとなり、また、その複雑な機構が
故障の原因となるという問題点があるのである。
【0004】この発明は、従来の構成の研磨機にみられ
たこのような問題点を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、動力式の刈
り払い機に使用する丸刃の研磨機に関するものであっ
て、基台に、刃保持体、グラインダー、操作レバーを配
置させるとともに、操作レバーの回動軸に、軸心より偏
った位置に係合部を形成し、回動軸の回動による係合部
の移動によって、刃保持体を間欠的に回動させると同時
に、グラインダーを刃保持体側に送り込み、あるいは、
グラインダー側に刃保持体引き寄せるように構成するこ
とにより、レバーの前方側への移動操作によるグライン
ダーの研磨開始位置への配置と、手前側への移動操作に
よる背部と刃部との同時研磨を正確に行なえるようにし
ようとするものである。
【0006】
【実施例】図面にもとづいてこの発明の実施例を説明す
ると、研磨機本体1は、図1ないし図6に示すとおり、
基台2に、刃保持体3、グラインダー4、並びに操作レ
バー5を配置させるとともに、操作レバー5の回動軸6
に形成した係合部11・12を、それぞれグラインダー
4のベース7と刃保持体3の間欠回転案内具8とに連結
させ、回動軸6の回動操作により、刃保持体3を間欠的
に回動させると同時に、グラインダー4を刃保持体3側
に送り込むように形成した構成となっているのである。
【0007】すなわち、基台2は、グラインダー4を取
り付けるためのベース7を摺動自在の状態で保持するた
めのガイド棒15・16の両端部を固定するための支持
板13・14が取り付けられており、また、上面部に
は、ベース7におけるグラインダー支持体19を突出さ
せ得るとともに、前後方向に移動させ得る長孔20と、
刃保持体3を回転可能な状態にして保持するための支柱
17が形成されており、また、側面部には、操作レバー
5の回動軸6を挿通させ得る孔と、操作レバー5の揺動
範囲を規制するためのストッパー突起18・19が形成
された構成となっているのである。
【0008】刃保持体3は、基台2の上面部に立設形成
された支柱17により回転可能な状態として取り付けら
れており、上面部の載架台24上に丸刃21を載せ、そ
の上に当て板22を当てた後、固定ネジ23をネジ孔2
5に螺合させて締め付けることによって丸刃21を固定
させ得る構成となっており、また、回転支持軸50の下
端部には、ナット51により間欠回転案内具8が取り付
けられており、該間欠回転案内具8の駆動により、刃保
持体3を回動させ得る構成となっているのである。
【0009】間欠回転案内具8は、円形板の外周部に、
丸刃21に形成された刃数(実施例では8枚刃)と同数
の欠け止め凹部26・・を形成した構成となっており、
その外周部にバー27を配置させ、バー27に形成した
係合ピン28を凹部26に係合させた後、バー27を引
っ張ることにより、刃保持体3を間欠的に回動させ得る
構成となっているのである。
【0010】また、バー27の後端部には、孔を有する
「L」字状の屈曲部52が形成されており、その孔にボ
ルト29の先端部を差し入れて二つのナット30・30
を螺合させ緩み止め措置を施すことにより、ボルト29
が回転自在の状態として取り付けられており、また、ボ
ルト29の後方部は、揺動腕49の係合部11に形成さ
れたネジ孔31に螺合させることにより連結されている
のである。従って、操作レバー5の手前側への操作によ
って回動軸6を回動させた場合、間欠回転案内具8がワ
ンピッチ回転するとともに、刃保持体3もワンピッチ回
転することになり、操作レバー5を前方側に送った場
合、間欠回転案内具8は停止したままの状態で、バー2
7だけが前方側に移動し、バー27の係合ピン28は、
間欠回転案内具8における次の凹部26に係合すること
になり、また、ボルト29の端部に取り付けられた操作
具10を回動させた場合、回動軸6に取り付けられた揺
動腕49との係合位置が変化し、それにより、刃保持体
3の間欠回転停止位置を調整することができる構成とな
っているのである。なお、バー27は、引っ張りバネ5
3により、間欠回転案内具8の外周部側に引き寄せられ
た状態となっているのである。
【0011】グラインダー4は、円盤砥石32を電動モ
ーターにより回転させる構成となっており、支持体19
に取り付けられた保持具33に胴部を差し入れた後、基
台2の上面に対して円盤砥石32がやや斜め状になるよ
うに配置して摘み34を締め込むことによって基台2上
に取り付けられ、これにより、ベース7の移動にともな
って、基台2上を前後方向に移動する構成となっている
のである。
【0012】グラインダー4を保持するベース7は、前
後の壁部35・36に形成した孔にガイド棒15・16
を差し入れ、ガイド棒15・16の両端部を基台2に固
定することにより、摺動自在の状態として取り付けられ
るとともに、その壁部35には、ボルト39を差し入れ
得る孔が形成さており、ボルト39を差し入れた状態と
した後、内面側と外面側に、各々2個のナット41・4
1を螺合配置させて緩み止め措置を施すことにより、後
端部に操作具9を有するボルト39を回転自在の状態に
して取り付けた構成となっているのである。
【0013】また、ベース7の下部には、ガイド棒15
・16を差し入れ得る孔38・・を形成した駆動板37
が配置れれており、孔38・・内にガイド棒15・16
を差し入れた状態で取り付けることにより、ベース7と
駆動板37が同時に摺動移動するように取り付けられて
おり、ベース7と駆動板37とは、ベース7に取り付け
たボルト39の先端部を、駆動板37の前面壁部に形成
したネジ孔40に螺合させることによって連結された構
成となっているのである。
【0014】また、駆動板37は、その下面部に支持板
42を配置させ、支持板42に形成した孔43にビス4
4を差し入れた後、ビス44の先端部を駆動板37に形
成したネジ孔45に螺合させることによって取り付けた
構成となっており、該支持板42と、回動軸6に取り付
けられた揺動腕46の係合部12との間にバー47を配
置させ、ボルト54・55で係止することにより、揺動
腕46と駆動板37とを連結した構成となっており、操
作レバー5の揺動操作により、駆動板37が摺動移動す
るとともに、駆動板37の移動にともなってベース7も
摺動移動し、また、操作具9を操作してボルト39を回
転させることにより、ベース7の前後位置の調整を行な
い得る構成となっているのである。
【0015】上記は、刃保持体3を回転させ、また、グ
ラインダー4を送り込むための係合部11・12を、回
動軸6に揺動腕46・49を取り付けることによって形
成した場合の実施例であるが、別実施例としては、回動
軸6にクランクを形成し、あるいは、ラックアンドピニ
オン機構を組み込むことにより、刃保持体3を回転さ
せ、また、グラインダー4を送り込むための係合部を形
成した構成とすることも可能である。
【0016】また、上記は、揺動腕46・49を反対方
向向き配置し、刃保持体3の回動と同時に、グラインダ
ー4を刃保持体3側に送り込むように形成した場合の実
施例であるが、別実施例としては、グラインダー4を基
台2上に固定するとともに、刃保持体3を、ガイド棒に
よって保持された摺動ベース上に取り付け、操作レバー
の揺動操作により、二つの係合部が手前側に移動するよ
うにし、刃保持体を回動させながら、グラインダー4側
に引き寄せ移動させる構成とすることも可能である。
【0017】
【発明の効果】この発明に係る丸刃研磨機は、上記のよ
うな構成であって、次のような効果を奏するものであ
る。
【0018】すなわち、操作レバー5の揺動操作だけ
で、丸刃21の背部の研磨と、刃部の研磨を同時に行な
得るとともに、研磨機にけおる作動制御を、回動軸6に
取り付けた揺動腕や、クランク機構によって行なう構成
となっている結果、機構がシンプルになり、長期の使用
によっても故障を生じさせることなく、また、研磨機自
体の製造コストの低減を図り得るという利点があるので
ある。
【0019】また、操作具9・10の回転操作により、
グラインダー4の前後位置と、刃保持体3の間欠回転開
始位置の調整が可能となっている結果、外周径が小さく
なった丸刃や変形磨耗した丸刃に対しても、操作具9・
10の操作だけで対応させ得るという利点があるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】研磨機の全体を示す斜視図である。
【図2】研磨機に丸刃を装着した状態を示す斜視図であ
る。
【図3】研磨機の構成を示す斜視図である。
【図4】駆動板の構成、並びに作動状態を示す斜視図で
ある。
【図5】ベースと駆動板との係合状態を示す断面図であ
る。
【図6】研磨機の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 研磨機本体 2 基台 3 刃保持体 4 グラインダー 5 操作レバー 6 回動軸 7 ベース 8 間欠回転操作具 9 操作具 10 操作具 11 係合部 12 係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台2に、刃保持体3、グラインダー
    4、並びに回動軸6を有する操作レバー5を配置させる
    とともに、回動軸6の軸心より偏った位置に係合部11
    ・12を形成し、回動軸6の回動による係合部11・1
    2の移動によって、刃保持体3を間欠的に回動させると
    同時に、グラインダー4を刃保持体3側に送り込み、あ
    るいは、グラインダー4側に刃保持体3を引き寄せるよ
    うに構成したことを特徴とする丸刃研磨機。
  2. 【請求項2】 基台2に、刃保持体3、グラインダー
    4、並びに回動軸6を有する操作レバー5を配置させる
    とともに、回動軸6の軸心より偏った位置に係合部11
    ・12を形成し、回動軸6の回動による係合部11・1
    2の移動によって、刃保持体3を間欠的に回動させると
    同時に、グラインダー4を刃保持体3側に送り込み、あ
    るいは、グラインダー4側に刃保持体3を引き寄せるよ
    うに構成した丸刃研磨機にあって、操作具10により、
    間欠回転する刃保持体3の回転停止位置を調整し得るよ
    うに構成したことを特徴とする丸刃研磨機。
JP2001354053A 2001-11-20 2001-11-20 丸刃研磨機 Pending JP2003145343A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103658860A (zh) * 2013-06-08 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 一种锯片研磨部件
CN103658861A (zh) * 2013-06-08 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 电子产品加工中的锯齿研磨的设备
CN110883615A (zh) * 2019-11-27 2020-03-17 浙江骏业工具有限公司 四轴磨齿机

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CN103658860A (zh) * 2013-06-08 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 一种锯片研磨部件
CN103658861A (zh) * 2013-06-08 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 电子产品加工中的锯齿研磨的设备
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