JP2009232037A - フィルタ装置用の枠体と、これを用いたフィルタ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】底部11cと、この底部11cの4つの終端部から立設されるとともに、互いにほぼ直交して配置された4面の側板11dとを有した枠体11aにおいて、枠体11aは鋼板がプレス加工によって整形されるとともに、前記鋼板には両面にメッキ面が形成されたメッキ鋼板を用い、隣り合う側板11d同士は側板11dの内側のメッキ面同士がはんだ14によってロウ付けされたものである。このようにすることにより、後でのメッキ処理が不要となる。したがって、非常に生産性が良好であり、低価格なフィルタ装置を実現できる。
【選択図】図1
Description
以下、実施の形態1について図面を用いて、説明する。図1は実施の形態1におけるフィルタ装置の断面図であり、図2は枠体の展開図であり、図1、図2において枠体11aは、両面に予め銅メッキ面が形成されたメッキ鋼板をプレス加工により所定の形状に切断・折り曲げて加工したものである。本実施の形態におけるフィルタ筐体11は、枠体11aと蓋体11bとから構成されている。ここで枠体11aは、図2に示すような形状に切断し、点線部分で折り曲げられる。これによって、枠体11aは底部11cと、この底部11cの4つの周縁部から折り曲げて立設され、互いにほぼ直交して形成された側板11dとから成る箱型形状に成形される。
以下、実施の形態2について図面を用いて説明する。図7は本実施の形態におけるフィルタ装置の断面図であり、図8は同、枠体の展開図である。図7、図8において、図1と同じものには、同じ番号を用いて、その説明は簡略化している。
以下本実施の形態について図面を用いて説明する。図10は本実施の形態におけるフィルタ装置の断面図である。図10において、本実施の形態におけるフィルタ装置は、実施の形態1に対し、共振素子31が蓋体11b側に装着され、周波数調整用ネジ15が底部11cに取り付けられている点と、仕切り板11eの先端部18aの形状が異なっている。
11a 枠体
11b 蓋体
11c 底部
11d 側板
12 共振素子
12b 接合部
13a〜13d 接合部
14 はんだ
Claims (13)
- 底部と、この底部の4つの終端部に立設されるとともに、互いにほぼ直交して配置された4面の側板とを有した枠体において、前記枠体は鋼板がプレス加工によって整形されるとともに、前記鋼板には両面にメッキ面が形成されたメッキ鋼板を用い、前記隣り合う側板同士は前記側板の内側の前記メッキ面同士が接続部材によってロウ付けされたフィルタ装置用の枠体。
- 少なくとも側板の切断面には、メッキ面が巻き込まれた請求項1に記載のフィルタ装置用の枠体。
- 前記枠体内には、前記底面に立設されるとともに前記第1の側板に対しほぼ直交して配置された第3の側板と、この第3の側板で仕切られた空間同士を連結する結合窓部とを設け、前記第3の側板は鋼板の両面にメッキ面が形成されたメッキ鋼板が用いられ、前記第3の側板は前記メッキ鋼板がプレス加工により切断されて整形されるとともに、前記第3の側板の両面において前記枠体と前記接続部材でロウ付けされた請求項2に記載のフィルタ装置用の枠体。
- 少なくとも前記仕切り板の連結窓側端部の一部には、前記メッキ面が形成された請求項3に記載のフィルタ装置用の枠体。
- 仕切り板の連結窓側端部における前記メッキ面は、前記仕切り板側面のメッキ面がプレス加工により巻き込まれて形成された請求項4に記載のフィルタ装置用の枠体。
- 仕切り板の連結窓側端部における前記メッキ面は、前記仕切り板を折り返して整形することで形成された請求項4に記載のフィルタ装置用の枠体。
- 少なくとも上方が開放された枠体とこの枠体の前記開放側を覆うとともに前記枠体に取り付けられた蓋体とからなるフィルタ筐体と、この前記枠体と前記蓋体のいずれか一方にロウ付けされた円筒状の共振素子とを備え、少なくとも前記枠体の内側にメッキ面が形成されたフィルタ装置において、前記枠体は、底部とこの底部から立設されるとともに、互いにほぼ直交して配置された4面の側板とを有し、前記底部と前記鋼板とは両面にメッキ面が形成されたメッキ鋼板がプレス加工により整形され、これらの側板のうちで隣り合う側板同士の少なくともひとつは、前記フィルタ筐体において内側となる側の前記メッキ面同士が接続部材でロウ付けされたフィルタ装置。
- 少なくとも側板の切断面には、前記メッキ面が巻き込まれた請求項7に記載のフィルタ装置。
- 前記枠体内には、前記底面に立設されるとともに前記側板のいずれかに対しほぼ直交して配置された仕切り板と、この仕切り板で仕切られた空間同士を連結する結合窓部とを設け、前記仕切り板は鋼板の両面にメッキ面が形成されたメッキ鋼板が用いられ、前記仕切り板は前記メッキ鋼板がプレス加工により整形されるとともに、前記仕切り板の両面において前記枠体と前記接続部材でロウ付けされた請求項8に記載のフィルタ装置。
- 少なくとも前記仕切り板の連結窓側端部の一部には、前記メッキ面が形成された請求項9に記載のフィルタ装置。
- 仕切り板の連結窓側端部における前記メッキ面は、前記仕切り板側面のメッキ面がプレス加工により巻き込まれて形成された請求項10に記載のフィルタ装置。
- 仕切り板の連結窓側端部における前記メッキ面は、前記仕切り板を折り返して整形することで形成された請求項10に記載のフィルタ装置。
- 蓋体には少なくとも一方の面の全面に銅箔が形成されたプリント基板を用い、前記プリント基板は前記銅箔面がフィルタ筐体の内側となる方向に向いて配置された請求項10に記載のフィルタ装置。
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JP2008073286A JP2009232037A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | フィルタ装置用の枠体と、これを用いたフィルタ装置 |
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JP2008073286A Pending JP2009232037A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | フィルタ装置用の枠体と、これを用いたフィルタ装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023005884A1 (zh) * | 2021-07-29 | 2023-02-02 | 华为技术有限公司 | 滤波器及其制作方法和天线 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198253A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-07-21 | Kyocera Corp | 半同軸共振器型測定治具及び誘電体薄膜の電気的物性値測定方法 |
WO2008026493A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Panasonic Corporation | Dispositif de filtre et son procédé de fabrication |
-
2008
- 2008-03-21 JP JP2008073286A patent/JP2009232037A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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