JPH0832272A - シールド構造 - Google Patents

シールド構造

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Publication number
JPH0832272A
JPH0832272A JP16778094A JP16778094A JPH0832272A JP H0832272 A JPH0832272 A JP H0832272A JP 16778094 A JP16778094 A JP 16778094A JP 16778094 A JP16778094 A JP 16778094A JP H0832272 A JPH0832272 A JP H0832272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet metal
shield
metal case
soldering
conductive gel
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16778094A
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English (en)
Inventor
Susumu Kato
進 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のシールド構造における半田付を不要に
して、半田付に伴う欠点を除去し、また、シールド部の
解体を簡便に行う。 【構成】 板金ケース1に取り付けられたプリント板2
の高周波シールドが必要な電気部品4の部分に、ショー
ト防止のために絶縁板5を乗せる。次に、導電性ゲル6
を板金ケース1に密着するように貼り付ける。この段階
で導電性ゲル6の粘性と粘着性により、絶縁板5の上部
と板金ケース1との隙間が埋まり、半田付と同等のシー
ルド効果が得られる。更に、導電性ゲル6の板金ケース
1からの離脱を防止するために、導電性ゲル6をカバー
7で上から押さえ付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド構造に関し、
特に板金ケース内に実装されたプリント板の局部シール
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明と同等の高周波シールド特性を有
する従来の技術の一例を図2に示す。板金ケース1に取
り付けられたプリント板2の高周波シールドが必要な部
分には、五面の直方体(方形ます)状のシールドケース
3をプリント板2に半田付し、シールドケース3と板金
ケース1との隙間を埋めていた。プリント板2の上に
は、電気部品4を装着し、板金ケース1をカバー7で被
覆する。
【0003】なお、図2(a)では、シールドケース3
は、便宜上平板に描かれているが、実際は五面の直方体
(方形ます)状を呈する。
【0004】また、他の従来のシールド構造の例とし
て、次のものを挙げることができる。
【0005】1.一方のシールド板に設けた爪を、他方
のシールド板に設けた穴に挿入してたわませ、両シール
ド板を固定し、組立時や部品交換のための分解時の作業
性を向上できるシールドケース(実開昭58−1206
98号公報)。
【0006】2.モノリシックマイクロ波集積回路をチ
ップキャリアに実装し、このチップキャリアをケースに
取り付ける構造にして、モノリシックマイクロ波集積回
路を容易に交換できるマイクロ波集積回路モジュール
(特開昭61−53750号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半田付による高
周波シールド構造には、次の欠点があった。
【0008】1.シールドケース3はプリント板2に半
田付されていたために、一度取り付けてしまうと、半田
を溶かし、取り除かないと、シールドケース3を外すこ
とができなかった。
【0009】そのために、プリント板2に搭載された電
気部品4のうちでシールドケース3の内側に取付けられ
たものに関しては、シールドケース3を外さないと交換
をすることができないので、交換に著しい時間がかかっ
ていた。
【0010】2.半田付の際、シールドケース3の内部
が見えないために、半田がシールドケース3の内部に流
れ込んでも発見されにくく、ショート防止の確認に時間
がかかっていた。
【0011】そこで、本発明は、前記従来の半田付によ
るシールド構造の欠点を改良し、半田付を不要にして、
シールド部の解体を簡便に行えるように図るものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、電気部品の上に載置した絶縁板と板金ケー
スとの隙間に導電性ゲルを埋め、導電性ゲルを板金ケー
スに貼付するようにし、導電性ゲルの上部をカバーで押
さえ付けるシールド構造を、手段として採用する。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0014】図1は、本発明の一実施例を示す。板金ケ
ース1に取り付けられたプリント板2の高周波シールド
が必要な電気部品4の部分に、ショート防止のために絶
縁板5を乗せる。次に、導電性ゲル6を板金ケース1に
密着するように貼り付ける。この段階で導電性ゲル6の
粘性と粘着性により、絶縁板5の上部と板金ケース1と
の隙間が埋まり、半田付と同等のシールド効果が得られ
る。更に、導電性ゲル6の板金ケース1からの離脱を防
止するために、導電性ゲル6をカバー7で上から押さえ
付ける。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、シー
ルドを実現するために半田付を必要としないため、次の
効果を奏する。
【0016】1.シールド部の解体が容易であるため、
部品交換等もスムーズに行なえる。
【0017】2.半田が内部に流れ込むことがないた
め、ショート防止となり、品質向上につながる。
【0018】3.多量生産においても半田付のスキルが
不要であるため、品質が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は分解斜視
図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。
【図2】従来の高周波シールド構造を示し、(a)は分
解斜視図、(b)は(a)におけるA−A線断面図であ
る。
【符号の説明】
1 板金ケース 2 プリント板 3 シールドケース 4 電気部品 5 絶縁板 6 導電性ゲル 7 カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品の上に載置した絶縁板と板金ケ
    ースとの隙間に導電性ゲルを埋め、導電性ゲルを板金ケ
    ースに貼付けるようにしたことを特徴とするシールド構
    造。
  2. 【請求項2】 前記導電性ゲルの上部をカバーで押さえ
    付けることを特徴とする請求項1記載のシールド構造。
JP16778094A 1994-07-20 1994-07-20 シールド構造 Withdrawn JPH0832272A (ja)

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JP16778094A JPH0832272A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 シールド構造

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JP16778094A JPH0832272A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 シールド構造

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JPH0832272A true JPH0832272A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15855978

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16778094A Withdrawn JPH0832272A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 シールド構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003502853A (ja) * 1999-06-23 2003-01-21 エリクソン インコーポレイテッド マイクロエレクトロニクス組立体のemi遮蔽と熱制御の組合せのためのゲル構造体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003502853A (ja) * 1999-06-23 2003-01-21 エリクソン インコーポレイテッド マイクロエレクトロニクス組立体のemi遮蔽と熱制御の組合せのためのゲル構造体

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