JP2004128359A - 高周波モジュール - Google Patents

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JP2004128359A
JP2004128359A JP2002292892A JP2002292892A JP2004128359A JP 2004128359 A JP2004128359 A JP 2004128359A JP 2002292892 A JP2002292892 A JP 2002292892A JP 2002292892 A JP2002292892 A JP 2002292892A JP 2004128359 A JP2004128359 A JP 2004128359A
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Hideo Yajima
英男 矢嶋
Satoru Sawada
悟 澤田
Toshikazu Ogino
俊和 荻野
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】高周波モジュールの端子ピンの高密度化を図る。
【解決手段】樹脂製のベースフレーム11にインサート成形によって端子ピン12, 13を埋設する。端子ピンの下端部はベースフレームの底面から水平に突出し、上部はベースフレームの内壁面に露出している。端面に半円形のスルーホール22を形成した回路基板21をベースフレームへ装着するとスルーホール22とグラウンドパターン23が端子ピンに対峙する。はんだリフローによりスルーホール、グラウンドパターンと端子ピンとをはんだ付けし、シールドカバー31を被せる。回路基板のピン穴に端子ピンを圧入してはんだ付けする従来の高周波モジュールよりも端子ピンを高密度化して小型化でき、はんだリフローによって接続できるので生産性が向上する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、RFコンバータやチューナなどの高周波モジュールに関するものであり、特に、端子ピッチの高密度化を図った高周波モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の高周波モジュールの筐体構造を図に従って説明する。図4はラジオチューナモジュール1を示し、上下両面及び前面が開放された箱型のフレーム2と上カバー3と下カバー4とからなる板金シールドケース内にチューナの両面回路基板5が収容されていて、両面回路基板5はシールドケース内の上下中間に支持されている。両面回路基板5の前縁部((b)において下)には入出力端子や電源端子等の端子ピン6が等間隔で配列されており、ラジオチューナモジュールを搭載する主回路基板(図示せず)へ端子ピン6を介して接続される。
【0003】
両面回路基板5に端子ピン6を取付けるにあたっては、両面回路基板5に形成したピン穴へL形の端子ピン6を圧入し、手作業により端子ピン6をはんだ付けする。そして、フレーム2に両面回路基板5を取付けて両面回路基板5の縁部のグラウンドパターンとフレーム2とをはんだ付けし、フレーム2に上カバー3と下カバー4とを嵌合させてラジオチューナモジュール1が形成される。
【0004】
また、回路基板と他の回路基板の接続手段として回路基板の端面にスルーホールを配列し、このスルーホールへ他の回路基板上のピンを接触させてはんだ付けする構成のリードレス基板も知られている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】特開平5−275561号公報(段落番号0002、0003、図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の高周波モジュールは、回路基板のピン穴へ端子ピンを圧入してはんだ付けするので、回路基板が破損しない程度にピン穴のピッチを設定しなければならず、端子ピンのピッチを狭くすることに限界がある。また、端子ピンのはんだ付けを手作業で行っているので手間がかかり生産性が低いという問題がある。そこで、端子ピンのピッチをより高密度化できるようにするとともに、生産性を向上するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、回路基板と、回路基板を収容する耐熱樹脂製の箱型ベースフレームと、ベースフレームを覆うシールドカバーとからなり、ベースフレームはインサート成形により埋設された端子ピンを備え、端子ピンの下部はベースフレームの底面から外部へ突出し、端子ピンの上部はベースフレームの内部壁面に露出しており、ベースフレーム内へ装着した回路基板の縁部の入出力電極と端子ピンとが接触または近接対峙し、はんだリフローにより回路基板の入出力電極とベースフレームの端子ピンとをはんだ付けできるように構成した高周波モジュールを提供するものである。
【0008】
また、回路基板と、回路基板を収容する耐熱樹脂製の箱型ベースフレームと、ベースフレームを覆うシールドカバーとからなり、ベースフレームはインサート成形により埋設された端子ピンを備え、端子ピンの下部はベースフレームの底面から外部へ突出し、端子ピンの上部はベースフレームの内部壁面に露出しており、ベースフレーム内へ装着した回路基板の縁部の入出力電極並びにグラウンドパターンと端子ピンとが接触または近接対峙し、はんだリフローにより回路基板の入出力電極並びにグラウンドパターンとベースフレームの端子ピンとをはんだ付けできるように構成した高周波モジュールを提供するものである。
【0009】
また、上記回路基板の入出力電極は、回路基板の端面に形成した半円形且つ内壁面が露出しているスルーホールである高周波モジュールを提供するものである。
【0010】
また、上記ベースフレームの内部に回路基板を支持するサポート部を設け、両面回路基板を浮上させて支持する高周波モジュールを提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。本発明の高周波モジュールは、回路基板と、回路基板を支持するベースフレームと、ベースフレームを覆うシールドカバーとによって構成している。図1はベースフレーム11を示し、絶縁性耐熱樹脂(例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂など)の射出成形品であり、上面が開放された箱形の部品である。ベースフレーム11は、前面部(図(b)において上)に信号の入出力や電源入力などの複数の端子ピン12が一定間隔で横並びに配列されていて、前面部と背面部の左右両端にグラウンド端子ピン13が設けられている。これらの端子ピン12並びにグラウンド端子ピン13は、インサート成形機によりベースフレーム成形時にベースフレーム11の壁部へ埋込まれる。
【0012】
端子ピン12とグラウンド端子ピン13の下端部は、ICなどのインラインパッケージ部品と同様にそれぞれベースフレームの底面から外側へ水平に突出し、さらに電子機器の主回路基板に対してベースフレームを浮かすためにそれぞれベースフレームの底面から下側へ少し突出しており、電子機器の主回路基板へ搭載してはんだリフローにより主回路基板へ接続できるようにしている。これらのピン12, 13の上部はベースフレーム11の内壁面に露出しており、後述する回路基板の縁部に露出部分が接続される。グラウンド端子ピン13の上端部はベースフレーム11の壁部の上面に掛かっており、シールドカバーを被せるとシールドカバーとグラウンド端子ピン13とが接触する。
【0013】
ベースフレーム11の内部の四隅には、回路基板を浮上させて支持するためのサポート部14が設けられており、両面に電子部品を搭載した回路基板がサポート部14に載って支持される。
【0014】
図2は回路基板21を示し、両面銅張りスルーホール基板であり、図示は省略するが両面に各種の電子部品が実装される。回路基板21は、一列に整列したスルーホール22を横断する位置が前端となるように寸法及び回路パターンが設計されていて、切断加工された回路基板21の前端に半円形のスルーホール22の内壁面が露出している。これらのスルーホール22のピッチはベースフレーム11の端子ピン12のピッチと等しくなっていて、ベースフレーム11へ回路基板21を装着したときにスルーホール22のそれぞれに端子ピン12が対峙する。なお、23は回路基板21の周縁部に配置したグラウンドパターンを仮想表示したものである。
【0015】
ベースフレーム11へ回路基板21を装着する際は、装着工程の前処理として半円形スルーホール22の内部とグラウンドパターン23の四隅にはんだペーストを塗布しておき、その後に図3に示すように回路基板21をベースフレーム11へ装着してリフロー装置にかけ、リフロー装置により半円形スルーホール22と端子ピン12、ならびにグラウンドパターン23とグラウンド端子ピン13とがはんだ付けされる。
【0016】
そして、図3(b)中に鎖線で示す板金シールドカバー31をベースフレーム11へ被せる。ベースフレーム11の上面及び四側面を覆うシールドカバー31の上面の四隅には小穴が形成されていて、ベースフレーム11へ装着したときに図3(a)に示す四箇所の小穴32内にグラウンド端子ピン13の上面が露出し、小穴32内にはんだを流してグラウンド端子ピン13とシールドカバー31をはんだ付けし、シールドカバー31をグラウンド接地させる。或いは、シールドカバー31の四箇所の角部のみ下方へ延長して、これらの延長部がグラウンド端子ピン13の先端部に接触するように形成し、この接触箇所をはんだ付けしてもよい。
【0017】
上記の実施形態では、ベースフレーム11の一辺に端子ピン12を配列しているが、二辺乃至四辺に端子ピンを配列することもできる。また、図示の水平取付け型に限らず、端子ピン12とグラウンド端子ピン13の下端部を折曲げずに垂直に延ばして、基板上に高周波モジュールを垂直に立てて取付けるようにすることもできる。
【0018】
尚、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の高周波モジュールは、インサート成形によりベースフレームに端子ピンを埋設するので、回路基板のピン穴に端子ピンを圧入してはんだ付けする従来の方法よりも端子ピンの高密度化が可能となり、高周波モジュールの小型化に効果を奏する。そして、回路基板の入出力電極と端子ピンとをはんだリフローによって接続できるので、手作業により端子ピンを回路基板の入出力電極へはんだ付けする従来型に比較して生産性が著しく向上する。また、回路基板のグラウンドパターンの接地も上記と同様にはんだリフローによって行える。
【0020】
また、高周波モジュールの底面に端子ピンが配列されていることから、高周波モジュールを主回路基板へはんだリフローにて接続することができ、高周波モジュール取付け工数を削減できる。また、回路基板の端面に入出力電極としてスルーホールを設けて端子ピンに対峙させることによりはんだ付け性が向上する。また、樹脂製のベースフレーム内にサポート部を設けておくことにより、両面回路基板を内蔵する場合に、従来型のごとく両面回路基板を支持するために板金フレームに形成した爪部を折り曲げる作業も不要となり、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波モジュールの構成部品であるベースフレームの一形態を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、 (c)は側面図、(d)は底面図、(e)は背面図、(f)は(b)のA−A線断面図である。
【図2】本発明の高周波モジュールの構成部品である回路基板の一形態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図3】ベースフレームへ回路基板を装着した状態を示し、(a)は平面図、(b) は(a)のA−A線断面図である。
【図4】従来の高周波モジュールの一例を示し、(a)は背面図、(b)は平面図、 (c)は側面図、(d)は正面図である。
【符号の説明】
11     ベースフレーム
12     端子ピン
13     グラウンド端子ピン
14     サポート部
15     位置決めピン
21     回路基板
22     スルーホール
23     グラウンドパターン
31     シールドカバー
32     小穴

Claims (4)

  1. 回路基板と、回路基板を収容する耐熱樹脂製の箱型ベースフレームと、ベースフレームを覆うシールドカバーとからなり、ベースフレームはインサート成形により埋設された端子ピンを備え、端子ピンの下部はベースフレームの底面から外部へ突出し、端子ピンの上部はベースフレームの内部壁面に露出しており、ベースフレーム内へ装着した回路基板の縁部の入出力電極と端子ピンとが接触または近接対峙し、はんだリフローにより回路基板の入出力電極とベースフレームの端子ピンとをはんだ付けできるように構成した高周波モジュール。
  2. 回路基板と、回路基板を収容する耐熱樹脂製の箱型ベースフレームと、ベースフレームを覆うシールドカバーとからなり、ベースフレームはインサート成形により埋設された端子ピンを備え、端子ピンの下部はベースフレームの底面から外部へ突出し、端子ピンの上部はベースフレームの内部壁面に露出しており、ベースフレーム内へ装着した回路基板の縁部の入出力電極並びにグラウンドパターンと端子ピンとが接触または近接対峙し、はんだリフローにより回路基板の入出力電極並びにグラウンドパターンとベースフレームの端子ピンとをはんだ付けできるように構成した高周波モジュール。
  3. 上記回路基板の入出力電極は、回路基板の端面に形成した半円形且つ内壁面が露出しているスルーホールである請求項1または2記載の高周波モジュール。
  4. 上記ベースフレームの内部に回路基板を支持するサポート部を設け、両面回路基板を浮上させて支持する請求項1または2記載の高周波モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260655A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Sharp Corp チューナ及びこれを用いたテレビ放送受信機、並びにチューナの製造方法
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