JP2002359458A - 実装部品 - Google Patents

実装部品

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JP2002359458A
JP2002359458A JP2001165178A JP2001165178A JP2002359458A JP 2002359458 A JP2002359458 A JP 2002359458A JP 2001165178 A JP2001165178 A JP 2001165178A JP 2001165178 A JP2001165178 A JP 2001165178A JP 2002359458 A JP2002359458 A JP 2002359458A
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Japan
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mounting
cream solder
substrate
component
groove
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JP2001165178A
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Toru Yoshida
徹 吉田
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SMK Corp
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SMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装部品を基板表面にクリーム半田によって
直接実装する際に、実装部品が定位置に実装可能とす
る。 【解決手段】 基板1表面にクリーム半田12が塗布さ
れた取付部11に、半田付け面22の対向する端部23
に渡って凹状からなる溝部24を形成してなる実装部品
2の取付面22を、クリーム半田12が凹状の溝部24
にかかるように載置して半田付けすることを特徴とする
実装部品2の半田付け方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、基板に実装す
る実装部品にかかり、詳細には、基板に実装する実装部
品の半田付け面に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、基板に実装する実装部品は、基
板に取付孔が穿設された取付部に基板表面から実装部品
の取付突起部を差込み、基板裏面側から取付突起部を基
板に半田付けして電気的に導通状態に接続固定するか、
或は、基板表面の実装部品取付部にペースト状のクリー
ム半田を塗布し、実装部品を載置して半田付けしてい
た。
【0003】そして、従来、基板表面に取付孔を穿設せ
ずペースト状のクリーム半田を塗った部品取付部に直接
実装部品を取付けるには、図4に表すように行ってい
た。
【0004】即ち、図4に表すように、基板100の表
面には、電気的に導通状態に接続するようエッチング処
理によって設けられた取付部101が設けられ、取付部
101には実装部品102を半田付けするためにクリー
ム半田103が塗布されている。そして、実装部品10
2は、取付部101に載置された状態で加熱され、クリ
ーム半田103が液状に溶融して直接半田付けされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、例え
ば、図5(a)及び(b)に表すように、基板100と
他の装置とを電気的に導通状態に接続するための板状か
らなるターミナル板102を、取付孔を設けずに基板1
00に実装する時などには、ペースト状のクリーム半田
103を塗布して溶融して直接半田付けすると、図5
(c)に表すように、クリーム半田103が溶融したと
きにガス104が発生する所謂ガス溜まりが発生する。
すると、クリーム半田103に接触する面が広く質量が
小さいターミナル板102は、発生したガスによって基
板100表面に浮き上がって移動し、実装位置からずれ
てしまうので実装位置を特定するのが困難であり実装時
に寸法ずれを起こしてしまうという問題点を有したの
で、従来は基板100表面にターミナル板102を直接
半田付けして実装することは行われていなかった。
【0006】この発明は、質量が小さくクリーム半田に
接触する面が広い実装部品、例えばターミナル板でも、
直接基板表面に実装可能とする実装部品の半田付け面を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 そこでこの発明は、半
田付け面を有し、半田付け面の対向する端部間に渡って
凹状からなる溝部を形成し、基板の取付部に半田付け面
が半田付けされて取付けられることを特徴とする実装部
品、
【0008】及び、
【0009】半田付け面を有し、半田付け面の対向する
端部間に渡って凹状からなる溝部を形成し、基板の取付
部に塗布されたクリーム半田が溝部にかかるように半田
付け面が載置されて半田付けされることを特徴とする実
装部品、
【0010】を提供する。そして、その作用は以下の通
りである。基板表面の取付部に塗布したクリーム半田
が、実装部品の半田付け面の対向する端部にわたって設
ける溝部にかかるように実装部品を基板表面に載置す
る。次いで、クリーム半田を加熱して溶融させ、加熱を
終了して溶融したクリーム半田が冷えると実装部品の半
田付け面と基板の取付部とをクリーム半田が固着する。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下に、この発明の実施の形態
を、図面に基づき説明する。図1は実施の形態の斜視説
明図であり、図2は(a)が図1における実装部品載置
時のB−B線断面説明図、(b)が同同半田加熱時のB
−B線断面説明図であり、図3は(a)が実装部品を表
す裏面説明図、(b)は同側面説明図である。
【0012】1は、実装部品2を実装する基板である。
基板1は、この実施の形態では、メイン基板CBに固定
されて電子機器筐体(図示せず)表面に位置され、他の
装置との電気的な接続に用いられるターミナル部分を形
成する。即ち、基板1は、例えば、充電装置に載置する
ことで充電装置との電気的な接続が成されて充電可能と
なる携帯電話やMD装置等の充電装置との接続ターミナ
ル部分に用いられる。基板1には、実装部品2が載置さ
れて半田付けされる取付部11を設ける。取付部11
は、エッチング処理等により実装部品2と電気的に接続
可能な回路上の接続部を形成する。そして、取付部11
には予めクリーム半田12が塗布される。クリーム半田
12は、実装部品2を実装時に、基板1の裏面にスペー
スがない場合や基板1の裏面側に絶縁が得られない場合
など裏面側からの半田付けが困難な時に用いられること
が多い。クリーム半田12は、上部に実装部品2が載置
され、加熱されることで溶融して実装部品2と取付部1
1とを電気的に接続固定し、この実施の形態では約0.
1mmの厚さに塗布される。
【0013】実装部品2は、この実施の形態ではターミ
ナル板からなる。実装部品2であるターミナル板2は、
半田付け可能な黄銅板等からなり矩形状に形成される。
ターミナル板2は、表面21が充電装置等他の装置と押
圧接触される接触面を形成し、裏面22が基板1の取付
部11と半田付けされる半田付け面を形成する。そし
て、裏面22は、図3に表すように、対向する端部23
間にわたり凹状の溝部24を形成してなる。この実施の
形態では、溝部24は対向する端部23間にわたり平行
に2カ所設けるが、1カ所だけに設けたり対向する2組
の端部24間に亘り十字状に設けてもよく、基板1に載
置する条件によって溝部24の数や設ける位置は適宜決
定すればよい。ターミナル板2は、この実施の形態で
は、厚さ約0.2mmからなり、充電装置等との押圧接
触によって電気的に接続する際のターミナル部に用いら
れる。又、溝部24は0.05mmの深さに穿設されて
なる。このように設けられるターミナル板2は、エッチ
ング処理によって基板1表面に形成されるターミナル部
ではターミナル部の厚さが得られない場合や、ターミナ
ル板2をハウジングに嵌め込む等して固定した後基板1
にハウジングを固定する従来用いられた形態ではハウジ
ングターミナル部の厚みが厚すぎてしまう場合等に用い
られる。
【0014】そして、上述のように形成されるターミナ
ル板2は、基板1に実装される。即ち、基板1の取付部
11は、図1及び図2に表すように、ターミナル板2の
溝部24と対向すると共に溝部24にかかるように設け
られ、クリーム半田12もターミナル板2の溝部24と
対向すると共に溝部24にかかる位置に予め帯状に塗布
される。
【0015】次いで、ターミナル板2は、基板1の取付
部11に載置される。その際、ターミナル板2の溝部2
4には、基板1の取付部11に帯状に塗布されたクリー
ム半田12が略半分ほどかかるように組付け装置(図示
せず)によって自動的に載置する。この実施の形態で
は、クリーム半田12が溝部24に略半分ほどかかるよ
うに載置したが、クリーム半田12が溝部24を完全に
塞ぐように載置されなければ、更に多く或は少なくかか
るように載置してもよい。
【0016】次いで、基板1にターミナル板2を実装し
た状態で、基板1を加熱してクリーム半田12を溶融
し、次いで、加熱を中止することでクリーム半田12が
冷却されてターミナル板2は基板1の取付部11に固定
される。そして、クリーム半田12が溶融した際に発生
したガスは、溝部24に入り込むことで基板1表面とタ
ーミナル板2との間をターミナル板2の端部23へと移
動して外部に排出される。又、膨張したクリーム半田1
2も溝部24の体積によって吸収され基板1表面とター
ミナル板2との間隙も略一定に保たれることとなる。
【0017】尚、この実施の形態では、実装部品はター
ミナル板2を例に説明したが、コネクタターミナル等他
の実装部品にも実施可能であり、半田付け面である裏面
22に、対向する端部23間にわたって溝部24を形成
すればよく、実装部品2の半田付けに際しては、実装部
品2を基板1表面に載置した時に予め塗布されたクリー
ム半田12が溝部24を完全に塞ぐことがなく、溝部2
4にかかるように載置して加熱し半田付けを行えばよ
い。
【0018】
【発明の効果】 従って、この発明によれば、実装部品
の対向する端部にわたり溝部を形成し、更には、実装部
品をその溝部がクリーム半田によって完全に塞がれるこ
となくかかるように載置してクリーム半田を加熱し溶着
するので、クリーム半田を加熱して溶着しても、クリー
ム半田12内部にガスを含んだまま溶着されることは無
い。従って、半田内部にガスを含んだまま溶着されない
ので、実装部品が基板から剥離する等の不具合を生し、
電気的な接続不良の発生を防ぐことが可能となる。又、
加熱によって膨張したクリーム半田12が行き場を失い
ターミナル板2を浮き上がらせ或は移動させてしまい、
実装位置がずれてしまうことも無い。更には、膨張した
クリーム半田12がターミナル板2の表面に回り込むこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の斜視説明図
【図2】 図1のB−B線断面説明図であり、(a)は
実装部品載置時を表し、(b)は半田加熱時を表す
【図3】 (a)は実装部品を表す裏面説明図、(b)
は同側面説明図
【図4】 従来例の斜視説明図
【図5】 (a)従来例を表す正面説明図、(b)同実
装部品を載置した状態を表すA−A線断面説明図、
(c)同溶着時を表すA−A線断面説明図
【符号の説明】
CB メイン基板 1 基板 11 取付部 12 クリーム半田 2 実装部品であるターミナル板 21 表面 22 半田付け面である裏面 23 端部 24 溝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半田付け面を有し、半田付け面の対向す
    る端部間に渡って凹状からなる溝部を形成し、基板の取
    付部に半田付け面が半田付けされて取付けられることを
    特徴とする実装部品。
  2. 【請求項2】 半田付け面を有し、半田付け面の対向す
    る端部間に渡って凹状からなる溝部を形成し、基板の取
    付部に塗布されたクリーム半田が溝部にかかるように半
    田付け面が載置されて半田付けされることを特徴とする
    実装部品。
JP2001165178A 2001-05-31 2001-05-31 実装部品 Pending JP2002359458A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101867106A (zh) * 2010-05-21 2010-10-20 番禺得意精密电子工业有限公司 电子元件及其与电路板的组装方法

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