JP2009227291A - 首掛けラベル付き容器 - Google Patents

首掛けラベル付き容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009227291A
JP2009227291A JP2008072909A JP2008072909A JP2009227291A JP 2009227291 A JP2009227291 A JP 2009227291A JP 2008072909 A JP2008072909 A JP 2008072909A JP 2008072909 A JP2008072909 A JP 2008072909A JP 2009227291 A JP2009227291 A JP 2009227291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
container
neck
label
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008072909A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5205091B2 (ja
Inventor
Daisuke Koike
大輔 小池
Masahiko Ikeda
雅彦 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal International Inc
Original Assignee
Fuji Seal International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal International Inc filed Critical Fuji Seal International Inc
Priority to JP2008072909A priority Critical patent/JP5205091B2/ja
Publication of JP2009227291A publication Critical patent/JP2009227291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5205091B2 publication Critical patent/JP5205091B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

【課題】 本発明の課題は、首掛けラベルが容器に安定的に装着された首掛けラベル付き容器を提供することである。
【課題手段】 本発明の首掛けラベル付き容器10は、段部93及び首部91を有する容器9と、内面が重ねられた第1シート1及び第2シート2を有し且つ前記両シート1,2の一端部6が接着された首掛けラベル3と、を有し、前記第1シート1の面内に、容器9の首部91に挿入可能な孔部4が設けられ、前記第1シート1の他端部に、前記第1シート1の外面に起立可能な延出シート片7が設けられており、前記第1シート1及び第2シート2を、前記両シート1,2の他端部が離反する方向に開くと共に、前記第1シート1の孔部4が容器9の首部91に挿入され、且つ、前記延出シート片7が第1シート1の外面から起立して前記容器9の段部93に係止されており、前記第2シート2の内面の一部分が容器9に接している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、宣伝広告効果を高めるために首掛けラベルが装着された首掛けラベル付き容器に関する。
従来、宣伝広告効果を高める目的で、商品名、懸賞案内などの各種広告を表示した首掛けラベル(掛止ラベルなどとも呼ばれる)が、容器の首部に装着されている。
例えば、特許文献1には、第1基材10と第2基材11が縦方向に形成される2条の所定幅の接着部12,13を介して接着され、第1基材10は、中央部位に形成された切り線1で切り離し可能に構成され、第2基材11は、前記第1基材10の切り線に平行に形成された2本の切り線2,3と、該2本の切り線2,3の中央部に直行して形成された1本の切り線4とによってH形状の切り線が形成され、前記1本の切り線4を挟んで、短い切り線5,6が形成されている首掛けラベルが開示されている。
この特許文献1の首掛けラベルは、容器の首部に第2基材11のH形状切り線を合わせ、第1基材10及び第2基材11の両端側を下方に引っ張ると、第2基材11のH形状切り線と、第1基材10の切り線とが開き、容器の首部に挿入できる。挿入後、第1基材10及び第2基材11がそれぞれ2つに分かれて立ち上がる、立ち上げ面が形成される。この立ち上げ面に商品名などを広告を印刷することにより、広告が表示された首掛けラベル付き容器を構成できる。
さらに、首掛けラベルの装着時、首掛けラベルの短い切り線5,6の部位が容器の段部に引掛かるため、容器の首部の所定位置に首掛けラベルを固定できる。
ただし、上記用語に付した符号については、特許文献1に記載のものを用いており、特許文献1の図面を適宜参照されたい。
特開2005−62702号公報
しかしながら、上記従来の首掛けラベル付き容器は、その搬送中に、異物等と接触することにより、首掛けラベルの装着位置がずれたり、さらには、首掛けラベルが容器から外れる場合がある。
具体的には、上記従来の首掛けラベルは、短い切り線の部位が容器の段部に引掛かって固定されるが、該短い切り線の部位は、第2基材の面と略平行に延びる該基材の一部分であるため、容器に対する締め付け力が小さい。従って、首掛けラベル付き容器の搬送中に、装着された首掛けラベルに異物等が接触して首掛けラベルに外力が加わると、首掛けラベルの装着位置がずれ、さらには、首掛けラベルが容器から外れる場合がある。
本発明の目的は、首掛けラベルが容器に安定的に装着された首掛けラベル付き容器を提供することである。
本発明の首掛けラベル付き容器は、段部を有する首部が胴部の上方に形成された容器と、内面が重ねられた第1シート及び第2シートを有し且つ前記両シートの一端部が接着された首掛けラベルと、を有し、前記第1シートの面内に、容器の首部に挿入可能な孔部が設けられ、前記第1シートの他端部に、前記第1シートの外面に起立可能な延出シート片が設けられており、一端部において接着された前記第1シート及び第2シートを、前記両シートの他端部が離反する方向に開くと共に、前記開いた第1シートの内面を下側に向けた状態で、前記第1シートの孔部が容器の首部に挿入され、且つ、前記延出シート片が第1シートの外面から起立して前記容器の段部に係止されており、前記開いた第2シートの内面の一部分が容器に接していることを特徴とする。
上記容器に装着された首掛けラベルは、開いた第1シートと第2シートが、そのシートの剛性によって、閉じようとする。該開いた状態で首部に挿入された第1シートは、その他端部が容器側へ引き寄せられる。第1シートの他端部が、容器側へ引き寄せられることによって、延出シート片が容器の段部に強く当たるので、延出シート片による容器に対する係止が解除され難くなる。
従って、上記本発明の首掛けラベル付き容器は、首掛けラベルが位置ずれし難く、さらに、首掛けラベルが容器から外れ難い。
本発明の好ましい首掛けラベル付き容器は、第1シートの一端部が容器から離れる方向に前記第1シートを付勢する、付勢シート片を有する。
上記本発明の好ましい首掛けラベル付き容器は、付勢シート片が、第1シートの一端部が容器から離れる方向に第1シートを付勢しているので、延出シート片が容器の段部側に引き寄せられる。このため、本発明の好ましい首掛けラベル付き容器は、首掛けラベルの位置ずれや脱落がさらに生じ難くなる。
本発明の首掛けラベル付き容器は、首掛けラベルの装着位置がずれ難く、さらに、首掛けラベルが容器から不用意に外れ難い。
従って、本発明によれば、首掛けラベルが容器に安定的に装着された首掛けラベル付き容器を提供できる。
図1〜図3に於いて、10は、段部93を有する首部91が胴部92の上方に形成された容器9と、重ねられた第1シート1及び第2シート2を有する首掛けラベル3と、を有する首掛けラベル付き容器を示す。
首掛けラベル3は、第1シート1の内面と第2シート2の内面が重ねられ、その第1シート1の一端部1aと第2シート2の一端部2aが接着された接着部6を有する。
なお、第1シートの内面及び第2シートの内面とは、第1シートと第2シートが重ね合わされた側の面をいう。第1シートの外面及び第2シートの外面とは、前記内面とは反対側の面をいう。また、本発明において、第1シートと第2シートを合わせて「両シート」と言う場合がある。
前記第1シート1の面内には、容器9の首部91に挿入可能な孔部4が設けられている。さらに、第1シート1の他端部1bには、第1シート1の外面に対して鋭角状に起立可能な延出シート片7が設けられている。
上記首掛けラベル3は、一端部1a,2aにおいて接着された第1シート1及び第2シート2を、前記両シート1,2の他端部1b,2bが離反する方向に開き、前記開いた第1シート1の内面を下側に向けた状態で、前記第1シート1の孔部4が容器9の首部91に挿入されている。さらに、延出シート片7が、第1シート1の外面に対して鋭角状に起立して前記容器9の段部93に係止されている。さらに、開かれた第2シート2の内面の一部分が容器9に接している。
以下、首掛けラベル3及び容器2に分説しつつ、本発明の首掛けラベル付き容器10の具体的構成を明らかにする。
本発明の首掛けラベル3は、図4〜図6にも示すように、容器9の上部から首部91に挿入可能な孔部4を有する第1シート1と、前記第1シート1に重ねられた第2シート2と、を有し、前記第1シート1の一方向一端部1aと第2シート2の一方向一端部2aが接着されている。かかる首掛けラベル3は、第1シート1と第2シート2が重なった扁平状を成している。
首掛けラベル3は、上記一方向一端部1a,2aの内面が接着されていることを除いて、両シート1,2は、重ねられているだけである。従って、両シート1,2の一方向他端部1b,2bを離反する方向に開くことができ、開いた両シート1,2は、接着された一端部1a,2aを頂点とする側面視略山形状となる(図7参照)。
ここで、本発明において、上記一方向とは、第1シート1及び第2シート2の任意の方向をいい、他方向とは、第1シート1及び第2シート2の面内において、前記一方向と直交する方向をいう。例えば、第1シート1が、平面視略矩形状に形成されている場合には、前記一方向は、その縦辺又は横辺と平行な方向が好ましい。
具体的には、第1シート1及び第2シート2は、所定の平面視形状(例えば、平面視略矩形状など)に形成されている。両シート1,2は、同形に形成されていることが好ましいが、異なる形状に形成されていてもよい。また、両シート1,2は、同大に形成されていることが好ましいが、両シート1,2の何れか一方が、他方よりも大きく形成されていてもよい。
両シート1,2の大きさは、特に限定されず、装着する容器9の大きさや形状に応じて適宜設定できる。例えば、両シート1,2が平面視略矩形状に形成される場合、両シート1,2の大きさは、縦×横が30mm〜100mm×30mm〜100mm程度である。
両シート1,2は、その一方向一端部1a,2aにおいて接着されている(接着部6)。この接着部6は、両シート1,2の他方向Yに伸びる所定幅の帯状に形成されている。
上記両シート1,2の一端部1a,2aは、例えば、接着剤を介して接着される。なお、両シート1,2が、溶剤接着可能なシート材で構成されている場合には、溶剤接着でもよいし、熱シール可能なシート材で構成されている場合には、熱シールでもよい。
上記接着部6の幅は、特に限定されず、両シート1,2の大きさに応じて適宜設定できる。例えば、前記接着部6の幅は、3mm〜10mm程度が好ましい。
第1シート1の面内には、例えば平面視略H字状の切り目5が形成されている。この切り目5は、孔部4を形成すると共に、延出シート片7及び付勢シート片8を形成するためのものである。
該切り目5は、第1シート1の他方向Yと略平行に伸びる有端直線状の第1切り目51と、前記第1切り目51の両端部に連設され且つ第1シート1の一方向Xと略平行に他端部1b側へ伸びる有端直線状の一対の第2切り目52,52と、前記第1切り目51の両端部に連設され且つ第1シート1の一方向Xと略平行に一端部1a側へ伸びる有端直線状の一対の第3切り目53,53と、からなる。なお、第2切り目52の端部52a及び第3切り目53の端部53aは、僅かに内側へ曲がった傾斜状に形成されていてもよい。
上記切り目5によって、第1シート1の面内は、2つの領域7,8に区画される。
すなわち、第1シート1の面内は、その一方向他端部1b側に、第1切り目51及び一対の第2切り目52,52からなる略コ字状の切り目によって区画された領域7を有する。この領域7が、延出シート片7となる。該延出シート片7は、一対の第2切り目52,52の端部52a,52a間において、第1シート1に揺動可能な状態で連設されている。
他方、第1シート1の面内は、その一方向一端部1a側に、第1切り目51及び一対の第3切り目53,53からなる略コ字状の切り目で区画された領域8を有する。この領域8が、付勢シート片8となる。該付勢シート片8は、一対の第3切り目53,53の端部53a,53a間において、第1シート1に揺動可能な状態で連設されている。
上記延出シート片7の面内、或いは、延出シート片7と第1シート1の連設部分には、折り罫線などの折り目を有しないことが好ましく、特に、延出シート片7の面内、或いは、延出シート片7と第1シート1の連設部分には、他方向Yと略平行な折り目を有しないことがより好ましい。
同様に、上記付勢シート片8の面内、或いは、付勢シート片8と第1シート1の連設部分には、折り目を有しないことが好ましく、特に、付勢シート片8の面内、或いは、付勢シート片8と第1シート1の連設部分には、他方向Yと略平行な折り目を有しないことがより好ましい。
なお、第1シート1の全体において、折り目を有しない(折り目が形成されていない)ことが好ましく、さらに、第2シート2の全体において、折り目を有しないことが好ましい。
延出シート片7の一方向長さL7と付勢シート片8の一方向長さL8は、特に限定されず、略同じ長さでもよいし、或いは、何れか一方が長くてもよい。好ましくは、付勢シート片8の一方向長さL8が、延出シート片7の一方向長さL7よりも長く形成される。付勢シート片8が長ければ、首掛けラベル10を容器9に装着したときに、付勢シート片8が略U字状に湾曲し、容器9の首部を十分に付勢できるからである。
上記延出シート片7及び付勢シート片8を押し上げることによって、延出シート片7及び付勢シート片8が、第1シート1の外面に対して鋭角状に起立し得る(図7参照)。延出シート片7及び付勢シート片8を起立させることによって第1シート1の面内に生じる開口が、第1シート1に設けられた孔部4となる。
上記第2シート2の外面には、広告が表示されている。なお、必要に応じて、第2シート2の内面や第1シート1の内面にも、広告が表示されていてもよい。該広告表示は、商品名、懸賞案内、商品説明などの任意の表示であり、該広告表示は、従来公知の印刷法でシートに施すことができる。
第1シート1及び第2シート2は、適度な剛性と可撓性を有するシート材から構成されている。該シート材は、特に限定されず、紙、厚紙、合成紙、合成樹脂シート、合成樹脂発泡シート、これらの積層体、これらと他のシートの積層体などを用いることができる。好ましくは、前記シート材としては、合成紙、紙、合成樹脂シートが用いられる。紙を用いる場合には、その目付量が60〜150g/m程度のものが好ましい。合成紙又は合成樹脂シートを用いる場合には、その厚みが30μm〜150μm程度のものが好ましい。第1シート1及び第2シート2は、同一のシート材でもよいし、材質及び/又は厚みが異なるシート材でもよい。
次に、容器9は、段部93を有する首部91と胴部92を有していれば特に限定されず、従来公知の容器を採用できる。
なお、容器9の首部91とは、胴部92の上方に形成された、胴部92よりも縮径した部分をいう。容器9の段部93とは、首部91の一部分の凸部又は凹部をいう。
容器9は、例えば、いわゆるPETボトルなどのボトル型容器、シャンプーなどが入れられたポンプ付き容器などが挙げられる。
図1〜図3に示す容器9は、胴部92と、該胴部92の上方に形成され且つ胴部よりも小径の首部91と、該首部91の上部に着脱可能に取り付けられたキャップ部94と、を有するボトル型容器である。該キャップ部94は、首部91よりも少し大径であり、従って、該キャップ部94の下端部に段部93が形成されている。
上記容器9の首部91に上記首掛けラベル3を下記のようにして装着することによって、本発明の首掛けラベル付き容器10が得られる。
まず、図8に示すように、扁平状の首掛けラベル3の第1シート1と第2シート2を、前記両シート1,2の他端部1b,2bが離反する方向に開く。この開いた第1シート1の内面を下側(容器9の上部)に向けた状態で、第1シート1の切り目5(孔部4)を容器9の上部(キャップ部94)に位置合わせして、第1シート1の一方向両端部1a,1bを把持して押し下げることにより、第1シート1を容器9の首部91に挿入する。すると、切り目5で区画された延出シート片7及び付勢シート片8が押し上げられ、第1シート1の面内に生じた開口(孔部4)が容器9の首部91に挿入されると共に、延出シート片7の先端部7aが、容器9の段部93に係止され、且つ付勢シート片8の先端部8aが、前記延出シート片7と対応する位置において容器9の段部93に係止される(図1〜図3参照)。同時に、第2シート2の他端部2bの内面が、容器9の胴部92に接する。
延出シート片7と第1シート1の連設部分には、折り目が形成されていないので、第1シート1を容器9の首部91に挿入したとき、延出シート片7の先端部7aが、首部91に接する。このため、第1シート1を首部91に挿入すると、延出シート片7の先端部7aが、容器9の段部93に係止される。
得られた首掛けラベル付き容器10は、首掛けラベル3の接着部6が首部91の上方側に位置し、第2シート2が首部91の前方側に略平坦状となって立ち上がっている。従って、第2シート2に設けられた広告表示が、消費者に見え易い首掛けラベル付き容器10を提供できる。
また、孔部4を介して首部91に挿入された第1シート1は、前記接着部6を頂点として、第2シート2に対して略鋭角状となっている。また、第1シート1の他端部1b側において、延出シート片7が、第1シート1の外面に対して鋭角状に起立して容器9の段部93に係止されている。さらに、第1シート1の一端部1a側において、付勢シート片8が、容器9の首部91を挟んで延出シート片7と対向する位置に係止されている。この付勢シート片8は、側面視略U字状に湾曲し且つ付勢シート片8の先端部側の内面が容器9に接している。該付勢シート片8は、第1シート1と首部91の間に介在して、第1シート1の一端部1aが容器9の首部91から離れる方向(容器2の径外方向)に、第1シート1を付勢している。
上記首掛けラベル3は、重ねられた第1シート1及び第2シート2が一端部1a,1bにおいて接着され、且つ第1シート1及び第2シート2が折り目を有しないので、開かれた両シート1,2には、シートの剛性によって、閉じる方向(重なる方向)に力が働いている。
そして、この開いた状態で第1シート1が容器9の首部91に挿入されているので、第1シート1の他端部1bは、容器9側へ引き寄せられる。第1シート1の他端部1bが、容器9側へ引き寄せられることによって、延出シート片7が容器9の段部93に強く当たるようになる。このため、延出シート片7による容器9に対する係止が解除され難く、従って、首掛けラベル3が容器9から外れにくい首掛けラベル付き容器10を構成できる。
さらに、付勢シート片8が、第1シート1の一端部1aが容器9から離れる方向に第1シート1を付勢しているので、さらに、延出シート片7が容器9の段部93側に引き寄せられる。
また、第2シート2の他端部2bが、容器9の胴部92に接しているので、第2シート2が位置ずれし難く、表示部である第2シート2を良好に立ち上がらせることができる。
本発明によれば、首掛けラベル3の容器9に対する装着位置がずれ難く、さらに、首掛けラベル3が容器9から不用意に外れ難い首掛けラベル付き容器10を提供できる。
上記のように本発明の首掛けラベル3は、容器9に対して安定的に装着できるので、第2シート2に、附属品を具備させることもできる。例えば、おまけを入れた袋、リーフレットを封入した袋などの附属品を、第2シート2に貼付してもよい。
次に、本発明の首掛けラベル付き容器の他の実施形態を示す。
ただし、他の実施形態の説明に於いて、主として上記実施形態と異なる構成及び効果について説明し、上記実施形態と同様の構成などについては、その説明を省略し、用語及び符号を援用することがある。
上記実施形態では、首掛けラベル3の第1シート1及び第2シート2は、別体のシート材からなるが、例えば、図9に示すように、第1シート1及び第2シート2が1枚のシート材から構成されていてもよい。この場合、1枚のシート材を折り返し、折り返し部分の内面を所定幅接着することにより、一端部1a,2aが接着された第1シート1及び第2シート2を構成できる。
また、上記実施形態の首掛けラベル付き容器10において、付勢シート片8は、側面視略U字状に湾曲して第1シート1と容器9の首部91の間に介在されているが、例えば、図10に示すように、付勢シート片8は、第1シート1の上面に略鋭角状に起立していてもよい。この場合でも、付勢シート片8の剛性によって、第1シート片1を付勢することができる。もっとも、付勢力が大きくなることから、付勢シート片8は、略U字状に湾曲した状態で第1シート1と容器9の首部91の間に介在されていることが好ましい。
さらに、上記実施形態では、延出シート片7及び付勢シート片8は、第1シート1の一部分で構成されているが、例えば、図11に示すように、延出シート片7及び付勢シート片8が第1シート1とは別体のシート材で構成されていてもよい。この場合、第1シート1の面内に孔部4を穿設し、この孔部4内へ延出シート片7及び付勢シート片8の先端部が対向して臨み出るように、別体の延出シート片7及び付勢シート片8の後端部を、前記孔部4の対向する縁部にそれぞれ接着すればよい。好ましくは、図11に示すように、別体の延出シート片7及び付勢シート片8は、第1シート1の内面側に配置される。
さらに、上記実施形態では、両シートは、平面視略矩形状に形成されているが、例えば、平面視略楕円形状、平面視略円形状、平面視略ハート形状などの所望の形状に形成してもよい。
また、上記実施形態の首掛けラベル3において、第2シート2が、2枚以上のシート材が剥離可能に弱接着された積層シートで構成されていてもよい。このように第2シート2を剥離可能な複数のシート材で構成すれば、そのシート材の重ね合わせ面に懸賞情報を表示しておくことにより、籤や懸賞を提供するキャンペーンラベルとしての機能を首掛けラベル3に付加できる。
本発明の1つの実施形態に係る首掛けラベル付き容器の側面図。 同正面図。ただし、薄墨塗り部分は、接着部を示す(他の図も同様)。 図2のI−I線において首掛けラベルのみを切断した状態で表した一部断面図。 本発明の1つの実施形態に係る首掛けラベルの平面図。 同背面図。 図4のII−II線断面図。 両シートを開けた状態の首掛けラベルの側面図。 首掛けラベルを容器に装着する過程を表した側面図。 本発明の他の実施形態に係る首掛けラベルの断面図。 本発明の他の実施形態に係る首掛けラベル付き容器の側面図。 本発明の他の実施形態に係る首掛けラベルの断面図。
符号の説明
1…第1シート、1a…第1シートの一端部、1b…第1シートの他端部、2…第2シート、2a…第2シートの一端部、2b…第2シートの他端部、3…首掛けラベル、4…孔部、5…切り目、6…接着部、7…延出シート片、8…付勢シート片、9…容器、91…容器の首部、92…容器の胴部、93…容器の段部、10…首掛けラベル付き容器

Claims (2)

  1. 段部を有する首部が胴部の上方に形成された容器と、内面が重ねられた第1シート及び第2シートを有し且つ前記両シートの一端部が接着された首掛けラベルと、を有し、
    前記第1シートの面内に、容器の首部に挿入可能な孔部が設けられ、前記第1シートの他端部に、前記第1シートの外面に起立可能な延出シート片が設けられており、
    一端部において接着された前記第1シート及び第2シートを、前記両シートの他端部が離反する方向に開くと共に、前記開いた第1シートの内面を下側に向けた状態で、前記第1シートの孔部が容器の首部に挿入され、且つ、前記延出シート片が第1シートの外面から起立して前記容器の段部に係止されており、
    前記開いた第2シートの内面の一部分が容器に接していることを特徴とする首掛けラベル付き容器。
  2. 前記第1シートの一端部が容器から離れる方向に前記第1シートを付勢する、付勢シート片を有する請求項1に記載の首掛けラベル付き容器。
JP2008072909A 2008-03-21 2008-03-21 首掛けラベル付き容器 Expired - Fee Related JP5205091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008072909A JP5205091B2 (ja) 2008-03-21 2008-03-21 首掛けラベル付き容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008072909A JP5205091B2 (ja) 2008-03-21 2008-03-21 首掛けラベル付き容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009227291A true JP2009227291A (ja) 2009-10-08
JP5205091B2 JP5205091B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=41243173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008072909A Expired - Fee Related JP5205091B2 (ja) 2008-03-21 2008-03-21 首掛けラベル付き容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5205091B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011081321A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Toppan Tdk Label Co Ltd 首掛けラベル
JP2012113035A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Toppan Printing Co Ltd ボトル用表示体
JP2013205664A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fuji Seal International Inc 首掛けラベル、及び首掛けラベル付き容器
JP2014174520A (ja) * 2013-03-13 2014-09-22 Fuji Seal International Inc 表示ラベル、及び表示ラベル付き容器
JP2016185821A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 株式会社フジシール ボトル用首掛け袋

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000039843A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Toppan Printing Co Ltd 商品添付用リーフレット
JP2000355311A (ja) * 1999-06-09 2000-12-26 Kotobuki Seihan Printing Co Ltd ボトルの首かけラベル
JP2002055611A (ja) * 2000-08-11 2002-02-20 Dainippon Printing Co Ltd 表示具
JP2006232287A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Challange Five:Kk 掛止用袋体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000039843A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Toppan Printing Co Ltd 商品添付用リーフレット
JP2000355311A (ja) * 1999-06-09 2000-12-26 Kotobuki Seihan Printing Co Ltd ボトルの首かけラベル
JP2002055611A (ja) * 2000-08-11 2002-02-20 Dainippon Printing Co Ltd 表示具
JP2006232287A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Challange Five:Kk 掛止用袋体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011081321A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Toppan Tdk Label Co Ltd 首掛けラベル
JP2012113035A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Toppan Printing Co Ltd ボトル用表示体
JP2013205664A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fuji Seal International Inc 首掛けラベル、及び首掛けラベル付き容器
JP2014174520A (ja) * 2013-03-13 2014-09-22 Fuji Seal International Inc 表示ラベル、及び表示ラベル付き容器
JP2016185821A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 株式会社フジシール ボトル用首掛け袋

Also Published As

Publication number Publication date
JP5205091B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6589623B2 (en) Duplex label pocket
JP5205091B2 (ja) 首掛けラベル付き容器
JP5849318B2 (ja) Popラベル、及びラベル付き容器
JP3177283U (ja) 部分糊付けpopラベル
JP2007017725A (ja) 起き上がりラベル
JP5453588B2 (ja) 首掛けラベル付き容器
JP4999741B2 (ja) 首掛けラベル
JP2011081321A (ja) 首掛けラベル
JP5205106B2 (ja) ラベル付き商品
KR200455593Y1 (ko) 라벨지
JP4831306B2 (ja) タグラベル貼付用荷札台紙
KR200481945Y1 (ko) 절취형 속지가 부착되는 판촉용 수첩커버
JP2009244516A (ja) 首掛けラベル、及び首掛けラベル付き容器
JP4847381B2 (ja) ラベル付き容器
JP2007108492A (ja) ラベルおよびその貼付用治具
JP4992502B2 (ja) タグ及びタグ用シート
JP4824536B2 (ja) 応募券用シールおよび応募券用シール貼付け方法
JP6031723B2 (ja) 首掛けラベル、及び首掛けラベル付き容器
JP4344443B2 (ja) ラベル
JP2011093166A (ja) 剥離紙片付き台紙
JP5691030B2 (ja) Popラベル
JP6691741B2 (ja) ラベル付き商品
JP6474316B2 (ja) 付属品付き商品
JP5837786B2 (ja) 起立手段を備えたラベル
JP2007033551A (ja) 折畳み式ラベル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5205091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees