JP2006232287A - 掛止用袋体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被収納物を収納する収納部2を具備した袋本体に、被掛止物に掛止可能な掛止部3が連設されて構成された掛止用袋体において、袋本体は、収納部2内に収納される被収納物が存在しない部分において折り曲げ可能であるとともに、その折り曲げられた状態を維持するための折曲状態維持手段が具備され、且つ掛止部3が被掛止物に掛止された状態において、収納部2内に被収納物が収納されて折り曲げられた袋本体の少なくとも一端側が、袋本体と掛止部3との連設部分よりも上部に位置するように構成した。
【選択図】 図8
Description
従って、このような被収納物を収納する袋体の場合には、上述のように袋本体が反り上がり、或いは掛止部から袋本体が垂れ下がる等により袋体の全体が湾曲して外観体裁が損なわれることは、被収納物の展示効果にも大きく影響し、ひいては商品であるボトル内の収容物の購買意欲、売れ行きにも影響を及ぼす場合がある。
たとえば下記特許文献3に開示された袋体は、この種のサンプル包装体として出願されているもので、掛止部において宣伝広告を表示する部分が反りたった状態となり、その掛止部に表示されている文字等のラベル表示により、一応の宣伝広告効果は発揮している。しかし、掛止部に対して袋本体が垂れ下がる等により袋体の全体が湾曲するという問題は解消されていない。むしろ掛止部の上部が反り立っていることで袋体の全体は波をうつような状態となって外観体裁を著しく損なうこととなっており、袋本体内に収容される被収納物の展示効果は著しく損なわれている。
被収納物を収納する収納部2を具備した袋本体1に、被掛止物に掛止可能な掛止部3が連設されて構成された掛止用袋体において、前記袋本体1は、前記収納部2内に収納される被収納物が存在しない部分において折り曲げ可能であるとともに、その折り曲げられた状態を維持するための折曲状態維持手段が具備され、且つ前記掛止部3が前記被掛止物に掛止された状態において、前記収納部2内に被収納物が収納されて折り曲げられた袋本体1の少なくとも一端側が、前記袋本体1と掛止部3との連設部分よりも上部に位置するように構成されていることを特徴とする。
存在によって、被収納物が収納された収納部と掛止部とが離間した状態となるので、袋本体の反り上がりをより確実に防止することができるという効果がある。
本実施形態の掛止用袋体は、図1乃至図3に示すように、被収納物を収納する収納部2を備えた袋本体1と、ボトル等の被掛止物に掛止可能な掛止部3と構成されている。袋本体1は全体が透明な合成樹脂製フィルムからなり、上部に開口部4を有する上記のような収納部2と、該収納部2を構成するフィルムからなる一片2a及び他片2bのうち、一片2aを上部に延長して構成される延長部5とで構成されている。
後述するように掛止部3を収納部2側に折り曲げる際に、収納部2側に接着される接着片10として形成されている。そして、この接着片10を接着するための接着剤13が、前記収納部2の他片2bの中央よりわずかに下側に設けられ、その接着剤13の外側に離型材14が設けられている。また前記接着片10が存在する位置と略対面する延長片5の位置にも、
接着剤11を介して離型材12が設けられている。この接着剤11は、前述のように掛止部3を収納部2側に折り曲げる際に、収納部2の他片2bの上部に接着されることとなる。
収納部2からなる袋本体1の全体は、その掛止部3を回動することによって何ら湾曲等により変形することがなく、袋本体1の全体がほぼ直線状に維持されていることとなる。
この結果、掛止部3をボトル16の首部17に掛止した状態においても、収納部2内に収納された被収納物15は、正面側から真っ直ぐな状態で現出させることができ、被収納物15の展示効果を非常に良好なものとすることができ。ひいては商品であるボトル16内の飲料等の消費者に対する購買意欲を高めることにもなる。
本実施形態では、図9に示すように袋本体1における上部側の接着剤11及び離型材12が、収納部2の上部に設けられており、この点で、延長部5側に接着剤11及び離型材12が設けられていた実施形態1の場合と相違する。この接着剤11及び離型材12が設けられている位置を除けば、袋体としての構成は上記実施形態1の場合と共通するため、その説明は省略する。
本実施形態では、図10に示すように区画シール部7の下方にフィルムが延長されておらず、従って上記実施形態1、2のような接着片10が本実施形態の掛止用袋体には存在しない。2箇所の接着剤11、13が収納部2の上下に設けられている点は実施形態2と共通しているが、本実施形態では上部側の接着剤11は、より開口部4に近い収納部2の上部側に設けられ、下部側の接着剤13は、より収納部2の底部に近い側に設けられている。
収納部2が延長片5側に折り曲げられて、接着剤11、13介して収納部2と延長片5とが接着される。従って、この点で、掛止部3が収納部2側に折り曲げられていた実施形態1、2の場合と相違している。この相違から、本実施形態では、袋本体1の全体における延長片5の長さの比率が、実施形態1、2の場合に比べて長く形成されている。
そして、そのような状態で、図14に示すように掛止部3の掛止用孔9を、被掛止物であるボトル16の首部17に挿入することで、袋体はボトル16の首部17に掛止されることになる。
掛止部3をボトル16の首部17に掛止した状態において、袋本体1の全体が掛止部3から垂れ下がって湾曲したような状態となることがない。
本実施形態では、図15に示すように、接着材11及び離型材12が収納部2の1箇所にのみ設けられ、この点で収納部の2箇所に設けられていた上記実施形態2や実施形態3の場合と相違している。袋体の構成自体は、実施形態2や実施形態3と共通しているので、その説明は省略する。
本実施形態においては、図17に示すように掛止部3が収納部2側に折り曲げられ、この点で上記実施形態1、2と共通する。
さらに本実施形態では、図18に示すように掛止部3を持ち上げ、図19に示すように
掛止部3の掛止用孔9をボトル16の首部17に挿入する。これによって袋体はボトル16の首部17に掛止された状態となる。
本実施形態では、図20に示すように、袋本体1を構成する収納部2の下部に収納用の開口部4が形成されており、この点で収納部2の上部に開口部4が形成されていた実施形態1乃至4の場合と相違する。本実施形態では、その下部の開口部4から収納部2の一片2aが他片2bよりも下方に延長されて封緘片18が形成されている。
本実施形態においては、先ず図21に示すように被収納物15が収納部2内に収納された後に、離型材14を剥離して接着剤13を介して封緘片18を収納部2の他片2b側に接着し、次に、上部側の離型材12を剥離し、図22のように掛止部3を収納部2側に折り曲げ、その折り曲げられた収納部2を構成するフィルム相互間を、接着剤を介して接着する。
尚、上記実施形態1乃至4では、開口部4が収納部2の上部に形成された袋本体1を用い、実施形態5では開口部4が収納部2の下部に形成された袋本体1を用いたが、袋本体1の形態はいずれのものを用いることも可能であり、またこれらに限定されるものではない。
この場合においても、掛止部3と袋本体1の全体が同図に示すように略T字状の状態となり、収納部2内に収納された被収納物15は、正面側から真っ直ぐな状態で現出させることができ、被収納物15の展示効果を非常に良好なものとすることができる。
3…掛止部 5…延長片
10…接着片 11、13…接着剤
Claims (7)
- 被収納物を収納する収納部(2)を具備した袋本体(1)に、被掛止物に掛止可能な掛止部(3)が連設されて構成された掛止用袋体において、前記袋本体(1)は、前記収納部(2)内に収納される被収納物が存在しない部分において折り曲げ可能であるとともに、その折り曲げられた状態を維持するための折曲状態維持手段が具備され、且つ前記掛止部(3)が前記被掛止物に掛止された状態において、前記収納部(2)内に被収納物が収納されて折り曲げられた袋本体(1)の少なくとも一端側が、前記袋本体(1)と掛止部(3)との連設部分よりも上部に位置するように構成されていることを特徴とする掛止用袋体。
- 掛止部(3)が被掛止物に掛止された状態において、袋本体(1)が掛止部(3)に対して略T字状に交差した状態となるように、該袋本体(1)と掛止部(3)とが構成されている請求項1記載の掛止用袋体。
- 袋本体(1)が折り曲げられた状態を維持するための折曲状態維持手段が、折り曲げられた袋本体(1)の対面する位置を接着するための接着剤である請求項1又は2記載の掛止用袋体。
- 袋本体(1)と掛止部(3)との連設部分が、区画シール部(7)である請求項1乃至3のいずれかに記載の掛止用袋体。
- 袋本体(1)が、収納部(2)と、該収納部(2)から延長されて該収納部(2)と掛止部(3)との間に設けられた延長部(5)とで構成されている請求項1乃至4のいずれかに記載の掛止用袋体。
- 袋本体(1)が、収納部(2)と、該収納部(2)から延長されて該収納部(2)と掛止部(3)との間に設けられた延長部(5)と、該延長部(5)とは前記掛止部(3)を隔てて反対側に形成された接着片(10)とで構成され、袋本体(1)を折り曲げた際に、前記接着片(10)が前記収納部(2)に接着されるように構成されている請求項1乃至4のいずれかに記載の掛止用袋体。
- 袋本体(1)を折り曲げた際に、収納部(2)と延長部(5)とが接着可能となるように構成されている請求項5又は6記載の掛止用袋体。
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