JP5329845B2 - 展示物品保持具 - Google Patents
展示物品保持具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5329845B2 JP5329845B2 JP2008141594A JP2008141594A JP5329845B2 JP 5329845 B2 JP5329845 B2 JP 5329845B2 JP 2008141594 A JP2008141594 A JP 2008141594A JP 2008141594 A JP2008141594 A JP 2008141594A JP 5329845 B2 JP5329845 B2 JP 5329845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display article
- flexible member
- holding
- display
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Description
特に、ボトルやスプレー容器に収容された芳香剤、整髪剤、制汗剤等の化粧料のような流体の商品では、容器が商品棚の手前から奥に向けて並べられて、商品毎に1列乃至数列に整列されて置かれている。
図1は、本発明に係る展示物品保持具の第1の実施形態を示す斜視図である。図2(a)は、本発明に係る第1の実施形態を示す展示物品保持具の側面図であり、図2(b)は、底面図である。図3は、本発明に係る第1の実施形態を示す展示物品保持具の側方断面図である。
なお、図1に示す方向a、b、c、dを夫々展示物品保持具(1)の前、後、左、右とする。
展示物品保持具(1)は、掛止部(3)を商品棚等の最前面に設置された落下防止柵に掛止させて使用され、保持部(2)にて化粧料等が封入されたスプレー缶等の円筒形容器の下部を保持する。
表示部(21)は、保持部(2)の底面前方部分に接着された透明の板状部材からなり、該板状部材は保持部(2)の底面の前端を基端部として屈折されており、その先端部は保持部(2)の前面上部で係止されている。
対向板(32)の下端部は背板(31)の高さHの略半分の高さ乃至やや上方に位置し、上端部は背板(31)の上端部よりやや上方に位置している。
上板(33)は背板(31)の上端部と対向板(32)の上端部とを接続している。上板(33)は対向板(32)の上端部より前方に僅かに水平部分を有し、背板(31)の上端部に向けて下方に傾斜している。
可撓性部材(4)は、1枚の板材であり基端部(41)で屈曲されているため、自身の弾性により伸展する方向(図3矢印方向)に復元しようとする復元力を有している。該復元力によって伸展しようとするが、対向板(32)を有することで先端部(42)が対向板(32)に接して伸展が規制されている。
図4に示すように、掛止部(3)を落下防止柵(F)に掛止させた時に、可撓性部材(4)が更に屈曲させられ伸展しようとする復元力が大きくなるので落下防止柵(F)を十分押さえつけることができ、がたつきや前傾によって展示物品を落下させることを防止できる。また展示物品保持具(1)が展示物品と略同じ幅で展示物品を出し入れする際に引っ掛かり易い場合であっても、展示物品保持具(1)のがたつきを防止できる。
可撓性部材(4)の厚みは、十分な強度と復元力を有すれば特に限定されない。
前述したように、可撓性部材(4)は1枚の板材が基端部(41)で屈曲されており、自身の弾性によって伸展する方向に復元しようとする復元力を有している。該復元力は基端部(41)に集中して加わるので、可撓性部材(4)の取り付け方法が接着である場合、長時間の物品保持や重い物品の保持によって、基端部(41)より可撓性部材(4)の剥がれを生じうる。しかし、基端部(41)に切り込み(411)を有することで基端部(41)に集中する復元力を低減でき、可撓性部材(4)の剥がれを生じ難く、重い物品でも長期間保持できる。
図5(a)に示すように、切り込み(411)は可撓性部材(4)の幅方向中央に対し左右均等に位置しており、切り込み(411)の長さLは、可撓性部材(4)の幅Wの略半分(40〜60%程度)の長さであることが好ましい。
可撓性部材(4)は、切り込み(411)が長すぎると伸展しようとする復元力を損なってがたつきを防止できなかったり、強度を損なって破損し易くなったりし、短すぎると基端部(41)に集中する復元力を低減できず、接着部分の剥がれを生じ易く展示物品を長期間保持できないからである。
この基端部(41)への復元力の集中を抑制するために、可撓性部材(4)に前記切り込み(411)を有するPET製の板材を用いるのが好ましい。また、板材の強度と復元力の観点から、その厚さは0.2〜0.4mm程度の板材を用いるのが好ましい。
これにより、基端部(41)に集中する復元力をより効果的に低減することができ、可撓性部材(4)の取付手段に両面テープを用いても、長時間の物品保持や重い物品の保持によっても可撓性部材(4)の剥がれを効果的に抑制することができる。
可撓性部材(4)が短すぎると十分な復元力が得られず落下防止柵を対向板(32)に押し付けられないのでがたつきを防止できなく、長すぎると先端部(42)が上板(33)と干渉してしまい、落下防止柵の押えつけが不十分になるからである。
掛止部(3)が下部から上部に向けて徐々に狭くなるので、図4に示すように種々の厚みの落下防止柵Fに展示物品保持具(1)をがたつき無く掛止できるからである。
本実施形態では、傾斜部(34)は背板(31)の上端部付近から後方に水平に延伸し、背板(31)と対向板(32)の略中間部分から対向板(32)へ向けて下方に傾斜している。
傾斜部(34)と対向板(32)の成す角αは、30°程度であるが、特に限定されるものではない。
例えば図6及び7に示すように、展示物品(D)が円筒形容器である場合、保持部(2)の左右の側板に薄肉部(22)を設けると良い。
図6に示すように薄肉部(22)に展示物品(D)の外径部分が入り込むことにより展示物品保持具(1)の幅を展示物品(D)の外径(幅)と略同じにできるので、異なる商品を隣接させて陳列する場合であっても、陳列する商品1列毎に展示物品(D)を展示することができるからである。
同形状で異なる商品を隣接させて陳列する場合、連結雄部(231)を連結雌部(232)に嵌合させることによって図7に示すように展示物品保持具(1)を連結でき、陳列商品1列毎に展示物品(D)を展示することができるからである。
第2の実施形態の展示物品保持具(10)の保持部(2)及び掛止部(3)については展示物品保持具(1)のものと略同じであり、相当する部分については同一符号を付した。
載置部(321)に展示物品と同じ物品を載置することで該展示物品の重みによって展示物品保持具(10)が前傾しにくくできるので、更に展示物品保持具(10)を安定させることができる。
2 保持部
22 薄肉部
3 掛止部
31 背板
32 対向板
33 上板
34 傾斜部
4 可撓性部材
41 基端部
411 切り込み
42 先端部
D 展示物品
F 落下防止柵
Claims (7)
- 上面を開口した函状体で内部に展示物品を保持する保持部と、
前記保持部の背面上部に位置し前記保持部を陳列棚の柵等に掛止する掛止部を有する展示物品保持具であって、
前記掛止部は、前記背面を成す背板と、前記背面に対向し平行な対向面を成す対向板と、前記背板と前記対向板を上方で接続する上板で形成されており、
前記保持部の底面には、前記背面の下端を基端部として屈曲し先端部が前記対向面と前記背面の間に位置する可撓性部材が取り付けられ、
前記屈曲した可撓性部材は伸展する方向の復元力を有しており、
前記可撓性部材が、前記基端部に該可撓性部材の幅方向に延びる切り込みを有することを特徴とする展示物品保持具。 - 前記上板の下方には、前記対向板近傍部分に前記背板側から前記対向板側に向けて下方に傾斜する傾斜部を有していることを特徴とする請求項1に記載の展示物品保持具。
- 前記切り込みは、前記可撓性部材の幅方向中央に位置し、その長さは前記可撓性部材の幅の略半分の長さであることを特徴とする請求項1に記載の展示物品保持具。
- 前記基端部から前記先端部までの長さが、前記背板の高さと略同じ長さであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の展示物品保持具。
- 前記保持部の幅が、前記保持部に保持される展示物品の幅と略同じであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の展示物品保持具。
- 前記保持部に保持される展示物品が、円筒形容器である請求項1乃至5の何れかに記載の展示物品保持具。
- 前記保持部に保持される展示物品が、化粧料用容器である請求項1乃至6の何れかに記載の展示物品保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008141594A JP5329845B2 (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 展示物品保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008141594A JP5329845B2 (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 展示物品保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009285205A JP2009285205A (ja) | 2009-12-10 |
JP5329845B2 true JP5329845B2 (ja) | 2013-10-30 |
Family
ID=41454992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008141594A Expired - Fee Related JP5329845B2 (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 展示物品保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5329845B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56130468U (ja) * | 1980-03-04 | 1981-10-03 | ||
JP2860380B2 (ja) * | 1996-03-15 | 1999-02-24 | 株式会社オーエスクリエイト | 展示又は収納用等の物入れ |
JP4580076B2 (ja) * | 2000-08-31 | 2010-11-10 | エステー株式会社 | サンプルホルダー |
JP2005211320A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Yozo Shinozaki | 掲示具並びに吊り掛け具 |
-
2008
- 2008-05-29 JP JP2008141594A patent/JP5329845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009285205A (ja) | 2009-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050072747A1 (en) | Merchandising system | |
US20160372012A1 (en) | Shelf clip with graphic holder | |
CN101129239B (zh) | 卡片产品陈列系统 | |
JP5329845B2 (ja) | 展示物品保持具 | |
US8579245B2 (en) | Retail product assembly with hanger | |
JP2006230818A (ja) | 商品陳列棚用容器ホルダー | |
JP2006232287A (ja) | 掛止用袋体 | |
JP5317728B2 (ja) | 展示物品保持具 | |
US6976331B2 (en) | Sign holder | |
KR100403365B1 (ko) | 상품명 및 가격표시 수단을 갖춘 상품진열용 행거기구 | |
JP2009195275A (ja) | 商品広告装置 | |
JPH0538309A (ja) | 商品陳列装置 | |
JP2008284115A (ja) | 化粧品テスター陳列台 | |
JP2541355Y2 (ja) | 陳列商品表示用カードケースの取付構造 | |
US6997335B2 (en) | Integral shelf organizer and brochure dispenser | |
KR200391130Y1 (ko) | 가격표시판 | |
JP3168885U (ja) | 商品陳列具 | |
US20050167376A1 (en) | Merchandise display apparatus | |
JP3101116U (ja) | 背負い式バッグ類の陳列用具 | |
EP0681803A1 (en) | Display unit | |
KR200450800Y1 (ko) | 진열장용 상품패널 | |
JP2006198227A (ja) | 商品吊下展示用バーフック | |
JP3125416U (ja) | 商品陳列具 | |
JP2007029203A (ja) | 軟包装物自立具及び軟包装物の陳列方法 | |
JP3180461U (ja) | ディスプレイ用具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130401 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130708 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5329845 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |