JP3125416U

JP3125416U - 商品陳列具

Info

Publication number: JP3125416U
Application number: JP2006005711U
Authority: JP
Inventors: 俊一橋本
Original assignee: 俊一橋本
Priority date: 2006-06-19
Filing date: 2006-06-19
Publication date: 2006-09-21
Anticipated expiration: 2016-06-19

Abstract

【課題】本考案は財布等の高額商品を店頭にて展示する陳列具に関するものであり、盗難防止に優れたものである。
【解決手段】財布等の商品を載置する商品収納部が前後方向に複数連接し、前記商品に取り付け可能な留め具を一端に備えた連結具の他端を前記各商品収納部に連結した商品陳列具とする。
【選択図】図１

Description

本考案は財布等の高額商品を店頭にて展示する陳列具に関するものであり、盗難防止に優れたものである。

財布等の商品はその商品の性質から、消費者に直接手に取ってもらい質感を確認してもらったり、使い勝手を確認してもらうことは重要な販促要素である。従って、販売店の店頭において消費者に手に取ってもらうために効果的な展示を行うことも重要であることから専用の陳列具を用意して商品を陳列することも一般的に行われている。
一方で財布等の高額商品は盗難という問題も抱えている。従来の陳列具は１つの商品に１つの陳列具を設けており、大きさも財布と同等程度のものであり、例え商品と陳列具が紐等で連結されていたとしても商品と共に陳列具ごと盗難されてしまうという問題があった。

本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、商品を消費者に手にとってもらう展示方式を採用しながらも、盗難防止効果も同時に備えた商品陳列具を提供することを課題とする。

本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、商品を消費者に手にとってもらう展示方式を採用しながらも、盗難防止効果も同時に備え、さらにディスプレイ効果にも優れた商品陳列具を提供することを課題とする。

本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、商品を消費者に手にとってもらう展示方式を採用しながらも、盗難防止効果も同時に備え、さらに消費者が手に取って商品を確認する効果を高めた商品陳列具を提供することを課題とする。

財布等の商品を載置する商品収納部が前後方向に複数連接し、前記商品に取り付け可能な留め具を一端に備えた連結具の他端を前記各商品収納部に連結したことを特徴とする商品陳列具である。

前記商品収納部が前板と底板と後板とから成る側面略凹字であり、前方に隣接する商品収納部の後板と後方に隣接する商品収納部の前板とが連接したことを特徴とする請求項１記載の商品陳列具である。

前記連結具が金属、プラスチック等の紐状物であることを特徴とする請求項１又は２記載の商品陳列具である。

本考案の請求項１に係わる商品陳列具は、各商品収納部を複数個連結し、かつ各商品収納部と各商品とを連結具により一体としたために、１つの商品を盗難しようとしても陳列具全体を取り上げざる終えなくなり、１つの商品に対して陳列具全体の大きさが相当大きくなるため、その取り扱いが煩雑となり、また、隠し場所、収納場所にも困るため、結果として盗難を困難なものとする。また、以上のことは盗難しようとする人に対して目で見て直感的に判断できるために盗難に対する抑止力も働く。さらに、このような盗難防止効果を持ちながらも陳列具としての形態は店頭において優れたディスプレイ効果を得ることができる。

本考案の請求項２に係わる商品陳列具は、請求項１の効果に加え、１枚の連続した板状物から容易に製造することができ、かつシンプルで高いディスプレイ効果を有すす。

本考案の請求項３に係わる商品陳列具は、請求項１の効果に加え、連結具を紐状物とすることで、消費者は商品を陳列具から持ち上げ、近くで機能等を確認することができる。

以下、図面を参照して、本考案の実施の形態を説明する。

図１は本考案商品陳列具の斜視図であり、図２は同側面図である。前板１、底板２、後板３がそれぞれ連接した側面略凹字状の商品収納部４が前後方向に３個連接している。各商品収納部４は前方に位置する商品収納部４の後板３の上端と、後方に位置する商品収納部４の前板１の上端とが連接している。

そして、各収納部毎に、先端に留め具５を有する紐状の連結具６の他端を一体的に連結する。該留め具は財布１０と一体となった部材である開封部分のつまみ１１に取り付けが可能である。

本考案商品陳列具を使用する場合は、まず連結具の留め具を商品に取り付ける。そしてこの状態で各商品収納部に載置する。
消費者は目的の商品を手に取り、連結具の長さ分だけ手元に引き寄せ、機能等を確認することができる。
仮に、盗難しようとする場合は商品を盗難すれば陳列具自体も動いてしまい、しかも陳列具は商品に比べて大きいため、これを隠して持ち歩くことは困難となる。

以上、本考案の１実施形態を説明したが、本考案はさまざまな形態を取る事が可能である。商品収納部の連接する数は自由に設定することができる。また、商品収納部の形状は上記実施例においては商品を傾けた状態で展示することを考慮して後板を後方に傾斜させているが、直立状態での展示を考慮する場合は後板を垂直に設ける等自由に設計できる。また、前方に位置する商品収納部の後板と後方に位置する商品収納部の前板を兼用した１枚の板状物とすることもできる。また、商品収納部の左右にも板を設け、商品収納部を箱状物とすることもできる。

前記連結具は、材質を金属製の鎖、プラスチック製の紐状物等自由に設定できる。また、先端の留め具は商品と着脱自在とすることもできるが、盗難防止効果を高めるためには容易には着脱できないものとすることが好ましい。また、連結具と商品収納部との取り付けは、連結部を商品収納部に設けた孔に直接結びつけることもできるし、連結具に留め具を設けて取り付けることもできる。この場合も商品収納部と連結部とは着脱自在とすることはできるが、盗難防止効果を高めるためには容易には着脱できないものとすることが好ましい。連結具を取り付ける商品の部材も、商品に一体的に取り付けられた金具でも良いし、商品に付けた値札に取り付けることもできるし、あるいは値札を取り付ける紐状物に取り付けることもできる。

本考案の実施例に係わる斜視図本考案の実施例に係わる側面図

符号の説明

１前板
２底板
３後板
４商品収納部
５留め具
６連結具

Claims

財布等の商品を載置する商品収納部が前後方向に複数連接し、前記商品に取り付け可能な留め具を一端に備えた連結具の他端を前記各商品収納部に連結したことを特徴とする商品陳列具。
前記商品収納部が前板と底板と後板とから成る側面略凹字状であり、前方に隣接する商品収納部の後板と後方に隣接する商品収納部の前板とが連接したことを特徴とする請求項１記載の商品陳列具。
前記連結具が金属、プラスチック等の紐状物であることを特徴とする請求項１又は２記載の商品陳列具。