JP2009227034A - タイヤ空気圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ減圧判定のプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】前後駆動トルク配分が可変である4輪車両における減圧を精度よく検出することができるタイヤ空気圧低下検出方法を提供する。
【解決手段】前後駆動トルク配分が可変である4輪車両に装着したタイヤから得られる車輪回転情報に基づいてタイヤ空気圧の低下を検出するタイヤ空気圧低下検出方法。各車輪タイヤから得られる車輪回転情報を求める工程と、この車輪回転情報から算出される、前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を所定の基準値と比較することでタイヤの空気圧の低下を判定する判定工程と、前記所定の基準値を得るために正規内圧での前後軸の車輪速比を記憶する初期化工程と、前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別する工程とを含んでいる。前記初期化工程は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、前記駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式を求める工程、及び、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求める工程を含んでいる。前記判定工程は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定する。
【選択図】 なし

Description

本発明はタイヤ空気圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ減圧判定のプログラムに関する。
従来、タイヤ空気圧低下検出装置は、タイヤが減圧すると正常空気圧のタイヤより外径(タイヤの動荷重半径)が減少するため、他の正常なタイヤに比べると回転角速度(車輪速度)が増加するという原理を用いている。例えば、タイヤの車輪速度の相対的な差から空気圧の低下を検出する方法では、判定値DELとして、
DEL={(V1+V4)/2−(V2+V3)/2}/{(V1+V2+V3+V4)/4}×100(%)
を用いて、このDELの絶対値が警報閾値を超えたときに警報を発すようにしている(例えば、特許文献1参照)。ここで、V1〜V4は、それぞれ左前輪タイヤ、右前輪タイヤ、左後輪タイヤ及び右後輪タイヤの車輪速度である。
かかる判定値DELを用いてタイヤ減圧を判定するに際し、例えば偏荷重により、駆動時に生じるタイヤのスリップ率が変化し、車輪速度の相対的な差から求められるDELではスリップ率の影響を排除できず、その結果、正常圧であるにもかかわらず減圧であると誤判定する場合がある。
そこで、3つの判定値DEL1、DEL2、DEL3を用いて、誤報を回避しつつ、減圧警報及び減圧輪位置の特定を行うことができるタイヤ空気圧低下検出方法が提案されている(特許文献2参照)。ここに、判定値DEL1は、2組の対角線上にある一対の車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものであり、判定値DEL2は、前輪タイヤの車輪回転情報の和と後輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものであり、判定値DEL3は、右側車輪タイヤの車輪回転情報の和と左側車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである。
特開昭63−305011号公報 特開2005−53263号公報
前記3つの判定値のうち、判定値DEL2は、通常、駆動トルク又は車両速度に依存して変化するものと考えられている。タイヤが減圧しているか否かを判定するためには、正規内圧時に初期化を行い、正規内圧時における判定値DEL2の初期値を求めておく必要がある。例えば、駆動トルクに依存するものとして、DEL2の初期値を学習する場合、時々刻々の駆動トルクに対するDEL2の変化を記憶し、当該駆動トルクの関数としてDEL2を表し、両者の相関関係を表す近似式を求めておく。2輪駆動車の場合、横軸を駆動トルクとし、縦軸をDEL2とすると、両者の関係は、例えば図5に示されるようになる。
図5に示されるように、駆動トルクとDEL2の関係は、1次関数で近似させることができることから、初期化中にDEL2=A×駆動トルク+Bを満たすA及びBを算出する。これを元に、正規内圧状態か減圧状態かを判別する指標としている。図6は、正規内圧状態における駆動トルクとDEL2の関係、及び減圧状態における駆動トルクとDEL2の関係を示している。例えば、ある時刻tにおける駆動トルクをT(t)とすると、駆動トルクがT(t)のときの正規内圧時でのDEL2は、DEL2=A×T(t)+Bとなる。また、この時刻tにおけるDEL2は、各車輪タイヤから得られる車輪回転情報を用いて算出することができ、この算出したDEL2と、正規内圧時でのDEL2とを比較することで、タイヤが減圧しているか否かを判別することができる。
また、4輪駆動車の場合でも、前後軸への駆動トルク配分が等配分(50%:50%)のときは、例えば図7に示されるように、駆動トルクの大きさにかかわらずDEL2は略一定値となる。したがって、これを基準値とし、この基準値と走行中に算出されるDEL2とを比較することで減圧状態であるか否かを判別することができる。図8は、正規内圧状態のDEL2と減圧状態のDEL2との差を示している。
しかしながら、DEL2が駆動トルク又は車両速度に依存するのは2輪駆動車の場合であり、また4輪駆動車でもDEL2が一定値に収束するのは前後駆動トルクの配分が等配分(50%:50%)のときだけである。4輪駆動車で前後駆動トルクの配分が可変の場合は、図9に示されるように、DEL2は一定値に収束せず、また前後駆動トルクの和との間に相関関係を見出すことができない場合がある。
このような前後駆動トルク配分が等配分でない車両では、前後駆動トルクの和(合計値)に対してDEL2は一定の関係が現れず、したがって、このDEL2の値でもって正規内圧状態であるか減圧状態であるのかを精度よく判別することは困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、前後駆動トルク配分が可変である4輪車両における減圧を精度よく検出することができるタイヤ空気圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ減圧判定のプログラムを提供することを目的としている。
本発明のタイヤ空気圧低下検出方法は、前後駆動トルク配分が可変である4輪車両に装着したタイヤから得られる車輪回転情報に基づいてタイヤ空気圧の低下を検出するタイヤ空気圧低下検出方法であって、
各車輪タイヤから得られる車輪回転情報を求める工程と、
この車輪回転情報から算出される、前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を所定の基準値と比較することでタイヤの空気圧の低下を判定する判定工程と、
前記所定の基準値を得るために正規内圧での前後軸の車輪速比を記憶する初期化工程と、
前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別する工程と
を含んでおり、
前記初期化工程は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、前記駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式を求める工程、及び、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求める工程を含んでおり、
前記判定工程は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定することを特徴としている。
本発明のタイヤ空気圧低下検出方法では、前後駆動トルク配分が可変である車両においては、駆動トルクの合計値ではなく、前後駆動トルクの差にDEL2(前後軸の車輪速比を表す減圧判定値)が依存することに着目し、初期化工程において、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求めている。そして、走行中において、前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定している。一方、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、初期化工程において求めておいた駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定している。こうして、前後駆動トルク配分が等配分である場合も、等配分でない場合も、時々刻々DEL2をモニタリングすることで、正規内圧であるか否かを精度よく判別することができる。
前記判定工程を、2組の対角線上にある一対の車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値、及び右側車輪タイヤの車輪回転情報の和と左側車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値をそれぞれ演算する工程、これら減圧判定値及び前記前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を記憶する工程、各車輪タイヤに対して設定される、前記3つの減圧判定値ごとの判定条件から、各車輪タイヤの空気圧の低下を判定する工程を含むものとすることができる。この場合、DEL2に加えて、2組の対角線上にある一対の車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値(DEL1)及び右側車輪タイヤの車輪回転情報の和と左側車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値(DEL3)を求め、3つの減圧判定値ごとの判定条件から、各車輪タイヤの空気圧の低下を判定することにより、減圧しているタイヤを特定することができる。
また、本発明のタイヤ空気圧低下検出装置は、前後駆動トルク配分が可変である4輪車両に装着したタイヤから得られる車輪回転情報に基づいてタイヤ空気圧の低下を検出するタイヤ空気圧低下検出装置であって、
各車輪タイヤから得られる車輪回転情報を求める回転情報検出手段と、
この車輪回転情報から算出される、前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を所定の基準値と比較することでタイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と、
前記所定の基準値を得るために正規内圧での前後軸の車輪速比を記憶する初期化手段と、
前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別するトルク配分判別手段と
を含んでおり、
前記初期化手段は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、前記駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式を求める演算手段、及び、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求める演算手段を含んでおり、
前記判定手段は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定することを特徴としている。
本発明のタイヤ空気圧低下検出装置では、前後駆動トルク配分が可変である車両においては、駆動トルクの合計値ではなく、前後駆動トルクの差にDEL2(前後軸の車輪速比を表す減圧判定値)が依存することに着目し、初期化工程において、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求めている。そして、走行中において、前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定している。一方、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、初期化工程において求めておいた駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定している。こうして、前後駆動トルク配分が等配分である場合も、等配分でない場合も、時々刻々DEL2をモニタリングすることで、正規内圧であるか否かを精度よく判別することができる。
前記判定手段を、2組の対角線上にある一対の車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値、及び右側車輪タイヤの車輪回転情報の和と左側車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値をそれぞれ演算する演算手段、これら減圧判定値及び前記前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を記憶する記憶手段、各車輪タイヤに対して設定される、前記3つの減圧判定値ごとの判定条件から、各車輪タイヤの空気圧の低下を判定する手段を含むものとすることができる。この場合、DEL2に加えて、2組の対角線上にある一対の車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値(DEL1)及び右側車輪タイヤの車輪回転情報の和と左側車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値(DEL3)を求め、3つの減圧判定値ごとの判定条件から、各車輪タイヤの空気圧の低下を判定することにより、減圧しているタイヤを特定することができる。
さらに、本発明のタイヤ減圧判定のプログラムは、前後駆動トルク配分が可変である4輪車両に装着したタイヤから得られる車輪回転情報に基づいてタイヤ空気圧の低下を検出するために、コンピュータを、各車輪タイヤから得られる車輪回転情報から算出される、前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を所定の基準値と比較することでタイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と、前記所定の基準値を得るために正規内圧での前後軸の車輪速比を記憶する初期化手段と、前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別するトルク配分判別手段として機能させ、且つ、前記初期化手段が、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、前記駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式を求める演算手段、及び、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求める演算手段を含んでおり、
前記判定手段が、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定することを特徴としている。
本発明のタイヤ空気圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ減圧判定のプログラムによれば、前後駆動トルク配分が可変である4輪車両における減圧検出の精度を高めることができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明のタイヤ空気圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ減圧判定のプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施の形態に係るタイヤ空気圧低下検出装置は、4輪車両に備えられた4つのタイヤFL(左前輪)、FR(右前輪)、RL(左後輪)及びRR(右後輪)の車輪回転情報を検出するため、各タイヤに関連して設けられた通常の車輪速度検出手段(車輪回転情報検出手段)1を備えている。
前記車輪速度検出手段1としては、電磁ピックアップなどを用いて回転パルスを発生させてパルスの数から回転角速度及び車輪速度を測定するための車輪速センサ又はダイナモのように回転を利用して発電を行い、この電圧から回転角速度及び車輪速度を測定するためのものを含む角速度センサなどを用いることができる。前記車輪速度検出手段1の出力は、ABSなどのコンピュータである制御ユニット2に与えられる。この制御ユニット2には、内圧が低下したタイヤを表示するための液晶表示素子、プラズマ表示素子又はCRTなどで構成された表示器3、ドライバーによって操作することができる初期化ボタン4、タイヤの内圧低下をドライバーに知らせる警報器5が接続されている。
制御ユニット2は、図2に示されるように、外部装置との信号の受け渡しに必要なI/Oインターフェース2aと、演算処理の中枢として機能するCPU2bと、このCPU2bの制御動作プログラムが格納されたROM2cと、前記CPU2bが制御動作を行う際にデータなどが一時的に書き込まれたり、その書き込まれたデータが読み出されたりするRAM2dとから構成されている。
前記車輪速度検出手段1では、タイヤの回転数に対応したパルス信号(以下、「車輪速パルス」ともいう)が出力される。また、CPU2bでは、車輪速度検出手段1から出力された車輪速パルスに基づいて、所定のサンプリング周期ΔT(sec)、例えばΔT=0.05秒毎に各タイヤの回転角速度Fiが算出される。
ところで、タイヤは規格内でのばらつき(初期差異)が含まれて製造されるため、各タイヤの有効転がり半径(一回転により進んだ距離を2πで割った値)は、すべてのタイヤがたとえ正規内圧であっても、同一とは限らない。そのため、各タイヤの回転角速度Fiはばらつくことになる。そこで、たとえば回転角速度Fiから初期差異の影響を排除する方法がある。この方法では、まず、つぎに示される初期補正係数K1、K2、K3を算出する。
K1=F1/F2 ・・・(1)
K2=F3/F4 ・・・(2)
K3=(F1+K1ラF2)/(F2+K2ラF4) ・・・(3)
ついで、この算出された初期補正係数K1、K2、K3を用いて式(4)〜(7)に示されるように新たな回転角速度F1iを求めるようにしている。
F11=F1 ・・・(4)
F12=K1ラF2 ・・・(5)
F13=K3ラF3 ・・・(6)
F14=K2ラK3ラF4 ・・・(7)
ここで、初期補正係数K1は、前左右タイヤ間の初期差異による有効ころがり半径の差を補正するための係数である。初期補正係数K2は、後左右タイヤ間の初期差異による有効ころがり半径の差を補正するための係数である。初期補正係数K3は、前左タイヤと後左タイヤとのあいだの初期差異による有効ころがり半径の差を補正するための係数である。そして、前記F1iに基づき、各車輪のタイヤの車輪速度Viを算出する。
本実施の形態では、空気圧の低下を判定するために、つぎの判定値DEL2を用いている。
すなわち、前後軸の車輪速比を表す減圧判定値DEL2として、つぎの式(8)に示されるように、前輪タイヤの車輪速度の和と後輪タイヤの車輪速度の和の差(2組の和の差)を4輪タイヤの平均車輪速度で割った値の比率を用いる。
DEL2={(V1+V2)/2−(V3+V4)/2}/(Vmean)×100(%)・・・・・・(8)
ここで、V1〜V4は、それぞれ左前輪タイヤ、右前輪タイヤ、左後輪タイヤ及び右後輪タイヤの車輪速度であり、Vmeanは、(V1+V2+V3+V4)/4である。
本実施の形態では、タイヤが減圧しているか否かを判定するための基準値を得るために正規内圧での前後軸の車輪速比を記憶する初期化を行っている。この初期化において、前後駆動トルク配分が等配分であるか否かに応じて、前後基準値を得るための手法を変えている。具体的に、前後駆動トルク配分が等配分でない場合、DEL2は、駆動トルク合計値ではなく、前後駆動トルクの差に依存していることから、初期化中に時々刻々の前後駆動トルク差の関数としてDEL2を表して記憶させておく。すなわち、前後駆動トルク差とDEL2との相関関係を表す第2関係式を記憶させておく。図3は、前後駆動トルクの配分が等配分でない場合に、前後駆動トルク差を横軸としたときのDEL2を示している。
前後駆動トルク差とDEL2は、1次関数で近似可能であることから、2輪駆動車の場合と同様に、DEL2=A×(前後駆動トルク差)+Bの関係を満たすA及びBを算出する。これを元に、正規内圧状態か減圧状態かを判別する指標としている。図4は、正規内圧状態における前後駆動トルク差とDEL2の関係、及び減圧状態における前後駆動トルク差とDEL2の関係を示している。例えば、ある時刻tの駆動トルクT(t)=Trear(t)+Tfront(t)のときの正規内圧時でのDEL2(t)は、
DEL2(t)=A×前後駆動トルク差{Trear(t)−Tfront(t)}+B
となり、時々刻々DEL2をモニタリングすることで、正規内圧時でのDEL2(t)と差があるか否かを知ることができ、これによりタイヤが減圧しているか否かを判定することができる。
一方、前後駆動トルク配分が等配分である場合、すなわちTrear(t)−Tfront(t)=0のときは、前記駆動トルクの合計とDEL2との相関関係を表す第1関係式を求める。この第1関係式は、前述したように、DEL2の値が駆動トルクの合計の値にかかわらず略一定であることから、DEL2=Cnstant(定数)ということになる。
このように、本発明では、前後駆動トルク配分をモニタリングし、前記駆動トルクが等配分であるか、前後駆動トルク差があるかを判別し、いずれかの関係式を用いて、正規内圧時でのDEL2を算出するかを使い分けている。これにより、前後駆動トルク配分が可変である4輪駆動車であっても、精度よくタイヤの減圧を検出することができる。
本実施の形態に係るタイヤ内圧低下検出装置は、車輪速度検出手段(車輪回転情報検出手段)1と、この車輪回転情報から算出される、前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を所定の基準値と比較することでタイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と、前記所定の基準値を得るために正規内圧での前後軸の車輪速比を記憶する初期化手段と、前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別するトルク配分判別手段とから構成されている。そして、前記初期化手段は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、前記駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式を求める演算手段、及び、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求める演算手段を含んでおり、また、前記判定手段は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定するように構成されている。そして、タイヤ減圧判定のプログラムは、前記制御ユニット2を、判定手段、初期化手段、及び初期化手段として機能させる。
つぎに本発明のタイヤ内圧低下検出方法の実施例を説明するが、本発明はもとよりかかる実施例のみに限定されるものではない。
[実施例]
前後駆動トルク配分が可変である4輪駆動車にタイヤ(225/50 R17)を装着して、住友ゴム工業株式会社の岡山テストコースにおいて実車テストを行った。
正規内圧(前輪:220kPa、後輪:270kPa)で前後駆動トルク配分を種々変更して、初期化を行い、前後駆動トルク差に対するDEL2の関係を求めた。結果を図3に示す。図3において、横軸は前後駆動トルク差(後駆動トルク−前駆動トルク)であり、縦軸はDEL2である。
図3より、ある時刻tの前駆動トルク=Tfront(t)、後駆動トルク=Trear(t)とすると、
DEL2(t)=−0.016×{Trear(t)−Tfront(t)}+0.02
の関係を満たすことが分かる。
ついで、左前輪(FL)を30%減圧させた状態で走行テストを行い、前後駆動トルク差に対するDEL2の関係を求めた。結果を図4に示す。初期化時(正規内圧時)と比較し、約0.12のDEL2の増分が現れており、この「0.12」を閾値とすることにより、正規内圧状態と減圧状態を判別することができる。
[比較例]
初期化段階において、駆動トルク合計に対するDEL2の関係を求めようとしたが、図9に示されるように、駆動トルク合計に対するDEL2の関係(式)を求めることができなかった。したがって、このDEL2を用いて減圧判定を行うことができなかった。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、例えば、前記DEL2に加え、以下に示されるDEL1及びDEL3を求め、これら3つのDELに基づいて、タイヤの空気圧低下を検出するようにしてもよい。この場合、3つの減圧判定値ごとの判定条件から、各車輪タイヤの空気圧の低下を判定することにより、減圧しているタイヤを特定することができる。
判定値DEL1として、つぎの式(9)に示されるように、2組の対角線上にある一対の車輪タイヤの車輪速度の和(合計)を引算して求めた差を4輪タイヤの平均車輪速度(2つの合計の平均値)で割った値の比率を用いる。また、判定値DEL3として、つぎの式(10)に示されるように、右側車輪タイヤの車輪速度の和と左側車輪タイヤの車輪速度の和の差(2組の和の差)を4輪の平均車輪速度で割った値の比率を用いる。
DEL1={(V1+V4)/2−(V2+V3)/2}/(Vmean)×100(%)・・・・・・(9)
DEL3={(V1+V3)/2−(V2+V4)/2}/(Vmean)×100(%)・・・・・・(10)
そして、各輪の減圧判定条件として、例えば、次のように設定することができる。なお、次の条件式において、FDth及びRDthは、それぞれ前輪警報閾値及び後輪警報閾値である。
(i)左前輪タイヤFLの空気圧低下の判定条件A1は、
DEL1>FDth(>0)
DEL2>FDth(>0)
DEL3>FDth(>0)
である。
(ii)右前輪タイヤFRの空気圧低下の判定条件A2は、
DEL1<−FDth(<0)
DEL2>FDth(>0)
DEL3<−FDth(<0)
である。
(iii)左後輪タイヤRLの空気圧低下の判定条件A3は、
DEL1<−RDth(<0)
DEL2<−RDth(<0)
DEL3>RDth(>0)
(iv)右後輪タイヤRRの空気圧低下の判定条件A4は、
DEL1>RDth(>0)
DEL2<−RDth(<0)
DEL3<−RDth(<0)
である。
また、本発明において、タイヤ減圧の判定値を示す式は前述したものに限定されるものではなく、対角輪、前後輪及び左右輪の差を表現することができる式であれば、例えばつぎの式(11)〜(13)を用いることもできる。
DEL1={(V1+V4)/(V2+V3)−1}×100(%)・・・・・・(11)
DEL2={(V1+V2)/(V3+V4)−1}×100(%)・・・・・・(12)
DEL3={(V1+V3)/(V2+V4)−1}×100(%)・・・・・・(13)
本発明のタイヤ空気圧低下検出装置の一実施の形態を示すブロック図である。 図1に示されるタイヤ空気圧低下検出装置の電気的構成を示すブロック図である。 前後駆動トルク配分が可変である4輪駆動車におけるDEL2と前後駆動トルク差との関係を示す図である。 正規内圧時と減圧時における、DEL2と前後駆動トルク差との関係を示す図である。 2輪駆動車におけるDEL2と駆動トルクとの関係を示す図である。 正規内圧時と減圧時における、DEL2と駆動トルクとの関係を示す図である。 4輪駆動車におけるDEL2と前後駆動トルク合計との関係を示す図である。 正規内圧時と減圧時における、DEL2と前後駆動トルク合計との関係を示す図である。 前後駆動トルク配分が可変である4輪駆動車におけるDEL2と前後駆動トルク合計との関係を示す図である。
符号の説明
1 車輪速度検出手段
2 制御ユニット
2a インターフェース
2b CPU
2c ROM
2d RAM
3 表示器
4 初期化ボタン
5 警報器

Claims (5)

  1. 前後駆動トルク配分が可変である4輪車両に装着したタイヤから得られる車輪回転情報に基づいてタイヤ空気圧の低下を検出するタイヤ空気圧低下検出方法であって、
    各車輪タイヤから得られる車輪回転情報を求める工程と、
    この車輪回転情報から算出される、前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を所定の基準値と比較することでタイヤの空気圧の低下を判定する判定工程と、
    前記所定の基準値を得るために正規内圧での前後軸の車輪速比を記憶する初期化工程と、
    前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別する工程と
    を含んでおり、
    前記初期化工程は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、前記駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式を求める工程、及び、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求める工程を含んでおり、
    前記判定工程は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定することを特徴とするタイヤ空気圧低下検出方法。
  2. 前記判定工程が、2組の対角線上にある一対の車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値、及び右側車輪タイヤの車輪回転情報の和と左側車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値をそれぞれ演算する工程、これら減圧判定値及び前記前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を記憶する工程、各車輪タイヤに対して設定される、前記3つの減圧判定値ごとの判定条件から、各車輪タイヤの空気圧の低下を判定する工程を含む請求項1に記載のタイヤ空気圧低下検出方法。
  3. 前後駆動トルク配分が可変である4輪車両に装着したタイヤから得られる車輪回転情報に基づいてタイヤ空気圧の低下を検出するタイヤ空気圧低下検出装置であって、
    各車輪タイヤから得られる車輪回転情報を求める回転情報検出手段と、
    この車輪回転情報から算出される、前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を所定の基準値と比較することでタイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と、
    前記所定の基準値を得るために正規内圧での前後軸の車輪速比を記憶する初期化手段と、
    前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別するトルク配分判別手段と
    を含んでおり、
    前記初期化手段は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、前記駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式を求める演算手段、及び、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求める演算手段を含んでおり、
    前記判定手段は、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定することを特徴とするタイヤ空気圧低下検出装置。
  4. 前記判定手段が、2組の対角線上にある一対の車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値、及び右側車輪タイヤの車輪回転情報の和と左側車輪タイヤの車輪回転情報の和の差を所定の平均車輪速度で割ったものである減圧判定値をそれぞれ演算する演算手段、これら減圧判定値及び前記前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を記憶する記憶手段、各車輪タイヤに対して設定される、前記3つの減圧判定値ごとの判定条件から、各車輪タイヤの空気圧の低下を判定する手段を含む請求項3に記載のタイヤ空気圧低下検出装置。
  5. 前後駆動トルク配分が可変である4輪車両に装着したタイヤから得られる車輪回転情報に基づいてタイヤ空気圧の低下を検出するために、コンピュータを、各車輪タイヤから得られる車輪回転情報から算出される、前後軸の車輪速比を表す減圧判定値を所定の基準値と比較することでタイヤの空気圧の低下を判定する判定手段と、前記所定の基準値を得るために正規内圧での前後軸の車輪速比を記憶する初期化手段と、前後駆動トルク配分が等配分であるか否かを判別するトルク配分判別手段として機能させ、且つ、前記初期化手段が、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、前記駆動トルクの合計と前記減圧判定値との相関関係を表す第1関係式を求める演算手段、及び、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、前記駆動トルクの差と前記減圧判定値との相関関係を表す第2関係式を求める演算手段を含んでおり、
    前記判定手段が、前後駆動トルク配分が等配分であると判別したときは、第1関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較し、前後駆動トルク配分が等配分でないと判別したときは、第2関係式から得られる基準値と減圧判定値とを比較することによりタイヤの空気圧の低下を判定することを特徴とするタイヤ減圧判定のプログラム。
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