JP2009219322A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2009219322A
JP2009219322A JP2008063116A JP2008063116A JP2009219322A JP 2009219322 A JP2009219322 A JP 2009219322A JP 2008063116 A JP2008063116 A JP 2008063116A JP 2008063116 A JP2008063116 A JP 2008063116A JP 2009219322 A JP2009219322 A JP 2009219322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
wall
bottom wall
junction box
lower case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008063116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5087435B2 (ja
Inventor
Manabu Hashikura
学 橋倉
Koji Nishi
康二 西
Tatsuya Shimizu
達哉 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2008063116A priority Critical patent/JP5087435B2/ja
Publication of JP2009219322A publication Critical patent/JP2009219322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5087435B2 publication Critical patent/JP5087435B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

【課題】防水性が向上した電気接続箱を提供する。
【解決手段】ケーシング2内に回路構成体10を収容してなる電気接続箱1であって、アッパーケース上壁70Aにはヒューズ78を装着可能なヒューズ装着部72が開口されており、回路構成体10は、間隔を空けて並べた複数の第1バスバー12の間を合成樹脂材14で隙間なく充填してなる底壁18を有し、底壁18の外周縁からは側壁24が起立して設けられており、底壁18のうち側壁24が設けられた側の面には第1バスバー12が合成樹脂材14から露出する露出部22が形成されており、露出部22にはリレー16のリード端子16Aが接続されており、底壁18と側壁24とに囲まれた領域には、露出部22と、リレー16のリード端子16Aとを覆うように充填材26が充填されている。
【選択図】図11

Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来より、電気接続箱としては、特許文献1に記載のものが知られている。この電気接続箱は、例えば車両のエンジンルーム内に搭載されて、車載電装品の通電及び断電を実行する。電気接続箱は、ケーシング内に回路構成体を収容してなる。回路構成体は間隔を空けて並べた複数のバスバーをインサート成形してなる。
特開2004−120837公報
ところで、エンジンルーム内に搭載された電気接続箱には、降雨や洗車時に水が降りかかることがある。この水がケーシング内に浸入するおそれがある。すると、水によってバスバー間が短絡するおそれがある。
バスバー間の短絡を防止するためには、例えば回路構成体を容器状に形成し、その内部に充填材を充填することで、水がバスバーに付着することを抑制することが考えられる。
しかし、従来技術によれば、回路構成体には、隣り合うバスバー同士を連結するタイバーを切断するための貫通孔が形成されている。このため、充填材を充填することができなかった。このように従来技術によっては電気接続箱の防水性を向上させることは困難であった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、防水性を向上させた電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明は、ケーシング内に回路構成体を収容してなる電気接続箱であって、前記ケーシングの上壁には相手側部材を装着可能な装着部が開口されており、前記回路構成体は、間隔を空けて並べた複数のバスバーの間を合成樹脂材で隙間なく充填してなる底壁を有し、前記底壁の外周縁からは側壁が起立して設けられており、前記底壁のうち前記側壁が設けられた側の面には前記バスバーが前記合成樹脂材から露出する露出部が形成されており、前記露出部には電子部品のリード端子が接続されており、前記底壁と前記側壁とに囲まれた領域には、前記露出部と、前記電子部品の前記リード端子とを覆うように充填材が充填されていることに特徴を有する。
本発明によれば、バスバーの露出部及び電装部品との接続部分に、装着部から浸入した水が付着することを抑制することができるので、回路の短絡を抑制できる。このように電気接続箱の防水性を向上させることができる。
この発明の実施態様として以下の構成とすることが好ましい。
前記回路構成体は、前記ケーシング内において、前記底壁が前記上壁に対して垂直になる姿勢で配されており、前記側壁のうち、下側に位置する第1側壁の上面には、前記第1側壁に流下した水を下方に流すための第1傾斜面が形成されており、前記第1傾斜面の最下方位置には、前記第1側壁を貫通する第1排水口が設けられていてもよい。
このようにしておけば、回路構成体のうち底壁と側壁とに囲まれた領域内に浸入した水は、第1傾斜面を流下した後、第1排水口より回路構成体の外部に排出される。このため回路構成体内部に水が溜まることを抑制できる。
前記ケーシングには、前記第1排水口に対応する位置に窓部が設けられており、前記窓部から前記回路構成体の前記第1排水口が露出していてもよい。
このようにしておけば、第1排水口から排出された水はケーシング外部へ排出される。このため電気接続箱内部に水が溜まることを抑制できる。
前記ケーシングには、前記回路構成体の前記第1排水口の下方に、前記ケーシングを貫通する第2排水口が形成されていてもよい。
このようにしておけば、第1排水口から排出された水は第2排水口からケーシング外部へ排出される。このため電気接続箱内部に水が溜まることを抑制できる。
前記ケーシングは、ロアケースと、前記ロアケースの上方から、前記ロアケースの外側に覆い被さるようにして嵌合されるアッパーケースと、を備えていてもよい。
このようにしておけば、アッパーケースの外面に流下した水は、アッパーケースの外面を流下した後、ロアケースの外面に落下する。このため水の電気接続箱内部への浸入を抑制できる。
前記ケーシングには、開口部が設けられており、前記回路構成体の前記底壁は前記開口部から露出して前記ケーシングの外表面の一部を構成してもよい。
このようにしておけば、ケーシングの外表面の一部を省略することができる。これにより、回路構成体を収容する電気接続箱を小型化することができる。
前記ケーシングの外表面のうち下端寄りの位置には、外側に向かって下方傾斜する第2傾斜部を設けてもよい。
このようにしておけば、ロアケースを流下した水は第2傾斜部を伝ってケーシング外側へ落下する。このため第2傾斜部の下方にあるケーシング部分から水が浸入することを抑制できる。
前記回路構成体には、前記バスバーが前記合成樹脂材から外方に突出しており、前記合成樹脂材から突出した前記バスバーには、複数の前記バスバー同士を連結するタイバーを切断することにより切断部が形成されていてもよい。
前記回路構成体には、複数の前記バスバー同士を連結するタイバーが前記合成樹脂材から外方に突出しており、前記合成樹脂材から突出した前記タイバーには、前記タイバーを切断することにより切断部が形成されていてもよい。
このようにしておけば、回路構成体は、金属板材をプレス成形することで、複数のバスバーがタイバーにより連結された連結バスバーを形成し、この連結バスバーをインサート成形することで、隣り合うバスバーの間に合成樹脂材を充填し、その後、タイバーを切断することにより製造できる。
このように、タイバーにより連結された状態のバスバーをインサート成形することができる。この結果、例えば、まずタイバーを切断することで複数のバスバーを分断し、その後、分断された複数のバスバーを金型の所定の位置にそれぞれ配列した後にインサート成形する場合に比べて、製造工程を簡素化できる。
本発明によれば、電気接続箱の防水性を向上させることができる。
<実施形態1>
本発明を車両用の電気接続箱に適用した実施形態1について図1ないし図15を参照して説明する。本実施形態に係る電気接続箱1は、合成樹脂製のケーシング2内に、第2バスバー40と回路が形成された回路構成体10とを収容してなる。この電気接続箱1は、バッテリー等の電源(図示せず)と、ヘッドランプ、ワイパー等の車載電装品(図示せず)との間に接続されて、各種車載電装品の通電及び断電を行う。なお、以下の説明においては、図2における上方を上方とし、下方を下方とする。また、図2における左右方向を幅方向、また、図2における紙面の貫通方向手前側を表側とし、紙面の貫通方向奥側を裏側とする。
(ケーシング2)
図2に示すように、ケーシング2は、図2における下側に位置するロアケース50と、このロアケース50に対して上方から組み付けられるアッパーケース70とを備える。ロアケース50は、合成樹脂製であって、概直方体の箱型をなしている。ロアケース50は上方に開口しており、この開口内に上方から回路構成体10が収容される。
(ロアケース50)
図2に示すようにロアケース50の表側(図2における紙面を貫通する方向手前側)に位置するロアケース表壁50Cには、表側に起立して防水リブ62が形成されている。防水リブ62は、幅方向(図2における左右方向)に延びている水平リブ62Aとその両端から幅方向の外方に向かって、それぞれ下降傾斜している傾斜リブ62B、62Bとから構成されている。図7に示すようにロアケース表壁50Cの裏面(図7における右側の面)には、後述する第2バスバー40を挟持する挟持部37が、上方に開口して形成されている。
ロアケース50の裏側(図7における右側)に位置するロアケース裏壁50Bの上下方向(図7における上下方向)の高さ寸法はロアケース表壁50Cよりも低く設定されている。
図7に示すように、ロアケース50の下側に位置するロアケース下壁50Aには、相手側コネクタ(図示せず)と嵌合可能なコネクタハウジング54が下方に開口して設けられている。相手側コネクタはワイヤーハーネス(図示せず)を介してバッテリー、車載電装品等と接続されている。
図5及び図6に示すように、ロアケース50の各側壁には、各側壁から、それぞれ外方に突き出したロック部64が形成されている。
図8に示すように、ロアケース下壁50Aの裏側(図8における上側)寄りの位置には、ロアケース下壁50Aを貫通して下部排水口66が形成されている。
(アッパーケース70)
図2に示すように、アッパーケース70は、合成樹脂製であって、概直方体の箱型をなしている。アッパーケース70は、下方に開口されている。その開口の大きさはロアケース50の外形寸法より一回り大きく設定されている。このためロアケース50の外側にはアッパーケース70が覆い被さるようにして嵌合されている。
図7に示すように、アッパーケース上壁70A(本発明における「上壁」に相当)には、ヒューズ78(本発明における「相手側部材」に相当)が装着される複数(本実施形態では4つ)のヒューズ装着部72(本発明における「装着部」に相当)が上方に開口して形成されている。
図2に示すように、アッパーケース70の表側(図2における紙面を貫通する方向手前側)に位置するアッパーケース表壁70Cの下縁側は、ロアケース表壁50Cの防水リブ62に倣った形状で上方に凹設されている。
また、アッパーケース裏壁70Bの下側は、上方に凹設されている(図4参照)。
図6に示すように、アッパーケース70の各側壁には、ロアケース50のロック部64と対応する位置に、それぞれロック受け部76が設けられている。
各ロック受け部76は、外側へ弾性変形可能となっており、ロック部64と弾性的に係合して、ロアケース50とアッパーケース70とを、一体的に組み付けるようになっている。
(回路構成体10)
図7及び図10で示すように、回路構成体10は、複数の第1バスバー12(本発明における「バスバー」に相当)を含む。複数の第1バスバー12間には合成樹脂材14が隙間なく充填されている。なお、合成樹脂材14が隙間なく充填されているとは、第1バスバー12と合成樹脂材14が密着しており、かつ、合成樹脂材14を貫通する孔が設けられていないことをいう。
図7で示すように第1バスバー12の上端部は、アッパーケース70の表側(図7における左側)に屈曲したクランク形状をなしており、ヒューズ78と接続されるヒューズ側端子17となっている。各ヒューズ側端子17の先端は二股に分かれており(図10参照)、ヒューズ78の端子を挟持可能となっている。
第1バスバー12の下側はアッパーケース70の表側に屈曲したクランク形状をなしており、相手側コネクタと接続される下側端子38となっている。
図10で示すように、合成樹脂材14により形成される底壁18は、裏側から見ると略直方形状をなしている。図7で示すように、底壁18の表側(図7における左側)には、第1バスバー12が合成樹脂材14から露出している露出部22が設けられている。この露出部22には、リレー16(本発明における「電子部品」に相当)のリード端子16Aが半田付けにより接続されている。本実施形態では、4つのリレー16が回路構成体10に接続されている。
図9に示すように、底壁18の表側(図9における紙面を貫通する方向手前側)には表側に突出する位置決め突起18Cが複数設けられている。この位置決め突起18Cと、リレー16の表面とが当接することで、リレー16の正規位置決めがされる。
図7に示すように、底壁18の外周縁からは、側壁24が表側(図7において左側)に向かって起立している。これにより回路構成体10は箱状をなしている。また底壁18は、第1バスバー12の裏面を覆っている。図11に示すように底壁18の裏側(図11における右側)には、アッパーケース70のロック受け部76と対応する位置に、底壁18から外側に突き出したロック部18Aが形成されている。ロック部18Aはロック受け部76と弾性的に嵌合可能となっている。
図7に示すように、ロアケース50と、回路構成体10と、アッパーケース70とが組み付けられた状態で、ロアケース50及びアッパーケース70の裏面側(図7における右側)には、開口部23が形成される。この開口部23が回路構成体10の底壁18によって塞がれるような姿勢で、ケーシング2内に回路構成体10が収容される。これにより、回路構成体10の底壁18が、ケーシング2の外表面の一部を構成するようになっている。
底壁18の裏側(図7の右側)下端寄りの位置に、外側に向かって下方傾斜する第2傾斜部19が形成されている。図4に示すように、この第2傾斜部19は、幅方向(図4における左右方向)に延びて形成されている。
図10で示すように側壁24のうち、下側に位置する側壁(以下第1側壁30と呼称)の上面は、第1側壁30の幅方向(図10における左手前側から右奥側へ向かう方向)の両端から第1側壁30の幅方向中央に向かって、それぞれ下降傾斜する2つの第1傾斜面30Aが形成されている。
各第1傾斜面30Aの最下方位置であって、第1側壁30の幅方向の中央付近には、第1側壁30を貫通して第1排水口32が設けられている。
ロアケース50のうち第1排水口32に対応する位置には、窓部52が設けられている。図4に示すように、窓部52は、ロアケース裏壁50Bの幅方向(図4における左右方向)の中央付近に開口されている。第1排水口32は、窓部52からケーシング2の外部に露出している(図3参照)。
図10に示すように、第1バスバー12のうち、側壁24により覆われた領域よりも端部寄りの位置には、第1バスバー12同士を連結していたタイバー20が切断された切断部21が形成されている。
また、回路構成体10の側壁24のうち、上側に位置する側壁24A及び第1側壁30の表側の端縁からは、第1バスバー12同士を連結していたタイバー20が外方に突出している。このタイバー20の先端は切断されており、切断部21とされる。
底壁18と側壁24に囲まれた領域には、例えば合成樹脂からなる充填材26が充填されている。図11で示すように充填材26は露出部22及びリレー16のリード端子16Aを覆うように充填されている。なお、図7において、充填材26は省略されている。
(第2バスバー40)
図7に示すように、ロアケース表壁50Cの挟持部37内には、第2バスバー40がロアケース表壁50Cと重なるようにして配されている。図5に示すように第2バスバー40は、金属板材を所定形状にプレス成形して作成され、上端(図5における奥右側)には、複数(本実施形態では4本)のヒューズ側端子42が形成されている。ヒューズ側端子42はヒューズ側端子17と同形状で先端が二股に分かれている。ヒューズ側端子42はヒューズ装着部72内に収容される。
第2バスバー40の下端はクランク状に形成されており、その先端は電源端子44となっている。電源端子44は、ロアケース下壁50Aを貫通して、コネクタハウジング54内に位置している。この電源端子44は、ロアケース50のコネクタハウジング54に、相手側コネクタが嵌合されたときに、ワイヤーハーネスを介して電源と接続される。
図10に示すように、回路構成体10の第1側壁30の幅方向中央付近の上面には、表側(図10における手前右側)に突出して規制リブ36が2つ設けられている。
この規制リブ36は、図11に示すように相手側コネクタをコネクタハウジング54に嵌合させた時に、第2バスバー40の電源端子44に上方から当接して第2バスバー40の上方への移動を規制する。
(製造工程)
続いて、本実施形態に係る電気接続箱1の製造工程の一例について説明する。
最初に、図14に示すように金属板材を所定形状にプレス成形する。これにより、フレーム11の内側に、間隔を空けて並べられた複数の第1バスバー12がタイバー20により接続された連結バスバー13を形成する。
上記の形態に形成された連結バスバー13を、図示しない金型内に設置し、合成樹脂材14によってインサート成形を行う。この工程により、底壁18及び側壁24が形成される。
その後、第1バスバー12同士を連結するタイバー20を切断する。これにより、第1バスバー12には、切断部21が形成される。また、合成樹脂材から突出したタイバー20には切断部21が形成される。
次に、リレー16の表面を底壁18の位置決め突起18Cに当接させて、リレー16を正規位置に配置する。その後、リレー16のリード端子16Aと、露出部22から露出した第1バスバー12との間を半田付けする。半田付けは、例えばレーザー半田付け、リフロー半田付け等、公知の手法により行われる。
続いて、底壁18を下側にし、側壁24が上方に立ち上がる姿勢で、回路構成体10を載置する(図示せず)。その後、底壁18と、側壁24とに囲まれた領域内に、液状の充填材26を充填する。
図11に示すように、充填材26は、露出部22及びリレー16のリード端子16Aを覆う液位まで充填する。その後、充填材26を固化させる。
次に、第2バスバー40をロアケース50の挟持部37内に上方から挿入する。同時に電源端子44をコネクタハウジング54の対応する箇所に上方から挿入する。
次に、図3に示すように、回路構成体10を、ロアケース50内に第1排水口32が窓部52から露出した姿勢で収容する。同時に、下側端子38をコネクタハウジング54の対応する箇所に上方から挿入する(図7参照)。
次に、図11に示すように、アッパーケース70をロアケース50及び回路構成体10の外側に、その上方から覆い被さるように嵌合する。この時、アッパーケース70の各ロック受け部76は、上方からロアケース50及び回路構成体10の対応する各ロック部64、18Aに当接する。
さらにアッパーケース70を下方に変位させると、各ロック受け部76が外方に弾性変形し、その後、復帰変形して各ロック部64、18Aと弾性的に係合する。これによりロアケース50とアッパーケース70とが一体に組み付けられる。
同時に、各ヒューズ側端子17、42を各ヒューズ装着部72に、下方から、それぞれ挿入する。これによって、各ヒューズ装着部72内には、ヒューズ側端子17、42が1対ずつ、それらの先端が上方を向くように配置される(図7参照)。
次にヒューズ78を各ヒューズ装着部72内に上方から装着する。すると、ヒューズ側端子17、42の先端は二股となっているので、ヒューズ78の端子がそれぞれ挟み込まれる。これにより、ヒューズ側端子17とヒューズ側端子42とはヒューズ78を介して、電気的に接続可能となる。
以上の手順により、電気接続箱1が完成する。電気接続箱1は図7で示すようにアッパーケース70側を上方に向けて車両内に設置される。
また、完成した電気接続箱1内において、回路構成体10の底壁18はアッパーケース上壁70Aに対して垂直になる姿勢で配置される。
以下に、本実施形態の作用、効果について説明する。なお、図において水の経路は一点鎖線の矢印にて表示する。
本実施形態に係る電気接続箱1が、例えば車両のエンジンルーム内に収容された場合、洗車時や降雨時などに、図7における矢線Aで示すように、ヒューズ装着部72内に上方から水が浸入することがある。すると、水はヒューズ78からヒューズ側端子17を伝ってケーシング2内に浸入する。さらに水はヒューズ側端子17から第1バスバー12を伝って回路構成体10に流下する(図7参照)。図11の矢線Aで示すように、回路構成体10に流下した水は、回路構成体10のうち底壁18と側壁24とに囲まれた領域に充填された充填材26の表面(図11における左側の面)を流下する。
この時、第1バスバー12の露出部22及びリレー16のリード端子16Aは、充填材26で覆われているため、水が付着することを抑制できる。このため水による回路の短絡を抑制できる。
回路構成体10の下部まで流下した水は、図10の矢線Aに示すように、第1側壁30の第1傾斜面30Aの上に流下する。すると、水は第1傾斜面30Aを流下して、第1傾斜面30Aの最下方位置に形成された第1排水口32に達する。その後、水は第1側壁30を貫通する第1排水口32から、図12及び13の矢線Aに示すように、回路構成体10の外部へ排出される。
図3で示すように、第1排水口32はロアケース50の窓部52から露出した姿勢となっている。このため第1排水口32から排出された水は、図3の矢線Aで示すように、そのままケーシング2外部へ排出される。このため電気接続箱1内部に水が溜まることを抑制できる。
また、図7の矢線Bで示すように、ヒューズ装着部72内に上方から水が浸入した時、ヒューズ78からヒューズ側端子42を伝ってケーシング2内部に浸入することがある。ケーシング2内部に浸入した水は第2バスバー40を伝って、ロアケース50の挟持部37の裏側(図7における右側)の面に流下する。
そして、図7の矢線Bで示すように、水は挟持部37の裏側の面を流下して、ロアケース下壁50Aの上面に達する。水はロアケース下壁50Aの上面を伝って流下していき、ロアケース下壁50Aの上面の最下方位置に形成された2つの下部排水口66の内、どちらか一方に達する。その後、水はロアケース下壁50Aを貫通する下部排水口66から、図3の矢線Bで示すように、ケーシング2外部へ排出される。このため電気接続箱1内部に水が溜まることを抑制できる。
また、アッパーケース70の裏側(図11における右側)へ水が降りかかると、図11の矢線Cで示すように、水はアッパーケース裏壁70Bの外面を流下していく。アッパーケース裏壁70Bは、回路構成体10の底壁18の裏側(図11における右側)に上方から覆い被さっている。このため、アッパーケース裏壁70Bから流下した水は、回路構成体10の底壁18の裏側(外面)に流下する。これにより、アッパーケース70と回路構成体10の隙間から、水がケーシング2内部に浸入することを抑制できる。
その後、底壁18の裏側に流下した水は、底壁18の裏側を流れていき、底壁18の裏側の下端側の位置に形成された第2傾斜部19へ達する。第2傾斜部19は、ケーシング2の外側に向かって下方傾斜しているため、第2傾斜部19に達した水は、第2傾斜部19の上面を伝ってケーシング2の外側へ落下する。このため、第2傾斜部19の下方にあるコネクタハウジング54内に水が浸入することを抑制できる。
また、アッパーケース70の表側(図11における左側)へ水が降りかかると、図11の矢線Dで示すように、水はアッパーケース表壁70Cの外面を流下していく。アッパーケース表壁70Cは、ロアケース表壁50Cの表側(図11における左側)に上方から覆い被さっている。このため、アッパーケース表壁70Cから流下した水は、ロアケース表壁50Cの表側(外面)に流下する。これにより、アッパーケース70とロアケース50の隙間から、水がケーシング2内部に浸入することを抑制できる。
ロアケース表壁50Cの表側に流下した水は、ロアケース表壁50Cの表側を流下していき、防水リブ62の水平リブ62Aの上面に達する。その後、図2の矢線Dで示すように、水は水平リブ62Aの上面を幅方向(図2で示す左右方向)の外側へ流下し、水平リブ62Aの両端のうち、どちらか一端に達する。その後、水は水平リブ62Aの一端から、幅方向の外側に向かって下降傾斜している傾斜リブ62Bの上面に達する。傾斜リブ62Bに達した水は、傾斜リブ62Bの上面を流下していく。そして、傾斜リブ62Bの下端に達した水は、ロアケース50から落下する。このため、防水リブ62の下方にあるコネクタハウジング54に水が浸入することを抑制できる。
また、ロアケース50には、開口部23が設けられている。回路構成体10の底壁18は開口部23から露出してケーシング2の外表面の一部となっている。このため、ケーシング2の外表面の一部を省略することができる。これにより、回路構成体10を収容する電気接続箱1を小型化することができる。
また、回路構成体10の合成樹脂材14から外方に突出して、第1バスバー12及びタイバー20が設けられており、突出した第1バスバー12及びタイバー20には、タイバー20を切断することにより切断部21が形成されている。
このようにしておけば、回路構成体10は、金属板材をプレス成形することで、複数の第1バスバー12がタイバー20により連結された連結バスバー13を形成し、この連結バスバー13をインサート成形することで、隣り合う第1バスバー12の間に合成樹脂材14を充填し、その後、タイバー20を切断することにより製造できる。
このように、タイバー20により連結された状態の第1バスバー12をインサート成形することができる。この結果、例えば、まずタイバー20を切断することで複数の第1バスバー12を分断し、その後、分断された複数の第1バスバー12を金型の所定の位置にそれぞれ配列した後にインサート成形する場合に比べて、製造工程を簡素化できる。
さらに、切断部21は、合成樹脂材14の外方に形成される。このため、タイバー20を切断する際に必要な貫通孔を合成樹脂材14(底壁18及び側壁24)に設ける必要がない。これにより、底壁18と側壁24に囲まれた領域に液状の充填材26を充填することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図16ないし図28を参照して説明する。以下の説明においては、図17における上方を上方とし、下方を下方とする。また、図17における左右方向を幅方向、また、図17における紙面の貫通方向手前側を表側とし、紙面の貫通方向奥側を裏側とする。
本実施形態に係る電気接続箱101は、図21に示すように、ケーシング102内に、表側(図21における左側)に位置して配される表側回路構成体110A(本発明における「回路構成体」に相当)と、裏側(図18における右側)に位置して配される裏側回路構成体110B(本発明における「回路構成体」に相当)とを収容してなる。
(ケーシング102)
図21に示すように、ケーシング102は、図21における下側に位置するロアケース150と、このロアケース150に対して上方から組み付けられるアッパーケース170とを備える。ロアケース150は、合成樹脂製であって、概直方体の箱型をなしている。ロアケース150は上方に開口しており、この開口内に上方から両回路構成体110A、110Bが収容される。
(ロアケース150)
図21に示すように、ロアケース150の下側に位置するロアケース下壁150Aの表裏方向(図18における左右方向)の中央付近からは後述する第2バスバー140を挟持する挟持部137が、上方に開口して形成されている。
ロアケース下壁150Aには相手側コネクタ(図示せず)と嵌合可能なコネクタハウジング154が下方に開口して設けられている。相手側コネクタはワイヤーハーネス(図示せず)を介してバッテリー、車載電装品等と接続されている。
図20に示すように、ロアケース150の幅方向(図20における左奥側から右手前側へ向かう方向)両側のロアケース側壁150Dには、各側壁から、それぞれ外方に突き出したロック部164が形成されている。
(アッパーケース170)
図17に示すように、アッパーケース170は、合成樹脂製であって、概直方体の箱型をなしている。アッパーケース170は、下方に開口されている。その開口の大きさはロアケース150の外形寸法より一回り大きく設定されている。このためロアケース150の外側にはアッパーケース170が覆い被さるようにして嵌合されている。
図21に示すように、アッパーケース上壁170A(本発明における「上壁」に相当)には、ヒューズ78(本発明における「相手側部材」に相当)が装着される複数(本実施形態では10個)のヒューズ装着部172(本発明における「装着部」に相当)が上方に開口して形成されている。
ヒューズ装着部172は、アッパーケース上壁170Aの表側(図21における左側)寄りに形成されたものと、裏側(図21における右側)寄りに形成されたものがある。それぞれ表側回路構成体110Aと、裏側回路構成体110Bをケーシング102内に収容した時に、対応する配置となっている。
図17及び図19に示すように、アッパーケース170の表裏方向(図17及び図19における紙面を貫通する方向)の両側に位置する両アッパーケース側壁170Cの下縁側は、上方に凹設されている。
図20に示すように、アッパーケース170の各側壁には、ロアケース150のロック部164と対応する位置に、それぞれロック受け部176が設けられている。
各ロック受け部176は、外側へ弾性変形可能となっており、ロック部164と弾性的に係合して、ロアケース150とアッパーケース170とを、一体的に組み付けるようになっている(図17及び図19参照)。
(回路構成体)
図21で示すように、両回路構成体110A、110Bは、複数の第1バスバー112(本発明における「バスバー」に相当)を含む。表側回路構成体110Aと、裏側回路構成体110Bとは同一形状をなしているので、ここでは、表側回路構成体110Aを代表させて説明を行う。
複数の第1バスバー112間には合成樹脂材114が隙間なく充填されている。なお、合成樹脂材114が隙間なく充填されているとは、第1バスバー112と合成樹脂材114が密着しており、かつ、合成樹脂材114を貫通する孔が設けられていないことをいう。
図21で示すように第1バスバー112の上端部は、アッパーケース170の裏側(図21における右側)に屈曲したクランク形状をなしており、ヒューズ78と接続されるヒューズ側端子117となっている。各ヒューズ側端子117の先端は二股に分かれており(図20参照)、ヒューズ78の端子を挟持可能となっている。
第1バスバー112の下側はアッパーケース170の裏側に屈曲したクランク形状をなしており、相手側コネクタと接続される下側端子138となっている。
図20で示すように、合成樹脂材114により形成される底壁118は、裏側から見ると略直方形状をなしている。図21で示すように、底壁118の裏側(図21における右側)には、第1バスバー112が合成樹脂材114から露出している露出部122が設けられている。この露出部122には、リレー16(本発明における「電子部品」に相当)のリード端子16Aが半田付けにより接続されている。本実施形態では、両回路構成体110A、110Bには、それぞれ5つのリレー16が接続されている。
図25に示すように、底壁118の表側(図25における紙面を貫通する方向手前側)には表側に突出する位置決め突起118Cが複数設けられている。この位置決め突起118Cと、リレー16の表面とが当接することで、リレー16の正規位置決めがされる。
図21に示すように、底壁118の外周縁からは、側壁124が裏側(図21において右側)に向かって起立している。これにより表側回路構成体110Aは箱状をなしている。また底壁118は、第1バスバー112の裏面を覆っている。図20に示すように底壁118の表側(図20における上側)には、アッパーケース170のロック受け部176と対応する位置に、底壁118から外側に突き出したロック部118Aが形成されている。ロック部118Aはロック受け部176と弾性的に嵌合可能となっている。
図21に示すように、両回路構成体110A,110Bは、ケーシング102内のうちロアケース150の挟持部137によって表裏方向(図21の左右方向)に仕切られた領域内に、それぞれ収容される。両回路構成体110A,110Bは、それぞれ、リレー16を挟持部137側に向けた姿勢でケーシング102内に配置されている。
図21に示すように、ロアケース150と、両回路構成体110A、110Bと、アッパーケース170とが組み付けられた状態で、ロアケース150及びアッパーケース170の表裏方向(図7における左右方向)の両側には、開口部123が形成される。この開口部123が、それぞれ両回路構成体110A、110Bの底壁118によって塞がれるような姿勢で、ケーシング102内に両回路構成体110A、110Bが収容される。これにより、両回路構成体110A、110Bの底壁118が、ケーシング102の外表面の一部を構成するようになっている。
底壁118の表側(図21の左側)の下端寄りの位置には、外側に向かって下方傾斜する第2傾斜部119が形成されている。図17に示すように、この第2傾斜部119は、幅方向(図17における左右方向)に延びて形成されている。
図26で示すように、下側端子138は5本で一組の下側端子群138Aをなしている。各下側端子群138A同士の幅方向(図26の左右方向)の間隔は、各下側端子138同士の幅方向の間隔に比べて長くなるように配置されている。本実施形態では、3つの下側端子群138Aが設けられている。
図23で示すように側壁124のうち、下側に位置する側壁(以下第1側壁130と呼称)の上面は、2つの第1傾斜面130Aとなっている。各第1傾斜面130Aは、第1側壁130の幅方向(図23における左手前側から右奥側へ向かう方向)の両端から、図23において左端に位置する下側端子群138Aと、左右方向の中央付近に位置する下側端子群138Aとの間に向かって、それぞれ下降傾斜している。
両第1傾斜面130Aの最下方位置には、第1側壁130を貫通して第1排水口132が設けられている。
図27で示すように、表側回路構成体110Aをロアケース150に収容した時、ケーシング102のうち、第1排水口132の下方となる位置には、ロアケース下壁150Aを貫通して第2排水口162Aが設けられている。図28で示すように、裏側回路構成体110Bをロアケース150に収容した時、ケーシング102のうち、第1排水口132の下方となる位置には、ロアケース下壁150Aを貫通して第2排水口162Bが設けられている。また、図22で示すように、両第2排水口162A、162Bはロアケース下壁150Aのうち、上述したコネクタハウジング154の開口の外側に設けられている。
図23に示すように、第1バスバー112のうち、側壁124により覆われた領域よりも端部寄りの位置には、第1バスバー112同士を連結していたタイバー20が切断された切断部121が形成されている。
また、表側回路構成体110Aの側壁124のうち、第1側壁130及び上側に位置する側壁124Aの裏側(図23における右手前側)の端縁からは、第1バスバー112同士を連結していたタイバー20が外方に突出している。このタイバー20の先端は切断されており、切断部121とされる。
図27で示すように、底壁118と側壁124に囲まれた領域には、例えば合成樹脂からなる充填材26が充填されている。充填材26は露出部122及びリレー16のリード端子16Aを覆うように充填されている。なお、図21において、充填材26は省略されている。
(第2バスバー140)
図21に示すように、ロアケース150の挟持部137内には、第2バスバー140が配されている。図20に示すように第2バスバー140は、金属板材を所定形状にプレス成形して作成され、上端(図20における奥右側)には、複数(本実施形態では10本)のヒューズ側端子142が形成されている。ヒューズ側端子142はヒューズ側端子117と同形状で先端が二股に分かれている。ヒューズ側端子142はヒューズ装着部172内に収容される。
第2バスバー140下端の幅方向右側(図20における右手前側)には電源端子144が突出して形成されている。電源端子144は、ロアケース下壁150Aを貫通して、コネクタハウジング154内に位置している。この電源端子144は、ロアケース150のコネクタハウジング154に、相手側コネクタが嵌合されたときに、ワイヤーハーネスを介して電源と接続される。
上記以外の構成については、実施形態1と略同じなので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(製造工程)
続いて、本実施形態に係る電気接続箱101の製造工程の一例について説明する。最初に、金属板材を所定形状にプレス成形する。これにより、フレーム11の内側に、間隔を空けて並べられた複数の第1バスバー112がタイバー20により接続された連結バスバー13を形成する。
上記の形態に形成された連結バスバー13を、図示しない金型内に設置し、合成樹脂材114によってインサート成形を行う。この工程により、底壁118及び側壁124が形成される。その後、第1バスバー112同士を連結するタイバー20を切断する。これにより、第1バスバー112には、切断部121が形成される。また、合成樹脂材から突出したタイバー20には切断部121が形成される。
次に、リレー16の表面を底壁118の位置決め突起118Cに当接させて、リレー16を正規位置に配置する。その後、リレー16のリード端子16Aと、露出部122から露出した第1バスバー112との間を半田付けする。半田付けは、例えばレーザー半田付け、リフロー半田付け等、公知の手法により行われる。これにより表側回路構成体110Aが形成される。裏側回路構成体110Bも表側回路構成体110Aと同様の工程を経て形成される。
続いて、底壁118を下側にし、側壁124が上方に立ち上がる姿勢で、両回路構成体110A、110Bをそれぞれ載置する(図示せず)。その後、底壁118と、側壁124とに囲まれた領域内に、液状の充填材26を充填する。図21及び図27に示すように、充填材26は、露出部122及びリレー16のリード端子16Aを覆う液位まで充填する。その後、充填材26を固化させる。
次に、第2バスバー140をロアケース150の挟持部137内に上方から挿入する。同時に電源端子144をコネクタハウジング154の対応する箇所に上方から挿入する。
次に、図21に示すように、両回路構成体110A、110Bを、ロアケース150内に収容する。同時に、下側端子138をコネクタハウジング154の対応する箇所に上方から挿入する。
次に、アッパーケース170をロアケース150及び両回路構成体110A、110Bの外側に、その上方から覆い被さるように嵌合する。この時、アッパーケース170の各ロック受け部176は、上方からロアケース150及び両回路構成体110A、110Bの対応する各ロック部164、118Aに当接する。さらにアッパーケース170を下方に変位させると、各ロック受け部176が外方に弾性変形し、その後、復帰変形して各ロック部164、118Aと弾性的に係合する。これによりロアケース150とアッパーケース170とが一体に組み付けられる(図16及び図18参照)。
同時に、各ヒューズ側端子117、142を各ヒューズ装着部172に、下方から、それぞれ挿入する。これによって、各ヒューズ装着部172内には、ヒューズ側端子117、142が1対ずつ、それらの先端が上方を向くように配置される。
次にヒューズ78を各ヒューズ装着部172内に上方から装着する。すると、ヒューズ側端子117、142の先端は二股となっているので、ヒューズ78の端子がそれぞれ挟み込まれる。これにより、ヒューズ側端子117とヒューズ側端子142とはヒューズ78を介して、電気的に接続可能となる。
以上の手順により、電気接続箱101が完成する。電気接続箱101は図21で示すようにアッパーケース170側を上方に向けて車両内に設置される。また、完成した電気接続箱101内において、両回路構成体110A、110Bの底壁118はアッパーケース上壁170Aに対して垂直になる姿勢で配置される。
以下に、本実施形態の作用、効果について説明する。なお、図において水の経路は一点鎖線の矢印にて表示する。
本実施形態に係る電気接続箱101が、例えば車両のエンジンルーム内に収容された場合、洗車時や降雨時などに、図21における矢線Eで示すように、表側(図21における左側)に位置するヒューズ装着部172内に上方から水が浸入することがある。すると、水はヒューズ78からヒューズ側端子117を伝ってケーシング102内に浸入する。さらに水はヒューズ側端子117から第1バスバー112を伝って表側回路構成体110Aに流下する。図27の矢線Eで示すように、表側回路構成体110Aに流下した水は、表側回路構成体110Aのうち底壁118と側壁124とに囲まれた領域に充填された充填材26の表面(図27における右側の面)を流下する。
この時、第1バスバー112の露出部122及びリレー16のリード端子16Aは、充填材26で覆われているため、水が付着することを抑制できる。
このため水による回路の短絡を抑制できる。
表側回路構成体110Aの下部まで流下した水は、図23の矢線Eに示すように、第1側壁130の第1傾斜面130Aの上に流下する。すると、水は第1傾斜面130Aを流下して、第1傾斜面130Aの最下方位置に形成された第1排水口132に達する。その後、水は第1側壁130を貫通する第1排水口132から、図23及び図24の矢線Eに示すように、表側回路構成体110Aの外部へ排出される。
図27で示すように、表側回路構成体110Aの第1排水口132の下方には、ロアケース下壁150Aを貫通する第2排水口162Aが設けられている。このため第1排水口132から排出された水は、図27の矢線Eで示すように、そのままケーシング102外部へ排出される。
このため電気接続箱101内部に水が溜まることを抑制できる。
また、図21の矢線Fで示すように、ヒューズ装着部172内に上方から水が浸入した時、ヒューズ78からヒューズ側端子142を伝ってケーシング102内部に浸入することがある。ケーシング102内部に浸入した水は第2バスバー140を伝って、ロアケース150の挟持部137の表側(図21における左側)の面に流下する。
そして、図27の矢線Fで示すように、水は挟持部137の表側の面を流下して、ロアケース下壁150Aの上面に達する。水はロアケース下壁150Aの上面を伝って流下していき、第2排水口162Aに達する。その後、水は第2排水口162Aから、ケーシング102外部へ排出される。このため、電気接続箱101内部に水が溜まることを抑制できる。
また、図28の矢線Gで示すように、裏側(図28における右側)に位置するヒューズ装着部172からケーシング102内に上方から水が浸入した場合、ヒューズ側端子117から第1バスバー112を伝って裏側回路構成体110Bに流下することがある。
裏側回路構成体110Bに流下した水は、表側回路構成体110Aに浸入した場合と同じように、第1傾斜面130Aを流下し、第1排水口132から、裏側回路構成体110Bの外部へ排出される。その後、図28の矢線Gで示すように、裏側回路構成体110Bの第1排水口132の下方に設けられた第2排水口162Bから、ケーシング102外部へ排出される。このため電気接続箱101内部に水が溜まることを抑制できる。
また、ケーシング102内部に浸入した水は第2バスバー140を伝って、ロアケース150の挟持部137の裏側(図21における右側)の面に流下することがある。
そして、図28の矢線Hで示すように、水は挟持部137の裏側の面を流下して、ロアケース下壁150Aの上面に達する。水はロアケース下壁150Aの上面を伝って流下していき、第2排水口162Bに達する。その後、水は第2排水口162Bから、ケーシング102外部へ排出される。このため電気接続箱101内部に水が溜まることを抑制できる。
また、各第2排水口162A、162Bは、コネクタハウジング154の開口の外側にそれぞれ設けられている。このため各第2排水口162A、162Bから、ケーシング102外部へ排出された水がコネクタハウジング154内に配置された電源端子144及び下側端子138に付着することを抑制できる。
また、アッパーケース170の表裏両側(図27における左右側)のどちらか一方へ水が降りかかると、図27の矢線Iで示すように、水はアッパーケース側壁170Cの外面を流下していく。各アッパーケース側壁170Cは、対応する両回路構成体110A、110Bの底壁118の外側に、それぞれ上方から覆い被さっている。このため、アッパーケース側壁170Cから流下した水は、両回路構成体110A、110Bの底壁118の外面に流下する。これにより、アッパーケース170と表側回路構成体110A或いは裏側回路構成体110Bとの隙間から、水がケーシング102内部に浸入することを抑制できる。
その後、底壁118の裏側に流下した水は、図27の矢線Iで示すように、底壁118の裏側を流れていき、底壁118の裏側の下端側の位置に形成された第2傾斜部119へ達する。第2傾斜部119は、ケーシング102の外側に向かって下方傾斜しているため、第2傾斜部119に達した水は、第2傾斜部119の上面を伝ってケーシング102の外側へ落下する。このため、第2傾斜部119の下方にあるコネクタハウジング154内に水が浸入することを抑制できる。
また、本実施形態においては、1つのケーシング102内に、表側回路構成体110A及び裏側回路構成体110Bを収容しているので、実装密度を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、第1傾斜面30A、130Aは、それぞれ第1側壁30、130の幅方向の両端から第1側壁30、130の幅方向内側に向かって、それぞれ下降傾斜する構成としたが、第1側壁30、130の上面と充填材26の液面との接触箇所から、第1側壁30、130の縁端に向かって下降傾斜する傾斜面としてもよい。このようにしておけば、充填材26の上面を流下してきた水は、第1傾斜面30A、130Aに到達した後、第1傾斜面30A、130Aを流下する。そして第1傾斜面30A、130Aを流下した水は第1側壁30、130の縁端に向かって流れ、第1側壁30、130の縁端から、回路構成体10、110A、110Bの外側に排出される。この形態では第1排水口32、132は設ける必要がなく省略できる。そして第1側壁30、130の縁端の下方に第2排水口を配置しておけば、回路構成体10、110A、110Bから排出された水は、ケーシング2、102外へそのまま排出される。
(2)本実施形態においては、第2傾斜部19、119は回路構成体10、110A、110Bの下端寄りの位置に設けたが、これに限られず、ロアケース50、150の下端寄りの位置に設けてもよい。
(3)本実施形態においては、回路構成体10、110A、110Bの底壁18、118をケーシング2、102の外表面の一部としたが、底壁18、118をケーシング2、102の外表面の一部とせずに、ケーシング2、102で完全に覆う構成としてもよい。
(4)本実施形態においては、回路構成体10、110A、110Bは連結バスバー13をインサート成形によって形成される構成としたが、これに限られず、予め切断された複数の第1バスバー12、112を金型内の所定位置に配置し、その後、インサート成形してもよい。
(5)本実施形態においては、電子部品としてリレー16を用いたが、これに限られず、半導体リレーでもよい。また、抵抗、コンデンサ等でもよい。
(6)本実施形態においては、回路構成体10からなる1枚、回路構成体110A、110Bからなる2枚の構成としたが、回路構成体を複数枚使用した場合でもよい。
本発明の実施形態1に係る電気接続箱を表側から見た斜視図 電気接続箱の正面図 電気接続箱を裏側から見た斜視図 電気接続箱の背面図 電気接続箱の、表側から見た分解斜視図 電気接続箱の、裏側から見た分解斜視図 図2におけるJ−J線断面図 電気接続箱を下側から見た平面図 インサート成形した連結バスバーのタイバーを切断した状態を示す正面図 回路構成体を示す斜視図 図2におけるK−K線断面図 第1排水口付近の拡大斜視図 回路構成体を下側から見た平面図 連結バスバーを示す斜視図 連結バスバーに合成樹脂材をインサート成形した状態を示す斜視図 本発明の実施形態2に係る電気接続箱を表側から見た斜視図 電気接続箱の正面図 電気接続箱を裏側から見た斜視図 電気接続箱の背面図 電気接続箱の、表側から見た分解斜視図 図17におけるL−L線断面図 電気接続箱を下側から見た平面図 両回路構成体を示す斜視図 第1排水口付近の拡大斜視図 インサート成形した連結バスバーのタイバーを切断した状態を示す斜視図 インサート成形した連結バスバーのタイバーを切断した状態を示す正面図 図17におけるM−M線断面図 図17におけるN−N線断面図
符号の説明
1、101…電気接続箱
2、102…ケーシング
10…回路構成体
12、112…第1バスバー
14、114…合成樹脂材
16…リレー(電子部品)
16A…リード端子
18、118…底壁
19、119…第2傾斜部
20…タイバー
21、121…切断部
22、122…露出部
23、123…開口部
24、124…側壁
26…充填材
30、130…第1側壁
30A、130A…第1傾斜面
32、132…第1排水口
50、150…ロアケース(ケーシング2、102)
52…窓部
70、170…アッパーケース(ケーシング2、102)
70A、170A…アッパーケース上壁(ケーシングの上壁)
72、172…ヒューズ装着部
78…ヒューズ(相手側部材)
110A…表側回路構成体(回路構成体)
110B…裏側回路構成体(回路構成体)
162A、162B…第2排水口

Claims (9)

  1. ケーシング内に回路構成体を収容してなる電気接続箱であって、
    前記ケーシングの上壁には相手側部材を装着可能な装着部が開口されており、
    前記回路構成体は、間隔を空けて並べた複数のバスバーの間を合成樹脂材で隙間なく充填してなる底壁を有し、前記底壁の外周縁からは側壁が起立して設けられており、
    前記底壁のうち前記側壁が設けられた側の面には前記バスバーが前記合成樹脂材から露出する露出部が形成されており、前記露出部には電子部品のリード端子が接続されており、
    前記底壁と前記側壁とに囲まれた領域には、前記露出部と、前記電子部品の前記リード端子とを覆うように充填材が充填されていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記回路構成体は、前記ケーシング内において、前記底壁が前記上壁に対して垂直になる姿勢で配されており、前記側壁のうち、下側に位置する第1側壁の上面には、前記第1側壁に流下した水を下方に流すための第1傾斜面が形成されており、前記第1傾斜面の最下方位置には、前記第1側壁を貫通する第1排水口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記ケーシングには、前記第1排水口に対応する位置に窓部が設けられており、前記窓部から前記回路構成体の前記第1排水口が露出していることを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記ケーシングには、前記回路構成体の前記第1排水口の下方に、前記ケーシングを貫通する第2排水口が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
  5. 前記ケーシングは、ロアケースと、前記ロアケースの上方から、前記ロアケースの外側に覆い被さるようにして嵌合されるアッパーケースと、を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  6. 前記ケーシングには開口部が設けられており、前記回路構成体の前記底壁は前記開口部から露出して前記ケーシングの外表面の一部を構成することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  7. 前記ケーシングの外表面のうち下端寄りの位置には、外側に向かって下方傾斜する第2傾斜部を設けることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  8. 前記回路構成体には、前記バスバーが前記合成樹脂材から外方に突出しており、前記合成樹脂材から突出した前記バスバーには、複数の前記バスバー同士を連結するタイバーを切断することにより切断部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  9. 前記回路構成体には、複数の前記バスバー同士を連結するタイバーが前記合成樹脂材から外方に突出しており、前記合成樹脂材から突出した前記タイバーには、前記タイバーを切断することにより切断部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の電気接続箱。
JP2008063116A 2008-03-12 2008-03-12 電気接続箱 Expired - Fee Related JP5087435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008063116A JP5087435B2 (ja) 2008-03-12 2008-03-12 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008063116A JP5087435B2 (ja) 2008-03-12 2008-03-12 電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009219322A true JP2009219322A (ja) 2009-09-24
JP5087435B2 JP5087435B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=41190630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008063116A Expired - Fee Related JP5087435B2 (ja) 2008-03-12 2008-03-12 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5087435B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011103444A (ja) * 2009-10-15 2011-05-26 Denso Corp 電子制御装置
WO2011125489A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 住友電装株式会社 電気接続箱
JP2011254630A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
WO2014129012A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 三菱電機株式会社 車載用電子制御装置
JPWO2013011747A1 (ja) * 2011-07-21 2015-02-23 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ展開用電子回路装置
JP2018186628A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 矢崎総業株式会社 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP2020080589A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 矢崎総業株式会社 筐体、電気接続箱、及びワイヤハーネス

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6301228B2 (ja) * 2014-09-30 2018-03-28 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の電装ユニット

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06224314A (ja) * 1992-12-04 1994-08-12 Toshiba Corp 半導体装置
JPH09321395A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品搭載用放熱基板及びその製造方法
JP2000217227A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱
JP2003164039A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 回路構成体及びその製造方法
JP2003318568A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Hitachi Unisia Automotive Ltd 電子部品装置
JP2004120837A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Honda Elesys Co Ltd 電子制御ユニット及び電子制御ユニット製造方法
JP2009017705A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Yazaki Corp 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法
JP4474463B2 (ja) * 2005-03-08 2010-06-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 電気接続箱

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06224314A (ja) * 1992-12-04 1994-08-12 Toshiba Corp 半導体装置
JPH09321395A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品搭載用放熱基板及びその製造方法
JP2000217227A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱
JP2003164039A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 回路構成体及びその製造方法
JP2003318568A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Hitachi Unisia Automotive Ltd 電子部品装置
JP2004120837A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Honda Elesys Co Ltd 電子制御ユニット及び電子制御ユニット製造方法
JP4474463B2 (ja) * 2005-03-08 2010-06-02 株式会社オートネットワーク技術研究所 電気接続箱
JP2009017705A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Yazaki Corp 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8420966B2 (en) 2009-10-15 2013-04-16 Denso Corporation Electronic control apparatus
JP2011103444A (ja) * 2009-10-15 2011-05-26 Denso Corp 電子制御装置
WO2011125489A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 住友電装株式会社 電気接続箱
JP2011223752A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
CN102742107A (zh) * 2010-04-09 2012-10-17 住友电装株式会社 电接线箱
US9203223B2 (en) 2010-04-09 2015-12-01 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electrical connection box
JP2011254630A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JPWO2013011747A1 (ja) * 2011-07-21 2015-02-23 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ展開用電子回路装置
WO2014129012A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 三菱電機株式会社 車載用電子制御装置
CN105073503A (zh) * 2013-02-20 2015-11-18 三菱电机株式会社 车载用电子控制装置
JP2014159235A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Mitsubishi Electric Corp 車載用電子制御装置
EP2960113A4 (en) * 2013-02-20 2016-11-02 Mitsubishi Electric Corp VEHICLE-ASSEMBLED ELECTRONIC CONTROL DEVICE
US9706672B2 (en) 2013-02-20 2017-07-11 Mitsubishi Electric Corporation Vehicle-mounted electronic control device
JP2018186628A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 矢崎総業株式会社 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP2020080589A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 矢崎総業株式会社 筐体、電気接続箱、及びワイヤハーネス

Also Published As

Publication number Publication date
JP5087435B2 (ja) 2012-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5087435B2 (ja) 電気接続箱
JP5333436B2 (ja) 電気接続箱
JP5173596B2 (ja) 電気接続箱
JP5082830B2 (ja) 電気接続箱
US9981618B2 (en) Electrical junction box
US8157116B2 (en) Electrical junction box
JPWO2006109804A1 (ja) 電力分配装置
JP5242326B2 (ja) 電気接続箱の防水構造
JP5051465B2 (ja) 電気接続箱
JP2009124874A (ja) 電気接続箱
JP2014103797A (ja) 電気接続箱
JP2009129778A (ja) 基板用コネクタ及び電気接続箱
JP6318085B2 (ja) 電気接続箱の排水構造
JP5108402B2 (ja) 電気接続箱
CN104685740B (zh) 电连接箱
JP6575767B2 (ja) 暗電流回路用ヒューズの断続構造
JP2009290943A (ja) 電気接続箱
JP5125763B2 (ja) 電気接続箱
JP5216378B2 (ja) 回路構成体および電気接続箱
JP3334642B2 (ja) 電気接続箱
JP2014087182A (ja) プロテクタ
JP4542493B2 (ja) 電気接続箱
WO2014054464A1 (ja) 電気接続箱
JP6774265B2 (ja) 電気接続箱
JP5630103B2 (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090915

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090915

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees