JP2009198375A - 部品試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一機能のテストソケットが搬送ハンドの移動方向に沿って複数配列される場合であれ、電子部品のテストソケットへの入れ替えに伴う時間の短縮化によって電子部品の試験にかかるスループットの向上を図ることのできる部品試験装置を提供する。
【解決手段】部品試験装置は部品試験部の複数のテストソケットScに電子部品Tを搬送する2つの搬送ハンド50A,50Bを有する。各搬送ハンド50A,50Bは水平方向に独立して移動可能である。また各搬送ハンド50A,50Bには垂直方向に移動可能なインデックスユニット60が設けられている。インデックスユニット60には、テストソケットScの数及び間隔に対応して延出されて電子部品Tを把持する部分であるユニットホルダ60A,60Bが、対向するインデックスユニット60から延出されたユニットホルダ60A,60Bと互いに上下方向へのすれ違いが可能な態様で櫛状に設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、特に電子部品の試験を行なう部品試験装置に関する。
一般に、半導体チップ等の電子部品はその製造工程において様々な試験が行なわれる。そして、それらの試験には通常、ICハンドラと称される部品試験装置が用いられている。このような部品試験装置には、試験される電子部品を部品試験装置の内部においてそれぞれ所定の位置、例えば供給位置、試験位置、排出位置などに搬送させる複数の搬送装置が設けられている。すなわち、こうした部品試験装置においては、それら各搬送装置との協働により、試験前の電子部品の供給、試験前の電子部品のテストソケットへの配置、試験済みの電子部品のテストソケットからの回収、試験後の電子部品の排出等に対応する各種搬送作業が行われる。詳述すると、例えば試験前の電子部品は、搬送装置としての供給ロボットによりシャトルに載置され、このシャトルにてテストソケットの近傍まで搬送されるとともに、その位置で、これも搬送装置としての測定ロボット(搬送ハンド)により把持されてテストソケットに搬送、配置される。また、試験が終わった電子部品は、テストソケットから再び測定ロボットにより把持されてシャトルに載置され、このシャトルにてこれも搬送装置としての回収ロボット近傍にまで搬送される。そして、その位置で回収ロボットにより把持されて、試験結果に対応した各回収トレイに分配される。
ところで、こうした部品試験装置には従来から、より短い時間により多くの電子部品の試験を行いたいとの要求がある。そこで、部品試験装置での試験に要する時間の短縮化のひとつの方法として、例えば特許文献1に記載の方法のように、テストソケットに対する電子部品の入れ替え時間を短縮する方法が提案されている。この特許文献1に記載の方法では、部品試験装置(ICハンドラ)に一直線上に配列された複数のテストソケットの配列方向と直交するように、かつその両側に、電子部品の吸着機構と押込機構、及びこれらを構成する機構部品を兼ね備えて独立駆動される搬送ハンドを用いるようにしている。これにより、テストソケットに電子部品を配置し押圧している一方の搬送ハンドに、同テストソケットに次に配置される電子部品を把持した他方の搬送ハンドをできるだけ隣接させて待機させることで、テストソケットへの電子部品を入れ替えにかかる搬送距離を短縮することができるようになる。そしてひいては、部品試験装置としての試験に要する時間についてもこれを短縮することができるようになる。
特開2002−148307号公報
ところで、同一機能のテストソケットが搬送ハンドの移動方向に沿って複数配列される場合、これに上記特許文献1に記載の方法を採用したとしても、必ずしも上述のような時間の短縮が図られるとは限らない。すなわち、次に試験される複数の電子部品を把持する上記他方の搬送ハンドを上記一方の搬送ハンドに隣接させて待機させたとしても、上記他方の搬送ハンドは、それら把持した電子部品を複数のテストソケット分だけ離れた位置に待機させることになる。したがって、上記一方の搬送ハンドによりテストソケット群に配置された複数の電子部品の試験が終了し、そのテストソケット群の電子部品を入れ替える際には、上記他方の搬送ハンドは少なくとも上記複数のテストソケットの距離分だけ全電子部品を移動させてそれらテストソケットに配置することになる。そのため、電子部品の移動距離の短縮にも自ずと限界が生じるようになる。
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであって、その目的は、同一機能の
テストソケットが搬送ハンドの移動方向に沿って複数配列される場合であれ、電子部品のテストソケットへの入れ替えに伴う時間の短縮化によって電子部品の試験にかかるスループットの向上を図ることのできる部品試験装置を提供することにある。
本発明の部品試験装置は、部品供給手段によって供給位置に供給された電子部品を部品把持部により把持して試験位置に設けられたテストソケットに搬送し、配置させるとともに、試験の済んだ電子部品を前記部品把持部により把持してテストソケットから排出位置まで搬送し、部品排出手段に載置する搬送ハンドを備えた部品試験装置であって、前記搬送ハンドは、前記テストソケットを該搬送ハンドの移動方向に直交する方向から挟む態様で、独立駆動の可能な複数の搬送ハンドからなるとともに、それら搬送ハンドには、前記電子部品を各別に把持可能な割り出しユニットであるインデックスユニットが互いに前記テストソケットに向き合う方向でかつ各対応する搬送ハンドとは上下方向に独立駆動可能に設けられてなり、前記インデックスユニットには、前記テストソケットに対応するように延出されて前記電子部品を把持する部分であるアーム状のユニットホルダが、対向するインデックスユニットから延出されたユニットホルダと互いに上下方向へのすれ違いが可能な態様で櫛状に複数設けられてなり、前記テストソケットは、前記搬送ハンドのうちの1つに備えられた前記インデックスユニットの有する複数のユニットホルダに把持される前記電子部品の数及び間隔に対応して複数配列されてなることを要旨とする。
このような構成によれば、複数の同一機能のテストソケットに複数の電子部品を同時に配置してそれら電子部品の試験(テスト)を一括して行う場合であれ、まずはそれらソケット自体をインデックスユニットに櫛状に設けられた複数のユニットホルダの把持する電子部品に対応するように配列する。複数のテストソケットをこのような配列とすることで、少なくとも2つの搬送ハンドの一方をそれらテストソケットへの電子部品の配置に用い、他方を少なくとも上記ユニットホルダの幅に対応する分だけ位相をずらして待機させることが可能となる。すなわち、一方の搬送ハンドにより把持されて試験に供されている電子部品の試験が終了した後は、インデックスユニットを構成するユニットホルダの上記上下方向へのすれ違い可能な機構を利用して、待機している他方の搬送ハンドも含め、それら2つの搬送ハンドを少なくとも上記ユニットホルダの幅だけシフト(移動)させることで、同待機している他方の搬送ハンドに把持されている電子部品のテストソケットに対する配置が最短時間にて可能となる。このため、同一機能のテストソケットが搬送ハンドの移動方向に沿って複数配列される場合であれ、電子部品のそれらテストソケットへの入れ替えに伴う時間は確実に短縮されることとなり、さらに一方の搬送ハンドが試験をしているタイミングに他方の搬送ハンドが電子部品の給俳動作が行えることとあいまって、部品試験装置としてその搬送時間をも含めた電子部品のテストにかかるスループットも的確に向上されるようになる。また、上記複数の搬送ハンドとしてのこのような構造により、電子部品の試験時間を利用しての各搬送ハンドのいわばロータリー移動が可能となる。すなわちこの場合、上記供給位置と排出位置とを単一の箇所として共用することも可能となり、設備コストの低減も併せて図られるようになる。
また本発明の部品試験装置は、上記部品試験装置において、前記インデックスユニットは前記搬送ハンドの各々に対して一つずつ設けられてなることを要旨とする。
このような構成によれば、電子部品のテストソケットへの入れ替えが常に少なくともインデックスユニットの有するユニットホルダの1つの幅分だけのシフト(移動)量で済むこととなり、複数の搬送ハンドとしての上記構造によるメリットを最大限に享受することが可能となる。
また本発明の部品試験装置は、上記部品試験装置において、前記インデックスユニットは前記搬送ハンドの各々に対して独立駆動可能に複数設けられてなることを要旨とする。
このような構成によれば、搬送ハンドに設けられた複数のインデックスユニットの数に対応する回数だけその搬送ハンドは電子部品の給排を行なうことなく電子部品のテストソケットへの入れ替えをすることができる。すなわち、搬送ハンドはそれが備えるインデックスユニットの数分の回数だけ最短時間にて電子部品のテストソケットへの入れ替えを行うことができる。さらに、搬送ハンドのうちの1つがインデックスユニットのうちの1つに保持した電子部品の試験を終了した後に、その搬送ハンドのインデックスユニットのうちの他の1つに保持した電子部品を試験させるテストソケットに隣接する位置まで移動させることができる。このようなテストソケットの隣接位置までの移動を他の搬送ハンドの試験中に随時行なうことを通じ、電子部品をテストソケットに最短時間で入れ替えることのできる回数を増やすことができる。これにより、部品試験装置として搬送時間をも含めた電子部品のテストにかかるスループットも更に飛躍的に向上されることとなる。
また本発明の部品試験装置は、上記部品試験装置において、前記ユニットホルダの各々には、前記電子部品の把持機構として、電子部品を吸着する機構及び電子部品を前記テストソケットに押込む機構がそれぞれ設けられてなることを要旨とする。
この構成によるように、上記ユニットホルダの各々が、その電子部品の把持機構として、電子部品を吸着する機構、すなわち吸着機構、並びに電子部品をテストソケットに押込む機構、すなわち押込み機構を少なくとも有することで、部品の供給位置あるいは排出位置とテストソケットとの間での、電子部品に対する必要十分な把持機能がそれらユニットホルダ、ひいては同ユニットホルダを備えるインデックスユニットに付与されるようになる。
また本発明の部品試験装置は、上記部品試験装置において、前記ユニットホルダの各々には、これら搬送ハンドの移動方向と直交する方向に前記電子部品の把持機構として、前記電子部品を吸着する機構及び前記電子部品をテストソケットに押込む機構が複数設けられてなり、前記テストソケットは同一機能のソケットが前記ユニットホルダに備えられた複数の前記電子部品の把持機構に対応して前記搬送ハンドの移動方向と直交する方向にも複数配列されてなることを要旨とする。
このような構成によれば、搬送ハンドの移動方向に沿って配列されるテストソケットの数のみならず、同搬送ハンドの移動方向と直交する方向に配列されるテストソケットの数にも比例するかたちで、当該部品試験装置としてのスループットの向上が見込まれるようになる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図3に従って説明する。図1は、本実施形態にかかる部品試験装置の構造を斜視図により示したものである。
図1に示されるように、この部品試験装置は略長方形状の基台1を有している。基台1の上面には、その長手方向中央かつ奥寄りに部品試験部10が配設され、その部品試験部10の長手方向の一方(図1において左側)には部品供給手段としての部品供給装置20が、そして他方(図1において右側)には部品排出手段としての部品排出装置30がそれぞれ配設されている。
部品試験部10は、図2に示すように、略長方形状の上層支持体11と上層支持体11の下側に積層されて上層支持体11よりも一回り小さいこれも略長方形状の下層支持体(図示略)とにより構成されている。そして、上層支持体11には長手方向に中心の間隔をソケット長手間隔Lp、また幅方向に中心の間隔をソケット幅間隔Lsだけ離した4つの
貫通穴12が形成され、その貫通穴12に対応する下層支持体の位置にはテストソケットScがそれぞれ嵌め込まれるかたちで設置されている。すなわち、4つのテストソケットScの中心の間隔はこれも部品試験部10の長手方向にはソケット長手間隔Lp、幅方向にはソケット幅間隔Lsとなっている。
テストソケットScは、そこに装着された電子部品T(図3参照)をその電子部品Tの試験装置(図示略)に電気的に接続させるものである。詳述すると、テストソケットScには、電子部品Tに備えられている複数の接続ピン(図示略)にそれぞれ対応した接触ピン(図示略)が設けられていて、各接触ピンはその電子部品Tの電気的試験を行なう試験装置の各対応する端子にそれぞれ電気的に接続されている。このことにより、テストソケットScに装着された電子部品Tは、その接続ピンが対応する接触ピンに電気的に接続されることを通じて試験装置による電気的試験が行われる。
一方、図1に示す部品供給装置20は、供給トレイSTに載置された試験前の電子部品(T)を基台1の幅方向手前側、すなわち部品試験部10から離れたトレイ交換位置P1から基台1の幅方向奥側、すなわち部品試験部10の近傍である供給位置P2に供給するものである。詳述すると、部品供給装置20は、トレイ交換位置P1から供給位置P2まで基台1の幅方向に延びるように設置された一対のレール21を有し、その一対のレール21には各レール21上を移動するレール受け(図示略)を備えたトレイ支持体(図示略)が備えられている。そして、トレイ支持体には、上面に電子部品(T)を保持するためのポケットPcが複数形成された供給トレイSTが載置されるようになっている。また、一対のレール21の間には、ホルダ24により両端部をそれぞれ回動可能に支持されたボールねじ25がレール21に平行して設けられている。ボールねじ25には供給モータM2が接続され、その供給モータM2の正逆回転によりボールねじ25は正逆回転されるようになっている。また、ボールねじ25にはトレイ支持体に設けられたボールねじ受け(図示略)が螺合されており、ボールねじ25の正逆回転によりトレイ支持体がトレイ交換位置P1と供給位置P2の間を往復移動するようになっている。すなわち、試験前の電子部品(T)が載置される供給トレイSTは、トレイ支持体に載置されてトレイ交換位置P1と供給位置P2との間を往復移動することができるようになっている。
他方、同じく図1に示す部品排出装置30は、排出トレイETに載置された試験済みの電子部品(T)を基台1の幅方向奥側、すなわち部品試験部10の近傍である排出位置P3から基台1の幅方向手前側、すなわち部品試験部10から少し離れたトレイ交換位置P4に排出するものである。詳述すると、部品排出装置30は、トレイ交換位置P4から排出位置P3にまで基台1の幅方向に延びるように設置された一対のレール31を有し、その一対のレール31には各レール31上を移動するレール受け32を備えたトレイ支持体33が備えられている。そして、このトレイ支持体33に、上面に電子部品(T)を保持するためのポケットPcが複数形成された上記排出トレイETが載置される。またここでも、一対のレール31の間には、ホルダ34により両端部をそれぞれ回動可能に支持されたボールねじ35がレール31に平行に設けられている。ボールねじ35には排出モータM3が接続され、その排出モータM3の正逆回転によりボールねじ35は正逆回転されるようになっている。また、ボールねじ35にはトレイ支持体33に設けられたボールねじ受け(図示略)が螺合されており、ボールねじ35の正逆回転によりトレイ支持体33がトレイ交換位置P4と排出位置P3の間を往復移動するようになっている。すなわち、試験済みの電子部品(T)が載置される排出トレイETは、トレイ支持体33に載置されてトレイ交換位置P4と排出位置P3との間を往復移動することができるようになっている。
ところで、テストソケットSc(図2)を含む部品試験部10、部品供給装置20の供給位置P2、部品排出装置30の排出位置P3は基台1の上方から見てその長手方向に一
直線上に配列されており、説明の便宜上、この配列のことを以下では部品搬送配列とも言う。
また一方、部品試験部10の基台1の幅方向の両側、すなわち部品搬送配列の基台1の幅方向の両側には、第1の搬送装置40Aと第2の搬送装置40Bが相対向するかたちで設置されている。このうち、第1の搬送装置40Aは部品搬送配列に対して基台1の幅方向の手前側に、また第2の搬送装置40Bは部品搬送配列に対して基台1の幅方向の奥側に配設されている。これら第1及び第2の搬送装置40A,40Bは、基台1の上面に垂直かつ部品搬送配列に並行する搬送ハンド支持体41をそれぞれ有している。搬送ハンド支持体41は、その側面のうち部品試験部10側にある面を内側面41aとし、内側面41aと反対側の面を外側面41bとしている。すなわち、第1及び第2の搬送装置40A,40Bは、それぞれの搬送ハンド支持体41の内側面41aを相対向させて基台1上に配置されている。また、搬送ハンド支持体41は、基台1において部品供給装置20及び部品排出装置30を跨ぐようなかたちにも構成されている。この搬送ハンド支持体41には、その外側面41bにおいて部品供給装置20から部品排出装置30までを跨ぐ部分に、部品搬送配列に並行かつ部品供給装置20から部品排出装置30までの長さに対応する一対のレール42が配設されている。一対のレール42には、該レール42上を移動する図示しないレール受けを介して水平移動体43が設けられている。すなわち、水平移動体43は、レール受けを介して案内される一対のレール42を往復移動するようになっている。一方、一対のレール42の間には、搬送ハンド支持体41の外側面41bに固定された2つのホルダ44により両端部を回動可能に支持されたボールねじ45が設けられている。ボールねじ45の一端は水平モータM4に接続され、その水平モータM4の正逆回転に伴ってボールねじ45が正逆回転するようになっている。また、ボールねじ45には水平移動体43に設けられた軸受け部43gが螺合されており、ボールねじ45の正逆回転により、水平移動体43が部品供給装置20の上方から部品排出装置30の上方までの間を水平方向に往復移動するようになっている。
水平移動体43は、水平連結体46を介して搬送ハンド支持体41の内側面41a側に位置する搬送ハンド50を支持している。詳述すると、水平移動体43の下部に基端を接続された水平連結体46は、搬送ハンド支持体41の部品供給装置20及び部品排出装置30を跨ぐ部分と基台1の上面との間に形成される空間を通って、搬送ハンド支持体41の内側面41a側にその先端を延出している。一方、水平移動体43の上部に基端が接続された水平連結体46は、レール42に平行するように搬送ハンド支持体41に貫通形成された案内孔41dを通って、搬送ハンド支持体41の内側面41a側にその先端を延出している。そして、この2つの水平連結体46のそれぞれの先端に1つの搬送ハンド50が支持接続されている。このことにより、搬送ハンド50は、水平移動体43の水平移動に伴って部品供給装置20の上方から部品排出装置30の上方までの間を水平方向に往復移動可能となっている。
ここで、搬送ハンド50は、図3に示すように、縦に長い略長方形板形状の垂直支持体51を有し、その垂直支持体51の下部に2つの水平連結体46の先端が接続固定されている。なお、垂直支持体51については、その部品試験部10側の面を内側面51aとし、搬送ハンド支持体41側の面を外側面51bとしている。垂直支持体51の内側面51aには、基台1に対して垂直方向に延びる一対のレール52が配設されている。一対のレール52には、該レール52上を移動するレール受け53を介して上下方向に移動可能な垂直移動体54が備えられている。また、レール52の間には、ボールねじ55が並行に設けられている。ボールねじ55の上端には垂直モータM5が連結されていて、垂直モータM5の正逆回転に伴ってボールねじ55が正逆方向に回転駆動されるようになっている。また、ボールねじ55には、垂直移動体54に設けられたボールねじ受け(図示略)が螺合されている。すなわち、垂直移動体54は、ボールねじ55の正逆回転に伴って上下
動するようになっている。
また、垂直移動体54は、搬送ハンド50のいわば割り出しユニットであるインデックスユニット60を備えている。インデックスユニット60は、その基部60Cを垂直移動体54に接続され、その基部60Cから上記垂直支持体51の内側面51aの向いている方向に2つのアーム状のユニットホルダ60A,60Bをそれぞれ延出する態様にて固定されている。すなわち、搬送ハンド50には、その水平移動方向(搬送方向)に直交するとともに基台1(部品試験部10)に対して水平な2つのユニットホルダ60A,60Bが並列するかたちで設けられている。なお、2つのユニットホルダ60A,60Bの縦方向略中心の相互の間隔は、2つのテストソケットScの中心間隔と同じ長さのソケット長手間隔Lpとなっている。このことにより、部品試験部10(図2)のソケット幅間隔Lsで配置されているテストソケットScの2つを対にし、一方の対のテストソケットScにユニットホルダ60Aが、また他方の対のテストソケットScにユニットホルダ60Bが同時に相対向するようになっている。さらに、ユニットホルダ60A,60Bは、それぞれホルダ幅Ldを有するとともに、両ユニットホルダ60A,60Bの間にはホルダ間隔Lgを有するように構成されている。なお、本実施形態では、ホルダ間隔Lgは、ホルダ幅Ldよりも広くなるように構成されていて、すなわちこのユニットホルダ60A,60Bの間のホルダ間隔Lgには、他のユニットホルダ60A(60B)を配置することがきるようになっている。このような構成によるホルダ間隔Lgはほぼ「ソケット長手間隔Lp−2×(ホルダ幅Ld/2)」で求められる値となる。さらに、各ユニットホルダ60A,60Bのそれぞれの長さは、部品試験部10(図2)に幅方向の中心間隔をソケット幅間隔Lsとして配設された2つのテストソケットScの両方と相対向することができる長さである。これにより、インデックスユニット60が試験位置に配置されると各ユニットホルダ60A,60Bがそれぞれ対応するテストソケットScに同時に相対向され、垂直移動体54の上下動により4つのテストソケットScに対して接近や離間するようになっている。
インデックスユニット60は、その各ユニットホルダ60A,60Bの下面にそれぞれ中心間隔をソケット幅間隔Lsとした把持機構としての2つの部品把持部70を備えている。部品把持部70は、供給位置P2(図1)において供給トレイSTのポケットPc(図1)に載置された電子部品Tを把持するとともに、試験位置において把持した電子部品TをテストソケットSc(図2)に配置して押圧する。また、排出位置P3(図1)においては、排出トレイET(図1)のポケットPcに電子部品Tを載置する。ところで、部品把持部70は、押込み機構71と、押込み機構71により上下方向に相対移動される吸着機構72とを有している。押込み機構71は、内部の空圧ピストンにより吸着機構72を下方に突出可能になっており、吸着機構72の突出によりテストソケットScに配置された電子部品TをそのテストソケットScに強く押付けて電子部品Tの接続ピンとテストソケットScの接触ピンとの電気的接続を図る。また、吸着機構72には、その底面に負圧発生装置(図示略)に接続され負圧を発生する吸着穴(図示略)が設けられている。これにより、供給トレイSTから電子部品Tを把持する場合には、吸着機構72の底面の吸着穴を負圧にして電子部品Tを吸着把持する。一方、電子部品Tを排出トレイET(図1)に載置させる場合には、吸着機構72の底面の吸着穴を負圧発生装置との接続を解放させて大気圧にして電子部品Tを開放するようにしている。
このような構成の場合、供給トレイSTや排出トレイETに配設されるポケットPcとしては、図2に示した部品試験部10の構造に対応して、基台1長手方向にソケット長手間隔Lpで2つ、基台1幅方向にソケット幅間隔Lsで2つ(計4個)のように配置されることが一般的である。ポケットPcがこのように配置された供給トレイSTを用いた場合、第1及び第2の搬送装置40A,40Bは供給位置P2において、各々その搬送ハンド50のインデックスユニット60を昇降させて供給トレイSTから4個の電子部品Tを
その各部品把持部70のそれぞれに把持することができる。また、ポケットPcがこのように配置された排出トレイETを用いた場合、第1及び第2の搬送装置40A,40Bは、排出位置P3において、各々その搬送ハンド50のインデックスユニット60を移動させて各部品把持部70に把持した計4個の電子部品Tを排出トレイETに排出することができる。また、各トレイST,ETにはポケットPcが相対向する搬送ハンド50の両方に同時に対応するように配置されてもよい。すなわち、各トレイST,ETにおいて、基台1長手方向にソケット長手間隔Lp/2の間隔で4つ、基台1幅方向にソケット幅間隔Lsの間隔で2つ(計8個)のようにポケットPcを配置する。これにより、第1及び第2の搬送装置40A,40Bは供給位置P2において、一方の搬送ハンド50が電子部品Tを把持した後に供給トレイSTが電子部品Tを再び供給するための入れ替え動作をすることなく、供給動作のタイミングに合わせて電子部品Tをその各部品把持部70のそれぞれに把持することもできる。すなわち、供給動作のタイミングに合わせて各搬送ハンド50のインデックスユニット60をそれぞれ昇降させて供給トレイSTから4個ずつ(計8個)の電子部品Tをそれぞれに把持することができる。さらに、第1及び第2の搬送装置40A,40Bは排出位置P3において、一方の搬送ハンド50が電子部品Tを排出した後に排出トレイETが電子部品Tを再び排出するための入れ替え動作をすることなく、排出動作のタイミングに合わせて電子部品Tを排出トレイETに排出することもできる。すなわち、排出動作のタイミングに合わせて各搬送ハンド50のインデックスユニット60をそれぞれ移動させて各部品把持部70に把持した4個ずつ(計8個)の電子部品Tをそれぞれに把持することができる。
次に図4〜図11を参照して、このように構成された部品搬送装置による電子部品TのテストソケットScへの入れ替え動作について説明する。なお、図4〜図11において、それぞれ(a)は、電子部品Tの搬送に伴う平面構造を示す図であり、それぞれ(b)は、電子部品Tの搬送に伴う正面構造を示す図である。また、説明の便宜上、以下では、第1の搬送装置40Aに備えられた搬送ハンド50を第1の搬送ハンド50Aとし、第2の搬送装置40Bに備えられた搬送ハンド50を第2の搬送ハンド50Bとして説明する。
まず、図4に示す状態においては、4つのテストソケットScに、試験位置に配置された第2の搬送ハンド50Bのインデックスユニット60に把持された4つの電子部品Tが配置され、それらの電気的試験がされている。なお、電子部品Tの電気的試験には所定の試験時間を要するものとする。一方、供給位置P2には第1の搬送ハンド50Aが配置され、試験待ち状態にある電子部品Tがその各部品把持部70に把持されている。またこのとき、そのインデックスユニット60の各部品把持部70は、第1の搬送ハンド50Aを試験位置の方向に移動可能な高さである搬送高さh1まで上昇されている。
次に、図5に示すように、試験位置に第2の搬送ハンド50Bのインデックスユニット60が配置された状態で、第1の搬送ハンド50Aが各部品把持部70の高さを上記搬送高さh1に維持しつつ試験位置の方向に移動される。その移動により第1の搬送ハンド50Aのインデックスユニット60のユニットホルダ60Bが、平面的には第2の搬送ハンド50Bのインデックスユニット60のユニットホルダ60Aとユニットホルダ60Bとの間の位置に配置される。そして、図6に示すように、第1の搬送ハンド50Aの各部品把持部70がテストソケットScに近い高さである配置準備高さh2に配置される。なお、本実施形態では、平面的に、例えば、試験位置の第2の搬送ハンド50Bのユニットホルダ60Aに、次にその試験位置に配置される第1の搬送ハンド50Aのユニットホルダ60Bを最短距離で隣接させる。詳述すると、前記ユニットホルダ60Aと前記ユニットホルダ60Bの幅方向(搬送方向)の各センター間の距離を最短距離として隣接させるものであり、またその距離のことを1ピッチともいう。またこのとき、第2の搬送ハンド50Bのユニットホルダ60Bにも1ピッチの間隔で第1の搬送ハンド50Aのユニットホルダ60Aが隣接配置されることになる。
その後、所定の試験時間が経過して第2の搬送ハンド50Bのインデックスユニット60の4つの電子部品Tの試験が終了すると、それぞれのテストソケットScから同インデックスユニット60の4つの電子部品Tが離脱され各部品把持部70を配置準備高さh2まで上昇される。そして、第2の搬送ハンド50B及び第1の搬送ハンド50Aがそれぞれ同時に1ピッチだけ排出方向に移動され、図7に示すように、試験位置に配置された第1の搬送ハンド50Aのインデックスユニット60に把持された4つの電子部品TがそれぞれのテストソケットScに配置されて電気的試験に供される。一方、把持した4つの電子部品Tの試験が終了した第2の搬送ハンド50Bは、各部品把持部70を搬送高さh1まで上昇される。それから、図8に示すように、第2の搬送ハンド50Bは排出位置P3まで移動され、その排出位置P3にて、試験の終了した全ての電子部品Tが排出される。そしてその後、第2の搬送ハンド50Bは排出位置P3から供給位置P2に戻される。このとき、図9に示すように、第2の搬送ハンド50Bの各部品把持部70の高さは、電子部品Tを試験中の第1の搬送ハンド50Aのどことも接触しない高さ(戻り高さ)h3にされる。そして、図10に示すように、第2の搬送ハンド50Bは、排出位置P3から第1の搬送ハンド50Aと接触することなくすれ違いながら供給位置P2にまで戻される。すなわちこの際、第2の搬送ハンド50Bの各部品把持部70は、第1の搬送ハンド50Aのインデックスユニット60の上方を、これらと接触することなく通過しながらロータリー移動する。
また、供給位置P2にまで移動した第2の搬送ハンド50Bは、図11に示すように、供給位置P2に供給されている4つの電子部品Tを同時に把持した後、その各部品把持部70の高さが搬送高さh1まで調整される。そしてその後、第1の搬送ハンド50Aの方向に移動する。なおこのとき、上述した第2の搬送ハンド50Bの電子部品Tの排出及び供給に要する時間が電子部品Tの電気的試験に要する試験時間よりも短ければ、第2の搬送ハンド50Bは、先の図5に示した状態に準ずるかたちで第1の搬送ハンド50Aに隣接される。すなわち、そのインデックスユニット60のユニットホルダ60Aが、平面的には試験位置に配置されている第1の搬送ハンド50Aのユニットホルダ60Aとユニットホルダ60Bとの間の位置に配置される。
本実施形態ではこのように、第1の搬送ハンド50Aのインデックスユニット60と第2の搬送ハンド50Bのインデックスユニット60とが順番に、しかも繰り返して試験位置に配置されることとなる。このことにより、2つインデックスユニット60のそれぞれの4つの部品把持部70に把持された各々4つの電子部品Tが連続的に試験位置に配置されるようになる。また、電子部品TをテストソケットScに入れ替える際にも、水平方向には各搬送ハンド50A,50Bを1ピッチだけの距離を移動させ、上下方向にはインデックスユニット60を配置準備高さh2だけの距離を移動させることで足りる。これにより、電子部品TをテストソケットScに入れ替える時間が大幅に短縮され、電子部品Tの試験にかかるスループットも確実に向上されるようになる。
以上説明したように、上記実施形態によれば以下のような効果が得られるようになる。
(1)各搬送ハンド50A及び50Bのインデックスユニット60には4つのテストソケットScに対応して延出された櫛状のユニットホルダ60A,60Bを、相対向するインデックスユニット60から延出されたユニットホルダ60A,60Bと互いに上下方向へのすれ違いが可能な態様で設けた。また、テストソケットSc自体をインデックスユニット60の1つに櫛状に設けられた複数のユニットホルダ60A,60Bの把持する電子部品Tに対応するように配列するようにした。これにより、搬送ハンド50A,50Bの移動方向に沿って複数配列された同一機能のテストソケットScに複数の電子部品Tを同時に配置してそれら電子部品Tの試験(テスト)を一括して行う場合であれ、少なくとも2つの搬送ハンドの一方をそれらテストソケットへの電子部品の配置に用いることができ
る。またこのときには、他方を少なくともホルダ幅Ldに対応する幅だけ位相をずらして待機させることが可能となる。すなわち、一方の搬送ハンド50A(50B)の把持している電子部品Tの試験が終了した後は、待機している他方の搬送ハンド50B(50A)も含め、それら2つの搬送ハンド50A,50BをテストソケットScの少なくともホルダ幅Ldに対応する幅である最短距離(1ピッチ)分だけシフト(移動)させることで最短時間で済むようになる。これにより、同待機している他方の搬送ハンド50B(50A)に把持されている電子部品TのテストソケットScに対する円滑でかつ迅速な配置が可能となる。このため、同一機能のテストソケットScが搬送ハンド50A,50Bの移動方向に沿って複数配列される場合であれ、電子部品TのそれらテストソケットScへの入れ替えに伴う時間は確実に短縮されることとなり、ひいては部品試験装置としてその搬送時間をも含めた電子部品Tのテストにかかるスループットも的確に向上されるようになる。また、複数の搬送ハンド50A,50Bとしてのこのような構造により、電子部品Tの試験時間を利用しての各搬送ハンド50A,50Bのいわばロータリー移動が可能となる。すなわちこの場合、上記供給位置P2と排出位置P3とを単一の箇所として共用することも可能となり、設備コストの低減も併せて図られるようになる。
(2)また、相対向するインデックスユニット60から延出されたユニットホルダ60A,60Bと互いに上下方向へのすれ違いが可能な態様としたことにより、電子部品TのテストソケットScへの入れ替えが常に少なくともユニットホルダ60A,60Bの幅であるホルダ幅Ldに対応する分(1ピッチ)だけのシフト(移動)量で済むようになる。このことにより、複数の搬送ハンド50A,50Bとしての上記構造によるメリットを最大限に享受することが可能となる。
(3)ユニットホルダ60A,60Bの各々が、その電子部品Tの部品把持部70として、電子部品Tを吸着する機構、すなわち吸着機構72、並びに電子部品をテストソケットに押込む機構、すなわち押込み機構71を少なくとも有するようにした。これにより、部品の供給位置P2あるいは排出位置P3とテストソケットScとの間での、電子部品Tに対する必要十分な把持機能がそれらユニットホルダ60A,60B、ひいては同ユニットホルダ60A,60Bを備えるインデックスユニット60に付与されるようになる。
(4)ユニットホルダ60A,60Bを搬送ハンド50A,50Bの移動方向に沿って配列されるテストソケットScの数のみならず、同搬送ハンド50A,50Bの移動方向と直交する方向にもテストソケットScが配列される構造とした。これにより、こうして配列されるテストソケットScの数にも比例するかたちで部品試験装置としてのスループットの向上が見込まれるようになる。
(第2の実施形態)
図12に、本発明にかかる部品試験装置の第2の実施形態についてその斜視図を示す。なお、この第2の実施形態は1つの搬送ハンドに備えるインデックスユニットの数を2つにしたものであり、以下では主に、先の第1の実施形態との相違点を中心に、同部品試験装置としての具体構成について説明する。また、第1の実施形態と同様の部材には同じ符号を付しその説明を省略する。
図12に示されるように、本実施形態にかかる搬送ハンド80は、略長方形板形状の垂直支持体81を有し、その垂直支持体81の下部に搬送ハンド支持体41(図1)側から延びる2つの水平連結体46の先端が接続固定されている。なお、垂直支持体81については、その部品試験部10側の面を内側面81aとし、搬送ハンド支持体41側の面を外側面81bとしている。垂直支持体81の内側面81aには、その右寄りと左寄りとに基台1(図1)に対して各々垂直方向に延びる一対2組のレール52が並列に配設されている。各一対のレール52には、それぞれ独立移動可能な垂直移動体54がこれもそれぞれ
独立駆動可能な2つの垂直モータM5の正逆回転に伴って上下動可能に備えられている。
また、2つの垂直移動体54は、搬送ハンド80のいわば割り出しユニットであるインデックスユニット60を各別に備えており、独立して上下動する各垂直移動体54に伴って各インデックスユニット60もそれぞれが独立して上下動するようになっている。また、搬送ハンド80に設けられた2つのインデックスユニット60の間の間隔は、そこにホルダ幅Ldのユニットホルダ60A(60B)を配置することができる距離であるユニット間隔Luとされている。すなわち、ユニット間隔Luは、ホルダ間隔Lgよりも短くすることも可能であり、ユニット間隔Luを短くすることでインデックスユニット60の入れ替えの時間の短縮を図ることができる。なお、ソケット長手間隔Lpがホルダ幅Ldの2倍の寸法に近似しているときには、ユニット間隔Lu=ホルダ間隔Lgとすることも可能であり、本実施形態では、ユニット間隔Lu=ホルダ間隔Lgの場合について示している。なお、インデックスユニット60の構造については第1の実施形態と同様なのでその説明を省略する。また、説明の便宜上、以下では、垂直支持体81の内側面81aに向かってその右寄りの一対のレール52に備えられたインデックスユニット60を右インデックスユニット60R、またその左寄りの一対のレール52に備えられたインデックスユニット60を左インデックスユニット60Lとも言う。
次に図13を参照して、このように構成された部品搬送装置による電子部品TのテストソケットScへの入れ替え動作について説明する。なお、図13(a)〜(f)の各々は、電子部品Tの搬送に伴う平面構造を示す図である。また、ここでも説明の便宜上、以下では、第1の搬送装置40Aに備えられた搬送ハンド80を第1の搬送ハンド80Aとし、第2の搬送装置40Bに備えられた搬送ハンド80を第2の搬送ハンド80Bとして説明する。さらに、第2の搬送ハンド80Bの右インデックスユニット60Rを第1インデックスユニットIx1、第1の搬送ハンド80Aの左インデックスユニット60Lを第2インデックスユニットIx2とも言う。さらにまた、第2の搬送ハンド80Bの左インデックスユニット60Lを第3インデックスユニットIx3、第1の搬送ハンド80Aの右インデックスユニット60Rを第4インデックスユニットIx4とも言う。
例えばいま、図13(a)に示すように、試験位置に第1インデックスユニットIx1(第2の搬送ハンド80Bの右インデックスユニット60R)が配置されたとすると、第1の搬送ハンド80Aが第2の搬送ハンド80Bと接触しないように移動される。そして、その第2インデックスユニットIx2(第1の搬送ハンド80Aの左インデックスユニット60L)のユニットホルダ60Bが、平面的には第1インデックスユニットIx1のユニットホルダ60Aとユニットホルダ60Bとの間の位置に配置される。またこのとき、第2インデックスユニットIx2の各ユニットホルダ60B,60Aは、第1インデックスユニットIx1のそれぞれ対応する各ユニットホルダ60A,60Bにそれぞれ1ピッチの距離に配置されている。
その後、所定の試験時間が経過して第1インデックスユニットIx1の4つの電子部品Tの試験が終了すると、それら4つのテストソケットScから同インデックスユニットIx1の4つの電子部品Tが離脱される。そして、図13(b)に示すように、第2の搬送ハンド80B及び第1の搬送ハンド80Aがそれぞれ同時に1ピッチだけ排出位置P3の方向である排出方向に移動されて第1の搬送ハンド80Aの第2インデックスユニットIx2が試験位置に配置される。そして、この第2インデックスユニットIx2に把持された4つの電子部品TがそれぞれテストソケットScに配置されて電気的試験に供される。またこの電気的試験の間に、図13(c)に示すように、第2の搬送ハンド80Bはさらに、第1の搬送ハンド80Aに接触しないように排出方向に移動される。そして、その第3インデックスユニットIx3(第2の搬送ハンド80Bの左インデックスユニット60L)のユニットホルダ60Aが、平面的には第2インデックスユニットIx2のユニット
ホルダ60Aとユニットホルダ60Bとの間の位置に配置される。またこのとき、第3インデックスユニットIx3の各ユニットホルダ60A,60Bは、第2インデックスユニットIx2のそれぞれ対応する各ユニットホルダ60B,60Aにそれぞれ1ピッチの距離に配置されている。
続いて、所定の試験時間が経過して第2インデックスユニットIx2の4つの電子部品Tの試験が終了すると、それら4つのテストソケットScから同インデックスユニットIx2の4つの電子部品Tが離脱される。そして、図13(d)に示すように、第1の搬送ハンド80A及び第2の搬送ハンド80Bがそれぞれ同時に1ピッチだけ排出位置P3の方向である排出方向に移動されて第2の搬送ハンド80Bの第3インデックスユニットIx3が試験位置に配置される。そして、この第3インデックスユニットIx3に把持された4つの電子部品TがそれぞれテストソケットScに配置されて電気的試験に供される。またこの電気的試験の間に、図13(e)に示すように、第1の搬送ハンド80Aはさらに、第2の搬送ハンド80Bに接触しないように排出方向に移動される。そして、その第4インデックスユニットIx4(第1の搬送ハンド80Aの右インデックスユニット60R)のユニットホルダ60Bが、平面的には第3インデックスユニットIx3のユニットホルダ60Aとユニットホルダ60Bとの間の位置に配置される。またこのとき、第4インデックスユニットIx4の各ユニットホルダ60B,60Aは、第3インデックスユニットIx3のそれぞれ対応する各ユニットホルダ60A,60Bにそれぞれ1ピッチの距離に配置されている。
さらにその後、所定の試験時間が経過して第3インデックスユニットIx3の4つの電子部品Tの試験が終了すると、それら4つのテストソケットScから同インデックスユニットIx3の4つの電子部品Tが離脱される。そして、図13(f)に示すように、第2の搬送ハンド80B及び第1の搬送ハンド80Aがそれぞれ同時に1ピッチだけ排出方向に移動されて第1の搬送ハンド80Aの第4インデックスユニットIx4が試験位置に配置される。そして、この第4インデックスユニットIx4に把持された4つの電子部品TがそれぞれテストソケットScに配置されて電気的試験に供される。またこの電気的試験の間に、第2の搬送ハンド80Bは第1の搬送ハンド80Aに接触しないように移動して電子部品Tの給排作業を行う。ちなみにここでも、この給排作業に要する時間が電子部品Tの試験時間よりも短ければ、第2の搬送ハンド80Bは、先の図13(a)に示した状態に準ずるかたちで第1の搬送ハンド80Aに隣接される。すなわち、その第1インデックスユニットIx1のユニットホルダ60Aが平面的には試験位置の第4インデックスユニットIx4のユニットホルダ60Aとユニットホルダ60Bとの間の位置に配置されるようになる。またこのとき、第1インデックスユニットIx1の各ユニットホルダ60A,60Bは、第4インデックスユニットIx4のそれぞれ対応する各ユニットホルダ60B,60Aにそれぞれ1ピッチの距離に配置されている。
本実施形態でもこのように、第1〜第4のインデックスユニットIx1〜Ix4とが順番に、しかも繰り返して試験位置に配置されることとなる。すなわち、4つインデックスユニットIx1〜Ix4のそれぞれの4つの部品把持部70に把持された各々4つの電子部品Tが連続的に試験位置に配置される。また、電子部品TをテストソケットScに入れ替える際にも、水平方向には各搬送ハンド80A,80Bを1ピッチだけの距離を移動させることで足りる。これにより、電子部品TをテストソケットScに入れ替える時間が大幅に短縮され、電子部品Tの試験にかかるスループットも確実に向上されるようになる。
以上説明したように、上記実施形態によっても先の第1の実施形態の前記(1)〜(4)の効果と同等もしくはそれに準じた効果が得られるとともに、次のような効果が得られるようになる。
(5)各搬送ハンド80A,80Bは、そこに設けられた2つのインデックスユニット60R,60Lに対応して2回、途中で電子部品Tの給排作業を行なうことなく電子部品TのテストソケットScへの入れ替えをすることができる。さらに、例えば、搬送ハンド80Bがインデックスユニット60Rに保持した電子部品Tの試験を終了した後に、その搬送ハンド80Bのインデックスユニット60Lに保持した電子部品Tを試験させるテストソケットScに隣接する位置まで移動させることができる。すなわち、このような搬送ハンド80B(80A)のテストソケットScの隣接位置までの移動を、他の搬送ハンド80A(80B)の試験中に随時行なうことを通じ、電子部品TをテストソケットScに最短時間で入れ替えることのできる回数を増やすことができる。すなわち、搬送ハンド80A,80Bはそれが備えるインデックスユニット60R,60Lの数である2回、両搬送ハンド80A,80Bの合計で4回、最短時間にて電子部品TのテストソケットScへの入れ替えを行うことができる。これにより、部品試験装置として搬送時間をも含めた電子部品Tのテストにかかるスループットも更に飛躍的に向上されることとなる。
(その他の実施形態)
尚、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、テストソケットScをその中に電子部品Tを載置させる形状のものとしたが、テストソケットの形状は任意であり、IC等の電子部品の各電極との電気的接続が確実に図られる構造のものであればよい。
・上記各実施形態では、各ユニットホルダ60A,60Bには2つの部品把持部70が設けられ、それに対応するように部品試験部10にはテストソケットScが基台1の長手方向に直交する方向にも2つ設けられた。しかしこれに限らず、各ユニットホルダ60A,60Bに設けられる部品把持部70の数は1もしくは3以上であってもよく、これに対応して長手方向に直交する方向のテストソケットScの数も1もしくは3以上でもよい。
・上記各実施形態では、部品把持部70として吸着機構72と押込み機構71とを備えることとしたが、これに限らず、部品把持部70としてその部品把持機能を満たし得る機構であれば基本的にどのような機構を採用するようにしてもよい。また、吸着機構72は、電子部品Tを把持することができるものであれば吸着以外の方法で電子部品を把持するものであってもよい。
・第1実施形態では、各搬送ハンド50A,50Bにそれぞれひとつのインデックスユニット60を備え、第2実施形態では、各搬送ハンド80A,80Bにそれぞれ2つのインデックスユニット60を備えた。しかしこれに限らず、搬送ハンドには3つ以上のインデックスユニット60を備えてもよい。また、各搬送ハンドのそれぞれのインデックスユニットの数が相違していてもよい。
・第2実施形態では、搬送ハンド80の2つのインデックスユニット60の間のユニット間隔Luをホルダ間隔Lgと同じ長さとした。しかしこれに限らず、上述のように2つのインデックスユニットのユニット間隔Luはユニットホルダが配置できる間隔があればよいことから、少なくともホルダ幅より広ければよい。
・上記各実施形態では、部品把持部70の高さを供給位置P2から搬送方向に移動させる場合には搬送高さh1とし、排出位置P3から供給位置P2に戻す場合には戻り高さh3としたが、搬送高さh1と戻り高さh3は異なる値でもよいし、同じ値でもよい。同じ値であれば、各搬送ハンド50A,50B(80A,80B)としての動作の実現をより容易にすることができる。
・上記各実施形態では、部品搬送配列を、供給位置P2、試験位置、排出位置P3の順
番に並べた。しかしこれに限らず、部品搬送配列を配置の都合によりその他の配置としてもよい。例えば排出位置、供給位置、試験位置や供給位置、排出位置、試験位置などのように自由度をもたせることができる。また、供給位置、排出位置は必ずしも別々の位置である必要はなく、同じ位置とすることもでき、この場合にあっては部品供給装置と部品排出装置の共用も可能となる。
・上記各実施形態では、各搬送ハンド50A,50B(80A,80B)は部品搬送配列を往復移動するようにした。しかしこれに限らず、供給位置、試験位置、排出位置と移動した搬送ハンドを別途の経路で供給位置に戻すようにしてもよい。この場合の搬送ハンドの経路としては、例えば曲線経路や平面を回るような周回経路や、ベルトコンベアのベルトのような周回経路も考えられる。また、それら搬送ハンドがロータリー移動する構造である必要もない。
・上記各実施形態では、2つの搬送ハンド50A,50B(80A,80B)を備えることとした。しかしこれに限らず、搬送ハンドは3つ以上備えられてもよい。試験中の搬送ハンドのユニットホルダの間に次に電子部品の試験を行う搬送ハンドのユニットホルダを配置することがでれば、電子部品のテストソケットへの入れ替え時間の短縮化を図ることはできる。
・上記各実施形態では、インデックスユニット60には2つのユニットホルダ60A,60Bが設けられ、それに対応するように部品試験部10にはテストソケットScが基台1の長手方向にも2つ設けられた。しかしこれに限らず、インデックスユニット60に設けられるユニットホルダの数は3以上であってもよく、これに対応して基台1の長手方向のテストソケットScの数も3以上でもよい。そしてこの場合には、ユニットホルダの数に対応するかたちで、搬送ハンドの移動方向への幅が変更されるなどしたインデックスユニットが各搬送ハンドに対して独立駆動可能に複数設けられることとなる。
本発明にかかる部品試験装置の第1の実施形態についてその斜視構造を示す斜視図。 同実施形態の部品試験部の斜視構造を示す斜視図。 同実施形態の搬送ハンドの斜視構造を示す斜視図。 同実施形態の部品試験装置による電子部品の搬送態様を示す図であって(a)は平面図、(b)は正面図。 同実施形態の部品試験装置による電子部品の搬送態様を示す図であって(a)は平面図、(b)は正面図。 同実施形態の部品試験装置による電子部品の搬送態様を示す図であって(a)は平面図、(b)は正面図。 同実施形態の部品試験装置による電子部品の搬送態様を示す図であって(a)は平面図、(b)は正面図。 同実施形態の部品試験装置による電子部品の搬送態様を示す図であって(a)は平面図、(b)は正面図。 同実施形態の部品試験装置による電子部品の搬送態様を示す図であって(a)は平面図、(b)は正面図。 同実施形態の部品試験装置による電子部品の搬送態様を示す図であって(a)は平面図、(b)は正面図。 同実施形態の部品試験装置による電子部品の搬送態様を示す図であって(a)は平面図、(b)は正面図。 本発明にかかる部品試験装置の第2の実施形態についてその搬送ハンドの斜視構造を示す斜視図。 同第2の実施形態の部品試験装置による電子部品の搬送態様を示す図であって(a)〜(f)は平面図。
符号の説明
1…基台、10…部品試験部、11…上層支持体、12…貫通穴、20…部品供給装置、21,31,42…レール、24,34,44…ホルダ、25,35,45…ボールねじ、30…部品排出装置、32…レール受け、33…トレイ支持体、40A…第1の搬送装置、40B…第2の搬送装置、41…搬送ハンド支持体、41a…内側面、41b…外側面、41d…案内孔、43…水平移動体、43g…軸受け部、46…水平連結体、50(50A,50B)…搬送ハンド、51…垂直支持体、51a…内側面、51b…外側面、52…レール、53…レール受け、54…垂直移動体、55…ボールねじ、60(60L,60R),Ix1,Ix2,Ix3,Ix4…インデックスユニット、60A,60B…ユニットホルダ、60C…基部、70…部品把持部、71…押込み機構、72…吸着機構、80…搬送ハンド、81…垂直支持体、81a…内面側、81b…外面側、T…電子部品、ET…排出トレイ、Ld…ホルダ幅、Lg…ホルダ間隔、Lp…ソケット長手間隔、Ls…ソケット幅間隔、Lu…ユニット間隔、M2…供給モータ、M3…排出モータ、M4…水平モータ、M5…垂直モータ、Pc…ポケット、Sc…テストソケット、ST…供給トレイ。

Claims (5)

  1. 部品供給手段によって供給位置に供給された電子部品を部品把持部により把持して試験位置に設けられたテストソケットに搬送し、配置させるとともに、試験の済んだ電子部品を前記部品把持部により把持してテストソケットから排出位置まで搬送し、部品排出手段に載置する搬送ハンドを備えた部品試験装置であって、
    前記搬送ハンドは、前記テストソケットを該搬送ハンドの移動方向に直交する方向から挟む態様で、独立駆動の可能な複数の搬送ハンドからなるとともに、それら搬送ハンドには、前記電子部品を各別に把持可能な割り出しユニットであるインデックスユニットが互いに前記テストソケットに向き合う方向でかつ各対応する搬送ハンドとは上下方向に独立駆動可能に設けられてなり、
    前記インデックスユニットには、前記テストソケットに対応するように延出されて前記電子部品を把持する部分であるアーム状のユニットホルダが、対向するインデックスユニットから延出されたユニットホルダと互いに上下方向へのすれ違いが可能な態様で櫛状に複数設けられてなり、
    前記テストソケットは、前記搬送ハンドのうちの1つに備えられた前記インデックスユニットの有する複数のユニットホルダに把持される前記電子部品の数及び間隔に対応して複数配列されてなる
    ことを特徴とする部品試験装置。
  2. 前記インデックスユニットは前記搬送ハンドの各々に対して一つずつ設けられてなる
    請求項1に記載の部品試験装置。
  3. 前記インデックスユニットは前記搬送ハンドの各々に対して独立駆動可能に複数設けられてなる
    請求項1に記載の部品試験装置。
  4. 前記ユニットホルダの各々には、前記電子部品の把持機構として、電子部品を吸着する機構及び電子部品を前記テストソケットに押込む機構がそれぞれ設けられてなる
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の部品試験装置。
  5. 前記ユニットホルダの各々には、これら搬送ハンドの移動方向と直交する方向に前記電子部品の把持機構として、前記電子部品を吸着する機構及び前記電子部品をテストソケットに押込む機構が複数設けられてなり、前記テストソケットは同一機能のソケットが前記ユニットホルダに備えられた複数の前記電子部品の把持機構に対応して前記搬送ハンドの移動方向と直交する方向にも複数配列されてなる
    請求項4に記載の部品試験装置。
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