JP2009197045A - 感圧転写型柄付き粘着テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】
塗膜転写具に装填して、基材上の塗膜を感圧転写して被転写体に転写塗膜を形成する感圧転写型柄付き粘着テープであり、転写塗膜が柄付き粘着塗膜でありながら、紙などを貼り合わせるのに充分な接着特性を出すことが、本発明の課題である。
【解決手段】
柄は基材上に点を印刷する方法によって形成され、その後、粘着層は液状インキによって、粘着層の厚さが柄の印刷部分の厚さよりも大きくなるように形成され、被転写体に形成された転写塗膜において、柄を形成している点の最大長が0.01mm以上1.0mm以下であり、その点と点の間には印刷のない隙間があり、その隙間に粘着層があることを特徴とするものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、紙などを貼り合わせるために、塗膜転写具に装填して使用される感圧転写型粘着テープに関するものであり、転写塗膜に柄を付けたものである。
紙などを貼り合せるために、液体のりや固形のりが用いられているが、これに加えて、特開平05−239413号公報のような感圧転写型粘着テープが用いられることが多くなってきている。この感圧転写型粘着テープを装填した塗膜転写具の利点として、手持ち式の液体のりや固形のりの利点でもある使用する時に手を汚すことなくのり付けができること以外に、均一な厚さののり(粘着塗膜)をすばやく設けることができることが挙げられる。これにより、感圧転写型粘着テープを用いることにより、紙などを貼り合せる部分が凸凹にならずに、きれいに貼り合わせることがすばやくできるようになったものである。
現在販売されている感圧転写型粘着テープを装填した塗膜転写具には、最後までテープを使い終った時に、そのまま廃棄するタイプのものや新しいテープへ詰め替えできるタイプのものなどがある。テープの幅も様々なものが用意されている。特開2007−326936号公報のようなテープの製造において、改良を加えたものもある。ユーザーは自分の嗜好に合わせたものを取捨選択できるが、逆にユーザーの目を引くものを提供することが難しくなってきている。そこで、特願2006−249465号公報のように香り付きのものが考え出されている。またその一方で、マーク転写テープ(特開2005−017947号公報)のように柄付きの転写テープも開発されており、この転写テープを粘着テープにした感圧転写型柄付き粘着テープの開発に着手したが、柄付き粘着塗膜でありながら、紙などを貼り合わせるのに充分な接着特性を出すことが難しかった。
特開平05−239413号公報 特開2007−326936号公報 特願2006−249465号公報 特開2005−017947号公報
塗膜転写具に装填して、基材上の塗膜を感圧転写して被転写体に転写塗膜を形成する感圧転写型柄付き粘着テープであり、転写塗膜が柄付き粘着塗膜でありながら、紙などを貼り合わせるのに充分な接着特性を出すことが、本発明の課題である。
本発明は、基材上に柄付き粘着層からなる塗膜を有しており、これをテープ状の一定幅に裁断し、塗膜転写具に装填して、基材上の塗膜を感圧転写して被転写体に転写塗膜を形成する感圧転写型柄付き粘着テープであり、柄は基材上に点を印刷する方法によって形成され、その後、粘着層は液状インキによって、粘着層の厚さが柄の印刷部分の厚さよりも大きくなるように形成され、被転写体に形成された転写塗膜において、柄を形成している点の最大長が0.01mm以上1.0mm以下であり、その点と点の間には印刷のない隙間があり、その隙間に粘着層があることを特徴とするものである。また、柄は基材上に点を印刷する方法によって、透明バインダー用インキを用いて印刷し、その後着色インキを用いて印刷する順番で形成されることを特徴とするものである。
本発明は、転写塗膜が柄付き粘着塗膜でありながら、紙などを貼り合わせるのに充分な接着特性を出すことが可能となったものである。
図1は、本発明の感圧転写型柄付き粘着テープ1であり、柄は正方形の市松模様である。この柄は、本発明の一例にすぎない。図の上下方向であるテープ幅は10mmである。柄である市松模様は、一辺が1mmの正方形からなり、正方形の印刷部分7と印刷のない正方形の下地(粘着層)部分とが互い違いに並んだものである。印刷部分7は着色されているので、図1では網点で表わしている。
このように柄は、模様や絵や文字などだけを印刷によって形成するものであり、その印刷部分7だけからなる。その印刷部分7でないところは、印刷のない下地(粘着層)部分となる。それゆえ、柄付き粘着層である。
柄の印刷部分7は、点を印刷する方法によって形成される。点を形成することができる印刷であれば、どのような印刷方法でもよい。具体的には、グラビア印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷などが挙げられる。塗膜転写具に装填して感圧転写して、紙などの被転写体に形成した転写塗膜において、柄の印刷部分7を拡大して見ると、点4と印刷のない隙間5から形成されていることがわかる。それを模式的に表わしたのが図2である。
図2では、点4を円形で表わしており、その点と点の間には、印刷のない隙間5がある。この図では、点4の最大長は円の直径となり、0.3mmを想定している。点4を円形で表わしているが、印刷方法や条件などにより、円形以外の形状(菱形やその他の多角形)にもなる。そのため、点の最大長とは、円形であれば直径、菱形であれば対角線の長さ、その他の多角形であれば2頂点を結んだ最大線分のことである。柄を形成している点の最大長は、0.01mm以上1.0mm以下であることが好ましい。点は小さい方が好ましいが、現状の印刷方法で0.01mmよりも小さな点を形成することは難しい。1.0mmより大きな点は、多色の柄であると、柄の解像度が落ちてしまうこともあるので好ましくない。また図2では、円形の点が整然と並んだ場合を表わしているが、印刷方法や条件などにより、整然と並んでいない場合や、隣り合う点同士が重なっている場合もある。そのような場合であっても、点4とその隙間5があることが重要である。
図3は、図1の感圧転写型柄付き粘着テープ1の断面図である。基材2上に柄付き粘着層3からなる塗膜を形成している。柄である市松模様の正方形の印刷部分7は、図1と同様に網点で表わしている。なお、図の縦方向と横方向の縮尺は異なる。縦方向の厚さとしては、基材2は12μm、柄である印刷部分7は1μm、粘着層3は15μmを想定している。ゆえに、柄付き粘着層3からなる塗膜も15μmとなる。一方、横方向として、柄である印刷部分7は1mm、その隣の印刷部分7までの印刷のない部分も1mmを想定している。
本発明の感圧転写型柄付き粘着テープに使用される基材2は、ポリエチレンテレフタレ−ト(PET)、ポリエチレンナフタート、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等のプラスチックフィルムや、グラシン紙や、人造樹脂フィルム、洋紙和紙等のフィルム状物、あるいはこれらの複合フィルム状物等を用いることができる。基材の厚さは、3〜100μm程度が良い。基材の厚さが大きいと、転写する時の転写圧が低下して転写不良が生じることがあり、逆に基材の厚さが小さいと、テープの強度が弱くなり、テープの断裂などのトラブルを生じることがある。また、基材は、両面剥離処理されていることが好ましい。剥離処理は、シリコン樹脂、フッ素樹脂、その他剥離性を有する樹脂やオイルなどを主成分として、必要に応じて、剥離性を有しない合成樹脂や微粒子、添加剤などを混合したものでグラビアコーティングやダイコーティングなどの方法により施される。
柄は、基材上に、柄となる印刷部分7だけを印刷する上記に挙げた印刷方法によって形成される。粘着層3は、その後に液状の粘着層インキによって形成される。液状の粘着層インキを用いて、一般的なコーターなどで塗布乾燥させて、粘着層3は形成される。液状の粘着層インキは、一般に粘着剤として扱われているアクリル系、ロジン系、ゴム系、ビニルエーテル系、ポリイソブチレン系などの樹脂を用いることができる。必要であれば、充填剤、接着性調整剤、老化防止剤等を配合してもよい。また、粘着層3は無色透明だけでなく、半透明であってもよく、さらには各種顔料、染料、金属粉末、蛍光物質、蓄光物質、燐光物質等の着色剤を用いて着色されていてもよい。紙などを貼り合わせるのに充分な接着特性を出すために、粘着層3の厚さは5μm以上40μm以下が良く、10μm以上30μm以下が好ましい。厚さが小さいと、充分な接着特性が出せない。厚さが大きいと、貼り合わせた時に、その部分の盛り上がりができてしまい、見た目や手触り感が悪くなってしまう。
柄の印刷部分7は点4から形成されて、点と点の間には印刷のない隙間5があるので、柄の印刷後に粘着層3を液状の粘着層インキによって形成すると、隙間5にもインキが入り込んで、粘着層3を形成することになる。この時、粘着層3の厚さが柄の印刷部分7の厚さよりも小さい場合、隙間5に液状の粘着層インキが入り込むことはできても、柄の印刷部分7の厚さより小さい厚さの粘着層しか形成することができず、柄の印刷部分7の転写する面に粘着層が達していないことになり、この状態では、この柄の印刷部分7が塗膜転写具によりうまく感圧転写されない。そのため、粘着層3の厚さが柄の印刷部分7の厚さよりも大きく形成する必要がある。大きく形成していれば、塗膜転写具によりうまく感圧転写することもでき、さらに、紙などの被転写体に形成した転写塗膜において、柄の印刷部分7を形成している点4の間にある印刷のない隙間5に、粘着層3があることになる。
このようにして、基材上に柄付き粘着層からなる塗膜が形成された感圧転写型柄付き粘着テープを、テープ状の一定幅に裁断し、コアなどへ巻きつけて小巻にして、塗膜転写具に装填する。一定幅としては、3mm〜12mmの間であるのが一般的であるが、これ以外の幅である場合もある。塗膜転写具により感圧転写して、紙などの被転写体に形成した転写塗膜の断面を表わしたのが、図4である。図4において、柄付き粘着層3があり、その下側は、図では省略しているが、紙などの被転写体を想定している。なお、図の縦方向と横方向の縮尺は異なり、図3と同様である。柄としては印刷部分7だけから形成されるので、印刷部分7と隣の印刷部分7までの間の印刷のない部分にも、粘着層3が形成されている。また、印刷部分7においても、図2における点4の間の隙間5に粘着層3がある。
図4のような転写塗膜上に、紙などが貼着される。印刷部分7の表面においては、点4を形成している印刷インキには接着特性を持たせていないため、印刷された点4によって、紙などの貼着が阻害されることになるが、図2で示した隙間5は粘着層3が形成されているので、その粘着層3によって、印刷部分7の表面でも紙などが貼着されることになる。それゆえ、この点4の占有面積率によって、接着特性に違いが出てくることになる。
点の占有面積率が、0%以上90%以下であれば、紙などを貼着する接着特性に大きな違いは出ることなく、充分に貼着される。下限の0%は、点がなく、印刷がないことである。つまり、粘着層だけがある部分となる。上限の90%であっても、紙などを貼着するのに充分な接着特性が発揮される。印刷部分7の隙間5は、一つひとつは小さいものの、それらが多く広く分布しており、転写塗膜の面積全体にある隙間5の粘着層3が足し合わさって、接着特性が発揮され、充分に貼着することができているものである。
なお、点の占有面積率の算出は、図2のように印刷部分7を拡大して、点の面積を測定して、単位面積あたりの点の占有面積を計算して算出した。実際の算出では、図2の点3つを1辺とする算出用四角形6において、この算出用四角形6内にある点4の面積を測定して、その算出用四角形6の面積で割ることで、点の占有面積率を算出し、これを3箇所で行ない、その平均値を用いた。ちなみに図2では、28%となった。また、図2では、点の最大長は0.3mmを想定しているが、印刷方法や条件の違いにより、点4と隙間5の出来具合も異なり、点の最大長が同じでも、点の占有面積率が異なる場合がある。
以下、実施例を用いて説明するが、実施例1から4までは請求項1に相当し、実施例5から8までは請求項2に相当する。
両面剥離処理された厚さ12μmのPETフィルム上に、グラビア印刷法によって、グラビア印刷用インキ(大阪印刷インキ製造(株)製VS−SANS藍色)を用いて、市松模様の正方形部分(印刷部分)だけを厚さ1μmになるように印刷し、市松模様の柄を形成した。その後に、液状の粘着層インキとして、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製SKダイン)を用いて、リバースロールコーターで塗布乾燥後の厚さが15μmになるように、粘着層を形成した。
これを、テープ状の幅10mm、長さ10mに裁断し、コアに小巻にして、塗膜転写具(ユニオンケミカー社製 グルーラL)に装填して、被転写体である再生PPC用紙(日本製紙(株)製)に感圧転写して幅10mm、長さ20mmの転写塗膜を形成した。この転写塗膜における市松模様の印刷部分を拡大したものが図2であり、点4は円形である。点4の最大長(円の直径)を測定すると、0.3mmであった。点4の間には隙間5があり、そこには粘着層がある。この図の点の占有面積率の算出用四角形6を用いて、点の占有面積率の算出すると、28%であった。
点の最大長が大きくなるように、印刷条件を変え、その他は実施例1と同じに形成した。この転写塗膜における市松模様の印刷部分を拡大したものが図5であり、点4は円形である。点4の最大長(円の直径)を測定すると、0.7mmであった。点4の間には隙間5があり、そこには粘着層がある。この図の点の占有面積率の算出用四角形6を用いて、点の占有面積率の算出すると、48%であった。この実施例2において実施例1と異なるのは、点の最大長0.7mmと占有面積率48%である。
ベタ塗りの柄に変え、その他は実施例2と同じに形成した。ベタ塗りであるので、テープ全面が印刷部分7となる。この転写塗膜におけるベタ塗りの印刷部分7を拡大したものも、図5と同じである。この実施例3において実施例2と異なるのは、柄がベタ塗りということだけである。
点4の間の隙間5が小さくなるように、印刷条件を変え、その他は実施例3と同じに形成した。この転写塗膜におけるベタ塗りの印刷部分7を拡大したものが図6であり、点4は円形である。点4の最大長(円の直径)を測定すると、0.7mmであり、実施例2や実施例3の図5と同じであった。点4の間には隙間5があり、そこには粘着層がある。この図6の点の占有面積率の算出用四角形6を用いて、点の占有面積率の算出すると、72%であった。この実施例4において実施例3と異なるのは、占有面積率72%だけである。
両面剥離処理された厚さ12μmのPETフィルム上に、グラビア印刷法によって、透明バインダー用インキとして、グラビア印刷用(透明)メジウムインキ(大阪印刷インキ製造(株)製VS−SANSメジウム)を用いて印刷し、その後着色インキとしてグラビア印刷用インキ(大阪印刷インキ製造(株)製VS−SANS藍色)を用いて、図1のような市松模様の正方形部分(印刷部分)だけを厚さ1μmになるように印刷し、市松模様の柄を形成した。これら以外は、実施例1とすべて同じである。この実施例5において実施例1と異なるのは、透明バインダー用インキを印刷し、その後着色インキを印刷する方法によって、柄を形成したことである。
ここで透明バインダー用インキとして(透明)メジウムインキを用いることにより、このインキがバインダー(接合剤)として作用して、その後の着色インキの印刷具合を良くしているものと考えている。特に、剥離処理された基材上に透明バインダー用インキを用いると、効果的である。また、この実施例はグラビア印刷の例であるが、他の印刷方法であっても、着色インキの印刷具合を良くするものであれば、どのようなインキであってもよい。
実施例5のように、透明バインダー用インキを印刷し、その後着色インキを印刷する方法によって、柄を形成し、これ以外はすべて実施例2と同じである。
実施例5のように、透明バインダー用インキを印刷し、その後着色インキを印刷する方法によって、柄を形成し、これ以外はすべて実施例3と同じである。
実施例5のように、透明バインダー用インキを印刷し、その後着色インキを印刷する方法によって、柄を形成し、これ以外はすべて実施例4と同じである。
これら実施例について、(1)鮮明性と(2)接着特性を評価した。評価内容は次の通り。

(1)鮮明性
転写塗膜の柄が、鮮明である。
色に濃淡がない。柄におかしなところがない。 ・・・ ○
さらに、色の発色が良い。 ・・・ ◎
転写塗膜の柄が、鮮明でない。
色に濃淡がある。柄におかしなところがある。 ・・・ ×
(2)接着特性
被転写体である再生PPC用紙に形成した幅10mm、長さ20mmの転写塗膜(粘着塗膜)に、同じ再生PPC用紙を貼着させる。貼着させた再生PPC用紙の貼着部分上に500gのおもりを載せた状態で室温下に1時間放置させる。その後、貼着させた再生PPC用紙を引き剥がし、目視により評価した。
貼着部分が、材破した。 ・・・ ○
貼着部分は、全く材破しなかった。 ・・・ ×
ここで「材破」とは、貼着させた再生PPC用紙を引き剥がした時に、貼着部分は貼り付いたままで、どちらかの再生PPC用紙が破れてしまうことである。「全く材破しなかった」とは、再生PPC用紙が破れずにきれいに剥がれてしまうことである。

これら実施例と評価結果をまとめたのが、表1である。
Figure 2009197045
以上のように、転写塗膜が柄付き粘着塗膜でありながら、紙などを貼り合わせるのに充分な接着特性を出すことが可能となった。
正方形の市松模様の柄を有した感圧転写型柄付き粘着テープ。 柄の印刷部分(点の最大長0.3mm)を拡大した模式図。 図1の感圧転写型柄付き粘着テープの断面図。 転写塗膜の断面図。 柄の印刷部分(点の最大長0.7mm)を拡大した模式図。 図5より隙間が小さいもの。
符号の説明
1 感圧転写型柄付き粘着テープ
2 基材
3 粘着層
4 印刷の点
5 隙間
6 点の占有面積率の算出用四角形
7 印刷部分

Claims (2)

  1. 基材上に柄付き粘着層からなる塗膜を有しており、これをテープ状の一定幅に裁断し、塗膜転写具に装填して、基材上の塗膜を感圧転写して被転写体に転写塗膜を形成する感圧転写型柄付き粘着テープであり、柄は基材上に点を印刷する方法によって形成され、その後、粘着層は液状インキによって、粘着層の厚さが柄の印刷部分の厚さよりも大きくなるように形成され、被転写体に形成された転写塗膜において、柄を形成している点の最大長が0.01mm以上1.0mm以下であり、その点と点の間には印刷のない隙間があり、その隙間に粘着層があることを特徴とする感圧転写型柄付き粘着テープ。
  2. 柄は基材上に点を印刷する方法によって、透明バインダー用インキを用いて印刷し、その後着色インキを用いて印刷する順番で形成されることを特徴とする請求項1に記載の感圧転写型柄付き粘着テープ。
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