JP2000109763A - はく離紙を有する加工粘着テープとその製造方法 - Google Patents

はく離紙を有する加工粘着テープとその製造方法

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JP2000109763A
JP2000109763A JP10279240A JP27924098A JP2000109763A JP 2000109763 A JP2000109763 A JP 2000109763A JP 10279240 A JP10279240 A JP 10279240A JP 27924098 A JP27924098 A JP 27924098A JP 2000109763 A JP2000109763 A JP 2000109763A
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pressure
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Yuji Yamashita
祐司 山下
Miwako Sakamoto
美和子 坂本
Takeshi Sasaki
猛 佐々木
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Konishi Co Ltd
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Konishi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ基材上の全面に粘着剤を塗布してその
粘着剤塗工面上に所望のパターンの非粘着性の印刷イン
クによるマスクを形成する方法において、上記の直接印
刷による問題点を解消し、自由に印刷パターンが選択で
き、かつ、印刷コントロールに格別の問題点もなく、高
速で製造できる方法およびその製品を提供する。 【解決手段】 はく離紙を準備し、このはく離紙滑面に
非粘着性印刷インクにより印刷して非粘着性印刷インク
による部分印刷層を形成し、この部分印刷層を形成した
はく離紙を粘着テープの粘着剤塗工面に重ねて軽圧締す
ることにより、この部分印刷層を粘着剤塗工面に転写し
て粘着剤塗工面上に部分遮蔽層を形成し、粘着剤の粘着
作用面積を制限したはく離紙を有する加工粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再はく離粘着テー
プなどの粘着テープとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粘着テープはそのテープ基材の種類によ
って、紙テープ、セロハンテープ、ビニールテープ、フ
ォームテープなどあり、通常は基材フィルムの上に直接
又は下塗りをし、その上に粘着剤が塗布されて粘着剤層
が形成されており、必要によりその上にセパレータとし
てはく離紙が貼られている。粘着剤としては、天然ゴ
ム、合成ゴム、ポリビニールエーテル、ポリビニールブ
チラール等のベースに粘着付与剤を配合したものと、ア
クリル系樹脂をベースにしたものがある。
【0003】ところで、従来、これらの粘着テープ、特
に粘着テープの粘着剤層に貼られているはく離紙を使用
に当たり再び剥離する再はく離粘着テープの粘着力の制
御には、異なった粘着力を有する粘着剤を多種類に亘っ
て使用し、所望の粘着力を与えていた。異なった粘着力
を与えるテープをつくるには、その都度粘着剤を取り替
える手間がかかり、多品種生産とその生産性に影響を与
える。そこで粘着剤自身をスクリーン印刷、グラビア印
刷などで部分的に塗布し、粘着力を制御する方法が提案
されている。例えば、基材テープに粘着剤をスクリーン
印刷又はグラビア印刷して粘着剤層を形成する方法は、
特開平8−337763号公報に開示されている。
【0004】しかし、この方法では粘着剤自身を印刷す
るのであるから、粘着剤を印刷インクのような粘性に設
計変更する必要がある。そのため、せっかく所望の粘着
力を持った粘着剤に印刷インクのような適正に変成させ
ることで、当初の粘着力は変化してしまう弊害や、ある
いはこのような印刷インクのような適正に変成すること
ができないため、結局所望の粘着力の粘着剤が使えず、
実施条件が非常に限られてしまう。さらに塗布方法もス
クリーン印刷による1枚づつのいわゆる枚葉方式にせざ
るを得ないため、効率のよい生産方式とすることが不可
能である。
【0005】そこで、出願人はこれらの方法に替わる簡
便で効率よくかつ連続生産方式により粘着力を自由に制
御する粘着テープの製造方法およびこの方法により製造
した自由に粘着力を制御した粘着テープを開発して、先
に出願している。それは、テープ基材全面に粘着剤を塗
布したテープを先ず製造し、次いでごくありふれた非粘
着性の印刷インクを用いて粘着テープの粘着剤層の上に
部分的に直接に印刷するもので、印刷部分の面積、厚
み、模様などの印刷パターンから1つ以上を任意に選択
することで自在に粘着力を制御する、すなわち粘着剤面
への印刷による粘着力のコントロールである。
【0006】この方法は、基本的に自在に粘着力を制御
することができる優れた方法であるが、この粘着剤塗工
面へ直接印刷する場合、粘着剤面の粘着力によって部分
的に印刷する部分以外の非印刷部分にも接着力が発現す
るため、印刷パターンや印刷コントロールに制約が多
く、また高速の印刷も難しい問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題点は、粘着剤層の粘着剤面上に所望のパターン
の非粘着性の印刷インクによるマスクを形成する方法に
おいて、上記の直接印刷による問題点を解消し、自由に
印刷パターンが選択でき、かつ、印刷コントロールに格
別の問題点もなく、高速で製造できる方法およびその製
品を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、粘着剤層
の粘着剤面への印刷方法を種々試行したところ、粘着剤
面への直接印刷する方法にかえて、間接的に印刷する方
法、すなわち、粘着テープの粘着剤層の粘着剤面に保護
するために被覆する滑面からなるはく離紙、すなわちセ
パレータに着目し、はく離紙の保護面側である滑面に非
粘着性の印刷インクの所望のパターンによる部分印刷を
行い、この所望のパターンの部分印刷層を形成したはく
離紙を粘着テープの粘着剤面側に通常のはく離紙と同様
に被覆して軽圧締することで、使用時にはく離紙を再は
く離すると、はく離紙に印刷した所望のパターンは粘着
テープの粘着剤面に転写されて印刷されることを見いだ
し、さらに、はく離紙の滑面に所望のパターンの部分印
刷層を印刷し、さらにはく離紙の部分印刷層の上に粘着
剤を全面的に塗布して粘着剤層を形成し、さらに粘着剤
層の上にテープ基材を軽圧締することで粘着テープと
し、使用時にはく離紙を再はく離すると、はく離紙に印
刷した所望のパターンは粘着テープの粘着剤面に転写さ
れて印刷されることを見いだし、本発明を完成するに至
った。
【0009】以下、上記の課題を解決するための本発明
の手段を具体的に説明する。請求項1の発明は、粘着剤
層にはく離紙を有する粘着テープにおいて、はく離紙滑
面に印刷の非粘着性印刷インクによる部分印刷層の転写
によりテープ基材に粘着剤を塗布してなる粘着剤層の粘
着剤面に部分粘着遮蔽層を設けたことを特徴とするはく
離紙を有する加工粘着テープである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の手段におけ
るはく離紙を有する加工粘着テープにおいて、テープ基
材に粘着剤を塗布してなる粘着剤層にかえて、テープ基
材を有さないノンキャリーの粘着剤層としたことを特徴
とするはく離紙を有する加工粘着テープである。
【0011】請求項3の発明は、テープ基材はプラスチ
ックからなることを特徴とする請求項1の手段における
はく離紙を有する加工粘着テープである。
【0012】請求項4の発明は、粘着剤層はアクリル系
粘着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン系粘着剤から選択した
粘着剤の塗布層であることを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれか1項の手段におけるはく離紙を有す
る加工粘着テープである。
【0013】請求項5の発明は、部分印刷層は印刷イン
クによる印刷部分と非印刷部分が入り交じり混在する印
刷模様、印刷面積、印刷厚みの3因子のいずれか1因子
以上を制御した部分印刷層であり、粘着剤面に設けた部
分粘着遮蔽層は転写印刷インク層による遮蔽部分と非遮
蔽部分の入り交じり混在する転写模様、転写面積、転写
厚みの3因子からなる部分印刷層に対応の部分粘着遮蔽
層であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
ずれか1項の手段におけるはく離紙を有する加工粘着テ
ープである。
【0014】請求項6の発明は、テープ基材に粘着剤を
塗布して粘着剤層を有する粘着テープを形成し、一方は
く離紙滑面に非粘着性の印刷インクにより印刷部分と非
印刷部分が入り交じり混在する印刷模様の部分印刷層を
印刷し、次いでこの部分印刷層を印刷したはく離紙を粘
着テープの粘着剤層の粘着剤面に被覆し軽圧締してはく
離紙の部分印刷層からの転写による部分粘着遮蔽層を粘
着剤面に形成することを特徴とするはく離紙を有する加
工粘着テープの製造方法である。
【0015】請求項7の発明は、はく離紙滑面に非粘着
性の印刷インクにより印刷部分と非印刷部分が入り交じ
り混在する印刷模様の部分印刷層を印刷し、次いでこの
部分印刷層を印刷したはく離紙滑面全面に粘着剤を塗布
して粘着剤層を形成し、テープ基材を被覆し軽圧締して
はく離紙の部分印刷層からの転写による部分粘着遮蔽層
を粘着剤面に形成することを特徴とするはく離紙を有す
る加工粘着テープの製造方法である。
【0016】請求項8の発明は、請求項6の手段におけ
る製造方法において、テープ基材に粘着剤を塗布して粘
着剤層を有する粘着テープの形成にかえて、テープ基材
を有さないノンキャリーの粘着剤層からなる粘着テープ
を形成することを特徴とするはく離紙を有する加工粘着
テープの製造方法である。
【0017】請求項9の発明は、テープ基材はプラスチ
ックであることを特徴とする請求項6又は請求項7の手
段におけるはく離紙を有する加工粘着テープの製造方法
である。
【0018】請求項10の発明は、粘着剤層はアクリル
系粘着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン系粘着剤から選択し
た粘着剤を使用することを特徴とする請求項6ないし請
求項9のいずれか1項の手段におけるはく離紙を有する
加工粘着テープの製造方法である。
【0019】請求項11の発明は、はく離紙滑面に印刷
部分と非印刷部分が入り交じり混在する印刷模様、印刷
面積、印刷厚みの3因子のいずれか1因子以上を制御し
て非粘着性印刷インクにより印刷して部分印刷層を形成
し、はく離紙からの部分印刷層の転写による転写印刷イ
ンク層からなる遮蔽部分と非遮蔽部分が入り交じり混在
する転写模様、転写面積、転写厚みの3因子からなる部
分遮蔽層を部分印刷層に対応して粘着テープの粘着剤面
に形成することを特徴とする請求項6ないし請求項10
のいずれか1項の手段におけるはく離紙を有する加工粘
着テープの製造方法である。
【0020】本発明のはく離紙を被覆した加工粘着テー
プでは、はく離紙を再はく離することにより、はく離紙
滑面に印刷した部分印刷層の印刷インクが粘着テープの
粘着剤面に転写され、非粘着性の部分粘着遮蔽層が粘着
テープの粘着剤面に形成される。そして、粘着テープの
粘着力の強さは、このはく離紙滑面に印刷する部分印刷
層の印刷条件、すなわち印刷模様、印刷面積、印刷厚み
の印刷条件を変更することで、幅広い範囲で細かく精密
に制御さるので、粘着テープの用途も幅広い分野の用途
に対応できる。例えば、はく離紙を被覆した加工粘着テ
ープで使用時にこのはく離紙をはく離して接着するいわ
ゆる再はく離加工粘着テープは、各種印刷印判の仮固
定、各種印刷被着体の仮固定、各種ディスプレイの仮固
定、液晶ガラスの研磨時の仮固定、プリント捺染材料の
仮固定、粘着掲示板用表面の仮固定あるいは各種生産工
程における仮固定などの仮固定用途全般に対応でき利用
できる。さらに本発明の製造方法で製造したはく離紙を
有する加工粘着テープにおいて、粘着剤及びテープ基材
が透明な材料からなり、印刷インクが有色で、非印刷部
分と印刷部分がを均等に分散混在した部分印刷層である
ならば、はく離紙を剥離して除去した粘着テープは、透
明部分と印刷インクの有色部分を均等に分散混在して有
するものとなっているので、この粘着テープを透明なガ
ラスや透明なプラスチック板に貼着するとき、遮光板と
して利用でき、また図柄に印刷した印刷層を形成した場
合は、図柄を有するガラス板あるいはプラスチック板に
利用できる。
【0021】また、本発明のはく離紙を被覆した加工粘
着テープの製造方法は、はく離紙に印刷した非粘着性の
印刷インク層を粘着テープの粘着剤塗工面に転写するこ
とにより間接印刷しているので、直接粘着テープの粘着
剤塗工面に印刷する方法と異なり、はく離紙に印刷する
だけであるので印刷条件に制約が少なく、かつ高速で印
刷することができ、極めて生産性の高い製造方法であ
る。
【0022】さらに、はく離紙に形成した部分印刷層を
粘着剤層の粘着剤面に合わせて貼着して得た粘着テープ
は、はく離紙をはく離して得られる転写による部分粘着
遮蔽層は粘着剤面上に盛り上がって形成されることもあ
る。しかし、部分印刷層を形成したはく離紙の全面に粘
着剤を塗布した後、その粘着剤を塗布さた粘着剤層にテ
ープ基材を貼ったはく離紙を有する粘着テープとしたも
のは、はく離紙をはく離したときに粘着剤層の粘着剤面
に転写された部分粘着遮蔽層は粘着剤面に埋没した、す
なわち粘着剤面と面一となったものが形成でき、これら
の2種類の異なる部分粘着遮蔽層をその違いに応じて使
い分ければその用途はより拡大されたものとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、はく離紙の滑面に部分
的に印刷した印刷インク層を転写して粘着テープの粘着
剤面に非粘着性の印刷インク層を部分的に形成すること
により、粘着テープ表面の粘着発現面積を制御し粘着力
を調節したはく離紙を有する加工粘着テープの製造方法
であり、さらにこの製造方法により製造したはく離紙を
有する加工粘着テープである。
【0024】本発明に係る粘着テープは、シート状物質
をテープ基材とし、該テープ基材の片面または両面に粘
着剤を塗布したものであり、粘着剤面を保護するはく離
紙を粘着剤面に有する。さらに、本発明に係る粘着テー
プはテープ基材を有しないノンキャリーの粘着剤層から
のみからなるものも適用できる。
【0025】粘着テープのテープ基材は、具体的には紙
テープ、セロハンテープ、ビニルテープやポリプロピレ
ンテープなどのプラスチックテープなどフイルムシート
からなるテープ、或いはプラスチックやエラストマー等
の発泡材からなるフォームテープ、さらに布テープや不
織布テープなどがある。すなわち、本発明に適用される
テープ基材は、以上のとおりであるが、好ましくはプラ
スチック類である。
【0026】特に本発明は、粘着テープの粘着剤面への
直接印刷でなく、はく離紙の滑面に印刷した印刷層から
粘着剤面への転写という間接印刷であるので、本発明に
使用するテープ基材は、平滑で腰の強いテープ基材に限
ることなく、上述のように布類、不織布、発泡材料など
でも、容易に転写による印刷ができ、テープ基材として
幅広い種類の素材が適用可能である。また、テープ基材
を有さないノンキャリーの粘着剤層のみからなる粘着テ
ープも、本発明のはく離紙の滑面に印刷した印刷層から
粘着剤面への転写という間接印刷は実施できる。
【0027】本発明の粘着剤層を形成する粘着剤は、感
圧型粘着剤、感熱型粘着剤、ホットメルト型粘着剤、接
着移行型粘着剤などである。これらの粘着剤に用いるポ
リマーおよびエラストマーはアクリル系樹脂、SBR、
ブチルゴム、ポリブタジエンなどの合成ゴムおよび天然
ゴムなどのゴム材料、ウレタン樹脂などである。これら
ポリマーおよびエラストマーは、溶剤希釈溶液、水分散
液、又は原液でテープ基材或いは離形紙又はセパレート
と称されるはく離紙に塗布し乾燥する。このはく離紙に
塗布する場合は、塗布した粘着剤の上にテープ基材を載
置して軽圧締することにより再びテープ基材に粘着剤を
転写せしめ、はく離紙を有する粘着テープを得るもので
ある。ただし、この場合のはく離紙は粘着剤の転写が終
了するとはく離して、本発明における印刷インクで印刷
層を印刷したはく離紙と置き換える、すなわち印刷イン
クで印刷層を印刷したはく離紙を粘着テープに被覆し軽
圧締して巻き取り、はく離紙を有する加工粘着テープと
する。これらに使用する粘着剤としては、アクリル系粘
着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン系粘着剤を塗布した粘着
テープが転写による印刷インクの乗りの点から好まし
い。
【0028】そして、本発明では粘着力の制御は、次工
程の印刷インクの転写により行われるので、テープ基材
に塗布する粘着剤は粘着力の一定のただ一種類の粘着剤
を塗布すればよく、粘着剤の選定は単純化される。
【0029】本発明に用いる印刷インクとは、印刷層の
転写後に非粘着性の特性があることが必要である。市販
の印刷インクは無機顔料、有機顔料、染料などの色料、
油、樹脂、溶剤、可塑剤などのビヒクル、ワックス、界
面活性剤、金属石鹸、揺変剤など添加剤から構成されて
いるが、本発明においてはこれら市販の印刷インクから
粘着剤との密着性、デザイン上の配色、およびはく離紙
の滑面に印刷する印刷乗りに対する適正を考慮して選択
すればよい。さらに本発明では印刷インクに透明なイン
クを使用することこともできる。透明なインクを使用す
る場合は転写後の粘着剤面が印刷インクで目立つことが
ない。
【0030】本発明に使用する印刷インクの種類は、印
刷メーカーが使用するインクの中で速乾性ではく離紙の
滑面への印刷乗りが良好で、かつ、粘着テープの粘着剤
面への転写による密着性がよく、そしてインク自体が非
粘着性のものがよい。そのようなインクの配合例では、
ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡社製)30
重量部、酸化チタン15重量部、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合樹脂5重量部、トルエン:メチルエチルケト
ン:酢酸エチル(1:1:1)の混合溶液50重量部が一つの
例として示すことができる。
【0031】本発明における印刷インクの塗布方法、す
なわち印刷方法は、はく離紙の滑面に市販の印刷機械を
用いて印刷インクを塗布すればよい。グラビア印刷機の
ような印刷機械を用い、印刷模様、印刷面積、印刷厚み
の3因子を所定の条件に設定して連続的に印刷加工すれ
ばよい。
【0032】さらに、上記の印刷機械を使用する代わり
に、レーザープリンターを使用してはく離紙の滑面に印
刷することもできる。この場合印刷インクはもちろんト
ナーであり、本発明のはく離紙の滑面への印刷、粘着剤
面への転写の面から見て、このレーザープリンターによ
る印刷は手軽に行え好ましいものである。
【0033】本発明において、印刷面積、印刷厚み、印
刷模様のうち、転写後の粘着力の制御に係わる条件は、
印刷面積、すなわち転写後の粘着剤面の遮蔽面積が最も
重要である。従って先ず遮蔽面積を設定することで大ま
かな粘着テープの粘着力を定め、この遮蔽面積に対応す
るはく離紙への印刷面積を決定し、次いで印刷厚み、印
刷模様を随時選択して、転写後の遮蔽層による粘着テー
プの粘着力を微調整すればよい。
【0034】とりわけ、印刷模様の選択は、粘着テープ
を貼った時の空気抜きの道筋をつけたり、粘着力の程度
を表示する標識として利用できる。また印刷インクの色
調も粘着力の識別に利用できる。さらに粘着テープの生
産工程において、テープ基材に粘着剤を塗工すなわち塗
布し乾燥する粘着テープ準備ラインの他に、はく離紙の
滑面に印刷する工程のはく離紙準備ラインを設け、印刷
されたはく離紙の滑面を粘着テープの粘着剤面に合わせ
て軽圧締して巻き取る工程のラインから本発明のはく離
紙を有する加工粘着テープを連続生産することができ
る。
【0035】本発明の方法は、公知の方法のように印刷
インク適正などがはるかにかけ離れた粘着剤自身を印刷
パターンとして塗工するのでなく、また、出願人の先願
の全面粘着塗布後の表面に直接印刷インクを印刷する方
法とも異なり、はく離紙に印刷して、そのはく離紙の印
刷層を粘着テープの粘着剤面に転写して間接的に粘着剤
面に遮蔽用のインク層を形成するので、従来の印刷技術
がより一層自由に活用でき、スクリーン印刷やグラビア
印刷、レーザプリンターによる印刷、その他種々の慣用
の印刷が活用できる。
【0036】以上は主として、はく離紙に印刷して、そ
のはく離紙の印刷層を粘着テープの粘着剤面に転写して
間接的に粘着剤面に遮蔽用のインク層を形成する本発明
の実施の形態について、説明したが、はく離紙の滑面に
印刷して部分印刷層を形成し、その部分印刷層の上から
はく離紙の滑面全面に粘着剤層を形成し、次いでこの粘
着剤層の上にテープ基材を載置して軽圧締して巻取る方
法によりはく離紙の印刷層を粘着テープの粘着剤面に転
写する請求項7に係る発明の実施の形態においても、そ
の使用する印刷インク、粘着剤、テープ基材、印刷模様
等に要求される各種諸特性及び条件は、上記したものが
そのまま適用できる。
【0037】以上の本発明の方法により、粘着力が元の
粘着力に比べて10〜90%の範囲にあるはく離紙を有
する加工粘着テープは容易に製造することができる。
【0038】
【実施例】実施例1 はく離紙(商品名:80HB−018S,藤森工業社
製)の滑面上にスクリーン印刷により直径1.0mmの
円の黒丸を千鳥状に20mm×20mmの方形当たりに
110個配列してなる印刷模様を印刷し、その後これら
の印刷層を乾燥させた。使用した印刷インクは非粘着性
であった。印刷乾燥した黒丸は、印刷層を擦らないかぎ
りはく離紙の滑面から剥がれることなく、印刷乗りは良
好であった。一方、PETフィルムをテープ基材としア
クリル系粘着剤が塗布されたこの市販両面テープ(商品
名WF201,コニシ社製)を準備し、その片方の粘着
剤塗工面に対し、上記の印刷インクの印刷模様を印刷し
たはく離紙の滑面である印刷面側を合わせて載置し、ロ
ールに巻き付けて軽圧締した。次いで、ロールを巻き戻
して粘着テープから印刷層を形成したはく離紙をはく離
した。結果、はく離紙の滑面状に印刷した千鳥状に配列
の黒丸は粘着テープの粘着剤面に全て転写され、結果と
して粘着テープの粘着剤面に千鳥状に配列の黒丸が印刷
された状態で得られた。
【0039】この結果、粘着テープの粘着剤面では、1
個の黒丸の面積は0.5×0.5×3.14=0.78
5mm2であり、この黒丸が20mm平方の中に110
個であるので、0.785mm2×110÷400mm2
×100=21.6%が、非粘着性の遮蔽層で均一に覆
われたこととなり、粘着テープの粘着力は、約1/5に
低下することとなった。
【0040】はく離紙紙にスクリーン印刷し、次いでこ
のはく離紙からの転写により表1に示す遮蔽割合の異な
る4種の両面テープを製造し、これらの両面テープをJ
IS−Z0237に基づき、ステンレス板に貼り付け、
180°はく離により粘着力を次に示す条件及び諸元で
測定し、その結果を表1に示す。 測定条件:温度20℃、湿度65% はく離速度:300mm/min 測定機器:オートグラフ S-500(島津製作所製) 粘着力単位:N/25mm
【0041】
【表1】
【0042】実施例2 はく離紙の滑面にレーザープリンター(商品名:MultiW
riterPR-2000E,NEC社製)により印刷する。印刷す
る印刷模様は、パソコンを利用して表2に示す印刷パタ
ーンを作製し、それらの5種類の印刷模様をはく離紙の
滑面にレーザープリンターによりトナーにより印刷し
た。次いで、この印刷模様を有するはく離紙を3種の市
販両面テープ、即ち、基材が発泡体で粘着剤がアクリル
系である両面粘着テープ(商品名:WF101,コニシ
社製)、基材がPETで粘着剤がアクリル系である両面
粘着テープ(商品名:WF201,コニシ社製)及び基
材が不織布で粘着剤がアクリル系である両面粘着テープ
(商品名:WF001,コニシ社製)と、基材を有しな
いアクリル系粘着剤であるKH54(アクリル系粘着
剤)/硬化剤55(ポリイソシアネート)=100/
1.5の75μm厚のノンサポートの両面粘着テープの
それぞれの片方の粘着剤面に対し、上記の印刷模様を印
刷したはく離紙の滑面である印刷面側を合わせて載置
し、ロールに巻き付けて軽圧締した。
【0043】得られたはく離紙を有する両面粘着テープ
からはく離紙をはく離するとその時点で、はく離紙の滑
面に印刷した印刷模様が粘着剤面に転写された。すなわ
ちはく離紙をはく離した両面テープは、テープ基材に印
刷模様が転写されて塗布され、粘着剤面の上に印刷模様
に対応する遮蔽層が形成された両面テープが形成され
た。表2に示す非粘着性の遮蔽層で均一に覆われた。
【0044】
【表2】
【0045】JIS−Z0237に基づき、ステンレス
板にこれらの両面粘着テープを貼り付け、180°はく
離により粘着力を次に示す条件及び諸元で測定し、その
結果を表3に示す。 測定条件:温度20℃、湿度65% はく離速度:300mm/min 測定機器:オートグラフ S-500(島津製作所製) 粘着力単位:N/25mm
【0046】
【表3】
【0047】実施例3 はく離紙の滑面にレーザープリンター(商品名:MultiW
riterPR-2000E,NEC社製)により印刷模様を印刷す
る。印刷する印刷模様は、パソコンを利用して作製し、
その印刷模様をはく離紙の滑面にレーザープリンターに
より印刷した。次いで、この印刷模様を有するはく離紙
の滑面上にKH54アクリル系粘着剤を塗工する。塗工
方法はPETフィルムからなるテープ基材に粘着剤を塗
工し、Dryで25μm厚の塗布層を形成する。次いで
粘着剤塗工面に25μm厚のPETフィルムをテープ基
材として載置して軽圧締し、はく離紙を有する加工粘着
テープを得た。
【0048】得られたはく離紙を有する加工粘着テープ
をJIS−Z0237に基づき、ステンレス板に貼り付
け、180°はく離により粘着力を次に示す条件及び諸
元で測定し、その結果を表4に示す。 測定条件:温度20℃、湿度65% はく離速度:300mm/min 測定機器:オートグラフ S-500(島津製作所製) 粘着力単位:N/25mm
【0049】
【表4】
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、テープ
基材上に粘着剤層を形成した従来の粘着テープの場合の
ように、種々異なる粘着力の粘着剤を選択して形成する
ことにより粘着力のことなる粘着テープ製造しなければ
ならないものと異なり、通常の粘着剤層を形成した粘着
テープにおいて、その粘着剤層の上に、通常の印刷技術
において使用される印刷インクを部分的に、はく離紙に
印刷した印刷模様の転写により間接的に塗布することに
より粘着剤層の粘着発現箇所に部分的遮蔽層を形成して
粘着力を制御したので、粘着力を幅広い範囲で細かく制
御した種々の粘着テープが提供でき、また、その粘着力
の強さの程度を印刷による色調や模様で判りやすく表示
した粘着テープが提供でき、従ってその用途も従来の粘
着テープに比して幅広い用途に対応できるものである。
【0051】さらにその製造においても、印刷層の転写
による間接的遮蔽層を粘着テープの粘着剤面に形成する
ので、直接粘着剤層上に印刷する際の印刷ロールの制約
もなく、はく離紙上に高速に印刷でき製造効率が高まっ
た。また、レーザプリンターを使用して印刷するとき簡
便にはく離紙の滑面に印刷ができ、さらに印刷効率が向
上する。このため、従来の製造方法に比し、自在に粘着
力が制御でき、簡便で効率よく、低コストでかつ連続的
に大量生産から小ロット加工まで対応でき、また表面と
裏面の粘着力の異なる両面テープも容易に製造でき、ま
た、転写された遮蔽層は非粘着性であるので、粘着テー
プとして粘着剤面を対象の物に貼着するときに、粘着剤
面と物との間に閉じ込められた空気の逃げ道となり、容
易に空気を粘着テープの端から追い出すことができ、貼
着面の仕上がりが良好であるので、本発明の粘着テープ
を遮光膜の形成用に利用できる等用途も従来のものに比
して拡大する等優れた効果を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 猛 大阪市中央区平野町2丁目1番2号 コニ シ株式会社内 Fターム(参考) 4J004 AA04 AA05 AA07 AA10 AA14 AB01 AB03 BA02 CA02 CA03 CA04 CB01 CB02 CB04 CC02 CE03 DB02 GA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着剤層にはく離紙を有する粘着テープ
    において、はく離紙滑面に印刷の非粘着性印刷インクに
    よる部分印刷層の転写によりテープ基材に粘着剤を塗布
    してなる粘着剤層の粘着剤面に部分粘着遮蔽層を設けた
    ことを特徴とするはく離紙を有する加工粘着テープ。
  2. 【請求項2】 請求項1のはく離紙を有する加工粘着テ
    ープにおいて、テープ基材に粘着剤を塗布してなる粘着
    剤層にかえて、テープ基材を有さないノンキャリーの粘
    着剤層としたことを特徴とするはく離紙を有する加工粘
    着テープ。
  3. 【請求項3】 テープ基材はプラスチックからなること
    を特徴とする請求項1記載のはく離紙を有する加工粘着
    テープ。
  4. 【請求項4】 粘着剤層はアクリル系粘着剤、ゴム系粘
    着剤、ウレタン系粘着剤から選択した粘着剤の塗布層で
    あることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    か1項に記載のはく離紙を有する加工粘着テープ。
  5. 【請求項5】 部分印刷層は印刷インクによる印刷部分
    と非印刷部分が入り交じり混在する印刷模様、印刷面
    積、印刷厚みの3因子のいずれか1因子以上を制御した
    部分印刷層であり、粘着剤面に設けた部分粘着遮蔽層は
    転写印刷インク層による遮蔽部分と非遮蔽部分の入り交
    じり混在する転写模様、転写面積、転写厚みの3因子か
    らなる部分印刷層に対応の部分粘着遮蔽層であることを
    特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記
    載のはく離紙を有する加工粘着テープ。
  6. 【請求項6】 テープ基材に粘着剤を塗布して粘着剤層
    を有する粘着テープを形成し、一方はく離紙滑面に非粘
    着性の印刷インクにより印刷部分と非印刷部分が入り交
    じり混在する印刷模様の部分印刷層を印刷し、次いでこ
    の部分印刷層を印刷したはく離紙を粘着テープの粘着剤
    層の粘着剤面に被覆し軽圧締してはく離紙の部分印刷層
    からの転写による部分粘着遮蔽層を粘着剤面に形成する
    ことを特徴とするはく離紙を有する加工粘着テープの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 はく離紙滑面に非粘着性の印刷インクに
    より印刷部分と非印刷部分が入り交じり混在する印刷模
    様の部分印刷層を印刷し、次いでこの部分印刷層を印刷
    したはく離紙滑面全面に粘着剤を塗布して粘着剤層を形
    成し、テープ基材を被覆し軽圧締してはく離紙の部分印
    刷層からの転写による部分粘着遮蔽層を粘着剤面に形成
    することを特徴とするはく離紙を有する加工粘着テープ
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の製造方法において、テー
    プ基材に粘着剤を塗布して粘着剤層を有する粘着テープ
    の形成にかえて、テープ基材を有さないノンキャリーの
    粘着剤層からなる粘着テープを形成することを特徴とす
    るはく離紙を有する加工粘着テープの製造方法。
  9. 【請求項9】 テープ基材はプラスチックであることを
    特徴とする請求項6又は請求項7記載のはく離紙を有す
    る加工粘着テープの製造方法。
  10. 【請求項10】 粘着剤層はアクリル系粘着剤、ゴム系
    粘着剤、ウレタン系粘着剤から選択した粘着剤を使用す
    ることを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれか
    1項に記載のはく離紙を有する加工粘着テープの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 はく離紙滑面に印刷部分と非印刷部分
    が入り交じり混在する印刷模様、印刷面積、印刷厚みの
    3因子のいずれか1因子以上を制御して非粘着性印刷イ
    ンクにより印刷して部分印刷層を形成し、はく離紙から
    の部分印刷層の転写による転写印刷インク層からなる遮
    蔽部分と非遮蔽部分が入り交じり混在する転写模様、転
    写面積、転写厚みの3因子からなる部分遮蔽層を部分印
    刷層に対応して粘着テープの粘着剤面に形成することを
    特徴とする請求項6ないし請求項10のいずれか1項に
    記載のはく離紙を有する加工粘着テープの製造方法。
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