JP2002337830A - マーク転写具およびマーク転写テープ - Google Patents

マーク転写具およびマーク転写テープ

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JP2002337830A
JP2002337830A JP2001149950A JP2001149950A JP2002337830A JP 2002337830 A JP2002337830 A JP 2002337830A JP 2001149950 A JP2001149950 A JP 2001149950A JP 2001149950 A JP2001149950 A JP 2001149950A JP 2002337830 A JP2002337830 A JP 2002337830A
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tape
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Shigeru Tamai
繁 玉井
Masatoshi Shintani
全利 新谷
Kakuhei Koyama
格平 小山
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Seed Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字、符号または図形あるいはこれらの組み
合わせ等からなる各種マークについて、塗膜転写技術を
利用したマーク転写技術を提供する。 【解決手段】 マーク転写テープTは、基材テープ15
の表面に、感圧接着性を有する転写マークMが所定間隔
をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されてなる。
これにより、各種マークについて、従来のスタンプの形
態による押印使用や、マークシールの形態による貼着使
用などと全く異なる方法でのマーク使用が可能となり、
一般ユーザの嗜好の多様化にも有効に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マーク転写具およ
びマーク転写テープに関し、さらに詳細には、マーク転
写テープ上に配列形成された文字、符号または図形ある
いはこれらの組み合わせ等の薄膜状の転写マークを紙面
等に転写するためのマーク転写技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、文字、符号または図形あるいは
これらの組み合わせ等からなる各種マークは、スタンプ
の形態とされて、インクにより紙面等の対象表面に押印
使用されたり、あるいは、マークシールの形態とされ
て、紙面等に貼着使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時の技術
革新および一般ユーザの嗜好の多様化に伴い、各種技術
分野において製品の多種多様化が叫ばれており、この傾
向は各種マークを扱う文具業界においても例外ではなか
った。
【0004】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、塗膜転写
技術を利用することにより、文字、符号または図形ある
いはこれらの組み合わせ等からなる各種マークについ
て、従来のマーク使用技術と全く異なる新規なマーク転
写技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のマーク転写具は、マーク転写テープ上の転
写マークを紙面等に転写するためのマーク転写具であっ
て、片手による手持ち操作可能なケースと、このケース
内に回転可能に装着されて、マーク転写テープを巻装し
た繰出リールと、上記ケース内に回転可能に装着され
て、使用後のマーク転写テープを回収する回転可能な巻
取リールと、上記ケースの先端部分に配設されて、上記
繰出リールから繰出されるマーク転写テープを被転写部
上に加圧転写する転写ヘッドとを備えてなり、上記マー
ク転写テープは、基材テープの表面に、感圧接着性を有
する転写マークが所定間隔をもって連続的にかつ剥離可
能に配置保持されていることを特徴とする。
【0006】好適な実施態様として、上記転写マーク
は、各種表示マークのみからなる場合と、各種表示マー
クと上書き用空白とからなる場合とがあり、後者の場合
にあっては、少なくとも、上記上書き用空白の表面形成
部が筆記具による上書き可能な材質とされている。
【0007】また、マーク転写具の動作基本構成として
は、少なくとも上記繰出リールおよび上記巻取リールを
備えるテープカートリッジが、上記ケース内に取外し交
換可能に装着されて、マーク転写テープの交換が可能な
構造を備えてなるリフィルタイプか、あるいは、上記ケ
ース内に、上記繰出リールおよび上記巻取リールが装着
されるとともに、上記ケースの先端部に、上記転写ヘッ
ドが設けられてなる使い切りタイプが採用される。
【0008】本発明のマーク転写テープは、上記マーク
転写具に好適に装填使用されるものであって、基材テー
プの表面に、感圧接着性を有する転写マークが所定間隔
をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されてなるこ
とを特徴とし、好適な実施態様として、本発明のマーク
転写テープは、裏面が離型処理された上記基材テープの
表面側に、多数の上記転写マークからなる転写マーク層
が、剥離可能に、または剥離可能かつ切断可能に粘着保
持されてなり、具体的には、次のような積層構造が採用
される。
【0009】i) 上記転写マーク層は、加圧接着性を有
する透明性材料からなる感圧接着剤層と、上記基材テー
プの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてな
る多数のマークからなるマーク配列層とが一体的に積層
形成されてなり、この転写マーク層が、上記基材テープ
の離型処理された表面に、上記感圧接着剤層を介して剥
離可能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0010】ii) 上記転写マーク層は、接着性を有する
透明性材料からなる被マーク形成層と、上記基材テープ
の走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる
多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有
する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層
されてなり、この転写マーク層が、上記基材テープの離
型処理された表面に、上記被マーク形成層を介して剥離
可能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0011】iii) 上記転写マーク層は、上記基材テー
プの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてな
る多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を
有する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積
層されてなり、この転写マーク層が、上記基材テープの
離型処理された表面に、上記マーク配列層を介して剥離
可能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0012】iv) 上記転写マーク層は、上記基材テープ
の走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる
多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有
する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層
されてなり、この転写マーク層が、上記基材テープの接
着処理された表面に、上記マーク配列層を介して剥離可
能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0013】さらに、上記転写マークは、各種表示マー
クのみからなる場合と、各種表示マークと上書き用空白
とからなる場合があり、後者の場合は、上記転写マーク
層の表面形成部が筆記具による上書き可能な材質とされ
ている。
【0014】本発明のマーク転写具により、マーク転写
テープ上の転写マークを紙面等における所望の被転写部
上に転写するには、上記ケースを手指にて把持して、転
写ヘッドの先端加圧部を上記被転写部上に密着状に押し
当てて、そのままケースを紙面等に沿って移動させるこ
とで、転写マークが転写される。また、転写マークが剥
離された使用後のマーク転写テープつまり基材テープは
上記巻取リールに巻取り回収される。
【0015】さらに、上記転写マークが各種表示マーク
と上書き用空白とからなる場合には、転写後において、
上記上書き用空白に、筆記具による上書きが可能とな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1〜図14に本発明に係る
マーク転写具が示されており、図面全体にわたって同一
の符号は同一の構成部材または要素を示している。
【0017】実施形態1 本実施形態に係るマーク転写具が図1から図7に示され
ている。このマーク転写具1は、具体的にはマーク転写
テープT上に配列形成された文字、符号または図形ある
いはこれらの組み合わせ等の薄膜状の転写マーク(図示
の場合は「SEED」という英文字からなる表示マーク
のみ)M,M,…を紙面等に転写するためのものであっ
て、消耗品としてのマーク転写テープTが交換可能なカ
ートリッジ式の構造を備えてなるリフィルタイプのもの
である。
【0018】すなわち、マーク転写具1は、図1に示す
ような外観形状を呈するケース2に、図2および図3に
示すように、転写ヘッドHを備えるテープカートリッジ
Cが装着されてなる。
【0019】ケース2は片手による手持ち操作可能なも
ので、図示のごとく、テープカートリッジCを内装し得
る正面輪郭形状寸法と幅寸法を備える偏平な箱状とさ
れ、その対向する一対の扁平な表裏面2a,2bが手持
ち操作時の基準的な把持面とされている。このケース2
は、射出成形等により一体成形されたプラスチック製の
ものであって、ケース本体4とキャップ体5が分離開閉
可能とされるとともに、ケース本体4に、上記テープカ
ートリッジCが取外し可能に装着される構造とされてい
る。また、これらケース2の先端部には、転写ヘッドH
を内外に挿通するヘッド挿通部6が形成される。
【0020】テープカートリッジCは消耗品として交換
可能な構成部品である。テープカートリッジCは、カー
トリッジケース10に、マーク転写テープTを巻装した
繰出リール11と使用後のマーク転写テープTを回収す
る回転可能な巻取リール12とが回転可能に装着される
とともに、マーク転写テープTを被転写部上に加圧転写
する転写ヘッドHがそのヘッド軸心まわりに回転可能に
装着されてなる。
【0021】また、具体的には図示しないが、テープカ
ートリッジCには、繰出リール11と巻取リール12と
を相互に連動するテープ連動部や、繰出リール11と巻
取リール12におけるマーク転写テープTの繰出速度と
巻取速度を同期させるクラッチ機構などの主要基本構成
部もユニット化されて装置されている。
【0022】カートリッジケース10は、上記両リール
11、12を収納するカートリッジケースの形態とされ
た合成樹脂製のものであって、その形状寸法は、上記両
リール11,12の保持機能を備える範囲内において、
できる限り軽量かつコンパクトになるように設定されて
おり、具体的には、大部分が細い骨組材からなる骨組構
造を備えてなる。
【0023】マーク転写テープTは、上記転写マークM
を連続供給するもので、基材テープ15の表面に、感圧
接着性を有する転写マークMが所定間隔をもって連続的
にかつ剥離可能に配置保持されている。
【0024】図示の実施形態においては、マーク転写テ
ープTは、図5に示すような断面構造を有し、基材テー
プ15の表面(図5(b),(c) においては下面)側に、多
数の転写マークM,M,…からなる転写マーク層16が
剥離可能に粘着保持されてなる。なお、図面は理解を容
易にすることを主眼として、模式的にかつ厚さ方向に大
幅に拡大して描かれているが、実際には、マーク転写テ
ープTの厚さは薄肉のフィルム状のもので、かつ各層の
境界も図示のものほど明確ではない。
【0025】基材テープ15は、その表裏両面に離型処
理が施された、つまり重なり合う隣接の層または材料と
の分離または剥離性を付与する表面処理が施された、プ
ラスチック材料や紙材料からなるフィルム状テープの形
態とされ、伸縮のない可撓性フィルムが好適に採用され
る。
【0026】転写マーク層16は、被マーク形成層1
7、マーク配列層18および感圧接着剤層19が一体的
に積層されてなる積層構造とされている。また、この転
写マーク層16は、基材テープ15の全長にわたって連
続して、換言すれば各転写マークM,M,…間が連続し
て形成されており、マーク転写時における転写ヘッドH
の転写操作により適宜切断される構成とされている。
【0027】ここで、上記転写マーク層16に求められ
る品質特性としては、例えば、 転写性:転写ヘッドHにより加圧された転写マーク
層16の部位の被転写部に対する転写され易さ 切断性:転写ヘッドHで加圧された転写マーク層1
6の部位のみが転写切断され易さ(この転写マーク層1
6の切断性が悪いと、転写されるべきでない転写マーク
層16の箇所まで転写されてしまうことになる。) 非剥離性:被転写部からの転写マーク層16の剥が
れ難さ 筆記性:転写された転写マーク層16上への鉛筆、
ボールペン等の筆記具による筆記のし易さ 経時安定性:転写された転写マーク層16に上記筆
記具による筆記がされた場合のインクの変色や滲み等が
起こり難さ、および 平滑性:転写後の転写マーク層16表面の凹凸がな
く平滑であること 等があり、これらの品質特性を転写マーク層16が目的
に応じて付与されるために、種々の配合剤が組み合わさ
れる。
【0028】被マーク形成層17は、マーク配列層18
の形成(具体的には印刷形成)を容易にするとともに、
転写マーク層16を基材テープ15の表面に粘着保持さ
せる機能を有し、また、転写マークMの転写後におい
て、その表面層を形成する。
【0029】この被マーク形成層17の構成材料は、接
着性を有する透明性材料からなる。つまり、被マーク形
成層17は、上記基材テープ15の離型処理された表面
に対してある程度の接着保持性を有するとともに、離型
後の表面層に適したいわゆるドライタイプでかつ透視可
能な透明性を有する樹脂材料等が好適に採用される。
【0030】被マーク形成層17は合成樹脂または天然
樹脂からなり、その他に、界面活性剤、老化防止剤、光
安定剤、あるいは筆記性を高める体質顔料等が適宜使用
されてもよい。使用される合成樹脂または天然樹脂とし
ては、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル系
樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリアミド系
樹脂、オレフィン系樹脂、ゴム系、スチレンーブタジエ
ン系コポリマー、セルロース系樹脂、クマロン樹脂、等
であり、上記品質特性を満たすために、これら単独でま
たは2種以上組み合わされて使用される。
【0031】マーク配列層18は、基材テープ15の走
行方向へ所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配列
されてなる多数のマーク(図示の場合は「SEED」と
いう英文字からなる表示マークのみ)M´、M´、M´
…からなり、具体的には、上記被マーク形成層17上に
従来公知の印刷技術により形成される。
【0032】マーク配列層18の印刷方法としては、従
来公知の各種印刷技術、具体的には、活版(凸版)印
刷、オフセット印刷、グラビア(凹版)印刷、シルクス
クリーン印刷、タンポ印刷等の伝統的な印刷技術をはじ
め、リバースロールコート、ダイレクトコート等の各種
コーター、スプレー塗装、静電塗装、流し塗り、ローラ
ー塗り、浸漬塗装等、さらに、レーザプリンタ方式、熱
転写方式、インクジェットプリンタ方式等の新印刷技術
も採用可能で、形成対象部分(図示の場合は上記被マー
ク形成層17)の性状等に対応して適宜選択採用され
る。
【0033】感圧接着剤層19は、転写マーク層16を
被転写部上に加圧接着させるとともに、転写前のマーク
転写テープTの表面層を形成するものであり、この感圧
接着剤層19の構成材料は、加圧接着性を有する透明性
材料からなる。つまり、感圧接着剤層19は、被転写部
に対して加圧接着性を有するとともに、離型前の表面層
に適したいわゆるドライタイプでかつ透視可能な透明性
を有する粘着剤が好適に採用される。
【0034】感圧接着剤層19は粘着剤成分からなり、
その他に、接着性調整剤、老化防止剤あるいはレベリン
グ剤などを適宜配合することができる。使用される粘着
剤等としては、アクリル樹脂系、ロジン系、ゴム系、ビ
ニルエーテル系、ポリウレタン系、スチレン系、ポリイ
ソブチレン系などが使用できる。
【0035】このような積層構造とされた転写マーク層
16は、図5に示すように、基材テープ15の離型処理
された表面(図5(b),(c) においては下面)に、上記被
マーク形成層17を介して剥離可能にかつ切断可能に粘
着保持されている。
【0036】なお、図示の実施形態のマーク転写テープ
Tは、図5(a) に示すように、複数のマーク転写テープ
T、T、…のテープ幅寸法を有する帯状体として製作さ
れた後、スリッタ等の切断装置により、一本のテープT
幅に切断されて形成される。
【0037】また、転写マーク層16の具体的な形成方
法は、基材テープ15の表面に、被マーク形成層17を
塗布形成した後、この被マーク形成層17の表面にマー
ク配列層18を印刷形成し、最後に、この上から感圧接
着剤層19を塗布形成する。
【0038】転写ヘッドHは、マーク転写テープTを紙
面等の被修正部上に加圧するもので、上記カートリッジ
ケース10の先端部に設けられており、マーク転写テー
プTを案内する機能と加圧する機能を兼備する。
【0039】転写ヘッドHの具体的構造は、ヘッド本体
30、ヘッド保持部31および回転操作部32を備えて
なるとともに、上記ヘッド本体30がその軸心まわりに
回転可能に保持されたいわゆる回転ヘッド構造とされて
いる。
【0040】ヘッド本体30は、マーク転写テープTを
加圧転写するもので、所望の転写位置に的確に転写する
のに適した形状、つまり、その先端がある程度尖ったい
わゆる尖頭形とされている。
【0041】図示の実施形態のヘッド本体30は、マー
ク転写テープTよりも若干幅広の矩形状を有する薄肉の
板状体とされるとともに、側面から見てある程度尖った
形状、つまり先端に向けて次第に薄くなるような先細の
テーパ形状断面を有してなる。
【0042】ヘッド本体30は、その平坦な両側面30
a,30bがテープ走行面を形成するとともに、その先
端縁25が、上述したようにマーク転写テープTを加圧
する先端加圧部とされている。この先端加圧部25は、
上記テープ走行面30a,30bにおけるテープ走行方
向に直交する直線縁の形態とされている。また、ヘッド
本体30の両側縁には、マーク転写テープTの走行を案
内するガイドフランジ33,33が形成されている。
【0043】なお、ヘッド本体30を構成する板状体の
肉厚が比較的小さい場合には、必ずしも図示のようなテ
ーパをもった形状とせずに、前後方向全体にわたって同
一の肉厚を有する形状でも良く、要するに、上記ヘッド
本体30の先端加圧部25が的確に転写箇所を位置決め
指示できる程度の厚さ(尖り度)を有する構造とされて
いれば良い。
【0044】また、上記ヘッド本体30の基端側部位に
本体支持部としての被軸受部35が一体形成されてい
る。
【0045】ヘッド保持部31は、上記ヘッド本体30
をその軸心まわりに回転可能に軸支するもので、具体的
には、上記本体支持部である被軸受部35と、カートリ
ッジケース10に設けられた軸受部36とを備えてな
る。
【0046】被軸受部35は、図6に示すように、ヘッ
ド本体30と同心状にかつ一体的に設けられた円筒状の
もので、具体的には、その一部にヘッド本体30へのマ
ーク転写テープTのセッティング開口35aを有する断
面円弧形状に形成されている。
【0047】軸受部36は、カートリッジケース10の
先端部に一体的に設けられている。この軸受部36は、
図6に示すように、上記被軸受部35の外周面に対応し
た内周面を有する筒状のもので、被軸受部35と同様、
その一部にヘッド本体30へのマーク転写テープTのセ
ッティング開口36aを有する断面円弧形状に形成され
ている。そして、この軸受部36に被軸受部35が摺動
回転可能に軸支されて、ヘッド本体30は、後述する所
定の回転角度範囲内において、その軸心まわりに自由回
転可能とされている。
【0048】回転操作部32は、ヘッド本体30の回転
方向位置を位置決め操作するもので、また、ヘッド本体
30のテープ加圧転写姿勢を示すヘッド姿勢表示部を兼
務する構成とされている。
【0049】回転操作部32は、円柱棒の形態とされる
とともに、その先端に操作つまみ45aを有する操作レ
バー45を主要部として備える。この操作レバー45
は、被軸受部35の軸心を中心として径方向外方へ直線
状に延びて設けられるとともに、軸受部36およびケー
ス2の対応箇所にそれぞれ設けられたスリット状の挿通
部46および操作案内部47を介して、ケース2の外部
に突出状に臨んでいる。この場合、軸受部36の挿通部
46は、ヘッド本体30の軸方向への抜け止め部として
も機能している。
【0050】また、上記操作レバー45のヘッド本体3
0に対する回転方向配設位置は、ヘッド本体30のテー
プ加圧転写姿勢と関連付けて設定されるとともに、上記
挿通部46と操作案内部47は、操作レバー45のヘッ
ド本体30回転方向ヘの移動を許容すべく、周方向へ延
びて設けられている。特に、ケース2の操作案内部47
は、操作レバー45の回転方向操作範囲を規制して、ヘ
ッド本体30のテープ加圧転写姿勢を制御する構造とさ
れている。
【0051】次に、操作レバー45とヘッド本体30の
テープ加圧転写姿勢との関連付けについて、操作案内部
47との関係で説明する。図示の実施形態においては、
操作案内部47の回転方向操作範囲規制部としての構成
は、図6を参照して、以下のように設定されている。
【0052】(a) 操作レバー45が操作案内部47の一
方端47aに当接係合した状態つまり垂直下向き位置
(図6(a) に示す第1の規制位置A)にあるとき、転写
ヘッドHのヘッド本体30は、その先端加圧部25がマ
ーク転写テープTをケース2の把持面2a,2bに対し
ほぼ正対させて、つまり、マーク転写テープTの表裏面
が上記把持面2a,2bとほぼ同一方向に向く(平行す
る)ように、案内する角度位置にある。
【0053】この場合、繰出リール11から繰り出され
る未使用のマーク転写テープTは、上記ヘッド本体30
の下側にあり、右利きの人が横引き使用する場合等に適
した状態にある(図7(a) 参照)。
【0054】(b) 操作レバー45が操作案内部47の両
端47a,47bの中間位置にある状態つまり水平位置
(図6(b) に示す第2の規制位置B)にあるとき、転写
ヘッドHのヘッド本体30は、その先端加圧部25がマ
ーク転写テープTを繰出リール11と巻取リール12の
巻回姿勢のまま、つまり、マーク転写テープTの表裏面
が上記把持面2a,2bとほぼ垂直な方向に向く(直交
する)ように、案内する角度位置にある。
【0055】この場合、繰出リール11から繰り出され
る未使用のマーク転写テープTは、上記ヘッド本体30
の左側にあり、縦引き使用する場合等に適した状態にあ
る(図7(b) 参照)。
【0056】(c) 操作レバー45が操作案内部47の他
方端47bに当接係合した状態つまり垂直上向き位置
(図6(c) に示す第3の規制位置C)にあるとき、転写
ヘッドHのヘッド本体30は、上記(a)の場合と天地
逆の状態で、その先端加圧部25がマーク転写テープT
をケース2の把持面2a,2bに対しほぼ正対させて、
案内する角度位置にある。
【0057】この場合、繰出リール11から繰り出され
る未使用のマーク転写テープTは、上記ヘッド本体30
の上側にあり、左利きの人が、例えば横引き使用する場
合等に適した状態にある(図7(c) 参照)。
【0058】また、以上から明らかなように、操作レバ
ー45の向きが未使用のマーク転写テープTの対面方向
を直接的にかつ視覚的に表示しており(ヘッド姿勢表示
部としての機能)、使用者は、この操作レバー45の向
きを頼りにして、ヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢
を確認することができる。
【0059】なお、操作案内部47の回転方向操作範囲
(図示の場合は最大ほぼ180°)、は、操作レバー4
5とヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢との関連付け
を考慮して、小さな角度範囲から大きな角度範囲まで所
望の値に種々設定可能である。
【0060】しかして、以上のように構成されたマーク
転写具1により、マーク転写テープ上の転写マークを紙
面等における所望の被転写部50上に転写するには、前
述したように、右利きか左利きかを問わず、操作レバー
45を目的に応じて回転操作して、最適な転写ヘッドH
のヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢(代表的には、
図6(a) に示す第1の規制位置A、図6(b) に示す第2
の規制位置B、図6(c) に示す第3の規制位置C)を選
択設定するとともに、その姿勢に対応したケース2の把
持面(基準的な把持面はケース2の表裏面2a,2bで
あるが、目的に応じて把持面はケース2の適宜の箇所ま
たは面が担当することになる)を手指にて把持して、使
用することにより、例えば図7(a) 〜(c) に示すような
使用方法が可能となる。
【0061】つまり、いずれの使用方法においても、ケ
ース2の把持面を手指にて筆記具を持つ姿勢で把持し
て、転写ヘッドHの先端加圧部25を紙面等の被転写部
50の転写開始端に密着状に押し当てて、そのままケー
ス2を紙面等に沿って所定距離だけ移動させて停止させ
る。
【0062】具体的には、前回のマーク転写動作完了状
態で、転写ヘッドHを被転写部50上の転写開始端に密
着状に押し当てて、そのままケース2を紙面等に沿って
移動させ、一つの(または場合によっては複数の)転写
マークMの転写が完了した状態で停止させて、転写ヘッ
ドHを被転写部50から持ち上げて離す。
【0063】以上の操作により、転写ヘッドHの先端加
圧部25におけるマーク転写テープTの転写マークM
が、基材テープ15から剥離して上記被修正部分50上
に転写されるとともに、転写マークMが剥離された使用
後のマーク転写テープTつまり基材テープ15は巻取リ
ール12に巻取り回収される。
【0064】なお、本実施形態のマーク転写具1におい
ては、マーク転写テープTが交換可能なカートリッジ式
の構造を備えているから、異なる種類の転写マークM,
M,…のマーク転写テープTを備えたテープカートリッ
ジCを複数準備しておくことにより、適宜目的に応じた
転写マークM,M,…の転写使用が可能である。
【0065】実施形態2 本実施形態は図8に示されており、実施形態1のマーク
転写テープTの構造が改変されたものである。
【0066】すなわち、実施形態1のマーク転写テープ
Tにおいては、前述したように、転写マーク層16が基
材テープ15の全長にわたって連続して形成されている
が、本実施形態のマーク転写テープTにおいては、図8
に示すように、転写マーク層16を構成する転写マーク
M,M,…が、基材テープ15の表面に、それぞれ独立
してかつ所定間隔をもって剥離可能に粘着保持されてい
る。
【0067】しかして、以上のような構成において、実
施形態1で説明した転写操作と同様に、前回のマーク転
写動作完了状態で、転写ヘッドHを被転写部50上の転
写開始端に密着状に押し当てて、そのままケース2を紙
面等に沿って移動させ、一つの(または場合によっては
複数の)転写マークMの転写が完了した状態で停止させ
て、転写ヘッドHを被転写部50から持ち上げて離す。
【0068】以上の操作により、マーク転写テープT上
の一つの転写マークMのみが、確実に基材テープ15か
ら剥離して、上記被修正部分50上に転写される。その
他の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0069】実施形態3 本実施形態は図9に示されており、実施形態1のマーク
転写テープTの構造が改変されたものである。
【0070】すなわち、本実施形態のマーク転写テープ
Tにおいては、実施形態1のマーク転写テープTと同様
に、転写マーク層16が基材テープ15の全長にわたっ
て連続して形成されているが、図9に示すように、転写
マーク層16の転写マークM,M間に、少なくとも2本
の切断用切れ目55,55が所定間隔をもって設けられ
て、転写マークMの転写時における切断がより容易かつ
確実となる構成とされている。
【0071】図示の実施形態においては、2本の切断用
切れ目55,55が、各転写マークM,M間の中央部位
に、それぞれ所定間隔をもって設けられている。これら
切断用切れ目55,55は、上記転写マーク層16の全
幅に転写テープTの長手方向に対して垂直な直線状に延
びて形成されている。また、切断用切れ目55,55の
配設間隔Lは、転写ヘッドHの先端加圧部25の加圧幅
lよりも大きく設定されている(L>l)。
【0072】しかして、以上のような構成において、実
施形態1で説明した転写操作と同様に、前回のマーク転
写動作完了状態で、転写ヘッドHを被転写部50上の転
写開始端に密着状に押し当てて、そのままケース2を紙
面等に沿って移動させ、一つの(または場合によっては
複数の)転写マークMの転写が完了した状態で停止させ
て、転写ヘッドHを被転写部50から持ち上げて離す。
この場合、マーク転写具1の停止箇所は、転写ヘッドH
の先端加圧部25が上記両切断用切れ目55,55間に
ある位置とする。
【0073】以上の操作により、マーク転写テープT上
の一つの転写マークMのみが、上記切断用切れ目55の
箇所で確実に基材テープ15から剥離して、上記被修正
部分50上に転写され、その切断線も直線となる。その
他の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0074】実施形態4 本実施形態は図10に示されており、実施形態3のマー
ク転写テープTの構造が改変されたものである。
【0075】すなわち、実施形態3のマーク転写テープ
Tにおいては、転写マーク層16の転写マークM,M間
にのみ、2本の切断用切れ目55,55が所定間隔をも
って設けられているが、本実施形態のマーク転写テープ
Tにおいては、転写マーク層16に、多数の切断用切れ
目5,5,…が所定間隔をもって転写マーク層16の全
長にわたって設けられている。
【0076】しかして、以上のような構成においては、
マーク転写テープTの製造工程における切断用切れ目
5,5,…の形成が実施形態3に比較して単純かつ確実
である。
【0077】また、転写操作において、マーク転写テー
プT上の一つの転写マークMのみが、被修正部分50上
に転写され、その切断線も直線となる点は実施形態3と
同様であるが、この場合のマーク転写具1の停止箇所の
条件は、実施形態3における条件よりも緩く、ヘッドH
の先端加圧部25が転写マークM、M間の任意の箇所に
あるときにマーク転写具1を持ち上げることにより、転
写マークMが切断用切れ目55の箇所で確実に基材テー
プ15から剥離して、被修正部分50上に転写されるこ
とになり、転写マークMの転写時における切断がより容
易かつ確実となる。その他の構成および作用は実施形態
3と同様である。
【0078】実施形態5 本実施形態は図11および図12に示されており、実施
形態1におけるマーク転写テープTの具体的構造が若干
改変されたものである。
【0079】すなわち、先の実施形態1および2のマー
ク転写テープTにおいては、転写マークMが、各種表示
マークのみ(図示の場合は「SEED」という英文字か
らなる表示マークのみ)からなるのに対して、本実施形
態のマーク転写テープTにおいては、図示のごとく、転
写マークMが、各種の表示マークMaと上書き用空白M
bとからなる。
【0080】具体的には、図11(b) に示すように、表
示マークMaが、「FAXED」というデザイン化され
た英文字からなる表示マークであり、また上書き用空白
Mbが、この「FAXED」という表示マークMaと一
体化された所定形状寸法の空白(楕円形状に近似した輪
郭を有する枠内部分)であり、この上書き用空白Mbに
は、日付が記入される構成とされている。
【0081】これら表示マークMaおよび上書き用空白
Mbは、実施形態1と同様に、転写マーク層16のマー
ク配列層18を形成する。
【0082】つまり、図11(a) に示すように、マーク
配列層18は、基材テープ15の走行方向へ所定間隔を
もって連続的にかつ剥離可能に配列されてなる多数のマ
ーク(「FAXED」という表示マークと楕円形状に近
似した輪郭を有する枠内部分の上書き用空白からなる)
M´、M´、M´…からなり、これらマークM´、M
´、M´…は、前述したように、被マーク形成層17上
に従来公知の印刷技術により形成されている。
【0083】また、上記被マーク形成層17は、前述し
た基本的な機能(マーク配列層18の形成機能および転
写マーク層16の粘着保持機能)を備えることはもちろ
ん、さらには、転写マークMの転写後における転写マー
ク層16の表面形成部として、上記上書き用空白Mbへ
のボールペン等の筆記具60による上書きを可能にする
機能をも有する。
【0084】この目的のため、被マーク形成層17の構
成材料は、これら機能を発揮し得る材料からなる。本実
施形態の被マーク形成層17は、基材テープ15の離型
処理された表面に対してある程度の接着保持性を有する
とともに、離型後の表面層に適したいわゆるドライタイ
プでかつ筆記具60による上書き可能な透明性を有する
樹脂材料等が好適に採用される。
【0085】しかして、以上のように構成されたマーク
転写具1において、実施形態1で説明したのと同様な転
写操作により、マーク転写テープT上の転写マークM
が、被転写部分50上に転写された後、図12(a) に示
すように、転写マークMの上書き用空白Mbに、筆記具
60による所望の文字等(図示の場合は日付け)の上書
きが可能となる。
【0086】このように、転写マークMが、各種の表示
マークMaと上書き用空白Mbとからなる構成を備える
ことにより、例えば、直接筆記具60による書き込みが
できない材質や、一旦書き込むと綺麗に消去できない材
質などからなる部位への書き込みも可能となる。その他
の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0087】なお、上記転写マークM(表示マークMa
および上書き用空白Mb)のその他の具体例としては、
図12(b) や(c) に示すものがある。
【0088】すなわち、図12(b) に示すものは、上記
と同様に、表示マークMaと上書き用空白Mbが一体化
されたもので、は、表示マークMaが、「RECEI
VED/with thanks/SEED」という英
文字と、これら英文字を取り囲む矩形の枠線からなる表
示マークであり、また上書き用空白Mbが、この表示マ
ークMaと一体化された所定形状寸法の空白(表示マー
クMaの枠線内の「RECEIVED/with th
anks/SEED」という英文字の下側空白部分)で
あり、この上書き用空白Mbには、日付が記入される構
成とされている。
【0089】また、は、表示マークMaが、整列配置
された太線と細線で形成された7つの矩形枠線からなる
表示マークであり、また上書き用空白Mbが、この表示
マークMaと一体化された矩形の空白(表示マークMa
の枠線内空白部分)であり、これら上書き用空白Mbに
は、日本の郵便番号(7桁の数字からなる)が記入され
る構成とされている。
【0090】一方、図12(c) に示すものは、表示マー
クMaと上書き用空白Mbが別区分とされたもので、
は、表示マークMaが、「Tel:」という英文字から
なる表示マークであり、また上書き用空白Mbが、この
表示マークMaの右横位置に連続して形成された所定形
状寸法の空白(矩形の二点鎖線内空白部分)であり、こ
の上書き用空白Mbには、電話番号が記入される構成と
されている。
【0091】また、は、表示マークMaが、「Fa
x:」という英文字からなる表示マークであり、また上
書き用空白Mbが、この表示マークMaの右横位置に連
続して形成された所定形状寸法の空白(矩形の二点鎖線
内空白部分)であり、この上書き用空白Mbには、ファ
クシミリ番号が記入される構成とされている。
【0092】さらに、は、表示マークMaが、「Em
ail:」という英文字からなる表示マークであり、ま
た上書き用空白Mbが、この表示マークMaの右横位置
に連続して形成された所定形状寸法の空白(矩形の二点
鎖線内空白部分)であり、この上書き用空白Mbには、
Eメールアドレスが記入される構成とされている。
【0093】実施形態6 本実施形態は図13に示されており、マーク転写具1の
基本構造が改変されたものである。
【0094】すなわち、前述した実施形態のマーク転写
具1はいずれも、消耗品としてのマーク転写テープTが
交換可能なカートリッジ式つまりリフィル式の構造を備
えものであったが、本実施形態のものは、消耗品として
のマーク転写テープTを含めてすべての構成部品が消耗
品とされてなる使い切りタイプの構造を備えている。
【0095】本実施形態のマーク転写具1は、片手によ
る手持ち操作可能なケース2内に、マーク転写テープT
を巻装した繰出リール11と使用後のマーク転写テープ
Tを回収する巻取リール12とが装着されてなるととも
に、ケース2の先端部に、転写ヘッドHがそのヘッド軸
心まわりに回転可能に装着されてなる。この転写ヘッド
Hの具体的構成は、その取り付け箇所を除いて、実施形
態1と全く同様である。
【0096】また、具体的には図示しないが、ケース2
のケース本体4内には、上記繰出リール11と巻取リー
ル12の他、これら両リール11,12を相互に連動す
るテープ連動部や、繰出リール11と巻取リール12に
おけるマーク転写テープTの繰出速度と巻取速度を同期
させるクラッチ機構などの主要基本構成部もユニット化
されて装置されている。その他の構成および作用は実施
形態1と同様である。
【0097】実施形態7 本実施形態は図14に示されており、マーク転写テープ
Tの構造が改変されたものである。
【0098】すなわち、本実施形態のマーク転写テープ
Tは、図14に示すように、基材テープ15の表面(図
14(b),(c) においては下面)側に粘着保持される転写
マーク層16が、感圧接着剤層19とマーク配列層18
との一体的な積層構造とされている。
【0099】本実施形態においては、感圧接着剤層19
が、前述した実施形態1における被マーク形成層17の
機能を兼備しており、マーク配列層18は、この被マー
ク形成層17の表面に印刷形成される。
【0100】そして、このような積層構造とされた転写
マーク層16は、図示のように、基材テープ15の離型
処理された表面(図14(b),(c) においては下面)に、
上記感圧接着剤層19を介して剥離可能にかつ切断可能
に粘着保持されている。
【0101】なお、転写マーク層16の具体的な形成方
法は、基材テープ15の表面に、感圧接着剤層19を塗
布形成した後、この感圧接着剤層19の表面にマーク配
列層18を印刷形成する。その他の構成および作用は実
施形態1と同様である。
【0102】実施形態8 本実施形態は図15に示されており、マーク転写テープ
Tの構造が改変されたものである。
【0103】すなわち、本実施形態のマーク転写テープ
Tは、図15に示すように、基材テープ15の表面(図
15(b),(c) においては下面)側に粘着保持される転写
マーク層16が、マーク配列層18と感圧接着剤層19
との一体的な積層構造とされており、実施形態1のマー
ク転写テープTにおける被マーク形成層17が省略され
た構造とされている。
【0104】換言すれば、マーク配列層18は、基材テ
ープ15の離型処理された表面に直接印刷形成されてお
り、したがって、マーク転写時には、このマーク配列層
18が基材テープ15の表面から剥離して、直接表面層
を形成することになる。その他の構成および作用は実施
形態1と同様である。
【0105】実施形態9 本実施形態は図16に示されており、実施形態8のマー
ク転写テープTの構造が若干改変されたものである。
【0106】すなわち、本実施形態のマーク転写テープ
Tにおいては、図16に示すように、基材テープ15の
表面(図16(b),(c) においては下面)が接着処理11
0されて、この表面にマーク配列層18が直接印刷形成
される構成とされている。そして、マーク転写時には、
このマーク配列層18が基材テープ15の表面から剥離
して、直接表面層を形成することになる。その他の構成
および作用は実施形態8と同様である。
【0107】なお、上述した実施形態1〜9は、あくま
でも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発
明はこれに限定されることなく、その範囲内で種々の設
計変更が可能である。
【0108】例えば、マーク転写具1の具体的構造は図
示以外の構造も採用可能である。一例として、図示の実
施形態の転写ヘッドHは、ヘッド本体30がその軸心ま
わりに回転可能に保持されたいわゆる回転ヘッド構造と
されて、図7(a) 〜(c) に示すような各種のテープ加圧
転写姿勢での使用が可能とされているが、これらいずれ
か一つのテープ加圧転写姿勢での使用のみが可能ないわ
ゆる固定ヘッド構造とされてもよい。
【0109】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のマーク転
写具は、マーク転写テープ上の転写マークを紙面等に転
写するためのマーク転写具であって、片手による手持ち
操作可能なケースと、このケース内に回転可能に装着さ
れて、マーク転写テープを巻装した繰出リールと、上記
ケース内に回転可能に装着されて、使用後のマーク転写
テープを回収する回転可能な巻取リールと、上記ケース
の先端部分に配設されて、上記繰出リールから繰出され
るマーク転写テープを被転写部上に加圧転写する転写ヘ
ッドとを備えてなり、上記マーク転写テープは、基材テ
ープの表面に、感圧接着性を有する転写マークが所定間
隔をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されている
から、文字、符号または図形あるいはこれらの組み合わ
せ等からなる各種マークについて、スタンプの形態によ
る押印使用や、マークシールの形態による貼着使用など
の、従来のマーク使用技術と全く異なる新規なマーク転
写技術を提供することができ、一般ユーザの嗜好の多様
化にも有効に対応することができる。
【0110】すなわち、本発明のマーク転写具により、
マーク転写テープ上の転写マークを紙面等における所望
の被転写部上に転写するには、上記ケースを手指にて把
持して、転写ヘッドの先端加圧部を上記被転写部上に密
着状に押し当てて、そのままケースを紙面等に沿って移
動させることで、転写マークが転写される。また、転写
マークが剥離された使用後のマーク転写テープつまり基
材テープは上記巻取リールに巻取り回収される。
【0111】また、上記転写マークが各種表示マークと
上書き用空白とからなる場合には、転写マークの転写後
において、上記上書き用空白に、筆記具による各種文字
等の上書きが可能となる。
【0112】さらに、このように、転写マークに上書き
用空白が設けられていると、例えば、直接筆記具による
書き込みができない材質や、一旦書き込むと綺麗に消去
できない材質などからなる部位への書き込みも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るマーク転写具を示す
斜視図である。
【図2】同マーク転写具のケース本体内部を示す正面図
である。
【図3】同マーク転写具を分解して示す斜視図である。
【図4】同マーク転写具の転写ヘッドの要部を示し、図
4(a) は斜視図、図4(b) は平面図である。
【図5】同マーク転写具のマーク転写テープを示し、図
5(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切
開して示す平面図、図5(b) は同マーク転写テープの図
5(a) におけるV−V線に沿った断面図、図5(c) は同
じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が
剥離する状態を示す断面図である。
【図6】同マーク転写具の転写用ヘッドの回転構造を一
部断面で示す拡大正面図である。
【図7】同マーク転写具の使用状態を示す斜視図で、図
7(a) は右手による横引き使用状態、図7(b) は左手に
よる横引き使用状態、および図7(c) は右手による縦引
き使用状態を示す。
【図8】本発明の実施形態2に係るマーク転写具のマー
ク転写テープを示し、図8(a)は製造過程における同マ
ーク転写テープを一部切開して示す平面図、図8(b) は
同マーク転写テープの図8(a) におけるVIII−VIII線に
沿った断面図、図8(c)は同じく同マーク転写テープの
基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図
である。
【図9】本発明の実施形態3に係るマーク転写具のマー
ク転写テープを示し、図9(a)は製造過程における同マ
ーク転写テープを一部切開して示す平面図、図9(b) は
同マーク転写テープの図9(a) におけるIX−IX線に沿っ
た断面図、図9(c) はマーク転写具の転写ヘッドの先端
加圧部の加圧幅をマーク転写テープとの関係で示す断面
図である。
【図10】本発明の実施形態4に係るマーク転写具のマ
ーク転写テープを示し、図10(a) は製造過程における
同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図10
(b) は同マーク転写テープの図10(a) におけるX−X
線に沿った断面図、図10(c) はマーク転写具の転写ヘ
ッドの先端加圧部の加圧幅をマーク転写テープとの関係
で示す断面図である。
【図11】本発明の実施形態5に係るマーク転写具のマ
ーク転写テープを示し、図11(a) は製造過程における
同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図11
(b) は同マーク転写テープの転写マークを拡大して示す
平面図、図11(c) は図11(a) におけるXI−XI線に沿
った断面図である。
【図12】図12(a) は同マーク転写具の転写マーク後
において筆記具による上書き状態を示す斜視図、図12
(b) は同転写マークの変形例を示す平面図、および図1
2(c) は同じく同転写マークの変形例を示す平面図であ
る。
【図13】本発明の実施形態6に係るマーク転写具を分
解して示す斜視図である。
【図14】本発明の実施形態7に係るマーク転写具のマ
ーク転写テープを示し、図14(a) は製造過程における
同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図14
(b) は同マーク転写テープの図14(a) におけるXIV-XI
V 線に沿った断面図、図14(c) は同じく同マーク転写
テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示
す断面図である。
【図15】本発明の実施形態8に係るマーク転写具のマ
ーク転写テープを示し、図15(a) は製造過程における
同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図15
(b) は同マーク転写テープの図15(a) におけるXV−XV
線に沿った断面図、図15(c) は同じく同マーク転写テ
ープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す
断面図である。
【図16】本発明の実施形態9に係るマーク転写具のマ
ーク転写テープを示し、図16(a) は製造過程における
同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図16
(b) は同マーク転写テープの図16(a) におけるXVI-XV
I 線に沿った断面図、図16(c) は同じく同マーク転写
テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
T マーク転写テープ M 転写マーク Ma 表示マーク Mb 上書き用空白 M´ マーク H 転写ヘッド C テープカートリッジ 1 マーク転写具 2 ケース 11 繰出リール 12 巻取リール 15 基材テープ 16 転写マーク層 17 保持用被マーク形成層 18 マーク配列層 19 感圧接着剤層 25 転写ヘッドの先端加圧部(先端
縁) 50 被転写部 55 切断用切れ目 110 接着処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B005 EA01 EB01 EB07 EC11 FB09 FB21 FF04 GA17 GB03 3E095 AA01 AA12 BA10 CA05 DA06 DA22 DA42 DA54 DA90 FA30 4J004 AB01 CD01 CE01 CE03 DB03 FA01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーク転写テープ上の転写マークを紙面
    等に転写するためのマーク転写具であって、 片手による手持ち操作可能なケースと、 このケース内に回転可能に装着されて、マーク転写テー
    プを巻装した繰出リールと、 前記ケース内に回転可能に装着されて、使用後のマーク
    転写テープを回収する回転可能な巻取リールと、 前記ケースの先端部分に配設されて、前記繰出リールか
    ら繰出されるマーク転写テープを被転写部上に加圧転写
    する転写ヘッドとを備えてなり、 前記マーク転写テープは、基材テープの表面に、感圧接
    着性を有する転写マークが所定間隔をもって連続的にか
    つ剥離可能に配置保持されてなることを特徴とするマー
    ク転写具。
  2. 【請求項2】 裏面が離型処理された前記基材テープの
    表面側に、多数の前記転写マークからなる転写マーク層
    が剥離可能に粘着保持されてなることを特徴とする請求
    項1に記載のマーク転写具。
  3. 【請求項3】 裏面が離型処理された前記基材テープの
    表面側に、多数の前記転写マークからなる転写マーク層
    が剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されてなることを
    特徴とする請求項1に記載のマーク転写具。
  4. 【請求項4】 前記転写マーク層の転写マーク間に、少
    なくとも2本の切断用切れ目が所定間隔をもって設けら
    れ、 これら切断用切れ目は、前記転写マーク層の全幅に直線
    状に延びて形成されていることを特徴とする請求項3に
    記載のマーク転写具。
  5. 【請求項5】 前記転写マーク層に、多数の切断用切れ
    目が所定間隔をもって転写マーク層の全長にわたり設け
    られ、 これら切断用切れ目は、前記転写マーク層の全幅に直線
    状に延びて形成されていることを特徴とする請求項3に
    記載のマーク転写具。
  6. 【請求項6】 前記切断用切れ目の配設間隔は、前記転
    写ヘッド加圧転写する転写ヘッドの先端加圧部の加圧幅
    よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項4
    または5に記載のマーク転写具。
  7. 【請求項7】 前記転写マークは、各種表示マークのみ
    からなることを特徴とする請求項1に記載のマーク転写
    具。
  8. 【請求項8】 前記転写マークは、各種表示マークと上
    書き用空白とからなることを特徴とする請求項1に記載
    のマーク転写具。
  9. 【請求項9】 少なくとも、前記転写マークにおける前
    記上書き用空白の表面形成部が筆記具による上書き可能
    な材質とされていることを特徴とする請求項8に記載の
    マーク転写具。
  10. 【請求項10】 転写マークを紙面等に転写するための
    マーク転写具に装填使用されるマーク転写テープであっ
    て、 基材テープの表面に、感圧接着性を有する転写マークが
    所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持され
    てなることを特徴とするマーク転写テープ。
  11. 【請求項11】 裏面が離型処理された前記基材テープ
    の表面側に、多数の前記転写マークからなる転写マーク
    層が剥離可能に粘着保持されてなることを特徴とする請
    求項10に記載のマーク転写テープ。
  12. 【請求項12】 裏面が離型処理された前記基材テープ
    の表面側に、多数の前記転写マークからなる転写マーク
    層が剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されてなること
    を特徴とする請求項10に記載のマーク転写テープ。
  13. 【請求項13】 前記転写マーク層の転写マーク間に、
    少なくとも2本の切断用切れ目が所定間隔をもって設け
    られ、 これら切断用切れ目は、前記転写マーク層の全幅に直線
    状に延びて形成されていることを特徴とする請求項12
    に記載のマーク転写テープ。
  14. 【請求項14】 前記転写マーク層に、多数の切断用切
    れ目が所定間隔をもって転写マーク層の全長にわたり設
    けられ、 これら切断用切れ目は、前記転写マーク層の全幅に直線
    状に延びて形成されていることを特徴とする請求項12
    に記載のマーク転写テープ。
  15. 【請求項15】 前記切断用切れ目の配設間隔は、前記
    転写ヘッド加圧転写する転写ヘッドの先端加圧部の加圧
    幅よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項
    13または14に記載のマーク転写テープ。
  16. 【請求項16】 前記転写マーク層は、加圧接着性を有
    する透明性材料からなる感圧接着剤層と、前記基材テー
    プの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてな
    る多数のマークからなるマーク配列層とが一体的に積層
    形成されてなり、 この転写マーク層が、前記基材テープの離型処理された
    表面に、前記感圧接着剤層を介して剥離可能にかつ切断
    可能に粘着保持されていることを特徴とする請求項13
    または14に記載のマーク転写テープ。
  17. 【請求項17】 前記転写マーク層は、接着性を有する
    透明性材料からなる被マーク形成層と、前記基材テープ
    の走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる
    多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有
    する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層
    されてなり、 この転写マーク層が、前記基材テープの離型処理された
    表面に、前記被マーク形成層を介して剥離可能にかつ切
    断可能に粘着保持されていることを特徴とする請求項1
    3または14に記載のマーク転写テープ。
  18. 【請求項18】 前記転写マーク層は、前記基材テープ
    の走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる
    多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有
    する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層
    されてなり、この転写マーク層が、前記基材テープの離
    型処理された表面に、前記マーク配列層を介して剥離可
    能にかつ切断可能に粘着保持されていることを特徴とす
    る請求項13または14に記載のマーク転写テープ。
  19. 【請求項19】 前記転写マーク層は、前記基材テープ
    の走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる
    多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有
    する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層
    されてなり、 この転写マーク層が、前記基材テープの接着処理された
    表面に、前記マーク配列層を介して剥離可能にかつ切断
    可能に粘着保持されていることを特徴とする請求項13
    または14に記載のマーク転写テープ。
  20. 【請求項20】 前記転写マークは、各種表示マークの
    みからなることを特徴とする請求項10から19のいず
    れか一つに記載のマーク転写テープ。
  21. 【請求項21】 前記転写マークは、各種表示マークと
    上書き用空白とからなることを特徴とする請求項10か
    ら19のいずれか一つに記載のマーク転写テープ。
  22. 【請求項22】 前記転写マーク層の表面形成部が筆記
    具による上書き可能な材質とされていることを特徴とす
    る請求項21に記載のマーク転写テープ。
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