JP4620270B2 - マーク転写具およびマーク転写テープ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マーク転写具およびマーク転写テープに関し、さらに詳細には、マーク転写テープ上に配列形成された文字、符号または図形あるいはこれらの組み合わせ等の薄膜状の転写マークを紙面等に転写するためのマーク転写技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、文字、符号または図形あるいはこれらの組み合わせ等からなる各種マークは、スタンプの形態とされて、インクにより紙面等の対象表面に押印使用されたり、あるいは、マークシールの形態とされて、紙面等に貼着使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近時の技術革新および一般ユーザの嗜好の多様化に伴い、各種技術分野において製品の多種多様化が叫ばれており、この傾向は各種マークを扱う文具業界においても例外ではなかった。
【0004】
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、塗膜転写技術を利用することにより、文字、符号または図形あるいはこれらの組み合わせ等からなる各種マークについて、従来のマーク使用技術と全く異なる新規なマーク転写技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明のマーク転写具は、マーク転写テープ上の転写マークを紙面等に転写するためのマーク転写具であって、片手による手持ち操作可能なケースと、このケース内に回転可能に装着されて、マーク転写テープを巻装した繰出リールと、上記ケース内に回転可能に装着されて、使用後のマーク転写テープを回収する回転可能な巻取リールと、上記ケースの先端部分に配設されて、上記繰出リールから繰出されるマーク転写テープを被転写部上に加圧転写する転写ヘッドとを備えてなり、上記マーク転写テープは、基材テープの表面に、感圧接着性を有する転写マークが所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されるとともに、各転写マーク間には、転写マークの区切り位置を示す区切り体感手段が配されており、上記転写ヘッドのテープ走行部に、上記マーク転写テープの区切り体感手段と係合可能な体感用係合部が設けられていることを特徴とする。
【0006】
好適な実施態様として、上記区切り体感手段と体感用係合部には、次のような各種態様が採用される。
【0007】
(1) 上記区切り体感手段は、上記マーク転写テープにおいて相隣接する転写マーク間に形成された体感用滑り部であるとともに、上記体感用係合部は、上記転写ヘッドの先端縁であり、マーク転写動作において、上記体感用滑り部が上記転写ヘッドの先端縁に係合したとき、この係合部位に滑り現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている。
【0008】
(2) 上記区切り体感手段は、上記マーク転写テープにおいて相隣接する転写マーク間に形成された体感用凹部であるとともに、上記体感用係合部は、上記転写ヘッドに設けられた位置決め凸部であり、マーク転写動作において、上記体感用凹部が上記位置決め凸部に係合したとき、上記マーク転写テープの走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている。
【0009】
(3) 上記区切り体感手段は、上記マーク転写テープにおいて相隣接する転写マーク間に形成された複数の体感用凸部であるとともに、上記体感用係合部は、上記転写ヘッドに設けられた位置決め凸部であり、マーク転写動作において、上記複数の体感用凸部間に上記位置決め凸部が係合したとき、上記マーク転写テープの走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている。
【0010】
また、マーク転写具の動作基本構成としては、少なくとも上記繰出リールおよび上記巻取リールを備えるテープカートリッジが、上記ケース内に取外し交換可能に装着されて、マーク転写テープの交換が可能な構造を備えてなるリフィルタイプか、あるいは、上記ケース内に、上記繰出リールおよび上記巻取リールが装着されるとともに、上記ケースの先端部に、上記転写ヘッドが設けられてなる使い切りタイプが採用される。
【0011】
また、本発明のマーク転写テープは、上記マーク転写具に好適に装填使用されるものであって、基材テープの表面に、感圧接着性を有する転写マークが所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されるとともに、各転写マーク間に、転写マークの区切り位置を示す区切り体感手段が配されてなり、この区切り体感手段は、上記マーク転写具のマーク転写動作において、上記マーク転写具の転写ヘッドに設けられた体感用係合部に係合したとき、一つの転写マークの区切り位置を体感表示する配置構成とされている。
【0012】
好適な実施態様として、本発明のマーク転写テープは、裏面が離型処理された上記基材テープの表面側に、多数の上記転写マークからなる転写マーク層が、剥離可能に、または剥離可能かつ切断可能に粘着保持されてなり、具体的には、次のような積層構造が採用される。
【0013】
i) 上記転写マーク層は、加圧接着性を有する透明性材料からなる感圧接着剤層と、上記基材テープの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる多数のマークからなるマーク配列層とが一体的に積層形成されてなり、この転写マーク層が、上記基材テープの離型処理された表面に、上記感圧接着剤層を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0014】
ii) 上記転写マーク層は、接着性を有する透明性材料からなる被マーク形成層と、上記基材テープの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層されてなり、この転写マーク層が、上記基材テープの離型処理された表面に、上記被マーク形成層を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0015】
iii) 上記転写マーク層は、上記基材テープの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層されてなり、この転写マーク層が、上記基材テープの離型処理された表面に、上記マーク配列層を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0016】
iv) 上記転写マーク層は、上記基材テープの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層されてなり、この転写マーク層が、上記基材テープの接着処理された表面に、上記マーク配列層を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0017】
さらに、上記区切り体感手段としては、以下のような各種態様が採用される。
【0018】
(a) 上記区切り体感手段は、相隣接する上記転写マーク層間における上記基材テープの表面からなる体感用滑り部であり、上記マーク転写動作において、上記体感用滑り部が上記マーク転写具の転写ヘッドの先端縁に係合したとき、上記体感用滑り部と上記被転写部との間に滑りが生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている。
【0019】
(b) 上記区切り体感手段は、上記転写マーク層の表面に、相隣接する転写マーク間に対応して形成された体感用滑り部であり、上記マーク転写動作において、上記体感用滑り部が上記マーク転写具の転写ヘッドの先端縁に係合したとき、上記体感用滑り部と上記被転写部との間に滑りが生じて、一つの転写マークの区切り位置を体感表示するように構成されている。
【0020】
(c) 上記区切り体感手段は、上記基材テープの裏面に、相隣接する転写マーク間に形成された体感用凹部であり、上記マーク転写動作において、上記体感用凹部が上記マーク転写具の転写ヘッドに設けられた上記体感用係合部に凹凸係合したとき、テープ走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの区切り位置を体感表示するように構成されている。
【0021】
(d) 上記区切り体感手段は、上記マーク転写テープにおいて相隣接する転写マーク間に形成された複数の体感用凸部であり、上記マーク転写動作において、上記複数の体感用凸部間に上記マーク転写具の転写ヘッドに設けられた上記体感用係合部が凹凸係合したとき、テープ走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている。
【0022】
本発明のマーク転写具により、マーク転写テープ上の転写マークを紙面等における所望の被転写部上に転写するには、上記ケースを手指にて把持して、転写ヘッドの先端加圧部を上記被転写部上に密着状に押し当てて、そのままケースを紙面等に沿って移動させることで、転写マークが転写される。
【0023】
具体的には、上記マーク転写テープに設けられている区切り体感手段が転写ヘッドの体感用係合部と係合した状態で、転写ヘッドを上記被転写部上の転写開始端に密着状に押し当てて、そのままケースを紙面等に沿って移動させ、次の区切り体感手段が上記体感用係合部と係合し、この係合部位に滑り現象またはマーク転写テープの走行動作に引っ掛かり現象が生じたところで停止させる。
【0024】
以上の操作により、上記転写ヘッドの先端加圧部におけるマーク転写テープの転写マークが、上記基材テープから剥離して上記被修正部分上に正確に転写され、また、転写マークが剥離された使用後のマーク転写テープつまり基材テープは上記巻取リールに巻取り回収される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図22に本発明に係るマーク転写具が示されており、図面全体にわたって同一の符号は同一の構成部材または要素を示している。
【0026】
実施形態1
本実施形態に係るマーク転写具が図1から図7に示されている。このマーク転写具1は、具体的にはマーク転写テープT上に配列形成された文字、符号または図形あるいはこれらの組み合わせ等の薄膜状の転写マーク(図示の場合は「SEED」という英文字マーク)M,M,…を紙面等に転写するためのものであって、消耗品としてのマーク転写テープTが交換可能なカートリッジ式の構造を備えてなるリフィルタイプのものである。
【0027】
すなわち、マーク転写具1は、図1に示すような外観形状を呈するケース2に、図2および図3に示すように、転写ヘッドHを備えるテープカートリッジCが装着されてなる。
【0028】
ケース2は片手による手持ち操作可能なもので、図示のごとく、テープカートリッジCを内装し得る正面輪郭形状寸法と幅寸法を備える偏平な箱状とされ、その対向する一対の扁平な表裏面2a,2bが手持ち操作時の基準的な把持面とされている。このケース2は、射出成形等により一体成形されたプラスチック製のものであって、ケース本体4とキャップ体5が分離開閉可能とされるとともに、ケース本体4に、上記テープカートリッジCが取外し可能に装着される構造とされている。また、これらケース2の先端部には、転写ヘッドHを内外に挿通するヘッド挿通部6が形成される。
【0029】
テープカートリッジCは消耗品として交換可能な構成部品である。テープカートリッジCは、カートリッジケース10に、マーク転写テープTを巻装した繰出リール11と使用後のマーク転写テープTを回収する回転可能な巻取リール12とが回転可能に装着されるとともに、マーク転写テープTを被転写部上に加圧転写する転写ヘッドHがそのヘッド軸心まわりに回転可能に装着されてなる。
【0030】
また、具体的には図示しないが、テープカートリッジCには、繰出リール11と巻取リール12とを相互に連動するテープ連動部や、繰出リール11と巻取リール12におけるマーク転写テープTの繰出速度と巻取速度を同期させるクラッチ機構などの主要基本構成部もユニット化されて装置されている。
【0031】
カートリッジケース10は、上記両リール11、12を収納するカートリッジケースの形態とされた合成樹脂製のものであって、その形状寸法は、上記両リール11,12の保持機能を備える範囲内において、できる限り軽量かつコンパクトになるように設定されており、具体的には、大部分が細い骨組材からなる骨組構造を備えてなる。
【0032】
マーク転写テープTは、上記転写マークMを連続供給するもので、基材テープ15の表面に、感圧接着性を有する転写マークMが所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されている。各転写マークM,M間には、転写マークMの区切り位置を示す区切り体感手段20が配されるとともに、これに対応して、転写ヘッドHのテープ走行部には、この区切り体感手段20と係合する体感用係合部21が設けられている。
【0033】
図示の実施形態においては、マーク転写テープTは、図5に示すような断面構造を有し、基材テープ15の表面(図5(b),(c) においては下面)側に、多数の転写マークM,M,…からなる転写マーク層16が剥離可能に粘着保持されてなる。なお、図面は理解を容易にすることを主眼として、模式的にかつ厚さ方向に大幅に拡大して描かれているが、実際には、マーク転写テープTの厚さは薄肉のフィルム状のもので、かつ各層の境界も図示のものほど明確ではない。
【0034】
基材テープ15は、その表裏両面に離型処理が施された、つまり重なり合う隣接の層または材料との分離または剥離性を付与する表面処理が施された、プラスチック材料や紙材料からなるフィルム状テープの形態とされ、伸縮のない可撓性フィルムが好適に採用される。
【0035】
転写マーク層16は、被マーク形成層17、マーク配列層18および感圧接着剤層19が一体的に積層されてなる積層構造とされている。また、この転写マーク層16は、基材テープ15の全長にわたって連続して、換言すれば各転写マークM,M,…間が連続して形成されており、マーク転写時における転写ヘッドHの転写操作により適宜切断される構成とされている。
【0036】
被マーク形成層17は、マーク配列層18の形成(具体的には印刷形成)を容易にするとともに、転写マーク層16を基材テープ15の表面に粘着保持させる機能を有し、また、転写マークMの転写後において、その表面層を形成する。この被マーク形成層17の構成材料は、接着性を有する透明性材料からなる。つまり、被マーク形成層17は、上記基材テープ15の離型処理された表面に対してある程度の接着保持性を有するとともに、離型後の表面層に適したいわゆるドライタイプでかつ透視可能な透明性を有する粘着剤が好適に採用される。
【0037】
マーク配列層18は、基材テープ15の走行方向へ所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配列されてなる多数のマーク(図示の場合は「SEED」という英文字マーク)M´、M´、M´…からなり、具体的には、上記被マーク形成層17上に従来公知の印刷技術により形成される。
【0038】
マーク配列層18の印刷方法としては、従来公知の各種印刷技術、具体的には、活版(凸版)印刷、オフセット印刷、グラビア(凹版)印刷、シルクスクリーン印刷等の伝統的な印刷技術をはじめ、レーザプリンタ方式、熱転写方式、インクジェットプリンタ方式等の新印刷技術も採用可能で、形成対象部分(図示の場合は上記被マーク形成層17)の性状等に対応して適宜選択採用される。
【0039】
感圧接着剤層19は、転写マーク層16を被転写部上に加圧接着させるとともに、転写前のマーク転写テープTの表面層を形成するものであり、この感圧接着剤層19の構成材料は、加圧接着性を有する透明性材料からなる。つまり、感圧接着剤層19は、被転写部に対して加圧接着性を有するとともに、離型前の表面層に適したいわゆるドライタイプでかつ透視可能な透明性を有する粘着剤が好適に採用される。
【0040】
このような積層構造とされた転写マーク層16は、図5に示すように、基材テープ15の離型処理された表面(図5(b),(c) においては下面)に、上記被マーク形成層17を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0041】
また、上記区切り体感手段20は、具体的には、図5に示すごとく転写マーク層16の表面(図5(b),(c) の下面)側に印刷形成された体感用滑り部の形態とされており、その印刷方法は、上記マーク配列層18と同様、従来公知の各種印刷技術が用いられる。
【0042】
この体感用滑り部20は、上記転写マーク層16の相隣接する転写マークM,M間に対応して形成され、例えば、上記転写マーク層16における感圧接着剤層19の表面に従来公知の印刷処理により形成される。
【0043】
体感用滑り部20は、基材テープ15の表裏両面に施された離型処理と同様な滑り特性を有し、感圧接着剤層19の表面を被覆して、この部位の被転写部に対する加圧接着性を消滅させている。また、体感用滑り部20は、被マーク形成層17や感圧接着剤層19と同様な透明性を有する離型性材料からなる。
【0044】
体感用滑り部20の具体的な形成箇所は、前記転写ヘッドHの体感用係合部21に対応して設定され、後述するマーク転写具1のマーク転写動作において、体感用滑り部20が体感用係合部21に係合したとき、この係合部位に滑り現象が生じて、一つの転写マークMの区切り位置、図示の実施形態においては転写完了位置を体感表示するように設定される。
【0045】
この体感用滑り部20に対応する体感用係合部21は、転写ヘッドHのテープ走行部に設けられ、図示の実施形態においては、転写ヘッドHの先端縁つまり先端加圧部25が上記体感用係合部21としての機能を兼備している。
【0046】
すなわち、上記繰出リール11から繰り出されるマーク転写テープTは、上記転写ヘッドHの片側テープ走行面に沿って先端加圧部25へ案内された後、この先端加圧部25を経由して反転され、さらに反対側テープ走行面に沿って案内されて、巻取リール12に巻回されており、図4(a) 、(b) に示すように、マーク転写テープTの体感用滑り部20が転写ヘッドHの先端加圧部25(21)に係合したとき、この係合部位に滑り現象が生じて、一つの転写マークMの転写完了位置を体感表示するように構成されている。
【0047】
具体的には、マーク転写テープTの体感用滑り部20が転写ヘッドHの先端加圧部25(21)に係合すると、体感用滑り部20と被転写部との間に滑りが生じて、マーク転写テープTの走行が停止することとなり、マーク転写動作が不能な状態となって、使用者は一つの転写マークMの転写完了位置を体感することができる。次の転写マークMの転写動作を開始するには、後述するように、転写ヘッドHの先端加圧部25を上記被転写部に対して若干強めに押し当てながら、被転写部上を移動させることで、マーク転写テープTの走行が再開されて、マーク転写動作が可能となる。
【0048】
なお、図示の実施形態のマーク転写テープTは、図5(a) に示すように、複数のマーク転写テープT、T、…のテープ幅寸法を有する帯状体として製作された後、スリッタ等の切断装置により、一本のテープT幅に切断されて形成される。
【0049】
また、転写マーク層16の具体的な形成方法は、基材テープ15の表面に、被マーク形成層17を塗布形成した後、この被マーク形成層17の表面にマーク配列層18を印刷形成し、さらに、この上から感圧接着剤層19を塗布形成し、最後に、感圧接着剤層19の表面に体感用滑り部20を印刷形成する。
【0050】
転写ヘッドHは、マーク転写テープTを紙面等の被修正部上に加圧するもので、上記カートリッジケース10の先端部に設けられており、マーク転写テープTを案内する機能と加圧する機能を兼備する。
【0051】
転写ヘッドHの具体的構造は、ヘッド本体30、ヘッド保持部31および回転操作部32を備えてなるとともに、上記ヘッド本体30がその軸心まわりに回転可能に保持されたいわゆる回転ヘッド構造とされている。
【0052】
ヘッド本体30は、マーク転写テープTを加圧転写するもので、所望の転写位置に的確に転写するのに適した形状、つまり、その先端がある程度尖ったいわゆる尖頭形とされている。
【0053】
図示の実施形態のヘッド本体30は、マーク転写テープTよりも若干幅広の矩形状を有する薄肉の板状体とされるとともに、側面から見てある程度尖った形状、つまり先端に向けて次第に薄くなるような先細のテーパ形状断面を有してなる。ヘッド本体30は、その平坦な両側面30a,30bがテープ走行面を形成するとともに、その先端縁25が、上述したようにマーク転写テープTを加圧する先端加圧部とされ、かつ上記体感用係合部21としての機能を兼備している。この先端加圧部25は、上記テープ走行面30a,30bにおけるテープ走行方向に直交する直線縁の形態とされている。また、ヘッド本体30の両側縁には、マーク転写テープTの走行を案内するガイドフランジ33,33が形成されている。
【0054】
なお、ヘッド本体30を構成する板状体の肉厚が比較的小さい場合には、必ずしも図示のようなテーパをもった形状とせずに、前後方向全体にわたって同一の肉厚を有する形状でも良く、要するに、上記ヘッド本体30の先端加圧部25が的確に転写箇所を位置決め指示できる程度の厚さ(尖り度)を有する構造とされていれば良い。
【0055】
また、上記ヘッド本体30の基端側部位に本体支持部としての被軸受部35が一体形成されている。
【0056】
ヘッド保持部31は、上記ヘッド本体30をその軸心まわりに回転可能に軸支するもので、具体的には、上記本体支持部である被軸受部35と、カートリッジケース10に設けられた軸受部36とを備えてなる。
【0057】
被軸受部35は、図6に示すように、ヘッド本体30と同心状にかつ一体的に設けられた円筒状のもので、具体的には、その一部にヘッド本体30へのマーク転写テープTのセッティング開口35aを有する断面円弧形状に形成されている。
【0058】
軸受部36は、カートリッジケース10の先端部に一体的に設けられている。この軸受部36は、図6に示すように、上記被軸受部35の外周面に対応した内周面を有する筒状のもので、被軸受部35と同様、その一部にヘッド本体30へのマーク転写テープTのセッティング開口36aを有する断面円弧形状に形成されている。そして、この軸受部36に被軸受部35が摺動回転可能に軸支されて、ヘッド本体30は、後述する所定の回転角度範囲内において、その軸心まわりに自由回転可能とされている。
【0059】
回転操作部32は、ヘッド本体30の回転方向位置を位置決め操作するもので、また、ヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢を示すヘッド姿勢表示部を兼務する構成とされている。
【0060】
回転操作部32は、円柱棒の形態とされるとともに、その先端に操作つまみ45aを有する操作レバー45を主要部として備える。この操作レバー45は、被軸受部35の軸心を中心として径方向外方へ直線状に延びて設けられるとともに、軸受部36およびケース2の対応箇所にそれぞれ設けられたスリット状の挿通部46および操作案内部47を介して、ケース2の外部に突出状に臨んでいる。この場合、軸受部36の挿通部46は、ヘッド本体30の軸方向への抜け止め部としても機能している。
【0061】
また、上記操作レバー45のヘッド本体30に対する回転方向配設位置は、ヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢と関連付けて設定されるとともに、上記挿通部46と操作案内部47は、操作レバー45のヘッド本体30回転方向ヘの移動を許容すべく、周方向へ延びて設けられている。特に、ケース2の操作案内部47は、操作レバー45の回転方向操作範囲を規制して、ヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢を制御する構造とされている。
【0062】
次に、操作レバー45とヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢との関連付けについて、操作案内部47との関係で説明する。図示の実施形態においては、操作案内部47の回転方向操作範囲規制部としての構成は、図6を参照して、以下のように設定されている。
【0063】
(a) 操作レバー45が操作案内部47の一方端47aに当接係合した状態つまり垂直下向き位置(図6(a) に示す第1の規制位置A)にあるとき、転写ヘッドHのヘッド本体30は、その先端加圧部25がマーク転写テープTをケース2の把持面2a,2bに対しほぼ正対させて、つまり、マーク転写テープTの表裏面が上記把持面2a,2bとほぼ同一方向に向く(平行する)ように、案内する角度位置にある。
【0064】
この場合、繰出リール11から繰り出される未使用のマーク転写テープTは、上記ヘッド本体30の下側にあり、右利きの人が横引き使用する場合等に適した状態にある(図7(a) 参照)。
【0065】
(b) 操作レバー45が操作案内部47の両端47a,47bの中間位置にある状態つまり水平位置(図6(b) に示す第2の規制位置B)にあるとき、転写ヘッドHのヘッド本体30は、その先端加圧部25がマーク転写テープTを繰出リール11と巻取リール12の巻回姿勢のまま、つまり、マーク転写テープTの表裏面が上記把持面2a,2bとほぼ垂直な方向に向く(直交する)ように、案内する角度位置にある。
【0066】
この場合、繰出リール11から繰り出される未使用のマーク転写テープTは、上記ヘッド本体30の左側にあり、縦引き使用する場合等に適した状態にある(図7(b) 参照)。
【0067】
(c) 操作レバー45が操作案内部47の他方端47bに当接係合した状態つまり垂直上向き位置(図6(c) に示す第3の規制位置C)にあるとき、転写ヘッドHのヘッド本体30は、上記(a)の場合と天地逆の状態で、その先端加圧部25がマーク転写テープTをケース2の把持面2a,2bに対しほぼ正対させて、案内する角度位置にある。
【0068】
この場合、繰出リール11から繰り出される未使用のマーク転写テープTは、上記ヘッド本体30の上側にあり、左利きの人が、例えば横引き使用する場合等に適した状態にある(図7(c) 参照)。
【0069】
また、以上から明らかなように、操作レバー45の向きが未使用のマーク転写テープTの対面方向を直接的にかつ視覚的に表示しており(ヘッド姿勢表示部としての機能)、使用者は、この操作レバー45の向きを頼りにして、ヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢を確認することができる。
【0070】
なお、操作案内部47の回転方向操作範囲(図示の場合は最大ほぼ180°)、は、操作レバー45とヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢との関連付けを考慮して、小さな角度範囲から大きな角度範囲まで所望の値に種々設定可能である。
【0071】
しかして、以上のように構成されたマーク転写具1により、マーク転写テープ上の転写マークを紙面等における所望の被転写部50上に転写するには、前述したように、右利きか左利きかを問わず、操作レバー45を目的に応じて回転操作して、最適な転写ヘッドHのヘッド本体30のテープ加圧転写姿勢(代表的には、図6(a) に示す第1の規制位置A、図6(b) に示す第2の規制位置B、図6(c) に示す第3の規制位置C)を選択設定するとともに、その姿勢に対応したケース2の把持面(基準的な把持面はケース2の表裏面2a,2bであるが、目的に応じて把持面はケース2の適宜の箇所または面が担当することになる)を手指にて把持して、使用することにより、例えば図7(a) 〜(c) に示すような使用方法が可能となる。
【0072】
つまり、いずれの使用方法においても、ケース2の把持面を手指にて筆記具を持つ姿勢で把持して、転写ヘッドHの先端加圧部25を紙面等の被転写部50の転写開始端に密着状に押し当てて、そのままケース2を紙面等に沿って所定距離だけ移動させて停止させる。
【0073】
具体的には、上記マーク転写テープTに設けられている体感用滑り部20が転写ヘッドHの体感用係合部21つまり先端加圧部25と係合した状態つまり前回のマーク転写動作完了状態で、転写ヘッドHを被転写部50上の転写開始端に密着状に押し当てて、そのままケース2を紙面等に沿って移動させ、次の体感用滑り部20が上記体感用係合部21と係合し、この係合部位に滑り現象が生じたところで停止させる。
【0074】
つまり、前述したように、マーク転写テープTの体感用滑り部20が転写ヘッドHの先端加圧部25に係合すると、体感用滑り部20と被転写部50との間に滑りが生じて、マーク転写テープTの走行が停止することとなり、マーク転写動作が不能な状態となって、使用者は一つの転写マークMの転写完了位置を体感することができる。
【0075】
以上の操作により、転写ヘッドHの先端加圧部25におけるマーク転写テープTの転写マークMが、基材テープ15から剥離して上記被修正部分50上に転写されるとともに、転写マークMが剥離された使用後のマーク転写テープTつまり基材テープ15は巻取リール12に巻取り回収される。この場合、体感用滑り部20が配された転写マーク層16部分は、上記被修正部分50には接着されず、基材テープ15上に残存することになる。
【0076】
また、この状態から、次の転写マークMの転写動作を開始するには、転写ヘッドHの先端加圧部25を上記被転写部50に対して若干強めに押し当てながら、被転写部上を移動させることで、マーク転写テープTの走行が再開されて、マーク転写動作が可能となる。
【0077】
なお、本実施形態のマーク転写具1においては、マーク転写テープTが交換可能なカートリッジ式の構造を備えているから、異なる種類の転写マークM,M,…のマーク転写テープTを備えたテープカートリッジCを複数準備しておくことにより、適宜目的に応じた転写マークM,M,…の転写使用が可能である。
【0078】
実施形態2
本実施形態は図8に示されており、実施形態1のマーク転写テープTの構造が改変されたものである。
【0079】
すなわち、実施形態1のマーク転写テープTにおいては、前述したように、転写マーク層16が基材テープ15の全長にわたって連続して形成されているが、本実施形態のマーク転写テープTにおいては、図8に示すように、転写マーク層16を構成する転写マークM,M,…が、基材テープ15の表面に、それぞれ独立してかつ所定間隔をもって剥離可能に粘着保持されている。
【0080】
また、体感用滑り部20は、上記転写マーク層16における相隣接する転写マークM,M間における基材テープ15の表面からなる。
【0081】
しかして、以上のような構成において、実施形態1で説明した転写操作と同様に、体感用滑り部20が転写ヘッドHの体感用係合部21と係合した状態で、転写ヘッドHの先端加圧部25を紙面等の被転写部50の転写開始端に密着状に押し当てて、そのままケース2を紙面等に沿って移動させ、次の体感用滑り部20が上記体感用係合部21と係合し、この係合部位に滑り現象が生じたところで停止させる。
【0082】
以上の操作により、マーク転写テープT上の一つの転写マークMのみが、確実に基材テープ15から剥離して、上記被修正部分50上に転写される。
【0083】
また、この状態から、次の転写マークMの転写動作を開始するには、転写ヘッドHの先端加圧部25を上記被転写部50に対して若干強めに押し当てながら、被転写部上を移動させることで、マーク転写テープTの走行が再開されて、マーク転写動作が可能となる。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0084】
実施形態3
本実施形態は図9に示されており、実施形態2におけるマーク転写テープTの具体的構造が若干改変されたものである。
【0085】
すなわち、本実施形態のマーク転写テープTにおいては、転写マーク層16を構成する転写マークM,M,…が、基材テープ15の表面に、それぞれ独立してかつ所定間隔をもって剥離可能に粘着保持されるとともに、各転写マークM,M同士が、細い連結層16aにより連結される構造とされている。この連結層16aの具体的な層構造は転写マーク層16と同様であり、よって透明性を有する。図示の実施形態においては、各転写マークM,M同士は、幅方向両側縁部分が2本の細い連結層16a、16aにより連結されている。
【0086】
また、体感用滑り部20は、実施形態2と同様、上記転写マーク層16における相隣接する転写マークM,M間における基材テープ15の表面からなる。
【0087】
しかして、以上のような構成においては、その転写操作は実施形態2と同様であるが、一つの転写マークMを転写した後の、次の転写マークMを転写する際の転写開始動作がより容易である。
【0088】
すなわち、相隣接する転写マークM,M同士は、2本の連結層16a、16aにより連結されていることから、体感用滑り部20が転写ヘッドHの先端加圧部25に係合して、体感用滑り部20と被転写部50との間に滑りが生じる状態にあるときも、マーク転写テープTの基材テープ15には上記2本の連結層16a、16aの一部が残存している。
【0089】
そして、次の転写マークMの転写動作開始時には、これらの連結層16a、16aの残存部分が、マーク転写テープTに滑りを生じることなく走行再開を促す結果、マーク転写動作が円滑かつ確実に再開されることとなる。
その他の構成および作用は実施形態2と同様である。
【0090】
実施形態4
本実施形態は図10および図11に示されており、実施形態1におけるマーク転写テープTの具体的構造が若干改変されたものである。
【0091】
すなわち、本実施形態のマーク転写テープTにおいては、区切り体感手段60が相隣接する転写マークM、M間に形成された体感用凹部の形態とされ、具体的には、マーク転写テープTの幅方向の少なくとも一端部(図示の場合は両端部)に設けられた切欠とされている。この切欠60は、応力集中による基材テープ15の破断等を防止すべく円弧形状(図示の場合は半円)の切欠とされている。
【0092】
また、これに対応して、転写ヘッドHに設けられる体感用係合部61は、上記切欠60に凹凸係合可能な位置決め凸部とされている。
【0093】
この位置決め凸部61は、転写ヘッドHのヘッド本体30のテープ走行面30a,30bのうち、使用済みのマーク転写テープTつまり基材テープ15が走行案内される上側のテープ走行面30aの幅方向両側部位に設けられている。
【0094】
位置決め凸部61は、具体的には、ヘッド本体30の成形と同時に一体形成された隆起状凸部の形態とされるとともに、その先端の係合部が上記切欠60に対応した円弧輪郭形状を有する。この位置決め凸部61の配設位置は、先端加圧部25よりも若干後退した位置でかつマーク転写テープTの幅方向両側位置に設定されている。
【0095】
そして、マーク転写具1のマーク転写動作において、上記切欠60,60が上記位置決め凸部61,61にそれぞれ凹凸係合したとき、マーク転写テープTの走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークMの転写完了位置を体感表示する。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0096】
なお、本実施形態のマーク転写テープTも、実施形態1と同様、図11(a) に示すように、複数のマーク転写テープT、T、…のテープ幅寸法を有する帯状体として製作された後、スリッタ等の切断装置により、一本のテープT幅に切断されて形成される。
【0097】
したがって、実際には、基材テープ15の表面側に転写マーク層16が形成された後に、区切り体感手段60が穴あけパンチ等の穴あけ装置により貫設されるから、この区切り体感手段60は、マーク転写テープT全体に貫通して設けられることとなる。
【0098】
実施形態5
本実施形態は図12および図13に示されており、実施形態4における体感用凹部(区切り体感手段)の具体的構造が若干改変されたものである。
【0099】
すなわち、本実施形態の体感用凹部70が、マーク転写テープTにおいて相隣接する転写マークM,M間に設けられた切欠の形態であることは実施形態4と同様であるが、本実施形態の切欠70は、マーク転写テープTの幅方向の中央部に設けられた小孔とされ、この小孔70は、応力集中による基材テープ15の破断等を防止すべく円形状とされている。
【0100】
これに対応して、転写ヘッドHに設けられる体感用係合部71も、上記小孔70に凹凸係合可能な位置決め凸部とされている。
【0101】
この位置決め凸部71は、具体的には、ヘッド本体30の成形と同時に一体形成された隆起状凸部の形態とされるとともに、その外周輪郭が上記切欠70に対応した円形状とされている。この位置決め凸部71の配設位置は、先端加圧部25よりも若干後退した位置でかつマーク転写テープTの幅方向中央位置に設定されている。
その他の構成および作用は実施形態4と同様である。
【0102】
実施形態6
本実施形態は図14および図15に示されており、実施形態5における体感用凹部(区切り体感手段)の具体的構造が若干改変されたものである。
【0103】
すなわち、本実施形態の体感用凹部80が、マーク転写テープTの幅方向の中央部に設けられた凹部の形態であることは実施形態5と同様であるが、本実施形態の凹部80は、マーク転写テープTの裏面側の幅方向の中央部に設けられた凹陥部とされている。
【0104】
この凹陥部80は、具体的には、基材テープ15の一部が裏面側から表面側へ湾曲形成されてなるとともに、その外周輪郭が円形状とされている。
【0105】
これに対応して、転写ヘッドHに設けられる体感用係合部81も、上記凹陥部80に凹凸係合可能な位置決め凸部とされている。
【0106】
この位置決め凸部81は、具体的には、実施形態5の位置決め凸部71と同様な構成とされた隆起状凸部の形態とされ、その外周輪郭は上記凹陥部80に対応した円形状とされている。
その他の構成および作用は実施形態6と同様である。
【0107】
実施形態7
本実施形態は図16および図17に示されており、実施形態1におけるマーク転写テープTの具体的構造が若干改変されたものである。
【0108】
すなわち、本実施形態のマーク転写テープTにおいては、区切り体感手段90が相隣接する転写マークM、M間に形成された複数の体感用凸部の形態とされている。これら体感用凸部90は、具体的には、図16に示すごとく転写マーク層16の表面(図16(b),(c) の下面)の二個所に隆起状に形成されている。
【0109】
これら二つの体感用凸部90,90は、上記転写マーク層16の転写マークM,M間において、図17(a) に示すように、マーク転写テープTの幅方向へ平行に直線状に延びて設けられており、これら両体感用凸部90,90に、転写ヘッドHの体感用係合部91が凹凸係合可能とされている。
【0110】
図示の実施形態においては、実施形態1と同様、転写ヘッドHの先端縁つまり先端加圧部25がこの体感用係合部91としての機能を兼備している(図示省略)。
【0111】
そして、マーク転写具1のマーク転写動作において、上記二つの体感用凸部90,90間に転写ヘッドHの先端加圧部25が係合したとき、マーク転写テープTの走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークMの転写完了位置を体感表示するように構成されている
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0112】
なお、上記体感用凸部90の具体的な形状や配列構造は、図16および図17(a) のものに限定されることなく、同様な機能を有する他の構成、例えば図17(b) または(c) に示すような構成も採用可能である。
【0113】
すなわち、図17(b) に示す構成は、三つの体感用凸部90,90、90がマーク転写テープTの幅方向へ平行に直線状に延びて設けられており、また、図17(c) に示す構成は、円形状輪郭を有する隆起状の体感用凸部90aが複数個三列に平行して配されている。
【0114】
実施形態8
本実施形態は図18に示されており、実施形態7におけるマーク転写テープTの具体的構造が若干改変されたものである。
【0115】
すなわち、本実施形態の区切り体感手段100が相隣接する転写マークM、M間に形成された複数の体感用凸部の形態とされていることは実施形態7と同様であるが、本実施形態の体感用凸部100は、図18に示すごとく転写マーク層16の裏面(図16(b),(c) の下面)の二個所に隆起状に形成されている。
【0116】
これら二つの体感用凸部90,90は、上記転写マーク層16の転写マークM,M間において、図17(a) に示すように、基材テープ15の裏面の幅方向へ平行に直線状に延びて設けられており、これら両体感用凸部100,100間に、転写ヘッドHの体感用係合部101が直接凹凸係合可能とされている。
その他の構成および作用は実施形態7と同様である。
【0117】
実施形態9
本実施形態は図19に示されており、マーク転写具1の基本構造が改変されたものである。
【0118】
すなわち、前述した実施形態のマーク転写具1はいずれも、消耗品としてのマーク転写テープTが交換可能なカートリッジ式つまりリフィル式の構造を備えものであったが、本実施形態のものは、消耗品としてのマーク転写テープTを含めてすべての構成部品が消耗品とされてなる使い切りタイプの構造を備えている。
【0119】
本実施形態のマーク転写具1は、片手による手持ち操作可能なケース2内に、マーク転写テープTを巻装した繰出リール11と使用後のマーク転写テープTを回収する巻取リール12とが装着されてなるとともに、ケース2の先端部に、転写ヘッドHがそのヘッド軸心まわりに回転可能に装着されてなる。この転写ヘッドHの具体的構成は、その取り付け箇所を除いて、実施形態1と全く同様である。
【0120】
また、具体的には図示しないが、ケース2のケース本体4内には、上記繰出リール11と巻取リール12の他、これら両リール11,12を相互に連動するテープ連動部や、繰出リール11と巻取リール12におけるマーク転写テープTの繰出速度と巻取速度を同期させるクラッチ機構などの主要基本構成部もユニット化されて装置されている。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0121】
実施形態10
本実施形態は図20に示されており、マーク転写テープTの構造が改変されたものである。
【0122】
すなわち、本実施形態のマーク転写テープTは、図20に示すように、基材テープ15の表面(図20(b),(c) においては下面)側に粘着保持される転写マーク層16が、感圧接着剤層19とマーク配列層18との一体的な積層構造とされている。
【0123】
本実施形態においては、感圧接着剤層19が、前述した実施形態1における被マーク形成層17の機能を兼備しており、マーク配列層18は、この被マーク形成層17の表面に印刷形成される。
【0124】
そして、このような積層構造とされた転写マーク層16は、図示のように、基材テープ15の離型処理された表面(図20(b),(c) においては下面)に、上記感圧接着剤層19を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている。
【0125】
なお、転写マーク層16の具体的な形成方法は、基材テープ15の表面に、体感用滑り部20を印刷形成した後、その上から感圧接着剤層19を塗布形成し、この感圧接着剤層19の表面にマーク配列層18を印刷形成する。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0126】
実施形態11
本実施形態は図21に示されており、マーク転写テープTの構造が改変されたものである。
【0127】
すなわち、本実施形態のマーク転写テープTは、図21に示すように、基材テープ15の表面(図21(b),(c) においては下面)側に粘着保持される転写マーク層16が、マーク配列層18と感圧接着剤層19との一体的な積層構造とされており、実施形態1のマーク転写テープTにおける被マーク形成層17が省略された構造とされている。
【0128】
換言すれば、マーク配列層18は、基材テープ15の離型処理された表面に直接印刷形成されており、したがって、マーク転写時には、このマーク配列層18が基材テープ15の表面から剥離して、直接表面層を形成することになる。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0129】
実施形態12
本実施形態は図22に示されており、実施形態10のマーク転写テープTの構造が若干改変されたものである。
【0130】
すなわち、本実施形態のマーク転写テープTにおいては、図22に示すように、基材テープ15の表面(図22(b),(c) においては下面)が接着処理110されて、この表面にマーク配列層18が直接印刷形成される構成とされている。そして、マーク転写時には、このマーク配列層18が基材テープ15の表面から剥離して、直接表面層を形成することになる。
その他の構成および作用は実施形態10と同様である。
【0131】
なお上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく、その範囲内で種々の設計変更が可能である。
【0132】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のマーク転写具は、マーク転写テープ上の転写マークを紙面等に転写するためのマーク転写具であって、片手による手持ち操作可能なケースと、このケース内に回転可能に装着されて、マーク転写テープを巻装した繰出リールと、上記ケース内に回転可能に装着されて、使用後のマーク転写テープを回収する回転可能な巻取リールと、上記ケースの先端部分に配設されて、上記繰出リールから繰出されるマーク転写テープを被転写部上に加圧転写する転写ヘッドとを備えてなり、上記マーク転写テープは、基材テープの表面に、感圧接着性を有する転写マークが所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されるとともに、各転写マーク間には、転写マークの区切り位置を示す区切り体感手段が配されており、上記転写ヘッドのテープ走行部に、上記マーク転写テープの区切り体感手段と係合可能な体感用係合部が設けられているから、文字、符号または図形あるいはこれらの組み合わせ等からなる各種マークについて、スタンプの形態による押印使用や、マークシールの形態による貼着使用などの、従来のマーク使用技術と全く異なる新規なマーク転写技術を提供することができ、一般ユーザの嗜好の多様化にも有効に対応することができる。
【0133】
すなわち、本発明のマーク転写具により、マーク転写テープ上の転写マークを紙面等における所望の被転写部上に転写するには、マーク転写具のケースを手指にて把持して、転写ヘッドの先端加圧部を上記被転写部上に密着状に押し当てて、そのままケースを紙面等に沿って移動させることで、転写マークが転写される。
【0134】
具体的には、上記マーク転写テープに設けられている区切り体感手段が転写ヘッドの体感用係合部と係合した状態で、転写ヘッドを上記被転写部上の転写開始端に密着状に押し当てて、そのままケースを紙面等に沿って移動させ、次の区切り体感手段が上記体感用係合部と係合し、この係合部位に滑り現象またはマーク転写テープの走行動作に引っ掛かり現象が生じたところで停止させる。
【0135】
以上の操作により、上記転写ヘッドの先端加圧部におけるマーク転写テープの転写マークが、上記基材テープから剥離して上記被修正部分上に正確に転写され、また、転写マークが剥離された使用後のマーク転写テープつまり基材テープは上記巻取リールに巻取り回収される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るマーク転写具を示す斜視図である。
【図2】同マーク転写具のケース本体内部を示す正面図である。
【図3】同マーク転写具を分解して示す斜視図である。
【図4】同マーク転写具の転写ヘッドの要部を示し、図4(a) は斜視図、図4(b) は平面図である。
【図5】同マーク転写具のマーク転写テープを示し、図5(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図5(b) は同マーク転写テープの図5(a) におけるV−V線に沿った断面図、図5(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図6】同マーク転写具の転写用ヘッドの回転構造を一部断面で示す拡大正面図である。
【図7】同マーク転写具の使用状態を示す斜視図で、図7(a) は右手による横引き使用状態、図7(b) は左手による横引き使用状態、および図7(c) は右手による縦引き使用状態を示す。
【図8】本発明の実施形態2に係るマーク転写具のマーク転写テープを示し、図8(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図8(b) は同マーク転写テープの図8(a) におけるVIII−VIII線に沿った断面図、図8(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図9】本発明の実施形態3に係るマーク転写具のマーク転写テープを示し、図9(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図9(b) は同マーク転写テープの図9(a) におけるIX−IX線に沿った断面図、図9(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図10】本発明の実施形態4に係るマーク転写具の転写ヘッドの要部を示し、図10(a) は斜視図、図10(b) は平面図、図10(c) は一部を拡大して示す斜視図である。
【図11】同マーク転写具のマーク転写テープを示し、図11(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図11(b) は同マーク転写テープの図11(a) におけるXI−XI線に沿った断面図、図11(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図12】本発明の実施形態5に係るマーク転写具の転写ヘッドの要部を示し、図12(a) は斜視図、図12(b) は平面図、図12(c) は一部を拡大して示す斜視図である。
【図13】同マーク転写具のマーク転写テープを示し、図13(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図13(b) は同マーク転写テープの図13(a) におけるXIII−XIII線に沿った断面図、図13(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図14】本発明の実施形態6に係るマーク転写具の転写ヘッドの要部を示し、図14(a) は斜視図、図14(b) は平面図、図14(c) は一部を拡大して示す斜視図である。
【図15】同マーク転写具のマーク転写テープを示し、図15(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図15(b) は同マーク転写テープの図13(a) におけるXV−XV線に沿った断面図、図15(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図16】本発明の実施形態7に係るマーク転写具のマーク転写テープを示し、図16(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図16(b) は同マーク転写テープの図16(a) におけるXVI −XVI 線に沿った断面図、図16(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図17】図17(a) 〜(c) はそれぞれ同マーク転写テープの体感用凸部の構成を示す。
【図18】本発明の実施形態8に係るマーク転写具のマーク転写テープを示し、図18(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図18(b) は同マーク転写テープの図18(a) におけるXVIII −XVIII 線に沿った断面図、図18(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図19】本発明の実施形態9に係るマーク転写具を分解して示す斜視図である。
【図20】本発明の実施形態10に係るマーク転写具のマーク転写テープを示し、図20(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図20(b) は同マーク転写テープの図20(a) におけるXX−XX線に沿った断面図、図20(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図21】本発明の実施形態11に係るマーク転写具のマーク転写テープを示し、図21(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図21(b) は同マーク転写テープの図21(a) におけるXXI −XXI 線に沿った断面図、図21(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【図22】本発明の実施形態12に係るマーク転写具のマーク転写テープを示し、図22(a) は製造過程における同マーク転写テープを一部切開して示す平面図、図22(b) は同マーク転写テープの図22(a) におけるXXII−XXII線に沿った断面図、図22(c) は同じく同マーク転写テープの基材テープと転写マーク層が剥離する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
T マーク転写テープ
M 転写マーク
M´ マーク
H 転写ヘッド
C テープカートリッジ
1 マーク転写具
2 ケース
11 繰出リール
12 巻取リール
15 基材テープ
16 転写マーク層
17 保持用被マーク形成層
18 マーク配列層
19 感圧接着剤層
20 体感用滑り部(区切り体感手段)
21 体感用係合部
25 転写ヘッドの先端加圧部(先端縁)
30 ヘッド本体
50 被転写部
60 体感用凹部(区切り体感手段)
61 位置決め凸部(体感用係合部)
70 体感用凹部(区切り体感手段)
71 位置決め凸部(体感用係合部)
80 体感用凹部(区切り体感手段)
81 位置決め凸部(体感用係合部)
90 体感用凸部(区切り体感手段)
91 体感用係合部
100 体感用凸部(区切り体感手段)
101 体感用係合部
110 接着処理

Claims (28)

  1. マーク転写テープ上の転写マークを紙面等に転写するためのマーク転写具であって、
    片手による手持ち操作可能なケースと、
    このケース内に回転可能に装着されて、マーク転写テープを巻装した繰出リールと、
    前記ケース内に回転可能に装着されて、使用後のマーク転写テープを回収する回転可能な巻取リールと、
    前記ケースの先端部分に配設されて、前記繰出リールから繰出されるマーク転写テープを被転写部上に加圧転写する転写ヘッドとを備えてなり、
    前記マーク転写テープは、基材テープの表面に、感圧接着性を有する転写マークが所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されるとともに、各転写マーク間には、転写マークの区切り位置を示す区切り体感手段が配されており、
    前記転写ヘッドのテープ走行部に、前記マーク転写テープの区切り体感手段と係合可能な体感用係合部が設けられている
    ことを特徴とするマーク転写具。
  2. 前記区切り体感手段は、前記マーク転写テープにおいて相隣接する転写マーク間に形成された体感用滑り部であるとともに、前記体感用係合部は、前記転写ヘッドの先端縁であり、
    マーク転写動作において、前記体感用滑り部が前記転写ヘッドの先端縁に係合したとき、この係合部位に滑り現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマーク転写具。
  3. 前記体感用滑り部は、前記マーク転写テープの表面側に配されており、
    マーク転写動作において、前記体感用滑り部が前記転写ヘッドの先端縁に係合したとき、前記体感用滑り部と前記被転写部との間に滑りが生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のマーク転写具。
  4. 前記区切り体感手段は、前記マーク転写テープにおいて相隣接する転写マーク間に形成された体感用凹部であるとともに、前記体感用係合部は、前記転写ヘッドに設けられた位置決め凸部であり、
    マーク転写動作において、前記体感用凹部が前記位置決め凸部に係合したとき、前記マーク転写テープの走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている
    ることを特徴とする請求項1に記載のマーク転写具。
  5. 前記体感用凹部が、前記マーク転写テープの幅方向の少なくとも一端部に設けられた円弧形状の切欠であるとともに、前記位置決め凸部がこの切欠に対応した円弧輪郭形状を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のマーク転写具。
  6. 前記体感用凹部が、前記マーク転写テープの幅方向の中央部に設けられた円形状の小孔であるとともに、前記位置決め凸部がこの小孔に対応した円形輪郭形状を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のマーク転写具。
  7. 前記体感用凹部が、前記マーク転写テープの幅方向の中央部に設けられた円形状の凹陥部であるとともに、前記位置決め凸部がこの凹陥部に対応した円形輪郭形状を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のマーク転写具。
  8. 前記区切り体感手段は、前記マーク転写テープにおいて相隣接する転写マーク間に形成された複数の体感用凸部であるとともに、前記体感用係合部は、前記転写ヘッドに設けられた位置決め凸部であり、
    マーク転写動作において、前記複数の体感用凸部間に前記位置決め凸部が係合したとき、前記マーク転写テープの走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている
    ることを特徴とする請求項1に記載のマーク転写具。
  9. 前記複数の体感用凸部が前記マーク転写テープの表面側に配されるとともに、前記体感用係合部が前記転写ヘッドの先端縁であり、
    マーク転写動作において、前記複数の体感用凸部に前記転写ヘッドの先端縁が係合したとき、前記マーク転写テープの走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載のマーク転写具。
  10. 前記複数の体感用凸部が前記マーク転写テープの裏面側に配されるとともに、前記体感用係合部が前記転写ヘッドの先端縁であり、
    マーク転写動作において、前記複数の体感用凸部に前記転写ヘッドの先端縁が係合したとき、前記マーク転写テープの走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載のマーク転写具。
  11. 少なくとも前記繰出リールおよび前記巻取リールを備えるテープカートリッジが、前記ケース内に取外し交換可能に装着されて、マーク転写テープの交換が可能な構造を備えてなるリフィルタイプとされている
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載のマーク転写具。
  12. 前記ケース内に、前記繰出リールおよび前記巻取リールが装着されるとともに、前記ケースの先端部に、前記転写ヘッドが設けられてなる使い切りタイプとされている
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載のマーク転写具。
  13. 転写マークを紙面等に転写するためのマーク転写具に装填使用されるマーク転写テープであって、
    基材テープの表面に、感圧接着性を有する転写マークが所定間隔をもって連続的にかつ剥離可能に配置保持されるとともに、各転写マーク間に、転写マークの区切り位置を示す区切り体感手段が配されてなり、
    この区切り体感手段は、前記マーク転写具のマーク転写動作において、前記マーク転写具の転写ヘッドに設けられた体感用係合部に係合したとき、一つの転写マークの区切り位置を体感表示する配置構成とされている
    ことを特徴とするマーク転写テープ。
  14. 裏面が離型処理された前記基材テープの表面側に、多数の前記転写マークからなる転写マーク層が剥離可能に粘着保持されてなる
    ことを特徴とする請求項13に記載のマーク転写テープ。
  15. 裏面が離型処理された前記基材テープの表面側に、多数の前記転写マークからなる転写マーク層が剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されてなる
    ことを特徴とする請求項13に記載のマーク転写テープ。
  16. 前記転写マーク層は、加圧接着性を有する透明性材料からなる感圧接着剤層と、前記基材テープの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる多数のマークからなるマーク配列層とが一体的に積層形成されてなり、
    この転写マーク層が、前記基材テープの離型処理された表面に、前記感圧接着剤層を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている
    ことを特徴とする請求項14または15に記載のマーク転写テープ。
  17. 前記転写マーク層は、接着性を有する透明性材料からなる被マーク形成層と、前記基材テープの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層されてなり、
    この転写マーク層が、前記基材テープの離型処理された表面に、前記被マーク形成層を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている
    ことを特徴とする請求項14または15に記載のマーク転写テープ。
  18. 前記転写マーク層は、前記基材テープの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層されてなり、この転写マーク層が、前記基材テープの離型処理された表面に、前記マーク配列層を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている
    ことを特徴とする請求項14または15に記載のマーク転写テープ。
  19. 前記転写マーク層は、前記基材テープの走行方向へ所定間隔をもって連続的に配列されてなる多数のマークからなるマーク配列層と、加圧接着性を有する透明性材料からなる感圧接着剤層とが一体的に積層されてなり、この転写マーク層が、前記基材テープの接着処理された表面に、前記マーク配列層を介して剥離可能にかつ切断可能に粘着保持されている
    ことを特徴とする請求項14または15に記載のマーク転写テープ。
  20. 前記区切り体感手段は、相隣接する前記転写マーク層間における前記基材テープの表面からなる体感用滑り部であり、
    前記マーク転写動作において、前記体感用滑り部が前記マーク転写具の転写ヘッドの先端縁に係合したとき、前記体感用滑り部と前記被転写部との間に滑りが生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されていることを特徴とする請求項14に記載のマーク転写テープ。
  21. 前記区切り体感手段は、前記転写マーク層の表面に、相隣接する転写マーク間に対応して形成された体感用滑り部であり、
    前記マーク転写動作において、前記体感用滑り部が前記マーク転写具の転写ヘッドの先端縁に係合したとき、前記体感用滑り部と前記被転写部との間に滑りが生じて、一つの転写マークの区切り位置を体感表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項15から19のいずれか一つに記載のマーク転写テープ。
  22. 前記区切り体感手段は、前記基材テープの裏面に、相隣接する転写マーク間に形成された体感用凹部であり、
    前記マーク転写動作において、前記体感用凹部が前記マーク転写具の転写ヘッドに設けられた前記体感用係合部に凹凸係合したとき、テープ走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの区切り位置を体感表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項14から19のいずれか一つに記載のマーク転写テープ。
  23. 前記体感用凹部が、前記基材テープの幅方向の少なくとも一端部に設けられた円弧形状の切欠であり、この切欠に対応した円弧輪郭形状を備える前記転写ヘッドの前記体感用係合部に凹凸係合可能とされている
    ことを特徴とする請求項22に記載のマーク転写テープ。
  24. 前記体感用凹部が、前記マーク転写テープの幅方向の中央部に設けられた円形状の小孔であり、この小孔に対応した円形輪郭形状を備える前記転写ヘッドの前記体感用係合部に凹凸係合可能とされている
    ことを特徴とする請求項22に記載のマーク転写テープ。
  25. 前記体感用凹部が、前記マーク転写テープの幅方向の中央部に設けられた円形状の凹陥部であり、この凹陥部に対応した円形輪郭形状を備える前記転写ヘッドの前記体感用係合部に凹凸係合可能とされている
    ことを特徴とする請求項22に記載のマーク転写テープ。
  26. 前記区切り体感手段は、前記マーク転写テープにおいて相隣接する転写マーク間に形成された複数の体感用凸部であり、
    前記マーク転写動作において、前記複数の体感用凸部間に前記マーク転写具の転写ヘッドに設けられた前記体感用係合部が凹凸係合したとき、テープ走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項14から19のいずれか一つに記載のマーク転写テープ。
  27. 前記複数の体感用凸部が前記転写マーク層の表面に配され、
    前記マーク転写動作において、前記複数の体感用凸部に前記マーク転写具の転写ヘッドの先端縁が係合したとき、テープ走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項26に記載のマーク転写テープ。
  28. 前記複数の体感用凸部が前記基材テープの裏面に配され、前記マーク転写動作において、前記複数の体感用凸部に前記マーク転写具の転写ヘッドの先端縁が係合したとき、テープ走行動作に引っ掛かり現象が生じて、一つの転写マークの転写完了位置を体感表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項26に記載のマーク転写テープ。
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