JP2009191578A - 枠部材の連結構造、扉及び収納家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】1対の中空の枠部材21V,21H同士を、各々の傾斜先端面24,24を突き合わせた状態で直角に折れ曲がるように連結する連結構造として、枠部材21V,21Hの色や断面形状が複数種類あっても、それらを共通のコーナ部材30を用いて連結でき、生産効率の向上及びコストダウンを図る。
【解決手段】折曲がり角部31を中間部に有するコーナ部材30の両側脚部32,32をそれぞれ各枠部材21V,21Hの内部に先端面24から嵌合して両枠部材21V,21H同士を連結するとともに、コーナ部材30とは別体でその折曲がり角部31周りに配置された接続部材42を両枠部材21V,21Hの先端面24,24間に挟持する。
【選択図】図6

Description

本発明は、枠部材を連結するための連結構造、その連結構造で連結された枠を有する扉、及び、その扉を備えた収納家具に関するものである。
従来、収納家具等に用いられる扉として、上下方向に延びる左右1対の中空の縦枠部材と、水平左右方向に延びる中空の上下1対の横枠部材とを各々の端部同士を突き合わせた状態でコーナ金具により連結して枠(額縁)とし、この枠内にガラス板等の板材を組み付けたものは一般に知られている。
例えば特許文献1に示されるように、中空の各枠部材の両端面を約45°の角度に切断して、隣り合う枠部材をその端面が突き合わされた状態で直交させ、それら枠部材をL字型のコーナ金具(コーナ部材)を用いて結合して、矩形枠状の額縁を構成することが提案されている。
上記コーナ金具は、各枠部材の端面から中空部内に嵌合可能な断面形状を有する1対の脚部が中間の角部において直角に交差される形状となっている。また、コーナ金具の角部には、連結しようとする両枠部材の端面間に挟まれる鍔状の張り出し板部が一体に設けられており、この張り出し板部を両枠部材の端面間に露出させることで、両枠部材の端面間に接合した際のずれが生じた場合でも、そのずれを目立たなくするようにしている。
特開平10−196237号公報
しかし、上記従来の特許文献1のものでは、コーナ金具は張り出し板部が一体に形成されているものであるため、枠の色が複数ある商品に使用する場合、コーナ金具として枠の色に合わせて材料が異なるものを使用したり、着色したりする必要がある。
また、このようなコーナ金具を通常一般に行われる鋳造法により生産すると、枠部材の断面形状が異なる複数の商品がある場合、それぞれの枠の断面形状に合わせて張り出し板部の形状が異なる複数種類のものを用意する必要があり、そのために別の金型を起こさなければならず、生産効率が悪いとともに、コストもかかるという問題があった。また、鋳造後に表面を削って仕上げる等の処理が必要で、その作業に手間がかかるという問題もあった。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、その目的は、枠部材同士の連結構造に改良を加えることで、枠部材の色や断面形状が複数あっても、それらを共通のコーナ部材を用いて連結できるようにして、生産効率の向上及びコストダウンを図ることにある。
上記の目的の達成のため、この発明では、枠部材の先端面間に挟持されて配置される部材をコーナ部材とは別体に設けるようにした。
具体的には、請求項1の発明では、先端面が長さ方向に対し傾斜した中空の1対の枠部材同士が、各々の先端面を突き合わせた状態で所定角度で折れ曲がるように連結される枠部材の連結構造として、上記所定角度で折れ曲がった折曲がり角部を中間部に有するコーナ部材の両側部がそれぞれ各枠部材の内部に先端面から嵌合されて、該コーナ部材により両枠部材同士が連結されており、上記コーナ部材とは別体に設けられかつ該コーナ部材の折曲がり角部周りに配置された接続部材が、上記両枠部材の先端面間に挟持されていることを特徴とする。
上記の構成によると、1対の枠部材の内部に先端面からコーナ部材の両側部がそれぞれ嵌合され、このコーナ部材により両枠部材が各々の先端面を突き合わせた状態で所定角度で折れ曲がるように連結される。また、両枠部材の先端面間に接続部材がコーナ部材の折曲がり角部周りに配置された状態で挟持される。さらに、枠部材同士間の連結した際のずれが生じた場合でも、そのずれを接続部材によって目立たなくすることができる。
そして、上記接続部材は、コーナ部材とは別体でそのコーナ部材の折曲がり角部周りに配置されるものであるので、例えば枠部材で構成される枠の色が複数ある商品や、枠部材の断面形状が異なる複数の商品があっても、その商品に合わせて色や形状が異なる接続部材のみを用意しておけばよく、コーナ部材は共通のものを使用することができ、その生産効率やコストダウンを図ることができる。
また、コーナ部材と接続部材とが別体であるので、特に強度が必要であるコーナ部材のみを高強度の材料を用いて作製すればよく、接続部材としては合成樹脂等、強度に関係なく材料を選択することができる。
請求項2の発明では、上記接続部材は弾性を有していて、その接続部材にはコーナ部材を折曲がり角部で嵌合するための嵌合孔が形成され、上記コーナ部材の折曲がり角部の外側隅角部には、上記接続部材を係合する係合凹部が形成されている。そして、上記接続部材の嵌合孔の周縁部のうち上記コーナ部材における折曲がり角部の内側隅角部と外側隅角部とに対応する縁部間の間隔は、該折曲がり角部の内側隅角部と、外側隅角部の上記係合凹部の開口縁部との距離よりも小さくされている。
この発明では、弾性のある接続部材を伸長変形させた状態で、その嵌合孔にコーナ部材を嵌合して、その接続部材をコーナ部材の中間部の折曲がり角部に係合する。すなわち、接続部材が伸長していない状態では、その嵌合孔の周縁部においてコーナ部材における折曲がり角部の内側隅角部と外側隅角部とに対応する縁部間の間隔が、その折曲がり角部の内側隅角部と外側隅角部の係合凹部の開口縁部との距離よりも小さいが、接続部材を伸長させることで、前者の縁部間の間隔が後者の距離よりも大きくなる。この接続部材の伸長状態で、嵌合孔の縁部に係合凹部の開口縁部を越えさせ、その後に接続部材を伸長状態から元の状態に戻すことで、係合凹部の内部に嵌合孔の縁部を係止させる。こうすると、係合凹部と折曲がり角部の内側隅角部との間に接続部材が係合固定される。その後、コーナ部材の両側部をそれぞれ枠部材の内部に先端面から嵌合して、両枠部材をその先端面が突き合わされるように連結する。このことで、両枠部材の先端面間に接続部材が挟み込まれる。
そして、コーナ部材の折曲がり角部の外側隅角部に係合凹部が形成されているので、この係合凹部と折曲がり角部の内側隅角部との間に接続部材が係合されることとなり、コーナ部材とは別に形成された接続部材を簡単かつ確実にコーナ部材に取り付けることができる。
また、予め、コーナ部材の折曲がり角部(所定位置)に接続部材を取り付けた状態で枠部材同士の連結固定ができるため、その枠部材を効率よく連結することができる。
請求項3の発明では、上記コーナ部材は、押出成形された長尺の押出材を長さ方向に対し直角に切断して形成されたものとする。このことで、コーナ部材を生産性よく製造することができる。
請求項4の発明では、1対の縦枠部材及び1対の横枠部材が上記請求項1〜3のいずれか1つの枠部材の連結構造により矩形枠状に連結された枠と、この枠内に取り付けられたパネル部材とを備えた扉とする。このことで、枠部材同士の連結部のずれが目立たない扉の生産効率やコストダウンを図ることができる。
請求項5の発明では、上記請求項4の扉により開閉される開口部を備えた収納家具とする。このことで、枠部材同士の連結部のずれが目立たない扉を有する収納家具の生産効率やコストダウンを図ることができる。
以上説明した如く、請求項1の発明によると、1対の中空の枠部材同士を、各々の傾斜先端面を突き合わせた状態で所定角度で折れ曲がるように連結する連結構造として、中間部に折曲がり角部を有するコーナ部材の両側部をそれぞれ各枠部材の内部に先端面から嵌合して両枠部材同士を連結するとともに、コーナ部材とは別体でコーナ部材の折曲がり角部周りに配置された接続部材を両枠部材の先端面間に挟持するようにしたことにより、枠部材同士間の連結した際のずれを接続部材によって目立たなくすることができるとともに、枠部材で構成される枠の色が複数ある商品や、枠部材の断面形状が異なる複数の商品があっても、その商品に合わせてコーナ部材とは別体の色や形状が異なる接続部材のみを用意し、コーナ部材は共通のものを使用して、生産効率やコストダウンを図ることができる。また、強度が必要なコーナ部材のみを高強度の材料を用いて作製し、接続部材は強度に関係なく材料を選択して、その設計の自由度を向上させることができる。
また、請求項2の発明によると、弾性を有する接続部材に、コーナ部材を折曲がり角部にて嵌合するための嵌合孔を形成する一方、コーナ部材の折曲がり角部の外側隅角部に、接続部材を係合する係合凹部を形成し、嵌合孔の周縁部間の間隔を、コーナ部材の折曲がり角部における内側隅角部と外側隅角部の係合凹部の開口縁部との距離よりも小さくしたことにより、この係合凹部と折曲がり角部の内側隅角部との間に接続部材を係合して、コーナ部材とは別体の接続部材を簡単かつ確実にコーナ部材に取り付けることができるとともに、予め、コーナ部材の折曲がり角部に接続部材を取り付けた状態で枠部材同士の連結固定を行って、その枠部材を効率よく連結することができる。
請求項3の発明によると、コーナ部材は、長尺の押出材を長さ方向に対し直角に切断して形成されたものとしたことにより、コーナ部材の生産性の向上を図ることできる。
請求項4の発明の扉は、1対の縦枠部材及び1対の横枠部材が上記請求項1〜3のいずれか1つの枠部材の連結構造で矩形枠状に連結された枠と、この枠内に嵌合されたパネル部材とを備えたものとした。また、請求項5の発明の収納家具は、上記請求項4の扉により開口部が開閉されるものとした。これらの発明によれば、枠部材同士の連結部のずれが目立たない扉や収納家具の生産効率やコストダウンを図ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(収納家具)
図8は本発明の実施形態に係る収納家具Fを示す。この収納家具Fは、例えば前面に開口する矩形箱状の家具本体1を有する。この家具本体1は、左右に立設された側板1a,1aと、これら左右の側板1a,1aの上端間に架設された天板1bと、側板1a,1aの下端間に架設された底板(図示せず)と、側板1a,1a、天板1b及び底板の裏側端部に取り付けられた裏板1cとによって矩形箱状に形成されている。家具本体1の内部には、左右の側板1a,1a間に亘り複数の棚板2,2,…が高さ調整可能に支持され、この棚板2により家具本体1の内部が複数の収納空間に仕切られている。そして、各収納空間は前側の開口部に通じ、この各開口部は、開口部毎の或いは複数の開口部に亘る扉19により開閉されるようになっている。
上記扉19は、家具本体1の左右一方の側板1aにおいて家具本体1内に位置する前端部に例えば上下1対のヒンジ4,4を介して開閉可能に支持されており、左側の側板1aに支持された場合は上方から見て時計回り方向に回動して開く左開きタイプに、また右側の側板1aに支持された場合は上方から見て反時計回り方向に回動して開く右開きタイプにそれぞれ設定される。以下の説明では、左開きタイプの扉について説明する。
(扉)
上記扉19は、図1に示すように、左右1対の縦枠部材21V,21V及び上下1対の横枠部材21H,21Hが矩形枠状に連結された枠20(額縁)と、この枠20内に嵌合されて取付固定されるパネル部材48(板材)とを備えている。
上記パネル部材48としては、例えばガラス、ポリカーネート等の樹脂板等が用いられる。その他、木質板等の表面に化粧シートを貼った化粧板等を用いることもできる。
(枠)
上記枠20の連結構造として、具体的には、上記図1左側に位置する左側縦枠部材21Vの上端部は図1上側に位置する上側横枠部材21Hの左端部に、またこの上側横枠部材21Hの右端部は図1右側に位置する右側縦枠部材21Vの上端部に、さらにこの右側縦枠部材21Vの下端部は図1下側に位置する下側横枠部材21Hの右端部に、またこの下側横枠部材21Hの左端部は上記左側縦枠部材21Vの下端部にそれぞれ連結されて、全体として矩形枠状に連結されている。そして、隣り合う枠部材21V,21Hの連結部にはコーナ部材30が配置され、このコーナ部材30を介して枠部材21V,21H同士が連結固定されている。そして、左開きタイプの扉19である上記枠20の左側縦枠部材21Vに上記ヒンジ4,4が取り付けられようになっている(右開きタイプの扉では枠の右側縦枠部材21Vにヒンジが取り付けられる)。
(枠部材)
上記2対の枠部材21V,21V,21H,21Hは、例えばアルミニウム合金等の金属を押出成形した押出材からなり、この実施形態ではいずれも同じ断面形状を持つ中空のものである。すなわち、図2は各枠部材21V,21Hについて長さ方向に対し直角の断面形状を拡大して示したものであり(後述する傾斜した先端面24ではない)、枠部材21V,21Hは、扉19の表側に位置する部分となる前壁部21aと、扉19の裏側に位置する部分となる後壁部21bと、枠20の外側に位置する部分となる外壁部21cと、枠20の内側に位置する部分となる内壁部21dとを有する断面略矩形枠状のもので、その内壁部21dの前端(扉19の表側になる部分で図2の右端)は前壁部21aの内端(枠20の内側になる部分で図2の下端)ではなく、前壁部21aの内外中間部に連続している。具体的に、内壁部21dの前端は、外壁部21c側に向かって後壁部21bと平行に延びる第1隔壁部21eと、この第1隔壁部21eの先端から前壁部21a側に向かって外壁部21cと平行に延びる第2隔壁部21fとを介して前壁部21aの内端に連続しており、これら2つの隔壁部21e,21fと前壁部21aの内側部とにより、第1隔壁部21e及び前壁部21aの内側部を溝側壁とし第2隔壁部21fを溝底部とする嵌合溝22が形成されており、この内壁部21dの前壁部21a寄り部分、つまり扉19の表側で枠20の内側になる部分(図2で右下部)に形成された嵌合溝22に上記パネル部材48の周縁部を嵌合して取り付けるようにしている。
また、上記外壁部21cの内側には上記第1隔壁部21eと対応する位置に、内側(図2下側)に向かって後壁部21b及び第1隔壁部21eと平行に延びる仕切り壁部21gが突設されており、この仕切り壁部21g、第1隔壁部21e、内壁部21d、外壁部21cの後側部及び後壁部21bに囲まれる、枠部材21V,21Hの後側部分に、コーナ部材30を嵌合するための断面矩形状の空間からなる挿入部23が区画形成されている。
また、上記前壁部21a及び後壁部21bの各外側端は外壁部21cよりも少し突出しており、この両突出部分と外壁部21cとにより、扉19を開く際に手を掛ける溝状の手掛け26が形成されている。この手掛け26は全ての枠部材21V,21V,21H,21Hに形成する必要はなく、4つの枠部材21V,21V,21H,21Hのうち、手掛け26の不要な枠部材にあっては、前壁部21a及び後壁部21bの各外側端が外壁部21cよりも突出しないような、他の枠部材とは異なる断面形状の枠部材を用いればよい。
さらに、枠部材21V,21Hの両端部の後壁部21bにおける所定位置には、枠部材21V,21Hに先端面24から挿入されるコーナ部材30のねじ孔35に対応してねじ挿入孔(図示せず)が形成されている。すなわち、このねじ挿入孔は扉19の裏側(収納家具Fの内部側)となる面に設けられることとなり、扉19の表には露出しないので、意匠の点で好ましい(勿論、前壁部21aにねじ挿通孔を設けることも可能である)。
尚、上記第2隔壁部21fと外壁部21cとの間に位置する前壁部21aは、外側に向かって後側に向かうように若干傾斜している。また、上記仕切り壁部21gは外壁部21cからではなく前壁部21aから、或いは外壁部21c及び前壁部21aの双方から突設するようにしてもよく、枠部材21V,21Hの後側部分に挿入部23が区画形成されていればよい。
この実施形態に係る枠20では、左右の縦枠部材21V,21V同士及び上下の横枠部材21H,21H同士は長さが同じであるが、縦枠部材21Vと横枠部材21Hとは長さが異なり、縦枠部材21Vの長さが横枠部材21Hよりも短くなっている。尚、枠20の形状に応じて縦枠部材21Vの長さを横枠部材21Hよりも長くしてもよく、方形状の枠20では縦枠部材21Vの長さが横枠部材21Hと同じとなる。
そして、各枠部材21V,21Hはいずれも両側の先端面24,24(図1又は図6参照)が長さ方向に対し例えば略45°に傾斜しており、図1に示すように、4つの枠部材21V,21V,21H,21Hは隣り合う枠部材21V,21H間で各々の先端面24,24を突き合わせた状態で直角に折れ曲がるように連結されている。換言すれば、先端面24,24が長さ方向に対し略45°で傾斜した、隣り合う中空の1対の枠部材21V,21H同士は、各々の先端面24,24を突き合わせた状態で直角に折れ曲がるように連結されている。
また、上記枠20の左側縦枠部材21Vには上下端寄り位置にそれぞれヒンジ4,4が取り付けられている。この各ヒンジ4は、図8に示すように、扉19側に取り付けられるヒンジ本体5と、収納家具Fにおける家具本体1の側板1a内面に取付固定され、ヒンジ本体5に一体連結可能な台座14とからなる。また、図7に示すように、ヒンジ本体5は、上記台座14に基端側で連結される台座取付部6と、各々の一端が台座取付部6の先端に互いに異なる位置で揺動可能に連結支持された1対のリンク部7,7(一方のみ図示する)と、この各リンク部7,7の他端が中央内部の互いに異なる位置で揺動可能に支持された略Ω字形状の扉取付部9とに分けられ、扉取付部9の両側部に1対のねじ孔10,10が形成されている。
図7に示すように、左側縦枠部材21Vには上記ヒンジ本体5の扉取付部9を取付固定するための開口からなるヒンジ取付部27が形成されている。この各ヒンジ取付部27は、左側縦枠部材21Vの内壁部21dを矩形状に切り欠いた第1切欠部27aと、この第1切欠部27aの長さ方向中央部からさらに後壁部21bを外壁部21c側に向かって切り欠いた第2切欠部27bとからなるものであり、第2切欠部27b両側の後壁部21bにはねじ取付孔28,28が開けられている。そして、ヒンジ本体5の扉取付部9をヒンジ取付部27から左側縦枠部材21Vの内部(挿入部23)に、扉取付部9の両側部が第1切欠部27aに、また中央部が第2切欠部27bにそれぞれ位置するように嵌入し、後壁部21bのねじ取付孔28,28から挿通した取付ねじ12,12を、左側縦枠部材21V内に位置する扉取付部9両側部のねじ孔10,10に螺合締結することで、ヒンジ本体5が扉19に取付固定されている。
尚、ヒンジ4の形状や構造、扉19の家具本体1への取付支持構造等は上記実施形態のものに限定されない。
(コーナ部材)
上記コーナ部材30は、図3に示すように、上記隣り合う枠部材21V,21H同士の連結角度と同じ所定角度(略90°)で折れがった略L字状板材からなるもので、中間部に位置する折曲がり角部31と、この折曲がり角部31から両側部にそれぞれ互いに直交する方向に延びる1対の脚部32,32とからなり、両脚部32,32の折曲がり角部31からの長さは互いに同じである。つまり、コーナ部材30は折曲がり角部31において面対称に形成されている。
上記折曲がり角部31には略六角形状の貫通孔33が、また両脚部32,32には長方形状の貫通孔34,34がそれぞれ形成されており、これら貫通孔33,34によりコーナ部材30の軽量化が図られている。また、各脚部32,32の先端角部は、枠部材21V,21Hの挿入部23への挿入容易化を図るために面取りされている。
上記各脚部32の幅W(図3左上側の脚部32にあっては上下方向の長さ、同右下側の脚部32にあっては左右方向の長さ)は、上記枠部材21V,21Hの挿入部23における内壁部21dと外壁部21cとの間の間隔L1よりも若干小さく、各脚部32の厚さD(図6参照。図3にあっては図面の紙面と直交する方向の長さ)は、枠部材21V,21Hの挿入部23における仕切り壁部21g及び第1隔壁部21eと後壁部21bとの間の間隔L2よりも若干小さく設定されている。
また、各脚部32の例えば貫通孔34の長さ方向両側には、脚部32の厚さ方向に延びるねじ孔35,35が厚さ方向の両側面に貫通するように形成されている。さらに、折曲がり角部31の内側隅角部31aには、両脚部32,32の長さ方向に対し傾斜する傾斜面からなる係合傾斜部36がコーナ部材30の厚さ方向全体に延びるように形成されている。一方、外側隅角部31bには、その外側隅角部31bを内側隅角部31aに向かって例えば断面円弧状に凹陥させてなり後述の接続部材42を係合するための係合凹部37がコーナ部材30の厚さ方向全体に延びるように設けられている。この係合凹部37の開口縁部と係合傾斜部36との間の距離Kは、接続部材42の後述する嵌合孔44の内寸と関連付けられていて、後述のように、係合凹部37の底面と係合傾斜部36との間に接続部材42が係合固定されるようになっている。
そして、コーナ部材30の脚部32,32をそれぞれ隣接する枠部材21V,21Hの挿入部23,23に各枠部材21V,21Hの先端面24から内壁部21d、外壁部21c、仕切り壁部21g及び第1隔壁部21eと密着状態で嵌合することで、そのコーナ部材30により両枠部材21V,21H同士が連結されている。
上記コーナ部材30の材質は枠部材21V,21Hの固定具として十分な強度を持つものであれば、金属、合成樹脂等を用いることができる。しかし、強度及ぴ生産性を考えると、アルミニウム合金等の押出成形可能な金属材料を用いることが好ましい。この押出成形可能な金属材料であれば、図4に示すように、図3の断面形状を持つ押出材38を製造しておき、その押出材38を長さ方向(押出方向)に対し直角な面(図4のX−X面)に沿って厚さDとなるように切断し、ねじ孔35となる孔内周面にねじ部を形成することで、多数のコーナ部材30,30,…を生産性よく製造することができる。
(接続部材)
上記接続部材42は、上記コーナ部材30とは別体に設けられたもので、そのコーナ部材30に取り付けるのに必要な適度な弾性(伸縮性)を有し、上記各枠部材21V,21Hの傾斜した先端面24よりも僅かに大きい略矩形状の薄い板状に形成されている。このことで、隣接する枠部材21V,21Hが傾斜先端面24,24で突き合わされた状態で連結されたとき、両枠部材21V,21Hの先端面24,24間に接続部材42が枠部材21V,21Hの周囲外面に対し若干突出した状態で露出する。
接続部材42は、図5に拡大して示すように、枠部材21V,21Hの傾斜した先端面24と相似した略矩形状のもので、扉19の表側に位置する部分となる前縁部42aと、扉19の裏側に位置する部分となる後縁部42bと、枠20の外側に位置する部分となる外縁部42cと、枠20の内側に位置する部分となる内縁部42dとを有する。前縁部42aの外側寄り部分は、枠部材21V,21Hの傾斜先端面24に現れる前壁部21aと平行になるよう外側に向かって後側に向かうように若干傾斜している。このように接続部材42を枠部材21V,21Hの傾斜した先端面24と相似した形状にすることにより、扉19になったときの外観上の見映えがよくなる。
また、上記内縁部42dの前部(扉19の表側になる部分で図5の右端)には、その内縁部42dの前部を部分的に外縁部42c側に矩形状に切り欠いてなる切欠凹部43が上記枠部材21V,21Hの嵌合溝22に対応するように形成されており、接続部材42をコーナ部材30に組み付けた状態で、そのコーナ部材30により両枠部材21V,21Hを連結したときに、接続部材42の切欠凹部43が枠部材21V,21Hの嵌合溝22に対応一致して、この嵌合溝22と共にパネル部材48を嵌合するようにしている。
さらに、接続部材42の後半部(扉19の裏半分になる部分で図5の左側)には、上記コーナ部材30を折曲がり角部31にて嵌合するための矩形状の嵌合孔44が形成されている。接続部材42が収縮状態(フリーの状態)にあるとき、この嵌合孔44の周縁部のうち、上記コーナ部材30の折曲がり角部31における厚さ方向に対応する前縁部と後縁部との間の間隔T1(図5で左右方向の距離)は、コーナ部材30の折曲がり角部31の厚さDと同じかそれよりも僅かに大きい寸法に設定されている(T1≧D)。これに対し、折曲がり角部31における内側隅角部31aと外側隅角部31bとに対応する、内縁部と外縁部との間の間隔T2(図5で上下方向の距離)は、コーナ部材30の折曲がり角部31における内側隅角部31aの係合傾斜部36と外側隅角部31bの係合凹部37の開口縁部との距離Kよりも少し小さくされており(T2<K)、接続部材42の嵌合孔44にコーナ部材30を挿入嵌合して、そのコーナ部材30の折曲がり角部31に接続部材42を係合固定する際、接続部材42をその弾性により内外方向(図5で上下方向)に伸張させ、嵌合孔44の内縁部と外縁部との間の間隔T2をコーナ部材30の折曲がり角部31における内側隅角部31aの係合傾斜部36と外側隅角部31bの係合凹部37の開口縁部との距離Kよりも大きくなるように接続部材42を変形させて、嵌合孔44の外縁部に係合凹部37の開口縁部を越えさせ、その後に接続部材42を元の収縮状態に戻すことで、その係合凹部37の底面に嵌合孔44の外縁部を、また係合傾斜部36に嵌合孔44の内縁部をそれぞれ係止させて、これらの間に接続部材42が係合固定されるようになっている。
そして、以上により、図6にも示すように、コーナ部材30とは別体に設けられた接続部材42が、その嵌合孔44へのコーナ部材30の嵌合によって該コーナ部材30の折曲がり角部31周りに配置され、その状態で両枠部材21V,21Hの先端面24,24間に挟持されている。
上記弾性を持つ接続部材42は、例えばポリプロピレンやABS等の合成樹脂が用いられる。また、合成樹脂を用いる場合、合成樹脂は素材そのものに着色しておくことが可能なため、表面塗装等の処理を行う必要がない。そして、枠20(枠部材21V,21H)の色に合わせて着色等の処理をしておいてもよいし、枠20の色に応じた色の材料を用いてもよい。
(扉の組立方法)
この実施形態において、扉19を組み立てる場合、まず、4つのコーナ部材30,30,…と4つの接続部材42,42,…とを用意し、各コーナ部材30に各接続部材42を組み付ける。具体的に、コーナ部材30のいずれか一方の脚部32を接続部材42の嵌合孔44に、(A)接続部材42の内縁部42dがコーナ部材30の折れ曲がり内側(折曲がり角部31の内側隅角部31aがある側)に位置しかつ接続部材42の外縁部42cがコーナ部材30の折れ曲がり外側(同外側隅角部31bがある側)に位置するように挿入する。その後、接続部材42をコーナ部材30の折曲がり角部31に移動させて、接続部材42を内外方向(図5で上下方向)に伸張させながらコーナ部材30の折曲がり角部31に係合固定する。
その際、コーナ部材30のねじ孔35は厚さ方向の両側面に貫通しているので、上記(A)の配置関係を守る限り、コーナ部材30のどちらの脚部32,32からでも接続部材42の嵌合孔44に挿入することができる。
また、接続部材42は弾性を有するので、容易に伸張させることができる。この伸張により、嵌合孔44の内縁部と外縁部との間の間隔T2をコーナ部材30の折曲がり角部31における内側隅角部31aの係合傾斜部36と外側隅角部31bの係合凹部37の底面との距離Kよりも大きくなるように接続部材42を変形させ、嵌合孔44の外縁部に係合凹部37の開口縁部を越えさせ、その後に接続部材42を元の収縮状態に戻して、係合凹部37の底面に嵌合孔44の外縁部を、また係合傾斜部36に嵌合孔44の内縁部をそれぞれ係止させればよく、これらの間に接続部材42が係合固定される。このことで、接続部材42をコーナ部材30に容易に係合固定することができる。
そして、上記コーナ部材30の折曲がり角部31における係合凹部37の底面と係合傾斜部36との間に接続部材42が係合固定された状態では、接続部材42を、その嵌合孔44の内縁部と外縁部との間の間隔T2がコーナ部材30の折曲がり角部31における内側隅角部31aの係合傾斜部36と外側隅角部31bの係合凹部37の底面との距離Kよりも大きくなるように再び伸長変形させない限り、嵌合孔44の外縁部が係合凹部37外に開口縁部を越えて抜け出すことはなく、コーナ部材30の折曲がり角部31に対する接続部材42の係合を安定して維持することができる。
さらに、コーナ部材30の折曲がり角部31において、通常は係止が困難な外側隅角部31bに係合凹部37が形成されているので(内側隅角部31aは係止が容易である)、この係合凹部37に接続部材42の嵌合孔44の外縁部を確実に係止することができ、接続部材42をコーナ部材30の折曲がり角部31に安定して位置付けて固定することができるとともに、コーナ部材30とは別に形成された接続部材42であってもそれを簡単かつ確実にコーナ部材30に取り付けることができる。
このようにして折曲がり角部31に接続部材42が係合固定されて一体化されたコーナ部材30の一方の脚部32を、連結しようとする2つの枠部材21V,21Hのうちの一方(例えば枠部材21V)の先端面24に開口している挿入部23に、枠部材21Vの内壁部21dがコーナ部材30の折れ曲がり内側(折曲がり角部31の内側隅角部31aがある側)に位置しかつ枠部材21Vの外壁部21cがコーナ部材30の折れ曲がり外側(同外側隅角部31bがある側)に位置するように挿入する。その状態を図6に示しており、上記コーナ部材30の折曲がり角部31に係合固定された接続部材42は枠部材21Vの先端面24に当接して該先端面24を覆った状態となる。また、接続部材42の切欠凹部43が枠部材21Vの嵌合溝22に対応一致する。
この後、上記一方の脚部32が枠部材21Vに挿入されたコーナ部材30の他方の脚部32を、他方の枠部材21Hの先端面24に開口している挿入部23に、上記と同様にして、枠部材21Hの内壁部21dがコーナ部材30の折れ曲がり内側に位置しかつ枠部材21Hの外壁部21cがコーナ部材30の折れ曲がり外側に位置するように挿入する。
このことで、隣り合う1対の枠部材21V,21Hは、各々の先端面24,24を突き合わせかつ両先端面24,24間に接続部材42が挟持された状態で1つのコーナ部材30を介して直角に折れ曲がるように連結される。
その際、予め、コーナ部材30の折曲がり角部31(所定位置)に接続部材42を取り付けた状態で枠部材21V,21H同士の連結固定ができるので、その枠部材21V,21Hを効率よく連結することができる。
以後、残りの枠部材21V,21Hを上記と同様にして順次連結することで、左右1対の縦枠部材21V,21Vと上下1対の横枠部材21H,24Hとが矩形枠状に連結された枠20(額縁)が形成される。また、その枠20の完成前に、パネル部材48の周縁部を各枠部材21V,21Hの嵌合溝22と、それらに対応一致している各接続部材42の切欠凹部43とに亘り嵌合して取り付ける。そして、最後に、枠部材21V,21Hの後壁部21bのねじ挿通孔にねじ(図示せず)を挿通して、それを各コーナ部材30のねじ孔35に螺合締結する。以上により、枠20の固定が完了し、図1に示すように、その枠20の内面にパネル部材48が配置された扉19が形成される。
(扉の家具本体への取付方法)
このようにして得られた扉19において、図7に示すように、その左側縦枠部材21Vに形成されている各ヒンジ取付部27に各ヒンジ4のヒンジ本体5の扉取付部9を取付固定した後、そのヒンジ本体4の台座取付部6を収納家具Fにおける家具本体1の側板1a内面に取付固定されている台座14に連結固定する。このことで、扉19が2つのヒンジ4,4を介して家具本体1に揺動可能に支持される。
したがって、この実施形態においては、扉19の枠20における隣り合う1対の枠部材21V,21Hが各々の先端面24,24を突き合わせた状態で直角に90°の角度で折れ曲がるようにコーナ部材30により連結され、その両枠部材21V,21Hの先端面24,24間に接続部材42がコーナ部材30の折曲がり角部31周りに位置するように挟持されるので、枠部材21V,21H同士間の連結した際のずれが生じた場合でも、そのずれを接続部材42によって目立たなくすることができる。
また、上記接続部材42は、コーナ部材30とは別体でそのコーナ部材30の折曲がり角部31周りに配置されているので、例えば枠部材21V,21Hで構成される枠20の色が複数ある扉19や家具Fの商品や、枠部材21V,21Hの断面形状が異なる複数の扉19や家具Fの商品があっても、その商品に合わせて色や形状が異なる接続部材42のみを用意しておけば、コーナ部材30は共通のものを使用することができ、その生産効率やコストダウンを図ることができる。
また、コーナ部材30と接続部材42とが別体であるので、特に強度が必要であるコーナ部材30のみを高強度の材料を用いればよく、接続部材42としては強度に関係のない合成樹脂等の材料を選択することができる。
そして、扉19は、1対の縦枠部材21V,21V及び1対の横枠部材21H,21Hが上記のように矩形枠状に連結された枠20を備え、収納家具Fは、この扉19により開口部が開閉されるものであるので、扉19及び収納家具Fの生産効率やコストダウンを図ることができる。
(その他の実施形態)
尚、上記実施形態では、接続部材42として弾性を有するものを用いているが、弾性のないものを用いてもよく、金属等を用いることもできる。その場合、接続部材は例えば分割タイプのものとし、それらをコーナ部材30の折曲がり角部31に係合できるようにすればよい。
また、上記実施形態では、扉19を左開きタイプとしているが、右開きタイプであってもよく、さらには扉が上端で家具本体に揺動可能に支持される上開きタイプ、或いは扉が下端で家具本体に揺動可能に支持される下開きタイプの扉であっても本発明を適用することができる。
さらに、上記実施形態では、左右の縦枠部材21V,21Vと上下の横枠部材21H,21Hとが矩形枠状に連結された枠20(額縁)を形成しているが、枠部材同士を直角以外の所定角度で折れ曲がるように連結する場合にも本発明を適用することができる。また、本発明に係る枠部材の連結構造は、扉19や収納家具F以外の技術分野において、枠部材同士を折れ曲がり状態で連結する場合にも適用できるのはいうまでもない。
本発明は、枠部材同士を折れ曲がり状態で連結して枠を形成する技術での生産効率やコストダウンを図ることができるので、極めて有用であり、産業上の利用可能性が高い。
図1は、本発明の実施形態に係る扉を表側から見た正面図である。 図2は、枠部材の拡大断面図である。 図3は、コーナ部材の拡大正面図である。 図4は、押出材からコーナ部材を作製する様子を示す斜視図である。 図5は、接続部材を拡大して示す正面図である。 図6は、接続部材を組み付けたコーナ部材を枠部材に先端面から挿入した状態を示す斜視図である。 図7は、ヒンジ本体を扉の枠部材に取付固定する状態を示す図である。 図8は、収納家具を示す斜視図である。
符号の説明
F 収納家具
19 扉
20 枠
21V 縦枠部材
21H 横枠部材
23 挿入部
24 先端面
30 コーナ部材
31 折曲がり角部
31a 内側隅角部
31b 外側隅角部
37 係合凹部
K 距離
38 押出材
42 接続部材
44 嵌合孔
T2 間隔
48 パネル部材

Claims (5)

  1. 先端面が長さ方向に対し傾斜した中空の1対の枠部材同士が、各々の先端面を突き合わせた状態で所定角度で折れ曲がるように連結される枠部材の連結構造であって、
    上記所定角度で折れ曲がった折曲がり角部を中間部に有するコーナ部材の両側部がそれぞれ各枠部材の内部に先端面から嵌合されて、該コーナ部材により両枠部材同士が連結されており、
    上記コーナ部材とは別体に設けられかつ該コーナ部材の折曲がり角部周りに配置された接続部材が、上記両枠部材の先端面間に挟持されていることを特徴とする枠部材の連結構造。
  2. 請求項1の枠部材の連結構造において、
    接続部材は弾性を有していて、該接続部材にはコーナ部材を折曲がり角部で嵌合するための嵌合孔が形成され、
    上記コーナ部材の折曲がり角部の外側隅角部には、上記接続部材を係合する係合凹部が形成され、
    上記接続部材の嵌合孔の周縁部のうち上記コーナ部材における折曲がり角部の内側隅角部と外側隅角部とに対応する縁部間の間隔は、該折曲がり角部の内側隅角部と、外側隅角部の上記係合凹部の開口縁部との距離よりも小さくされていることを特徴とする枠部材の連結構造。
  3. 請求項1又は2の枠部材の連結構造において、
    コーナ部材は、押出成形された長尺の押出材を長さ方向に対し直角に切断して形成されたものであることを特徴とする枠部材の連結構造。
  4. 1対の縦枠部材と1対の横枠部材とが請求項1〜3のいずれか1つの枠部材の連結構造により矩形枠状に連結された枠と、
    上記枠内に取り付けられたパネル部材とを備えたことを特徴とする扉。
  5. 請求項4の扉により開閉される開口部を備えたことを特徴とする収納家具。
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