JP5219544B2 - 枠部材の連結構造、扉及び収納家具 - Google Patents
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Description
図8は本発明の実施形態に係る収納家具Fを示す。この収納家具Fは、例えば前面に開口する矩形箱状の家具本体1を有する。この家具本体1は、左右に立設された側板1a,1aと、これら左右の側板1a,1aの上端間に架設された天板1bと、側板1a,1aの下端間に架設された底板(図示せず)と、側板1a,1a、天板1b及び底板の裏側端部に取り付けられた裏板1cとによって矩形箱状に形成されている。家具本体1の内部には、左右の側板1a,1a間に亘り複数の棚板2,2,…が高さ調整可能に支持され、この棚板2により家具本体1の内部が複数の収納空間に仕切られている。そして、各収納空間は前側の開口部に通じ、この各開口部は、開口部毎の或いは複数の開口部に亘る扉19により開閉されるようになっている。
上記扉19は、図1に示すように、左右1対の縦枠部材21V,21V及び上下1対の横枠部材21H,21Hが矩形枠状に連結された枠20(額縁)と、この枠20内に嵌合されて取付固定されるパネル部材48(板材)とを備えている。
上記枠20の連結構造として、具体的には、上記図1左側に位置する左側縦枠部材21Vの上端部は図1上側に位置する上側横枠部材21Hの左端部に、またこの上側横枠部材21Hの右端部は図1右側に位置する右側縦枠部材21Vの上端部に、さらにこの右側縦枠部材21Vの下端部は図1下側に位置する下側横枠部材21Hの右端部に、またこの下側横枠部材21Hの左端部は上記左側縦枠部材21Vの下端部にそれぞれ連結されて、全体として矩形枠状に連結されている。そして、隣り合う枠部材21V,21Hの連結部にはコーナ部材30が配置され、このコーナ部材30を介して枠部材21V,21H同士が連結固定されている。そして、左開きタイプの扉19である上記枠20の左側縦枠部材21Vに上記ヒンジ4,4が取り付けられようになっている(右開きタイプの扉では枠の右側縦枠部材21Vにヒンジが取り付けられる)。
上記2対の枠部材21V,21V,21H,21Hは、例えばアルミニウム合金等の金属を押出成形した押出材からなり、この実施形態ではいずれも同じ断面形状を持つ中空のものである。すなわち、図2は各枠部材21V,21Hについて長さ方向に対し直角の断面形状を拡大して示したものであり(後述する傾斜した先端面24ではない)、枠部材21V,21Hは、扉19の表側に位置する部分となる前壁部21aと、扉19の裏側に位置する部分となる後壁部21bと、枠20の外側に位置する部分となる外壁部21cと、枠20の内側に位置する部分となる内壁部21dとを有する断面略矩形枠状のもので、その内壁部21dの前端(扉19の表側になる部分で図2の右端)は前壁部21aの内端(枠20の内側になる部分で図2の下端)ではなく、前壁部21aの内外中間部に連続している。具体的に、内壁部21dの前端は、外壁部21c側に向かって後壁部21bと平行に延びる第1隔壁部21eと、この第1隔壁部21eの先端から前壁部21a側に向かって外壁部21cと平行に延びる第2隔壁部21fとを介して前壁部21aの内端に連続しており、これら2つの隔壁部21e,21fと前壁部21aの内側部とにより、第1隔壁部21e及び前壁部21aの内側部を溝側壁とし第2隔壁部21fを溝底部とする嵌合溝22が形成されており、この内壁部21dの前壁部21a寄り部分、つまり扉19の表側で枠20の内側になる部分(図2で右下部)に形成された嵌合溝22に上記パネル部材48の周縁部を嵌合して取り付けるようにしている。
上記コーナ部材30は、図3に示すように、上記隣り合う枠部材21V,21H同士の連結角度と同じ所定角度(略90°)で折れがった略L字状板材からなるもので、中間部に位置する折曲がり角部31と、この折曲がり角部31から両側部にそれぞれ互いに直交する方向に延びる1対の脚部32,32とからなり、両脚部32,32の折曲がり角部31からの長さは互いに同じである。つまり、コーナ部材30は折曲がり角部31において面対称に形成されている。
上記接続部材42は、上記コーナ部材30とは別体に設けられたもので、そのコーナ部材30に取り付けるのに必要な適度な弾性(伸縮性)を有し、上記各枠部材21V,21Hの傾斜した先端面24よりも僅かに大きい略矩形状の薄い板状に形成されている。このことで、隣接する枠部材21V,21Hが傾斜先端面24,24で突き合わされた状態で連結されたとき、両枠部材21V,21Hの先端面24,24間に接続部材42が枠部材21V,21Hの周囲外面に対し若干突出した状態で露出する。
この実施形態において、扉19を組み立てる場合、まず、4つのコーナ部材30,30,…と4つの接続部材42,42,…とを用意し、各コーナ部材30に各接続部材42を組み付ける。具体的に、コーナ部材30のいずれか一方の脚部32を接続部材42の嵌合孔44に、(A)接続部材42の内縁部42dがコーナ部材30の折れ曲がり内側(折曲がり角部31の内側隅角部31aがある側)に位置しかつ接続部材42の外縁部42cがコーナ部材30の折れ曲がり外側(同外側隅角部31bがある側)に位置するように挿入する。その後、接続部材42をコーナ部材30の折曲がり角部31に移動させて、接続部材42を内外方向(図5で上下方向)に伸張させながらコーナ部材30の折曲がり角部31に係合固定する。
このようにして得られた扉19において、図7に示すように、その左側縦枠部材21Vに形成されている各ヒンジ取付部27に各ヒンジ4のヒンジ本体5の扉取付部9を取付固定した後、そのヒンジ本体4の台座取付部6を収納家具Fにおける家具本体1の側板1a内面に取付固定されている台座14に連結固定する。このことで、扉19が2つのヒンジ4,4を介して家具本体1に揺動可能に支持される。
尚、上記実施形態では、扉19を左開きタイプとしているが、右開きタイプであってもよく、さらには扉が上端で家具本体に揺動可能に支持される上開きタイプ、或いは扉が下端で家具本体に揺動可能に支持される下開きタイプの扉であっても本発明を適用することができる。
19 扉
20 枠
21V 縦枠部材
21H 横枠部材
23 挿入部
24 先端面
30 コーナ部材
31 折曲がり角部
31a 内側隅角部
31b 外側隅角部
37 係合凹部
K 距離
38 押出材
42 接続部材
44 嵌合孔
T2 間隔
48 パネル部材
Claims (4)
- 先端面が長さ方向に対し傾斜した中空の1対の枠部材同士が、各々の先端面を突き合わせた状態で所定角度で折れ曲がるように連結される枠部材の連結構造であって、
上記所定角度で折れ曲がった折曲がり角部を中間部に有するコーナ部材の両側部がそれぞれ各枠部材の内部に先端面から嵌合されて、該コーナ部材により両枠部材同士が連結されており、
上記コーナ部材とは別体に設けられかつ該コーナ部材の折曲がり角部周りに配置された接続部材が、上記両枠部材の先端面間に挟持され、
上記接続部材は弾性を有していて、該接続部材にはコーナ部材を折曲がり角部で嵌合するための嵌合孔が形成され、
上記コーナ部材の折曲がり角部の外側隅角部には、上記接続部材を係合する係合凹部が形成され、
上記接続部材の嵌合孔の周縁部のうち上記コーナ部材における折曲がり角部の内側隅角部と外側隅角部とに対応する縁部間の間隔は、該折曲がり角部の内側隅角部と、外側隅角部の上記係合凹部の開口縁部との距離よりも小さくされていることを特徴とする枠部材の連結構造。 - 請求項1の枠部材の連結構造において、
コーナ部材は、押出成形された長尺の押出材を長さ方向に対し直角に切断して形成されたものであることを特徴とする枠部材の連結構造。 - 1対の縦枠部材と1対の横枠部材とが請求項1又は2の枠部材の連結構造により矩形枠状に連結された枠と、
上記枠内に取り付けられたパネル部材とを備えたことを特徴とする扉。 - 請求項3の扉により開閉される開口部を備えたことを特徴とする収納家具。
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