JP6594477B2 - ドア枠の枠材、及び、室内用ドア - Google Patents

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Description

本発明は、住宅などに設置される室内ドアに関するものであり、より詳しくは、ドア(開き戸)の周囲に配置されるドア枠に関する。
従来、住宅などに設置される室内ドアとして、室内壁の開口部にドア枠を設置し、ドア枠に蝶番を介してドア(開き戸)を回動可能に納める構成が知られており、ドア枠の構造に関する技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1にも開示されるように、ドア枠は、柱に取り付けられる縦枠と、まぐさに取り付けられる横枠とから門形状をなす三方枠を構成し、一方の縦枠に対し蝶番に対してドア本体が回動可能に固定される
特開2010−24654号公報
特許文献1に開示される構成のように、枠材をMDFや木材で突条部が形成される構成では、突条部について割れや欠けを生じさせないために、十分な肉厚をもたせて強度を確保する必要が生じることになる。このため、突条部の厚さを薄くするには限界があり、枠材をより目立たない意匠を実現するという要望には応えることができないものとなる。
そこで、本発明は以上の問題に鑑み、より目立たない構成を実現可能なドア枠を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、室内壁に形成される開口部に設置されるドア枠の枠材であって、枠材の見込面を構成する見込面部には、見込方向の両端部からそれぞれ見込方向の外側に向けて突出され、裏側に前記室内壁を構成する壁板の端部を納める突出片部が形成され、前記突出片部の突出端部には、前記突出片部の裏側に突出する見付部が形成される、ドア枠の枠材とする。
また、請求項2に記載のごとく、前記枠材はアルミ形材で構成され、前記見付部にて折り返すようにして化粧シートでラッピングされるものであり、前記見付部の裏側には、化粧シートが当着される傾斜面が形成されることとする。
また、請求項3に記載のごとく、ドア枠の枠材を用いたドア枠の納まり構造であって、前記突出片部のうち、一方の突出片部の裏側には、見付方向に設置される壁板の端部が納められ、他方の突出片部の裏側には、見込方向に設置される壁板の端部が納められる、ドア枠の納まり構造とする。
また、請求項4に記載のごとく、ドア枠の納まり構造であって、前記突出片部のうち、一方の突出片部の裏側には、見込方向に設置される壁板の端部が納められ、他方の突出片部の裏側には、見込方向に設置される壁板の端部が納められる、ドア枠の納まり構造とする。
本発明によれば、本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、室内ドアを正面から見たときに見付部のみを外観に現すことができ、見付部の見付幅を小さくすることによって、枠材が目立たないシンプルなドア枠を構成することができる。
また、請求項2に記載の発明においては、見付部の見付幅を小さくしても強度が確保でき、また、見付幅や傾斜面を有することで化粧シートによるラッピングを綺麗に行える。
また、請求項3に記載の発明においては、ドアを平入り納まりとする場合において、ドア枠の枠材の突出片部の裏側に壁板の端部を納めることができ、壁全体の厚みが異なる室内壁に対応することができる。
また、請求項4に記載の発明においては、ドアを両入隅納まりとする場合において、ドア枠の枠材の突出片部の裏側に壁板の端部を納めることができ、壁全体の厚みが異なる室内壁に対応することができる。
本発明の一実施形態に係るドア枠を用いた室内ドアの構成について示す正面図。 図1におけるA−A線水平断面図。 縦枠の構成と納まりの詳細について示す水平断面図である。 (A)は縦枠の突出片部の構成について説明する図である。(B)はドアを平入り納まりとする場合について説明する図である。(C)はより厚い壁板を用いた場合の納まりについて示す図である。 (A)は両入隅納まりとする場合のドアの吊元側の構成について説明する図である。(B)は両入隅納まりとする場合のドアの戸先側の構成について説明する図である。 横枠の構成と納まりの詳細について示す縦断面図である。 (A)は横枠の突出片部の構成について説明する図である。(B)は天井材の納まりの例について説明する図である。(C)はより厚い天井材を用いた場合の納まりについて示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドア枠10を用いた室内ドア1の構成について示す正面図である。
室内壁30に形成される開口部40には、開き戸として構成されるドア本体2が開閉可能に設けられている。ドア本体2の戸先側にはレバーハンドル50Aが設けられ、吊元側は蝶番28にて回動可能にドア枠10側に連結されている。
ドア枠10は、間柱5,6に対してそれぞれ固定される縦枠11,12と、天井側のまぐさ7に対して固定される横枠13の三つの枠材を門形状に組むことで三方枠を構成している。なお、縦枠11,12については、壁を作るための下地材としての間柱5,6の他、通し柱や菅柱など柱部材に固定される場合もある。
図2は、図1におけるA−A線水平断面図であり、図3は、縦枠の構成と納まりの詳細について示す水平断面図である。ここで示される室内ドア1の納まりは、ドア本体2が、その見込方向Yの両側の室内壁30b,30cと平行して納められる平入り納まりとなっている。なお、以下の説明において、見込方向Yの内側とは、縦枠11において見込方向Yの中心部に近い側のことをいい、その反対側を見込方向Yの外側とする。
図2に示すように、縦枠11は長尺のアルミ形材(アルミ押出成形品)にて構成されており、間柱5の見込面5aに対して付設される。間柱5と縦枠11の間には、かい木5dが適宜挟装される。同様に、縦枠12も間柱6の見込面6aに対して付設される。間柱6と縦枠12の間には、かい木6dが適宜挟装される。
図3は縦枠11の部位を拡大したものであり、縦枠11には、開口部に配設される被固定部としての間柱5の見込面5a(かい木5d)に当接する固定面部11aと、固定面部11aに対し見付方向Xに離れた位置に形成され、固定面部11aと平行な面で構成される見込面部11bが形成される。見込面部11bの表面において、外観に現れる見込面が形成される。
また、固定面部11aと見込面部11bは、見付方向Xに伸びる縦面部11c〜11fにより接続される。この縦面部11c〜11fのうち、見込方向Yにおいて外側に配置される縦面部11c,11fは、それぞれ、見込面部11bの見込方向Yの端部(見付部11v,11w)から内側に奥まった位置に配置される。
また、見込方向Yにおいて縦面部11c,11fの間の部位を本体部分11Aとし、本体部分11Aから見込方向Yの外側に突出するように突出片部11g,11hが形成される。本実施例では、見込面部11bと連続させて突出片部11g,11hが形成されている。
そして、縦面部11cと突出片部11g、縦面部11fと突出片部11h、のそれぞれにおいて、略L字状の空間11j,11kが形成される。このうち、縦面部11cと突出片部11gで形成される空間11jには、間柱5の見付面5b側に配置される壁板30bの端部30gが納められる。
また、突出片部11gの見込方向Yの外側の端部には、見付幅Xgを有する見付部11vが形成される。この見付部11vは、壁板30bの表面に対向する側(固定面部11aの方向)に突出させるように肉厚を厚くすることで構成され、見付部11vと壁板30bの間に縦隙間33vが形成される。
そして、この縦隙間33vが形成されることで、縦隙間33vに対し、壁板30bの下地ボード31aに貼付される壁クロス31bの端部を差し込むとともに、縦隙間33vにシーリング材34を充填することができ、壁クロス31bの仕上げを綺麗にできる。
また、見付部11vを形成することによって、壁板30bの端部30gの角部分(エッジ部分)を覆い隠すことができ、壁板30bの端部30gの仕上げの手間を省くことができる。
また、縦枠11において外観に現れる部位は、化粧シート15でラッピングされており、化粧シート15は、見付部11vにて回り込むようにして折り返される。この際、見付幅Xgが確保されることで、化粧シート15の折り曲げの角度を緩やかにすることができ、化粧シート15によるラッピングを綺麗に仕上げることができる。
なお、仮に、見付部11vが見付幅Xgの厚みを有さずに、突出片部11gの部位の板厚で構成される場合には、化粧シート15が薄板の端部で折り返されることになるため、化粧シート15自体の厚みによって突出片部11gと化粧シート15の間に隙間が形成されてしまうなど、綺麗にラッピングができない、或いは、ラッピングが難しくなることが懸念される。また、見付部11vの裏側に化粧シート15を当着させるための傾斜面11vaを形成することにより、ラッピングするためのローラを用い化粧シート15を見付部11vの裏側に当着させることができ、綺麗にラッピングすることが可能となる。
また、本実施例では、見付部11vの肉厚を厚くすることで見付幅Xgを確保することとしたが、例えば、突出片部11gの端部から90度横方向に突出する突出片部を形成することによって、見付幅Xgが確保されることとしてもよい。
他方、縦枠11において、縦面部11fと突出片部11hで形成される空間11kには、間柱5の見込面5aに対向して配置される壁板30aの端部30hが納められる。間柱5の見込面5aと壁板30aの間には、適宜、スペーサー35が挟装されることで、壁板30aの複数の厚みに対応することができる。
この壁板30aは、見込方向Yに配設されるものであり、間柱5の見付面5c側に配置され見付方向Xに配設される壁板30cと直交するように配置される。壁板30aと壁板30cの壁面にて角部30kが形成される。壁板30aと壁板30cの外側の表面には、壁クロス31dが連続的に貼設され、一連の連続した壁面が形成される。
突出片部11hの見込方向Yの外側の端部には、見付幅Xhを有する見付部11wが形成され、見込方向Yにおいて反対側に形成される見付部11vと同様に、見付部11wと壁板30aの間に縦隙間33wが形成される。
そして、この縦隙間33wが形成されることで、縦隙間33wに対し、壁板30aの下地ボード31cに貼付される壁クロス31dの端部を差し込むとともに、縦隙間33wにシーリング材34を充填することができ、壁クロス31dの仕上げを綺麗にできる。
また、縦枠11において、見込方向Yにおいて内側に配置される縦面部11d,11eの間には見込面部11bが形成されておらず、縦面部11d,11eと固定面部11aによって略コ字状の溝部11mが形成される。
この溝部11mに対し、長尺の戸当材16が取り付けられる。戸当材16は、樹脂などの弾性部材にて構成され、中空の矩形断面部16cの一面に嵌合片部16a,16bが形成されており、この嵌合片部16a,16bが溝部11mに対して嵌入される。
溝部11mを構成する縦面部11d,11eには、微小の複数列の突条部11s,11sが縦枠11の長手方向に形成されており、この突条部11s,11sに対し、戸当材16の嵌合片部16a,16bに形成される波型の係合表面部16sが係合することで、戸当材16の抜け防止が図られている。
また、溝部11mを構成する縦面部11d,11eの見込方向Yの幅は、開口側が狭い、つまり、固定面部11aと反対側になるほど狭くなるように構成されており、これにより、取り付けられた戸当材16を抜け難くすることができる。
また、溝部11mには、固定面部11aを間柱5に固定するための図示せぬビスなどの固定具が配置され、この固定具が戸当材16によって隠される。
以上に説明した縦枠11の構成は、図2に示すように、縦枠12においても同様の構成とされる。なお、縦枠11の見込面部11bには、ドア本体2の端面にて没入するラッチボルトが差し込まれる図示せぬストライクが取り付けられ、縦枠12の見込面部12bには、ドア本体2を回動可能に支持する蝶番28が取り付けられる。
図4(A)は縦枠11の突出片部11g,11hの構成について示すものであり、縦面部11cと突出片部11g、縦面部11fと突出片部11h、のそれぞれにおいて、略L字状の空間11j,11kが形成される。空間11j,11kにおいては、見付方向Xにおいて幅X1,X2(突出片部11g,11hとかい木5dの間の隙間寸法)、見込方向Yにおいて幅Y1,Y2がそれぞれ確保される。
そして、図4(B)の平入り納まりの例に示すように、空間11j,11kに対して壁板30b,30aの端部30g,30hを差し込むようにして納めることができ、壁板30b,30aの端部30g,30hを突出片部11g,11hの裏側によって隠すことが可能となって、仕上げ作業が容易な構成が実現される。なお、突出片部11g,11hの裏側とは、見付方向Xにおいてドア本体から離れる側のことをいう。
また、図4(C)に示すように、図4(B)に用いられる壁板30b,30aよりも厚みを有する壁板30n,30mが用いられる場合においても、縦枠11の見込方向Yの設置位置を適宜設定する(壁板30n側にずらす)とともに、図4(B)において使用されるスペーサー35を省略するなどにより、壁板30n,30mを納めることが可能となる。
このように、図4(B)(C)に示される平入り納まりにおいて、厚みの異なる壁板が採用され室内壁の全体の厚み(全厚Xb,Xc)が異なる場合であっても、適宜対応することが可能となり、壁板の厚みに応じて枠材を用意する必要が無い。なお、図4(B)では壁板30a、図4(C)では壁板30mの見込方向Yの寸法の設定により、あらゆる寸法の壁の全体厚み(全厚Xb,Xc)に対応することができ、極めて汎用性の高い納まり構造が実現できる。
さらに、図5(A)(B)ドア本体2が、その見込方向Yの両側の壁板30w,30vと直交して納められる両入隅納まりの例を示すものであり、図5(A)は吊元側について、図5(B)は戸先側についてそれぞれ示すものである。
ドア本体2の吊元側については、図5(A)に示すように、両入隅納まりの構成において、縦枠12の突出片部12g,12hのうち、一方の突出片部12gの裏側には、見込方向Yに設置される壁板30wの端部30kが納められ、他方の突出片部12hの裏側には、見込方向Yに設置される壁板30vの端部30jが納められる構成が実現される。また、間柱5と壁板30v,30wの間には、適宜、スペーサー35が挟装されることで、壁板30v,30wの複数の厚みに対応することができる。なお、図5(A)において、ドア本体2の吊構造については図示せず省略している。
また、ドア本体2の戸先側では、図5(B)に示すように、かい木5sにより縦枠11の留め付け位置がかさ上げされ、ドア本体2の開閉がされる際に、ドア本体2の先端と壁板30wの干渉を防ぐことができる。また、間柱5と壁板30v,30wの間には、適宜、スペーサー35が挟装されることで、壁板30v,30wの複数の厚みに対応することができる。
さらに、かさ上げにより形成される空間11j,11kは、それぞれ、化粧部材45w,45vを配設することで埋められる。なお、化粧部材45w,45vは、縦枠11に用いられる化粧シートにてラッピングされることで、縦枠11と化粧部材45w,45vの一体感が確保される。
図6は、横枠13の構成と納まりの詳細について示す縦断面図である。この横枠13は、上述した縦枠11の構成に加え、縦枠11,12と連結するための固定具が挿入されるタッピングホール13zが形成される以外は、縦枠11,12と共通の断面形状を有して構成される。
図6に示すように、横枠13の固定面部13aは、開口部に配設される被固定部としてのまぐさ7の見込面7a(下面)に対して付設される。まぐさ7と横枠13の間には、かい木7dが適宜挟装される。
まぐさ7の両側部には際野縁37a,37bが付設され、際野縁37a,37bの下面に沿うように天井材36a,36bが配設される。
横枠13の突出片部13g,13hと際野縁37a,37bの間には、空間13j,13kが形成され、各空間13j,13kにそれぞれ天井材36a,36bの端部が納められる。
突出片部13g,13hの見込方向Yの外側の端部には、見付幅Xg,Xhを有する見付部13v,13wがそれぞれ形成され、見付部13v,13wと天井材36a,36bの間に縦溝38v,38wが形成され、縦溝38v,38wに天井クロス39a,39bの端部が差し込まれるとともに、シーリング材34,34にて隙間が埋められる。
図7(A)は横枠13の突出片部13g,13hの構成について示すものである。縦面部13cと突出片部13g、縦面部13fと突出片部13h、のそれぞれにおいて、略L字状の空間13j,13kが形成される。空間13j,13kにおいては、高さ方向Zにおいて幅Z3,Z4(突出片部13g,13hと際野縁37a,37bの間の隙間寸法)、見込方向Yにおいて幅Y3,Y4がそれぞれ確保される。
そして、図7(B)に示す納まりの場合に示すように、空間13j,13kに対して天井材36a,36bの端部36g,36hを差し込むようにして納めることができ、天井材36a,36bの端部36g,36hを突出片部13g,13hの裏側に隠すことが可能となって、仕上げ作業が容易な構成が実現される。なお、突出片部13g,13hの裏側とは、高さ方向Zにおいて、ドア本体から離れる側のことをいう。
また、図7(C)に示すように、図7(B)に用いられる天井材36a,36bよりも厚みを有する天井材36n,36mが用いられる場合においても、かい木7dと固定面部13aの間にスペーサー7sを挟装し、横枠13の高さ方向Zの設置位置を下方に下げることで、空間13j,13kの縦幅を広くし、天井材36n,36mを納めることが可能となる。
このように、図7(B)(C)に示される天井箇所での納まりにおいて、厚みの異なる天井材に対応することができ、天井材の厚みに応じて枠材を用意する必要が無い。
以上のようにして本発明を実施することができる。
即ち、図2及び図3の例に示されるように、
室内壁に形成される開口部40に設置されるドア枠10の枠材(縦枠11,12、横枠13)であって、枠材の見込面を構成する見込面部11bには、見込方向Yの両端部からそれぞれ見込方向Yの外側に向けて突出され、裏側に室内壁を構成する壁板30b,30aの端部30g,30hを納める突出片部11g,11hが形成され、
突出片部11g,11hの突出端部には、突出片部11g,11hの裏側に突出する見付部11v,11wが形成される、ドア枠10の枠材とするものである。
これにより、室内ドア1を正面から見たときに見付部11v,11wのみを外観に現すことができ、見付部11v,11wの見付幅Xg,Xhを小さくすることによって、枠材が目立たないシンプルなドア枠10を構成することができる。
また、図3に示すように、枠材(縦枠11,12)はアルミ形材で構成され、
見付部11v,11wにて折り返すようにして化粧シート15でラッピングされるものであり、
見付部11v,11wの裏側には、化粧シート15が当着される傾斜面11va,11waが形成される、こととするものである。
これにより、見付部11v,11wの見付幅Xg,Xhを小さくしても強度が確保でき、また、見付幅Xg,Xhや傾斜面11va,11waを有することで化粧シート15によるラッピングを綺麗に行える。
また、図3に示すように、
ドア枠10の枠材(縦枠11)を用いたドア枠10の納まり構造であって、
突出片部11g,11hのうち、
一方の突出片部11gの裏側には、見付方向Xに設置される壁板30bの端部30gが納められ、
他方の突出片部11hの裏側には、見込方向Yに設置される壁板30aの端部30hが納められる、
ドア枠10の納まり構造とするものである。
これにより、ドアを平入り納まりとする場合において、ドア枠10の枠材(縦枠11)の突出片部11g,11hの裏側に30b,30aの端部30g,30hを納めることができ、壁全体の厚みが異なる室内壁に対応することができる。
また、図5(A)に示すように、
ドア枠10の枠材(縦枠12)を用いたドア枠10の納まり構造であって、
突出片部12g,12hのうち、
一方の突出片部12gの裏側には、見込方向Yに設置される壁板30wの端部30kが納められ、
他方の突出片部12hの裏側には、見込方向Yに設置される壁板30vの端部30jが納められる、
ドア枠10の納まり構造とするものである。
これにより、ドアを両入隅納まりとする場合において、ドア枠10の枠材(縦枠12)の突出片部12g,12hの裏側に壁板30w,30vの端部30k,30jを納めることができ、壁全体の厚みが異なる複数の室内壁に対応することができる。
本発明は、住宅等に設けられる室内ドアのドア枠について、幅広く適用することができる。
10 ドア枠
11 縦枠
11b 見込面部
11g 突出片部
11h 突出片部
11v 見付部
11w 見付部
30a 壁板
30b 壁板
30g 端部
30h 端部
40 開口部
Y 見込方向

Claims (4)

  1. 室内壁の開口部に固定されるドア用の枠材であって、
    前記枠材は、開口部の見込面よりも見付方向の内側に設置され、
    前記枠材における前記ドアのドア本体の見込方向における開き方向である見込方向の一方側に配置される前記室内壁の壁板の端部を被覆する突出片部と、
    前記突出片部の突出端部に形成され、前記突出片部の裏側に突出する見付部と、
    前記枠材における見込方向の他方側に配置され、前記開口部の見込方向に納まる壁板の見込方向の端部に対向して見付方向に延びる縦面部と、を有する、枠材。
  2. 前記枠材はアルミ形材で構成される、請求項1に記載の枠材。
  3. 前記枠材は、前記突出片部の見込方向の他方側に戸当材を有する、請求項1又は2に記載の枠材。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載される枠材と、前記ドア本体と、を有する室内用ドア。
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