JP3204489U - ドア枠の取付構造 - Google Patents
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Abstract
Description
より具体的には、意匠性に優れ、かつ施工が容易であって、リフォーム時などにおいて後付けが可能なドア枠の取付構造に関するものである。
かかるドアを装着するには、壁体に形成された開口部に、ドアを装着するためのドア枠(壁框)を設ける必要がある。
具体的には、図5に示すように、
1.横框23と左右の縦框24,24とを、あらかじめ枠組みして門型の開口枠を構成する(図5(a)参照)。
2.この門型の開口枠の左右の縦框24,24を、ドア枠を取り付けようとする壁体C,C間の開口部X(図2参照)の壁体に嵌め込み、図示しないが、ネジや接着剤などの固着具などによって固定する(図5(b)参照)。
3.この開口部Xの外壁体に、石膏ボードなどからなる壁面ボード28を貼り付ける。(図5(c)参照)。
4.前記壁面ボード28の下端部に、巾木27を取り付ける(図5(d)参照)。
5.前記壁面ボード28の表面に、壁体紙29を貼着すること(図5(e)参照)。
によって施工している。
壁体に設けられた開口部に、建具を支持する建具枠を取り付けた取付構造であって、
前記壁体と前記建具枠との間に、前記壁体の厚みよりも薄い中間枠
を設けたものである。
建て付け開口部の内側面に、壁框部材を取付けて構成される取付構造であって、
前記壁框部材は、前記開閉建具の端面及び端部近傍背面に近接対向されて、前記開閉建具の端部を、受入れる凹所を形成するようにして、
前面側に突設された位置決め用突片部を有し、
前記位置決め用突片部の前端面と、内壁体部の表面とを略面一にしているもの
である。
したがって、意匠性の面で、十分とは言えないものである。
壁体に形成された開口部の相対する壁面に、前記壁面の厚さよりも幅狭な下地材をそれぞれ取り付け、前記各下地材の表面に縦框を当接させて固定するとともに、前記各縦框の上端部を横框で相互に連結し、
前記縦框を、その横幅が、前記壁体の厚みと同一になるよう構成したこと
を特徴とするドア枠の取付構造である。
請求項1に記載のドア枠の取付構造において、
前記縦框は、
前記壁体の開口部と相対する面に、前記下地材の表面が係合する嵌合部が形成されていること
を特徴とするものである。
請求項2に記載のドア枠の取付構造において、
前記嵌合部は、
その深さが、前記下地材の厚みよりも小さくなるように形成されていること
を特徴とするものである。
請求項2又は3に記載のドア枠の取付構造において、
前記縦框と壁体の端面との間に形成される隙間に、前記壁体の下端部に付設される巾木の先端部を挿入させたこと
を特徴とするものである。
したがって、前記縦框の側面が、前記壁体の側面と面一になることにより、すっきりとした外観を与えるので、意匠性に極めて優れたものである。
なお、この考案のドア枠の取付構造は、図示の実施例に限定されるものではなく、考案の要旨を変更しない範囲内で改良を加えることができるものである。
なお、前記縦框4,4は、室内に顕出するため化粧板で構成することが好ましく、いずれもその裏面(前記壁体C,Cの開口部Xと相対する面)には、前記下地材2の表面部と嵌合できるように、上下方向に所要の深さ切欠き部を形成した嵌合部4aを有する。
なお、前記嵌合部4aは、その深さが、前記下地材2の厚みよりも小さくなるように形成することが好ましい。
したがって、外側から見ると、巾木6が連続しているかのような印象を与えることができ、統一感・一体感のある、すっきりした外観を与えることができる。
なお、前記縦框4の幅は、壁体Cの幅と同幅とすることによって、外観上違和感が生じないよう工夫されている。
さらに、前記縦框4は、できるだけ薄くすることによって、よりすっきりとした外観を与えることが可能となる。
その際、前記下地材2は、前記巾木6よりも上方に位置するように設けられるか、または、前記下地枠2を、その下端部が、前記巾木6を覆うよう所要深さ切り欠いて形成した切欠きを有するように構成してもよい。
なお、前記下地材2は、図4に示すように、縦框4と一体化させ、当該縦框4の内面側の下部に、前記巾木6の厚みと同じ厚みの切欠き部を形成してもよい。
さらに、この考案においては、前記壁体Cの表面には、装丁用の化粧材を貼り付けることが好ましい。
しかるのち、図3の3)に示すように、壁体Cと床面の接する部位に巾木6を取り付ける。
なお、前記各壁面ボード8は、化粧板で構成しても、あるいは無垢のボードの表面に化粧紙を貼着したものであってもよい。
したがって、建築業界において幅広く利用されるものである。
2 下地材
3 連結板
4 縦框
5 横框
6 巾木
7 内壁面
8 壁面ボード
9 戸当たり
10 ドア
C 壁体
D ドア枠
X 開口部
Claims (4)
- 壁体に形成された開口部の相対する壁面に、前記壁面の厚さよりも幅狭な下地材をそれぞれ取り付け、前記各下地材の表面に縦框を当接させて固定するとともに、前記各縦框の上端部を横框で相互に連結し、
前記縦框を、その横幅が、前記壁体の厚みと同一になるよう構成したこと
を特徴とするドア枠の取付構造。 - 前記縦框は、
前記壁体の開口部と相対する面に、前記下地材の表面が係合する嵌合部が形成されていること
を特徴とする請求項1に記載のドア枠の取付構造。 - 前記嵌合部は、
その深さが、前記下地材の厚みよりも小さくなるように形成されていること
を特徴とする請求項2に記載のドア枠の取付構造。 - 前記縦框と壁体の端面との間に形成される隙間に、前記壁体の下端部に付設される巾木の先端部を挿入させたこと
を特徴とする請求項2又は3に記載のドア枠の取付構造。
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JP2016001234U JP3204489U (ja) | 2016-03-17 | 2016-03-17 | ドア枠の取付構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021036098A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | ミサワホーム株式会社 | 建具枠の固定構造 |
-
2016
- 2016-03-17 JP JP2016001234U patent/JP3204489U/ja active Active
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JP7069091B2 (ja) | 2019-08-30 | 2022-05-17 | ミサワホーム株式会社 | 建具枠の固定構造 |
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