JP3022330U - 額縁フレーム - Google Patents

額縁フレーム

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Publication number
JP3022330U
JP3022330U JP1995010169U JP1016995U JP3022330U JP 3022330 U JP3022330 U JP 3022330U JP 1995010169 U JP1995010169 U JP 1995010169U JP 1016995 U JP1016995 U JP 1016995U JP 3022330 U JP3022330 U JP 3022330U
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JP
Japan
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frame
corner
frame body
guard piece
corner guard
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Application number
JP1995010169U
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English (en)
Inventor
英弘 神下
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BEVERLY ENTERPRISES INC.
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BEVERLY ENTERPRISES INC.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フレームのコーナー端部の頂部によって、額縁
の取付壁面などを傷つけたり、また取扱う者が不用意に
怪我をするといったことがないように配慮すること。 【解決手段】 フレーム体1の端部の会合部の間に、該
フレーム体の表面より突出するコーナーガード片2を装
着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、額縁フレームのコーナー部分(4隅)の安全構造に関するものであ り、更に詳しくは、特に、スチールやアルミニュウム等でできた金属製フレーム から構成された額縁のコーナーに設けるものであって、コーナー端部への接触に よって、額縁を扱う者が思わぬ怪我をしたり、或いは額縁を壁面に飾るときに壁 面が傷つくといったことなどを防止するための額縁のコーナーをガードする額縁 フレームを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
額縁は、一般的に掲示物の表面を保護するガラス板やアクリル樹脂板などの保 護部材(以下、単に「ガラス」という)、裏板(押え板)と、これらを周囲で係 止状態で固定保持するためのスチールやアルミニュウム等の金属製材料から成形 されたフレームから構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この様な額縁においては、フレーム体のコーナー端部は、略4 5度に切断された2辺のフレームが接続会合するため、尖がった頂部が形成され るものであり、しかも特にこのフレーム材が金属製である場合には、額縁を壁に 掛けるときコーナー端部の頂部が壁に当ると壁を傷つけ、床に額縁を立て掛ける ときも同様に床を傷つけることがある。また、ジグソーパズルの様にテーブル上 に額縁を載置して取扱う場合にはテーブルを傷つけることが認められる。さらに は、額縁を扱う者がこのコーナー端部の頂部に触れ、手を傷つけた場合や、額縁 を落下して足などを傷つけた場合などには、今日、当該製品における製造物責任 が問われることが認められ、更に、取扱う者の身体的な被害以外にも財産的被害 が生じた場合にも責任が問われることが予想される。そのため、従来にもコーナ ー端部の頂部を鈍角状に面取り加工を施したりしたが、フレーム材の断面形状に よっては、面取り加工が複雑になり、加工コストが高くなり、又、面取り加工に よりフレーム表面の塗装を剥がすことともなり、額縁の装飾性を著しく損う結果 となった。
【0004】 本考案は、上記従来製品の課題に鑑みて考案されたもので、フレームのコーナ ー端部の頂部によって額縁の取付壁面などを傷つけたり、また取扱う者が不用意 に怪我をするといったことがないように配慮することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、フレーム体端部の会合部の間に、該フレ ーム体の表面より若干突出するコーナーガード片を装着し、該コーナーガード片 のガードにより直接手などがコーナー端部の頂部に触れても問題ないように構成 することを特徴とする。
【0006】 また、本考案は、上記コーナーガード片をゴム或いは樹脂などの弾性材料で成 形することを特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて本考案の実施の形態について詳細に説明する。
【0008】 図1および図2に示すように、本考案の額縁フレームは、縦2本、横2本の合 計4本のフレーム体1から構成されている。各フレーム体1の会合部は45度の 傾斜に切断されており、その切断面を接続して、直角になるように配するもので ある。このフレーム体1は、現在スチールやアルミニュウム等の金属材料が一般 的であるが、本考案は木製のフレームにも応用できるものである。なお、フレー ム体1の接合は、公知の接合部材を用いて行うものとする。
【0009】 各フレーム体1は直角になるように切断された会合部を接合するが、この場合 に、フレーム体1の会合部の間にコーナーガード片2を装填して接合する。この コーナーガード片2は合成樹脂あるいはゴムなどの弾力性ある材料で偏平状に構 成されており、かつ、その大きさは、フレーム体1に取付けた際に、フレーム体 1の表面から若干突出する大きさである。
【0010】 このコーナーガード片2の突出量は特に限定されるものではないが、指などが コーナー端部の頂部に触れないようにガードするのに十分な突出量であることが 必要である。例えば、0.5mm〜1.5mm位とするのが望ましい。もっとも 、不必要に突出量を大きくすると、額縁の見栄えが悪くなるので、これを考慮し て定めることになる。
【0011】 上記図示した実施の形態においては、コーナーガード片2を単に、フレーム体 1の会合部間に挟持させるようにして固定するものであるが、これに限定される ものではなく、フレーム1の形態(形状、構造)が中空状などに構成されている 場合には、コーナーガード片2をフレーム体1に係合状態で取付けるような構造 にしておいても良いものである。
【0012】 また、会合部が図示のように面状に形成されているような場合には、該会合面 に接着させるようにしておいてもよい。これは、フレーム体1の形態は種々様々 のものがあり、本考案におけるコーナーガード片2の形態は、フレーム体1の形 態に合せて種々変更できることを意味するものである。
【0013】 コーナーガード片2の形状は、図示のものに限定されるものではなく、上述し たように、フレーム体1の外側に突出するようなものであればよい。また、コー ナーガード片2を中空フレーム体の内部の溝や段部に係合させるような場合には 、このコーナーガード片2の係合脚部を偏平面部からウイング状に突出させるよ うなものであってもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、額縁のフレームが特に金属製材料で成形されているようなも のであっても、額縁の組立に当たりコーナー端部に直接手が触れても安全であり 、思わぬ怪我の生ずることが有効に防止され、額縁を壁に取付けたり、取外した りするときに、フレームの会合端部が壁面に直接触れて壁面を傷つけるといった ことがなくなる。また、これは女性や老人等の取扱者が不用意にコーナー端部に 触れて思わぬ怪我をするといった事故を有効に防止できるから、製造物責任が生 ずるおそれがなく危険感を予防し得る効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態における要部周りを示す
斜視図である。
【図2】本考案の一実施の形態における平面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 コーナーガード片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム体端部の会合部の間に、該フレ
    ーム体の表面より突出するコーナーガード片が装着され
    ていることを特徴とする額縁フレーム。
  2. 【請求項2】 上記コーナーガード片が弾性材料で構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の額縁フレ
    ーム。
JP1995010169U 1995-09-01 1995-09-01 額縁フレーム Expired - Lifetime JP3022330U (ja)

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JP3022330U true JP3022330U (ja) 1996-03-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009191578A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Daiken Corp 枠部材の連結構造、扉及び収納家具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009191578A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Daiken Corp 枠部材の連結構造、扉及び収納家具

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