JP3029741U - 額縁フレーム - Google Patents
額縁フレームInfo
- Publication number
- JP3029741U JP3029741U JP1995014112U JP1411295U JP3029741U JP 3029741 U JP3029741 U JP 3029741U JP 1995014112 U JP1995014112 U JP 1995014112U JP 1411295 U JP1411295 U JP 1411295U JP 3029741 U JP3029741 U JP 3029741U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- corner
- frame body
- corner guard
- portions
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】フレームのコーナー端部の頂部によって額縁の
取付壁面などを傷つけたり、また取扱う者が不用意に怪
我をするといったことがないように配慮することを目的
とする。 【解決手段】4辺のフレーム体1を相互に連結して構成
される額縁フレームにおいて、各フレーム体1の端部か
ら中空部に挿嵌される脚部21を有する連結具2と、フ
レーム体端部の会合部の間に該フレーム体の表面より突
出するように設けられたコーナーガード部22を有して
なり、上記連結具の脚部21とコーナーガード部22が
一体的に接続されている。
取付壁面などを傷つけたり、また取扱う者が不用意に怪
我をするといったことがないように配慮することを目的
とする。 【解決手段】4辺のフレーム体1を相互に連結して構成
される額縁フレームにおいて、各フレーム体1の端部か
ら中空部に挿嵌される脚部21を有する連結具2と、フ
レーム体端部の会合部の間に該フレーム体の表面より突
出するように設けられたコーナーガード部22を有して
なり、上記連結具の脚部21とコーナーガード部22が
一体的に接続されている。
Description
【0001】
本考案は、額縁フレームのコーナー部分(4隅)の安全構造に関するものであ り、更に詳しくは、特に、スチールやアルミニュウム等でできた金属製フレーム を四辺組合わせてなる額縁であって、コーナー端部への接触によって、額縁を扱 う者が思わぬ怪我をしたり、或いは額縁を壁面に飾るときに壁面が傷つくといっ たことなどを防止するための額縁のコーナーをガードする額縁フレームを提供す るものである。
【0002】
額縁は、一般的に掲示物の表面を保護するガラス板やアクリル樹脂板などの保 護部材(以下、単に「ガラス」という)、裏板(押え板)と、これらを周囲で係 止状態で固定保持するためのスチールやアルミニュウム等の金属製材料から成形 されたフレームから構成されている。
【0003】
しかしながら、この様な額縁においては、フレーム体のコーナー端部は、直角 、即ち、45度に切断された2辺のフレームを接続会合させて形成されているた め、四隅に尖がった頂部が形成されるものであり、しかも特にこのフレーム材が 金属製である場合には、額縁を壁に掛けるときコーナー端部の頂部が壁に当ると 壁を傷つけ、床に額縁を立て掛けるときも同様に床を傷つけることがある。また 、ジグソーパズルの様にテーブル上に額縁を載置して取扱う場合にはテーブルを 傷つけることが認められる。さらには、額縁を扱う者がこのコーナー端部の頂部 に触れ、手を傷つけた場合や、額縁を落下して足などを傷つけた場合などには、 今日、当該製品における製造物責任が問われることが認められ、更に、取扱う者 の身体的な被害以外にも財産的被害が生じた場合にも責任が問われることが予想 される。そのため、従来にもコーナー端部の頂部を鈍角状に面取り加工を施した りしたが、フレーム材の断面形状によっては、面取り加工が複雑になり、加工コ ストが高くなり、又、面取り加工によりフレーム表面の塗装を剥がすことともな り、額縁の装飾性を著しく損う結果となった。
【0004】 本考案は、上記従来製品の課題に鑑みて考案されたもので、フレームのコーナ ー端部の頂部によって額縁の取付壁面などを傷つけたり、また取扱う者が不用意 に怪我をするといったことがないように配慮することを目的としたものである。
【0005】
本考案は、上記目的を達成するため、4辺のフレーム体を会合させて相互に連 結する連結具と、フレーム体端部の会合部の間に該フレーム体の表面より突出す るように設けられたコーナーガードを有してなり、上記連結具とコーナーガード が一体的に接続されていることを特徴とするので、該コーナーガード片のガード により直接手などがコーナー端部の頂部に触れても問題ないように構成すること を特徴とする。
【0006】 また、本考案は、上記連結具とコーナーガードが合成樹脂で一体成型されてい ることを特徴とする。
【0007】 更に、本考案は上記連結具にフレーム体を連結させる場合におけるガイド部が 形成されていることを特徴とする。
【0008】
以下、添付の図面に基づいて本考案の実施の形態について詳細に説明する。
【0009】 本考案の額縁フレームは、縦2本、横2本の合計4本のフレーム体1から構成 されるものであり、各フレーム体1の会合部は、図1および図2に示すように、 45度の傾斜に切断されており、その切断面を会合するように接続して、直角に なるように配するものである。このフレーム体1は、現在スチールやアルミニュ ウム等の金属材料が一般的であるが、本考案は木製のフレームにも応用できるも のである。
【0010】 各フレーム体1は直角になるように切断された会合部同士を接合するが、この 接合は、会合端面間に介装される連結具2によって行われる。
【0011】 この連結具2は、図2に示すように、フレーム体1の中空部に挿嵌される脚部 21が直角に分肢されており、フレーム体1を直角に接合させる。この脚部21 には、中央部から先端寄りにネジ孔21aが穿設されている。このネジ孔21a には、雌ネジが形成されており、フレーム体1を中空部に挿嵌した後にネジで持 って連結具2とフレーム体1を固定する。
【0012】 連結具2の中央部、即ち、脚部21の分肢部には、フレーム体1の外形寸法よ り大きい寸法のコーナーガード部22が形成されている。このコーナーガード部 22は偏平状をしており、脚部21と一体的に成型されている。脚部21とコー ナーガード部22を一体成型する場合においては、これらの材料は合成樹脂が用 いられる。また、脚部21とコーナーガード部22を別体に成型しておいて、事 後にこれらを一体的に接合するものであっても良い。この場合には、脚部21の 材料は合成樹脂であっても、金属であってもよいが、コーナーガード部22の材 料は、合成樹脂やゴム等の柔軟性のある材料から成型されている必要がある。
【0013】 このコーナーガード片2の突出量は特に限定されるものではないが、指などが コーナー端部の頂部に触れないようにガードするのに十分な突出量であることが 必要である。例えば、0.5mm〜1.5mm位とするのが望ましい。もっとも 、不必要に突出量を大きくすると、額縁の見栄えが悪くなるので、これを考慮し て定めることになる。
【0014】 脚部21は、フレーム体1の中空部の形状により決定されるものであり、その 断面形状や、長さ等は特に限定されるものではない。この脚部21の存在は、フ レームを組立る場合においてガイドする役目を有することはいうまでもない。
【0015】
本考案によれば、額縁のフレームが特に金属製材料で成形されているようなも のであっても、額縁の組立に当たりコーナー端部に直接手が触れても安全であり 、思わぬ怪我の生ずることが有効に防止され、額縁を壁に取付けたり、取外した りするときに、フレームの会合端部が壁面に直接触れて壁面を傷つけるといった ことがなくなる。また、これは女性や老人等の取扱者が不用意にコーナー端部に 触れて思わぬ怪我をするといった事故を有効に防止できるから、製造物責任が生 ずるおそれがなく危険感を予防し得る効果が大である。
【図1】本考案の一実施の形態におけるフレームの組立
手順を示す平面図である。
手順を示す平面図である。
【図2】本考案の一実施の形態に用いる連結具を示す説
明図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は底面図、(d)は斜視図である。
明図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は底面図、(d)は斜視図である。
【図3】本考案の一実施の形態における要部周りの平面
図である。
図である。
1 フレーム 2 連結具 21 脚部 22 コーナーガード部
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (2)
- 【請求項1】4辺のフレーム体を相互に連結して構成さ
れる額縁フレームにおいて、各フレーム体の端部から中
空部に挿嵌される脚部を有する連結具と、フレーム体端
部の会合部の間に該フレーム体の表面より突出するよう
に設けられたコーナーガードを有してなり、上記連結具
とコーナーガードが一体的に接続されていることを特徴
とする額縁フレーム。 - 【請求項2】 上記連結具とコーナーガードが合成樹脂
で一体成型されていることを特徴とする額縁フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014112U JP3029741U (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 額縁フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014112U JP3029741U (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 額縁フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029741U true JP3029741U (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=43164758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995014112U Expired - Lifetime JP3029741U (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 額縁フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029741U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009191578A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Daiken Corp | 枠部材の連結構造、扉及び収納家具 |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP1995014112U patent/JP3029741U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009191578A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Daiken Corp | 枠部材の連結構造、扉及び収納家具 |
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