JPH0511817Y2 - - Google Patents

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JPH0511817Y2
JPH0511817Y2 JP1988093708U JP9370888U JPH0511817Y2 JP H0511817 Y2 JPH0511817 Y2 JP H0511817Y2 JP 1988093708 U JP1988093708 U JP 1988093708U JP 9370888 U JP9370888 U JP 9370888U JP H0511817 Y2 JPH0511817 Y2 JP H0511817Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軽金属或は合成樹脂製の額縁フレー
ムを四隅において結合するようにしたジヨイント
用具に関し、実開昭62−141375号(実願昭61−
29390号)の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
前記引用例のジヨイント用具は、取り外しにあ
たつて、ストツパの押下用摘みに指を当てて圧下
することにより、フレーム側の切込みに嵌入した
ジヨイント用具のストツパを離脱させるもので、
切込みからストツパを離脱したら、そのままジヨ
イント用具をフレームに沿つて摺動させて取り外
すものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述の動作の際、指の腹又は側面が
フレーム切込みの鋭利な角部に当たつて指が損傷
することがあつて危険であるため、操作に慎重を
期さねばならず厄介な問題点となつていた。
また、額縁を壁に懸架した状態では、外力によ
り額縁が懸架壁面に圧接されると、ストツパの押
下用摘みが押圧されて切込みに対するストツパの
係止作用が解かれるという問題点があつた。
本考案は、従来のジヨイント用具の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、ジヨイント用具による額縁フレ
ームの組立て、分解作業において、特に分解作業
時の不慮の指の損傷を確実に防止すると共に、ジ
ヨイント用具がフレームから簡易に外れないよう
にしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の額縁フレ
ームのジヨイント用具は、略正四角形の基板2に
係止板3,3を互いに交叉するように設けると共
に、該係止板3,3に平行する切込み溝20,2
0を穿設して弾力性を有する湾曲形押板2′を形
成し、該押板2′上には前記切込み溝20,20
に夫々臨ませたストツパ7,7を突設し、かつ押
板2′の先端には湾曲した把手2aを張設する一
方、縦長の押下用摘み21,21を前記切込み溝
20,20に沿つて押板2′と一体に成形してな
るジヨイント用具において、前記押下用摘み2
1,21の夫々には該押下用摘み21の前記切込
み溝20,20側の各外縁に沿つて立て起した上
縁を前記ストツパ7,7上方まで延設してカバー
部21a,21aを形成し、さらに前記湾曲した
把手2aには少なくとも前記カバー部21aの高
さを超える高さの突起22を突設したものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に基いて説明する。
第1図a,bは本考案のジヨイント用具の一実
施例を示す平面図と側面図である。第2図は第1
図示の底面図である。第3図は額縁フレーム端部
の拡大斜視図である。第4図は第1図示のジヨイ
ント用具と第3図示の額縁フレームとの結合状態
を示す平面図である。第5図は第4図A−A線部
分の断面図である。第6図はジヨイント用具と額
縁フレームとの結合操作を図解した平面図であ
る。第7図は第1図示のジヨイント用具の拡大斜
視図である。
これを第1図a,bについて説明すると、1は
合成樹脂製のジヨイント用具全体を示し、2は基
板で、上縁3′,3′を備えた係止板3,3をその
先端が互いに交差するように基板2の二辺に固設
し、その内側には段部4′(第7図参照)を介し
て肉厚部4を設けてある。
また、基板2には前記係止板3,3に沿つて切
込み溝20,20を夫々穿設して、その互いに向
きあつた尖端部間に狭隘部を形成し、該狭隘部に
より弾力性を湾曲形状の押板2′に付与してある。
押板2′の最突面はジヨイント用具1をフレー
ム10に取付けたとき、裏板15を押圧するよう
作用する(第5図参照)。
5は押板2′上の長穴6を跨いで設けた突隆部
で、吊り紐(図示せず)を突隆部5の下側に挿通
して係止し、フレームを吊り下げるようにしてあ
る。7,7はストツパで、断面三角形状に形成
し、後述するフレーム10の各切込み12,12
に該ストツパ7,7を押板2′の弾力により係嵌
するようにしてある。
この額縁フレーム10は、4本からなり、各フ
レーム10は、第3図示のように屈曲線8aを有
する円弧状の上縁8と、断面鳩尾型の溝9aを有
する下縁9とからなり、フレーム10の両端より
に切込み12を夫々設け、ジヨイント用具1の前
述のストツパ7に対向係嵌するようにしてある。
以上の構成に加えて本考案のジヨイント用具1
は、押板2′と一体に形成した各押下用摘み21,
21における切込み溝20,20側の各外縁に沿
つて立て起した上縁をストツパ7,7上方まで延
設してカバー部21a,21aを形成してあり、
このカバー部21a,21aは、フレーム10と
の結合において、フレーム10の内側縁に設けた
切込み12の角部を覆うものである(第4図参
照)。
ここに、フレーム10の切込み12で指の損傷
を受けるのは、フレーム10の組立て及び分解作
業時に、フレーム10の内側縁に沿う切込み12
の鋭利な角部に指が当たるからであり、上記のよ
うにカバー部21aをフレーム10の切込み12
の角部を覆うように延設したため、指が滑る等の
不慮の事態においても指が切込み12の角部に当
たることなく指の損傷を未然に防止し得るもので
ある。
また、第5図示の如く、把手2aには少なくと
もカバー部21aの高さを超える高さの突起22
を突設してある。これにより、押圧2′の最突面
は、ジヨイント用具1をフレーム10に取付けた
とき、裏板15を押圧する反面、突起22の先端
が額縁の吊下される壁面に当接した状態でカバー
部21aを壁面から離脱した状態にし、押板2′
の屈曲範囲を規制してある。
以上の構成からなる本考案のジヨイント用具に
おいて、一対のフレーム10,10の端部の合わ
せ面を結合するには、第5図示の如くガラス1
3、絵画14及び裏板15の周縁をフレーム10
内に挿入し、用具1の一方の係止板3をフレーム
10の蟻溝11a内に挿入すると、ストツパ7が
下縁の内面に摺接して押板2′を湾曲しつつ押し
入り、終に切込み12に対向して嵌入する結果、
用具1とフレーム10とが結合されることとな
る。
同様にして、もう一方のフレーム端末を用具1
に結合すれば、第4図示のようにフレーム10,
10端部の結合が完了する。
以上の説明は、1個のジヨイント用具1に対し
て2本のフレーム端部を結合する場合であるが、
4本のフレーム10においては、初めに一本のフ
レーム10の両端に用具1を介して別の二本のフ
レーム10,10を結合して先ずコ字形のフレー
ムを形成し、4本目のフレームの両端に用具1を
夫々嵌装した状態で、これを前記コ字形の二本の
フレーム先端に同時的に徐々に嵌入すれば、容易
に4個のフレームの結合を行うことができる。
次に、フレームの分解にあたつては、第6図示
の如く用具1の押下用摘み21を親指で圧下して
前述のストツパ7と切込み12との結合を解き、
この状態で、第6図矢標の如く用具1を押し上げ
れば用具1をフレーム10から楽に摺動して取り
外すことができるもので、この操作は第6図によ
り左手のみの操作で示してあるが、右手(図示せ
ず)側も同様に操作することによつて上方のフレ
ーム10の取り外しを行うものであり、この第1
段階の取り外しの後は、1個ずつ順に金具1をフ
レーム10から取り外すことができる。
この取り外しに際して、親指を少なくともカバ
ー部21a内側の押下用摘み21上に当てておけ
ば(第6図参照)、指を損傷する心配がなく、こ
の状態で万一親指が前方に滑つたり、或は親指を
押下用摘み21のカバー部21aの内側に当てて
ない状態で前方に滑つたりしてもカバー部21a
によつて親指が切込み12の角部に当たることは
なく、安心して押下用摘み21を強く圧下し金具
1を押し下げ、これをフレーム10の端部から取
り外すことができるものである。
さらにフレームを壁に懸架した状態において
は、突起22が壁面に当接して押板2′の屈曲範
囲を規制しているため、該カバー部21aに押圧
力が働いても、ストツパ7,7が切込み12から
離脱することはない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の額縁フレームのジ
ヨイント用具によれば、ジヨイント用具1とフレ
ーム10の結合状態において、フレーム10の内
縁側に設けた切込み12の鋭利な角部をカバー部
21aで覆つてあるので、フレームの組立て分解
作業においては押下用摘み21に当てた指を滑ら
せるような不慮の事態があつても指の損傷を未然
に防止し得るものである。
また、押板2′に設けた突起22により押板
2′の屈曲範囲を規制しているため、不慮の外力
に対してもジヨイント用具1がフレーム10から
外れることはなく、安全且つ係止作用が確実な額
縁が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案のジヨイント用具の一実
施例を示す平面図と側面図である。第2図は第1
図示の底面図である。第3図は額縁フレーム端部
の拡大斜視図である。第4図はジヨイント用具と
額縁フレームとの結合状態を示す平面図である。
第5図は第4図A−A線部分の断面図である。第
6図はジヨイント用具と額縁フレームとの結合操
作を図解した平面図である。第7図は第1図示の
ジヨイント用具の拡大斜視図である。 1……ジヨイント用具、2……基板、2′……
押板、3……係止板、3′……係止縁、7……ス
トツパ、10……フレーム、12……切込み、2
0……切込み縁、21……押下用摘み、21a…
…カバー部、22……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略正四角形の基板2に係止板3,3を互いに交
    叉するように設けると共に、該係止板3,3に平
    行する切込み溝20,20を穿設して弾力性を有
    する湾曲形押板2′を形成し、該押板2′上には前
    記切込み溝20,20に夫々臨ませたストツパ
    7,7を突設し、かつ押板2′の先端には湾曲し
    た把手2aを張設する一方、縦長の押下用摘み2
    1,21を前記切込み溝20,20に沿つて押板
    2′と一体に成形してなるジヨイント用具におい
    て、前記押下用摘み21,21の夫々には該押下
    用摘み21の前記切込み溝20,20側の各外縁
    に沿つて立て起した上縁を前記ストツパ7,7上
    方まで延設してカバー部21a,21aを形成
    し、さらに前記湾曲した把手2aには少なくとも
    前記カバー部21aの高さを超える高さの突起2
    2を突設したことを特徴とする額縁フレームのジ
    ヨイント用具。
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