JPH0540779Y2 - - Google Patents

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JPH0540779Y2
JPH0540779Y2 JP1989152860U JP15286089U JPH0540779Y2 JP H0540779 Y2 JPH0540779 Y2 JP H0540779Y2 JP 1989152860 U JP1989152860 U JP 1989152860U JP 15286089 U JP15286089 U JP 15286089U JP H0540779 Y2 JPH0540779 Y2 JP H0540779Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は写真等を平板状の台紙に貼着したパネ
ル等を保護させる縁枠材を各コーナーで連結する
連結構造の改良に関するものである。
[従来の技術] この種のパネルコーナーの連結構造としては、
例えば、実開昭62−141375号公報(以下第1従来
技術という。)又は実開昭1−110661号公報(以
下第2従来技術という。)に開示されるものがあ
る。
第1従来技術は、略正四角形の基板に把手と係
止縁を一体形成し、係止縁の内側には肉厚部を設
けると共に、基板には断面三角形状のストツパを
突設し、且つ前記係止縁に平行する切込み溝を切
穿すると共に縦長の押下用摘みを張設したジヨイ
ント金具を形成する一方、断面略コ字形に形成し
た額縁用フレームの内側には、前記係止縁に係嵌
する凹溝を設けると共に前記フレーム両端には前
記ストツパに対向する切込みを夫々設けた構成に
よりなる。
また、第2従来技術は、額縁のコーナー部分を
接続する接続装置に於いて、その溝内が中仕切片
を介して装飾物収容空間と接続具収容空間内とに
仕切られる額縁用枠材を形成すると共に、接続具
収容空間内に収容可能な合成樹脂製接続具を形成
し、この接続具は、一対の挿入部を直角に連設し
てなる略L字状接続蓋体に、一対の挿入部相互間
を結ぶような略直角三角形状補強体を一体的に連
接して形成され、挿入部夫々には、弾発片を形成
すると共に、この弾発片裏面には操作突起と係合
突起を突設し、額縁用枠材には、前記操作突起と
係合突起が夫々係脱自在に係合可能な操作突起用
孔と係合突起用孔とを穿設した構成よりなる。
[考案が解決しようとする課題] しかるに、第1従来技術は、把手の弾発力でス
トツパを切込みに係嵌してフレームを保持するよ
うにしているが、把手先端部で裏板を押圧するよ
うにしているので、長年の使用又はジヨイント金
具を繰り返し着脱している間に把手の弾発力が弱
まり裏板との間に隙間が生ずると、裏板がガタつ
いて不安定となる。
また、比較的薄い裏板等を使用すると把手の押
えがきかなくなり切込みからストツパが抜けるお
それが生ずる。
第2従来技術では挿入部に弾発片を設けてなる
が、この弾発片を操作突起を押した時のみ反発力
が働き、額縁用枠材に取り付けた状態では反発力
は消え作用しないので、額縁用枠材と接続具とが
しつかりと固定できずその間にガタを生ずるおそ
れが有る。
そこで、本考案は上記課題に鑑みなされたもの
で、ワンタツチ式で操作し易くしかも額縁用枠材
にしつかりと固定することができるパネルコーナ
ーの連続構造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] かかる目的達成のため本考案のパネルコーナー
の連結構造は、前述の如き連結構造で使用される
連結具の一方の嵌合腕片をその長手方向に二又状
に分割してその分割腕片の少なくとも一方が横外
側へ弾発拡開して両分割腕片の横幅が前記縁枠材
の内側横幅より広くなるように形成し、該弾発拡
開する方の分割腕片の外側横面に縁枠材の壁面に
設けた係合孔に係合する小突起を設け、さらに各
分割腕片の外側面に夫々縁枠材より外方へ突出す
る摘み片を延設して構成される。
[作用] 連結具の各嵌合腕片を縁枠材の嵌合部に嵌挿さ
せる際に、分割形成した分割腕片は隣接する摘み
片を指先で挟みつけて各分割腕片の横巾を縁枠材
に挿通し得るよう狭め、弾発力を抑制しつつ縁枠
材に嵌挿させ、嵌挿し終えた後に摘み片を解放し
てやれば分割腕片が弾発拡開し、その横外側面が
縁枠材の嵌合部内壁面に強く圧接すると共に、小
突起が該壁面に設けた係合孔に係止されて分割腕
片の抜脱が阻止される。
そして、この連結構造を解放しようとするとき
は、縁枠材の外側に突出している二枚の摘み片を
前記嵌挿の場合と全く同じように挟みつけて、各
分割腕片の横巾を狭めてやれば、小突起が係合孔
から離脱して係止フリーとなり、かつ、分割腕片
の横巾と嵌合部とに余裕があることにより横方向
に移動させ連結具と縁枠材を解放させることがで
きる。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。第1図において1,1′は直線状に長く形成
された縁枠材であり、2は二本の縁枠材1,1′
を直角に連結させる連結具である。各縁枠材1,
1′は平行状に並べた側壁3,3の略中間高さ位
置に底壁4を配して断面H形状に形成して底壁4
より内側をパネルの挟着部4となすと共に、両側
壁3,3の外側端を互いに内側へ屈曲させた突片
6,6を対設して底壁4より外側を連結具2の嵌
合部7としている。該各縁枠材1,1′は長手方
向両側端の嵌合部7は直角に裁断すると共に、挟
着部5は内側へ45度傾斜させて裁断している。そ
して一方の縁枠材1の底壁4には長手方向の両側
端より一定の個所に係合孔8を開設し、他方の縁
枠材1′には側壁3お長手方向の壁面に係合孔
8′を設ける。
一方、連結具2は外側面を円弧状に丸めた角部
9より段部10,10を介して断面凸形状の嵌合
腕片11,11′を突出させて合成樹脂材により
断面L形状に一体成形されており、嵌合腕片1
1,11′間の外側面が直角より若干狭角になる
ようにすると共に、底面12,12間は直角をな
すように形成している。そして、一方の嵌合腕片
11には底面の先端に前記係合孔8に係止させる
突起13を突設する。また他方の嵌合腕片11′
は長手方向に二又状に分割し、分割腕片a,bと
して形成する。これらの分割腕片a,bは第2図
に示すようにその一方の分割腕片aは肉厚とし、
他方の分割腕片bは肉薄にして、肉薄とした分割
腕片bは矢視するように常に横外側へ弾発拡開し
て両嵌合腕片の横幅が前記縁枠材の内側横幅より
広くなるように形成し、分割腕片bの横外側面に
前記係合孔8′に係止させる小突起13′を設け
る。また、分割腕片a,bの横巾は第5図で示す
ように、縁枠材1′の嵌合部7に嵌挿した状態で
側壁3,3にその両横外側が強く圧接したとき、
分割腕片a,bの中間に若干の隙間S(Sは小突
起13′の高さより僅かに大きく設定)が存在す
るように設定し、連結解除を支障なく行なえるよ
うにしている。さらに、各分割腕片a,bの外側
面に夫々摘み片14,14を延設する。
このように形成された連結具2は、第3に示す
ように一方の嵌合腕片11をその凸形状の突出部
を一方の縁枠材1の突片6,6間にガイドさせつ
つ嵌合部7に嵌挿させ、側縁が段部10に達する
まで嵌合腕片11を押込んでやれば底面12が嵌
合部7の底壁4に接して突起13が底壁4に設け
た係合孔8に嵌合して係止される。次に、他方の
嵌合腕片11′の二分割されている摘み片14,
14を指先で挟みつけて、拡開している分割腕片
a,bの横巾を縁枠材1′に挿通し得るように挟
めた状態で他方の縁枠材1′の嵌合部7に嵌挿さ
せ、側端が段部10に達するまで挿入してから摘
み片14,14を開放してやれば二分割された一
方の分割腕片bが弾発拡開して、該分割腕片bが
側壁3の内面に圧接し、その外側面に突設した小
突起13′が側壁3の係合孔8′に係止される。こ
の状態で各縁枠材1,1′は45度の角度に傾斜さ
せて裁断した挟着部5,5の側端が第6図によう
に直交して縁枠材1,1′を直角に連結する。前
記した係止状態は合成樹脂材で形成された連結具
2が弾発力を有することで抜脱することなく強固
に且つ確実に保持され、縁枠材1,1′がガタつ
くことはない。なお、直交した縁枠材1,1′の
外側角部は連結具2の外側面を円弧状に丸めた角
部9によつて覆われてこり、角張りが和げられる
と共に、安全性の面でも有利となる。
以上、説明を理解し易くするために各縁枠材
1,1′をパネルに嵌着させない状態で述べたが、
次に実際にパネルに装着して使用する場合につい
て説明する。先ず、パネルPの一側縁に一方の縁
枠材1の挟着部5を挟着させ、その側端をパネル
角部に位置合わせし、嵌合部7に連結具2の一方
の嵌合腕片11を嵌挿させる。次にパネルPの他
側縁に他方の縁枠材1′の挟着部5を挟着させて
摺動させ、その側端が接近した状態で二分割形成
した方の嵌合腕片11′を摘み片14,14を挟
みつけつつ先端から嵌合部7に嵌挿させ、第7図
のように各縁部材1,1′の側縁をパネル角部で
突合わせて連結する。上記一連の動作を順次繰返
してパネルPの四隅角で縁枠材1,1′を連結具
2で連結させる。
而して、このように構成されるパネルコーナー
の連結構造を解除するに際しては、各縁枠材1′
の外側に突出している二枚の摘み片14,14を
指で挟み付けてやれば、分割端間の隙間Sが挟め
られることにより分割腕片a,bの横幅が狭ま
り、係止孔8′に係止されている突起13′がフリ
ーとなるから、そのままの状態で連結具2と縁枠
材1′とを互いに離してやれば連結は簡単に解除
できる。
このように縁枠材1,1′と連結具2の連結は
簡単に行なえて、しかも堅固に維持される。そし
て、必要に応じて連結を解除するに際しては各連
結具2の一方の嵌合腕片11′に延設した摘み片
14,14を指で挟んだまま互いに引離してやれ
ば簡単に解除することができるから、例えば、台
紙に貼着した写真等を交換したりすることが容易
になし得て、パネルのリフレツシユに大いに寄与
することができる。
また、第8図に示したものは分割腕片a,bの
双方を同じ肉厚でかつ比較的に肉薄として互いに
外側へ弾発拡開するように形成した連結具2の他
の実施例である。この実施例のものは各分割腕片
a,bの外側横面に小突起13′,13′を対設
し、縁枠材1′に嵌挿した状態で第9図に示すよ
うに各分割腕片a,bが嵌合部7の壁面3,3に
圧接すると共に、各小突起13′,13′を係合孔
8′,8′に係止させるようにしたものである。
さらに、第10図に示したものは各摘み片1
4,14の先端寄り位置に小孔15を連通状に設
けた連結具2を使用することにより第11図に示
すように吊下紐16の端部を係止するのに役立て
ることができて便利である。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案の改良されたパネル
コーナーの連結構造は、直交する縁枠材の端部を
L形状の連結具でワンタツチ的に連結することが
できて、しかも連結状態は縁枠材がガタつくこと
なく、また強固に且つ確実に保持し続けることが
できる。そして、連結の解除もまたワンタツチ操
作で行なえて、繰返し再使用することが可能であ
るといつたように多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るパネルコーナーの連結構造の
一実施例を示すもので、第1図は分解斜視図、第
2図は連結具の上部横断面図、第3図は連結する
状態を示す斜視図、第4図は連結した状態の斜視
図、第5図は第4図の上部横断面図、第6図は第
4図の縦断面図、第7図はパネルに装着した状態
を示す断面図、第8図は連結具の他の実施例を示
す上部横断面図、第9図は同上の使用状態を示す
上部横断面図、第10図は連結具のさらに他の実
施例を示す斜視図、第11図は使用状態を示す正
面図である。 1,1′……縁枠材、2……連結具、8,8′…
…係合孔、11,11′……嵌合腕片、13,1
3′……小突起、14,14……摘み片、15…
…小孔、a,b……分割腕片、P……パネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直線状の縁枠材を方形枠状に配すると共に、
    その四隅角部に二本の嵌合腕片をL字形に形成
    した連結具を配し、各嵌合腕片をそれぞれ前記
    縁枠材に挿通して縁枠材を互いに連結させるよ
    うにしたパネルコーナーの連結構造において、 連結具は一方の嵌合腕片を二又状に分割して
    その分割腕片の少なくとも一方が横外側へ弾発
    拡開して両分割腕片の横幅が前記縁枠材の内側
    横幅より広くなるように形成し、弾発拡開する
    方の分割腕片の外側横面に縁枠材の壁面に設け
    た係合孔に係合する小突起を設け、さらに各分
    割腕片の外側面に夫々縁枠材より外方へ突出す
    る摘み片を延設し、また、他方の嵌合腕片の底
    面には前記縁枠材の底壁に開設した係合孔に係
    止する小突起を突設したことを特徴とするパネ
    ルコーナーの連結構造。 (2) 分割腕片は一方を肉厚とし、他方を肉薄にし
    て形成した請求項(1)記載のパネルコーナーの連
    結構造。 (3) 分割腕片の双方が互いに横外側へ弾発拡開し
    て両分割腕片の横幅が前記縁枠材の内側横幅よ
    り広くなるように形成すると共に、各分割腕片
    の横外側に位置する側面に小突起を対設した請
    求項(1)記載のパネルコーナーの連結構造。
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JPH0227826Y2 (ja) * 1988-01-20 1990-07-26

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