JP3249065B2 - 額 縁 - Google Patents

額 縁

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JP3249065B2
JP3249065B2 JP13440197A JP13440197A JP3249065B2 JP 3249065 B2 JP3249065 B2 JP 3249065B2 JP 13440197 A JP13440197 A JP 13440197A JP 13440197 A JP13440197 A JP 13440197A JP 3249065 B2 JP3249065 B2 JP 3249065B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真、ポスター、
ジグソーパズル、絵画、賞状などのシート状装飾物(以
下単にシート状物という)を収容して室内に飾るための
額縁、詳しくは、額縁のコーナー部が体裁よく強固に連
結され、額縁へのシート状物の出し入れが容易な額縁に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記した用途に適用されている額縁の各
コーナー部は、従来、L字形をなしたアームにネジ孔が
穿設された金具を、突き合わされる額縁フレームの溝空
間内に挿入して額縁枠を方形に形成した後、上記L字形
金具のネジ孔にフレームの外側からビスで螺合して、額
縁枠同志を締結することによって固定されていた。
【0003】ところが、上記の如きネジ止めによる額縁
枠の固定手段は、その額縁の形成作業が煩雑であり、ま
たシート状物の入替えが困難なことから、近年において
は、例えば、実開平5−13269号公報に見られるよ
うに、相互に突き合わされる額縁フレームの端部の溝空
間内に、それぞれのアームに弾力を有した係止爪を備え
るL字形連結具を挿入し、この係止爪をフレームの側面
に穿設している係止孔内に係合させることによって、突
き合わされたフレームのそれぞれコーナー部を連結固定
してなる額縁が汎用されるに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、L字形連結具のアーム部に弾性係合爪を設け、
この係合爪を額縁フレームに穿設している係止孔に係合
させて額縁のコーナー突き合わせ部を連結している額縁
においては、額縁フレームの各コーナー突き合わせ部を
能率よく連結できるという利点を有しているが、額縁に
挿入しているシート状物の交換を行う場合には、額縁の
一側のフレームを取り外して分離し、次いで、シート状
物を抜き出した後、新たなシート状物を額縁に挿入し、
しかる後、取り外したフレームを再度装着するという作
業をしなければならず、シート状物の交換作業が著しく
煩雑であった。
【0005】そのため上記した連結構造の額縁におい
て、額縁の一側のフレームを取り外して分離することな
く僅かに外側に移動させて隙間を形成し、この隙間を利
用することによってシート状物の交換を行うことができ
ないでもないが、この場合、シート状物の抜き出し及び
挿入に際しては、シート状物を湾曲しなければならない
ことから撓み可能なシート状物に限定され、撓み不能な
ガラス板や湾曲の回避が要求される完成したジグソーパ
ズルパネルのようなシート状物の出し入れを円滑に行う
ことができない。
【0006】本発明は、額縁の一辺のフレームを操作す
ることによって湾曲可能なシート状物はもとより、湾曲
不能な、あるいは撓みの回避が要求されるシート状物の
出し入れを円滑に行うことができる額縁を提供すること
を目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の額縁
は、中空の上下額縁材と左右額縁材とからなり且つ上下
額縁材の対向面にシート挿入溝を設けてなる方形枠状の
額縁において、上記上下額縁材は、中間壁を介して前側
空洞部と後側空洞部とに分割され、前側空洞部側にシー
ト挿入溝を設けている一方、左右額縁材のいずれか一方
を他方の額縁材と一体の上下額縁材から分離した可動額
縁材とし、この可動額縁材の上下端部の内側面に該内側
面に対向して開口している上下額縁材の開口端部に摺動
自在に挿嵌した挿入部材を突設してあり、この挿入部材
は、上記上下額縁材の後側空洞部の開口端部内にそれぞ
れ挿脱可能に嵌合する嵌入部と、該嵌入部の先端前面か
ら先端に向かって後方に傾斜し且つ先端部に操作用突起
を一体に設けた中央アームと、上記嵌入部の先端前面か
ら該嵌入部の内側方延長方向に突設してその先端部を上
記上下額縁材の中間壁の背面に摺動自在に弾接させてな
る弾性サイドアームとからなり、上記中央アームの操作
用突起を上下額縁材の背面に穿設している水平長孔から
後方外部に突出させる共に該水平長孔に摺動自在に嵌合
させ、上記操作用突起を上記上下額縁材の後側空洞部の
開口端部方向へ押し出すことによって、上記嵌入部を上
記上下額縁材の後側空洞部の開口端部から離脱させると
共に上記可動額縁材を上記弾性サイドアームの反力によ
り自動的に上下額縁材の上記シート挿入溝よりも斜め後
方に傾動させるように構成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の額縁の一例を図面に基づ
き説明する。額縁1は、上下額縁材1a、1b及び左右額縁
材1c、1dからなり、図1では、右側額縁材1dを上下額縁
材1a、1bから分離可能とした可動額縁材となしている。
【0009】上記上下額縁材1a、1bは同一長さを有して
いるとともに、その左端部において左側額縁材1cを介し
て連結、一体化されて平面コ字状の固定額縁材を構成し
ている。該上下額縁材1a、1bは、その内部が中空とされ
ており、該中空部は左右方向の全長に亘って中空部内に
固定している中間壁2によって前側空洞部3、3と後側
空洞部4、4とに分割されているとともに、該前側空洞
部3、3及び後側空洞部4、4の右端は開口しており、
前側空洞部3、3の右端開口部はシート挿入開口部31、
31とされる一方、後側空洞部4、4の右端開口部は後述
する挿入部材の嵌入部が挿脱自在に嵌合される嵌入部挿
入開口部41、41とされている。そして、上下額縁材1a、
1bの前側空洞部3の対向面には左右方向の全長に亘って
シート状物Aが挿入される一条のシート挿入溝5が形成
されている(図2参照)。
【0010】なお、図1では、左右額縁材1c、1dにも上
下額縁材1a、1bのシート挿入溝5に連通するシート挿入
溝5が形成されているが、該左右額縁材1c、1dへのシー
ト挿入溝5の形成は、必要に応じてなされればよい。
【0011】次に、可動額縁材たる右側額縁材1dの構成
について説明する。図3に示すように、この可動額縁材
1dの上下端部における上記上下額縁材1a、1bの後側空洞
部4、4の嵌入部挿入開口部41、41に対向する内側面
に、該後側空洞部4、4内に嵌脱自在に嵌合、係止させ
る挿入部材6、6を突設している。
【0012】この挿入部材6は、可動額縁材1dの内側面
から一体に突設し且つ上記後側空洞部4の開口端部内に
その外周面を密接状態に嵌合させる一定長さの嵌入部61
とこの嵌入部61の先端前面から突出している中央アーム
62及び一対の弾性サイドアーム63、63とからなる。該嵌
入部61の断面形状は、後側空洞部4の断面形状に合致し
ており、該嵌入部61は後側空洞部4に嵌合された状態で
は上下及び前後方向にがたつくことなく嵌合するように
形成されている。
【0013】上記中央アーム62は、上記嵌入部61の先端
前面の中央部から斜め後方に延出してなる平面細長矩形
状の弾性を有する傾斜薄片からなり、その先端部後面に
は操作用突起64が形成されているとともに、図4に示す
ように、その先端部を嵌入部61後面よりも後側に突出さ
せて形成されている。
【0014】なお、上記操作用突起64は、図5に示すよ
うに、中央アーム62先端と同一幅の突起基部64a と該突
起基部64a の後面に突設され且つ該突起基部64a よりも
細幅の突起上部64b とからなる。
【0015】一方、上記一対の弾性サイドアーム63、63
は、上記嵌入部61の先端部前面から上記中央アーム62を
挟むようにして嵌入部61の延長方向に延出して形成され
ており、その先端部は前向き凸円弧状屈曲部63a 、63a
に形成されている。
【0016】このように形成した挿入部材6、6を、上
下額縁材1a、1bにおける後側空洞部4、4の嵌入部挿入
開口部41、41内に挿入し、該嵌入部61、61を後側空洞部
4、4の嵌入部挿入開口部41、41内周面に密着嵌合させ
るとともに、弾性サイドアーム63、63の凸円弧状屈曲部
63a 、63a を、上下額縁材1a、1bの中間壁2、2の後面
に圧接させて、嵌入部61、61に連設した基端を支点とし
て後方に弾性変形させている。
【0017】更に、上下額縁材1a、1bの後面右端部に
は、図6に示すように、水平長孔7、7が穿設されてお
り、該水平長孔7、7は、上記挿入部材6、6の中央ア
ーム62、62の先端後面に形成された操作用突起64、64の
突起基部64a 、64a が係止可能な係止孔71、71と、該係
止孔71、71に連通するとともに嵌入部挿入開口部41、41
方向に指向し且つ操作用突起64の突起上部64b よりもや
や幅広の摺動長孔72、72とからなる。そして、上記係止
孔71、71に上記中央アーム62、62の操作用突起64、64が
係止し、可動額縁材1dはその上下内側面を上下額縁材1
a、1bの右端面に接した状態で固定されて、額縁1が形
成される。
【0018】次に額縁1の使用方法を説明する。ここで
は、シート状物Aが額縁1内に既に収容された状態(図
7参照)から、該シート状物Aを取り出し別のシート状
物Aと取り替える際の手順を説明する。
【0019】上記可動額縁材1dの挿入部材6、6を、後
側空洞部4、4の嵌入部挿入開口部41、41に該挿入部材
6、6の嵌入部61、61外周面を密着させた状態にして嵌
合させてある。従って、可動額縁材1dは上下額縁材1a、
1bに対してがたつくことなく固定されている。この固定
状態では、図8に示すように、中央アーム62の操作用突
起64の突起基部64a が係止孔71に係止し、挿入部材6が
後側空洞部4から抜け出るのを阻止しているとともに、
弾性サイドアーム63、63はその先端に形成された凸円弧
状屈曲部63a を中間壁2背面に弾発付勢状態で圧接して
いる。そして、上下額縁材1a、1bのシート挿入開口部3
1、31は、可動額縁材1dの上下内側面によって閉止され
ている。
【0020】次に、上下額縁材1a、1bの係止孔71、71に
係止している操作用突起64を前方へ押圧し、突起基部64
a 、64a の係止孔71、71への係止を解除した後、操作用
突起64、64を嵌入部挿入開口部41、41方向へ押し出す
と、操作用突起64、64の突起上部64b 、64b は、上下額
縁材1a、1bの後面に形成された摺動長孔72、72の幅より
も細幅とされていることから、該突起上部64b 、64b は
該摺動長孔72、72内をその右端まで摺動する(図9参
照)。
【0021】一方、上記中央アーム62、62の長さは、水
平長孔7、7の右端と嵌入部挿入開口部41、41との距離
と略同一又はやや長くなるように形成されていることか
ら、操作用突起64、64が水平長孔7、7の右端までの摺
動すると、嵌入部61、61は中央アーム62、62によって押
し出され、該嵌入部61、61は完全に嵌入部挿入開口部41
から突出する。
【0022】この時、該嵌入部61、61の先端前面から延
出した弾性サイドアーム63、63は、上下額縁材1a、1bの
中間壁2の背面に弾発的に付勢していることから、嵌入
部61、61は嵌入部挿入開口部41、41から離脱すると同時
に、その反力によって自動的に斜め後方へ傾動させられ
る。従って、可動額縁材1dがシート挿入溝5の延長線上
から後方位置にまで傾動してシート挿入開口部31が開口
する(図10参照)。なお、このように可動額縁材1dが
斜め後方へ傾動した際、該可動額縁材1dの内側前端縁が
シート挿入溝5よりも後方に位置するように、中央アー
ム62、62の嵌入部61、61先端前面からの延出角度が設定
されている。
【0023】しかる後、図1に示すように、額縁1に収
容してあるシート状物Aを取り出し、次に、額縁1に収
容したい別のシート状物Aをシート挿入溝5に収容す
る。そして、可動額縁材1dを弾性サイドアーム63、63に
よる斜め後方への反力に抗して水平状態に復帰させた
後、挿入部材6、6を後側空洞部4、4に嵌入すると、
中央アーム62、62の操作用突起64、64の突起基部64a 、
64a が係止孔71、71に係止し、上下額縁材1a、1bと可動
額縁材1dとが固定一体化される。
【0024】なお、挿入部材6、6は可動額縁材1dと一
体に形成しておいてもよいが、上記実施例においては、
別体の連結部材8、8を上下端に固定した可動額縁材1d
を示している。このような可動額縁材1dの上下端に連結
部材8、8を固定するための具体的な構成を次に説明す
る。
【0025】可動額縁材1dの断面形状を上記上下額縁材
1a、1bの断面形状と同一形状に形成し、その上下開口部
を後述する連結部材の固定部材が嵌合固定される固定用
開口部9、9とする。
【0026】上記連結部材8は、図11に示すように、
直方体形状のコーナー基部8aの直角に隣接する面の一方
に上記挿入部材6を突設し、他方の面にこの挿入部材6
と同一形状、同一構造の固定部材8bを突設して形成して
いるとともに、該コーナー基部8aの上面に被嵌され且つ
可動額縁材1dを上下額縁材1a、1bに固定一体化した際に
該上下額縁材1a、1bの前側空洞部3のシート挿入開口部
31、31を閉止するコーナーキャップ8cとからなる。
【0027】上記連結部材8を2つ用意し、これら連結
部材8の固定部材8b、8bの夫々を、上記可動額縁材1dの
上下固定用開口部9、9に嵌合させるとともに、固定部
材8b、8bの中央アーム62、62の先端下部に形成された操
作用突起64、64を可動額縁材1dの後面上下部に穿設され
た係止孔10、10に係止させて、連結部材8、8をそれぞ
れ可動額縁材1dの上下端部に固定し、上下端に挿入部材
6、6が突設された可動額縁材1dを形成する。
【0028】なお、連結部材8、8の固定部材8b、8bを
可動額縁材1dの上下固定用開口部9、9に嵌合し固定す
る際、上下端に突設した挿入部材6、6が共に内側方を
指向するように設定される。
【0029】上記連結部材8、8の固定部材8b、8bの構
造として、上記挿入部材6、6の構造と同一形状、同一
構造の場合を説明したが、これに限定されるものではな
く、固定部材8b、8bとしては一定長さを有する嵌入部材
61だけとし、可動額縁材1dと固定部材8bとの固定を可動
額縁材1dの固定用開口部9内面と嵌入部材61外周面との
嵌合一体化によるものとしたり、或いは、接着剤による
接着によるものであってもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の額縁は、中空の上下額縁材と左
右額縁材とからなり且つ上下額縁材の対向面にシート挿
入溝を設けてなる方形枠状の額縁において、上記上下額
縁材は、中間壁を介して前側空洞部と後側空洞部とに分
割され、前側空洞部側にシート挿入溝を設けている一
方、左右額縁材のいずれか一方を他方の額縁材と一体の
上下額縁材から分離した可動額縁材とし、この可動額縁
材の上下端部の内側面に該内側面に対向して開口してい
る上下額縁材の開口端部に摺動自在に挿嵌した挿入部材
を突設してあり、この挿入部材は、上記上下額縁材の後
側空洞部の開口端部内にそれぞれ挿脱可能に嵌合する嵌
入部と、該嵌入部の先端前面から先端に向かって後方に
傾斜し且つ先端部に操作用突起を一体に設けた中央アー
ムと、上記嵌 入部の先端前面から該嵌入部の内側方延長
方向に突設してその先端部を上記上下額縁材の中間壁の
背面に摺動自在に弾接させてなる弾性サイドアームとか
らなり、上記中央アームの操作用突起を上下額縁材の背
面に穿設している水平長孔から後方外部に突出させる共
に該水平長孔に摺動自在に嵌合させ、上記操作用突起を
上記上下額縁材の後側空洞部の開口端部方向へ押し出す
ことによって、上記嵌入部を上記上下額縁材の後側空洞
部の開口端部から離脱させると共に上記可動額縁材を上
記弾性サイドアームの反力により自動的に上下額縁材の
上記シート挿入溝よりも斜め後方に傾動させるように構
成したことを特徴とするので、可動額縁材を上下額縁材
の開口端部から延長方向に突出させるといった簡単な操
作だけで、可動額縁材がシート挿入溝よりも斜め後方に
傾動し、シート挿入溝が開口されるので、額縁にシート
状物を新たに入れたり、又は、異なったシート状物と入
れ換える場合にあっても、煩雑な操作を要することな
く、円滑にその作業をすることができる。
【0031】しかも、可動額縁材の斜め後方への傾動に
よって、シート挿入溝が完全に開口されるので、可撓性
を有しないシート状物や撓みの回避が要求されるような
シート状物であっても円滑に収容又は入れ替えをするこ
とができる。
【0032】更に、上記可動額縁材の上下端部内側面に
突設した上記挿入部材を、上記上下額縁材の後側空洞部
の開口端部内に挿脱可能に嵌合する嵌入部と、該嵌入部
の先端前面から先端に向かって後方に傾斜した中央アー
ムと、上記嵌入部の先端前面から該嵌入部の内側方延長
方向に突設してその先端部を上記上下額縁材のシート挿
入溝の背面側に摺動自在に弾接させてなる弾性サイドア
ームとから構成するとともに、上記中央アームの先端部
に操作用突起を一体に設け、この操作用突起を上下額縁
材の背面に穿設している水平長孔から後方外部に突出さ
せると共に該水平長孔に摺動自在に嵌合させて構成すれ
ば、可動額縁材は上下額縁材から分離することないの
で、シート状物のシート挿入溝への挿入後に可動額縁材
を上下額縁材へ取り付けなければならないといった煩雑
な操作が不要となるとともに、シート状物のシート挿入
溝への挿入後においては、可動額縁材の挿入部材を上下
額縁材の後側空洞部に嵌入させるといった簡便な操作に
よって、簡単に可動額縁材と上下額縁材とを固定一体化
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の額縁の一例を示す斜視図である。
【図2】上下額縁材の部分拡大斜視図である。
【図3】可動額縁材の前面を示す斜視図である。
【図4】挿入部材の側面図である。
【図5】可動額縁材の後面を示す斜視図である。
【図6】図1の額縁の後面を示す斜視図である。
【図7】図1の額縁にシート状物を収容した状態を示す
斜視図である。
【図8】挿入部材を後側空洞部に嵌合一体化した状態を
示す断面図である。
【図9】中央アームの操作用突起を水平長孔の右端に移
動させた状態を示す額縁の一部切欠後面図である。
【図10】嵌入部を後側空洞部から突出させた状態を示
す断面図である。
【図11】連結部材を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 額縁 1a 上側額縁材 1b 下側額縁材 1c 左側額縁材 1d 可動額縁材(右側額縁材) 2 中間壁 3 前側空洞部 31 シート挿入開口部 4 後側空洞部 41 嵌入部挿入開口部 5 シート挿入溝 6 挿入部材 61 嵌入部 62 中央アーム 63 弾性サイドアーム 64 操作用突起 7 水平長孔 71 係止孔 72 摺動長孔 8 連結部材 8a コーナー基部 8b 固定部材 8c コーナーキャップ 9 固定用開口部 10 係止孔
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−88375(JP,U) 実開 平6−75264(JP,U) 実開 昭63−189047(JP,U) 実開 昭61−31258(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 1/06 A47G 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の上下額縁材と左右額縁材とからな
    り且つ上下額縁材の対向面にシート挿入溝を設けてなる
    方形枠状の額縁において、上記上下額縁材は、中間壁を
    介して前側空洞部と後側空洞部とに分割され、前側空洞
    部側にシート挿入溝を設けている一方、左右額縁材のい
    ずれか一方を他方の額縁材と一体の上下額縁材から分離
    した可動額縁材とし、この可動額縁材の上下端部の内側
    面に該内側面に対向して開口している上下額縁材の開口
    端部に摺動自在に挿嵌した挿入部材を突設してあり、こ
    の挿入部材は、上記上下額縁材の後側空洞部の開口端部
    内にそれぞれ挿脱可能に嵌合する嵌入部と、該嵌入部の
    先端前面から先端に向かって後方に傾斜し且つ先端部に
    操作用突起を一体に設けた中央アームと、上記嵌入部の
    先端前面から該嵌入部の内側方延長方向に突設してその
    先端部を上記上下額縁材の中間壁の背面に摺動自在に弾
    接させてなる弾性サイドアームとからなり、上記中央ア
    ームの操作用突起を上下額縁材の背面に穿設している水
    平長孔から後方外部に突出させる共に該水平長孔に摺動
    自在に嵌合させ、上記操作用突起を上記上下額縁材の後
    側空洞部の開口端部方向へ押し出すことによって、上記
    嵌入部を上記上下額縁材の後側空洞部の開口端部から離
    脱させると共に上記可動額縁材を上記弾性サイドアーム
    の反力により自動的に上下額縁材の上記シート挿入溝よ
    りも斜め後方に傾動させるように構成したことを特徴と
    する額縁。
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