JP2001289217A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP2001289217A JP2000103954A JP2000103954A JP2001289217A JP 2001289217 A JP2001289217 A JP 2001289217A JP 2000103954 A JP2000103954 A JP 2000103954A JP 2000103954 A JP2000103954 A JP 2000103954A JP 2001289217 A JP2001289217 A JP 2001289217A
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • F16B19/10Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
    • F16B19/1027Multi-part rivets
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被取付け物を取付け対象体に確実に取り付け
ると共に該取付け対象体から前記被取付け物と共に確実
に取り外すことのできるクリップの提供。 【解決手段】 係止保持片部20間に被取付け物Bの取
付け部40を受け入れ且つ該取付け部40の係止孔43
の孔内面43aに該係止保持片部20の係止部22を係
止させて該被取付け物Bに対して抜け止め状態に備えら
れると共に取付け対象体Cの取付け孔51周辺部の一方
の面に前記鍔状部40を係合し且つ他方の側に前記係合
部13を係合させるように該取付け孔51に差入れ取り
つけられるプラスチック製のクリップAであって、前記
係止保持片部20が前記脚片部11の端部側11aから
前記先端側10aに向けて延びるように備えられている
と共に、前記係止保持片部20の係止部22が前記係合
部13よりも前記脚片部11の端部側11aで前記係止
孔43の孔内面43aに係止可能としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は取付け対象体に対
して確実に被取付け物の取付けをなすと共に該取付対象
体からの被取付け物の取り外しに際して該被取付け物と
共に当該取付け対象体から容易に取り外して回収し得る
ようにしたクリップの提供に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などに内装部品を組み付ける組み
付け手段として用いられ、しかも、この内装部品の取り
外しに際して該内装部品と共に取り付け対象物から取り
外し得るようにした各種のクリップがある。
【0003】図12及び図13は、かかる従来のクリッ
プを示すものである。図12に示されるクリップ100
は被取付け物110のリブ111に対して取付けられる
と共に該クリップ100を用いて取付け板120に該被
取り付け物110を取り付けるものであって、このクリ
ップ100は先端側を窄ませるように該先端側で連続さ
れている一対の脚片101、101を各端部側に向けて
一旦該各脚片101間の間隔を離した後、これを互いに
近付く向きに屈曲した肩部101aを有し、また、該肩
部101aから互いに平行な状態で延設される嵌め合い
部101bを有し、また、この嵌め合い部101b端か
ら外方に突き出す鍔部102を有する構成としてあり、
しかも、前記脚片101の先端部の内側から突き出す挟
持部103を有しており、該挟持部103に前記リブ1
11の両側から接触する平坦な挟持面103aと該リブ
111に構成されている係合孔111aに係合される係
合突部103bを備えた構成としてある。
【0004】そして、前記被取付け物110のリブ11
1を該クリップ100の各脚片101間から該脚片10
1の先端側にある挟持部103の各係合突部103b間
に押し入れ、この挟持部103の挟持面103a間に該
リブ111の先端部を入れ込むと共に該リブ111に備
えられている係合孔111aに前記係合突部103bを
係合させて該クリップ100を該被取付け物110に備
えさせ、これを前記取付け板120の取付け孔121内
に前記クリップ100の先端側から差入れて、該クリッ
プ100における前記鍔部102を該取付け孔121の
一方側に、また前記肩部101aを該取付け孔121の
他方側に係合させて前記被取付け物110を取付け板1
20に組み付けるようにして用いていた。
【0005】また図13に示されるクリップ200は、
前記と同様に被取付け物210に備えられている係止片
211の係合孔211aにクリップ200の抜け止め片
203の係止突起203bを係止させて該クリップ20
0を前記被取付け物210に組み付けると共に、この被
取付け物210に備えられたクリップ200を取付け板
220に設けられている取付け孔221に差入れて該被
取付け物210を該取付け板220に組み付けるもので
あって、このクリップ200は、先端側のU字状部20
1aで連続されている一対の脚片201を有すると共
に、夫々の端部側に外向きの鍔部202を有し、しか
も、前記U字状部201aから該鍔部202側に向けて
脚片201を一旦該方に互いに離れるように屈曲した後
再度互いに近付く側に屈曲した「く字状」の屈曲部20
1bを有し、更に該屈曲部201bから前記鍔部202
に向けて互いに平行な嵌め合い部201cを有する構成
としてあり、この屈曲部201bの内側の各屈曲片間を
亙るように該屈曲部201bの一方の片部201b’か
ら該脚片201間に突き出すと片部203a’と、この
片部203a’から再度他方の屈曲部201bの片部2
01b”に向けて屈曲する片部203a”を備えた抜け
止め片203を有する構成としてあり、前記屈曲部20
1bと共に菱形をなすように構成する該抜け止め片20
3の突き出し端部に前記係止突起203bを有する構成
としてある。
【0006】そして、前記抜け止め片203間に前記被
取付け物210の係止片211を受け入れ且つ該係止片
211の係合孔211aに前記係止突起203bを係止
して該クリップ200を被取付け物210に組み付ける
と共に該クリップ200の先端側から前記取付け板22
0の取付け孔221に該クリップ200と被取付け物2
10とを差入れ、該クリップ200における前記鍔部2
02と前記屈曲部201bの片部201b”との間で該
取付け板220を挟持するようにして該被取付け物21
0を取付け板220に取り付けるようにして用いてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
で示されるクリップ100は、被取付け物110のリブ
111の挟持部103が該クリップ100の先端側の内
側から突き出す構成としてあり、このクリップ100を
備えた前記被取付け物110を前記取付け板120の取
付け孔121から取り外す際に、該クリップ100は該
クリップ100の係合突部103bを前記リブ111の
係合孔111aの孔面によって前記取付け孔121から
抜き出す向きに引かれると同時に、このリブ111によ
る該クリップ100の引っ張りによって該クリップ10
0の肩部101aが前記取付け孔121の孔縁に沿って
前記脚片101を互いに窄ませるように当接されること
となり、この取付け孔121の孔縁による前記肩部10
1aの撓み込みに要する力が前記係合孔111aと前記
係合突部103bの係合力を上回る場合、前記被取付け
物110のリブ111が該クリップ100の前記係合突
部103bとの係合を離脱して該クリップ100を前記
取付け孔121に残した状態で前記被取付け物110が
前記取付け板120から取り外される不具合があった。
【0008】特に、前記図12で示されるクリップ10
0にあっては、前記挟持部103の係合突部103bが
前記クリップ100の先端側に備えられており、前記リ
ブ111を前記取付け孔121から引き抜く側に引いた
際に、該係合突部103が前記リブ111の係合孔11
1aに対する係合を解くように互いに離れる側に変形さ
れる不具合があった。
【0009】また、図13に示されるクリップ200
は、前記係止片211の係合孔211aに係合される係
止突起203bを有する抜け止め片203が、前記「く
字状」の屈曲部201bを有する脚片201の端部側に
ある嵌め合い部201cから離れた位置にある前記該脚
片201部分から突き出し状態に設けてあって、該クリ
ップ200の長さ方向の略中央の該脚片201相互が比
較的離れた位置で前記係止片211に係止される係止突
起203bを有するように突き出し設けられた比較的長
寸状のものとして構成してあり、前記被取付け物210
を前記取付け板220に安定した組み付け状態に維持す
るのに難があり、また、前記クリップ200を該被取付
け物210と共に前記取付け板220から確実に取り外
すのに難があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明を、差入れ先端側で連続されい
ている脚片部を互いに向き合うように備えた脚部と、こ
の夫々の脚片部から前記先端側に向けて延びるように該
脚片部間に備えられている係止保持片部と、前記脚片部
の夫々の端部側から互いに離れる向きに突き出すように
備えられている鍔状部と、該鍔状部に向き合うように前
記脚片部に備えられている係合部とを有し、前記係止保
持片部間に被取付け物の取付け部を受け入れ且つ該取付
け部の係止孔の孔内面に該係止保持片部の係止部を係止
させて該被取付け物に対して抜け止め状態に備えられる
と共に取付け対象体の取付け孔周辺部の一方の面に前記
鍔状部を係合し且つ他方の側に前記係合部を係合させる
ように該取付け孔に差入れ取りつけられるプラスチック
製のクリップであって、前記係止保持片部が前記脚片部
の端部側から前記先端側に向けて延びるように備えられ
ていると共に、前記係止保持片部の係止部が前記係合部
よりも前記脚片部の端部側で前記係止孔の孔内面に係止
可能としてあることを特徴とするクリップとしてある。
【0011】このように構成されるクリップにあって
は、当該クリップが前記取付け対象体の取付け孔内にお
いて前記被取付け物の係止孔に係止部を係止した状態で
該被取付け物を保持すると共に、前記被取付け物を前記
取付け対象体から取り外す際に前記クリップを被取付け
物と共に取付け対象体から取り外すことができる。
【0012】このように構成されるクリップにあって
は、前記取付け対象体に取り付けられる被取付け物が、
この取付け対象体の取付け孔内において前記クリップの
係止部に係止された状態で保持され、この被取付け物の
抜き出し方向に向けた動きを該取付け孔内において前記
係止部で阻止すると共に、抜き差し方向以外の向きに生
ずる該取付対象体と被取付け物相互間の動きに際して該
クリップの係止部における被取付け物の取付け部の傾き
量が少なく、前記取付け対象体と被取付け物相互間にお
ける互いに傾く向きに向けた動きに対して該クリップの
係止保持片部の変形量が少なく、このクリップの係止保
持片部間に前記被取付け物の取付け部が安定に係止保持
される。
【0013】また、この被取付け物の抜き差し方向以外
の向きに生ずる該取付対象体と被取付け物相互間の動き
に際して該クリップの係止部にもたらされる力によって
変形される前記係止保持片部の変形は、この係止保持片
部に連続されている前記脚片部が前記取付け孔の内面に
よって該変形を防ぐ向きに支持されていることから比較
的変形し難く、前記取付け対象体と被取付け物相互間に
おける互いに傾く向きに向けた動きに対して該クリップ
の係止保持片部の変形量を少なくし、このクリップの係
止保持片部間に前記被取付け物の取付け部が安定に係止
保持される。
【0014】また、この被取付け物を取付け対象体から
引き抜く向きに向けて動かした際に、前記取付け対象体
における取付け孔の孔縁によって互いに近づく向きに撓
められる前記脚部の脚片部に連続されている前記係止保
持片部が該脚片部の撓みに相応して前記取付け部の係止
孔内に向けて移動されて該係止孔の孔内面に密着する向
きの力を受けることから該クリップが前記取付け部に確
実に保持された状態で該被取付け物と共に前記取付け対
象体から取り外される。
【0015】また、前記目的を達成するために請求項2
に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、
前記鍔状部が前記脚片部の端部側から該鍔状部の先端側
を前記係合部の側に近付くように傾斜状に設けてあると
共に、前記係止保持片部が前記脚片部の端部側で前記鍔
状部に連続するように設けられていることを特徴とする
クリップとしてある。
【0016】このように構成されるクリップにあって
は、前記特長に併せて、前記取付け対象体の取付け孔の
一方側の孔縁に前記係合部を係合させた状態で該取付け
孔の他方側の周辺部の面に弾発状態で係合される前記鍔
状部によって前記係止保持片部に保持されている前記被
取付け物の抜け出し方向の動きを該係止保持片部の係止
部によって弾性的に阻止できる。
【0017】また、前記目的を達成するために請求項3
に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発
明において、前記係止保持片部が前記脚片部の係合部よ
りも先端側で該脚片部に連続されていることを特徴とす
るクリップとしてある。
【0018】このように構成されるクリップにあって
は、前記特長に併せて、該クリップによって前記取付け
対象体の取付け孔に組み付けられている前記被取付け物
の取付け部を該係止保持片部によって安定に保持すると
共に前記被取付け物の取付け部の該クリップからの抜き
出し方向に向けた動きに際しての前記係止保持片部の変
形量を少なくすることができる。
【0019】また、前記目的を達成するために請求項4
に記載の発明は、前記請求項1、請求項2又は請求項3
に記載の発明において、前記係止保持片部が前記係止部
から前記脚部の先端側に向けて延びる部分を挟持部とし
てあると共に該挟持部の延設方向に略直交する向きの隆
起凸条を該挟持部の互いに向き合った面に夫々複数個備
えていることを特徴とするクリップとしてある。
【0020】このように構成されるクリップにあって
は、前記特長に併せて、該クリップによって前記取付け
対象体の取付け孔に組み付けられている前記被取付け物
の取付け部を該係止保持片部間に該係止保持片部との間
における接触面積を極力少なくした状態で安定に保持で
きると共に前記被取付け物の取付け部を該クリップの係
止保持片部間に容易に差し入れ組み付けることができ
る。
【0021】この結果、前記クリップと被取付け物の取
付け部との間における接触音を少なくすることができ
る。
【0022】また、前記目的を達成するために請求項5
記載の発明は、前記請求項1、請求項2、請求項3又は
請求項4に記載の発明において、前記係止保持片部が前
記脚片部に向き合う側に該係止保持片部の延設方向に直
交する向きの補強隆起部を備えていることを特徴とする
クリップとしてある。
【0023】このように構成されるクリップにあって
は、前記特長に併せて、該クリップによって前記取付け
対象体の取付け孔に組み付けられている前記被取付け物
の取付け部を該係止保持片部間に安定に係止状態に保持
することができる。
【0024】また、前記目的を達成するために請求項6
記載の発明は、前記請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4又は請求項5に記載の発明において、前記脚片部
が前記鍔状部を突き出し状態に備える部分から該脚片部
の先端側に向けて仮想の直線に略沿う片部を有すると共
に該片部に前記係合部を有しており、この片部に備えら
れる前記係合部が該片部から隆起して前記鍔状部に向き
合う傾斜係合面を有する係合隆起部としてあると共に、
前記係止保持片部の挟持部が該挟持部に向き合う前記脚
片部に略平行とされていることを特徴とするクリップと
してある。
【0025】このように構成されるクリップにあって
は、前記特長に併せて、該クリップによって取付対象体
の取付け孔内に組み付けられている被取付け物の取付け
部が抜き出し方向に引かれた際に、前記傾斜係合面が該
取付け孔の孔縁に接して前記脚片部を前記係止保持片部
と共に前記係止部を前記取付け部の係止孔内に押し入れ
る向きに確実に撓める。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の典型的な実施に
形態に係るクリップAについて詳細に説明する。
【0027】図1〜図11は典型的な実施の形態に係る
クリップAを示すものであって、図1は当該典型的な実
施の形態に係るクリップAを用いて取付け対象体Cに被
取付け物Bを組み付ける状態を夫々の要部と共に上方か
ら見て、また、図2は、これを側方から見て一部を断面
して示している。図3はこのクリップAを用いて取付け
対象体Cに被取付け物Bを組み付けた状態を断面で示す
と共に、図4はこの組み付け状態にある被取付け物Bを
取付け対象体Cから取り外す状態を断面で示している。
また、図5はこのクリップAを用いて被取付け物Bを取
付け対象体Cに組み付けた状態を切断の位置を変えて断
面して示している。図6〜図11は当該クリップAを示
すものであって、図6は当該クリップAを正面側から見
て、図7はこれを上方から見て、図8はこれを右側から
見て、図9はこれを下側から見て、図10はこれを図7
におけるV−V矢視の向きで断面して、図11はこれを
更に図7におけるW−W矢視の向きで断面して示してい
る。なお、このクリップAの背面側は前記図6で示され
る正面側と同一に、また、このクリップAの左側は前記
図8で示される右側と同一に表れる。
【0028】かかる典型的な実施の形態に係るクリップ
Aは、差入れ先端側10aで連続されいている脚片部1
1を互いに向き合うように備えた脚部10と、この夫々
の脚片部11から前記先端側10aに向けて延びるよう
に該脚片部11間に備えられている係止保持片部20
と、前記脚片部11の夫々の端部側11aから互いに離
れる向きに突き出すように備えられている鍔状部30
と,該鍔状部30に向き合うように前記脚片部11に備
えられている係合部13とを有し、前記係止保持片部2
0間に被取付け物Bの取付け部40を受け入れ且つ該取
付け部40の係止孔43の孔内面43aに該係止保持片
部20の係止部22を係止させて該被取付け物Bに対し
て抜け止め状態に備えられると共に取付け対象体Cの取
付け孔51周辺部の一方の面に前記鍔状部40を係合し
且つ他方の側に前記係合部13を係合させるように該取
付け孔51に差入れ取りつけられるプラスチック製のク
リップAであって、前記係止保持片部20が前記脚片部
11の端部側11aから前記先端側10aに向けて延び
るように備えられていると共に、前記係止保持片部20
の係止部22が前記係合部13よりも前記脚片部11の
端部側11aで前記係止孔43の孔内面43aに係止可
能としてある。
【0029】このように構成されるクリップAにあって
は、当該クリップAが前記取付け対象体Cの取付け孔5
1内において前記被取付け物Bの係止孔43に係止部2
2を係止した状態で該被取付け物Bを保持すると共に、
前記被取付け物Bを前記取付け対象体Cから取り外す際
に前記クリップAが該被取付け物Bと共に該取付け対象
体Cから取り外すことができる。
【0030】また、このように構成されるクリップAに
あっては、前記取付け対象体Cに取り付けられる被取付
け物Bが、この取付け対象体Cの取付け孔51内におい
て前記クリップAの係止部22に係止された状態で保持
され、この被取付け物Bの抜き出し方向に向けた動きを
該取付け孔51内において前記係止部22で阻止すると
共に、抜き差し方向以外の向きに生ずる該取付対象体C
と被取付け物B相互間の動きに際して該クリップAの係
止部22における被取付け物Bの取付け部40の傾き量
が少なく、前記取付け対象体Cと被取付け物B相互間に
おける互いに傾く向きに向けた動きに対して該クリップ
Aの係止保持片部20の変形量が少なく、このクリップ
Aの係止保持片部20間に前記被取付け物Bの取付け部
40が安定に係止保持される。
【0031】また、この被取付け物Bの抜き差し方向以
外の向きに生ずる該取付対象体Cと被取付け物B相互間
の動きに際して該クリップAの係止部22にもたらされ
る力によって変形される前記係止保持片部20の変形
は、この係止保持片部20に連続されている前記脚片部
11が前記取付け孔51の内面によって該変形を防ぐ向
きに支持されていることから比較的変形し難く、前記取
付け対象体Cと被取付け物B相互間における互いに傾く
向きに向けた動きに対して該クリップAの係止保持片部
20の変形量を少なくし、このクリップAの係止保持片
部20間に前記被取付け物Bの取付け部40が安定に係
止保持される。
【0032】また、この被取付け物Bを取付け対象体C
から引き抜く向きに向けて動かした際に、前記取付け対
象体Cにおける取付け孔51の孔縁によって互いに近づ
く向きに撓められる前記の脚部10の脚片部11に連続
されている前記係止保持片部20が該脚片部11の撓み
に相応して前記取付け部40の係止孔43内に向けて移
動されて該係止孔43の孔内面43aに密着する向きの
力を受けることから該クリップAが前記取付け部40に
確実に保持された状態で該被取付け物Bと共に前記取付
け対象体Cから取り外される。
【0033】また、前記構成に係るクリップAにおい
て、前記鍔状部30が前記脚片部11の端部側11aか
ら該鍔状部30の先端側を前記係合部13の側に近付く
ように傾斜状に設けてあると共に、前記係止保持片部2
0が前記脚片部11の端部側11aで前記鍔状部30に
連続するように設けられているクリップAとしてあって
もよい。
【0034】このように構成されるクリップAにあって
は、前記特長に併せて、前記取付け対象体Cの取付け孔
51の一方側の孔縁に前記係合部13を係合させた状態
で該取付け孔51の他方側の周面部にある面50aに弾
発状態で係合される前記鍔状部30によって前記係止保
持片部20に保持されている前記被取付け物Bの抜け出
し方向の動きを該係止保持片部20の係止部22によっ
て弾性的に阻止できる。
【0035】また、前記構成に係るクリップAにおい
て、前記係止保持片部20が前記脚片部11の係合部1
3よりも先端側で該脚片部11に連続されているクリッ
プAとしてあってもよい。
【0036】このように構成されるクリップAにあって
は、前記特長に併せて、該クリップAによって前記取付
け対象体Cの取付け孔51に組み付けられている前記被
取付け物Bの取付け部40を該係止保持片部20によっ
て安定に保持すると共に前記被取付け物Bの取付け部4
0の該クリップAからの抜き出し方向に向けた動きに際
しての前記係止保持片部20の変形量を少なくすること
ができる。
【0037】また、前記前記構成に係るクリップAにお
いて、前記係止保持片部20が前記係止部22から前記
脚部10の先端側10aに向けて延びる部分を挟持部2
1としてあると共に該挟持部21の延設方向に略直交す
る向きの隆起凸条25を該挟持部21の互いに向き合っ
た面に夫々複数個備えているクリップAとしてあっても
よい。
【0038】このように構成されるクリップAにあって
は、前記特長に併せて、該クリップAによって前記取付
け対象体Cの取付け孔51に組み付けられている前記被
取付け物Bの取付け部40を該係止保持片部20間に該
係止保持片部20との間における接触面積を極力少なく
した状態で安定に保持できると共に前記被取付け物Bの
取付け部40を該クリップAの係止保持片部20間に容
易に差し入れ組み付けることができ、前記クリップAと
被取付け物Bとを接触音の少ない組み付け状態とするこ
とができる。
【0039】また、前記構成に係るクリップAにおい
て、前記係止保持片部20が前記脚片部11に向き合う
側に該係止保持片部20の延設方向に直交する向きの補
強隆起部27を備えているクリップAとしてあってもよ
い。
【0040】このように構成されるクリップAにあって
は、前記特長に併せて、該クリップAによって前記取付
け対象体Cの取付け孔51に組み付けられている前記被
取付け物Bの取付け部40を該係止保持片部20間に安
定に係止状態に保持することができる。
【0041】また、前記構成に係るクリップAにおい
て、前記脚片部11が前記鍔状部30を突き出し状態に
備える部分から該脚片部11の先端側11aに向けて仮
想の直線Z−Zに略沿う片部11aを有すると共に該片
部11aに前記係合部13を有しており、この片部11
aに備えられる前記係合部13が該片部11aから隆起
して前記鍔状部30に向き合う傾斜係合面13aを有す
る係合隆起部13’としてあると共に、前記係止保持片
部20の挟持部21が該挟持部21に向き合う前記脚片
部11に略平行とされているクリップAとしてあっても
よい。
【0042】このように構成されるクリップAにあって
は、前記特長に併せて、該クリップAによって取付対象
体Cの取付け孔51内に組み付けられている被取付け物
Bの取付け部40が抜き出し方向に引かれた際に、前記
傾斜係合面13aが該取付け孔51の孔縁に接して前記
脚片部11を前記係止保持片部20と共に前記係止部2
2を前記取付け部Bの係止孔43内に押し入れる向きに
確実に撓める。
【0043】この実施の形態に係るクリップAは、典型
的には各種のプラスチック材によって構成することがで
きる。かかるクリップAは、より典型的には、このクリ
ップAを用いて取付け対象体Cの組み付けられる被取付
け物Bの素材に対応したプラスチック素材、例えば、自
動車の内装部品であるクラスーやピラーなどの被取付け
物Bをポリプロピレンによって構成してある場合、この
被取付け物Bに備えられるクリップAをポリプロピレン
によって構成することで、そのリサイクル時における分
別性の良好なクリップAとして提供することができる。
【0044】かかるクリップAは、典型的には、このク
リップAを被取付け物Bに装着して取付け対象体Cに組
み付ける際に組み付け易く、しかも、取付け対象体Cに
対して被取付け物Bを確実且つ安定に組み付けると共に
取付け対象体Cから被取付け物Bの取り外しをなす場合
に該取付け対象体Cから被取付け物Bと共に取り外し得
る機能を有するものとして構成され、当該クリップAの
再利用あるいは当該クリップAをプラスチック素材とし
て回収再利用するのに都合の良い構成を備えたものとし
て用意する。
【0045】かかるクリップAは、このクリップAを被
取付け物Bにおける取付け部40に組み付けた状態で取
付け対象体Cにおける取付け孔51に対してガタなく都
合よく差し入れ得る形状、寸法を有するものとして用意
される。
【0046】かかる典型的なクリップAを構成する脚部
10は、この図示例にあっては、先端側10aにおいて
略U字状をなすように先端連続部12によって一連に連
続されている略板状に構成されている一対の脚片部1
1、脚片部11を有する構成としてあり、互いの脚片部
11が、その板状面を向き合わせるようにして略平行と
なるように設けてある。
【0047】かかる脚部10を構成する脚片部11は、
該脚片部11における夫々の端部側11b、即ち、前記
先端側10aと反対の側に備えられる鍔状部30の備え
られる部分から前記先端側10aの側に向けた部分を直
板状の片部11aとして構成してある。即ち、この脚部
10を構成する脚片部11が、鍔状部30の備えられる
脚片部11部分から前記先端側10aに向けて、仮想の
直線Z−Zに沿った直板状をなす片部11aを有する構
成としてある。
【0048】この脚片部11に備えられる片部11aに
は該脚片部11の端部側11bに備えられる鍔状部30
に向き合うように係合部13が設けてあり、この係合部
13と前記鍔状部30との間が前記取付け対象体Cの取
付け孔51に入れ込まれる嵌め合い部14としてあり、
この嵌め合い部14を該取付け孔51に入れ込んだ状態
で該取付け対象体Cにおける取付け孔51の一方側の孔
縁に前記係合部13を係合状態とし且つ該取付け孔51
の他方側にある周辺部の面50aに前記鍔状部30を弾
発状態に接触させて該クリップAを取付け対象体Cに組
み付け得る構成としてある。
【0049】かかる脚片部11の片部11aに備えられ
る係合部13は、この脚片部11の片部11aの面か
ら、その幅方向に亙って隆起されている係合隆起部1
3’として構成してあり、この係合隆起部13’が、前
記鍔状部30に向き合った面を、その隆起基端部から先
端側に向けて漸次前記鍔状部30から離れる向きに傾斜
する傾斜係合面13aとして有し、また、この傾斜係合
面13aの先端から屈曲状に連続する前記片部11aの
面に略平行な連続案内面13bと、又、この連続案内面
13bから屈曲状に連続して前記片部11aの面に傾斜
しながら到る挿入案内面13cとを有する構成としてあ
る。
【0050】かかる脚部10を構成する脚片部11は、
前記先端側10aと反対側にある夫々の端部側11bか
ら互いに離れる側、すなわち外向きに鍔状部30を該端
部側11bから突き出すように設けてある。この脚片部
11の端部側11bから一体に突き出し状態に設けられ
る鍔状部30は、その先端側を前記係合部13の側に漸
次近付かせるように傾斜した構成としてあり、この図示
例にあっては、前記脚片部11の板幅と略同一の板幅を
有する板状のものとして構成してあり、前記取付け対象
体Cにおける取付け孔51の一方の側に係合した前記係
合部13と共に該取付け孔51の他方の側にある周辺部
分の面50aを弾性的に挟持しうる構成としてある。
【0051】かかる脚部10を構成する脚片部11の端
部側11bから、この各脚片部11間に該脚部10の先
端側10aに向けて延びるように係止保持片部20を設
けてある。この脚部10から一体に該脚部10を構成す
る各脚片部11間に前記先端側10aに向けて延びるよ
うに備えられる係止保持片部20は、このクリップAの
組み付け用いられる被取付け物Bにおける取付け部40
を受け入れて係止状態に保持する挟持部21と係止部2
2とを有する構成としてある。
【0052】かかる係止保持片部20は、更に具体的に
は、前記脚部10の夫々の脚片部11における端部側1
1bから上部連結部23によって互いに近付く側に向け
て突き出されると共に前記脚片部11、より典型的には
前記片部11aに沿って前記先端側10aに向けて延び
るように設けてあり、この係止保持片部20、係止保持
片部20相互間の最も近接する部分として前記係止部2
2を設けるようにしたものであって、この図示例にあっ
ては、前記上部連結部23から挟持部21に到る間から
互いに近付く向きに係止部22を突き出すように設けて
ある。
【0053】また、かかる構成からなる係止保持片部2
0は、前記脚片部11に備えられる係合部13よりも前
記先端側10a側において該脚片部11から延設される
下部連続部24によって一体に連続して構成してある。
【0054】かかる係止保持片部20は、この図示例に
あっては、前記傾斜状に備えられている鍔状部30に連
続した傾斜部を備えるように該鍔状部30における板幅
と略同一の板幅を有する板状の上部連続部23を前記脚
片部11の端部側11bに一体に設けた後該上部連続部
23を前記先端側10aの側に向けて傾斜するように屈
曲した構成とし、この上部連続部23から前記先端側1
0aに向けて前記脚片部11の片部11aに略平行とな
るように該上部連続部23の板幅に略等しい板幅を有す
る板状をなす挟持部21を設け、この挟持部21の他端
側を該挟持部21の板幅と略同一の板幅を有する板幅の
下部連続部24によって前記係合部13よりも前記先端
側10a側にある前記脚片部11の片部11aに一体に
連続させた構成としてある。
【0055】このように構成される係止保持片部20
は、夫々の脚片部11、脚片部11の内側にあって、互
いに向き合う平行な面を有し、しかも、この係止保持片
部20、係止保持片部20と前記片部11a、片部11
aとが互いに平行をなす構成とされる。
【0056】また、前記係合部13は、前記上部連続部
23の傾斜面の延長面状に延びるように前記挟持部21
から突き出した係止爪22aによって構成してあり、こ
の係止爪22aは前記上部連続部23の先端側の略中央
部分を更に突き出すと共にその突き出し端から鋭角に屈
曲して前記挟持部21の面に到る係止面22a’を前記
先端側10aに向き合うように有する構成としてある。
【0057】かかる係止保持片部20は、その挟持部2
1の互いに向き合った面に、この挟持部21の延設方向
に略直交する向き、この図示例にあっては、該係止保持
片部20の幅側に亙って隆起凸状25を有する構成とし
てあり、この挟持部21間に差入れ組み付けられる被取
付け物Bにおける取付け部40が該隆起凸条25によっ
て該挟持部21間に円滑に受入れ案内されると共に、こ
の挟持部21間にある取付け部40が該挟持部21にお
ける隆起凸条25によって部分的に保持される構成とし
てある。
【0058】かかる隆起凸条25は、典型的には、断面
が円弧状をなす構成としてあり、前記挟持部21の面の
互いに向き合う位置に設けてあり、この隆起凸状25間
に受け入れられる前記取付け部40が該隆起凸状25に
対して線接触の状態で受入れ且つ保持される構成として
ある。この図示例にあっては、前記隆起凸状25を前記
挟持部21における取付け部40の受入入口側と受入奥
側との所定の間隔を離した夫々の位置に、互いに向きあ
って備えられる2個一組の当該隆起凸状25の二組を夫
々設けた構成としてある。
【0059】このように構成される係止保持片部20
は、この互いに向き合って備えられている各挟持部21
間が前記被取付け物Bにおける取付け部40を両面側か
ら挟み付けるようにして保持する差入れ隙間xとしてあ
る。そして、該取付け部40を前記上部連結部23の傾
斜面に沿って前記係止部22の係止爪22aを互いに離
れ出す向きに移動させるように前記係止保持片部20に
弾性変形をもたらしながら前記隙間xに差入れ、その先
端部を前記脚部10における先端側10aの内部方に到
るように案内すると共に該取付け部40によって側方に
撓めていた前記係止保持片部20における係止部22の
係止爪22aを該取付け部40における係止孔43内に
受け入れ係止させる構成としてある。
【0060】また、この図示例に係るクリップAにあっ
ては、前記脚片部11と係止保持片部20との間に隙間
yを有する構成としてあり、この隙間yによって前記取
付け部40に備えられているクリップAにおける脚片部
11の互いに窄まる側に向けた撓みを受け入れ得るよう
にしてある。
【0061】かかるクリップAの脚部10の先端部には
該脚部10を取付け対象体Cの取付け孔51内に案内す
る案内突部15が設けてある。また、前記係止保持片部
20における前記脚片部11に向き合った側には補強隆
起部27が設けてある。この補強隆起部27は、該係止
保持片部20の撓み量を抑制して該係止保持片部20間
に受け入れた取付け部40を確実に保持する機能を有
し、この図示例にあっては前記隆起凸条25の背面側と
前記係止部22の係止爪22aの突き出し部分の背面側
に該係止保持片部20の幅側に亙るように設けてある。
【0062】また、前記係止保持片部20の下部連続部
24から前記脚部10の底面側に向けて前記係止保持片
部20の面に略面一の状態でリブ26を設けてある。こ
のリブ26は、このリブ26の備えられている脚部10
部分における撓み量を抑制するように機能する。
【0063】かかるクリップAの組み付けられる典型的
な被取付け物Bに備えられる取付け部40は比較的厚さ
を有する長方形状をなす取付け板部41と該取付け板部
41における両側にある長さ方向縁に沿って該取付け板
部41に直交する向きに該取付け板部41に一体に備え
られている側板部42、42とを有し、この取付け板部
41に該取付け板部41の面間を貫通する係止孔43を
備えた構成としてある。
【0064】なお、この被取付け物Bの取付け部40
は、この取付け部40が前記クリップAを備えて取付け
対象体Cの取付け孔51に組み入れられる際に該取付け
孔51に容易に差入れ得るように前記側板部42の先端
側を先窄まりの細幅部42aとしてあり、また、前記ク
リップAの各係止保持片部20間に該取付け部40を容
易に差し入れ得るように前記取付け板部41における先
端部を漸次肉薄の差込み突端部41aとしてある。
【0065】このように構成される被取付け物Bの取付
け部40に対して前記クリップAを該クリップAにおけ
る前記係止保持片部20間に該取付け部40の取付け板
部41を受け入れるように前記側板部42間に嵌め入
れ、該クリップAにおける前記挟持部21で該取付け部
40の取付け板部41を挟持し、且つ該クリップAの係
止部22の係止爪22aを該取付け部40の係止孔43
に係止させて前記取付け部40から該クリップAが抜け
外れないように組み付ける。
【0066】また、この図示例に係る取付け部40を構
成する取付け板部41は前記係止保持片部20間に差入
れられた際に該係止保持片部20によって都合良く挟持
され得る板厚を有し、しかも前記側板部42間に前記ク
リップAがほぼガタなく納め入れられる板幅を備えた構
成としてある。
【0067】また、この取付け部40に備えられる係止
孔43は前記係止部22の係止爪22aが都合良く入り
込んで、該係止爪22aにおける前記係止面22a’が
該係止孔43における孔内面43a、特に、該取付け部
40の先端側にある孔内面43aの面に係当される構成
としてある。
【0068】次いで、このクリップAを備えた被取付け
物Bの組み付けられる取付け対象体Cは、典型的には、
該クリップAを備えた取付け部40を受け入れる取付け
孔51を備えた構成としてあり、この図示例にあって
は、面50a、50b間に貫通する取付け孔51を備え
た板状体50などとして用意される。
【0069】この取付け対象体Cは、前記クリップAを
備えて用意された被取付け物Bを該クリップAと共に該
クリップAの先端側から該クリップAの係合部13を該
取付け孔51の孔縁に接しさせて前記脚片部11を互い
に窄まる向きに撓めるようにして該取付け孔51に受け
入れると共に、この取付け孔51を前記係合部13が通
り抜けた状態で外向きに弾性復帰された該脚片部11の
前記嵌め合い部14を都合良く該取付け孔51内に受け
入れ、前記係合部13における傾斜係合面13aを該取
付け孔51の面50b側にある開口縁に接しさせ且つ面
50aに前記鍔状部30を弾発状態に密着させて前記被
取付け物Bを備えたクリップAを組み付け状態としてあ
る。
【0070】即ち、前記被取付け物BにクリップAを備
えた状態で該クリップAの先端側から該取付け対象体C
の取付け孔51内に差入れ、この差入れられるクリップ
Aにおける前記嵌め合い部14が該取付け対象体Cの取
付け孔51内に位置するように前記係合部13の傾斜係
合面13aを面50b側にある該取付け孔51の孔縁
に、また前記鍔状部30を該取付け孔51の他方側にあ
る面50aに弾発状態に夫々係合させて該取付け対象体
Cに前記クリップAを備えた被取付け物Bを組み付け
る。
【0071】かかる構成からなるクリップAを用いて前
記被取付け物Bを取付け対象体Cに組み付けることによ
って、被取付け物Bは該被取付け物Bの係止孔43に対
するクリップAの係止部22による係止を該取付け対象
体Cの取付け孔51内で受けて該取付け対象体Cに安定
に保持される。また、この係止孔43に係止される係止
部22が該取付け孔51に沿うように備えられる脚片部
11から延びるように設けてあることから、該取付け部
40が係止部22に対して該係止部22部分を有する係
止保持片部20を撓みだすように作用した場合でも、前
記脚片部11が取付け孔51面で支持されていることか
ら該係止保持片部20が必要以上に撓められず、係止部
22が安定に係止孔43に係止状態とされる。
【0072】また、この取付け対象体Cに備えられてい
る被取付け物Bを該取付け対象体Cから取り外す場合、
この取付け対象体Cに備えられているクリップAの係合
部13の傾斜係合面13aが該取付け対象体Cの取付け
孔51における孔縁によって前記夫々の脚片部11の端
部側11bを互いに近付く側に撓め、この脚片部11か
ら直接延びるように備えられている前記係止保持片部2
0における係止部22の係止爪22aを該脚片部11に
比較的近い位置で前記係止孔43の孔内面43aに向け
て強く押しつけるように作用させることができ、該被取
付け物BとクリップAとを強固な係止状態として、該ク
リップAと被取付け物Bとを一緒に前記取付け対象体C
から取り外すことができる。
【0073】また、前記脚片部11が片部11aを有
し、しかも、前記係止保持片部20の挟持部21とがほ
ぼ平行状態とされていることから、前記取付け孔51の
孔縁に係合される前記係合部13の傾斜係合面13aに
よる脚片部11の端部側11bの撓み出し作用を前記係
止爪22aの前記係止孔43の孔内面43aに向けた押
しつけに都合良く作用させることができる。
【0074】
【発明の効果】この発明に係るクリップは、差入れ先端
側で連続されいている脚片部を互いに向き合うように備
えた脚部と、の夫々の脚片部から前記先端側に向けて延
びるように該脚片部間に備えられている係止保持片部
と、前記脚片部の夫々の端部側から互いに離れる向きに
突き出すように備えられている鍔状部と、該鍔状部に向
き合うように前記脚片部に備えられている係合部とを有
し、前記係止保持片部間に被取付け物の取付け部を受け
入れ且つ該取付け部の係止孔の孔内面に該係止保持片部
の係止部を係止させて該被取付け物に対して抜け止め状
態に備えられると共に取付け対象体の取付け孔周辺部の
一方の面に前記鍔状部を係合し且つ他方の側に前記係合
部を係合させるように該取付け孔に差入れ取りつけられ
るプラスチック製のクリップであって、前記係止保持片
部が前記脚片部の端部側から前記先端側に向けて延びる
ように備えられていると共に、前記係止保持片部の係止
部が前記係合部よりも前記脚片部の端部側で前記係止孔
の孔内面に係止可能としてあることから、当該クリップ
が前記取付け対象体の取付け孔内において前記被取付け
物の係止孔に係止部を係止した状態で該被取付け物を保
持すると共に、前記被取付け物を前記取付け対象体から
取り外す際に前記クリップを被取付け物と共に取付け対
象体から取り外すことができる特長を有している。
【0075】また、前記取付け対象体に取り付けられる
被取付け物が、この取付け対象体の取付け孔内において
前記クリップの係止部に係止された状態で保持され、こ
の被取付け物の抜き出し方向に向けた動きを該取付け孔
内において前記係止部で阻止すると共に、抜き差し方向
以外の向きに生ずる該取付対象体と被取付け物相互間の
動きに際して該クリップの係止部における被取付け物の
取付け部の傾き量が少なく、前記取付け対象体と被取付
け物相互間における互いに傾く向きに向けた動きに対し
て該クリップの係止保持片部の変形量が少なく、このク
リップの係止保持片部間に前記被取付け物の取付け部が
安定に係止保持される特長を有している。
【0076】また、この被取付け物の抜き差し方向以外
の向きに生ずる該取付対象体と被取付け物相互間の動き
に際して該クリップの係止部にもたらされる力によって
変形される前記係止保持片部の変形は、この係止保持片
部に連続されている前記脚片部が前記取付け孔の内面に
よって該変形を防ぐ向きに支持されていることから比較
的変形し難く、前記取付け対象体と被取付け物相互間に
おける互いに傾く向きに向けた動きに対して該クリップ
の係止保持片部の変形量を少なくし、このクリップの係
止保持片部間に前記被取付け物の取付け部が安定に係止
保持される特長を有している。
【0077】また、この被取付け物を取付け対象体から
引き抜く向きに向けて動かした際に、前記取付け対象体
における取付け孔の孔縁によって互いに近づく向きに撓
められる前記脚部の脚片部に連続されている前記係止保
持片部が該脚片部の撓みに相応して前記取付け部の係止
孔内に向けて移動されて該係止孔の孔内面に密着する向
きの力を受けることから該クリップが前記取付け部に確
実に保持された状態で該被取付け物と共に前記取付け対
象体から取り外し得る特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な実施の形態に係るクリップを取付け対
象体及び被取付け物の要部と共に示す斜視図
【図2】同断面図
【図3】同取付け状態を示す断面図
【図4】同被取付け物を取り外す向きに引いている状態
の断面図
【図5】同向きを変えて切断した組み付け状態の断面図
【図6】典型的な実施の形態に係るクリップの正面図
【図7】同平面図
【図8】同右側面図
【図9】同底面図
【図10】図7のV−V矢視断面図
【図11】図7のW−W矢視断面図
【図12】従来のクリップの使用状態を示す断面図
【図13】従来の他のクリップの使用状態を示す断面図
【符号の説明】
A クリップ B 被取付け物 C 取付け対象体 10 脚部 10a 先端側 11 脚片部 11a 片部 11b 端部側 13 係合部 13a 傾斜係合面 20 係止保持片部 21 挟持部 22 係止部 25 隆起凸条 27 補強隆起部 30 鍔状部 40 取付け部 43 係止孔 43a 孔内面 51 取付け孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差入れ先端側で連続されいている脚片部
    を互いに向き合うように備えた脚部と、 この夫々の脚片部から前記先端側に向けて延びるように
    該脚片部間に備えられている係止保持片部と、 前記脚片部の夫々の端部側から互いに離れる向きに突き
    出すように備えられている鍔状部と、 該鍔状部に向き合うように前記脚片部に備えられている
    係合部とを有し、 前記係止保持片部間に被取付け物の取付け部を受け入れ
    且つ該取付け部の係止孔の孔内面に該係止保持片部の係
    止部を係止させて該被取付け物に対して抜け止め状態に
    備えられると共に取付け対象体の取付け孔周辺部の一方
    の面に前記鍔状部を係合し且つ他方の側に前記係合部を
    係合させるように該取付け孔に差入れ取りつけられるプ
    ラスチック製のクリップであって、 前記係止保持片部が前記脚片部の端部側から前記先端側
    に向けて延びるように備えられていると共に、 前記係止保持片部の係止部が前記係合部よりも前記脚片
    部の端部側で前記係止孔の孔内面に係止可能としてある
    ことを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】 前記鍔状部が前記脚片部の端部側から該
    鍔状部の先端側を前記係合部の側に近付くように傾斜状
    に設けてあると共に、 前記係止保持片部が前記脚片部の端部側で前記鍔状部に
    連続するように設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載のクリップ。
  3. 【請求項3】 前記係止保持片部が前記脚片部の係合部
    よりも先端側で該脚片部に連続されていることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のクリップ。
  4. 【請求項4】 前記係止保持片部が前記係止部から前記
    脚部の先端側に向けて延びる部分を挟持部としてあると
    共に該挟持部の延設方向に略直交する向きの隆起凸条を
    該挟持部の互いに向き合った面に夫々複数個備えている
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記
    載のクリップ。
  5. 【請求項5】 前記係止保持片部が前記脚片部に向き合
    う側に該係止保持片部の延設方向に直交する向きの補強
    隆起部を備えていることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3又は請求項4に記載のクリップ。
  6. 【請求項6】 前記脚片部が前記鍔状部を突き出し状態
    に備える部分から該脚片部の先端側に向けて仮想の直線
    に略沿う片部を有すると共に該片部に前記係合部を有し
    ており、 この片部に備えられる前記係合部が該片部から隆起して
    前記鍔状部に向き合う傾斜係合面を有する係合隆起部と
    してあると共に、 前記係止保持片部の挟持部が該挟持部に向き合う前記脚
    片部に略平行とされていることを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載のク
    リップ。
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