JP3325113B2 - クリップ - Google Patents
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
- F16B21/06—Releasable fastening devices with snap-action
- F16B21/07—Releasable fastening devices with snap-action in which the socket has a resilient part
- F16B21/076—Releasable fastening devices with snap-action in which the socket has a resilient part the socket having a resilient part on its outside
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
- F16B19/04—Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
- F16B19/08—Hollow rivets; Multi-part rivets
- F16B19/10—Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
- F16B19/1027—Multi-part rivets
- F16B19/1036—Blind rivets
- F16B19/1081—Blind rivets fastened by a drive-pin
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B5/00—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
- F16B5/06—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips
- F16B5/0607—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other
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- F16B5/0642—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other in parallel relationship the plates being arranged one on top of the other and in full close contact with each other
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の車体パ
ネルにトリムボード等を重ねて取り付けるためのクリッ
プに関するものである。
ネルにトリムボード等を重ねて取り付けるためのクリッ
プに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のクリップはプラスチック
材で作られ、中心に上下に貫通するボス孔が形成された
鍔状部と、外周に係止部を有して上記鍔状部の下面から
各々突出されて全体が円筒状にして配設された複数の弾
性係止片とを有し、パネル材側に上記筒状に略対応する
円形形状で作られている取付孔に上記弾性係止片が押し
込まれて上記パネル材の裏面側で上記係止部を取付孔縁
に係着して部品を保持する可撓性材料からなる雌部材
と、上記雌部材の前記ボス孔に嵌入されて上記弾性係止
片を上記係着方向に保持しておくための雄部材とを備
え、かつ上記雄部材を上記雌部材に対して回転させると
上記雄部材を上記弾性係止片を係着方向に保持しておく
ための位置より退避させることが可能なクリップとして
形成されており、この構造は例えば実開平１−１６５８
１０号公報等により公知である。
材で作られ、中心に上下に貫通するボス孔が形成された
鍔状部と、外周に係止部を有して上記鍔状部の下面から
各々突出されて全体が円筒状にして配設された複数の弾
性係止片とを有し、パネル材側に上記筒状に略対応する
円形形状で作られている取付孔に上記弾性係止片が押し
込まれて上記パネル材の裏面側で上記係止部を取付孔縁
に係着して部品を保持する可撓性材料からなる雌部材
と、上記雌部材の前記ボス孔に嵌入されて上記弾性係止
片を上記係着方向に保持しておくための雄部材とを備
え、かつ上記雄部材を上記雌部材に対して回転させると
上記雄部材を上記弾性係止片を係着方向に保持しておく
ための位置より退避させることが可能なクリップとして
形成されており、この構造は例えば実開平１−１６５８
１０号公報等により公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のクリップは、雌部材側に設けられる複数の弾性係止
片が円筒形状に配設されているので、雄部材を雌部材に
対して回転させて係着位置つまり保持位置より退避させ
る場合に、雌部材も一緒に回転してしまうと言う問題点
があった。
造のクリップは、雌部材側に設けられる複数の弾性係止
片が円筒形状に配設されているので、雄部材を雌部材に
対して回転させて係着位置つまり保持位置より退避させ
る場合に、雌部材も一緒に回転してしまうと言う問題点
があった。
【０００４】そこで、この問題点を解決するために、弾
性係止片の弾発力を強くする方法も採られているが、こ
の方法では雌部材を取付孔に挿入するときの力を大きく
必要とする。このため、挿入がしずらく、また作業者の
指等も疲れて作業性が悪いと言う問題点があった。
性係止片の弾発力を強くする方法も採られているが、こ
の方法では雌部材を取付孔に挿入するときの力を大きく
必要とする。このため、挿入がしずらく、また作業者の
指等も疲れて作業性が悪いと言う問題点があった。
【０００５】また、複数の弾性係止片で形成される筒状
形状を概略四角形にするとともに、取付孔の形状をこれ
に対応した四角形の形状にすることも考えられる。この
場合では、雌部材の回転が抑えられることになるが、各
辺に対応する弾性係止片の幅が大きくなるので、挿入力
は小さくならず、依然として大きな挿入力を必要として
作業性が悪いと言う問題点があった。
形状を概略四角形にするとともに、取付孔の形状をこれ
に対応した四角形の形状にすることも考えられる。この
場合では、雌部材の回転が抑えられることになるが、各
辺に対応する弾性係止片の幅が大きくなるので、挿入力
は小さくならず、依然として大きな挿入力を必要として
作業性が悪いと言う問題点があった。
【０００６】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は回転を抑えることができるととも
に、小さな挿入力で取り付けることができるようにし
て、作業性を向上させることができる構造にしたクリッ
プを提供することにある。さらに、他の目的は、以下に
説明する内容の中で順次明らかにして行く。
のであり、その目的は回転を抑えることができるととも
に、小さな挿入力で取り付けることができるようにし
て、作業性を向上させることができる構造にしたクリッ
プを提供することにある。さらに、他の目的は、以下に
説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明の要
部である、雌部材と雄部材とからなり、前記雌部材が上
下に貫通するボス孔を形成した鍔状部と、外周に係止面
を有して前記鍔状部の下面から各々突出されて全体が略
筒状にして配設された複数の弾性係止片とを有し、パネ
ル材側に前記筒状に略対応する形状で作られている取付
孔に前記弾性係止片が押し込まれて前記パネル材の裏面
側で前記係止面を取付孔縁に係着して部品を保持し、前
記雄部材が前記雌部材の前記ボス孔に嵌入されて前記弾
性係止片を前記係着方向に保持しておくプラスチック製
のクリップにおいて、前記雌部材の筒状形状及び前記取
付孔の形状を略角形に形成するとともに、前記雌部材が
前記各弾性係止片を前記取付孔の辺と対応して配設し、
かつ隣接し合う前記弾性係止片の間に設けられて前記取
付孔のコーナー部分に挿入される回転止め用突起を有し
ている構成とすることによって、達成される。
部である、雌部材と雄部材とからなり、前記雌部材が上
下に貫通するボス孔を形成した鍔状部と、外周に係止面
を有して前記鍔状部の下面から各々突出されて全体が略
筒状にして配設された複数の弾性係止片とを有し、パネ
ル材側に前記筒状に略対応する形状で作られている取付
孔に前記弾性係止片が押し込まれて前記パネル材の裏面
側で前記係止面を取付孔縁に係着して部品を保持し、前
記雄部材が前記雌部材の前記ボス孔に嵌入されて前記弾
性係止片を前記係着方向に保持しておくプラスチック製
のクリップにおいて、前記雌部材の筒状形状及び前記取
付孔の形状を略角形に形成するとともに、前記雌部材が
前記各弾性係止片を前記取付孔の辺と対応して配設し、
かつ隣接し合う前記弾性係止片の間に設けられて前記取
付孔のコーナー部分に挿入される回転止め用突起を有し
ている構成とすることによって、達成される。
【０００８】
【作用】以上の構成によれば、取付孔のコーナー部分に
挿入される突起を回転止めとしているので、弾性係止片
自体には回転止めの機能は持たせずに、係着機能だけを
持たせて置けば良いので、弾性係止片に最小限の係着力
を持たせて自由な幅で形成することができる。これによ
り、弾性係止片の係着力により影響する取付時における
挿入力を小さくすることができるとともに回転も確実に
抑えることができる。
挿入される突起を回転止めとしているので、弾性係止片
自体には回転止めの機能は持たせずに、係着機能だけを
持たせて置けば良いので、弾性係止片に最小限の係着力
を持たせて自由な幅で形成することができる。これによ
り、弾性係止片の係着力により影響する取付時における
挿入力を小さくすることができるとともに回転も確実に
抑えることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図１乃至図３には本発明の一実施例に
係るクリップの概略が使用状態で示され、図４乃至図９
にはそのクリップが使用される前の状態で示されてい
る。
詳細に説明する。図１乃至図３には本発明の一実施例に
係るクリップの概略が使用状態で示され、図４乃至図９
にはそのクリップが使用される前の状態で示されてい
る。
【００１０】まず、図１乃至図３において、この実施例
では、自動車の車体側におけるインナパネル１にトリム
ボード２を取り付けるクリップ１０として使用した場合
を一例としている。そして、インナパネル１及びトリム
ボード２には、クリップ１０を挿入させるための取付孔
３及び取付孔４が互いに対応して予め形成されている。
この取付孔３及び取付孔４はそれぞれ略同じ大きさで、
また四角形に形成されている。
では、自動車の車体側におけるインナパネル１にトリム
ボード２を取り付けるクリップ１０として使用した場合
を一例としている。そして、インナパネル１及びトリム
ボード２には、クリップ１０を挿入させるための取付孔
３及び取付孔４が互いに対応して予め形成されている。
この取付孔３及び取付孔４はそれぞれ略同じ大きさで、
また四角形に形成されている。
【００１１】次に、図１乃至図９を用いてクリップ１０
の細部構造について説明する。まず、クリップ１０は大
きくは雌部材１０Ａと雄部材１０Ｂとで構成されてい
る。
の細部構造について説明する。まず、クリップ１０は大
きくは雌部材１０Ａと雄部材１０Ｂとで構成されてい
る。
【００１２】さらに詳述すると、雌部材１０Ａはプラス
チック製で、中央に上下に貫通しているボス孔１１を有
して略円板形に形成されている鍔状部１２と、この鍔状
部１２の下面側に形成された４つの弾性係止片１３及び
４つの突起１４が一体に形成されている。
チック製で、中央に上下に貫通しているボス孔１１を有
して略円板形に形成されている鍔状部１２と、この鍔状
部１２の下面側に形成された４つの弾性係止片１３及び
４つの突起１４が一体に形成されている。
【００１３】また、鍔状部１２の上面側には、ボス孔１
１の周囲にザグリ１５が入れられ、ザグリ１５の底面に
一方向に傾斜した段部として作られ鋸歯形カム１６が形
成されている。
１の周囲にザグリ１５が入れられ、ザグリ１５の底面に
一方向に傾斜した段部として作られ鋸歯形カム１６が形
成されている。
【００１４】４つの弾性係止片１３は、各々が平板状に
形成されており、ボス孔１１を囲む状態にして、この周
囲の略等間隔な位置より下方に向かって略直角に突出さ
れていて、それぞれが取付孔３の一辺と対応する状態に
して配設され、この４つの弾性係止片１３で全体が略四
角形をした筒状体として形成されている。そして、各弾
性係止片１３の外周面がインナパネル１の裏面側で取付
孔３の孔縁に当接されて係止部として機能するために、
各弾性係止片１３の先端側は取付孔３の内面よりも大き
く外側に末広がりの状態に拡げられた構造になってい
る。また、各弾性係止片１３の先端は取付孔４及び取付
孔３に挿入し易くするのに取付孔４及び取付孔３の内面
よりも内側に屈曲され、その先端に係止爪１７が形成さ
れた状態になっている。
形成されており、ボス孔１１を囲む状態にして、この周
囲の略等間隔な位置より下方に向かって略直角に突出さ
れていて、それぞれが取付孔３の一辺と対応する状態に
して配設され、この４つの弾性係止片１３で全体が略四
角形をした筒状体として形成されている。そして、各弾
性係止片１３の外周面がインナパネル１の裏面側で取付
孔３の孔縁に当接されて係止部として機能するために、
各弾性係止片１３の先端側は取付孔３の内面よりも大き
く外側に末広がりの状態に拡げられた構造になってい
る。また、各弾性係止片１３の先端は取付孔４及び取付
孔３に挿入し易くするのに取付孔４及び取付孔３の内面
よりも内側に屈曲され、その先端に係止爪１７が形成さ
れた状態になっている。
【００１５】４つの突起１４は、各弾性係止片１３がそ
れぞれ交差するコーナー部分に、トリムボード２の厚み
とインナパネル１の厚みを加えた大きさよりも大きく下
方に向かって突出された状態にして形成されていて、先
端は取付孔３に挿入し易くするために、外側面を面取り
してテーパー面１８として形成している。そして、それ
ぞれの突起１４は、取付孔３の各コーナー部分と対応さ
れた状態になっている。
れぞれ交差するコーナー部分に、トリムボード２の厚み
とインナパネル１の厚みを加えた大きさよりも大きく下
方に向かって突出された状態にして形成されていて、先
端は取付孔３に挿入し易くするために、外側面を面取り
してテーパー面１８として形成している。そして、それ
ぞれの突起１４は、取付孔３の各コーナー部分と対応さ
れた状態になっている。
【００１６】雄部材１０Ｂはプラスチック製で、中央に
ドライバ差し込み孔２０を有して略円板形に形成されて
いる鍔状部２１と、この鍔状部２１の下面より下方に向
かって略直角に突出されている軸部２２等で構成されて
いる。このうち、鍔状部２１は雌部材１０Ａの鍔状部１
２の上面側に形成されたザグリ１５内に挿入できる大き
さで形成されていて、また下面にはザグリ１５内の鋸歯
形カム１６に摺接できる突起２３が１８０度変位した位
置にそれぞれ形成されている。
ドライバ差し込み孔２０を有して略円板形に形成されて
いる鍔状部２１と、この鍔状部２１の下面より下方に向
かって略直角に突出されている軸部２２等で構成されて
いる。このうち、鍔状部２１は雌部材１０Ａの鍔状部１
２の上面側に形成されたザグリ１５内に挿入できる大き
さで形成されていて、また下面にはザグリ１５内の鋸歯
形カム１６に摺接できる突起２３が１８０度変位した位
置にそれぞれ形成されている。
【００１７】軸部２２には、下端部外周に、この軸部２
２を雌部材１０Ａのボス孔１１に差し込んだとき、雌部
材１０Ａの各弾性係止片１３の係止爪１７を収容するた
めの凹部２５を円周方向に４つ、略等間隔に設けてあ
り、この各凹部２５の上縁沿いに軸部２２の外周から少
し突出した係止隆起２６が設けてある。また、凹部２５
は、係止隆起２６の４枚の仕切り壁２８によって周回方
向に９０度づつ区割りされ、かつ、各凹部２５の内部に
は上縁が係止隆起２６に連なる上向きに拡径した円錐傾
斜面２９が形成してある。なお、この各仕切り壁２８は
雌部材１０Ａのスリット（図示せぬ）内に摺接する厚さ
を有している。さらに、この係止隆起２６の上側におけ
る中間部分の外周には、この軸部２２を雌部材１０Ａの
ボス孔１１に最後まで差し込んだときに、雌部材１０Ａ
の各弾性係止片１３の係止爪１７が収容されて係合され
る凹部３１が円周方向に４つ、上記凹部２５と対応して
等間隔に設けてある。加えて、軸部２２には、凹部２５
を有する下端部の下に円錐形の先端部３０が形成されて
いる。
２を雌部材１０Ａのボス孔１１に差し込んだとき、雌部
材１０Ａの各弾性係止片１３の係止爪１７を収容するた
めの凹部２５を円周方向に４つ、略等間隔に設けてあ
り、この各凹部２５の上縁沿いに軸部２２の外周から少
し突出した係止隆起２６が設けてある。また、凹部２５
は、係止隆起２６の４枚の仕切り壁２８によって周回方
向に９０度づつ区割りされ、かつ、各凹部２５の内部に
は上縁が係止隆起２６に連なる上向きに拡径した円錐傾
斜面２９が形成してある。なお、この各仕切り壁２８は
雌部材１０Ａのスリット（図示せぬ）内に摺接する厚さ
を有している。さらに、この係止隆起２６の上側におけ
る中間部分の外周には、この軸部２２を雌部材１０Ａの
ボス孔１１に最後まで差し込んだときに、雌部材１０Ａ
の各弾性係止片１３の係止爪１７が収容されて係合され
る凹部３１が円周方向に４つ、上記凹部２５と対応して
等間隔に設けてある。加えて、軸部２２には、凹部２５
を有する下端部の下に円錐形の先端部３０が形成されて
いる。
【００１８】また、このようにしてそれぞれ形成され
た、雌部材１０Ａと雄部材１０Ｂは、図４乃至図９に示
すように、予め仮組みして取り扱われる。この組立で
は、まず雄部材１０Ｂの軸部２２の仕切り壁２８と、雌
部材１０Ａのボス孔１１に形成されている図示せぬスリ
ットの向きを合わせ、軸部２２を上側からボス孔１１内
に押し込む。すると、軸部２２の円錐形先端部３０が各
弾性係止片１３の内向き係止爪１７の間を下に通過する
際に、弾性係止片１３はそれぞれ外向きに撓んで反る
が、通過し終わると図９に示すように、その係止爪１７
が軸部２２の回りの凹部２５に入って弾性係止片１３は
元通りに復元して仮組立状態になる。
た、雌部材１０Ａと雄部材１０Ｂは、図４乃至図９に示
すように、予め仮組みして取り扱われる。この組立で
は、まず雄部材１０Ｂの軸部２２の仕切り壁２８と、雌
部材１０Ａのボス孔１１に形成されている図示せぬスリ
ットの向きを合わせ、軸部２２を上側からボス孔１１内
に押し込む。すると、軸部２２の円錐形先端部３０が各
弾性係止片１３の内向き係止爪１７の間を下に通過する
際に、弾性係止片１３はそれぞれ外向きに撓んで反る
が、通過し終わると図９に示すように、その係止爪１７
が軸部２２の回りの凹部２５に入って弾性係止片１３は
元通りに復元して仮組立状態になる。
【００１９】次に、このように仮組立状態に形成された
クリップ１１を用いて、例えば自動車のインナパネル１
にトリムボード２を取り付ける場合について説明する。
まず、取付孔３と取付孔４を対応させてインナパネル１
にトリムボード２を配置する。次いで、雌部材１０Ａを
用意し、この雌部材１０Ａを取り付ける。この取り付け
では、トリムボード２側より、突起１４を各取付孔４，
３のコーナー部分に対応させて弾性係止片１３を押し込
む。このとき、突起１４が取付孔４，３のコーナー部分
に対応していない場合、例えば図２に一点鎖線で示すよ
うに、弾性係止片１３と取付孔４，３が回転方向にずれ
ていた場合には突起１４が孔縁にぶつかって最後まで挿
入させることができない。そこで、この場合では、突起
１４が取付孔４，３のコーナー部分に対応するまで回転
させて向きを直した状態で挿入され、これによって常に
正しい向きで挿入されて位置決めされる。また、挿入時
には、弾性係止片１３が内側に弾性変形されて弾性係止
片１３が凹部２５内に逃がされて撓みながら挿入され
る。さらに、鍔状部１２の下面がトリムボード２の上面
に当接するまで挿入されると、インナパネル１の下面側
で孔縁に弾性係止片１３の外周面が弾接されて係合さ
れ、抜け止めされる。これにより、インナパネル１に対
してトリムボード２が仮止めされる。また、この状態で
は、突起１４が取付孔４，３のコーナー部分に挿入配置
されているので、インナパネル１に対して回転させよう
としても、突起１４により回転が抑えられる。したがっ
て、この雌部材１０Ａでは、弾性係止片１３に関係な
く、突起１４と取付孔４，３との係合により回転が抑え
られることになる。
クリップ１１を用いて、例えば自動車のインナパネル１
にトリムボード２を取り付ける場合について説明する。
まず、取付孔３と取付孔４を対応させてインナパネル１
にトリムボード２を配置する。次いで、雌部材１０Ａを
用意し、この雌部材１０Ａを取り付ける。この取り付け
では、トリムボード２側より、突起１４を各取付孔４，
３のコーナー部分に対応させて弾性係止片１３を押し込
む。このとき、突起１４が取付孔４，３のコーナー部分
に対応していない場合、例えば図２に一点鎖線で示すよ
うに、弾性係止片１３と取付孔４，３が回転方向にずれ
ていた場合には突起１４が孔縁にぶつかって最後まで挿
入させることができない。そこで、この場合では、突起
１４が取付孔４，３のコーナー部分に対応するまで回転
させて向きを直した状態で挿入され、これによって常に
正しい向きで挿入されて位置決めされる。また、挿入時
には、弾性係止片１３が内側に弾性変形されて弾性係止
片１３が凹部２５内に逃がされて撓みながら挿入され
る。さらに、鍔状部１２の下面がトリムボード２の上面
に当接するまで挿入されると、インナパネル１の下面側
で孔縁に弾性係止片１３の外周面が弾接されて係合さ
れ、抜け止めされる。これにより、インナパネル１に対
してトリムボード２が仮止めされる。また、この状態で
は、突起１４が取付孔４，３のコーナー部分に挿入配置
されているので、インナパネル１に対して回転させよう
としても、突起１４により回転が抑えられる。したがっ
て、この雌部材１０Ａでは、弾性係止片１３に関係な
く、突起１４と取付孔４，３との係合により回転が抑え
られることになる。
【００２０】次いで、鍔状部２１を押して、雄部材１０
Ｂを押し下げる。これにより、雄部材１０Ｂの軸部２２
は雌部材１０Ａ内を下降し、このとき軸部２２の円錐形
斜面２９の傾斜により係止爪１７を外向きに押し、弾性
係止片１３をインナパネル１の下側で拡開させる。ま
た、係止隆起２６上を通り過ぎると、図３に示すように
凹部３１に係合されて戻れなくなり、弾性係止片１３の
拡開を保持する。また、これと同時に雌部材１０Ａのザ
グリ１５内に形成されている鋸歯形カム１６の平らな下
面１６ａに雄部材１０Ｂ側の突起２３が当接し、雌部材
１０Ａの鍔状部１２と雄部材１０Ｂの鍔状部２１との各
上面は同一位置になるとともに、仕切り壁２８と雌部材
１０Ａのボス孔１１に形成されている図示せぬスリット
の係合が外れ、雌部材１０Ａに対して雄部材１０Ｂは回
転可能になる。
Ｂを押し下げる。これにより、雄部材１０Ｂの軸部２２
は雌部材１０Ａ内を下降し、このとき軸部２２の円錐形
斜面２９の傾斜により係止爪１７を外向きに押し、弾性
係止片１３をインナパネル１の下側で拡開させる。ま
た、係止隆起２６上を通り過ぎると、図３に示すように
凹部３１に係合されて戻れなくなり、弾性係止片１３の
拡開を保持する。また、これと同時に雌部材１０Ａのザ
グリ１５内に形成されている鋸歯形カム１６の平らな下
面１６ａに雄部材１０Ｂ側の突起２３が当接し、雌部材
１０Ａの鍔状部１２と雄部材１０Ｂの鍔状部２１との各
上面は同一位置になるとともに、仕切り壁２８と雌部材
１０Ａのボス孔１１に形成されている図示せぬスリット
の係合が外れ、雌部材１０Ａに対して雄部材１０Ｂは回
転可能になる。
【００２１】一方、インナパネル１よりトリムボード２
を取り外す場合は、ドライバ差し込み孔２０にドライバ
の刃先を差し込んで、鍔状部２１の下面に形成されてい
る突起２３が雌部材１０Ａのザグリ１５内の鋸歯形カム
１６の傾斜面に乗り上げる方向に雄部材１０Ｂを回す。
これにより、雄部材１０Ｂの頭部にある突起２３が鋸歯
形カム１６の斜面で上方に押されて雄部材１０Ｂが上方
に移動すると同時に、係止隆起２６の仕切り壁２８上を
弾性係止片１３の係止爪１７が移動するようにして雄部
材１０Ｂが回転し、係止爪１７が凹部２５に係合されて
再び仮組立状態に戻る。そして、この状態で雄部材１０
Ｂを上側に引くと、雌部材１０Ａも一緒に外れ、トリム
ボード２をインナパネル１より取り外すことができる。
を取り外す場合は、ドライバ差し込み孔２０にドライバ
の刃先を差し込んで、鍔状部２１の下面に形成されてい
る突起２３が雌部材１０Ａのザグリ１５内の鋸歯形カム
１６の傾斜面に乗り上げる方向に雄部材１０Ｂを回す。
これにより、雄部材１０Ｂの頭部にある突起２３が鋸歯
形カム１６の斜面で上方に押されて雄部材１０Ｂが上方
に移動すると同時に、係止隆起２６の仕切り壁２８上を
弾性係止片１３の係止爪１７が移動するようにして雄部
材１０Ｂが回転し、係止爪１７が凹部２５に係合されて
再び仮組立状態に戻る。そして、この状態で雄部材１０
Ｂを上側に引くと、雌部材１０Ａも一緒に外れ、トリム
ボード２をインナパネル１より取り外すことができる。
【００２２】したがって、上記実施例のクリップ構造に
よれば、隣接する弾性係止片１３，１３との間の各コー
ナー部分に、取付孔４，３のコーナー部分に挿入される
突起１４を回転止めとして設けているので、弾性係止片
１３自体には回転止めの機能は持たせずに、係着機能だ
けを持たせて置けば良いことになり、弾性係止片に最小
限の係着力を持たせて自由な幅で弾性係止片１３を形成
することができることになる。
よれば、隣接する弾性係止片１３，１３との間の各コー
ナー部分に、取付孔４，３のコーナー部分に挿入される
突起１４を回転止めとして設けているので、弾性係止片
１３自体には回転止めの機能は持たせずに、係着機能だ
けを持たせて置けば良いことになり、弾性係止片に最小
限の係着力を持たせて自由な幅で弾性係止片１３を形成
することができることになる。
【００２３】図１０乃至図１３は本発明に係わるクリッ
プの一変形例を示すもので、図１０はその側面図、図１
１はその平面図、図１２はその底面図、図１３は使用状
態で示すその側面図である。また、図１０乃至図１３に
おいて図１乃至図９と同一符号を付したものは図１乃至
図９と同じものを示している。そして、本変形例におけ
るクリップの構造と図１乃至図９に示した上記実施例の
構造との間で異なる点は、突起１４の長さにある。すな
わち、図１の至図９に示す上記実施例のクリップ１０の
場合では、雌部材１０Ａの突起１４を各弾性係止片１３
の長さよりも遥かに小さく、かつ使用状態でトリムボー
ド２の厚みとインナパネル１の厚みを加えた大きさより
も僅かに突出される程度の長さに形成していたのに対し
て、この変形例では、各弾性係止片１３と略等しい長さ
にして形成したものである。
プの一変形例を示すもので、図１０はその側面図、図１
１はその平面図、図１２はその底面図、図１３は使用状
態で示すその側面図である。また、図１０乃至図１３に
おいて図１乃至図９と同一符号を付したものは図１乃至
図９と同じものを示している。そして、本変形例におけ
るクリップの構造と図１乃至図９に示した上記実施例の
構造との間で異なる点は、突起１４の長さにある。すな
わち、図１の至図９に示す上記実施例のクリップ１０の
場合では、雌部材１０Ａの突起１４を各弾性係止片１３
の長さよりも遥かに小さく、かつ使用状態でトリムボー
ド２の厚みとインナパネル１の厚みを加えた大きさより
も僅かに突出される程度の長さに形成していたのに対し
て、この変形例では、各弾性係止片１３と略等しい長さ
にして形成したものである。
【００２４】この変形例の構造では、雌部材１０Ａを取
り付ける場合に、雌部材１０Ａを各取付孔４，３に挿入
を始める時点から、その取付孔４，３のコーナー部分に
突起１４を位置決めさせ、この位置決めした状態で押し
込むことができる。すなわち、雌部材１０Ａの挿入を開
始する時点では鍔状部１２とトリムボート２との間が大
きく離れていて、取付孔４の部分を作業者が直接見なが
ら突起１４をコーナー部分に位置決めさせて挿入するこ
とができるので、作業がし易くなる利点がある。さら
に、複数枚のパネルが積層されていて、他は丸孔で、最
下位のパネルに矩形状の取付孔が形成されているような
場合にでも使用できる。
り付ける場合に、雌部材１０Ａを各取付孔４，３に挿入
を始める時点から、その取付孔４，３のコーナー部分に
突起１４を位置決めさせ、この位置決めした状態で押し
込むことができる。すなわち、雌部材１０Ａの挿入を開
始する時点では鍔状部１２とトリムボート２との間が大
きく離れていて、取付孔４の部分を作業者が直接見なが
ら突起１４をコーナー部分に位置決めさせて挿入するこ
とができるので、作業がし易くなる利点がある。さら
に、複数枚のパネルが積層されていて、他は丸孔で、最
下位のパネルに矩形状の取付孔が形成されているような
場合にでも使用できる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るクリ
ップによれば、取付孔のコーナー部分に挿入される突起
を回転止めとしているので、弾性係止片自体には回転止
めの機能は持たせずに、係着機能だけを持たせて置けば
良いので、最小限の係着力を持たせて自由な幅で形成す
ることができる。これにより、取付孔への挿入力を小さ
くして作業性を向上させ、かつ回転も確実に抑えること
ができる等の効果が期待できる。
ップによれば、取付孔のコーナー部分に挿入される突起
を回転止めとしているので、弾性係止片自体には回転止
めの機能は持たせずに、係着機能だけを持たせて置けば
良いので、最小限の係着力を持たせて自由な幅で形成す
ることができる。これにより、取付孔への挿入力を小さ
くして作業性を向上させ、かつ回転も確実に抑えること
ができる等の効果が期待できる。
【図１】 本発明の一実施例に係るクリップを使用状態
で一部を破断して示す側面図である。
で一部を破断して示す側面図である。
【図２】 図１に使用状態で示した同上クリップの底面
図である。
図である。
【図３】 図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】 本発明の一実施例として示すクリップを未使
用状態で示す外観斜視図である。
用状態で示す外観斜視図である。
【図５】 図４に示した同上クリップの側面図である。
【図６】 図４に示した同上クリップの平面図である。
【図７】 図４に示した同上クリップの底面図である。
【図８】 図５のＢ−Ｂ線断面図である。
【図９】 図６のＣ−Ｃ線断面図である。
【図１０】 本発明に係わるクリップの一変形例を示す
側面図である。
側面図である。
【図１１】 同上変形例として示すクリップの平面図で
ある。
ある。
【図１２】 同上変形例として示すクリップの底面図で
ある。
ある。
【図１３】 同上変形例として示すクリップを使用状態
で示す側面である。
で示す側面である。
１ インナパネル（パネル材） ２ トリムボード（部品） ３ 取付孔 ４ 取付孔 １０ クリップ １０Ａ 雌部材 １０Ｂ 雄部材 １１ ボス孔 １３ 弾性係止片 １４ 突起１２ 雌部材の鍔状部
Claims (4)
- 【請求項１】 雌部材と雄部材とからなり、前記雌部材
が上下に貫通するボス孔を形成した鍔状部と、外周に係
止面を有して前記鍔状部の下面から各々突出されて全体
が略筒状にして配設された複数の弾性係止片とを有し、
パネル材側に前記筒状に略対応する形状で作られている
取付孔に前記弾性係止片が押し込まれて前記パネル材の
裏面側で前記係止面を取付孔縁に係着して部品を保持
し、前記雄部材が前記雌部材の前記ボス孔に嵌入されて
前記弾性係止片を前記係着方向に保持しておくプラスチ
ック製のクリップにおいて、前記雌部材の 筒状形状及び前記取付孔の形状を略角形に
形成するとともに、前記雌部材が前記各弾性係止片を前
記取付孔の辺と対応して配設し、かつ隣接し合う前記弾
性係止片の間に設けられて前記取付孔のコーナー部分に
挿入される回転止め用突起を有していることを特徴とす
るクリップ。 - 【請求項２】 前記複数の弾性係止片で形成される前記
角形筒状と前記取付孔との形状を略四角状に形成した請
求項１に記載のクリップ。 - 【請求項３】 中心に上下に貫通するボス孔が形成され
た鍔状部と、外周に係止面を有して前記鍔状部の下面か
ら各々突出されて全体が略筒状にして配設された複数の
弾性係止片とを有し、パネル材側に前記筒状に略対応す
る形状で作られている取付孔に前記弾性係止片が押し込
まれて前記パネル材裏面側で前記係止面を取付孔縁に係
着して部品を保持する雌部材と、前記雌部材の前記ボス
孔に嵌入されて前記弾性係止片を前記係着方向に保持し
ておくための雄部材とを備え、かつ前記雄部材を前記雌
部材に対して回転させると前記雄部材を前記弾性係止片
を係着方向に保持しておくための位置より退避させるこ
とが可能なプラスチック製のクリップにおいて、前記雌部材の 筒状形状及び前記取付孔の形状を略角形に
形成するとともに、前記雌部材が前記各弾性係止片を前
記取付孔の辺と対応して配設し、かつ隣接し合う前記弾
性係止片の間に設けられて前記取付孔のコーナー部分に
挿入される回転止め用突起を有していることを特徴とす
るクリップ。 - 【請求項４】 前記複数の弾性係止片で形成される前記
角形筒状と前記取付孔との形状を略四角状に形成した請
求項３に記載のクリップ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07283294A JP3325113B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | クリップ |
| KR1019940027053A KR0146395B1 (ko) | 1994-03-18 | 1994-10-22 | 클립 |
| GB9504472A GB2287746A (en) | 1994-03-18 | 1995-03-06 | Clip |
| SE9500916A SE9500916L (sv) | 1994-03-18 | 1995-03-16 | Klämma |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07283294A JP3325113B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | クリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07259823A JPH07259823A (ja) | 1995-10-09 |
| JP3325113B2 true JP3325113B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=13500790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07283294A Expired - Fee Related JP3325113B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | クリップ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3325113B2 (ja) |
| KR (1) | KR0146395B1 (ja) |
| GB (1) | GB2287746A (ja) |
| SE (1) | SE9500916L (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE29908703U1 (de) * | 1999-05-18 | 1999-09-30 | Trw Automotive Electron & Comp | Verbindungselement aus Kunststoff |
| JP4344056B2 (ja) * | 1999-12-28 | 2009-10-14 | 株式会社ニフコ | 自動車用部品の取付装置 |
| GB0007489D0 (en) * | 2000-03-29 | 2000-05-17 | Mckechnie Specialist Products | Improvements in clip assemblies |
| JP4197836B2 (ja) * | 2000-10-12 | 2008-12-17 | 株式会社パイオラックス | バンパー固定クリップ |
| EP1473469A1 (en) * | 2003-04-29 | 2004-11-03 | Itw Espana, Sa | Rivet for the fastening of pieces to the bodywork of a vehicle |
| JP4213550B2 (ja) | 2003-09-24 | 2009-01-21 | 株式会社パイオラックス | クリップ |
| FR2898161B1 (fr) * | 2006-03-02 | 2008-06-06 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif et procede d'assemblage d'un enjoliveur et d'une piece d'habillage de vehicule |
| JP5190443B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2013-04-24 | 株式会社パイオラックス | ２ピースクリップ |
| JP5627940B2 (ja) * | 2010-07-01 | 2014-11-19 | 株式会社ニフコ | グロメット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1020182B (it) * | 1973-09-06 | 1977-12-20 | Raymond A | Elemento di bloccaggio a forma di chiodo espansibile |
| JP3450342B2 (ja) * | 1991-12-16 | 2003-09-22 | 株式会社ニフコ | 止め具 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP07283294A patent/JP3325113B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-22 KR KR1019940027053A patent/KR0146395B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-03-06 GB GB9504472A patent/GB2287746A/en not_active Withdrawn
- 1995-03-16 SE SE9500916A patent/SE9500916L/xx not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB9504472D0 (en) | 1995-04-26 |
| KR0146395B1 (ko) | 1998-08-17 |
| SE9500916L (sv) | 1995-09-19 |
| GB2287746A (en) | 1995-09-27 |
| SE9500916D0 (sv) | 1995-03-16 |
| KR950027214A (ko) | 1995-10-16 |
| JPH07259823A (ja) | 1995-10-09 |
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Legal Events
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