JP2582404Y2 - クリップ - Google Patents
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0206—Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
- F16B21/06—Releasable fastening devices with snap-action
- F16B21/08—Releasable fastening devices with snap-action in which the stud, pin, or spigot has a resilient part
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/30—Trim molding fastener
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、留め具として用いられ
るクリップに関する。
るクリップに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車には、例えば、図２１に示される
ようにトランクルーム１５０を構成するパネル２２に内
張りされたラッゲージトリム２０を留めるために、通常
クリップが用いられる。この種のクリップは、図２２及
び図２４に示すようなクリップ１５２、１６０が一般的
である。
ようにトランクルーム１５０を構成するパネル２２に内
張りされたラッゲージトリム２０を留めるために、通常
クリップが用いられる。この種のクリップは、図２２及
び図２４に示すようなクリップ１５２、１６０が一般的
である。
【０００３】図２２に示されるようなクリップ１５２の
脚部１５４には、挿入方向及び抜き出し方向へ弾性変形
可能な弾性ひれ１５６が軸方向に沿って複数個配列され
ている。図２３に示されるように、このクリップ１５２
でラッゲージトリム２０をパネル２２に留めるには、先
ず、脚部１５４をラッゲージトリム２０の取付孔２４へ
挿通し、この取付孔２４を貫通した脚部１５４を、パネ
ル２２に穿設された取付孔２６へ嵌入するようになって
いる。これによって、弾性ひれ１５６が矢印Ａ方向に弾
性変形しながら取付孔２６を通過し、通過後は、弾性ひ
れ１５６が弾性復帰することによって取付孔２６の縁部
に係止され、皿状の頭部１５８とパネル２２との間にラ
ッゲージトリム２０が挟持される。
脚部１５４には、挿入方向及び抜き出し方向へ弾性変形
可能な弾性ひれ１５６が軸方向に沿って複数個配列され
ている。図２３に示されるように、このクリップ１５２
でラッゲージトリム２０をパネル２２に留めるには、先
ず、脚部１５４をラッゲージトリム２０の取付孔２４へ
挿通し、この取付孔２４を貫通した脚部１５４を、パネ
ル２２に穿設された取付孔２６へ嵌入するようになって
いる。これによって、弾性ひれ１５６が矢印Ａ方向に弾
性変形しながら取付孔２６を通過し、通過後は、弾性ひ
れ１５６が弾性復帰することによって取付孔２６の縁部
に係止され、皿状の頭部１５８とパネル２２との間にラ
ッゲージトリム２０が挟持される。
【０００４】しかしながら、ラッゲージトリム２０の張
替え等のためにクリップ１５２の挿入及び抜去を繰り返
して行うと、弾性ひれ１５６が疲労し、亀裂あるいは剪
断することがある。また、パネル２２の板厚が薄いと、
取付孔２６の周縁が隣接する弾性ひれ１５６の間に位置
し、抜去し難いという欠点もある。
替え等のためにクリップ１５２の挿入及び抜去を繰り返
して行うと、弾性ひれ１５６が疲労し、亀裂あるいは剪
断することがある。また、パネル２２の板厚が薄いと、
取付孔２６の周縁が隣接する弾性ひれ１５６の間に位置
し、抜去し難いという欠点もある。
【０００５】また、図２４に示すような、クリップ１６
０では、突起１６２が疲労して破断する恐れはないが、
頻繁に挿入及び抜去が繰り返されると、スリット１６４
に沿って突設された突起１６２が磨耗してしまう。さら
に、ラッゲージトリム２０及びパネル２２の板厚が厚い
と、図２５に示すように、脚部１６６が全体に渡って縮
径してしまい、取付孔２６の周縁と突起１６２との引っ
掛かり代が少なくなり、不用意に抜け出すという欠点を
有していた。また、このような円筒状の脚部１６６の先
端へ先細りとなるガイド部を形成する場合、中型を頭部
１６８から抜き取る必要があるため、成形されたクリッ
プ１６０の頭部１６８に型抜きの穴が生じていた。この
ため、頭部１６８が表面に表れる所には、上記のような
ガイド部を設けることができなかった。
０では、突起１６２が疲労して破断する恐れはないが、
頻繁に挿入及び抜去が繰り返されると、スリット１６４
に沿って突設された突起１６２が磨耗してしまう。さら
に、ラッゲージトリム２０及びパネル２２の板厚が厚い
と、図２５に示すように、脚部１６６が全体に渡って縮
径してしまい、取付孔２６の周縁と突起１６２との引っ
掛かり代が少なくなり、不用意に抜け出すという欠点を
有していた。また、このような円筒状の脚部１６６の先
端へ先細りとなるガイド部を形成する場合、中型を頭部
１６８から抜き取る必要があるため、成形されたクリッ
プ１６０の頭部１６８に型抜きの穴が生じていた。この
ため、頭部１６８が表面に表れる所には、上記のような
ガイド部を設けることができなかった。
【０００６】さらに、このようなクリップは、ラッゲー
ジトリム２０及びパネル２２に形成される取付孔が同一
径であることを前提に成形されているため、取付孔の孔
径が異なる場合、使用することができなかった。
ジトリム２０及びパネル２２に形成される取付孔が同一
径であることを前提に成形されているため、取付孔の孔
径が異なる場合、使用することができなかった。
【０００７】
【考案が解決しようとする課題】本考案は係る事実を考
慮し、板厚が薄い取付部材でも取外しが容易で、また、
板厚が厚い取付部材でも係止力が大きく、しかも挿入及
び抜去の繰り返し作業に耐え得ることができ、さらに、
取付孔の孔径が異なる場合でも使用することができるク
リップを提供することを目的とする。
慮し、板厚が薄い取付部材でも取外しが容易で、また、
板厚が厚い取付部材でも係止力が大きく、しかも挿入及
び抜去の繰り返し作業に耐え得ることができ、さらに、
取付孔の孔径が異なる場合でも使用することができるク
リップを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載のクリッ
プは、被取付部材に形成された取付孔を挿通し取付部材
に穿設された取付孔に挿入される脚部と、この脚部の一
端部に設けられた頭部と前記取付部材との間に前記被取
付部材を挟持して取付部材に被取付部材を固定するクリ
ップにおいて、前記脚部が、前記頭部から延出する芯材
と、前記芯材から半径方向へ延出し、かつ芯材の軸方向
に沿って延設される支持板と、前記支持板の先端部に一
部が支持され、前記取付孔の孔形状に合わせて周方向に
張り出す弾性板と、前記弾性板の自由端部から外方へ突
設される突起と、で構成されたことを特徴としている。
プは、被取付部材に形成された取付孔を挿通し取付部材
に穿設された取付孔に挿入される脚部と、この脚部の一
端部に設けられた頭部と前記取付部材との間に前記被取
付部材を挟持して取付部材に被取付部材を固定するクリ
ップにおいて、前記脚部が、前記頭部から延出する芯材
と、前記芯材から半径方向へ延出し、かつ芯材の軸方向
に沿って延設される支持板と、前記支持板の先端部に一
部が支持され、前記取付孔の孔形状に合わせて周方向に
張り出す弾性板と、前記弾性板の自由端部から外方へ突
設される突起と、で構成されたことを特徴としている。
【０００９】請求項２に記載のクリップは、前記弾性板
の自由端部に前記芯材の軸方向へ一定の間隔で前記突起
を複数突設して突起列とし、この突起列を前記芯材の周
方向に沿って並列に複数列設け、互いに隣合う前記突起
列を構成するそれぞれの突起の位置が前記芯材の周方向
において同一線上にないこと、を特徴としている。
の自由端部に前記芯材の軸方向へ一定の間隔で前記突起
を複数突設して突起列とし、この突起列を前記芯材の周
方向に沿って並列に複数列設け、互いに隣合う前記突起
列を構成するそれぞれの突起の位置が前記芯材の周方向
において同一線上にないこと、を特徴としている。
【００１０】請求項３に記載のクリップは、前記支持板
の挿入方向の先端部に挿入方向へ向かって先細りのガイ
ド部を形成したこと、を特徴としている。
の挿入方向の先端部に挿入方向へ向かって先細りのガイ
ド部を形成したこと、を特徴としている。
【００１１】請求項４に記載のクリップは、前記弾性板
の前記頭部側に前記芯材の軸方向に沿うスリットを形成
し、その切り残された部位から前記芯材の半径方向へ突
出し前記脚部が前記被取付部材に形成された取付孔へ挿
通されたとき前記取付孔に押圧されて弾性変形し前記芯
材側へ入り込み可能な弾性爪と、を有することを特徴と
している。
の前記頭部側に前記芯材の軸方向に沿うスリットを形成
し、その切り残された部位から前記芯材の半径方向へ突
出し前記脚部が前記被取付部材に形成された取付孔へ挿
通されたとき前記取付孔に押圧されて弾性変形し前記芯
材側へ入り込み可能な弾性爪と、を有することを特徴と
している。
【００１２】請求項５に記載のクリップは、前記弾性板
の外面に配設され前記取付部材に穿設された取付孔の孔
周縁より外方に突出し、前記頭部との間に前記被取付部
材を挟持するストッパー片を有することを特徴としてい
る。
の外面に配設され前記取付部材に穿設された取付孔の孔
周縁より外方に突出し、前記頭部との間に前記被取付部
材を挟持するストッパー片を有することを特徴としてい
る。
【００１３】請求項６に記載のクリップは、前記弾性板
に、前記芯材の軸線と直交する方向へ切欠いたスリット
を形成したことを特徴としている。
に、前記芯材の軸線と直交する方向へ切欠いたスリット
を形成したことを特徴としている。
【００１４】
【作用】請求項１に記載のクリップでは、被取付部材に
形成された取付孔と取付部材に穿設された取付孔に脚部
を挿入して、頭部と取付部材とで被取付部材を挟持し、
取付部材に被取付部材を固定する。クリップの脚部が取
付孔に挿入されと、脚部を構成する弾性板の自由端部か
ら外方へ突設された突起が取付孔の縁部に押圧される。
この弾性板は、支持板の先端部に一部が支持され、取付
孔の孔形状に合わせて周方向に張り出している。このた
め、挿入時には、弾性板の自由端部に設けられた突起が
取付孔の縁部に押圧されることによって、弾性板は芯材
の方向へ撓み脚部の外径を小さくする。このように、突
起が突設された部位自体が弾性変形するので、挿入及び
抜去を繰り返しても、突起が磨耗することがない。ま
た、弾性板は取付孔を貫通すると、弾性復帰して突起が
取付孔の縁部に係止されるので、クリップが取付孔から
抜け出すことがない。
形成された取付孔と取付部材に穿設された取付孔に脚部
を挿入して、頭部と取付部材とで被取付部材を挟持し、
取付部材に被取付部材を固定する。クリップの脚部が取
付孔に挿入されと、脚部を構成する弾性板の自由端部か
ら外方へ突設された突起が取付孔の縁部に押圧される。
この弾性板は、支持板の先端部に一部が支持され、取付
孔の孔形状に合わせて周方向に張り出している。このた
め、挿入時には、弾性板の自由端部に設けられた突起が
取付孔の縁部に押圧されることによって、弾性板は芯材
の方向へ撓み脚部の外径を小さくする。このように、突
起が突設された部位自体が弾性変形するので、挿入及び
抜去を繰り返しても、突起が磨耗することがない。ま
た、弾性板は取付孔を貫通すると、弾性復帰して突起が
取付孔の縁部に係止されるので、クリップが取付孔から
抜け出すことがない。
【００１５】請求項２に記載のクリップでは、突起が、
弾性板の自由端部へ芯材の軸方向に一定の間隔で複数突
設されて突起列とされ、さらに、この突起列が芯材の周
方向に沿って並列に複数配列されている。この互いに隣
合う突起列を構成するそれぞれの突起の位置は、芯材の
周方向において同一線上にないので、突起が突設されて
いない何れかの弾性板の外周面が、取付孔の縁部と当接
する。このため、クリップを取付けた後にガタを生じる
ことがなく、また、いずれかの突起が取付孔の縁部と当
接するので、板厚が薄い取付部材の場合でも取外しが容
易となる。
弾性板の自由端部へ芯材の軸方向に一定の間隔で複数突
設されて突起列とされ、さらに、この突起列が芯材の周
方向に沿って並列に複数配列されている。この互いに隣
合う突起列を構成するそれぞれの突起の位置は、芯材の
周方向において同一線上にないので、突起が突設されて
いない何れかの弾性板の外周面が、取付孔の縁部と当接
する。このため、クリップを取付けた後にガタを生じる
ことがなく、また、いずれかの突起が取付孔の縁部と当
接するので、板厚が薄い取付部材の場合でも取外しが容
易となる。
【００１６】請求項３に記載のクリップでは、支持板の
先端部に、挿入方向へ向かう先細りのガイド部が形成さ
れているので、このガイド部に沿って脚部が取付孔の中
心に案内され、挿入が容易となる。また、従来のクリッ
プのように、中空部を有する脚部の外面にガイド部を形
成するのではなく、弾性板を支持してない支持板の先端
部にガイド部を形成するので、弾性板が構成する中空部
は縮径されない。このため、中型をクリップの先端から
抜き取ることができ、頭部に型抜き用の穴が形成されな
い。
先端部に、挿入方向へ向かう先細りのガイド部が形成さ
れているので、このガイド部に沿って脚部が取付孔の中
心に案内され、挿入が容易となる。また、従来のクリッ
プのように、中空部を有する脚部の外面にガイド部を形
成するのではなく、弾性板を支持してない支持板の先端
部にガイド部を形成するので、弾性板が構成する中空部
は縮径されない。このため、中型をクリップの先端から
抜き取ることができ、頭部に型抜き用の穴が形成されな
い。
【００１７】請求項４に記載のクリップでは、頭部側の
弾性板に芯材の軸方向に沿うスリットが形成され、その
切り残された部位から芯材の半径方向へ弾性爪が突出し
ている。従って、脚部が被取付部材に形成された取付孔
へ挿通されたとき、弾性爪は、この取付孔の縁部に押圧
され、孔径の大きさに応じて芯材側へ入り込む。このた
め、取付部材と被取付部材との取付孔の孔径が異なる場
合でも、取付部材の孔径に脚部の外径の大きさを合わせ
ておけば、被取付部材の取付孔に弾性爪が係止される。
弾性板に芯材の軸方向に沿うスリットが形成され、その
切り残された部位から芯材の半径方向へ弾性爪が突出し
ている。従って、脚部が被取付部材に形成された取付孔
へ挿通されたとき、弾性爪は、この取付孔の縁部に押圧
され、孔径の大きさに応じて芯材側へ入り込む。このた
め、取付部材と被取付部材との取付孔の孔径が異なる場
合でも、取付部材の孔径に脚部の外径の大きさを合わせ
ておけば、被取付部材の取付孔に弾性爪が係止される。
【００１８】請求項５に記載のクリップでは、弾性板の
外面に設けられたストパー片が、取付部材に穿設された
取付孔の孔周縁より外側に突出している。このストパー
片が、頭部との間に被取付部材を挟持するので、予めク
リップを被取付部材に取付け、取付部材に装着する場合
等、クリップがズレることがないので取付作業が円滑に
行なえる。
外面に設けられたストパー片が、取付部材に穿設された
取付孔の孔周縁より外側に突出している。このストパー
片が、頭部との間に被取付部材を挟持するので、予めク
リップを被取付部材に取付け、取付部材に装着する場合
等、クリップがズレることがないので取付作業が円滑に
行なえる。
【００１９】請求項６に記載のクリップでは、弾性板
に、芯材の軸線と直交するスリットが形成されている。
このため、弾性板は、その自由端部が支持板の先端を支
点として芯材の方向へ撓むだけではなく、スリットを境
として弾性板の長手方向の両端部が、芯材の方向へ撓
む。すなわち、スリットを境として、弾性板は芯材の軸
線と直交する線で分割された恰好となっているので、取
付孔を通過した弾性板は、取付孔の縁部に押されて芯材
の方向へ撓んだ弾性板の影響を受けずに、挿入前の形状
を維持することができる。従って、例えば、板厚が厚い
取付部材であっても、突起を確実に取付孔の縁部に係止
させることができる。
に、芯材の軸線と直交するスリットが形成されている。
このため、弾性板は、その自由端部が支持板の先端を支
点として芯材の方向へ撓むだけではなく、スリットを境
として弾性板の長手方向の両端部が、芯材の方向へ撓
む。すなわち、スリットを境として、弾性板は芯材の軸
線と直交する線で分割された恰好となっているので、取
付孔を通過した弾性板は、取付孔の縁部に押されて芯材
の方向へ撓んだ弾性板の影響を受けずに、挿入前の形状
を維持することができる。従って、例えば、板厚が厚い
取付部材であっても、突起を確実に取付孔の縁部に係止
させることができる。
【００２０】
【実施例】図１に示されるように、第１実施例に係るク
リップ１０は、かさ状の頭部１２と円筒状の脚部１４か
ら構成されている。脚部１４の軸部には、芯材１６が設
けられている。図３に示されるように、芯材１６からは
３枚の長板状の支持板１８が半径方向へ延出されてい
る。また、図４に示すように、支持板１８は、芯材１６
の長手方向へ延設され、脚部１４の骨組みを構成してい
る。さらに、支持板１８の挿入部側は先細となってお
り、図５に示されるラッゲージトリム２０及びパネル２
２に、それぞれ形成された取付孔２４、２６へ脚部１４
が挿入される際のガイド部１８Ａを構成している。
リップ１０は、かさ状の頭部１２と円筒状の脚部１４か
ら構成されている。脚部１４の軸部には、芯材１６が設
けられている。図３に示されるように、芯材１６からは
３枚の長板状の支持板１８が半径方向へ延出されてい
る。また、図４に示すように、支持板１８は、芯材１６
の長手方向へ延設され、脚部１４の骨組みを構成してい
る。さらに、支持板１８の挿入部側は先細となってお
り、図５に示されるラッゲージトリム２０及びパネル２
２に、それぞれ形成された取付孔２４、２６へ脚部１４
が挿入される際のガイド部１８Ａを構成している。
【００２１】図３に示すように、支持板１８の外方の先
端部には、円筒を軸方向に切断したような、断面形が円
弧状の弾性板２８の略中央部が支持されている。これに
よって、この弾性板２８は、支持板１８を支点として、
両自由端部が芯材１６に向かって撓むようになってい
る。なお、この弾性板２８の外周の曲率は、取付孔２
４、２６の孔形状に合致するように設定され、取付孔２
４、２６内へ挿入できるようになっている。
端部には、円筒を軸方向に切断したような、断面形が円
弧状の弾性板２８の略中央部が支持されている。これに
よって、この弾性板２８は、支持板１８を支点として、
両自由端部が芯材１６に向かって撓むようになってい
る。なお、この弾性板２８の外周の曲率は、取付孔２
４、２６の孔形状に合致するように設定され、取付孔２
４、２６内へ挿入できるようになっている。
【００２２】図２に示すように、弾性板２８の自由端部
には、脚部１４の軸線に沿って所定の間隔で複数の突起
３０が外方へ突設され突起列を形成している。図４に示
すように、この突起３０の頂部３０Ａの角は切り落とさ
れ、脚部１４の軸線と平行とされている。また、頂部３
０Ａから脚部１４の挿入方向及び抜去方向に向かって、
挿入及び抜去時のガイド面としてのテーパー部３０Ｂが
形成され、挿入及び抜去を容易にしている。さらに、互
いに隣合う突起列を構成する各突起３０は、芯材の周方
向において同一線上にないように配設されている。これ
によって、ラッゲージトリム２０の厚さに関わらず、突
起３０が突設されていない弾性板２８の外周面が、必ず
パネル２２の取付孔２６の縁部が当接するので、クリッ
プ１０が取付孔２４、２６に挿入された後、ガタを生じ
ることがない。また、いずれかの突起３０が取付孔２６
の縁部と当接するので、板厚が薄いパネル２２の場合で
も取外しが容易となる。
には、脚部１４の軸線に沿って所定の間隔で複数の突起
３０が外方へ突設され突起列を形成している。図４に示
すように、この突起３０の頂部３０Ａの角は切り落とさ
れ、脚部１４の軸線と平行とされている。また、頂部３
０Ａから脚部１４の挿入方向及び抜去方向に向かって、
挿入及び抜去時のガイド面としてのテーパー部３０Ｂが
形成され、挿入及び抜去を容易にしている。さらに、互
いに隣合う突起列を構成する各突起３０は、芯材の周方
向において同一線上にないように配設されている。これ
によって、ラッゲージトリム２０の厚さに関わらず、突
起３０が突設されていない弾性板２８の外周面が、必ず
パネル２２の取付孔２６の縁部が当接するので、クリッ
プ１０が取付孔２４、２６に挿入された後、ガタを生じ
ることがない。また、いずれかの突起３０が取付孔２６
の縁部と当接するので、板厚が薄いパネル２２の場合で
も取外しが容易となる。
【００２３】一方、図２に示すように、弾性板２８に
は、その略中央部及び頭部１２との接合部に、脚部１４
の軸線と直交する方向にスリット３２が形成されてい
る。このように、弾性板２８にスリット３２を形成する
ことで、スリット３２を境として弾性板２８の長手方向
の両端部が、芯材１６の方向へ撓むことができる。
は、その略中央部及び頭部１２との接合部に、脚部１４
の軸線と直交する方向にスリット３２が形成されてい
る。このように、弾性板２８にスリット３２を形成する
ことで、スリット３２を境として弾性板２８の長手方向
の両端部が、芯材１６の方向へ撓むことができる。
【００２４】次に、本実施例に係るクリップ１０を使用
してラッゲージトリム２０をパネル２２に取付ける手順
を説明する。
してラッゲージトリム２０をパネル２２に取付ける手順
を説明する。
【００２５】先ず、図５に示されるように、ラッゲージ
トリム２０の取付孔２４とパネル２２の取付孔２６の孔
心を合わせる。次に、クリップ１０の頭部１２を押圧し
て脚部１４をガイド部１８Ａに案内させながら、取付孔
２４、２６に押し込む。このとき、弾性板２８の自由端
部から突設された突起３０は取付孔２４、２６の縁部に
押圧される。これによって、弾性板２８は、支持板１８
に支持された部位を支点として、芯材１６の方向へ弾性
変形する。このように、突起３０が突設された部位自体
が弾性変形するので、挿入及び抜去を繰り返しても、突
起３０が磨耗することがない。また、弾性板２８は取付
孔２６を貫通すると、弾性復帰して突起３０が取付孔２
６の縁部に係止されるので、クリップ１０が取付孔２６
から抜け出すことがない。
トリム２０の取付孔２４とパネル２２の取付孔２６の孔
心を合わせる。次に、クリップ１０の頭部１２を押圧し
て脚部１４をガイド部１８Ａに案内させながら、取付孔
２４、２６に押し込む。このとき、弾性板２８の自由端
部から突設された突起３０は取付孔２４、２６の縁部に
押圧される。これによって、弾性板２８は、支持板１８
に支持された部位を支点として、芯材１６の方向へ弾性
変形する。このように、突起３０が突設された部位自体
が弾性変形するので、挿入及び抜去を繰り返しても、突
起３０が磨耗することがない。また、弾性板２８は取付
孔２６を貫通すると、弾性復帰して突起３０が取付孔２
６の縁部に係止されるので、クリップ１０が取付孔２６
から抜け出すことがない。
【００２６】なお、支持板１８と弾性板２８との接合部
は弾性変形しないが、その外径は、取付孔２４、２６の
孔径と略同一に設定されているので、脚部１４の挿入抵
抗とならない。
は弾性変形しないが、その外径は、取付孔２４、２６の
孔径と略同一に設定されているので、脚部１４の挿入抵
抗とならない。
【００２７】また、取付手順としては、脚部１４をラッ
ゲージトリム２０の取付孔２４へ挿通し、この取付孔２
４を貫通した脚部１４を、パネル２２に穿設された取付
孔２６へ嵌入してもよい。
ゲージトリム２０の取付孔２４へ挿通し、この取付孔２
４を貫通した脚部１４を、パネル２２に穿設された取付
孔２６へ嵌入してもよい。
【００２８】さらに、ラッゲージトリム２０とパネル２
２の板厚が厚い場合、弾性板２８は、その自由端部が支
持板１８を支点として芯材１６の方向へ撓むだけではな
く、スリット３２を境として挿入方向の両端部が、芯材
１６の方向へ撓む。これによって、取付孔２６を貫通し
た弾性板２８は、取付孔２６の孔壁に押されて芯材１６
の方向へ撓んだ弾性板２８の影響を受けずに、挿入前の
形状を維持することができ、突起３０は取付孔２６の縁
部に確実に係止される。
２の板厚が厚い場合、弾性板２８は、その自由端部が支
持板１８を支点として芯材１６の方向へ撓むだけではな
く、スリット３２を境として挿入方向の両端部が、芯材
１６の方向へ撓む。これによって、取付孔２６を貫通し
た弾性板２８は、取付孔２６の孔壁に押されて芯材１６
の方向へ撓んだ弾性板２８の影響を受けずに、挿入前の
形状を維持することができ、突起３０は取付孔２６の縁
部に確実に係止される。
【００２９】次に、第２実施例に係るクリップ５０を説
明する。第２実施例にクリップ５０は、図１２に示され
るように、ラッゲージトリム２０の取付孔５２の孔径
と、パネル２２の取付孔５４の孔径が異なる場合、特に
その機能を発揮する。
明する。第２実施例にクリップ５０は、図１２に示され
るように、ラッゲージトリム２０の取付孔５２の孔径
と、パネル２２の取付孔５４の孔径が異なる場合、特に
その機能を発揮する。
【００３０】図６〜図１２に示されるように、頭部５６
から延出する芯材５８には、半径方向へ延設する３枚の
長板状の支持板６０が設けられている。この支持板６０
の先端には、円弧状の弾性板６２の中央部が支持されて
いる。これによって、弾性板６２は、支持板６０を支点
として、両自由端部が芯材５８に向かって撓むようにな
っている。また、弾性板６２の自由端部には、芯材５８
の軸線に沿って複数の突起６４が突設されている。
から延出する芯材５８には、半径方向へ延設する３枚の
長板状の支持板６０が設けられている。この支持板６０
の先端には、円弧状の弾性板６２の中央部が支持されて
いる。これによって、弾性板６２は、支持板６０を支点
として、両自由端部が芯材５８に向かって撓むようにな
っている。また、弾性板６２の自由端部には、芯材５８
の軸線に沿って複数の突起６４が突設されている。
【００３１】一方、頭部５６側に位置する弾性板６２の
部位には、芯材５８の軸方向に沿ってスリット６６が形
成されている。このスリット６６によって切り残された
部位には、外方へ向かって突出する弾性爪６８が形成さ
れている。この弾性爪６８は、芯材５８に向かって傾斜
するテーパー面６８Ａを有し、このテーパー面６８Ａの
終端部には、弾性板６２の外面から外方へ突出するスト
ッパー片７０が設けられている。このストッパー片７０
の先端は、パネル２２の取付孔５４の縁部より外方へ延
設している。
部位には、芯材５８の軸方向に沿ってスリット６６が形
成されている。このスリット６６によって切り残された
部位には、外方へ向かって突出する弾性爪６８が形成さ
れている。この弾性爪６８は、芯材５８に向かって傾斜
するテーパー面６８Ａを有し、このテーパー面６８Ａの
終端部には、弾性板６２の外面から外方へ突出するスト
ッパー片７０が設けられている。このストッパー片７０
の先端は、パネル２２の取付孔５４の縁部より外方へ延
設している。
【００３２】次に、本実施例に係るクリップ５０の作用
を説明する。先ず、脚部７２をラッゲージトリム２０の
取付孔２４へ挿通する。このとき、取付孔５２の縁部に
押され、孔径の大きさに応じて芯材５８側に押し込ま
れ、脚部７２を取付孔５２内に係止する。一方、ラッゲ
ージトリム２０は、頭部５６と、弾性爪６８と隣接して
配設されたストッパー片７０に挟持される。これによっ
て、ラッゲージトリム２０からクリップ５０がずれるこ
とがないので取付孔５４への取付作業が円滑に行なえ
る。
を説明する。先ず、脚部７２をラッゲージトリム２０の
取付孔２４へ挿通する。このとき、取付孔５２の縁部に
押され、孔径の大きさに応じて芯材５８側に押し込ま
れ、脚部７２を取付孔５２内に係止する。一方、ラッゲ
ージトリム２０は、頭部５６と、弾性爪６８と隣接して
配設されたストッパー片７０に挟持される。これによっ
て、ラッゲージトリム２０からクリップ５０がずれるこ
とがないので取付孔５４への取付作業が円滑に行なえ
る。
【００３３】また、図１３〜図２０には、第２実施例に
係るクリップの変形例が示されている。このクリップ８
０では、弾性板６２の外面から突出される突起８２が一
つで、そのテーパー面８２Ａが長めに設定され、パネル
２２の肉厚が大きい場合、突起８２全体が取付孔の中に
位置するようになっている。これによって、クリップ８
０の抜き出し操作が容易に行なえる。
係るクリップの変形例が示されている。このクリップ８
０では、弾性板６２の外面から突出される突起８２が一
つで、そのテーパー面８２Ａが長めに設定され、パネル
２２の肉厚が大きい場合、突起８２全体が取付孔の中に
位置するようになっている。これによって、クリップ８
０の抜き出し操作が容易に行なえる。
【００３４】このように、本発明のクリップでは、取付
孔の孔径、孔長等に応じて、突起、弾性爪、ストッパー
片、及びスリットの位置等を変えることによって、最適
な状態でラッゲージトリムをパネルに取付けることがで
きる。
孔の孔径、孔長等に応じて、突起、弾性爪、ストッパー
片、及びスリットの位置等を変えることによって、最適
な状態でラッゲージトリムをパネルに取付けることがで
きる。
【００３５】
【考案の効果】本考案に係るクリップは、上記構成とし
たので、板厚が薄い場合でも取外し易く、また、挿入及
び抜去を繰り返しても、突起が磨耗することがない。さ
らに、板厚が厚い場合でも、突起が確実に取付孔の縁部
に係止され、クリップが抜け出すことがない。また、取
付部材と被取付部材の取付孔の孔径が異なる場合でも対
応できる。
たので、板厚が薄い場合でも取外し易く、また、挿入及
び抜去を繰り返しても、突起が磨耗することがない。さ
らに、板厚が厚い場合でも、突起が確実に取付孔の縁部
に係止され、クリップが抜け出すことがない。また、取
付部材と被取付部材の取付孔の孔径が異なる場合でも対
応できる。
【図１】第１実施例に係るクリップの斜視図である。
【図２】第１実施例に係るクリップの側面図である。
【図３】第１実施例に係るクリップの底面図である。
【図４】図３の４−４線断面図である。
【図５】第１実施例に係るクリップの装着状態を示した
断面図である。
断面図である。
【図６】第２実施例に係るクリップの斜視図である。
【図７】第２実施例に係るクリップの側面図である。
【図８】第２実施例に係るクリップの底面図である。
【図９】図７の９−９線断面図である。
【図１０】図７の１０−１０線断面図である。
【図１１】図８の１１−１１線断面図である。
【図１２】第２実施例に係るクリップの装着状態を示し
た断面図である。
た断面図である。
【図１３】第２実施例の変形例に係るクリップの斜視図
である。
である。
【図１４】第２実施例の変形例に係るクリップの側面図
である。
である。
【図１５】第２実施例の変形例に係るクリップの底面図
である。
である。
【図１６】図１４の１６−１６線断面図である。
【図１７】図１４の１７−１７線断面図である。
【図１８】図１５の１８−１８線断面図である。
【図１９】第２実施例の変形例に係るクリップを別の角
度から見た側面図である。
度から見た側面図である。
【図２０】第２実施例の変形例に係るクリップの装着状
態を示した断面図である。
態を示した断面図である。
【図２１】従来のクリップによってトランクルーム内へ
トリムが取付けられた状態を示す概略図である。
トリムが取付けられた状態を示す概略図である。
【図２２】従来のクリップの斜視図である。
【図２３】従来のクリップの装着状態を示した断面図で
ある。
ある。
【図２４】従来のクリップの斜視図である。
【図２５】従来のクリップの装着状態を示した断面図で
ある。
ある。
１６ 芯材 １８ 支持板 １８Ａ ガイド部 ２８ 弾性板 ３０ 突起 ３２ スリット ６８ 弾性爪 ７０ ストッパー片
Claims (6)
- 【請求項１】 被取付部材に形成された取付孔を挿通し
取付部材に穿設された取付孔に挿入される脚部と、この
脚部の一端部に設けられた頭部と前記取付部材との間に
前記被取付部材を挟持して取付部材に被取付部材を固定
するクリップにおいて、前記脚部が、前記頭部から延出
する芯材と、前記芯材から半径方向へ延出し、かつ芯材
の軸方向に沿って延設される支持板と、前記支持板の先
端部に一部が支持され、前記取付孔の孔形状に合わせて
周方向に張り出す弾性板と、前記弾性板の自由端部から
外方へ突設される突起と、で構成されたことを特徴とす
るクリップ。 - 【請求項２】 前記弾性板の自由端部に前記芯材の軸方
向へ一定の間隔で前記突起を複数突設して突起列とし、
この突起列を前記芯材の周方向に沿って並列に複数列設
け、互いに隣合う前記突起列を構成するそれぞれの突起
の位置が前記芯材の周方向において同一線上にないこ
と、を特徴とする請求項１記載のクリップ。 - 【請求項３】 前記支持板の挿入方向の先端部に挿入方
向へ向かって先細りのガイド部を形成したこと、を特徴
とする請求項１又は請求項２に記載のクリップ。 - 【請求項４】 前記弾性板の前記頭部側に前記芯材の軸
方向に沿うスリットを形成し、その切り残された部位か
ら前記芯材の半径方向へ突出し前記脚部が前記被取付部
材に形成された取付孔へ挿通されたとき前記取付孔に押
圧されて弾性変形し前記芯材側へ入り込み可能な弾性爪
と、を有することを特徴とする請求項１から請求項３の
いずれかに記載のクリップ。 - 【請求項５】 前記弾性板の外面に配設され前記取付部
材に穿設された取付孔の孔周縁より外方に突出し、前記
頭部との間に前記被取付部材を挟持するストッパー片を
有することを特徴とする請求項４に記載のクリップ。 - 【請求項６】 前記弾性板に、前記芯材の軸線と直交す
る方向へ切欠いたスリットを形成したことを特徴とする
請求項１から請求項５のいずれかに記載のクリップ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| US08/066,194 US5373611A (en) | 1992-05-26 | 1993-05-25 | Clip |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3490792 | 1992-05-26 | ||
| JP4-34907 | 1992-05-26 | ||
| JP1993026605U JP2582404Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1993-05-21 | クリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635624U JPH0635624U (ja) | 1994-05-13 |
| JP2582404Y2 true JP2582404Y2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=26364410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993026605U Expired - Fee Related JP2582404Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1993-05-21 | クリップ |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2582404Y2 (ja) |
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| US5987714A (en) * | 1996-10-07 | 1999-11-23 | Smith; Edward John | Spring fastener of high sealing performance |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0635624U (ja) | 1994-05-13 |
| US5373611A (en) | 1994-12-20 |
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