JPH053089Y2 - - Google Patents

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JPH053089Y2
JPH053089Y2 JP1989147310U JP14731089U JPH053089Y2 JP H053089 Y2 JPH053089 Y2 JP H053089Y2 JP 1989147310 U JP1989147310 U JP 1989147310U JP 14731089 U JP14731089 U JP 14731089U JP H053089 Y2 JPH053089 Y2 JP H053089Y2
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fitting
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は写真等を平板状の台紙に貼着したパネ
ルを保護させる縁枠材を各コーナーで連結する連
結構造の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のパネルコーナーの連結構造には
例えば、出願人の考案に係わるものが実公平1−
26292号公報により知られている。
この公報記載のものは、縁枠材の長手方向に嵌
合部を形成すると共に、該嵌合部の底壁に係合孔
を開設する。また、2個の連結具を二本の嵌合腕
片が略直角を成すように連結すると共に、一方の
嵌合腕片の上面に突出部を延設し、また、該突出
部に通孔を貫設し、該各嵌合腕片の底面に突起を
設けて一体に形成する。そして、該連結具の嵌合
腕片を縁枠材の嵌合部に嵌挿して突起を係合孔に
係止させ、連結具の弾発力により突起の抜脱を阻
止するように連結固定するものである。
[考案が解決しようとする課題] 前述のパネルコーナーの連結構造は極めて堅固
であり、本来の目的は十二分に達成するものであ
るが、例えば台紙に貼着されている写真等を交換
しようとしたり、或いは既に使用中のパネルから
縁枠材と連結具を取外して他のパネルに転用しよ
うとする場合等に、連結具を縁枠材から取外すに
は、通孔にピンを挿通して、嵌合腕片を浮き上が
らせ、突起を係合孔から外すことにより行つてい
たが、ピンは前記通孔に挿通し得る径でなければ
ならず、通常見失いがちで、必要な時にはあちこ
ち捜さなければならず面倒な手間を要していた。
そこで、本考案に係るパネルコーナーの連結構
造はピンがなくてもいつでも手で容易に連結具を
取外すことができるようにして使い勝手を良くし
たパネルコーナーの連結構造を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] かかる目的達成のため本考案のパネルコーナー
の連結構造は、前述した従来の連結構造で使用さ
れる連結具の一方の嵌合腕片の外側縁に摘み片を
延設すると共に、その外側端縁に外方へ突出する
張り出し片部を形成し、また摘み片に通孔を穿設
した構成からなる。
[作用] 連結構造を解除するには、ピンがない場合、縁
枠材の外側に突出している摘み片に設けた張り出
し片部に指を掛け、持ち上げるように引つぱるこ
とにより、摘み片を延設した嵌合腕片の底面に設
けた突起が縁枠材底壁の係合孔から離脱して係止
フリーとなる。そこで、連結具と縁枠材を互いに
ずらしてやれば連結は解除され、分解することが
できる。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。第1図において1,1は直線状に長く形成さ
れた縁枠材であり、2は二本の縁枠材1,1を直
角に連結させる連結具である。各縁枠材1は平行
状に並べた側壁3,3の略中央高さ位置に底壁4
を配して断面H形状に形成して底壁4より内側を
パネルの挟着部5となすと共に、両側壁3,3の
外側端を互いに内側へ屈曲させた突片6,6を対
設して底壁4より外側を連結具2の嵌合部7とし
ている。該各縁枠材1は長手方向の両側端を嵌合
部7と直角に裁断すると共に、挟着部5は内側へ
45度傾斜させて裁断している。さらに底壁4には
長手方向の両側端より一定の個所に係合孔8を開
設している。
一方、連結具2は外側面を円弧状に丸めた角部
9より段部10,10を介して断面凸形状の嵌合
腕片11,11′を突出させて合成樹脂材により
断面L形状に一体形成されており、嵌合腕片1
1,11′間の両外側面12,12が直角より若
干狭角をなすようにすると共に、底面13,13
間は直角をなすように形成する。さらに各底面1
3,13の先端に前記係合孔8に係止させる突起
14,14を突設している。これらの突起14の
嵌合腕片11,11′先端側は底面13と合致す
るように低くし、段部10寄りで高く突出するよ
うに傾斜面に形成して、係合孔8に嵌入し易く、
しかも離脱しにくい形状にしている。
而して、連結具2の一方の嵌合腕片11′の外
側縁に摘み片15を延設すると共に、その上端縁
両側に該摘み片15と直角を成し外方へ突出する
張り出し片部16,16を形成し、また該摘み片
15の先端寄り位置に通孔17を穿設する。この
ように形成された連結具2は一方の嵌合腕片11
をその凸形状の突出部を一方の縁枠材1の突片
6,6間にガイドさせつつ嵌合部7に嵌挿させ、
次に他方の嵌合腕片11′を他方の縁枠材1の嵌
合部に嵌挿させるが、各嵌合部7の側端が段部1
0に達するまで夫々嵌合腕11,11′を押し込
んでやれば各縁枠材1,1は45度の角度に傾斜さ
せて裁断した挟着部5,5の側端が第4図のよう
に直交して縁枠材1,1を直角に連結する。この
ために直角をなすように形成した底面13,13
が夫々嵌合部7の底壁4に接して突起14が底壁
4に設けた係合孔8に嵌合して係止され、この係
止状態は合成樹脂材で形成され、弾発力を有する
ことで抜脱することなく保持される。なお、直交
した縁枠材1,1の角部外側は連結具2の外側面
を円弧状に丸めた角部9で保護されており、角張
りが和げられて優美で、しかも安全性の点でも優
れるものである。
以上説明を理解し易くするために各縁枠材1を
パネルPに嵌着させない状態で述べたが、次に実
際にパネルPに装着し使用する場合について説明
する。先ず、パネルPの一側縁に縁枠材1の挟着
部5を挟着させ、その側端をパネル隅角部に位置
合わせ、嵌合部7に連結具2の一方の嵌合腕片1
1を嵌挿させる。次にパネルPの他側縁に別の縁
枠材1の挟着部5を挟着させて摺動させ、その側
端から嵌合部7を連結具2の他方の嵌合腕片1
1′に嵌挿させ、第6図に示すように各縁枠材1,
1の側端をパネル隅角部で突合わせて連結させ
る。上記一連の動作を順次繰返してパネルPの四
隅角部で縁枠材1,1を連結具2で連結させる。
このように構成された本考案のパネルコーナー
の連結構造は、第9図に示すように各コーナーに
おいて一方の縁枠材1の外側に連結具2の摘み片
15が突出しており、パネルPの上方で左右コー
ナーに位置する摘み片15の通孔に吊り下げ用の
紐や鎖の端を係止させて、副次的にパネルPの吊
り下げ手段に活用することができ、また、同時的
にパネルPの下方に位置する摘み片15の通孔1
6は装飾用小物等の吊り下げに使用することがで
きる。
而して、このように構成した連結構造を解除す
各に際しては、各縁枠材1の外側に突出している
摘み片15に突設している張り出し片部16,1
6を指先で摘み引つぱれば、連結具2の嵌合腕片
11,11′間の両外側面12,12が直角より
若干狭角をなすように形成されていることによ
り、第7図に示すように嵌合腕片11′の底面1
3に突設した突起14が係合孔8から離脱して係
止フリーとなる。そこで、そのままの状態で第8
図に示すように縁枠材1を連結具2より引き離す
ように横方向へ移動させれば、縁枠材1と連結具
2は互いに放れ、連結は簡単に解除できる。
なお、細い棒材が有るときは、前記通孔17に
差し込んで連結具2を取り外すようにしても良
い。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案のパネルコーナーの
連結構造は、パネルの各コーナーにおいて縁枠材
の連結が簡単に行なえて、しかもその連結は堅固
に維持される。そして、この連結を解除する必要
が生じた際は、連結具に延設した摘み片の張り出
し片部を引つぱり持上げて横方向へ縁枠材を移動
させることで連結は解除できるから、従来の如く
細い棒材を必要とせず、極めて使い勝手が良い。
また、これによりパネルに貼着した写真等をいつ
でも自由に交換したりすることが容易になし得
て、パネルのリフレツシユに大いに約立てること
ができる。しかも、連結構造の操作性や堅固さ等
を妨げることは全くない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るパネルコーナーの連結構造の
一実施例に係わるもので、第1図は分解斜視図、
第2図は連結する状態を示す斜視図、第3図は連
結した状態の斜視図、第4図は同上横断面図、第
5図は同上縦断面図、第6図はパネルに装着した
状態を示す横断面図、第7図は連を解除する状態
の縦断面図、第8図は同横断面図、第9図は本考
案を使用したパネルの正面図である。 1,1……縁枠材、2……連結具、4……底
壁、7……嵌合部、8……係合孔、11,11′
……嵌合腕片、13……底面、14……突起、1
5……摘み片、16……張り出し片部、17……
通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直線状の縁枠材を方形枠状に配し各角部をL形
    状の連結具で突合わせて連結させるパネルコーナ
    ーの連結構造であり、縁枠材の長手方向に嵌合部
    を形成すると共に、該嵌合部の底壁に係合孔を開
    設し、一方、連結具を二本の嵌合腕片が略直角を
    成すよう連結すると共に、該各嵌合腕片の底面に
    突起を設けて一体に形成し、該連結具の嵌合腕片
    を縁枠材の嵌合部に嵌挿して突起を係合孔に係止
    させ、連結具の弾発力により突起の抜脱を阻止す
    るように連結固定するものにおいて、前記連結具
    の一方の嵌合腕片の外側縁に摘み片を延設すると
    共に、その外側端縁に外方へ突出する張り出し片
    部を形成し、また摘み片に通孔を穿設したことを
    特徴とするパネルコーナーの連結構造。
JP1989147310U 1989-12-20 1989-12-20 Expired - Lifetime JPH053089Y2 (ja)

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JP1989147310U JPH053089Y2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20

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JPH0387359U JPH0387359U (ja) 1991-09-05
JPH053089Y2 true JPH053089Y2 (ja) 1993-01-26

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ID=31693833

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6426292U (ja) * 1987-07-18 1989-02-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6426292U (ja) * 1987-07-18 1989-02-14

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JPH0387359U (ja) 1991-09-05

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