JPH0355264Y2 - - Google Patents

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JPH0355264Y2
JPH0355264Y2 JP3997186U JP3997186U JPH0355264Y2 JP H0355264 Y2 JPH0355264 Y2 JP H0355264Y2 JP 3997186 U JP3997186 U JP 3997186U JP 3997186 U JP3997186 U JP 3997186U JP H0355264 Y2 JPH0355264 Y2 JP H0355264Y2
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JP
Japan
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locking
protrusion
connector
female
locking spring
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JP3997186U
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JPS62152379U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、コネクタのロツク機構に関し、その
ロツク解除を容易に行なえるようにしたものであ
る。
従来の技術 コネクタのロツク機構としては、雌、雄コネク
タの一方に、合成樹脂製のハウジングと一体に突
起を有する可撓性アームを設け、他方のハウジン
グに前記突起の係合孔を設けたものがある。しか
し、このコネクタを自動車のエンジンの近傍のよ
うな高温環境の下で使用すると、ロツク部分が塑
性変形し、確実なロツク状態を維持できない。
そこで、第6図のように金属製のリング状ワイ
ヤ(係止バネ)を用いた機構が提案されている
(実公昭54−42472号)。即ち、雄ハウジング(プ
ラグ)aは外側面に一対の抜止用突起bを有し、
雌ハウジング(ソケツト)cは開口dと、この開
口dの上縁を横切る溝eを有し、この溝eにコ字
形の係止バネfが嵌着されている。雄ハウジング
aを雌ハウジングcに差込むと、突起bが係止バ
ネfの両脚部を外側に押し拡げつつ開口dに係入
し、係止バネfの弾性復帰により突起bの抜出し
を防止するものである。
上記したコ字形の係止バネを用いた機構では、
雌、雄ハウジングのロツク解除を行なう場合、プ
ライヤー等の工具を使つてその両脚部を押し拡げ
なければならず、作業が面倒であり、また解除作
業を誤り、工具でハウジングを損傷させるなどの
問題点が残されていた。
考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、上記の問題点を解決し、工具
を使わずにロツク解除を容易に行なうことができ
るコネクタのロツク機構を提供するにある。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案にあつて
は、対向する一対の雌、雄コネクタの一方の外側
面に係止突起を設け、他方の外側面に前記突起が
係入する開口を設けると共に、雌、雄コネクタの
嵌合時において前記突起に係合するコ字状の係止
バネを前記開口を横切つて嵌着してなるコネクタ
において、前記係止バネに中央部を山形とした操
作部を設け、この操作部を指等で押圧することに
よりロツク解除を容易にできるようにした。
実施例 第1,2図において、Mは雄コネクタ、Fは雌
コネクタを示し、雄コネクタMにおけるハウジン
グ1の両側壁には係止突起2が設けられている。
また、ハウジング1の後端部には巾広の背板3が
形成されると共に複数の雄ターミナル4が突出し
ている。
一方、雌コネクタFにおけるハウジング5の前
方には雄コネクタMを受け入れる套体部6が形成
され、套体部6の両側に上記突起2に対する開口
7が設けられている。套体部6の前端縁には、開
口7に面して突起2の進入を許容するガイド枠8
が膨出して形成されると共に、ガイド枠8と開口
7の間に位置して溝9が周設され、この溝9に係
止バネ10が嵌着されている。
係止バネ10は、スプリングワイヤから作ら
れ、第2図のように、中央部を山形とした操作部
10aの両側に突起2に係合する脚部10bを折
り曲げて連成したほぼコ字状に形成され、溝9に
嵌着したときに操作部10aが套体部6から突出
している。
なお、雌コネクタFのハウジング5内には、雄
ターミナル4の相手側雌ターミナルが収容されて
いる。
雄コネクタMを雌コネクタFの套体部6に差込
むと、突起2がガイド枠8から進入し、そのテー
パー面2aにより係止バネ10の脚部10bを外
側に押し拡げつつ開口7に進入し、突起2が脚部
10bを乗り越えて完全に開口7に収まると、脚
部10bが弾性復帰し、雌、雄コネクタF,Mが
ロツクされ、雌、雄ターミナルの結合も完全に行
なわれる。
ロツクを解除するには、第3図のように、操作
部10aを指などで押圧すると、その折り曲げ部
10cが支点となつて、脚部10bが破線で示さ
れるように拡開するから、雌、雄コネクタF,M
を引き離すことができ、作業はきわめて簡単であ
る。
第4図に示す雌コネクタFは、その套体部6と
一体にロツク解除レバー11を形成したものであ
る。レバー11は立上がり基部11aを介して前
方にのび、係止バネ10の操作部10aの真上に
位置している。
この場合には、レバー11を指で押圧すれば、
第3図と同様にロツクが解除されるほかに、係止
バネ10を外部から保護すると共に、係止バネ1
0が直接指の腹に触れないので、係止バネをバネ
性の強い材料で製作できる利点がある。
第5図は係止バネの変形例を示し、両側の脚部
10bの中間に内側に向う係止突起10dを折り
曲げにより連成したものである。この場合には、
第1,2図に示すような係止突起2、開口7およ
びガイド枠8を両ハウジング1,5に設ける代り
に、係止突起10dが係入するスリツトを両ハウ
ジングにそれぞれ設ければよい。
考案の効果 以上から明らかなように、本考案の係止バネを
用いたコネクタのロツク機構は、コ字形の係止バ
ネの中央部に山形の操作部を設けることにより、
工具を使わずに簡単にロツク解除を行なうことが
でき、ハウジングを損傷するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は係止バネの拡大斜視図、第3図は同上の
作用説明図、第4図は本考案の他の実施例を示す
斜視図、第5図は本考案に係る係止バネの変形例
を示す斜視図、第6図は従来例の説明図である。 F……雌コネクタ、M……雄コネクタ、1,5
……ハウジング、2……係止突起、7……開口、
10……係止バネ、10a……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する一対の雌、雄コネクタの一方の外側面
    に係止突起を設け、他方の外側面に前記突起が係
    入する開口を設けると共に、雌、雄コネクタの嵌
    合時において前記突起と係合する脚部を折り曲げ
    形成したコ字形の係止バネを該脚部が前記開口を
    横切る状態で嵌着してなるコネクタにおいて、前
    記係止バネの両側の脚部間に中央部を山形とした
    操作部を設けたことを特徴とするコネクタのロツ
    ク機構。
JP3997186U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPH0355264Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3997186U JPH0355264Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3997186U JPH0355264Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS62152379U JPS62152379U (ja) 1987-09-26
JPH0355264Y2 true JPH0355264Y2 (ja) 1991-12-09

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JP3997186U Expired JPH0355264Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2554455Y2 (ja) * 1991-11-06 1997-11-17 住友電装株式会社 コネクタのロック機構
JP4592213B2 (ja) * 2001-05-21 2010-12-01 日本特殊陶業株式会社 センサ
KR100440008B1 (ko) * 2001-12-13 2004-07-14 기아자동차주식회사 엔진 센서 연결장치
JP7028024B2 (ja) * 2018-03-29 2022-03-02 I-Pex株式会社 電気コネクタおよびコネクタ装置

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JPS62152379U (ja) 1987-09-26

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