JP2006260920A - 電気的接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 接続端子を支持するハウジングの寸法制約を緩和して省スペース化を達成するとともに、確実な嵌合を可能にする嵌合保証機構との両立も達成する。
【解決手段】 1極の第1接続端子11には突設部17が設けられている。1極の第2接続端子13は、第1接続端子11と嵌合して電気的に接続される。絶縁ハウジング14は、第2接続端子13を支持するとともに突状部20が設けられている。絶縁ハウジング14に掛け止めされる掛け止め要素15は、絶縁ハウジング14が内挿されるキャビティ22と、突状部20と係止する係止部23と、第1接続端子11の進入を許容する開口19側に形成されて突設部17と当接することで弾性変形して突状部20と係止部23係止を解除する弾性変形部24を有する。突状部20と係止部23との係止が解除されることで、絶縁ハウジング14が第1接続端子11に向かって移動可能となる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置に関する。
従来、1極の接続端子同士を嵌合して電気的に接続する場合、接続端子同士をそれぞれ単体で接続することがよく行われる。しかし、この場合、接続作業のばらつき等が生じるため、接続端子の嵌合状態が適正に確保されているかどうかを確認することは必ずしも容易ではない。そこで、1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置において、接続端子を支持するハウジングの構成によって、嵌合状態の確認を可能にするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の電気的接続装置は、一対の嵌合可能なコネクタを含むコネクタ組立体であって、嵌合する第1コネクタ及び第2コネクタのうちの一方の側のコネクタに嵌合を維持するための係合アームが設けられているものである。そして、各コネクタのハウジングに支持される接続端子は、1個(1極)のみである。この電気的接続装置では、第1コネクタの係合アームを保護する保護壁がそのハウジングの両側壁面から突設され、第2コネクタのハウジングの両側壁に形成される略相補的形状の切欠部と協働して嵌合キー手段を構成するようになっている。このような形状構成にすることで、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態を確認できるようにするとともに比較的小型に構成することを目的としている。
特開平11−307182号公報(第2−3頁、第1−3図)
しかしながら、特許文献1に記載の電気的接続装置では、第1コネクタ及び第2コネクタがそれぞれ接続端子を支持するハウジングを備えるものであり、省スペース化の観点からは各接続端子をそれぞれ支持する各ハウジングの寸法自体が制約要因となってしまう。また、省スペース化を図るとともに嵌合状態の確認を可能にする嵌合保証機構を実現することも必要となるため、更なる省スペース化と嵌合保証機構の両立という観点においては、さらに困難を伴うことになってしまう。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置に関して、接続端子を支持するハウジングの寸法制約を緩和して更なる省スペース化を達成できるとともに、確実な嵌合を可能にする嵌合保証機構との両立も達成できる電気的接続装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の電気的接続装置は、1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置に関する。
そして、本発明は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。即ち、本発明は、以下の特徴を単独で、若しくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明に係る電気的接続装置における第1の特徴は、突設部が設けられている1極の第1接続端子と、前記1極の第1接続端子と嵌合して電気的に接続される1極の第2接続端子と、前記1極の第2接続端子を支持するとともに、外方に向かって突状に形成された突状部が設けられている絶縁ハウジングと、前記絶縁ハウジングに掛け止めされる掛け止め要素と、を備え、前記掛け止め要素は、前記絶縁ハウジングが内挿されるキャビティと、前記キャビティに設けられて前記突状部と係止する係止部と、前記絶縁ハウジングが内挿される挿入口側とは反対側であって前記キャビティ内への前記第1接続端子の進入を許容する開口側に形成されて前記突設部と当接することで弾性変形して前記突状部と前記係止部との係止を解除する弾性変形部と、を有し、前記突状部と前記係止部との係止が解除されることで、前記絶縁ハウジングが前記第1接続端子に向かって移動可能となることである。
この構成によると、接続作業の前においては、絶縁ハウジングが掛け止め要素に内挿されて突状部と係止部とが係止しており、掛け止め要素が絶縁ハウジングに掛け止めされた状態になっている。この状態から接続作業が開始されると、まず、掛け止め要素の弾性変形部が第1接続端子の突設部と当接することで弾性変形し、突状部と係止部との係止が解除されることになる。この係止解除によって、絶縁ハウジングが第1接続端子に向かって移動するとともに、掛け止め要素の開口側から進入した第1接続端子が絶縁ハウジングに支持された第2接続端子と嵌合して電気的に接続されることになる。これにより、この接続作業を行っていた作業者は、掛け止め要素が掛け止めされた状態の絶縁ハウジングを第1接続端子に機械的に接続する際における掛け止め要素に対する絶縁ハウジングの移動を確認することができる。即ち、嵌合状態の確認を可能にする嵌合保証機構を実現することができる。
また、掛け止め要素の弾性変形部が第1接続端子の突設部と当接することに基づいて嵌合保証機構を作動させるものであるため、嵌合保証機構の実現のために第1接続端子にもハウジングを設ける必要がない。このため、第2接続端子側のハウジングのみ設ければよく、電気的接続装置の大幅な小型化(コンパクト化)を図ることができる。さらに、掛け止め要素に絶縁ハウジングが内挿される構成であるため、掛け止め要素と絶縁ハウジングとを限られたスペース内でも効率よく配置でき、スペース効率の向上を図ることができる。
従って、本発明の構成によると、1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置に関して、接続端子を支持するハウジングの寸法制約を緩和して更なる省スペース化を達成できるとともに、確実な嵌合を可能にする嵌合保証機構との両立も達成することができる。
本発明に係る電気的接続装置における第2の特徴は、前記弾性変形部は、前記突設部と当接して弾性変形した後、弾性回復するとともに前記突設部と係合することである。
この構成によると、掛け止め要素の弾性変形部が第1接続端子の突設部と当接して弾性変形し、絶縁ハウジングの突状部と掛け止め要素の係止部との係止が解除されると、その後連続的に掛け止め要素と第1接続端子とが係合されることになる。従って、接続作業の際に、第1接続端子と第2接続端子との電気的及び機械的な接続を連続的に行うことができるとともに、第1接続端子と第2接続端子とが嵌合されて電気的な接続が確保されたことの確認も同時に行うことができ、効率的な接続作業を実現することができる。
本発明に係る電気的接続装置における第3の特徴は、前記第2接続端子を前記第1接続端子に嵌合する嵌合方向と、前記突状部と前記係止部との係止解除後に前記絶縁ハウジングが前記第1接続端子に向かって移動する方向とが、一致していることである。
この構成によると、絶縁ハウジングの係止解除後の移動方向と接続端子の嵌合方向とが一致しているため、絶縁ハウジングの係止解除後の移動動作と接続端子の嵌合動作とを一連の動作として連続的に行うことができる。このため、これらの動作を1回的な動作で実現することができる。
本発明に係る電気的接続装置における第4の特徴は、前記掛け止め要素は、前記絶縁ハウジングに対して前記嵌合方向においてずらされた2つの位置で掛け止め可能であることである。
この構成によると、2つの位置のうちの一方の位置で掛け止めされている状態のときには接続端子が嵌合されていないことを確認でき、他方の位置で掛け止めされている状態のときには接続端子が嵌合されていることを確認する構成とすることができる。即ち、掛け止めされている位置を目視で確認することで、接続端子の嵌合状態を容易に確認することができる。
本発明に係る電気的接続装置における第5の特徴は、前記突状部は、前記絶縁ハウジングにおける前記掛け止め要素に挿入される先端側の端部に形成されていることである。
この構成によると、掛け止め要素に内挿されて係止部と係止している絶縁ハウジングの突状部は、掛け止め要素のより開口側に近い位置に位置していることになる。このため、掛け止め要素の開口側に形成されている弾性変形部が第1接続端子の突設部と当接して弾性変形することで絶縁ハウジングとの係止を解除する機構をより容易に実現し易くなる。
本発明に係る電気的接続装置における第6の特徴は、前記掛け止め要素には、前記係止部との係止が解除された前記突状部が係合する凹部が形成されていることである。
この構成によると、係止部との係止が解除された突状部はそのまま掛け止め要素に設けられた凹部に係合するため、係止解除後の状態で絶縁ハウジングと掛け止め要素とを位置決めすることができる。なお、この凹部は貫通形成されているものであっても凹み形成されているものであってもいずれでもよい。
本発明に係る電気的接続装置における第7の特徴は、前記突状部には前記凹部の縁部分と係止する係止突起が形成され、前記嵌合方向と逆方向で前記第2接続端子を前記第1接続端子から離脱させる方向である脱抜方向に前記絶縁ハウジングが付勢されたときに、前記係止突起が前記凹部の縁部分と係止して当該脱抜方向に前記掛け止め要素を付勢することである。
この構成によると、第1接続端子と第2接続端子との接続を解除するために脱抜方向に絶縁ハウジングを付勢したときに、凹部の縁部分と係止突起とが係止するため、この係止を介して絶縁ハウジングとともに掛け止め要素も脱抜方向に付勢することができる。
本発明に係る電気的接続装置における第8の特徴は、前記絶縁ハウジングには、前記掛け止め要素に挿入される先端側とは反対側の端部において段部が設けられ、前記突状部と前記係止部との係止が解除されて前記絶縁ハウジングが前記第1接続端子に向かって移動すると、前記段部が前記掛け止め要素における前記挿入口側の端部の縁部分と当接することである。
この構成によると、突状部と係止部との係止が解除された絶縁ハウジングの第1接続端子に向かう移動は、その段部が掛け止め要素の挿入口側の縁部分と当接することで停止されることになる。このため、絶縁ハウジングの段部が掛け止め要素の挿入口側の縁部分と当接しているかどうかを目視で確認することで、接続端子の嵌合状態を容易に確認することができる。
本発明に係る電気的接続装置における第9の特徴は、前記突設部は、前記第1接続端子において前記嵌合方向と垂直な方向に突設されていることである。
この構成によると、絶縁ハウジングと掛け止め要素とを嵌合方向に移動させて接続動作を行う場合に、係止部と突状部との係止を解除するように弾性変形部が突設部と当接して変形するとともに、係止解除後に速やかに弾性変形部と突設部とを係合させる構造を容易に実現することができる。また、弾性変形部と突設部とが係合した状態から嵌合方向とは逆方向に移動させて接続を解除するための脱抜動作を行う場合も考慮した柔軟な設計対応も容易に可能となる。
本発明に係る電気的接続装置における第10の特徴は、前記突設部における前記弾性変形部と前記嵌合方向にて当接する部分には、当該嵌合方向に対して斜めに形成された突設部側第1斜面が形成されていることである。
この構成によると、絶縁ハウジングと掛け止め要素とを嵌合方向に移動させながら接続動作を行う場合に、弾性変形部が、突設部に設けられた突設部側第1斜面と当接した際にその斜面に沿って滑らかに移動して変形し易くなる。このため、接続動作を円滑に行うことができる。
本発明に係る電気的接続装置における第11の特徴は、前記弾性変形部における前記突設部と前記嵌合方向にて当接する部分には、当該嵌合方向に対して斜めに形成された掛け止め要素側第1斜面が形成されていることである。
この構成によると、絶縁ハウジングと掛け止め要素とを嵌合方向に移動させながら接続動作を行う場合に、弾性変形部の掛け止め要素側第1斜面が突設部と当接するため、弾性変形部が滑らかに移動して変形し易くなる。このため、接続動作を円滑に行うことができる。
本発明に係る電気的接続装置における第12の特徴は、前記弾性変形部は、前記掛け止め要素の側壁に前記開口側から延びるスリットが形成されることで設けられている弾性脚部であることである。
この構成によると、掛け止め要素の側壁に開口側から延びるスリットを形成することで、接続動作時に第1接続端子の突設部と当接して弾性変形する弾性脚部を容易に形成することができる。
本発明に係る電気的接続装置における第13の特徴は、前記弾性脚部における前記開口側の先端に内方に突出した突部が形成されていることである。
この構成によると、第1接続端子の突設部と当接して弾性変形する弾性脚部を簡易な構造で形成することができる。
本発明に係る電気的接続装置における第14の特徴は、前記突設部には、前記突設部側第1斜面と前記嵌合方向における反対側において当該嵌合方向に対して斜めに形成された突設部側第2斜面が形成されていることである。
この構成によると、弾性変形部と突設部とが係合した状態から嵌合方向とは逆方向に移動させて接続を解除するための脱抜動作を行う場合に、弾性変形部が、突設部に設けられた突設部側第2斜面に沿って滑らかに移動して変形し易くなる。このため、脱抜動作を円滑に行うことができる。
本発明に係る電気的接続装置における第15の特徴は、前記弾性変形部には、前記掛け止め要素側第1斜面と前記嵌合方向における反対側において当該嵌合方向に対して斜めに形成された掛け止め要素側第2斜面が形成されていることである。
この構成によると、弾性変形部と突設部とが係合した状態から嵌合方向とは逆方向に移動させて接続を解除するための脱抜動作を行う場合に、弾性変形部の掛け止め要素側第2斜面が突設部と当接するため、弾性変形部が滑らかに移動して変形し易くなる。このため、脱抜動作を円滑に行うことができる。
本発明に係る電気的接続装置における第16の特徴は、前記掛け止め要素には、前記スリットの終端部分において前記弾性変形部と一体的に形成される当該弾性脚部の根元部であって、前記挿入口側から延びる他のスリットが形成されることで、前記弾性脚部とともに一体的な変形が可能な根元部が設けられていることである。
この構成によると、弾性脚部と突設部とが係合している状態において、根元部に押圧するように力を加える操作を行うことで、その根元部とともに弾性脚部も一体的に弾性変形して開くように動作することになる。これにより、弾性脚部と突設部との係合が解除されるため、そのまま掛け止め要素を絶縁ハウジングごと嵌合方向と逆方向に移動させて接続を解除するための脱抜動作を行うことができる。即ち、作業者が所定の操作を行った場合には容易に脱抜動作を行うことができる電気的接続装置を得ることができる。
本発明に係る電気的接続装置における第17の特徴は、前記突設部及び前記弾性脚部における互いに係合し合うそれぞれの部分には、前記嵌合方向に対して垂直に形成された平坦面がそれぞれ形成されていることである。
この構成によると、弾性脚部と突設部とが係合している状態において、嵌合方向と逆方向の力が加わっても、平坦面同士が係合しているため、容易には接続が解除されないことになる。そして、前述の根元部を押圧操作した場合には、平坦面同士の係合が解除されるため、容易に脱抜動作を行うことができる。よって、作業者による所定の操作が行われない限り、容易には接続が解除されない電気的接続装置を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。本発明は、1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置に対して広く適用することができる。例えば、自動車に用いられる各種コネクタなどとして用いることができるが、その用途に限らず、より広範な用途に対して適用でき、多くの異なる環境及び各種の目的に適用することができる。
(第1実施形態)
図1乃至図7は、本発明の第1の実施形態に係る電気的接続装置1を例示したものである。電気的接続装置1は、1極の接続端子同士を接続するものであって、例えば、機器側に配設される接続端子にケーブルの先端に設けられる接続端子を接続するためのコネクタ装置として用いられる。即ち、この電気的接続装置1は、図1に示す機器側コネクタ11と図2乃至図5に示すケーブル側コネクタ12とを備えて構成されている。
図1に示す機器側コネクタ11は、図示しない機器(例えば、自動車における所定の部品)と電気的に接続される接続端子として、若しくはその機器の一部として備えられている接続端子として構成されている。この機器側コネクタ11が、本実施形態における第1接続端子(以下、「第1接続端子11」という)を構成している。なお、図1(a)は第1接続端子11の正面図であり、図1(b)はその側面図である。第1接続端子11は、1極の雄型の接続端子として設けられており、平板状に形成されている。そして、第1接続端子11の立設方向の中途における真ん中より下方の箇所にはその両側にそれぞれ突設された一対の突設部17・17が設けられている。
図2乃至図5に示すケーブル側コネクタ12は、図示しない機器等と接続されているケーブル10の端部に設けられ、第1接続端子11と機械的及び電気的に接続される。なお、図2はケーブル側コネクタ12を上側から見た斜視図を、図3は下側から見た斜視図を、図4(a)は側面図を、図4(b)は底面図を示している。また、図5はケーブル側コネクタ12の分解斜視図を示したものである。図2乃至図5に示すように、ケーブル側コネクタ12は、第2接続端子13、絶縁ハウジング14、掛け止め要素15などを備えて構成されている。
第2接続端子13は、1極の雌型の接続端子として設けられており、ケーブル10の端部に圧着等の手段によって取り付けられている(図5参照)。また、図6は電気的接続装置1の図4(a)におけるA−A線矢視断面図であり、図7は図6におけるB−B線矢視断面図である。これら図6及び図7に示すように、第2接続端子13は、絶縁ハウジング14内に収納される。そして、この第2接続端子13は、掛け止め要素15の開口19側から進入する1極の第1接続端子11と嵌合して電気的に接続される。なお、絶縁ハウジング14の側方より挿入されるロック部材16との係合によって、絶縁ハウジング14内における第2接続端子13の位置が固定されることになる。
絶縁ハウジング14は、絶縁性(非導電性)のプラスチック材料で略矩形に形成されるとともに、その内部空間として設けられた中空部に1極の第2接続端子13を収納して支持するようになっている。そして、この絶縁ハウジング14は、図2乃至図7に示すように、掛け止め要素15の挿入口18から掛け止め要素15に内挿されるようになっている。また、絶縁ハウジング14には、図5及び図6に示すように、外方に向かって突状に形成された突状部20が設けられている。この突状部20は、絶縁ハウジング14における掛け止め要素15に挿入される先端側の端部に形成されている。また、絶縁ハウジング14には、掛け止め要素15に挿入される先端側とは反対側の端部において段部21が設けられている。
掛け止め要素15は、絶縁性(非導電性)のプラスチック材料で形成されており、絶縁ハウジング14が挿入口18から挿入された際に、絶縁ハウジング14に対して掛け止めされるようになっている。掛け止め要素15は、後述するように第1位置と第2位置との2つの位置で絶縁ハウジング14に対して掛け止めされるようになっており、図7では、第1位置で掛け止めされている状態を示している。即ち、絶縁ハウジング14に設けられた凸部25と掛け止め要素15に設けられた凸部26とが係止することで、掛け止め要素15が絶縁ハウジング14に対して第1位置で掛け止めされるようになっている。なお、凸部25及び凸部26には、係止し合う方向と逆側にそれぞれ斜面が形成されている。これにより、絶縁ハウジング14を掛け止め要素15内に挿入するときに、凸部25側が外方に撓み易くなるようにし、凸部25と凸部26とが係止可能な位置まで絶縁ハウジング14を挿入できるようになっている。
この掛け止め要素15には、図2乃至図7に示すように、キャビティ22、係止部23、弾性変形部24等が備えられている。キャビティ22は、その内部に形成されて絶縁ハウジング14が内挿される中空部として設けられている(図6、図7参照)。係止部23は、キャビティ22内に段状に突出するようにしてキャビティ22に設けられており、キャビティ22内に挿入された絶縁ハウジング14の突状部20と係止するように設けられている(図6参照)。
掛け止め要素15の弾性変形部24は、図3乃至図6によく示すように、絶縁ハウジング14が内挿される挿入口18側とは反対側であってキャビティ22内への第1接続端子11の進入を許容する開口19側に形成されている。そして、ケーブル側コネクタ12と第1接続端子11との接続作業が行われる際に、この弾性変形部24が第1接続端子11の突設部17と当接することで弾性変形し、絶縁ハウジング14の突状部20と係止部23との係止が解除されるようになっている。このように弾性変形部24が突設部17と当接して弾性変形して突状部20と係止部23との係止が解除されることによって、後述するように、絶縁ハウジング14が第1接続端子11に向かって移動可能となるようになっている。
また、図10の断面図に示すように、弾性変形部24は、突設部17と当接して弾性変形した後は、弾性回復するとともにその突設部17と係合するようになっている。そして、掛け止め要素15には、係止部23との係止が解除された突状部20が係合する凹部29が形成されており、弾性変形部24と突設部17とが係合した状態では、突状部20と凹部29とが係合した状態になっている。このように突状部20と凹部29とが係合した状態が、掛け止め要素15が絶縁ハウジング14に対して第2位置で掛け止めされている状態になる。
また、弾性変形部24は、図2乃至図4によく示すように、掛け止め要素15の側壁に開口19側から延びる一対のスリット27・27が形成されることで設けられている弾性脚部(以下、「弾性脚部24」という)として構成されている。そして、この弾性脚部24における開口19側の先端には、内方に突出した突部28が形成されている。
なお、この電気的接続装置1では、第2接続端子13を第1接続端子11に嵌合する嵌合方向と、突状部20と係止部23との係止解除後に絶縁ハウジング14が第1接続端子11に向かって移動する方向とが、一致するようになっている。そして、突設部17は、第1接続端子11において嵌合方向と垂直な方向に突設するように設けられている。また、掛け止め要素15が、絶縁ハウジング14に対して嵌合方向においてずらされた前述の第1位置と第2位置との2つの位置で掛け止め可能となっている。
次に、上述した電気的接続装置1の作動について説明する。まず、電気的接続装置1の接続動作、即ち、ケーブル側コネクタ12を第1接続端子(機器側コネクタ)11に接続する動作について図6乃至図10を参照しながら説明する。
図6及び図7は、ケーブル側コネクタ12、即ち、第2接続端子13が収納されて掛け止め要素15が掛け止めされた絶縁ハウジング14を、第1接続端子11に接続する動作が開始された際の状態を示している。接続動作が開始されると、まず、ケーブル側コネクタ12の第1接続端子11に対する相対的な移動に伴って、第1接続端子11が掛け止め要素15の開口19からキャビティ22内に進入することになる。そして、図8の断面図に示すように、掛け止め要素15の開口19が第1接続端子11の突設部17の位置まで到達すると、弾性脚部24の突部28が突設部17と当接することになる。
なお、図8(b)は、図8(a)の断面図における一部拡大断面図であるが、第1接続端子11の突設部17における弾性脚部(弾性変形部)24と接続端子の嵌合方向にて当接する部分には、その嵌合方向に対して斜めに形成された突設部側第1斜面30が形成されている。一方、弾性脚部24における突設部17と嵌合方向にて当接する部分にも、嵌合方向に対して斜めに形成された掛け止め要素側第1斜面31が形成されている。このため、弾性脚部24の突部28と突設部17とが当接した際は、突設部側第1斜面30と掛け止め要素側第1斜面31との当接を介してそれらの斜面(30、31)に沿って弾性脚部24が移動しながら弾性変形することになる。なお、図8に示す状態においては、まだ、絶縁ハウジング14の突状部20と掛け止め要素15の係止部23とが、係止したままの状態になっている。
図9は、突設部側第1斜面30及び掛け止め要素側第1斜面31が互いの斜面終端部分まで摺動した状態を示したものである。この状態になるまで弾性脚部24が弾性変形すると、弾性脚部24の突部28と突設部17との当接状態が解除されることになる。このとき、弾性脚部24が弾性変形して外方に向かって十分に開くことで突状部20と係止部23との係止が解除されることになる(即ち、突状部20と係止部23との係止解除が適切なタイミングで行われることも考慮して、突状部20、係止部23、弾性脚部24、突設部17のそれぞれの位置や寸法が適宜設定されている)。
弾性脚部24と突設部17との当接状態が解除されると、弾性変形していた弾性脚部24が、図10に示すように、弾性回復して突設部17と係合することになる。これにより、第1接続端子(機器側コネクタ)11とケーブル側コネクタ12との機械的接続が完成するとともに、第1接続端子11と第2接続端子13とが嵌合して電気的に接続されることになる。なお、突状部20と係止部23との係止が解除されて絶縁ハウジング14が第1接続端子11に向かって移動して図10に示す状態にまで移行すると、絶縁ハウジング14の段部21が掛け止め要素15における挿入口18の端部の縁部分に当接するようになっている。また、図10に示す状態においては、係止部23との係止が解除された突状部20は、掛け止め要素15に形成された凹部29に係合した状態になっている。即ち、絶縁ハウジング11に対して掛け止め要素15が第2位置で掛け止めされた状態になっている。
次に、電気的接続装置1の脱抜動作、即ち、第1接続端子11と第2接続端子13との電気的接続を解除するようにケーブル側コネクタ12を第1接続端子(機器側コネクタ)11から脱抜する動作について図10乃至図14を参照しながら説明する。
脱抜動作が開始される際は、機械的および電気的接続が完成している図10に示す状態から、まず、絶縁ハウジング14における段部21を形成している縁部分を指で挟んでつまみ上げるようにして絶縁ハウジング14が図中上方向に付勢されることになる。即ち、前述の嵌合方向と逆方向で第2接続端子13を第1接続端子11から離脱させる方向である脱抜方向に絶縁ハウジング14が付勢されて脱抜動作が開始されることになる。
図11は、脱抜動作が開始されてすぐの状態を示す断面図である。この図11に示すように、脱抜動作が開始されると、まず絶縁ハウジング14の突状部20の上側(突設部17と対向する側とは反対側)に形成された斜面32が掛け止め要素15の凹部29の縁部分と干渉することで、弾性脚部24が外方に押し開かれていくことになる。
図12(a)は、図11の状態から更に絶縁ハウジング20が上方に向かって付勢された状態における断面図を示したものであり、図12(b)は、図12(a)の一部拡大断面図を示したものである。脱抜動作が開始されて絶縁ハウジング14の斜面32により弾性脚部24が外方に開かれるとともに、弾性脚部24に設けられている凹部29の縁部分が斜面32の終端部分まで相対的に移動することになる。このとき、突状部20には凹部29と係止する係止突起33が形成されているため(図12(b)参照)、絶縁ハウジング14が脱抜方向に付勢されていくと、係止突起33が凹部29の縁部分と係止してその脱抜方向に掛け止め要素15を付勢することになる。これにより、絶縁ハウジング14の脱抜方向への移動とともに掛け止め要素15の脱抜方向への移動も行われることになる。
なお、図12(b)によく示すように、第1接続端子11の突設部17には、突設部側第1斜面30と嵌合方向における反対側においてその嵌合方向に対して斜めに形成された突設部側第2斜面34が形成されている。一方、弾性脚部24には、掛け止め要素側第1斜面31と嵌合方向における反対側において嵌合方向に対して斜めに形成された掛け止め要素側第2斜面35が形成されている。このため、絶縁ハウジング14とともに掛け止め要素15が脱抜方向に移動を開始すると、突設部側第2斜面34と掛け止め要素側第2斜面35との当接を介してそれらの斜面(34、35)に沿って弾性脚部24が移動しながら弾性変形することになる。そして、突設部側第2斜面34と掛け止め要素側第2斜面35とが互いの斜面終端部分まで摺動した状態になると、図12に示す状態を経て図13に示す状態へと移行して、弾性脚部24の突部28と突設部17との係合状態が解除されることになる。
弾性脚部24と突設部17との係合状態が解除されてそのまま脱抜動作が継続されることで、第1接続端子(機器側コネクタ)11とケーブル側コネクタ12との機械的な接続が解除されるとともに、第1接続端子11と第2接続端子13との嵌合による電気的な接続も解除されることになる。なお、接続を解除されたケーブル側コネクタ12において、絶縁ハウジング14と掛け止め要素15とに対してそれぞれ逆方向に付勢するように力を加えることで、図14に示すように、突状部20の係止突起33と凹部29の縁部分との係止が外れて突状部20が係止部23に係止される第1位置に移動させる(戻す)ことができることになる。
以上説明した電気的接続装置1によると、接続作業の前においては、絶縁ハウジング14が掛け止め要素15に内挿されて突状部20と係止部23とが係止しており、掛け止め要素15が絶縁ハウジング14に掛け止めされた状態になっている。この状態から接続作業が開始されると、まず、掛け止め要素15の弾性変形部(弾性脚部)24が第1接続端子11の突設部17と当接することで弾性変形し、突状部20と係止部23との係止が解除されることになる。この係止解除によって、絶縁ハウジング14が第1接続端子11に向かって移動するとともに、掛け止め要素15の開口19側から進入した第1接続端子11が絶縁ハウジング14に支持された第2接続端子13と嵌合して電気的に接続されることになる。これにより、この接続作業を行っていた作業者は、掛け止め要素15が掛け止めされた状態の絶縁ハウジング14を第1接続端子11に機械的に接続する際における掛け止め要素15に対する絶縁ハウジング14の移動を確認することができる。即ち、嵌合状態の確認を可能にする嵌合保証機構を実現することができる。
また、掛け止め要素15の弾性変形部24が第1接続端子11の突設部17と当接することに基づいて嵌合保証機構を作動させるものであるため、嵌合保証機構の実現のために第1接続端子11にもハウジングを設ける必要がない。このため、第2接続端子13側のハウジング(絶縁ハウジング14)のみを設ければよく、電気的接続装置の大幅な小型化(コンパクト化)を図ることができる。さらに、掛け止め要素15に絶縁ハウジング14が内挿される構成であるため、掛け止め要素15と絶縁ハウジング14とを限られたスペース内でも効率よく配置でき、スペース効率の向上を図ることができる。
従って、電気的接続装置1によると、1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置に関して、接続端子を支持するハウジングの寸法制約を緩和して更なる省スペース化を達成できるとともに、確実な嵌合を可能にする嵌合保証機構との両立も達成することができる。
また、電気的接続装置1によると、掛け止め要素15の弾性変形部24が第1接続端子11の突設部17と当接して弾性変形し、絶縁ハウジング14の突状部20と掛け止め要素15の係止部23との係止が解除されると、その後連続的に掛け止め要素15と第1接続端子11とが係合されることになる。従って、接続作業の際に、第1接続端子11と第2接続端子13との電気的及び機械的な接続を連続的に行うことができるとともに、第1接続端子11と第2接続端子13とが嵌合されて電気的な接続が確保されたことの確認も同時に行うことができ、効率的な接続作業を実現することができる。
また、電気的接続装置1によると、絶縁ハウジング14の係止解除後の移動方向と接続端子(11、13)の嵌合方向とが一致しているため、絶縁ハウジング14の係止解除後の移動動作と接続端子(11、13)の嵌合動作とを一連の動作として連続的に行うことができる。このため、これらの動作を1回的な動作で実現することができる。
また、電気的接続装置1によると、掛け止め要素15は、絶縁ハウジング14に対して嵌合方向においてずらされた第1位置および第2位置の2つの位置で掛け止め可能になっている。このため、第1位置で掛け止めされている状態のときには接続端子(11、13)が嵌合されていないことを確認でき、第2位置で掛け止めされている状態のときには接続端子(11、13)が嵌合されていることを確認する構成とすることができる。即ち、掛け止めされている位置を目視で確認することで、接続端子(11、13)の嵌合状態を容易に確認することができる。
また、電気的接続装置1によると、突状部20が絶縁ハウジング14における掛け止め要素15に挿入される先端側の端部に形成されているため、掛け止め要素15に内挿されて係止部23と係止している絶縁ハウジング14の突状部20は、掛け止め要素15のより開口19側に近い位置に位置していることになる。このため、掛け止め要素15の開口19側に形成されている弾性変形部24が第1接続端子11の突設部17と当接して弾性変形することで絶縁ハウジング14との係止を解除する機構をより容易に実現し易くなる。
また、電気的接続装置1によると、係止部23との係止が解除された突状部20はそのまま掛け止め要素15に設けられた凹部29に係合するため、係止解除後の状態で絶縁ハウジング14と掛け止め要素15とを位置決めすることができる。
また、電気的接続装置1によると、第1接続端子11と第2接続端子13との接続を解除するために脱抜方向に絶縁ハウジング14を付勢したときに、凹部29の縁部分と係止突起33とが係止するため、この係止を介して絶縁ハウジング14とともに掛け止め要素15も脱抜方向に付勢することができる。
また、電気的接続装置1によると、突状部20と係止部23との係止が解除された絶縁ハウジング14の第1接続端子11に向かう移動は、その段部21が掛け止め要素15の挿入口18側の縁部分と当接することで停止されるようになっている。このため、絶縁ハウジング14の段部21が掛け止め要素15の挿入口18側の縁部分と当接しているかどうかを目視で確認することで、接続端子(11、13)の嵌合状態を容易に確認することができる。
また、電気的接続装置1によると、突設部17は、第1接続端子11において嵌合方向と垂直な方向に突設されている。このため、絶縁ハウジング14と掛け止め要素15とを嵌合方向に移動させて接続動作を行う場合に、係止部23と突状部20との係止を解除するように弾性変形部24が突設部17と当接して変形するとともに、係止解除後に速やかに弾性変形部24と突設部17とを係合させる構造を容易に実現することができる。また、弾性変形部24と突設部17とが係合した状態から嵌合方向とは逆方向に移動させて接続を解除するための脱抜動作を行う場合も考慮した柔軟な設計対応も容易に可能となる。
また、電気的接続装置1によると、突設部17には突設部側第1斜面30が形成され、弾性変形部24には掛け止め要素側第1斜面31が形成されている。このため、絶縁ハウジング14と掛け止め要素15とを嵌合方向に移動させながら接続動作を行う場合に、弾性変形部24が滑らかに移動して変形し易くなる。従って、接続動作を円滑に行うことができる。
また、電気的接続装置1によると、掛け止め要素15の側壁に開口19側から延びるスリット27を形成することで、接続動作時に第1接続端子11の突設部17と当接して弾性変形する弾性脚部24を容易に形成することができる。また、弾性脚部24における開口19側の先端に内方に突出した突部28を形成することで、第1接続端子11の突設部17と当接して弾性変形する弾性脚部24を簡易な構造で形成することができる。
また、電気的接続装置1によると、突設部17には突設部側第2斜面34が形成され、弾性変形部24には掛け止め要素側第2斜面35が形成されている。このため、弾性変形部24と突設部17とが係合した状態から嵌合方向とは逆方向に移動させて接続を解除するための脱抜動作を行う場合に、弾性変形部24が滑らかに移動して変形し易くなる。従って、脱抜動作を円滑に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図15乃至図20は、本発明の第2の実施形態に係る電気的接続装置2を例示したものである。電気的接続装置2は、第1実施形態と同様、1極の接続端子同士を接続するものであって、例えば、機器側に配設される接続端子にケーブルの先端に設けられる接続端子を接続するためのコネクタ装置として用いられる。そして、この電気的接続装置2は、図19及び図20に示す機器側コネクタ51と図15乃至図20に示すケーブル側コネクタ52とを備えて構成されている。
図19及び図20に示す機器側コネクタ51は、第1実施形態と同様に、第1接続端子(以下、「第1接続端子51」という)を構成しており、平板状の雄型端子として形成されて一対の突設部57・57が設けられている。また、図16はケーブル側コネクタ52を下側から見た斜視図を、図17(a)は側面図を、図17(b)は底面図を、図18は分解斜視図を示しているものである。図15乃至図18に示すように、ケーブル側コネクタ52も、第1実施形態と同様に、第2接続端子53、絶縁ハウジング54、掛け止め要素55などを備えて構成されている。
第2接続端子53は、第1実施形態と同様の1極の雌型の接続端子として構成されており、図17のC−C線矢視断面図である図19及び図19のD−D線矢視断面図である図20に示すように、絶縁ハウジング54内に収納される。そして、この第2接続端子53は、ロック部材56と係合して絶縁ハウジング54内で位置決めされているとともに、掛け止め要素55の開口59側から進入する第1接続端子51と嵌合して電気的に接続される。
絶縁ハウジング54は、第1実施形態の絶縁ハウジング14と同様に構成されており、突状部60や段部61が形成されているとともに、掛け止め要素55に挿入口58から内挿されるようになっている。なお、絶縁ハウジング54の突状部60は、掛け止め要素55の係止部63に沿うような形状になっている。
掛け止め要素55は、第1実施形態と同様に、絶縁ハウジング54が挿入口58から挿入された際に絶縁ハウジング54に対して掛け止めされるようになっており、第1位置と第2位置との2つの位置で掛け止めされるようになっている。図20は第1位置で掛け止めされている状態を示しており、絶縁ハウジング54の凸部65と掛け止め要素55の凸部66とが係止することで掛け止めされた状態を示している。そして、この掛け止め要素55は、第1実施形態と同様に、キャビティ62、係止部63、弾性変形部64等が備えられている。
掛け止め要素55の弾性変形部64は、第1実施形態と同様に、開口59側に形成されており、接続作業の際に第1接続端子51の突設部57と当接することで弾性変形し、絶縁ハウジング54の突状部60と係止部63との係止が解除されて第1接続端子51に向かって移動可能となるようになっている(図16乃至図19参照)。そして、図23(a)の断面図に示すように、弾性変形部64は、突設部57と当接して弾性変形した後は、弾性回復するとともに突設部57と係合するようになっている。なお、この係合状態では、突状部60と掛け止め要素55の凹部69とが係合して第2位置で掛け止めされた状態となっている。
弾性変形部64は、第1実施形態と同様に、掛け止め要素55の側壁に開口59側から延びる一対のスリット67・67が形成されることで設けられている弾性脚部(以下「弾性脚部64」という)として構成されており、その先端に突部68が設けられている(図15乃至図17参照)。ただし、第1実施形態の場合とは異なり、この掛け止め要素64には、図17によく示すように、スリット67の終端部分において弾性変形部64と一体的に形成される弾性脚部の根元部80が設けられている。この根元部80は、挿入口58側から延びる一対のスリット81・81が形成されることで弾性脚部64とともに一体的な変形が可能な根元部80として設けられている。なお、スリット81は、開口59側に設けられているスリット67とは異なる他のスリットであって、スリット67と平行に延びるスリットとして形成されている。また、根元部80における挿入口58側に位置する部分は、作業の際に指でつまむように押圧し易いような平坦な押圧部82として形成されている。
次に、電気的接続装置2の作動について説明する。まず、電気的接続装置2の接続動作、即ち、ケーブル側コネクタ52を第1接続端子(機器側コネクタ)51に接続する動作について図19乃至図23を参照しながら説明する。
図19及び図20は、第2接続端子53が収納されて掛け止め要素55が掛け止めされた絶縁ハウジング54を第1接続端子51に接続する動作が開始された際の状態を示している。接続動作が開始されると、第1実施形態の場合と同様に、第1接続端子51が掛け止め要素55の開口59からキャビティ62内に進入することになる。そして、図21の断面図に示すように、掛け止め要素55の開口59が第1接続端子51の突設部57の位置まで到達すると、弾性脚部64の突部68が突設部57と当接することになる。なお、図21(a)の断面図における一部拡大断面図である図21(b)に示すように、第1実施形態と同様、突設部57には突設部側第1斜面70が形成され、弾性脚部24には掛け止め要素側第1斜面71が形成されている。図21に示す状態においては、絶縁ハウジング54の突状部60と掛け止め要素55の係止部63との係止はまだ解除されていない状態になっている。
図21に示す状態から更に接続動作が進行して、図22に示すように突設部側第1斜面70及び掛け止め要素側第1斜面71が互いの斜面終端部分まで移動してしまうまで弾性脚部64が弾性変形した状態になると、弾性脚部64の突部68と突設部57との当接状態が解除されることになる。このとき、弾性脚部64が弾性変形して外方に向かって十分に開くことで突状部60と係止部63との係止が解除される。弾性脚部64と突設部57との当接状態が解除されると、図23に示すように、弾性脚部64が弾性回復して突設部57と係合することになる。これにより、第1接続端子(機器側コネクタ)51とケーブル側コネクタ52との機械的接続が完了するとともに、第1接続端子51と第2接続端子53とが嵌合して電気的に接続されることになる。なお、図23(b)に示すように、突設部57及び弾性脚部64における互いに係合し合うそれぞれの部分には、嵌合方向に対して垂直に形成された平坦面、即ち、突設部側平坦面83及び掛け止め要素側平坦面84がそれぞれ形成されている。また、この図23に示す状態では、段部61は掛け止め要素55における挿入口58の端部の縁部分に当接可能な状態になっている。また、突状部60は掛け止め要素55の凹部69に係合した状態になっており、絶縁ハウジング54に対して掛け止め要素55が第2位置で掛け止めされた状態になっている。
次に、電気的接続装置2の脱抜動作、即ち、第1接続端子51と第2接続端子53との電気的接続を解除するようにケーブル側コネクタ52を第1接続端子(機器側コネクタ)51から脱抜する動作について図23乃至図26を参照しながら説明する。
脱抜動作が開始される際は、機械的および電気的接続が完成している図23に示す状態から、まず、掛け止め要素55における弾性脚部64の根元部81の押圧部82を両側から指でつまむようにして押圧する。この操作が行われることで、図24に示すように、押圧部82が掛け止め要素55の内方側に向かって倒れこむように変形するとともに、弾性脚部64が外方側に向かって開くように変形することになる。これにより、第1接続端子51の突設部57と弾性脚部64の突部68との係合が解除されることになる。また、このとき、絶縁ハウジング54の突状部60と掛け止め要素55の凹部69との係合も解除されることになる。
図25は、図24の状態から、押圧部82を両側から押圧した状態のままで、掛け止め要素55をそれに収納される絶縁ハウジング54とともに脱抜方向に引き抜いている状態を示したものである。そして、図25に示す状態を経てケーブル側コネクタ52をさらに脱抜方向に引き抜くことで、図26に示すように、ケーブル側コネクタ52と機器側コネクタ51との機械的な接続が解除されるとともに、第1接続端子51と第2接続端子53との電気的な接続も解除されることになる。なお、押圧部82を押圧して弾性脚部64を開いたままの状態で絶縁ハウジング54を掛け止め要素55に対して引き抜く方向に相対変位させるように付勢することで、突状部60が係止部63に係止される第1位置に移動させる(戻す)ことができることになる。掛け止め要素55が第1位置で掛け止めされる状態まで絶縁ハウジングを相対移動させた後に押圧部82の押圧操作を解除すると、図26に示す状態になって、脱抜動作が完了し、接続動作が行われる前と同じ状態に戻ることになる。
以上説明した電気的接続装置2によると、第1実施形態の電気的接続装置1と同様に、1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置に関して、接続端子を支持するハウジングの寸法制約を緩和して更なる省スペース化を達成できるとともに、確実な嵌合を可能にする嵌合保証機構との両立も達成することができる。そして、この電気的接続装置2によると、弾性脚部64と突設部57とが係合している状態において、根元部80の押圧部82に押圧するように力を加える操作を行うことで、その根元部80とともに弾性脚部64も一体的に弾性変形して開くように動作することになる。これにより、弾性脚部64と突設部57との係合が解除されるため、そのまま掛け止め要素55を絶縁ハウジング54ごと嵌合方向と逆方向に移動させて接続を解除するための脱抜動作を行うことができる。即ち、作業者が所定の操作を行った場合には容易に脱抜動作を行うことができる電気的接続装置を得ることができる。
また、電気的接続装置2によると、弾性脚部64と突設部57とが係合している状態において、嵌合方向と逆方向の力が加わっても、平坦面(83、84)同士が係合しているため、容易には接続が解除されないことになる。そして、根元部80を押圧操作した場合には、平坦面(83、84)同士の係合が解除されるため、容易に脱抜動作を行うことができる。よって、作業者による所定の操作が行われない限り、容易には接続が解除されない電気的接続装置を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、次のように変更して実施してもよい。
(1)絶縁ハウジングにおける突状部、掛け止め要素における係止部・弾性変形部・凹部、第1接続端子における突設部の形状や位置については、本実施形態にて例示したものに限らず、特許請求の範囲に記載した限りにおいて広く変形して実施してもよい。
(2)本実施形態においては、弾性変形部が一対のスリットが形成されることで設けられる弾性脚部である場合を例にとって説明したが、必ずしもこの通りでなくてもよい。
本発明の電気的接続装置は、1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置に対して広く適用することができる。例えば、自動車に用いられる各種コネクタなどとして用いることができるが、その用途に限らず、より広範な用途に対して適用でき、多くの異なる環境及び各種の目的に適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る電気的接続装置における第1接続端子の正面図と側面図とを示したものである。 本発明の第1実施形態に係る電気的接続装置におけるケーブル側コネクタを上側から見た斜視図である。 図2に示すケーブル側コネクタを下側から見た斜視図である。 図2に示すケーブル側コネクタの側面図と底面図とを示したものである。 図2に示すケーブル側コネクタの分解斜視図である。 図4におけるA−A線矢視断面図であって、本発明の第1実施形態に係る電気的接続装置を示す断面図である。 図6におけるB−B線矢視断面図である。 図6に示す電気的接続装置における接続動作を説明する断面図である。 図6に示す電気的接続装置における接続動作を説明する断面図である。 図6に示す電気的接続装置における接続動作及び脱抜動作を説明する断面図である。 図6に示す電気的接続装置における脱抜動作を説明する断面図である。 図6に示す電気的接続装置における脱抜動作を説明する断面図である。 図6に示す電気的接続装置における脱抜動作を説明する断面図である。 図6に示す電気的接続装置における脱抜動作を説明する断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電気的接続装置におけるケーブル側コネクタを上側から見た斜視図である。 図15に示すケーブル側コネクタを下側から見た斜視図である。 図15に示すケーブル側コネクタの側面図と底面図とを示したものである。 図15に示すケーブル側コネクタの分解斜視図である。 図17におけるC−C線矢視断面図であって、本発明の第2実施形態に係る電気的接続装置を示す断面図である。 図19におけるD−D線矢視断面図である。 図19に示す電気的接続装置における接続動作を説明する断面図である。 図19に示す電気的接続装置における接続動作を説明する断面図である。 図19に示す電気的接続装置における接続動作及び脱抜動作を説明する断面図である。 図19に示す電気的接続装置における脱抜動作を説明する断面図である。 図19に示す電気的接続装置における脱抜動作を説明する断面図である。 図19に示す電気的接続装置における脱抜動作を説明する断面図である。
符号の説明
1 電気的接続装置
11 第1接続端子
12 ケーブル側コネクタ
13 第2接続端子
14 絶縁ハウジング
15 掛け止め要素
17 突設部
18 挿入口
19 開口
20 突状部
22 キャビティ
23 係止部
24 弾性脚部(弾性変形部)

Claims (17)

  1. 1極の接続端子同士を電気的に接続する電気的接続装置であって、
    突設部が設けられている1極の第1接続端子と、
    前記1極の第1接続端子と嵌合して電気的に接続される1極の第2接続端子と、
    前記1極の第2接続端子を支持するとともに、外方に向かって突状に形成された突状部が設けられている絶縁ハウジングと、
    前記絶縁ハウジングに掛け止めされる掛け止め要素と、
    を備え、
    前記掛け止め要素は、前記絶縁ハウジングが内挿されるキャビティと、前記キャビティに設けられて前記突状部と係止する係止部と、前記絶縁ハウジングが内挿される挿入口側とは反対側であって前記キャビティ内への前記第1接続端子の進入を許容する開口側に形成されて前記突設部と当接することで弾性変形して前記突状部と前記係止部との係止を解除する弾性変形部と、を有し、
    前記突状部と前記係止部との係止が解除されることで、前記絶縁ハウジングが前記第1接続端子に向かって移動可能となることを特徴とする電気的接続装置。
  2. 前記弾性変形部は、前記突設部と当接して弾性変形した後、弾性回復するとともに前記突設部と係合することを特徴とする請求項1に記載の電気的接続装置。
  3. 前記第2接続端子を前記第1接続端子に嵌合する嵌合方向と、前記突状部と前記係止部との係止解除後に前記絶縁ハウジングが前記第1接続端子に向かって移動する方向とが、一致していることを特徴とする請求項2に記載の電気的接続装置。
  4. 前記掛け止め要素は、前記絶縁ハウジングに対して前記嵌合方向においてずらされた2つの位置で掛け止め可能であることを特徴とする請求項3に記載の電気的接続装置。
  5. 前記突状部は、前記絶縁ハウジングにおける前記掛け止め要素に挿入される先端側の端部に形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電気的接続装置。
  6. 前記掛け止め要素には、前記係止部との係止が解除された前記突状部が係合する凹部が形成されていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の電気的接続装置。
  7. 前記突状部には前記凹部の縁部分と係止する係止突起が形成され、
    前記嵌合方向と逆方向で前記第2接続端子を前記第1接続端子から離脱させる方向である脱抜方向に前記絶縁ハウジングが付勢されたときに、前記係止突起が前記凹部の縁部分と係止して当該脱抜方向に前記掛け止め要素を付勢することを特徴とする請求項6に記載の電気的接続装置。
  8. 前記絶縁ハウジングには、前記掛け止め要素に挿入される先端側とは反対側の端部において段部が設けられ、
    前記突状部と前記係止部との係止が解除されて前記絶縁ハウジングが前記第1接続端子に向かって移動すると、前記段部が前記掛け止め要素における前記挿入口側の端部の縁部分と当接することを特徴とする請求項3乃至請求項7のいずれか1項に記載の電気的接続装置。
  9. 前記突設部は、前記第1接続端子において前記嵌合方向と垂直な方向に突設されていることを特徴とする請求項3乃至請求項8のいずれか1項に記載の電気的接続装置。
  10. 前記突設部における前記弾性変形部と前記嵌合方向にて当接する部分には、当該嵌合方向に対して斜めに形成された突設部側第1斜面が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の電気的接続装置。
  11. 前記弾性変形部における前記突設部と前記嵌合方向にて当接する部分には、当該嵌合方向に対して斜めに形成された掛け止め要素側第1斜面が形成されていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の電気的接続装置。
  12. 前記弾性変形部は、前記掛け止め要素の側壁に前記開口側から延びるスリットが形成されることで設けられている弾性脚部であることを特徴とする請求項3乃至請求項11のいずれか1項に記載の電気的接続装置。
  13. 前記弾性脚部における前記開口側の先端に内方に突出した突部が形成されていることを特徴とする請求項12に記載の電気的接続装置。
  14. 前記突設部には、前記突設部側第1斜面と前記嵌合方向における反対側において当該嵌合方向に対して斜めに形成された突設部側第2斜面が形成されていることを特徴とする請求項10に記載の電気的接続装置。
  15. 前記弾性変形部には、前記掛け止め要素側第1斜面と前記嵌合方向における反対側において当該嵌合方向に対して斜めに形成された掛け止め要素側第2斜面が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の電気的接続装置。
  16. 前記掛け止め要素には、前記スリットの終端部分において前記弾性脚部と一体的に形成される当該弾性脚部の根元部であって、前記挿入口側から延びる他のスリットが形成されることで前記弾性脚部とともに一体的な変形が可能な根元部が設けられていることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の電気的接続装置。
  17. 前記突設部及び前記弾性脚部における互いに係合し合うそれぞれの部分には、前記嵌合方向に対して垂直に形成された平坦面がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項16に記載の電気的接続装置。
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