JP2554455Y2 - コネクタのロック機構 - Google Patents
コネクタのロック機構Info
- Publication number
- JP2554455Y2 JP2554455Y2 JP1991090771U JP9077191U JP2554455Y2 JP 2554455 Y2 JP2554455 Y2 JP 2554455Y2 JP 1991090771 U JP1991090771 U JP 1991090771U JP 9077191 U JP9077191 U JP 9077191U JP 2554455 Y2 JP2554455 Y2 JP 2554455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- plug
- locking
- locking spring
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタのロック機構
の改良に関する。
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図10に示すように、コネ
クタ1の外面に略コ字状の係止バネ3を嵌着して、該係
止バネ3の立上り部3a,3aの中間を、コネクタ1の開
口部1aから内面に臨ませる。また、プラグ2の外面に
係止突起2a,2aを設ける。そして、コネクタ1をプラ
グ2に差し込むと、係止バネ3の立上り部3a,3aがプ
ラグ2の係止突起2a,2aに乗り上げて外方へ開かれた
後、係止突起2a,2aの後部に落ち込むことにより、コ
ネクタ1をプラグ2にロックするロック機構が提案され
ている(実開昭62−152379号公報参照)。
クタ1の外面に略コ字状の係止バネ3を嵌着して、該係
止バネ3の立上り部3a,3aの中間を、コネクタ1の開
口部1aから内面に臨ませる。また、プラグ2の外面に
係止突起2a,2aを設ける。そして、コネクタ1をプラ
グ2に差し込むと、係止バネ3の立上り部3a,3aがプ
ラグ2の係止突起2a,2aに乗り上げて外方へ開かれた
後、係止突起2a,2aの後部に落ち込むことにより、コ
ネクタ1をプラグ2にロックするロック機構が提案され
ている(実開昭62−152379号公報参照)。
【0003】一方、メンテナンス時に、上記プラグ2か
らコネクタ1を抜き取る場合には、係止バネ3をドライ
バー等の治具でコネクタ1から取り外してロック解除す
るようになっている。
らコネクタ1を抜き取る場合には、係止バネ3をドライ
バー等の治具でコネクタ1から取り外してロック解除す
るようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記コ
ネクタ1とプラグ2が自動車用エンジンのインジェクタ
ー用である場合、コネクタ1とエンジンのヘッドカバー
との間のクリアランスが非常に狭いので、係止バネ3を
取り外す作業が困難であるという問題があった。また、
プラグ2にコネクタ1を差し込む作業に際しては、コネ
クタ1がロック位置まで完全に差し込まれたことが容易
に確認できないという問題もあった。
ネクタ1とプラグ2が自動車用エンジンのインジェクタ
ー用である場合、コネクタ1とエンジンのヘッドカバー
との間のクリアランスが非常に狭いので、係止バネ3を
取り外す作業が困難であるという問題があった。また、
プラグ2にコネクタ1を差し込む作業に際しては、コネ
クタ1がロック位置まで完全に差し込まれたことが容易
に確認できないという問題もあった。
【0005】そこで、本考案の目的は、コネクタの取り
外し作業が簡単にでき、コネクタの完全な差し込みを容
易に確認できるコネクタのロック機構を提供することに
ある。
外し作業が簡単にでき、コネクタの完全な差し込みを容
易に確認できるコネクタのロック機構を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、コネクタの外面に略コ字状の係止バネを
嵌着し、該係止バネの立上り部の中間を、コネクタの開
口部から内面に臨ませて、プラグの外面の係止突起で係
止するコネクタのロック機構であって、上記係止バネ
は、その立上り部の中間に、上記プラグの外面よりも内
方へ略く字状に突出する係止凸部を設けると共に、該係
止バネの立上り部の先端に、外方へ略U字状に突出する
引掛け部を設けており、上記コネクタを上記プラグと嵌
合していない状態では上記引掛け部の突出端は上記コネ
クタの外面と略同一位置である一方、該コネクタと上記
プラグ嵌合時には、該プラグの外面に係止バネが係止し
た状態で上記引掛け部が上記コネクタ外面より突出する
構成としていることを特徴とするコネクタのロック構造
を提供している。上記係止突起は上記プラグの四角形状
の外面の対向辺に一対設けているとともに、該係止突起
を設けた外面は、該係止突起よりもコネクタ嵌合側先端
の上面側の外面を、該係止突起よりも下面側の外面より
切り欠いてもよい。
に、本考案は、コネクタの外面に略コ字状の係止バネを
嵌着し、該係止バネの立上り部の中間を、コネクタの開
口部から内面に臨ませて、プラグの外面の係止突起で係
止するコネクタのロック機構であって、上記係止バネ
は、その立上り部の中間に、上記プラグの外面よりも内
方へ略く字状に突出する係止凸部を設けると共に、該係
止バネの立上り部の先端に、外方へ略U字状に突出する
引掛け部を設けており、上記コネクタを上記プラグと嵌
合していない状態では上記引掛け部の突出端は上記コネ
クタの外面と略同一位置である一方、該コネクタと上記
プラグ嵌合時には、該プラグの外面に係止バネが係止し
た状態で上記引掛け部が上記コネクタ外面より突出する
構成としていることを特徴とするコネクタのロック構造
を提供している。上記係止突起は上記プラグの四角形状
の外面の対向辺に一対設けているとともに、該係止突起
を設けた外面は、該係止突起よりもコネクタ嵌合側先端
の上面側の外面を、該係止突起よりも下面側の外面より
切り欠いてもよい。
【0007】
【作用】本考案のコネクタのロック機構によれば、コネ
クタをプラグに差し込むと、係止バネの係止凸部がプラ
グの外面に乗り上げて外方へ開かれ、ついでプラグの係
止突起に乗り上げて、さらに外方へ開かれた後、係止突
起の後部に落ち込むことにより、コネクタがプラグにロ
ックされる。
クタをプラグに差し込むと、係止バネの係止凸部がプラ
グの外面に乗り上げて外方へ開かれ、ついでプラグの係
止突起に乗り上げて、さらに外方へ開かれた後、係止突
起の後部に落ち込むことにより、コネクタがプラグにロ
ックされる。
【0008】このとき、係止バネの係止凸部がプラグの
外面に乗り上げた状態となるから、引掛け部がコネクタ
の外面より外方に突出するので、該引掛け部にドライバ
ー等の治具を引掛けることにより、係止バネをコネクタ
から簡単に取り外せるようになる。また、プラグにコネ
クタを差し込む前に引掛け部は、コネクタの外面より僅
かに突出するだけであるから、何かに引掛かってコネク
タから係止バネが不用意に外れ落ちるという不具合も生
じない。さらに、上記プラグの係止突起より上側の外面
に切欠き部を設けると、コネクタの差し込む途中では、
係止バネの係止凸部がプラグの外面に乗り上げないので
外方へ開かず、これにより、引掛け部もコネクタの外面
より外方に突出しないので、引掛け部の突出状態を見て
コネクタがロック位置まで完全に差し込まれたかどうか
を容易に確認することができる。
外面に乗り上げた状態となるから、引掛け部がコネクタ
の外面より外方に突出するので、該引掛け部にドライバ
ー等の治具を引掛けることにより、係止バネをコネクタ
から簡単に取り外せるようになる。また、プラグにコネ
クタを差し込む前に引掛け部は、コネクタの外面より僅
かに突出するだけであるから、何かに引掛かってコネク
タから係止バネが不用意に外れ落ちるという不具合も生
じない。さらに、上記プラグの係止突起より上側の外面
に切欠き部を設けると、コネクタの差し込む途中では、
係止バネの係止凸部がプラグの外面に乗り上げないので
外方へ開かず、これにより、引掛け部もコネクタの外面
より外方に突出しないので、引掛け部の突出状態を見て
コネクタがロック位置まで完全に差し込まれたかどうか
を容易に確認することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。図6及び図7に示すように、プラグ10は、例
えば自動車用エンジンのインジェクターに固定される固
定部(図示しない。)と、四角状のプラグ部10aとを有
し、該プラグ部10aの対向する外面10b,10bには、
係止突起10c,10cが一体成形されると共に、該両外
面10b,10bの間の一方の外面10dには、位置決め突
起10eが一体成形されている。
明する。図6及び図7に示すように、プラグ10は、例
えば自動車用エンジンのインジェクターに固定される固
定部(図示しない。)と、四角状のプラグ部10aとを有
し、該プラグ部10aの対向する外面10b,10bには、
係止突起10c,10cが一体成形されると共に、該両外
面10b,10bの間の一方の外面10dには、位置決め突
起10eが一体成形されている。
【0010】図3〜図5に示すように、コネクタ11
は、上記プラグ10のプラグ部10aの外面に差し込む
四角筒状のコネクタ部11aと、ハーネスの先端部を支
持する円筒状の支持部11bとを有している。上記コネ
クタ部11aの対向する内面11c,11cには、上記プラ
グ10の係止突起10c,10cが差込み方向から嵌入す
る係止溝11d,11dが一体成形されると共に、該両内
面11c,11cの間の一方の内面11eには、上記プラグ
10の位置決め突起10eが差込み方向から嵌入する位
置決め溝11fが一体成形されている。
は、上記プラグ10のプラグ部10aの外面に差し込む
四角筒状のコネクタ部11aと、ハーネスの先端部を支
持する円筒状の支持部11bとを有している。上記コネ
クタ部11aの対向する内面11c,11cには、上記プラ
グ10の係止突起10c,10cが差込み方向から嵌入す
る係止溝11d,11dが一体成形されると共に、該両内
面11c,11cの間の一方の内面11eには、上記プラグ
10の位置決め突起10eが差込み方向から嵌入する位
置決め溝11fが一体成形されている。
【0011】上記コネクタ部11aの内面11c,11cに
対応する外面11g,11gの先側には、上記内面11c,
11c及び係止溝11d,11dに貫通するスリット状の開
口部11h,11hが形成されている。
対応する外面11g,11gの先側には、上記内面11c,
11c及び係止溝11d,11dに貫通するスリット状の開
口部11h,11hが形成されている。
【0012】一方、図1及び図2に示すように、係止バ
ネ12は、基部12aが略U字状に折曲され、該基部1
2aの両端から立上り部12b,12bが略L字状に折曲さ
れて、図1の平面から見て、基部12aと各立上り部1
2b,12bとで略コ字状に折曲された形状になってい
る。
ネ12は、基部12aが略U字状に折曲され、該基部1
2aの両端から立上り部12b,12bが略L字状に折曲さ
れて、図1の平面から見て、基部12aと各立上り部1
2b,12bとで略コ字状に折曲された形状になってい
る。
【0013】該係止バネ12の各立上り部12b,12b
の中間には、略く字状に折曲されて内方へ突出する係止
凸部12c,12cが設けられ、上記各立上り部12b,1
2bの先端には、略U字状に折曲されて外方へ突出する
引掛け部12d,12dが設けられている。なお、図1の
平面は、係止バネ12が自由状態にあり、次に説明する
コネクタ11への嵌着時には、同図に二点鎖線で示すよ
うに変形する。
の中間には、略く字状に折曲されて内方へ突出する係止
凸部12c,12cが設けられ、上記各立上り部12b,1
2bの先端には、略U字状に折曲されて外方へ突出する
引掛け部12d,12dが設けられている。なお、図1の
平面は、係止バネ12が自由状態にあり、次に説明する
コネクタ11への嵌着時には、同図に二点鎖線で示すよ
うに変形する。
【0014】上記構成であれば、係止バネ12をコネク
タ11に嵌着するには、基部12aをコネクタ部11aの
外面11iにあてがいながら、立上り部12b,12bを外
方へ開いて、係止凸部12c,12cを外面11g,11gの
開口部11h,11hに嵌入させ、引掛け部12d,12dの
先端を外面11kに係止する。
タ11に嵌着するには、基部12aをコネクタ部11aの
外面11iにあてがいながら、立上り部12b,12bを外
方へ開いて、係止凸部12c,12cを外面11g,11gの
開口部11h,11hに嵌入させ、引掛け部12d,12dの
先端を外面11kに係止する。
【0015】この嵌着時には、係止バネ12の係止凸部
12c,12cは、開口部11h,11hから内面11c,11
cの内方へ突出する。換言すれば、プラグ10のプラグ
部10aの外面10b,10bよりも内方へ突出する。ま
た、引掛け部12d,12dは、係止凸部12c,12cが内
面11c,11cの内方へ突出することから、外面11g,
11gより僅かに突出するだけで、図3および図5に示
すように、コネクタの最外面11mと略同一位置にあ
る。したがって、コネクタ11をプラグ10に差し込む
前に、引掛け部12d,12dが何かに引掛かって、係止
バネ12がコネクタ11から不用意に外れ落ちるおそれ
がない。
12c,12cは、開口部11h,11hから内面11c,11
cの内方へ突出する。換言すれば、プラグ10のプラグ
部10aの外面10b,10bよりも内方へ突出する。ま
た、引掛け部12d,12dは、係止凸部12c,12cが内
面11c,11cの内方へ突出することから、外面11g,
11gより僅かに突出するだけで、図3および図5に示
すように、コネクタの最外面11mと略同一位置にあ
る。したがって、コネクタ11をプラグ10に差し込む
前に、引掛け部12d,12dが何かに引掛かって、係止
バネ12がコネクタ11から不用意に外れ落ちるおそれ
がない。
【0016】次に、コネクタ11をプラグ10に差し込
むと、プラグ10の係止突起10c,10cがコネクタ1
1の係止溝11d,11dに嵌入し、位置決め突起10eが
位置決め溝11fに嵌入してゆく。
むと、プラグ10の係止突起10c,10cがコネクタ1
1の係止溝11d,11dに嵌入し、位置決め突起10eが
位置決め溝11fに嵌入してゆく。
【0017】そして、係止バネ12の係止凸部12c,1
2cがプラグ10の外面10b,10bに乗り上げて外方へ
開かれ、ついでプラグ10の係止突起10c,10cに乗
り上げて、さらに外方へ開かれた後、係止突起10c,1
0cの後部に落ち込んで係止され、これにより、コネク
タ11がプラグ10にロックされる。
2cがプラグ10の外面10b,10bに乗り上げて外方へ
開かれ、ついでプラグ10の係止突起10c,10cに乗
り上げて、さらに外方へ開かれた後、係止突起10c,1
0cの後部に落ち込んで係止され、これにより、コネク
タ11がプラグ10にロックされる。
【0018】このロック時には、係止バネ12の係止凸
部12c,12cがプラグ10の外面10b,10bに乗り上
げた状態となるから、引掛け部12d,12dが外面11
g,11gより大きく突出するので(図3の二点鎖線参
照)、メンテナンス時に、引掛け部12d,12dにドライ
バー等の治具を引掛けることにより、係止バネ12をコ
ネクタ11から簡単に取り外してロック解除することが
できる。
部12c,12cがプラグ10の外面10b,10bに乗り上
げた状態となるから、引掛け部12d,12dが外面11
g,11gより大きく突出するので(図3の二点鎖線参
照)、メンテナンス時に、引掛け部12d,12dにドライ
バー等の治具を引掛けることにより、係止バネ12をコ
ネクタ11から簡単に取り外してロック解除することが
できる。
【0019】一方、図8及び図9に示すように、上記プ
ラグ10の四角形状の外面の一対の対向辺に設けた上記
係止突起10c、10cよりもコネクタ嵌合側先端の上
面側の外面を、該係止突起よりも下面側の外面よりも切
り欠いて切欠き部10g,10gを設けると、コネクタ1
1をプラグ10に差し込む途中で、係止バネ12の係止
凸部12c,12cがプラグ10の外面10b,10bに乗り
上げてないので、外方へ開かなくなり、係止バネ12の
引掛け部12d,12dもコネクタ11の外面11g,11g
より外方へ大きく突出しない。したがって、引掛け部1
2d,12dの突出状態を見れば、コネクタ11がロック
位置まで完全に差し込まれたかどうかを容易に確認する
ことができる。
ラグ10の四角形状の外面の一対の対向辺に設けた上記
係止突起10c、10cよりもコネクタ嵌合側先端の上
面側の外面を、該係止突起よりも下面側の外面よりも切
り欠いて切欠き部10g,10gを設けると、コネクタ1
1をプラグ10に差し込む途中で、係止バネ12の係止
凸部12c,12cがプラグ10の外面10b,10bに乗り
上げてないので、外方へ開かなくなり、係止バネ12の
引掛け部12d,12dもコネクタ11の外面11g,11g
より外方へ大きく突出しない。したがって、引掛け部1
2d,12dの突出状態を見れば、コネクタ11がロック
位置まで完全に差し込まれたかどうかを容易に確認する
ことができる。
【0020】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように、本考
案のコネクタのロック機構は、コネクタをプラグに差し
込むと、引掛け部がコネクタの外面より外方に突出する
ので、ドライバー等の治具を引掛けることにより、係止
バネをコネクタから簡単に取り外すことができる。ま
た、引掛け部はプラグにコネクタを差し込む前には、コ
ネクタの外面より突出しないので、コネクタから係止バ
ネが不用意に外れ落ちるという不具合が生じない。さら
に、プラグの係止突起より上側の外面に切欠き部を設け
ると、コネクタの差し込み途中では、引掛け部がコネク
タの外面より外方に突出しないので、引掛け部の突出状
態を見ればコネクタがロック位置まで完全に差し込まれ
たかどうかを容易に確認できる。
案のコネクタのロック機構は、コネクタをプラグに差し
込むと、引掛け部がコネクタの外面より外方に突出する
ので、ドライバー等の治具を引掛けることにより、係止
バネをコネクタから簡単に取り外すことができる。ま
た、引掛け部はプラグにコネクタを差し込む前には、コ
ネクタの外面より突出しないので、コネクタから係止バ
ネが不用意に外れ落ちるという不具合が生じない。さら
に、プラグの係止突起より上側の外面に切欠き部を設け
ると、コネクタの差し込み途中では、引掛け部がコネク
タの外面より外方に突出しないので、引掛け部の突出状
態を見ればコネクタがロック位置まで完全に差し込まれ
たかどうかを容易に確認できる。
【図1】 本考案の係止バネの平面図である。
【図2】 図1の背面図である。
【図3】 コネクタの平面図である。
【図4】 図3の正面図である。
【図5】 図3の底面図である。
【図6】 プラグの正面図である。
【図7】 図6の正面図である。
【図8】 別実施例のプラグの平面図である。
【図9】 図8の正面図である。
【図10】 従来のコネクタのロック機構の正面図であ
る。
る。
10 プラグ 10c 係止突起 10g 切欠き部 11 コネクタ 11h 開口部 12 係止バネ 12b 立上り部 12c 係止凸部 12d 引掛け部
Claims (2)
- 【請求項1】 コネクタの外面に略コ字状の係止バネを
嵌着し、該係止バネの立上り部の中間を、コネクタの開
口部から内面に臨ませて、プラグの外面の係止突起で係
止するコネクタのロック機構であって、 上記係止バネは、その立上り部の中間に、上記プラグの
外面よりも内方へ略く字状に突出する係止凸部を設ける
と共に、該係止バネの立上り部の先端に、外方へ略U字
状に突出する引掛け部を設けており、上記コネクタを上
記プラグと嵌合していない状態では上記引掛け部の突出
端は上記コネクタの外面と略同一位置である一方、該コ
ネクタと上記プラグ嵌合時には、該プラグの外面に係止
バネが係止した状態で上記引掛け部が上記コネクタ外面
より突出する構成としていることを特徴とするコネクタ
のロック構造。 - 【請求項2】 上記プラグの四角形状の外面には、一対
の対向辺に上記係止突起を設けているとともに、該係止
突起を設けた外面は、該係止突起よりもコネクタ嵌合側
先端の上面側の外面を、該係止突起よりも下面側の外面
よりも切り欠いている請求項1に記載のコネクタのロッ
ク構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991090771U JP2554455Y2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | コネクタのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991090771U JP2554455Y2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | コネクタのロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543483U JPH0543483U (ja) | 1993-06-11 |
JP2554455Y2 true JP2554455Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=14007870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991090771U Expired - Lifetime JP2554455Y2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | コネクタのロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554455Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440008B1 (ko) * | 2001-12-13 | 2004-07-14 | 기아자동차주식회사 | 엔진 센서 연결장치 |
JP2007012289A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Yamaha Motor Co Ltd | カプラ及び該カプラを備えた車両 |
JP4755056B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2011-08-24 | 日本圧着端子製造株式会社 | コネクタ |
JP4567645B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2010-10-20 | 日本圧着端子製造株式会社 | コネクタ |
CN105556764B (zh) * | 2013-09-16 | 2018-03-09 | 泰科电子法国公司 | 弹簧锁定连接器 |
FR3079078B1 (fr) * | 2018-03-19 | 2020-03-06 | Tyco Electronics France Sas | Connecteur electrique a verrouillage |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0355264Y2 (ja) * | 1986-03-20 | 1991-12-09 | ||
JPS6369488U (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-10 | ||
JPS63179675U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-21 |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP1991090771U patent/JP2554455Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543483U (ja) | 1993-06-11 |
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