JPH065104U - コイン型電池用ホルダーの装着装置 - Google Patents

コイン型電池用ホルダーの装着装置

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JPH065104U
JPH065104U JP4382592U JP4382592U JPH065104U JP H065104 U JPH065104 U JP H065104U JP 4382592 U JP4382592 U JP 4382592U JP 4382592 U JP4382592 U JP 4382592U JP H065104 U JPH065104 U JP H065104U
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locking
coin
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英治 大澤
委巳 山口
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイン型電池16を保持したホルダー12
を、本体ケース11内に対して不測に抜けることのない
状態で、且つ、引き出しの可能の状態にして装着するこ
とが、低コストにてできるようにする。 【構成】 前記ホルダー12に、ロック用弾性脚体19
を一体的に造形して、このロック用弾性脚体19の先端
部に、前記本体ケース11内に設けたロック用係合部2
0に対して抜け不能に係合するロック爪21を一体的に
設ける一方、本体ケースに、前記ロック爪に対する操作
孔23を穿設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コイン型の電池を収容したホルダーを、本体ケースに対して着脱可 能に装着するための装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装着装置は、図6及び図7に示すように、本体ケース1内に抜 き差し自在に挿入した合成樹脂製のホルダー2に、左右一対の弾性脚体3を一体 的に設けて、この両弾性脚体3の間に形成した収容部4内にコイン型電池5を収 容するように構成し、前記両弾性脚体3の先端における係止片3aを、前記本体 ケース1内に造形した係合部6に対して着脱自在に係合する。
【0003】 また、前記本体ケース1の内部には、合成樹脂等の弾性体にて略コ字状に形成 した抜け防止体7を設けて、この抜け防止体7の先端に造形した爪片8を、前記 ホルダー2の側面に凹み形成した係合段部9に対して係合することによって、前 記ホルダー2が本体ケース1より抜け不能にロックする一方、前記抜け防止体7 における爪片8を、これに穿設した孔8aに対して本体ケース1に穿設の操作孔 10より挿入したピンAを係合してこのピンAにてホルダー2から離れる方向に 後退動することにより、この爪片8による抜け不能のロックを解除して、ホルダ ー2を本体ケース1より引き出すことができるように構成している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来における装着装置は、コイン型電池5を保持したホルダー2 を、本体ケース1に対して抜け不能にロックすることを、当該ホルダー2及び本 体ケース1とは別体に構成した爪片8付き抜け防止体7を使用している。 従って、前記抜け防止体7を使用する分だけ部品点数が多くなるのであり、し かも、本体ケース1からホルダー2を引き出したとき前記抜け防止体7が外れ落 ちることを防止するために、当該抜け防止体7を本体ケース1に対して外れ落ち 不能となるように組付けしなければならず、組付けに要する手数が増大するから 、コストの大幅なアップを招来すると言う問題があった。
【0005】 本考案は、この問題、つまり、部品点数及び組付け手数の増大を招来しないよ うにした装着装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本考案は、本体ケース内に抜き差し自在に挿入 したホルダーに、先端に本体ケースにおける係合部に対して着脱自在に係合する 係止片を備えた左右一対の弾性脚体を一体的に造形し、この両弾性脚体の間にコ イン型電池の収容部を形成して成るコイン型電池用ホルダーの装着装置において 、前記ホルダーに、ロック用弾性脚体を一体的に造形して、このロック用弾性脚 体の先端部に、前記本体ケース内に設けたロック用係合部に対して抜け不能に係 合するロック爪を一体的に設ける一方、本体ケースのうち前記ロック爪に該当す る部分に、当該ロック爪に対する操作孔を穿設する構成にした。
【0007】
【作 用】
この構成において、コイン型電池を収容部内に装填したホルダーを、本体ケー ス内に押し込むと、このホルダーに設けた左右一対の弾性脚体の先端における係 止片が、本体ケースにおける係合部に対して係合すると同時に、前記ホルダーに 設けたロック用弾性脚体の先端におけるロック爪が、本体ケースにおけるロック 用係合部に対して抜け不能に係合するから、前記ホルダーは、本体ケースに対し て、当該本体ケースから不測に抜けることのない状態で装着できる。
【0008】 そして、コイン型電池の交換に際して、ホルダーを本体ケースより引き抜くに は、本体ケースに穿設した操作孔からピン等を差し込み、このピン等にて、前記 ロック用弾性脚体の先端におけるロック爪を、そのロック用弾性脚体の弾性に抗 する方向に移動することによって、本体ケースのロック用係合部に対する係合を 解除し、この状態で、前記ホルダーに対して、その引き出し方向に外力を加える ことにより、前記両弾性脚体の先端における係止片が、本体ケース側の係合部か ら外れることになるから、ホルダーを本体ケース内から引き出すことができるの である。
【0009】
【考案の効果】
このように、本考案は、本体ケース内に挿入したホルダーを、本体ケースに対 して抜け不能にロックすることを、従来のように、本体ケース及びホルダーと別 体の部品によって行うことなく、前記ホルダーに対して、先端にロック爪を備え たロック用弾性脚体を一体的に造形することによって行うもので、部品点数の増 大がないばかりか、組付けの手数をも必要としないから、コストを大幅に低減で きる効果を有する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図1〜図5の図面について説明する。 この図において符号12は、本体ケース11の内部室11a内に抜き差し自在 に挿入した合成樹脂製のホルダーを示し、このホルダー12には、左右一対の弾 性脚体13,14を一体的に設けて、この両弾性脚体13,14の間に形成した 収容部15内にコイン型電池16を収容するように構成する一方、前記両弾性脚 体13,14における先端の各々に係合片13a,14aを各々設けて、前記ホ ルダー12を本体ケース11における内部室11a内に押し込んだとき、前記両 弾性脚体13,14の先端における係止片13a,14aが、本体ケース11内 に一体的に造形した係合部17,18に対して各々着脱自在に係合するように構 成する。
【0011】 そして、前記ホルダー12には、前記両弾性脚体13,14のうち一方の弾性 脚体13よりも外側の部位に、ロック用弾性脚体19を、当該ロック用弾性脚体 19が前記一方の弾性脚体13と同じ方向に延びるように一体的に造形して、こ のロック用弾性脚体19の先端に、前記本体ケース11内に一体的に造形したロ ック用係合部20に対して抜け不能に係合するようにしたロック爪21を一体的 に設ける。一方、前記本体ケース11のうち、前記ロック爪21に該当する箇所 には、ロック爪21に設けた凹所21aに対してピンAを等を差し込むことがで きるようにした操作孔22を穿設する。
【0012】 また、前記本体ケース11の内部室11aにおける左右両内側面には、ホルダ ー12を、当該内部室11a内に押し込むとき、他方の弾性脚体14及びロック 用弾性脚体19をその弾性に抗して内向きに窄まり変形するようにした円弧のガ イド面11a′,11a″が設けられている。更にまた、前記本体ケース11内 における両係合部17,18のうち一方の係合部17にも、ホルダー12を本体 ケース11の内部室11a内に押し込むとき、一方の弾性脚体13を、その弾性 に抗して内向きに窄まり変形するようにしたガイド面17aが設けられている。 加えて、前記ホルダー12には、爪先を掛けるための凹所23を設けられている 。
【0013】 この構成において、コイン型電池16を収容部15内に装填したホルダー12 を、本体ケース11における内部室11a内に押し込むと、このホルダー12に 設けた左右一対の弾性脚体13,14の先端における係止片13a,14aが、 ガイド面11a′,17aに沿って内向きに弾性変形しながら本体ケース11に おける係合部17,18に対して各々係合すると同時に、前記ホルダー12に設 けたロック用弾性脚体19の先端におけるロック爪21が、ガイド面11a″に 沿って内向きに弾性変形しながら本体ケース11におけるロック用係合部20に 対して抜け不能に係合するから、前記ホルダー12は、本体ケース11に対して 、当該本体ケース11から不測に抜けることのない状態で装着できるのである。
【0014】 そして、コイン型電池16の交換に際して、ホルダー12を本体ケース11の 内部室11aより引き抜くには、本体ケース11に穿設した操作孔22からピン A等を差し込み、このピンA等を前記ロック用弾性脚体19の先端におけるロッ ク爪21の凹所21aに係合したのち、このピンAにて、前記ロック爪21を、 そのロック用弾性脚体19の弾性に抗する方向に移動することによって、本体ケ ース11のロック用係合部20に対する係合を解除し、この状態で、前記ホルダ ー12における爪掛け用凹所23に爪先を掛けて引き出す方向に外力を加えるこ とにより、前記両弾性脚体13,14の先端における係止片13a,14aが、 本体ケース11側の係合部17,18から外れることになるから、ホルダー12 を本体ケース11内から引き出すことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠平面図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1のIII −III 視断面図である。
【図4】図1のIV−IV視断面図である。
【図5】本体ケースからホルダーを引き出したときの一
部切欠平面図である。
【図6】従来の例を示す一部切欠平面図である。
【図7】図6のVII −VII 視断面図である。
【符号の説明】
11 本体ケース 11a 本体ケースの内部室 12 ホルダー 13,14 弾性脚体 13a,14a 係止片 15 収容部 16 コイン型電池 17,18 係合部 19 ロック用弾性脚体 20 ロック用係合部 21 ロック爪 22 操作孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース内に抜き差し自在に挿入したホ
    ルダーに、先端に本体ケースにおける係合部に対して着
    脱自在に係合する係止片を備えた左右一対の弾性脚体を
    一体的に造形し、この両弾性脚体の間にコイン型電池の
    収容部を形成して成るコイン型電池用ホルダーの装着装
    置において、前記ホルダーに、ロック用弾性脚体を一体
    的に造形して、このロック用弾性脚体の先端部に、前記
    本体ケース内に設けたロック用係合部に対して抜け不能
    に係合するロック爪を一体的に設ける一方、本体ケース
    のうち前記ロック爪に該当する部分に、当該ロック爪に
    対する操作孔を穿設したことを特徴とするコイン型電池
    用ホルダーの装着装置。
JP1992043825U 1992-06-24 1992-06-24 コイン型電池用ホルダーの装着装置 Expired - Lifetime JP2588528Y2 (ja)

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