JPH0529164Y2 - - Google Patents

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JPH0529164Y2
JPH0529164Y2 JP1986182033U JP18203386U JPH0529164Y2 JP H0529164 Y2 JPH0529164 Y2 JP H0529164Y2 JP 1986182033 U JP1986182033 U JP 1986182033U JP 18203386 U JP18203386 U JP 18203386U JP H0529164 Y2 JPH0529164 Y2 JP H0529164Y2
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JP
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lock
vehicle
pawl
mounting frame
hole
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JP1986182033U
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えばカーステレオ、トランシー
バの如き車載用機器を、自動車等に設けられてい
る取付枠へ着脱自在に構成するための取付装置に
関し、車載用機器の脱落防止用ロツクの解除操作
及び、取付枠からの取外し操作を容易に行うこと
ができて、ロツク関係部材が故障し難い車載用機
器の取付装置を提供するものである。
(従来の技術) 従来の車載用機器の取付装置には、第4図に示
されるものがあつた。
図において、1は車載用機器であり、車体側に
設けられた取付枠(図示しない)に形成された係
止孔に対応する位置に穿孔された爪孔3と、該爪
孔3を介して突出、収納自在に構成されたロツク
爪2とにより構成されている。
なお、図中5はロツク解除金具4を挿入するた
めの穴であり、さらに図示はされていないが、車
載用機器1の内部には、上記ロツク爪2と連結さ
れて通常の状態においては該ロツク爪2を爪孔か
ら突出した状態にロツクし、上記穴5にロツク解
除金具4を挿入して操作した場合にはロツク爪2
のロツクを解除し、ロツク爪2を車載用機器1の
内部に収納するように構成されているロツク機構
が形成されている。
従つて、車載用機器1を取付枠内に挿入した場
合には、ロツク爪2が取付枠の係止孔に係止する
ため、車載用機器1は車体に固定されることにな
り、車載用機器1を取付枠から取り外す場合に
は、穴5にロツク解除金具4を挿入して操作し、
ロツク爪2のロツク解除した後に、車載用機器1
を取付枠より引き抜いていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記した従来の取付装置においては、
ロツク爪2のロツク状態を解除するために、穴5
にロツク解除金具4を挿入して操作しなければな
らず面倒であり、さらに、このロツク解除金具4
を紛失しないように保管しておく必要があつたた
め、その取扱が不便であつた。
これに対して、車体側に取付けられた取付枠へ
挿入できるカセツトデツキにおいて、挿入状態で
は取付枠の窓孔にカセツトデツキに設けられたば
ね片の係止爪が係合して、このばね片自体の弾力
によつてばね片と窓孔の係合状態が維持されるこ
とでカセツトデツキが取付枠にロツクして固定さ
れる構造の取付装置が、実開昭62−68843号公報
に記載されている。
なお、上記ばね片に固定したレバーにはハンド
ルが枢着されていて、該ハンドルを引くことによ
つてばね片を強引に変形させて窓孔からばね片の
係止爪を離脱することにより、ロツクが解除され
る。
しかしこの公報に記載されている技術は、カセ
ツトデツキの取外し操作の際、ばね片が窓孔によ
つて強引に変形させられるため、ばね片の折損を
起こすことがあつた。
さらに、この従来の構成において、ロツク状態
をばね片の弾力により保つものであるが、この種
の車載用機器には自動車の走行時にカセツトデツ
キに作用する振動は激しいものであり、かかる振
動によりばね片の係止爪は窓孔から絶えず力を受
けるため、ばねのへたりを生じやすいものであつ
て、長期間の使用によりロツク作用が弱くなる恐
れもある。
この考案の目的は、上記従来技術の欠点に鑑
み、車載用機器の取外し操作や、長期間の使用に
よるロツク作用の弱体現象はなく、常に確実なロ
ツク作用が維持される車載用機器の取付装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) この考案に係る車載用機器の取付装置は、車体
側に取付けられた取付枠に対して車載用機器を着
脱自在に構成するための車載用機器の取付装置に
おいて、 取付枠に穿孔された係止孔と、車載用機器に穿
孔された爪孔と、車載用機器が取付枠に挿入され
た状態で該爪孔を介して係止孔に係合し、または
係止孔から離脱するロツク爪を備えたロツク体
と、該ロツク体を上記爪孔に向かつて付勢する第
1の付勢部材と、該ロツク体に形成されたカムピ
ンと、該カムピンに係合する切欠部を有するロツ
ク解除部材と、該切欠部に形成された傾斜面と、
該ロツク解除部材を車載用機器の背面方向に付勢
する第2の付勢部材と、該ロツク解除部材の先端
部に回動自在に連結されたハンドルとからなり、
車載用機器の上記挿入状態で上記ハンドルの車載
用機器前面方向への牽引動作に伴い上記ロツク解
除部材が移動すると、上記ロツク体のカムピンが
上記切欠部の傾斜面に沿つて上記爪孔から遠ざか
る方向に移動して、上記ロツク爪が車載用機器内
に収納されるように構成されているものである。
(作用) 車載用機器が取付枠に挿入された状態では取付
枠の係止孔に車載用機器のロツク爪が爪孔を介し
て係合し、ロツク爪は第1の付勢部材により爪孔
に向かつて付勢されているため、車載用機器は取
付枠に強固にロツクされ、そして、ロツク状態の
とき、ハンドルの車載用機器前面方向への牽引動
作に伴いロツク解除部材が移動して、ロツク体の
カムピンが切欠部の傾斜面に沿つて爪孔から遠ざ
かる方向に移動することにより、ロツク爪が車載
用機器内に収納されて、ロツクは解除される。
このように、車載用機器のロツク保持動作時に
作用する係合力とロツク解除動作時に作用する離
脱力は、ロツク爪とこのロツク爪に係止する係止
孔及び、ロツク体のカムピンとこのカムピンに当
接する切欠部とが負担することになつて、ロツク
体を付勢する第1の付勢部材や、ロツク解除部材
を付勢する第2の付勢部材には係合力、離脱力は
かからず、付勢部材にへたりを生じることは少な
くなつて常に円滑なロツク作用が維持される。
(実施例) この考案の実施例を第1図〜第3図に基づいて
説明する。
第1図は取付枠と車載用機器の一部を透視した
斜視図、第2図は車載用機器の取付枠への取付状
態を示した断面図、第3図は車載用機器の取付枠
への取り外し状態を示した断面図である。
図において、7は車体側に取付けられる取付枠
であり、車載用機器を収納するために断面略
「コ」字状に形成されており、係止孔7aが穿孔
されている。
6は車載用機器であり、該車載用機器6の本体
には爪孔6aが形成されている。
車載用機器6が取付枠7に挿入(当該実施例で
は挿入方向は矢印B方向)された状態で爪孔6a
を介して車載用機器6から突出して係止孔7aに
係合し、または係止孔7aから離脱するロツク爪
8aを備えたロツク体8と、ロツク体8を爪孔6
aに向かう方向(当該実施例では上記挿入方向で
ある矢印B方向に直交する矢印A方向)に付勢す
る第1の付勢部材であるばね10と、ロツク体6
に形成されたカムピン17と、カムピン17に係
合する切欠部18を有するロツク解除部材11
と、切欠部18に形成された傾斜面18aと、ロ
ツク解除部材11を車載用機器6の背面方向に付
勢する第2の付勢部材であるばね13と、ロツク
解除部材11の先端部(車載用機器6の前端部1
4側)に回動自在に連結されたハンドル16とが
形成されている。
なお、図中8bはロツク爪8aに形成された傾
斜面であり、9はロツク体8を矢印A方向及びこ
れと反対方向に案内するために車載用機器6の内
部に形成されたガイドピンであり、12はロツク
解除部材11を矢印B方向及びこれと反対方向に
案内するために車載用機器6の内部に形成された
ガイドピンであり、15はロツク解除部材11と
ハンドル16とを回動自在に連結するためのピン
である。
そして、切欠部18の傾斜面18aは、車載用
機器6の前端部14に近い側が車載用機器6の背
面側に近い側よりもロツク爪8aに近くなるよう
に傾斜した形に設定され、ロツク爪8aの傾斜面
18bは、車載用機器6の前端部14に近い側を
鋭角状に、車載用機器6の背面側に近い側は鈍角
状に傾斜した形に設定されている。
上記の構成による取付装置の動作を説明する。
車載用機器6の取付枠7への取付けは、車載用
機器6を取付枠7に挿入すると、取付枠7の内側
面をロツク爪8aの傾斜面18bが摺動して挿入
動作はスムーズに行われる。
この挿入動作の際、ロツク爪8aが取付枠7の
係止孔7aの位置までくると、ばね10により爪
孔6aの方向へ付勢されているロツク爪8aは爪
孔6aを介して突出して係止孔7aに係止され、
カムピン17は解除部材11の切欠部18に係合
して、ばね10とばね13とにより、カムピン1
7と切欠部18との係合は保持される。
このように、ロツク爪8aと係止孔7aとの係
止動作と、カムピン17と切欠部18との係合動
作とによつて、車載用機器6は取付枠7へ強固に
ロツクされるため、自動車等の走行時の激しい振
動により車載用機器6に離脱力が加わつても、ロ
ツク爪8aと係止孔7aとの上記係止動作と、カ
ムピン17と切欠部18との上記係合動作とによ
つて上記離脱力は負担されるので、ロツク体8を
付勢しているばね10や、ロツク解除部材11を
付勢しているばね13には、上記離脱力はかから
ず、ばね10,13にへたりが生じ難い。
挿入動作が終わればハンドル16を車載用機器
6の前端部14の下方などの位置にコンパクトに
収納することができる。
ロツク状態の車載用機器6の取外しは、車載用
機器6のハンドル16を車載用機器6の前端部1
4の前方へ牽引すると、ロツク解除部材11が前
方へ移動し、ロツク体8のカムピン17はロツク
解除部材11の切欠部18の傾斜面18aに沿つ
て爪孔6aから遠ざかる方向(矢印A方向とは反
対の方向)に移動して、ロツク爪8aは取付枠7
の係止孔7aから離脱する。
そして、ハンドル16を引き続いて前方へ牽引
すれば、車載用機器6は取付枠7から取り外され
る。
このロツク解除動作時に作用する離脱力は、ロ
ツク体8のカムピン17とこのカムピン17に当
接する切欠部18の傾斜面18a及び、ロツク爪
8aとこのロツク爪8aに係止する係止孔7aと
が負担することになつて、ロツク体8を付勢して
いるばね10や、ロツク解除部材11を付勢して
いるばね13には、上記離脱力はかからず、ばね
10,13にへたりが生じ難いものであり、常に
円滑なロツク作用が維持される。
なお、図示は省略したが、上記ロツク体に傾斜
面を有する切欠部を、上記ロツク解除部材にはカ
ムピンを、それぞれ形成した構成であつても良
く、この場合は、上記ハンドル16の車載用機器
6の前端部14の前方への牽引動作に伴いつてロ
ツク解除部材が移動すると、ロツク解除部材のカ
ムピンがロツク体の傾斜面に沿つて移動して、ロ
ツク爪は取付枠7の係止孔7aから離脱すること
になる。
(考案の効果) この考案に係る車載用機器の取付装置によれ
ば、車載用機器のロツク保持動作時に作用する係
合力とロツク解除動作時に作用する離脱力は、ロ
ツク爪とこのロツク爪に係止する係止孔及び、ロ
ツク体のカムピンとこのカムピンに当接する切欠
部とが負担することになつて、ロツク体を付勢す
る第1の付勢部材や、ロツク解除部材を付勢する
第2の付勢部材には係合力、離脱力はかからず、
付勢部材にへたりを生ずることは少なくなつて常
に円滑なロツク作用が維持されることになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、この考案に係る実施例を示
し、第1図は取付枠と車載用機器の一部を透視し
た斜視図、第2図は車載用機器の取付枠への取付
状態を示した断面図、第3図は車載用機器の取付
枠への取り外し状態を示した断面図である。第4
図は、従来例の取付装置における要部斜視図であ
る。 6……車載用機器、6a……爪孔、7……取付
枠、7a……係止孔、8……ロツク体、8a……
ロツク爪、10……ばね(第1の付勢部材)、1
1……ロツク解除部材、13……ばね(第2の付
勢部材)、17……カムピン、18……切欠部、
18a……傾斜面、16……ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体側に取付けられた取付枠に対して車載用機
    器を着脱自在に構成するための車載用機器の取付
    装置において、 取付枠に穿孔された係止孔と、車載用機器に穿
    孔された爪孔と、車載用機器が取付枠に挿入され
    た状態で該爪孔を介して係止孔に係合し、または
    係止孔から離脱するロツク爪を備えたロツク体
    と、該ロツク体を上記爪孔に向かつて付勢する第
    1の付勢部材と、該ロツク体に形成されたカムピ
    ンと、該カムピンに係合する切欠部を有するロツ
    ク解除部材と、該切欠部に形成された傾斜面と、
    該ロツク解除部材を車載用機器の背面方向に付勢
    する第2の付勢部材と、該ロツク解除部材の先端
    部に回動自在に連結されたハンドルとからなり、
    車載用機器の上記挿入状態で上記ハンドルの車載
    用機器前面方向への牽引動作に伴い上記ロツク解
    除部材が移動すると、上記ロツク体のカムピンが
    上記切欠部の傾斜面に沿つて上記爪孔から遠ざか
    る方向に移動して、上記ロツク爪が車載用機器内
    に収納されるように構成されていることを特徴と
    する車載用機器の取付装置。
JP1986182033U 1986-11-28 1986-11-28 Expired - Lifetime JPH0529164Y2 (ja)

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JP1986182033U JPH0529164Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6387148U JPS6387148U (ja) 1988-06-07
JPH0529164Y2 true JPH0529164Y2 (ja) 1993-07-27

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ID=31127458

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