JPH0521492Y2 - - Google Patents

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JPH0521492Y2
JPH0521492Y2 JP762487U JP762487U JPH0521492Y2 JP H0521492 Y2 JPH0521492 Y2 JP H0521492Y2 JP 762487 U JP762487 U JP 762487U JP 762487 U JP762487 U JP 762487U JP H0521492 Y2 JPH0521492 Y2 JP H0521492Y2
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handle
lock
vehicle
locking
push
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の車体に、例えばカーステ
レオの如き車載用機器を取外し自在に取付けるた
めの車載用機器の取付装置に関し、ハンドルロツ
ク解除のためのつまみを操作することによつてロ
ツク解除動作と取外しのために用いるハンドルの
車載用機器前端部からの突出動作が行われること
になつて、ロツク状態における突出部分が少な
く、しかもロツク状態では車載用機器の脱落の無
い取付ロツク装置を提案するものである。
(従来の技術) 従来の車載用機器取付装置では、第8図に斜視
を示したが、取外し用のハンドル1は、手で直接
にこれを引き出す構造のもの又は、引きひもを介
して引き出すものが用いられ、ほかに、レバーを
押し込むことによつてハンドルを所定位置に持ち
上げるものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記引き出しタイプでは、ハンドル1が車体側
の機器取付枠2と車載用機器3から手前に大きく
突出することになつて、スペースを要し、後者の
レバータイプでは、このレバーが操作容易化のた
めに大きくなつてやはりスペースが無駄で美観を
損ねている。
取付中の脱落防止のためのロツク装置を、ハン
ドルの持上回動操作によつてロツク解除する構造
のものも知られているが、ハンドル自体は自由に
回動できるため、車載用機器に衝撃力が作用した
場合に、ハンドルが慣性のために勝手に回動し
て、ロツク解除されてしまうことがある。
即ち、例えば、車が追突された場合のように、
低い加速度を受けたときであつても、ハンドルが
回動してロツクが解除され、車載用機器が機器取
付枠から脱落すると云う問題もある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、取付ロツク状態における車載用機
器の前部附近に突出物が殆んど無く、しかも、衝
撃などを受けても、ハンドルが勝手に突出回動す
るなどのことが無く、思わぬときにロツク解除さ
れてしまうなどのトラブルも発生しないように工
夫した取付ロツク装置を提案するものであり、そ
の構成は、車体に設けられて開口部6を有してい
る機器取付枠5のこの開口部6へ挿入された車載
用機器4を、この車載用機器4に設けているロツ
ク装置のロツク体11のロツク爪11aが、機器
取付枠5のロツク穴5aに弾性的に突入すること
により機器取付枠5にロツクされるように設け、
車載用機器4に設けているハンドル10の回動操
作によつてロツク体11にハンドル10が係合し
てこれによりロツク爪11aがロツク穴5aから
離脱するように構成した車載用機器の取付ロツク
装置において、ハンドル10を、車載用機器4の
前部4aから取出位置までの所定角度だけ突出さ
せるべく弾性附勢している押出しアーム17と、
ハンドル10が上記前部4aから殆んど突出しな
いハンドルロツク装置では、ハンドル10に係合
して上記押出しアーム17の附勢に打勝つてハン
ドル10をこのハンドルロツク位置に弾性的に保
持しているトリガアーム14と、上記係合が解除
される位置までトリガアーム14を操作できるつ
まみ12とを有している車載用機器の取付ロツク
装置である。
(作用) 車載用機器4が取付ロツク状態にあるときは、
トリガアーム14の弾性附勢力によつてハンドル
10が非突出方向に押え込まれ、ハンドル10を
常に突出方向に附勢している押出しアーム17に
打勝つて、ハンドル10を、車載用機器4の前部
4aから殆んど突出させないハンドルロツク位置
にこのトリガアーム14が押し込んでいる。
したがつて、車載用機器4に衝撃力が作用した
ときであつても、ハンドル10は、勝手に突出す
ることは無く、取付ロツク状態が確実に維持され
る。取付ロツク状態のとき、つまみ12を操作す
ると、トリガアーム14が外れて、押出しアーム
17の弾性力によつてハンドル10が所定角度だ
け、前部4aから突出する。
この突出状態のハンドル10を用いて車載用機
器4を、機器取付枠5から、容易に取外しでき
る。
(実施例) 次にこの考案の一実施例を図にもとづいて説明
する。
第1図に取付前の斜視を、第2図、第4図、第
6図に、取付状態における左側縦断側面を、第3
図、第5図、第7図に、夫々、第2図、第4図、
第6図の状態における右側縦断側面を示したとお
り、車載用機器4は、図示省略した車体に固定さ
れている箱状の機器取付枠5へ、その開口部6か
ら挿入することにより取付けられるものであつ
て、所定の取付位置のとき、夫々のコネクタ7,
8が互いに結合される。
車載用機器4の前部4aは中空でここにロツク
装置Rが設けられ、前部フレーム20へピン9,
9にて接着している正面視U形のハンドル10を
回動操作することによつて、ロツク装置Rによる
ロツク操作又はロツク解除操作が行われるが、ロ
ツク位置では次述のように、ロツク体11のロツ
ク動作と共にハンドル10のハンドルロツクも行
われるように構成している。
例示したロツク装置Rを説明すると、ストツパ
部12aのあるつまみ12が前部4aへ遊挿さ
れ、ピン13にて前部フレーム20の左側に枢着
した側面視L形のトリガアーム14を、トルクば
ね15にて第2図の右廻り方向に附勢し、トリガ
アーム14の押動部14aがつまみ12を矢線A
方向へ常に押し、ストツパ部12aが前部4aに
当接する第2図と第6図の位置までつまみ12
は、前方へ移動できるものである。
前部フレーム20の右側に、ピン16にて押出
しアーム17を枢着し、トルクばね18によつて
この押出しアーム17を第3図の左廻り方向に附
勢し、前部フレーム20の溝底部20aに押出し
アーム17の係合ピン21が突き当るまで押出し
アーム17は回動できることになつている。
ハンドル10には、左側に係止部10aを、右
側に係合部10bを、夫々、設けていて、第2図
と第3図に示しているロツク位置では、押出しア
ーム17の係合ピン21はハンドル10の係合部
10bに係合してトルクばね18によつてハンド
ル10を第3図の右廻りの突出方向に附勢する
が、同時に係止部10aがトリガアーム14(こ
れは車載用機器4の前部4aへ係止されているつ
まみ12に当接している)の係止部14bに係止
しているので、ハンドル10は第2図のハンドル
ロツク位置に保持されることになる。
車載用機器4に設けてあるガイドピン22,2
2に沿つて移動自在としたロツク体11を、ばね
23によつて車載用機器4の穴4bからそのロツ
ク爪11aが突出する矢線B方向に弾性的に附勢
し、第3図のロツク位置では、穴4bから外側方
へ突出しているロツク爪11aが、機器取付枠5
のロツク穴5aに係合して、この係合動作によつ
て車載用機器4は機器取付枠5へ取付ロツクされ
る。
上記第2図と第3図のハンドルロツク位置にあ
るハンドル10は、つまみ12を反矢線A方向に
押すことによつてハンドルロツクが解除される。
即ち、つまみ12が押されるとトリガアーム14
はピン13の廻りに左廻りし、係止部14bが第
4図のように係止部10aから外れるので、押出
しアーム17は左廻りしてこれによつてハンドル
10は、トルクばね18の力にて第2図の左廻り
に、第3図では右廻りに回動し、第4図と第5図
のとおり、係合部10bが、ロツク体11の係合
ピン24に当接するハンドルロツク解除位置、即
ち、ハンドル10が前部4aから所定角度だけ突
出する位置、となり、このとき、係合ピン21が
溝底部20aに当接する位置に、押出しアーム1
7は停止している。
このハンドルロツクが解除されたハンドル10
を、上方へ手で第6図の取出位置まで回動操作す
ると、係合部10bが係合ピン24を下方へ押し
てこれにより、ロツク体11が下動し、第7図に
示すように、ロツク爪11aがロツク穴5aから
脱出してロツク解除され、機器取付枠5から車載
用機器4を取外しできることになる。
取外された車載用機器4を挿入するには、つま
み12を反矢線A方向に押して第4図のハンドル
ロツク解除位置に保持しながらハンドル10を前
部4aに向つて回動すると、トルクばね18に抗
つて押出しアーム17が第5図の右廻りに回動す
る。
そして、係止部10aが係止部14bの前方に
達した後に、つまみ12の押動を止めると、係止
部10aが係止部14bに係止して第2図のハン
ドルロツク位置となる。
このハンドルロツク位置の状態で車載用機器4
を機器取付枠5に挿入し始めると、ロツク爪11
aの傾斜部が、機器取付枠5の内面によつて反矢
線B方向に押し戻され、所定の挿入位置に到つた
とき、ロツク爪11aがばね23の弾力によつて
ロツク穴5aに突入して、ロツク装置Rは、ロツ
ク位置となる。
ロツク装置Rは図示例のほか、これと同様な機
能を有している他のものに代えることができる。
(考案の効果) この考案に係る車載用機器の取付ロツク装置は
上述のように、車体に設けられて開口部6を有し
ている機器取付枠5のこの開口部6へ挿入された
車載用機器4を、この車載用機器4に設けている
ロツク装置Rのロツク体11のロツク爪11a
が、機器取付枠5のロツク穴5aに弾性的に突入
することにより、機器取付枠5にロツクされるよ
うに設け、車載用機器4に設けているハンドル1
0の回動操作によつてロツク体11にハンドル1
0が係合してこれによりロツク爪11aがロツク
穴5aから離脱するように構成した車載用機器の
取付ロツク装置において、ハンドル10を、車載
用機器4の前部4aから取出位置までの所定角度
だけ突出させるべく弾性附勢している押出しアー
ム17と、ハンドル10が上記前部4aから殆ん
ど突出しないハンドルロツク位置では、ハンドル
10をこのハンドルロツク位置に弾性的に保持し
ているトリガアーム14と、上記係合が解除され
る位置までトリガアーム14を操作できるつまみ
12とを有しているので、車載用機器4が取付ロ
ツク状態にあるときは、トリガアーム14の弾性
附勢力によつてハンドル10が非突出方向に押え
込まれ、ハンドル10を常に突出方向に附勢して
いる押出しアーム17に打勝つてハンドル10
を、車載用機器4の前部4aから殆んど突出しな
いハンドルロツク位置にこのトリガアーム14が
押え込んでいる。
したがつて取付ロツク装置では、車載用機器4
の前部4a附近は、突出物が殆んど無くなつてコ
ンパクトで、美観上、優れていると共に、車の追
突などにより衝撃力が作用したときであつても、
ハンドル10は勝手に突出動作することは無く、
取付ロツク状態は確実に維持され、車載用機器4
の脱落が防止される。
取付ロツクの解除は、つまみ12を操作するこ
と及びハンドル10の操作によつて容易に行われ
るものとなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案の一実施例を示し、
第1図は取付前の全体斜視図、第2図、第4図、
第6図は取付状態の夫々の過程における左側縦断
側面図、第3図、第5図、第7図は、第2図、第
4図、第6図の夫々における右側縦断側面図、第
8図は従来のものにおける取付前の全体斜視図で
ある。 4……車載用機器、4a……前部、5……機器
取付枠、5a……ロツク穴、6……開口部、10
……ハンドル、11……ロツク体、11a……ロ
ツク爪、12……つまみ、14……トリガアー
ム、17……押出しアーム、R……ロツク装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に設けられて開口部を有している機器取付
    枠のこの開口部へ挿入された車載用機器を、この
    車載用機器に設けているロツク装置のロツク体の
    ロツク爪が、機器取付枠のロツク穴に弾性的に突
    入することにより機器取付枠にロツクされるよう
    に設け、車載用機器に設けているハンドルの回動
    操作によつてロツク体にハンドルが係合して、こ
    れによりロツク爪がロツク穴から離脱するように
    構成した車載用機器の取付ロツク装置において、
    ハンドルを、車載用機器の前部から取出位置まで
    の所定角度だけ突出させるべく弾性附勢している
    押出しアームと、ハンドルが上記前部から殆んど
    突出しないハンドルロツク位置では、ハンドルに
    係合して上記押出しアームの附勢に打勝つてハン
    ドルをこのハンドルロツク位置に弾性的に保持し
    ているトリガアームと、上記係合が解除される位
    置までトリガアームを操作できるつまみとを有し
    ている車載用機器の取付ロツク装置。
JP762487U 1987-01-23 1987-01-23 Expired - Lifetime JPH0521492Y2 (ja)

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JPS63118271U JPS63118271U (ja) 1988-07-30
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