JPS6018575B2 - 自動車の盗難防止装置 - Google Patents
自動車の盗難防止装置Info
- Publication number
- JPS6018575B2 JPS6018575B2 JP55112304A JP11230480A JPS6018575B2 JP S6018575 B2 JPS6018575 B2 JP S6018575B2 JP 55112304 A JP55112304 A JP 55112304A JP 11230480 A JP11230480 A JP 11230480A JP S6018575 B2 JPS6018575 B2 JP S6018575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- guide surface
- engagement piece
- piece
- ratchet wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンジンの電気スイッチを操作するシリンダ錠
によって自動車の裸向ハンドル軸をロックするようにし
た自動車の盗難防止装置に関する。
によって自動車の裸向ハンドル軸をロックするようにし
た自動車の盗難防止装置に関する。
この種装置として、例えば実関昭５３−２６０４号公報
に開示されるようにエンジンの電気スイッチとハンドル
軸のロック用錠体とを作動させる作村をシリンダ錠のロ
ータに連結させ、該ロータの一側に関錠された前記ロッ
ク用錠体に係合する係合片を設け、該孫合片に係合可能
な作動カムを前記ロータに設けると共に該係合片に作動
カムとの係合を解く押釘を設けたものは公知であるが、
これら公知のものは係合片をキーに直接関与させるよう
にしているため、キーとロータとの粗込精度を精密に管
理しなければならない不都合を有していた。本発明はか
）る不都合のない装置を得ることを目的としたもので、
係合片はロータの藤方向に摺動自在に設けて該係合片は
キーの挿入により回動される爪車によって係合させるよ
うにしたものである。
に開示されるようにエンジンの電気スイッチとハンドル
軸のロック用錠体とを作動させる作村をシリンダ錠のロ
ータに連結させ、該ロータの一側に関錠された前記ロッ
ク用錠体に係合する係合片を設け、該孫合片に係合可能
な作動カムを前記ロータに設けると共に該係合片に作動
カムとの係合を解く押釘を設けたものは公知であるが、
これら公知のものは係合片をキーに直接関与させるよう
にしているため、キーとロータとの粗込精度を精密に管
理しなければならない不都合を有していた。本発明はか
）る不都合のない装置を得ることを目的としたもので、
係合片はロータの藤方向に摺動自在に設けて該係合片は
キーの挿入により回動される爪車によって係合させるよ
うにしたものである。
これを図示実施例のものについて説明すると、１は車体
に固定した錠倭を示し、該鏡燈１内にはエンジンの電気
スイッチ２と、ハンドル軸のロック用錠体３と、これら
を作動させる操作好４を連結するシリンダ錠のロータ５
とが設けられ、該ロー夕の前面には第６図に示すように
前記スイッチ２及びロック用錠体３をそれぞれ作動させ
るようにロック位置、ＡＣＣ位置、オン位置及びスター
ト位置が角方向に順次設けられている。
に固定した錠倭を示し、該鏡燈１内にはエンジンの電気
スイッチ２と、ハンドル軸のロック用錠体３と、これら
を作動させる操作好４を連結するシリンダ錠のロータ５
とが設けられ、該ロー夕の前面には第６図に示すように
前記スイッチ２及びロック用錠体３をそれぞれ作動させ
るようにロック位置、ＡＣＣ位置、オン位置及びスター
ト位置が角方向に順次設けられている。
これらは従釆のものと異ならないが、本発明においては
、錠僅１内に前記ロック用錠体３を関錠位置に保持すべ
く該銭体３に設けた係合溝３ａに係合する係合片６を前
記ロータ５の一側に位置して設け、該係合片６を【まね
７とボール８とを介して脱係方向に弾発させると共にそ
の後端に対向して該係合片６をばね７に抗して押圧させ
る押剣９を銭蟹１外に突出する如く設け、又ロータ５に
は該係合片６に弾発係合されて、歯面の一部がキー簿１
０内に突出する如く爪車１１をそのロック位直に軸支し
、更にロータ５にはキー溝１川こ挿入されるキー１２に
よって一歯送り回鰯停止される前記爪車１１の上面歯と
一致して第５図に示すようにＡＣＣ位置に渉って形成さ
れる係合片秦換用の第１案内面１３と、該第１案内面１
３より段差１４を介して凹設される後壁にオン位置に渉
つて形成される係合片押込用の第２案内面１５と、前記
停止された爪車１１の前面歯と一致してＡＣＣ位置に渉
つて形成される係合片後退防止用の第３案内面１６とか
らなる係合片用作動カム１７を設けたものである。なお
図示のものでは第５図に示すようにＡＣＣ位置に形成さ
れる第３案内面１６、前記段差１４をロータ５の外周面
より浅く形成してその底部より円周方向に傾斜した斜面
１４ａの前壁をもって形成したがこれを第７図に示すよ
うに、前記段差１４をロータ５の外周面に達する深さと
しロータ５の外周面を一部凹設した凹溝１８の後壁をも
って形成してもよい。本発明は上述の如く形成されるも
のであるからキー１２を抜いた第１図のロック状態にお
いては爪車１１はその歯面の一部がキー挿入溝１０内に
望んでいるが、この状態により第２図に示すようにキー
挿入溝１０内にキーを挿入するとき、爪車１１は一歯送
り回動されて停止すると共に係合片６はその後壁を歯面
により上昇されて第１案内面１３と等高位置に保持され
次いでキー１２を回動させた第３図のＡＣＣ位置におい
ては第１案内面１３に誘導されていた係合片６の後端は
段差１４に落ち込み、この状態よりオン方向に回動する
とき係合片６は第２案内面１５に譲導されて前進し、同
じく操作好４により上昇されて鱗錠される錠体３は操作
村４の半円カム４ａの円周面に乗り上げ保持され、運転
中にハンドル軸がロックされる危険を防止するもので、
そのオン位置からロック位置方向にキー１２を回動させ
るとき係合片６は第２案内面１５に沿って後退すると共
に段差１４に当俵してその回動を阻止され、次いで押卸
９を押圧して係合片６を前進させてその先端を銭体３に
孫合させると共にその後端を第３案内面１６に係合させ
ることによりキー１２は更にＡＣＣ位置よりロック位置
に回動され、その際係合片６は第３案内面１６と同側位
置に歯先の前部が位置するように、キー１２を介して回
動を停止されている爪車１１に当接しているため係合片
６は銭体３を開綻位置を保持して次いでキー１２を抜き
とるとき係合片６はばね７の弾発力で爪車１１を回動さ
せて後退し錠体３はハンドル軸をロックするものである
。
、錠僅１内に前記ロック用錠体３を関錠位置に保持すべ
く該銭体３に設けた係合溝３ａに係合する係合片６を前
記ロータ５の一側に位置して設け、該係合片６を【まね
７とボール８とを介して脱係方向に弾発させると共にそ
の後端に対向して該係合片６をばね７に抗して押圧させ
る押剣９を銭蟹１外に突出する如く設け、又ロータ５に
は該係合片６に弾発係合されて、歯面の一部がキー簿１
０内に突出する如く爪車１１をそのロック位直に軸支し
、更にロータ５にはキー溝１川こ挿入されるキー１２に
よって一歯送り回鰯停止される前記爪車１１の上面歯と
一致して第５図に示すようにＡＣＣ位置に渉って形成さ
れる係合片秦換用の第１案内面１３と、該第１案内面１
３より段差１４を介して凹設される後壁にオン位置に渉
つて形成される係合片押込用の第２案内面１５と、前記
停止された爪車１１の前面歯と一致してＡＣＣ位置に渉
つて形成される係合片後退防止用の第３案内面１６とか
らなる係合片用作動カム１７を設けたものである。なお
図示のものでは第５図に示すようにＡＣＣ位置に形成さ
れる第３案内面１６、前記段差１４をロータ５の外周面
より浅く形成してその底部より円周方向に傾斜した斜面
１４ａの前壁をもって形成したがこれを第７図に示すよ
うに、前記段差１４をロータ５の外周面に達する深さと
しロータ５の外周面を一部凹設した凹溝１８の後壁をも
って形成してもよい。本発明は上述の如く形成されるも
のであるからキー１２を抜いた第１図のロック状態にお
いては爪車１１はその歯面の一部がキー挿入溝１０内に
望んでいるが、この状態により第２図に示すようにキー
挿入溝１０内にキーを挿入するとき、爪車１１は一歯送
り回動されて停止すると共に係合片６はその後壁を歯面
により上昇されて第１案内面１３と等高位置に保持され
次いでキー１２を回動させた第３図のＡＣＣ位置におい
ては第１案内面１３に誘導されていた係合片６の後端は
段差１４に落ち込み、この状態よりオン方向に回動する
とき係合片６は第２案内面１５に譲導されて前進し、同
じく操作好４により上昇されて鱗錠される錠体３は操作
村４の半円カム４ａの円周面に乗り上げ保持され、運転
中にハンドル軸がロックされる危険を防止するもので、
そのオン位置からロック位置方向にキー１２を回動させ
るとき係合片６は第２案内面１５に沿って後退すると共
に段差１４に当俵してその回動を阻止され、次いで押卸
９を押圧して係合片６を前進させてその先端を銭体３に
孫合させると共にその後端を第３案内面１６に係合させ
ることによりキー１２は更にＡＣＣ位置よりロック位置
に回動され、その際係合片６は第３案内面１６と同側位
置に歯先の前部が位置するように、キー１２を介して回
動を停止されている爪車１１に当接しているため係合片
６は銭体３を開綻位置を保持して次いでキー１２を抜き
とるとき係合片６はばね７の弾発力で爪車１１を回動さ
せて後退し錠体３はハンドル軸をロックするものである
。
このように本発明によるときは、開錠された錠体３に係
合すべ〈シリンダ錠のロータ５の一例に設けた係合片６
はばね７を介してロータ５の鞠方向に摺動自在に設ける
と共に、該係合片６に弾発係合する歯先がキー溝１０内
に臨む爪車をロータ５のロック位置に設けたものである
から爪車１１とロータ周面との関係は同一面上に確実に
設定でき又この爪車１１により係合片６を弾発係合させ
たからその作動が確実であると共に振動等により係合が
外れることなく安全であるのみならず該係合片をキーそ
れ自体で弾発係合するものに比し正確に係合片に係合し
てキーの不完全な引き抜き等によって係合片が揺動して
錠体３が突出する危険を防止して一層の安全性が確保で
き而も作動カム１７にはＡＣＣ位置で係合片６が落込む
段差１４を設けたのでオン位置からロック位置への一期
回動は阻止され、これを外部に突設する押釦９により段
差により外すようにしたので運転中の誤操作が禾然に防
止されるのみならず、その押釦操作が容易である等の効
果を有する。
合すべ〈シリンダ錠のロータ５の一例に設けた係合片６
はばね７を介してロータ５の鞠方向に摺動自在に設ける
と共に、該係合片６に弾発係合する歯先がキー溝１０内
に臨む爪車をロータ５のロック位置に設けたものである
から爪車１１とロータ周面との関係は同一面上に確実に
設定でき又この爪車１１により係合片６を弾発係合させ
たからその作動が確実であると共に振動等により係合が
外れることなく安全であるのみならず該係合片をキーそ
れ自体で弾発係合するものに比し正確に係合片に係合し
てキーの不完全な引き抜き等によって係合片が揺動して
錠体３が突出する危険を防止して一層の安全性が確保で
き而も作動カム１７にはＡＣＣ位置で係合片６が落込む
段差１４を設けたのでオン位置からロック位置への一期
回動は阻止され、これを外部に突設する押釦９により段
差により外すようにしたので運転中の誤操作が禾然に防
止されるのみならず、その押釦操作が容易である等の効
果を有する。
第１図はロック位置を示す裁断側面図、第２図はキーを
挿入したロック位置を示す裁断側面図、第３図はＡＣＣ
位置を示す裁断側面図、第４図はキーを介してロック位
置に戻された状態を示す裁断側面図、第５図は要部の分
解斜視図、第６図は正面図、第７図は要部の他の実施例
を示す分解斜視図である。 ２・・・・・・電気スイッチ、３・・・・・・錠体、５
…・・・ロータ、６……係合片、９……押釦、１０……
キー溝、１１・・・・・・爪車、１２・・・・・・キー
、１３・・・・・・第１案内面、１４・・・…段差、１
５・・・・・・第２案内面、１６・・・・・・第３案内
面、１７・・・・・・作動カム。 第１図第２図 第３図 努ム図 第５図 第６図 第７図
挿入したロック位置を示す裁断側面図、第３図はＡＣＣ
位置を示す裁断側面図、第４図はキーを介してロック位
置に戻された状態を示す裁断側面図、第５図は要部の分
解斜視図、第６図は正面図、第７図は要部の他の実施例
を示す分解斜視図である。 ２・・・・・・電気スイッチ、３・・・・・・錠体、５
…・・・ロータ、６……係合片、９……押釦、１０……
キー溝、１１・・・・・・爪車、１２・・・・・・キー
、１３・・・・・・第１案内面、１４・・・…段差、１
５・・・・・・第２案内面、１６・・・・・・第３案内
面、１７・・・・・・作動カム。 第１図第２図 第３図 努ム図 第５図 第６図 第７図
Claims (1)
- １ エンジンの電気スイツチとハンドル軸のロツク用錠
体とを作動させる操作杆をシリンダ錠のロータに連結さ
せ、該ロータの一側に、開錠された前記ロツク用錠体に
係合する係合片を設け、該係合片に係合可能な作動カム
を前記ロータに設けると共に該係合片に作動カムとの係
合を解く押釦を設けた自動車の盗難防止装置において、
前記係合片をばねを介して前記ロータの軸方向に摺動自
在に設けると共に、該係合片に弾発係合されて歯先がキ
ー溝内に臨む爪車を前記ロータのロツク位置に設け、更
に前記作動カムを、キー溝内に挿入されるキーにより回
動停止される前記爪車の上面と一致してＡＣＣ位置に渉
つて形成される前記係合片乗り換え用の第１案内面と、
該第１案内面より段差をもつて凹設される後壁にオン位
置に渉つて形成される前記係合片押込用の第２案内面と
、前記停止された爪車の前面と一致して前記ＡＣＣ位置
に渉つて形成される前記係合片後退防止用の第３案内面
とから形成したことを特徴とする自動車の盗難防止装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55112304A JPS6018575B2 (ja) | 1980-08-16 | 1980-08-16 | 自動車の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55112304A JPS6018575B2 (ja) | 1980-08-16 | 1980-08-16 | 自動車の盗難防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5737047A JPS5737047A (en) | 1982-03-01 |
| JPS6018575B2 true JPS6018575B2 (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=14583320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55112304A Expired JPS6018575B2 (ja) | 1980-08-16 | 1980-08-16 | 自動車の盗難防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018575B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0582076B2 (ja) * | 1987-10-06 | 1993-11-17 | Ibiden Co Ltd |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5289705A (en) * | 1991-07-25 | 1994-03-01 | Briggs & Stratton Corporation | Cap retained push button assembly |
| US5289706A (en) * | 1991-07-25 | 1994-03-01 | Briggs & Stratton Corporation | Bezel retained push button assembly |
-
1980
- 1980-08-16 JP JP55112304A patent/JPS6018575B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0582076B2 (ja) * | 1987-10-06 | 1993-11-17 | Ibiden Co Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5737047A (en) | 1982-03-01 |
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