JPS6231949Y2 - - Google Patents

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JPS6231949Y2
JPS6231949Y2 JP16801782U JP16801782U JPS6231949Y2 JP S6231949 Y2 JPS6231949 Y2 JP S6231949Y2 JP 16801782 U JP16801782 U JP 16801782U JP 16801782 U JP16801782 U JP 16801782U JP S6231949 Y2 JPS6231949 Y2 JP S6231949Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cam
switch
rotor
key
lock body
Prior art date
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Expired
Application number
JP16801782U
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English (en)
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JPS59161231U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スイツチと、該スイツチのオン・オ
フ操作を規制する錠との組合せより成るキースイ
ツチ装置に関するものである。
実開昭56−1341号公報に開示されているように
従来のキースイツチ装置は、錠本体のロータに挿
入した鍵によつてロータを回転操作し、錠本体の
背後に装備したマイクロスイツチを、前記ロータ
と一体的に回転するカムによつてオン・オフ操作
するのであるが、このロータ及びカムは鍵によつ
て正逆いずれの方向にも自由に回転できるように
なつているため、操作者の取扱い操作如何によつ
ては、スイツチを所要時間、オン状態に確実に保
持することができない。なぜならば、鍵を正回転
させてスイツチをオン操作した後、鍵をそのまま
360度まで正回転させずに、直ちに逆回転させた
ときには、スイツチが極めて短時間でオフ状態に
戻つてしまうからである。
従つて本考案の目的は、操作者の誤操作によつ
て早期にオフ状態に復帰するのを阻止し、キース
イツチ装置が使用される機器に必要とされる一定
時間以上、スイツチをオン状態に確実に保持する
ことができる、自己保持型キースイツチ装置を提
供することである。
以下、図面に基いて説明すると本考案の要旨と
するところは、スイツチ操作用カム5の側方に爪
体6を設け、該爪体6をカム5の周側面5aに向
けて回転付勢すると共に、該カム周側面5aには
前記爪体6の先端が係脱する受歯7を設け、これ
ら爪体6と受歯7の係合によつてカム5の逆回転
を阻止したことである。
図示の実施例では、錠本体1の背面に取付基板
8がビス9によつて固着され、マイクロスイツチ
型のスイツチ2は背面座板10とビス11によつ
て前記取付基板8に固着されている。ロータ3の
軸方向の鍵溝12の後端部には連動板13の前端
部が摺動自在に嵌挿され、該連動板13の後端部
は円筒形カム5の半径方向の割溝14に嵌込ま
れ、スプリングピン15によつてカム5に固定さ
れている。カム5の中央貫通孔16には圧縮コイ
ルバネ17と小球18が収容され、圧縮コイルバ
ネの前端は連動板13に圧接し、小球18は前記
背面座板10に設けた受座孔19に圧接してい
る。そのため、カム5は錠本体1の背面に向つて
摺動付勢されている。
前記カム5の周側面5aには、スイツチ2のア
クチユエータ20が入り込む段部21を凹設して
あり、アクチユエータ20が段部21の底面21
a最深部にあるとき、スイツチ2はオフ状態にあ
る。前記受歯7は、前記アクチユエータ20が摺
接しない部位のカム周側面5a、即ちその前端部
に形成されている。爪体6の基端部は、前記取付
基板8と背面座板10間に装着されたボルト22
に回転可能に嵌合されている。爪体6は、一端を
取付基板8に掛止し、他端を爪体先端側面に当接
させた捻りコイルバネ23によつて、カム周側面
5aに向つて回転付勢されている。爪体6と背面
座板10間のボルト22部分にはスペーサ筒24
が嵌装されている。錠本体1に対するロータ3の
錠止は、公知のデイスクタンブラー機構やピンタ
ンブラー機構等でなされる。本例ではピンタンブ
ラー機構が採用され、ロータ3と錠本体1の半径
方向のピン受孔25,26に収容された従動ピン
27と、駆動ピン28は、圧縮コイルバネ29に
よつてロータ3軸心方向に摺動付勢されている。
次に本装置の作動を説明する。鍵4をロータ5
の鍵溝12に所要長さ挿入すると、前記従動ピン
27と駆動ピン28の当接面がロータ5の外周面
に合致するため、錠本体1に対するロータ5の錠
止が解かれる。そして、鍵4をロータ5の軸方向
に押すと、第2図の鎖線位置にあつた連動板13
とカム5は鍵先端4aに押されて第2図の実線位
置に後退する。次に鍵4でロータ5を第1図時計
廻り方向に正回転させると、連動板13及びカム
5が同方向に追随回転し、爪体6の先端は受歯7
の斜面7a,7b,7cに順次摺接し、その後カ
ム周側面5aに摺接する。爪体6がこのようにし
て受歯7部分を通過する間、第1図P1位置でアク
チユエータ20が段部底面21aに押されるため
スイツチ2はオン操作される。このオン状態は、
該アクチユエータ20がカム周側面5aに摺接す
る間、接続される。かくして、第1図P2位置まで
カム5が正回転したとき、アクチユエータ20が
段部21に落ち込むため、スイツチ2はオフ操作
される。更に若干正回転して第1図P0位置に来た
とき、前記ピン受孔25,26が一直線上に整列
するため、鍵4はロータ3から抜取り可能とな
る。
ところで本考案のキースイツチ装置では上記の
通り、スイツチ操作用カム5の側方に爪体6を設
け、この爪体6をカム周側面5aに向けて回転付
勢すると共に、カム周側面5aには爪体6先端が
係脱する受歯7を設けてあるため、前記のように
第1図P1位置でスイツチ2がオン操作された後、
鍵4を第1図反時計廻り方向に回し、カム5を逆
回転させようとしても、アクチユエータ20が段
部21に入り込む前に爪体6が受歯7に落ち込
み、その制止斜面7bに係合するため、カム5を
第1図P0−P1間のオフ範囲まで逆回転させること
ができない。そのため、操作者は鍵4を第1図P0
位置で抜取るには、再びそれを正回転させざるを
得ない。
このように本考案では、前記爪体6と受歯7よ
り成るラチエツト機構によつて、操作者はカム5
を360度フル回転するよう誘導ないし強制される
のであり、スイツチ2は第1図P1位置からP2位置
までの間、適用機器に必要とされる一定時間以上
オン状態に確実に保持されるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はキー
スイツチ装置の正面図、第2図は同装置の一部を
縦断面で示した右側面図、第3図は同装置の背面
座板を省略した背面図、第4図は同装置に用いた
カムの横断面図である。 1……錠本体、2……スイツチ、3……ロー
タ、4……鍵、5……カム、6……爪体、7……
受歯、13……連動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 錠本体の背後にスイツチを備え、錠本体のロー
    タに挿入した鍵によつてロータを回転させ、該ロ
    ータと一体的に回転するカムの周側面によつて前
    記スイツチをオン・オフ操作するようにしたキー
    スイツチ装置において、前記カムの側方に設けた
    爪体をカム周側面に向つて回転付勢すると共に、
    カム周側面には該爪体が係脱する受歯を設け、こ
    れら爪体と受歯の係合によつて前記カムの逆回転
    を阻止し、カムが約360度正回転するまでスイツ
    チをオン状態に保持するようにした、自己保持型
    キースイツチ装置。
JP16801782U 1982-11-08 1982-11-08 自己保持形キ−スイツチ装置 Granted JPS59161231U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16801782U JPS59161231U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 自己保持形キ−スイツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16801782U JPS59161231U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 自己保持形キ−スイツチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59161231U JPS59161231U (ja) 1984-10-29
JPS6231949Y2 true JPS6231949Y2 (ja) 1987-08-15

Family

ID=30367428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16801782U Granted JPS59161231U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 自己保持形キ−スイツチ装置

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JP (1) JPS59161231U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59161231U (ja) 1984-10-29

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