JPH0713259Y2 - カーステレオ等の着脱装置 - Google Patents

カーステレオ等の着脱装置

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JPH0713259Y2
JPH0713259Y2 JP1988130338U JP13033888U JPH0713259Y2 JP H0713259 Y2 JPH0713259 Y2 JP H0713259Y2 JP 1988130338 U JP1988130338 U JP 1988130338U JP 13033888 U JP13033888 U JP 13033888U JP H0713259 Y2 JPH0713259 Y2 JP H0713259Y2
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JP
Japan
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handle
lock
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lock release
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JP1988130338U
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JPH0252383U (ja
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義男 佐藤
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は乗用車等の運転席前部に着脱するように設けら
れたカーステレオ等の着脱装置に関するものである。
〈考案の概要〉 本考案は、カーステレオ等の着脱装置に関り、1つのロ
ック解除釦で把手の取り出しとロック解除を行なうよう
にしたものであり、従来装置に比盗難防止効果及びデザ
イン性を高めたものである。
〈従来の技術〉 従来のカーステレオの着脱装置は第7図に示す様に、カ
ーステレオのキャビネット1に設けられたロックばね2
の後端のロック爪2aを、ダッシュボード内壁に設けられ
た係合孔(図示せず)に係合して、上記キャビネット1
を上記ダッシュボード内にロックする構造となってい
る。
そして、上記キャビネット1を上記ダッシュボードから
取り出すときは、前面パネル3に設けられた取出しレバ
ー7を押圧して把手6を前方(矢示A方向)に回転させ
ると共に、ロック解除釦4を押圧して該釦4の後端を上
記ロックばね2の先端の当接部2bに当接させ、上記ロッ
クばね2を矢示B方向に撓ませることにより、上記爪2a
と上記係合孔との係合関係を解除する。その後、上記把
手6を前方に引っぱることにより、上記キャビネット1
をダッシュボードより取り出していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、上記従来の装置では、ロックばね2によるロ
ックを解除するためのロック解除釦4、及び把手6を収
納位置から回動させるための取出しレバー7という2つ
の操作部材が前面パネル3の前面に露呈し、デザイン的
に好ましくない上に、操作上の戸惑いを招くという問題
があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであ
って、 ダッシュボード等の収納部内に収納されるカーステレオ
等の機器本体と、 該機器本体に回動可能に軸支され、該回動により上記機
器本体の前面パネルの前方に突出する起立位置と上記前
面パネルよりも後方位置にある収納位置間を移動する把
手と、 上記機器本体内にあって該機器本体の外側面に出没する
ロック爪を有し、該ロック爪を常時上記機器本体の外側
面上に突出して上記収納部の係合部と係合することによ
り上記機器本体の収納部からの抜脱を阻止する弾性を持
ったロック部材と、 上記機器本体内にあって先端を上記前面パネルを挿通し
て前方に突出しかつ後端を上記ロック部材の一部に対向
位置するロック解除釦とを具備し、 上記ロック解除釦の押し込み操作により上記ロック部材
に作用して上記ロック爪と上記係合部との係合を解除す
るカーステレオ等の着脱装置において、 上記機器本体に連結レバーを上記把手と同軸上において
回動可能に軸支し、 この連結レバーの一端を上記機器本体内において上記ロ
ック解除釦に連結しすると共に、他端を上記把手に沿わ
せてその一部に該把手に係接する押圧部を折曲形成し、 上記連結レバーは上記ロック解除釦の押し込み操作に伴
って回動し上記把手を上記収納位置から上記起立方向に
所定角度回動させるように構成したものである。
〈作用〉 上記構成において、機器本体をダッシュボード等の収納
部から取り出す場合には、ロック解除釦を押し込み操作
すると、これに伴って把手が収納位置から起立方向に所
定角度回動され、従って、ダッシュボードの形状は多種
多様であり、収納位置にある把手を掴むことができない
ような形状のダッシュボードでも、容易に把手を掴み、
起立位置まで回動させることができる。もちろん、ロッ
ク解除釦の押し込み操作によりロック部材がロック爪と
係合部との係合を解除することになる。
このように、機器本体を取り出す場合の操作部材は、ロ
ック解除釦のみで操作上の戸惑いがなく、しかも前面パ
ネルの前面に露呈する操作部材もロック解除釦のみでデ
ザイン的にも好ましいものとなる。
〈実施例〉 以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案に係るカーステレオ等の着脱装置の上面
断面図、第2図は同上装置の側面断面図、第3図は同上
装置の正面図である。
これらの図において、11は板状のロックばね(ロック部
材)であり、中腹部の板面両側に楔形状のロック爪11a,
11aが屈曲形成されていると共に先端を上記ロック爪と
は逆方向に屈曲することにより当接部11bが形成されて
いる。
そして、上記ロックばね11はその後端部11cをカーステ
レオのキャビネット12の側面内壁に着接され、そのロッ
ク爪11a,11aを上記キャビネット12側面に穿設された透
孔12aを介してキャビネット外部に突出させている。
18は自動車等のダッシュボードに形成されたカーステレ
オの収納部であり、上記ロック爪11a,11aの対向する部
分には係合部18aが形成されており、上記キャビネット1
2を上記収納部18に前方より挿入することにより、上記
爪11a,11aが上記係合部18aに係合して、上記キャビネッ
ト12を上記収納部18内にロックし得るように成ってい
る。
また、上記キャビネット12において、上記ロックばね11
の屈曲部11bの対向する前面には透孔12bが穿設されてい
る。
13はキャビネット12の前面を覆うように取り付けられる
前面パネルであり、キャビネット12とにより機器本体で
あるカーステレオの外郭を構成する。
14はロック解除釦(ロック解除手段)であり上記前面パ
ネル13前面に設けられた透孔13aよりその先端部14aを突
出させていると共に、上記透孔13aより内部方向に延出
して設けられたガイドリブ13bにガイドされて前方摺動
位置(第1図の位置)と後方摺動位置(第5図、第6図
の位置)との間を前後方向に摺動可能となっている。
そして、上記ロック解除釦14の後端は、上記ロックばね
11の当接部11bに対向しており、後述するリリースピン
を以って上記ロック解除釦14を後方摺動位置(第6図の
位置)まで摺動させることにより、上記ロックばね11を
矢示C方向にわん曲させてロック解除し得るように成っ
ている。
15は連結レバー(連結手段)であり、上記キャビネット
12の側面より前方に延出する延出部12cに軸16を以って
軸支され、一端に設けられた軸15aを上記ロック解除釦1
4の後端部に挿入係合されている。
また、上記軸15aの設けられた一端と対向する他端に
は、押圧部15bが屈曲形成されており上記ロック解除釦1
4の後方摺動位置への摺動に基づいて後述する把手17を
後方より前方に押圧しながら矢印D方向に回動し得るよ
うに成っている。
17は上記軸16に上記連結レバー15と共に軸支された上記
把手であり、上記ロック解除釦14の押圧に基づいて上記
連結レバー15が矢印D方向に回動することにより押圧部
15bにより後方より押圧され、前面パネル13よりも後方
位置にある収納位置より前面パネル13の前方に突出する
取出位置(起立位置)方向(矢印D方向)に回動し得る
ように成っている。
また、上記ロック解除釦14を前面パネル13より押圧した
状態は第4図に示す様に、前面パネル13より前方に把手
17が少し突出した状態であり、この後、手で上記把手を
さらに前方に回動することにより、第5図に示す状態の
取出し位置まで上記把手を回動することができるように
成っている。
本考案は上述のように構成されるものであり、次にその
動作を説明する。
カーステレオのキャビネット12をカーステレオの収納部
18より取り出すときは、まず押釦14を押圧する。
すると、連結レバー15が軸16を中心として矢印D方向に
少し回動して第4図に示す状態となる。
その後、把手17を取出し位置まで手で手前に引き出すこ
とにより、第5図,第6図に示す様な把手をつかめる状
態となる。
この状態においては、ロックばね11のロック爪11aはカ
ーステレオ収納部の係合部18aに係合しており、カース
テレオを取り出すことはできない。
その後、リリースピン19を前面パネル13の透孔13aより
前面パネル13内部に挿入すれば良い。
すると、ロック解除釦14は、上記リソースピン19により
さらに後方の後方摺動位置まで押圧され、上記ロック解
除釦14の後端がロックばね11の当接部11bに当接して、
上記ロックばね11は矢印C方向にわん曲する。
その結果、上記ロック爪11aと上記係合部18との係合が
解除される。
従って、上記把手17を手前に引っぱることにより、上記
カーステレオをカーステレオの収納部18より取り出すこ
とができる。
上述のように、本考案によれば、1つのロック解除釦14
で把手17の取り出し、及びロック解除を行うことがで
き、前面パネル13には上記ロック解除釦を1つ設けるだ
けで良いため、デザイン的に優れたものとすることがで
きる。
また、従来のように、ロック解除専用に独立した釦がな
いため、盗難防止としての効果を高めることができる。
〈考案の効果〉 以上のように本考案の構成によれば、ロック解除釦の押
し込み操作によりロック部材によるロックを解除し、機
器本体を収納部内から取り出すように構成したカーステ
レオ等の着脱装置において、把手の収納位置から起立位
置方向への回動をロック解除釦を利用して行わせること
ができ、機器本体の前面に露呈する操作部材としてはロ
ック解除釦のみで済み、操作上の戸惑いが解消されると
共に、デザイン面からも好ましいものを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカーステレオ等の着脱装置の上面
断面図、第2図は同上装置の側面断面図、第3図は同上
装置の正面図、第4図は同上装置におけるロック解除釦
を押圧した状態の側面断面図、第5図は同上装置のロッ
ク解除釦をリソースピンで押圧した状態の側面断面図、
第6図は同上装置のロック解除釦をリソースピンで押圧
した状態の上面断面図、第7図は従来のカーステレオ等
の着脱装置の斜視図である。 11…ロックばね、12…キャビネット、13…前面パネル、
14…ロック解除釦、15…連結レバー、17…把手、18…収
納部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダッシュボード等の収納部内に収納される
    カーステレオ等の機器本体と、 該機器本体に回動可能に軸支され、該回動により上記機
    器本体の前面パネルの前方に突出する起立位置と上記前
    面パネルよりも後方位置にある収納位置間を移動する把
    手と、 上記機器本体内にあって該機器本体の外側面に出没する
    ロック爪を有し、該ロック爪を常時上記機器本体の外側
    面上に突出して上記収納部の係合部と係合することによ
    り上記機器本体の収納部からの抜脱を阻止する弾性を持
    ったロック部材と、 上記機器本体内にあって先端を上記前面パネルを挿通し
    て前方に突出しかつ後端を上記ロック部材の一部に対向
    位置するロック解除釦とを具備し、 上記ロック解除釦の押し込み操作により上記ロック部材
    に作用して上記ロック爪と上記係合部との係合を解除す
    るカーステレオ等の着脱装置において、 上記機器本体に連結レバーを上記把手と同軸上において
    回動可能に軸支し、 この連結レバーの一端を上記機器本体内において上記ロ
    ック解除釦に連結しすると共に、他端を上記把手に沿わ
    せてその一部に該把手に係接する押圧部を折曲形成し、 上記連結レバーは上記ロック解除釦の押し込み操作に伴
    って回動し上記把手を上記収納位置から上記起立方向に
    所定角度回動させることを特徴とするカーステレオ等の
    着脱装置。
JP1988130338U 1988-10-04 1988-10-04 カーステレオ等の着脱装置 Expired - Lifetime JPH0713259Y2 (ja)

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JPH0252383U JPH0252383U (ja) 1990-04-16
JPH0713259Y2 true JPH0713259Y2 (ja) 1995-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6395280U (ja) * 1986-12-11 1988-06-20
JPH0521497Y2 (ja) * 1987-03-20 1993-06-02
JPS63148544U (ja) * 1987-03-23 1988-09-30

Also Published As

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JPH0252383U (ja) 1990-04-16

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