JP2724449B2 - 自動販売機等のロックハンドル装置 - Google Patents
自動販売機等のロックハンドル装置Info
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- JP2724449B2 JP2724449B2 JP25817695A JP25817695A JP2724449B2 JP 2724449 B2 JP2724449 B2 JP 2724449B2 JP 25817695 A JP25817695 A JP 25817695A JP 25817695 A JP25817695 A JP 25817695A JP 2724449 B2 JP2724449 B2 JP 2724449B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- stoppers
- lock
- shaft
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
に用いられるロックハンドル装置に関するものである。
ロックハンドル装置は、実願平4−56143号等に開
示するように、ハンドルに嵌挿された錠前ユニットのロ
ータ先端にカムを連結し、該カムの先に閂片を係合させ
る構成のものが提案されていた。しかし、このようなロ
ックハンドル装置においては、閂片が一方向にしか突出
しないので、ハンドルが傾き易かった。更に振動等によ
って閂片が内部に没入して錠止が外れることがあった。
目的は、ハンドルをケ−スに対して確実かつ強固に錠止
することができ、振動等によってストッパ−による錠止
が外れることがない自動販売機等のロックハンドル装置
を提供することである。
照符号を用いて説明すると本発明では、自動販売機等の
扉1に固着されるケ−ス2の軸筒部2aに内筒3を回転
可能かつ前後に移動不能に装着し、内筒3の後面に施錠
部材6を連結し、内筒3内に相対回転不能かつ前後に摺
動可能にハンドル7のハンドル軸部7aを嵌挿してバネ
8によって前進付勢し、ハンドル軸部7aに錠前ユニッ
ト9を嵌め込み固定し、錠前ユニット9のロータ14を
挟んで一対のL字形ストッパー10,10が嵌挿される
ガイド溝孔11,11をハンドル軸部7aと内筒3にま
たがって直径方向に設け、ハンドル軸部7aの内面に支
持させたバネ12,12で各ストッパ−10,10を外
側へ摺動付勢する。
aの内面に設けたロック孔13に各ストッパ−10の水
平部分10aの先端部が係合し、錠前ユニット9のロ−
タ14に連結したジョイントカム15の左右端部に各ス
トッパ−10の鉛直部分10bの外側面が係脱する解除
突起16,16を形成し、ジョイントカム15の上下中
央部に各ストッパ−10の鉛直部分10bの内側面が当
接可能な制止爪17,17を形成する。
た施錠状態では、ハンドル7と内筒3にまたがって形成
されたガイド溝11に収容した一対のストッパ−10,
10は、水平部分10a,10aの各先端部がケ−ス2
のロック孔13,13に係合している。この係合状態は
バネ12の摺動付勢によって保持され、ハンドル7と内
筒3はケース2に対して回転不能に拘束されている。ま
た、各ストッパ−10の水平部分10aの前面が各ロッ
ク孔13の前内面に当接しているため、ハンドル7の突
出摺動が阻止されている。この時、各ストッパ−10の
鉛直部分10bの外側面は解除突起16の内側に係合し
ている。
するには、錠前ユニット9のロータ14の鍵孔に所定の
鍵18を挿入し、ロ−タ14を回してジョイントカム1
5を図3において時計回り方向に回し、解除突起16に
よって一対のストッパ−10,10をハンドル軸部7a
の内側に引き込む。ストッパ−10,10の水平部分1
0a,10aの先端部がケ−ス2の軸筒部2aのロック
孔13及び内筒3部分のガイド溝孔部分11aから外れ
た瞬間に、ハンドル7はバネ8の前進付勢によって前方
に突出する。
内筒3をケース2に対して回転させると、施錠部材6又
は施錠部材6に連動させた錠止部材が固定枠体側の受金
部から離脱して、固定枠体に対する扉1の施錠が解除さ
れ、扉1はハンドル7を引くことによって解放される。
よってストッパ−10,10がハンドル軸部7a内への
没入方向に移動しようとするとき、途中でジョイントカ
ム15の制止爪17にストッパ−10の鉛直部分10b
の内側面が当接することによって没入が阻止されるた
め、ストッパ−10の水平部分10aの先端部がケ−ス
2の軸筒部2aの受孔13から脱出することはない。
孔11,11はロータ14を挟んで上下一対に設けられ
ている。内筒3の内面には前後軸方向に沿って一対の縦
溝19,19を設けてあり、ハンドル軸部7aの側面に
は前記ガイド溝孔11の延長線上に上下一対の受孔2
3,23を設けてある。該受孔23にはガイドピ−ス2
0、20を嵌挿してあり、各ガイドピース20は前記各
縦溝19に嵌め込まれている。また、ハンドル軸部7a
の側面に突設したガイドピン21は、内筒3の軸方向に
設けた溝22に係合している。更にガイドピン21の反
対側のハンドル軸筒部7aの側面には、受筒3内のガイ
ド凹部25に係合するガイド突起24を設けてある。こ
れらの構成によって、ハンドル7は内筒3に対して回転
不能であって前後方向に摺動可能となっている。ハンド
ル7の付勢用バネ12は円錐形で大径の圧縮コイルバネ
で構成され、ハンドル軸部7aの後面と内筒3の底壁部
の間に挿入されている。ストッパー10の付勢用バネは
小径の圧縮コイルバネで構成され、ストッパー10の垂
直部分10bとガイドピース20の間に挿入されてい
る。
ロックハンドル装置では、L字形のストッパ−10,1
0を錠前ユニット9のロータ14を挟んで一対に設けて
いるので、ケ−ス2内に押し入れたハンドル7を片寄り
なく的確かつ強固にケース2に錠止することができ、ま
た、ロータ14に連動したジョイントカム15の解除突
起16,16によって一対のストッパー10,10が同
時に非錠止位置に引き込まれるため、解錠操作が簡単で
ある。また、ジョイントカム15の制止爪17,17が
各ストッパ−10のハンドル軸部7a内への没入を阻止
するので、振動等によってハンドル7の錠止が無意図的
に解除されることがない。
置のハンドル押し込み収容時の正面図である。
ースに錠止されていいる。
除したときのB−B線断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動販売機等の扉1に固着されるケ−ス
2の軸筒部2aに内筒3を回転可能かつ前後に移動不能
に装着し、内筒3の後面に施錠部材6を連結し、内筒3
内に回転不能かつ前後に摺動可能にハンドル7のハンド
ル軸部7aを嵌挿してバネ8によって前進付勢し、ハン
ドル軸部7aに錠前ユニット9を嵌め込み固定し、錠前
ユニット9のロータ14を挟んで上下一対のL字形スト
ッパー10,10が嵌挿されるガイド溝孔11,11を
ハンドル軸部7aと内筒3にまたがって直径方向に設
け、ハンドル軸部7aの内面に支持させたバネ12,1
2でストッパ−10,10を外側へ摺動付勢し、ハンド
ル7の収容時にケ−ス2の軸筒部2aの内面に設けた2
個のロック孔13,13に各ストッパ−10の水平部分
10aを係合させ、錠前ユニット9のロ−タ14に連結
したジョイントカム15の左右端部に各ストッパ−10
の鉛直部分10bの外側面が係合する解除突起16、1
6を形成し、ジョイントカム15の上下中央部に各スト
ッパ−10の鉛直部分10bの内側面が当接可能な制止
爪17,17を形成した自動販売機等のロックハンドル
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25817695A JP2724449B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 自動販売機等のロックハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25817695A JP2724449B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 自動販売機等のロックハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0978914A JPH0978914A (ja) | 1997-03-25 |
JP2724449B2 true JP2724449B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17316586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25817695A Expired - Lifetime JP2724449B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 自動販売機等のロックハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724449B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022093612A1 (en) * | 2020-10-26 | 2022-05-05 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Coupling mechanism for a utility module |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP25817695A patent/JP2724449B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0978914A (ja) | 1997-03-25 |
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