JPS6321664Y2 - - Google Patents

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JPS6321664Y2
JPS6321664Y2 JP17665580U JP17665580U JPS6321664Y2 JP S6321664 Y2 JPS6321664 Y2 JP S6321664Y2 JP 17665580 U JP17665580 U JP 17665580U JP 17665580 U JP17665580 U JP 17665580U JP S6321664 Y2 JPS6321664 Y2 JP S6321664Y2
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JP
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recess
plate
hook
back plate
bent
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JP17665580U
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JPS5799064U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、錠前取付具に関するものである。
〔従来の技術〕
錠前は一般に雄型と雌型の金具を形成し、雄型
金具を雌型金具に嵌合して係止するものである。
そして、たとえば手さげ鞄に適用する場合には、
雄型金具を蓋体端部に、雌型金具を鞄表面にそれ
ぞれ固着するのが普通である。しかし、従来品に
あつては金具を一定個所に固着した場合、型板の
裏部に固着突起が現出し、これが他部との接触に
よつて鞄本体に損傷を与え、さらに取扱中に手や
指など人体に対しても障害を起生し易く、安全性
に難がある。また、型を形成する表板と裏板との
止着にあつては、表板の足片を裏板に貫通してそ
の都度手作業によつて折曲しなくてはならないの
で、煩雑な手数と多くの時間を必要とする。
図面の第8図は、前記一従来品の断面図を示し
たものである。これによると、表板20に設けた
足片21は、被取付体22を介して裏板23に設
けた穴24を貫通し、貫通した長さの足片21′
を折曲して固着される。したがつて、この折曲さ
れた足片21′が裏板23に現出し、鋭利な態様
となるので、接触による他部への損傷が生じ易
く、また、取扱中においても手指に対する安全性
に難点が生じる。さらに、表板20を裏板23に
組み合わせるには、その都度それぞれの足片21
を折曲しなくてはならない。
以上の欠点を是正するため、球面状凹入部を設
けた基台と足片を設けた連結体とを形成し、足片
を球面状凹入部に曲折させた組み合わせによる止
め金具が開発されている(例えば、実公昭49−
47360号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記の基台と連結体との組み合
わせによる技術にあつては、球面状凹入部の球面
が一定であるため、足片を押圧入すると、該足片
が継続して急激に押し曲げられ、その先端が渦巻
状になつてしまい、前記球面状凹入部への食い込
みが不完全となる。そのため、それらの組み合わ
せによる連結が万全ではない場合が生ずる。ま
た、球面状凹入部を形成するには、該球面状凹入
部の直径よりも貫通孔の直径を少しく小さく設計
しなくてはならず、また、大基板に対して小基板
の折曲について精密性を要し、その構成に複雑性
が生ずるという問題点があつた。
〔課題を解決するための手段〕 上記の課題を解決するための本考案の構成を、
第1図乃至第7図において使用した符号を用いて
説明する。
すなわちこの考案は、両端を凸状板6とした裏
板3に長窪部7を対向して凹設し、凸状板6を互
いに内側に折曲して凸状板6の基部9が長窪部7
の一部を閉そくするとともに、突起部8が長窪部
7を二分して引掛窪4となし、かつ、該引掛窪4
の当部10を急傾斜に、食込部11を緩傾斜と
し、表板1に切り起して設けた足片2を被取付体
5を貫通して前記引掛窪4に折曲固着してなる錠
前取付具である。
〔実施例〕
第1図乃至第7図は、この考案の一実施例を具
体的に示したもので、表板1に裏部へ突出する足
片2を穿設し、裏板3には引掛窪4を形成し、か
つ、前記足片2を被取付体5を介して引掛窪4に
折曲固着してなる錠前取付具である。足片2は、
表板1の扁平部に山形の二辺のスリツトを刻み、
その底辺を折り曲げて裏部に突設したもので、必
要に応じて適宜数設ける。裏板3の扁平部に設け
た引掛窪4は、足片2に対向して同数を設けるも
のであるが、例示したように裏板3の上下端に凸
状板6を連続形成する。そして、該凸状板6をそ
の基線に沿つて、裏板3の上下部に凹設した長窪
部7の開口側に水平折曲すれば、凸状板6の突起
部8が長窪部7を二分するとともに、基部9が長
窪部7の一部を平面的に閉そくし、それぞれの引
掛窪4を形成する。また、かような裏板3は鋳型
によつて瞬時にプラスチツクス成形することもで
きる。本実施例は、かようにして形成した表板1
と裏板3を被取付体5を介して固着するものであ
る。すなわち、表板1に設けたそれぞれの足片2
を被取付体5を貫通し、裏板3を当てがう。足片
2と引掛窪4とはそれぞれ対向して同数設けられ
ているから、足片2はそれぞれの引掛窪4に合致
する。そして、表板1と裏板3とを押圧すれば、
足片2は引掛窪4に沿つて、かつ、該引掛窪4に
拘束されながら奥深く折曲し、被取付体5に確実
に固着する。この場合、足片2の突設角度を外側
に90度より少しく大きく反るように設け、また、
引掛窪4にあつては当部10を急傾斜に、食込部
11を緩傾斜に一体形成しておけば、押圧に対す
る足片2の折曲が円滑になされる。
そして、たとえば表板1に横桟を突設した、い
わゆる雌型の係止部12を設け、該係止部12に
鞄蓋体13の端部に固着した雄型金具14を嵌合
係止する。この雄型金具14は、内設されたばね
体の伸縮により、係止突起15が突出したり水平
状態になつたりして着脱できる。しかし、係止部
12はかような構成に限定するものではなく、具
体的な一実施例を示したにすぎず、たとえば数段
階に調節できる数個の穴を設けた雌型とし、該穴
に引掛フツクを設けた雄型金具を係止できるよう
にも設計変更が可能である。
〔考案の効果〕
この考案によると、両端を凸状板6とした裏板
3に長窪部7を対向して凹設し、凸状板6を互い
に内側に折曲して凸状板6の基部9が長窪部7の
一部を閉そくするとともに、突起部8が長窪部7
を二分して引掛窪4となすから、凸状板6の内側
の折曲について精密性を要さず、瞬時にして複数
個の引掛窪4を簡易に形成することができる。さ
らに、引掛窪4の当部10を急傾斜に、食込部1
1を緩傾斜とする形状によつて、引掛窪4の曲面
が、急傾斜と連続する緩傾斜のように、独特の形
状に成つているので、引掛窪4への足片2の食い
込みが、それらの傾斜に沿つて円滑となり、足片
2の先端は食込部11の緩傾斜に沿つて、かつ、
凸状板6の基部9に拘束され、次第にその間隙が
狭小になる引掛窪4の奥深く食い込むから、表板
1が被取付体5を介して裏板3に確実に固着され
る。従つて、表板と裏板との固着が極めて強固で
確実なものとなり、がたつきが生ぜず、長期の使
用に耐え得る。また、表板1を裏板3に押圧する
だけで組み合わせられ、その取扱いが簡便である
とともに、表板1の足片2は裏板3に突出しない
から、頗る安全性に富む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一例を示す縦断側面図、第2図
は表板の正面図、第3図は同じく側面図、第4図
は同じく背面図、第5図並びに第6図は裏板の正
面図、第7図は同じく背面図、第8図は従来品の
一例を示す縦断側面図である。なお、図中1は表
板、2は足片、3は裏板、4は引掛窪、5は被取
付体、6は凸状板、7は長窪部、8は突起部、9
は基部、10は当部、11は食込部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端を凸状板6とした裏板3に長窪部7を対向
    して凹設し、凸状板6を互いに内側に折曲して凸
    状板6の基部9が長窪部7の一部を閉そくすると
    ともに、突起部8が長窪部7を二分して引掛窪4
    となし、かつ、該引掛窪4の当部10を急傾斜
    に、食込部11を緩傾斜とし、表板1に切り起し
    て設けた足片2を被取付体5を貫通して前記引掛
    窪4に折曲固着してなる錠前取付具。
JP17665580U 1980-12-09 1980-12-09 Expired JPS6321664Y2 (ja)

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JP17665580U JPS6321664Y2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09

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JP17665580U JPS6321664Y2 (ja) 1980-12-09 1980-12-09

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Publication Number Publication Date
JPS5799064U JPS5799064U (ja) 1982-06-18
JPS6321664Y2 true JPS6321664Y2 (ja) 1988-06-15

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ID=29969817

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JP7147364B2 (ja) * 2018-08-22 2022-10-05 コベルコ建機株式会社 建設機械の開閉体シール構造

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JPS5799064U (ja) 1982-06-18

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