JPS5833069Y2 - 嵌合容器 - Google Patents
嵌合容器Info
- Publication number
- JPS5833069Y2 JPS5833069Y2 JP1979149017U JP14901779U JPS5833069Y2 JP S5833069 Y2 JPS5833069 Y2 JP S5833069Y2 JP 1979149017 U JP1979149017 U JP 1979149017U JP 14901779 U JP14901779 U JP 14901779U JP S5833069 Y2 JPS5833069 Y2 JP S5833069Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- fitting
- container
- fitting groove
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、容器本体の開口部内周に嵌着凹溝を長け、これ
に蓋体の端部外周を着脱自在に嵌着して用いる各種合成
樹脂製の嵌合容器に係るものである。
に蓋体の端部外周を着脱自在に嵌着して用いる各種合成
樹脂製の嵌合容器に係るものである。
従来、このように蓋体の端部全周を容器本体の開口部内
周に設けた嵌着凹溝に嵌合させる嵌合容器にあっては、
このままでは蓋体を取り外す場合にこれを引き起すため
の手掛り部分が全たく存しないから、れ体の取り外しは
きわめて困難となるため、例えば実開昭４７−２０６５
０号にみられるように、蓋体の外周に立上り縁部を延設
してその全周又は一部に舌片状の摘み部を連設するか、
若しくは実開昭５１−４５０４６号のように、容器本体
の嵌着凹溝に嵌合される隆起部のほかに、さらに容器本
体の開口部上端面に接触する接合周面を前記隆起部より
も大径に蓋体に形成し、この接合周面の複数個所の内部
にぬすみ溝を設けてその外端部分を薄肉部にし、該薄肉
部から蓋体を引き起すような構成がとられている。
周に設けた嵌着凹溝に嵌合させる嵌合容器にあっては、
このままでは蓋体を取り外す場合にこれを引き起すため
の手掛り部分が全たく存しないから、れ体の取り外しは
きわめて困難となるため、例えば実開昭４７−２０６５
０号にみられるように、蓋体の外周に立上り縁部を延設
してその全周又は一部に舌片状の摘み部を連設するか、
若しくは実開昭５１−４５０４６号のように、容器本体
の嵌着凹溝に嵌合される隆起部のほかに、さらに容器本
体の開口部上端面に接触する接合周面を前記隆起部より
も大径に蓋体に形成し、この接合周面の複数個所の内部
にぬすみ溝を設けてその外端部分を薄肉部にし、該薄肉
部から蓋体を引き起すような構成がとられている。
しかし、いづれも蓋体の成形が複雑化してコスト高にな
るほか、前者にあっては最も目につき易い蓋体上面に摘
み部が露呈されて外観上も見劣る欠点があり、また、後
者にあっては、ぬすみ溝部分の隆起部が切り欠かれるの
で嵌着凹溝には嵌着されず、この部分は容器の開口部上
端面に接する接合周面の薄肉部によって塞ぐ二段の閉塞
構成であるから、ある程度の厚み及び弾性を有するゴム
栓などには用い得るというも、薄肉の合成樹脂製容器、
特に１枚の板状で形成する薄肉の合成樹脂製蓋体では密
閉が不可能であって使用し得ないものである。
るほか、前者にあっては最も目につき易い蓋体上面に摘
み部が露呈されて外観上も見劣る欠点があり、また、後
者にあっては、ぬすみ溝部分の隆起部が切り欠かれるの
で嵌着凹溝には嵌着されず、この部分は容器の開口部上
端面に接する接合周面の薄肉部によって塞ぐ二段の閉塞
構成であるから、ある程度の厚み及び弾性を有するゴム
栓などには用い得るというも、薄肉の合成樹脂製容器、
特に１枚の板状で形成する薄肉の合成樹脂製蓋体では密
閉が不可能であって使用し得ないものである。
本案はこの点に着目し、各種合成樹脂製の薄肉の容器本
体及び蓋体であって、容器本体への嵌着密閉が確実であ
り、しかも蓋体引き起し用の摘み片等を一切有しないた
めに蓋体装着時の外観が良く、蓋体を取り外す場合はそ
の所要の位置を指先で加圧し変形させることにより容易
に嵌着を解き得る嵌合容器を提供しようとするものであ
る。
体及び蓋体であって、容器本体への嵌着密閉が確実であ
り、しかも蓋体引き起し用の摘み片等を一切有しないた
めに蓋体装着時の外観が良く、蓋体を取り外す場合はそ
の所要の位置を指先で加圧し変形させることにより容易
に嵌着を解き得る嵌合容器を提供しようとするものであ
る。
以下、本案を実施例の図面について説明すると、各種合
成樹脂で薄肉に形成された容器本体１の開口部内周に断
面がほぼ半円弧状の嵌着凹溝２を設けるとともに、同じ
く薄肉の蓋体３の端部外周を前記嵌着凹溝２に嵌合可能
な断面はぼ半円弧状の上方に湾曲した嵌入突条４に形成
したものであり、この蓋体３を容器本体１内に押圧する
と、外周端部の嵌入突条４が上方に湾曲した半円弧状に
形成されているため、この半円弧状の部分がやや縮径し
、同時に容器本体１の嵌着凹溝２の上端縁を押し拡げつ
つスムーズに嵌着凹溝２内に嵌合されるのである。
成樹脂で薄肉に形成された容器本体１の開口部内周に断
面がほぼ半円弧状の嵌着凹溝２を設けるとともに、同じ
く薄肉の蓋体３の端部外周を前記嵌着凹溝２に嵌合可能
な断面はぼ半円弧状の上方に湾曲した嵌入突条４に形成
したものであり、この蓋体３を容器本体１内に押圧する
と、外周端部の嵌入突条４が上方に湾曲した半円弧状に
形成されているため、この半円弧状の部分がやや縮径し
、同時に容器本体１の嵌着凹溝２の上端縁を押し拡げつ
つスムーズに嵌着凹溝２内に嵌合されるのである。
また、蓋体３を取り外す場合には、第２図に示す角型容
器においては蓋体３の一つの隅角部の両側を、また第３
図示の円型容器においては蓋体３の直径方向の両端部を
、それぞれの図に２点鎖線で示すように指先で挾んで加
圧すると、該部分の嵌入突条４が縮径方向に変形して容
器本体の嵌着凹溝２から離脱するから、この部分を持ち
上げて容易に蓋体を取り外すことができるのである。
器においては蓋体３の一つの隅角部の両側を、また第３
図示の円型容器においては蓋体３の直径方向の両端部を
、それぞれの図に２点鎖線で示すように指先で挾んで加
圧すると、該部分の嵌入突条４が縮径方向に変形して容
器本体の嵌着凹溝２から離脱するから、この部分を持ち
上げて容易に蓋体を取り外すことができるのである。
上記のごとく、本案は薄肉で１枚の板状の合成樹脂製容
器及び蓋体であって、蓋体の端部外周に上方に湾曲した
半円弧状の嵌入突条を形威し、これを容器本体の開口部
内周に設けた半円弧状の嵌着凹溝に嵌合させるのである
から、蓋体の嵌着及び密閉が確実であり、また、麺体に
は摘み片などを有しないので蓋体着用時の外観が良好で
あり、しかも蓋体の任意の対向位置を押圧して縮径方向
に変形させることにより、容易に嵌着を解いて蓋体を取
り外し得る効果がある。
器及び蓋体であって、蓋体の端部外周に上方に湾曲した
半円弧状の嵌入突条を形威し、これを容器本体の開口部
内周に設けた半円弧状の嵌着凹溝に嵌合させるのである
から、蓋体の嵌着及び密閉が確実であり、また、麺体に
は摘み片などを有しないので蓋体着用時の外観が良好で
あり、しかも蓋体の任意の対向位置を押圧して縮径方向
に変形させることにより、容易に嵌着を解いて蓋体を取
り外し得る効果がある。
特に、容器の底が浅く全体的に平たい形状の場合には、
容器本体と蓋体とをそれぞれ指先で確実につかむことが
形状的に困難であり、また樹脂製容器の特性としてその
表面が滑り易いために充分に指先が掛らないので、この
種の嵌合容器として大きな実用性を有するものである。
容器本体と蓋体とをそれぞれ指先で確実につかむことが
形状的に困難であり、また樹脂製容器の特性としてその
表面が滑り易いために充分に指先が掛らないので、この
種の嵌合容器として大きな実用性を有するものである。
図面は本案の実施例を示し、第１図は角型容器に適用し
た場合の一部中央縦断面図、第２図は蓋体取り外しの場
合の斜面図、第３図は円型容器に適用した場合の第２図
と同様な斜面図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・嵌着凹溝、３
・・・・・・蓋体、４・・・・・・嵌入突条。
た場合の一部中央縦断面図、第２図は蓋体取り外しの場
合の斜面図、第３図は円型容器に適用した場合の第２図
と同様な斜面図である。 １・・・・・・容器本体、２・・・・・・嵌着凹溝、３
・・・・・・蓋体、４・・・・・・嵌入突条。
Claims (1)
- 各種合成樹脂製の薄肉の容器本体及び蓋体であって、容
器本体の開口端部内周に断面はぼ半円弧状の嵌着凹溝を
設けるとともに、蓋体の端部外周は前記嵌着凹溝に嵌合
可能な断面はぼ半円外状の上方に湾曲した嵌入突条に形
成し、蓋体の嵌入突条を容器本体の嵌着凹溝に押圧嵌着
させ、且つ蓋体外周部分の任意の対向位置を加圧して該
部分の嵌入突条を縮径方向に変形させ前記嵌着凹溝から
離脱せしめて蓋体を着脱することを特徴とした嵌合容器
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979149017U JPS5833069Y2 (ja) | 1979-10-27 | 1979-10-27 | 嵌合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979149017U JPS5833069Y2 (ja) | 1979-10-27 | 1979-10-27 | 嵌合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5665843U JPS5665843U (ja) | 1981-06-02 |
| JPS5833069Y2 true JPS5833069Y2 (ja) | 1983-07-23 |
Family
ID=29380121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979149017U Expired JPS5833069Y2 (ja) | 1979-10-27 | 1979-10-27 | 嵌合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833069Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4720650U (ja) * | 1971-02-23 | 1972-11-08 |
-
1979
- 1979-10-27 JP JP1979149017U patent/JPS5833069Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5665843U (ja) | 1981-06-02 |
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