JP2533303Y2 - 蓋付き容器 - Google Patents

蓋付き容器

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JP2533303Y2
JP2533303Y2 JP1990070396U JP7039690U JP2533303Y2 JP 2533303 Y2 JP2533303 Y2 JP 2533303Y2 JP 1990070396 U JP1990070396 U JP 1990070396U JP 7039690 U JP7039690 U JP 7039690U JP 2533303 Y2 JP2533303 Y2 JP 2533303Y2
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JP
Japan
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lid
container
vine
recess
sphere
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JP1990070396U
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JPH0429955U (ja
Inventor
晋吾 粕渕
Original Assignee
東洋ガラス 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、特に、食品等の保存に適した蓋付き容器に
関する。
《従来の技術》 従来蓋付き容器は、例えば、第4図に示すごとく、蓋
11が2点鎖線で示される係止具12を有するものであっ
た。係止具12は、蓋11の上面に等間隔に1対の堤状隆起
部13を設け、それぞれの両端の壁面にそれぞれピン14を
対向突設し、これに係止具12の頭部両側に設けた係止孔
15を嵌入させることにより蓋11に取付けられる。係止具
12のプロフィールはF形であり、係合段16を有してい
る。容器17は、このような蓋11を冠し、係止具12の下端
部18を容器17の方へ押し下げ、その係合段16を容器17の
突縁19に係合させ、蓋11のパッキン20を圧縮することに
より封緘される。
《考案が解決しようとする課題》 従来の蓋による封緘機構は例えば前記のようなもので
あり、蓋の対向する2個所または数個所で押圧係止する
ものであり、それぞれの位置において押圧の強度とか性
質に差を生じ、パッキンの押圧も不均衡となり、封緘が
不完全になるといううらみがあった。また、容器の平面
形状を円形とした場合には、蓋を被せるときに蓋と容器
の封緘機構の位置合わせが必要で煩雑であった。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記従来の問題点を解決するために成された
ものであり、天面を円錐形状またはドーム形状に形成
し、その頂部に凹陥を設けた蓋と該蓋を被冠し、容器口
部に取付けたつるを起立させ、該つるの中央部に回転自
在に取付けた球体を該凹陥に嵌入させることにより封鎖
される容器とから成る蓋付き容器に係る。
《作用》 本考案蓋付き容器においては、つるは容器を吊下げ持
ち運ぶ機能と蓋による容器の封緘を確保する機能とを併
有している。本考案における封緘方法は蓋の外面に沿っ
て半円形のつるの中央部にある球体を回転させながら引
き上げ、円錐頂部の凹陥に嵌入させることにより、つる
を変形させ、その弾性復元力を利用して蓋を容器口部に
押しつけ封緘をするものである。
すなわち、本考案蓋付き容器における封緘方法は、円
錐またはドーム頂部の一点を押圧することによって円錐
下端の各部にかかる圧力を均等にするという思想に基づ
いているのである。
《実施例》 図面の実施例により本考案を詳細に説明する。
第1図から第3図は本考案の実施例を示す図面であ
り、容器1を蓋2により封緘した状態を示す。環帯4は
容器1の底部5の方から嵌入装着され、容器の口部3を
保護すると同時につる6の装着のためのつる孔7を備え
る。ステンレス鋼で成るつる6はその両端部をつる孔7
に起倒自在に嵌着され、その中央部には球体8が回転自
在に嵌着されている。
蓋2は円錐形であるが、その頂部には円形の凹陥が設
けられている。蓋2とその凹陥とつる6と球体8位置の
寸法関係は蓋2を容器1に冠し球体8を蓋2の円錐面に
沿って引き上げ、つる6を直立させたとき、球体8が丁
度円錐頂部の凹陥に嵌入するものとなっている。球体8
が凹みに嵌入した状態においては、つる6は球体8の引
き上げに応じて変形し、その復元しようとする力は円錐
頂部から蓋2全体を下方に押圧し、その下端縁はパッキ
ン9の各部を均等に押圧し、蓋2は容器1を密封する。
つるは、実施例と異なり、直接容器に設けたつる孔に
その両端を嵌入装着してもよく、また、容器に設けた突
起にその先端に設けた孔を嵌着してもよい。つるの素材
は実施例のステンレス鋼に限らず、場合により適宜ばね
鋼、プラスチック等を用い得る。
蓋の形状は円錐形、半球形等のドーム形状であり、そ
の平面形状は円形である。
《考案の効果》 本考案蓋付き容器は頂部の一点において圧力を受ける
ため、蓋の各部に及ぶ圧力は均等となり、密封性が優れ
るとともに開閉動作も一度で済みきわめて簡単である。
また、容器の平面形状に関係なく、蓋を被せるときに蓋
と容器の封緘機構の位置合わせが全く不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の1実施例を示す図であり、
第1図は蓋付き容器の左半分を中央縦断して示す正面
図、第2図は同側面図、第3図は同上面図である。第4
図は従来の蓋付き容器の封緘機構を示す容器口部の略断
面図である。 1…容器、2…蓋、3…容器口部、4…環帯、5…容器
底部、6…つる、7…つる孔、8…球体、9…パッキ
ン、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天面を円錐形状またはドーム形状に形成
    し、その頂部に凹陥を設けた蓋と、該蓋を被冠し、容器
    口部に取付けたつるを起立させ、該つるの中央部に回転
    自在に取付けた球体を該凹陥に嵌入させることにより封
    鎖される容器とから成る蓋付き容器
JP1990070396U 1990-07-03 1990-07-03 蓋付き容器 Expired - Lifetime JP2533303Y2 (ja)

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JPH0429955U JPH0429955U (ja) 1992-03-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128771U (ja) * 1984-07-27 1986-02-20 株式会社日立製作所 レ−ドルフツク

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JPH0429955U (ja) 1992-03-10

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