JPH018178Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH018178Y2
JPH018178Y2 JP1982128461U JP12846182U JPH018178Y2 JP H018178 Y2 JPH018178 Y2 JP H018178Y2 JP 1982128461 U JP1982128461 U JP 1982128461U JP 12846182 U JP12846182 U JP 12846182U JP H018178 Y2 JPH018178 Y2 JP H018178Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusions
storage chamber
male member
connecting pieces
female member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982128461U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5931908U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12846182U priority Critical patent/JPS5931908U/ja
Publication of JPS5931908U publication Critical patent/JPS5931908U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH018178Y2 publication Critical patent/JPH018178Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ズボン、スカート等の吊下ベルトに
取付け、ベルトの長さを調整するバツクルに係る
ものである。
本考案の構成を実施例に基づいて説明すると、
第1図から第7図までに示したように、雄部材A
は、上部にベルトVの一端を取付けるための取付
環1を有し、その下部に錠孔状切欠2を保つて二
条の脚部3,3を設け、脚部3の外側に脚杆4,
4を、内側に結合片5,5を配し、この脚杆4と
結合片5の横断面がT字状になるように形成し、
さらに、この脚杆4,4の左右外側下端に係止段
部6,6を突設すると共に、この係止段部6,6
より先端迄を下すぼまりの膨出部7,7を形成
し、結合片5,5は、取付環1付近でその幅を狭
くしたくびれ部8,8を設けると共に、先端に向
かつてその幅が広がるように張出部9,9を形成
してなる構造である。
雌部材Bは、左右対称の傾斜窓10,10を隔
てて腕部11,11を設け、この腕部11,11
の下端に突部12,12を設け、この突部12,
12の内側に突子13,13、下方に突片14,
14をそれぞれ突設する。
雌部材Bの内部には、上部より前記雄部材Aの
脚部3,3を挿入、収納する収納室15を設け、
この収納室15の上部に両側壁を下すぼまりの傾
斜壁16,16を形成し、傾斜壁16の下終端1
7,17間の幅は、前記雄部材A脚部3の係止段
部6,6の外端間の幅より少許狭い幅に形成し、
前記下終端17,17に係止部18,18を、そ
の下部両側に収納室15に連らなる開口部19,
19を、さらにその下にベルトVの一端を取付け
るための取付環20をそれぞれ連設し、前記腕部
11,11と傾斜壁16,16とをその上端部に
於いて連設し、取付環20の左右上端に上方向に
遮蔽片21,21を突設し、脚杆4,4の左右膨
出部7,7の間隔より少々狭い間隔で二条の平行
な前案内突条24,24を前壁22の内面に同様
に二条の平行な後案内突条25,25を後壁23
の内面に突設し、かつ、この前案内突条24,2
4と後案内突条25,25との間を前記雄部材A
の結合片5の張出部9が摺動自在に嵌合するよう
に、結合片5の張出部9の厚さより少許広い間隔
に互いに対向するように設けた構成である。
又、雄部材Aと雌部材Bは何れも靭性の合成樹
脂で一体的に形成したものである。
次に本考案に係るバツクルの使用方法について
説明すると、雄部材Aを所望の吊下ベルトVの一
端に取付け、雌部材Bを吊下ベルトVの一端に取
付け、雄部材Aの取付環1でベルトVの長さを調
整した後、雄部材Aの脚部3,3を雌部材Bの収
納室15内に挿入押圧すれば、脚杆4,4の膨出
部7,7が、雌部材Bの傾斜壁16,16に接当
し、前及び後案内突条24,24,25,25の
左右外側を通過し、且つ結合片5,5の張出部
9,9が前案内突条24,24と後案内突条2
5,25との間に挿入嵌合され、結合片5,5の
くびれ部8で左右脚部3,3が少許折曲して錠孔
状切欠2の幅が狭まり、この膨出部7,7が傾斜
壁16,16の下終端17,17を通過すると、
今迄幅を縮小されていた脚部3,3が弾発し幅が
拡大して原型に復元し、雄部材Aの膨出部7,7
が雌部材Bの開口部19,19から突出し、雄部
材Aの係止段部6,6が雌部材Bの係止部18,
18と接当係止し、雄部材Aと雌部材Bは、嵌合
係止する。
この後、雌雄部材B,Aを解放するには、第8
図及び第9図の状態において、雌部材Bの腕部1
1,11を指で左右より押圧する。
突子13,13を有する突部12が雄部材Aの
脚部3,3の膨出部7,7を押圧し、脚部3,3
の幅はせまばり、脚杆4,4の係止段部6,6と
雌部材Bの傾斜壁16,16の係止部18,18
との係止が解かれる。
そして、この係止を解かれた脚杆4,4の膨出
部7,7は、外側方向にその弾性力により弾発
し、傾斜壁16,16に強く押し付けられ、しか
も傾斜壁16,16と膨出部7,7がいずれも下
すぼまりとなつているため、その斜下より斜上方
向に強力に滑動し、雄部材Aは、雌部材Bより自
動的に解放され分離して飛び出すものである。
このように本考案に係るバツクルは、雄部材A
において、脚部3,3は外側の脚杆4,4の内側
の結合片5,5とを横断面T字状に連設する構成
であるため、板状のものと比較して強い弾発力を
発揮することができ、しかも雌部材Bからこれに
組み付けた雄部材Aを開放する場合には、脚部
3,3の先端部に力を作用させるので、腕部1
1,11を指先で内側に押圧する操作だけで、簡
単かつ迅速に開放することができ、更に、雄部材
Aのうちで主要な部分である脚部3,3が横断面
T字状の立体構造であるため、より一層強靭性が
増し、このように使い勝手が良く、耐久性に富ん
だバツクルとすることができる。
また、本考案に係るバツクルは、雄部材Aにお
いて、脚部3,3を下向きに構成し、雌部材Bへ
の挿入時には、該脚部3,3の先端を収納室15
の傾斜壁16,16に沿い押圧し挿入するため、
脚部3,3が強い弾発性を有するにもかかわら
ず、傾斜壁16,16に沿い脚部3,3を簡単に
挿入することができ、使い勝手の良いバツクルと
することができる。
更に、本考案に係るバツクルは、雌部材Bにお
いて、収納室15の両側壁の傾斜壁16,16が
開口部19,19にまで延びて比較的長さと幅を
有するため、雄部材Aを雌部材Bに組み付けた場
合には、脚部3,3の脚杆4,4の外側面と傾斜
壁16,16の壁面とが、比較的広い接触面積
で、かつ脚部3,3の強い弾発力により密着させ
ることができて、がたつきのない確実な嵌合係止
状態を確保することができ、優れた連結作用を有
するバツクルとすることができる。
また、本考案に係るバツクルは、雌部材Bにお
いて、収納室15の前壁22と後壁23にはそれ
ぞれ、前案内突条24,24と後案内突条25,
25とを互いに対向して突設させる構成であるた
め、雄部材Aを雌部材Bに組み付ける場合には、
雄部材Aの脚部3,3の脚杆4,4が、雌部材B
の下すぼまりの傾斜壁16,16と前後案内突条
24,25との間に、かつ結合片5,5が前記前
後案内突条24,25の間に挟まれた状態で挿入
することができて、雄部材Aと雌部材Bとの軸心
が外れることなく、円滑かつ確実に雄部材Aを挿
入することができ、操作性に優れたバツクルとす
ることができる。
また更に、本考案に係るバツクルは、雌部材B
において、取付環20の左右上端に遮蔽片21,
21を突設する構成であるため、腕部11の突片
14がこれに接当して必要以上に外側に広がるこ
とを防止し、かつ使用中に腕部11の突部12が
衣服等に引つかかることを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
雄部材の正面図、第2図は第1図のC−C線にお
ける断面図、第3図は雄部材の底面図、第4図は
雌部材の正面図、第5図は第4図のD−D線にお
ける断面図、第6図は雌部材の平面図、第7図は
第6図のE−E線における断面図、第8図は雌雄
両部材の嵌合係止状態を示す正面図、第9図は同
縦断面図を示すものである。 1……取付環、2……錠孔状切欠、3……脚
部、4……脚杆、5……結合片、6……係止段
部、7……膨出部、8……くびれ部、9……張出
部、10……傾斜窓、11……腕部、12……突
部、13……突子、15……収納室、16……傾
斜壁、19……開口部、20……取付環、22…
…前壁、23……後壁、24……前案内突条、2
5……後案内突条、A……雄部材、B……雌部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に取付環1を有し、その下部に錠孔状切欠
    2を保つて、脚杆4,4を外側に、結合片5,5
    を内側に配してなる二条の脚部3を設け、この脚
    杆4,4と結合片5,5とを横断面T字状に連設
    し、この脚杆4,4の左右外側下端に係止段部
    6,6を突設し、この係止段部6,6より下すぼ
    まりの膨出部7,7を形成し、結合片5,5は、
    その取付環1付近にその幅を狭まくしたくびれ部
    8,8を設けると共に、先端に向かつて幅広とし
    てなる張出部9,9を形成してなる雄部材Aと、
    取付環20の左右上端に遮蔽片21,21を突設
    し、該取付環20の上部に、上方より前記脚部
    3,3を挿入する収納室15を設け、この収納室
    15の両側壁を下すぼまりの傾斜壁16,16と
    し、該傾斜壁16,16の下部に収納室15に連
    らなる開口部19,19を設け、収納室15の前
    壁22、後壁23の長手方向にそれぞれ前案内突
    条24,24、後案内突条25,25を相互いに
    対向させて設け、さらに、収納室15の左右両側
    の上端部から、傾斜窓10,10を隔てて下向き
    に腕部11,11を連設し、この腕部11,11
    の下端に突部12,12を設け、この突部12,
    12の内側に突子13,13を突設した雌部材と
    からなり、雄部材Aと雌部材Bは何れも強靭性の
    合成樹脂で一体に形成してなるバツクル。
JP12846182U 1982-08-24 1982-08-24 バツクル Granted JPS5931908U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12846182U JPS5931908U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 バツクル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12846182U JPS5931908U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 バツクル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5931908U JPS5931908U (ja) 1984-02-28
JPH018178Y2 true JPH018178Y2 (ja) 1989-03-03

Family

ID=30291413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12846182U Granted JPS5931908U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 バツクル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5931908U (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59177312U (ja) * 1983-05-13 1984-11-27 日本ノ−シヨン工業株式会社 バツクル
JPS6129604U (ja) * 1984-07-27 1986-02-22 日本ノ−シヨン工業株式会社 バツクル
AU558589B2 (en) * 1985-06-06 1987-02-05 Ykk Corporation Buckle
JPH046569Y2 (ja) * 1986-05-15 1992-02-24
JPH0411531Y2 (ja) * 1986-08-12 1992-03-23
DE8708299U1 (ja) * 1987-06-12 1987-08-13 Holtsch Metallwarenherstellung Maria Holtsch, 6204 Taunusstein, De
JPH0719286Y2 (ja) * 1989-05-13 1995-05-10 ワイケイケイ株式会社 バックル
JPH09187308A (ja) * 1995-12-27 1997-07-22 Taiwan Kogu Kogyo Kofun Yugenkoshi 連結用バックル
CN104214181B (zh) * 2013-05-31 2017-03-01 深圳市海洋王照明工程有限公司 一种连接扣

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56809U (ja) * 1979-06-15 1981-01-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56809U (ja) * 1979-06-15 1981-01-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5931908U (ja) 1984-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4672725A (en) Snap buckle
US5551131A (en) Buckle which is releasable by depression of a hinged member and having improved locking capability
KR950003345Y1 (ko) 버클 조립체
KR100614036B1 (ko) 삼각 버클 어셈블리
JPH0111058Y2 (ja)
KR910002664B1 (ko) 조성가능한 파스너
JPH0112481B2 (ja)
JPH018178Y2 (ja)
JPH0126251Y2 (ja)
JPH02145109U (ja)
KR890000077Y1 (ko) 버 클
KR100288958B1 (ko) 슬라이드파스너의분리가능한바닥정지조립체
US4608734A (en) Snap connector, lever
JPS6342814Y2 (ja)
US3052939A (en) Lock slider for slide fasteners
JPS6345929Y2 (ja)
CN216907051U (zh) 一种推动式解锁插扣、服装、箱包及鞋帽
JPS6342815Y2 (ja)
JPS6312728Y2 (ja)
JPH0284510U (ja)
JPS604969Y2 (ja) 締付調節具
JPH024090Y2 (ja)
JPH0111059Y2 (ja)
JPS6342806Y2 (ja)
JPH046568Y2 (ja)