JPS6345929Y2 - - Google Patents

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JPS6345929Y2
JPS6345929Y2 JP1351583U JP1351583U JPS6345929Y2 JP S6345929 Y2 JPS6345929 Y2 JP S6345929Y2 JP 1351583 U JP1351583 U JP 1351583U JP 1351583 U JP1351583 U JP 1351583U JP S6345929 Y2 JPS6345929 Y2 JP S6345929Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
male member
wall
elastic pieces
locking rod
Prior art date
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JP1351583U
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JPS59118407U (ja
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  • Buckles (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スノーブーツの甲締ベルト、スキー
ズボンの裾締ベルト等の係止用具に使用する雄部
材と雌部材とからなるバツクルに関するものであ
る。
本考案に係るバツクルを実施例に基づいて説明
すると、当該バツクルは、ベルト取付環1を有す
る基部2に挿着部3を連設してなる雄部材Aと、
ベルト取付環10を有する基部11の左方に雄部
材Aの挿着部3を係脱自在に収納する収納室12
を設けてなる囲匣部材13に、中具14を装備し
てなる雄部材Bとからなり、これら雄部材A、雌
部材Bを構成する囲匣部材13と中具14とをそ
れぞれ強靭性の合成樹脂で一体的に成形したバツ
クルである。
雄部材Aは、第1図乃至第3図に示したよう
に、左方にベルト取付環1を有する基部2を形成
し、この基部2の右端面に係止杆4及び弾性片
5,5よりなる挿着部3を連設してなるものであ
る。
この係止杆4は基部2の右端面の中央に連設す
るもので、右方に先すぼまりとした膨出部6を形
成し、かつ、この膨出部6の左端前面側に係止段
部7を形成してなるものである。
弾性片5,5は、基部2の右端面に、係止杆4
と上下に平行に切欠9,9を介して連設してなる
もので、右端に向かつて前面側に反り、凸曲面8
を形成してなる弓状のもので、係止杆4の係止段
部7までの長さとしたものである。
雌部材Bは、第4図乃至第7図に示したよう
に、ベルト取付環10を有する基部11を形成
し、この基部11の左方に雄部材Aの挿着部3を
係脱自在に収納する収納室12を設けてなる囲匣
部材13を形成し、この囲匣部材13に押圧板2
3、連結杆24,24及び固定部25,25より
なる中具14を内装してなるものである。
囲匣部材13は、ベルト取付環10を有する基
部11の左方前面側に、後述する中具14の押圧
板23を押圧自在に嵌装する開口18を介して前
壁15を、基部11の左方後面側に後壁16を、
基部11の左方上下側面側に両側壁17,17を
らそれぞれ連設し、これら各壁15,16,1
7,17に囲まれた収納室12を形成してなるも
のである。
前壁15の右端に雄部材Aの係止杆4の係止段
部7が接当係止する係止端27を形成し、前壁1
5の内壁中央には、この係止端27から囲匣部材
13の左端の挿入口19にかけて傾斜した凹状の
傾斜壁20を形成し、雄部材Aの挿着部3が収納
室12に挿入されたとき、挿着部3の膨出部6の
上端26がこの凹状の傾斜壁20に沿つて進退動
するようにしてなるものである。
前壁15の係止端27に対応する位置の後壁1
6の内壁に、雄部材Aの挿着部3の弾性片5,5
の凸曲面と接当し、この弾性片5,5を前面側に
押上げる押上突起21,21を突設し、この押上
突起21,21は左左方に向かつて傾斜した傾斜
面22,22を形成してなるものである。
中具14は、第7図及び第4図乃至第6図に示
したように、囲匣部材13の収納室12に装備さ
れるもので、囲匣部材13の開口18に押圧自在
に嵌装され、雄部材Aの挿着部3の膨出部6の上
端26と接当する押圧板23を形成し、この押圧
板23の左端内面の上下両側に、囲匣部材13の
側壁17,17の内面高さより小さい幅の連結杆
24,24を連設し、この連結杆24,24の左
方に、収納室12の両内側壁17,17に嵌着固
定する固定部25,25を連設し、この固定部2
5,25の内側を左方に向かつて側すぼまりとし
た傾斜面28,28を形成してなるものである。
この中具14を囲匣部材13の収納室12に装
備するには、囲匣部材13の左端挿入口19よ
り、押圧板23を挿入し、この押圧板23が開口
18より突出するまで中具14を押圧挿入し、中
具14の固定部25,25を囲匣部材13の内側
壁17,17に嵌着固定し、第4図乃至第6図に
示したような状態とする。
次に本考案に係るバツクルの使用方法について
説明すると、雄部材Aの取舗環1にベルトの一端
を取付け、雌部材Bの取付環10にベルトの他端
を取付けた後、雄部材Aの挿着部3を雌部材Bの
挿入口19より押圧挿入する。
雄部材Aの挿着部3の膨出部6が雌部材Bの後
壁16の内壁に突設した上下両押上突起21,2
1の間を通過すると同時に、挿着部3の弾性片
5,5の先端が押上突起21,21の傾斜面2
2,22に接当し、この傾斜面22,22に沿つ
て上昇し、それに伴つて係止杆4の膨出部6も上
昇し、前壁15の傾斜壁20に接当する。
さらに雄部材Aを雌部材Bに押圧挿入すると、
係止杆4の膨出部6の上端26は、前壁15の傾
斜壁20に沿つて押下げられながら右方に前進
し、ついには、前壁15の係止端27を通過し、
係止杆4の弾発力により元の型に復元し、この係
止端27に係止杆4の係止段部7が接当係止し、
同時に、この係止杆4の上端26が雌部材Bの押
圧板23の左端内壁に当接する。
一方、挿着部3の弾性片5,5は、後壁16の
押上突起21,21に乗り上げ、前面側に押上げ
られた状態となる。すなわち、係止杆4は前壁1
5により後面側に、弾性片5,5は、押上突起2
1,21により前面側に、それぞれ押された状態
になり、第8図に示したような状態で、雄雌部材
A,Bが係止される。
この係止した雄雌部材A,Bを解除するには、
雌部材Bの押圧板23を押圧すれば、この押圧板
23の内壁に接当している雄部材Aの係止杆4の
膨出部6が押し下げられ、この係止杆4の端26
が前壁15の係止端27を通過すると、この係止
杆4の膨出部6が先ぼそりとなつているため、押
圧板23の左端内壁の角に押されて左方に移動
し、この係止杆4の膨出部6の上端26が、左方
に向かつて傾斜した前壁15の傾斜壁20に接当
し、この係止杆4が前面側に復元しようとする弾
発力と、弾性片5,5が後面側に復元しようとす
る弾発力によつて、該上端26は、当該傾斜壁2
0に沿つて左方に移動し、ついには、雌部材Bの
挿入口19より飛び出し、雄雌部材A,Bは、互
いに解除される。
なお、前記実施例において、雌部材Bは囲匣部
材13と中具14とにより構成した例で説明した
が、第9図及び第10図に示したように、押圧板
を基部11の左方に押圧自在に連設して、中具1
4を省略するようにしても、前記実施例と同様の
効果を有するバツクルとすることができる。
このように本考案に係るバツクルは、雄部材A
の挿着部3を係止杆4及び弾性片5,5とにより
形成し、この係止杆4の係止段部7を雌部材Bの
前壁15の係止端27に係止し、この係止杆4及
び弾性片5,5の弾発力を利用し、この係止杆4
の上端26が雌部材Bの押圧板23に接当してい
るため、雄部材Aの挿着部3を雌部材Bの収納室
12に押圧挿入するだけで簡単に係止でき、係止
したこれら雄雌部材A,Bは互いにがたつきがな
く、確実な係止が確保でき、この解除に際しても
係止杆4の膨出部6を先ぼそりとし、前壁15に
傾斜壁20を形成しているため、単に押圧板23
を押圧するだけで自動的に雄部材Aの挿着部3が
雌部材Bの収納室12から飛び出し、簡単に解除
できる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のバツクルを示すものであり、第
1図は雄部材の平面図、第2図は第1図の正面
図、第3図は第1図の右側面図、第4図は、雌部
材の平面図、第5図は、第4図の−線におけ
る断面図、第6図は第4図の左側面図、第7図は
中具を示す斜視図、第8図は、雄雌部材が係止し
た状態における断面図、第9図は雌部材の他の実
施例を儒す平面図、第10図は第9図の−線
における断面図を示すものである。 A……雄部材、1……取付環、2……基部、4
……係止杆、5……弾性片、6……膨出部、7…
…係止段部、26……上端、B……雌部材、10
……取付環、11……基部、12……収納室、1
3……囲匣部材、14……中具、15……前壁、
16……後壁、17……側壁、18……開口、1
9……挿入口、20……傾斜壁、21……押上突
起、23……押圧板、24……連結杆、25……
固定部、27……係止端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左方にベルト取付環1を有する基部2の右端面
    に、右方に先すぼまりの膨出部6を形成し、か
    つ、この膨出部6の左端に係止段部7を形成して
    なる係止杆4を、この係止杆4の上下に平行に右
    端に向かつて前面側に反つた弾性片5,5をそれ
    ぞれ連設してなる雄部材Aと、ベルト取付環10
    を有する基部11の左方に、中具14の押圧板2
    3を押圧自在に嵌装する開口18を介して前壁1
    5を、後壁16を、及び両側壁17,17をそれ
    ぞれ連設し、雄部材Aの係止杆4及び弾性片5,
    5を収納する収納室12を形成し、前壁15の右
    端に雄部材Aの係止段部7が接当係止する係止端
    27を形成し、前壁15の内壁にこの係止端27
    から左端にかけて傾斜した凹状の傾斜壁20を形
    成し、この係止端27に対応する後壁16の内壁
    に、雄部材Aの弾性片5,5と接当し、この弾性
    片5,5を前面側に押し上げる押圧突起21,2
    1を突設してなる囲匣部材13と、開口18に押
    圧自在に嵌装され、かつ雄部材Aの膨出部6と接
    当する押圧板28の左端内側の上下両側に連結杆
    24,24を連設し、この連結杆24,24の左
    方に、収納室12の両内側壁17,17に嵌着固
    定する固定部25,25を連設してなる中具14
    とを何れも強靭性の合成樹脂で一体的に形成し、
    この囲匣部材13の開口18に中具14の押圧板
    23が押圧自在となるように、中具14の固定部
    25,25を囲匣部材13の両内側壁17,17
    に嵌着固定し、中具14を囲匣部材13に内装し
    てなる雌部材Bと前記雄部材Aとからなるバツク
    ル。
JP1351583U 1983-01-31 1983-01-31 バツクル Granted JPS59118407U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1351583U JPS59118407U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 バツクル

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JP1351583U JPS59118407U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 バツクル

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JPS59118407U JPS59118407U (ja) 1984-08-10
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JP1351583U Granted JPS59118407U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 バツクル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH088643Y2 (ja) * 1988-08-24 1996-03-13 株式会社ニフコ バツクル
JP3682967B2 (ja) * 2003-01-20 2005-08-17 劉 坤 鐘 装着の容易な靴
JP2005058442A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Ykk Corp バックル

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JPS59118407U (ja) 1984-08-10

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