JP3567376B2 - 間仕切パネルのフレーム構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、間仕切パネルのフレーム構造に関し、特に、1個の枠状フレームを用いて、複数種のパネルを取付けうるようにした間仕切パネルのフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
間仕切パネルの中には、防音や強度等に優れた厚肉のパネルを備えるもの、運搬や保管に便利な薄肉かつ軽量なパネルを備えるもの、すりガラス又はスクリーン状のパネルを備えるものなど、種々のものがある。
これらの種々のパネルを保持する従来のフレームは、各パネル毎に専用のフレームを使用しているのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、パネル毎に複数種のフレームを製作して用意する必要があり、在庫管理等が煩雑であるとともに、コスト高となっていた。
本発明は、上述の問題点に鑑み、1個のフレームを共用化することにより、複数種のパネルを取付可能とし、大幅なコスト低減が図れるようにした、間仕切パネルのフレーム構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 左右の縦杆と上下の横杆とを、それらの端部同士を連結することにより方形枠状のフレームを形成し、このフレーム内に、パネルの周縁部を保持させて取付けるようにした間仕切パネルのフレーム構造であって、
前記縦杆及び横杆における対向面の中央部に、ほぼ方形断面をなす突部を長手方向全長に亘って内向きに突設し、かつ前記対向面における突部の両側に、先端部が前記突部の側面と対向する内向き鉤状の係止片を設けることにより、長手方向を向く嵌合溝を形成するとともに、前記縦杆及び横杆における突部に、内端面にパネル保持用の凹溝を備えるほぼU字形断面の保持杆を、その外方の両端縁に形成した係合片を前記突部の両側の嵌合溝に係合することにより、嵌合する。
【0005】
(2) 上記(1)項において、突部の内端面と、該内端面が当接する保持杆内の内方の端壁との対向面に、互いに嵌合し合う突条と凹条を設ける。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態を適用して組立てられた間仕切パネルの斜視図、図2は、図1における左下隅部の分解斜視図、図3は、図1のIII−III線における拡大断面図である。
なお、間仕切パネル(A)についての方向は、その厚さ方向である図1の斜め左上方を前として説明する。
間仕切パネル(A)は、方形枠状のフレーム(1)と、その各辺の内側に装着した上下左右2個ずつの保持杆(2)と、薄肉のパネル(3)とからなっている。
【0007】
フレーム(1)は、アルミニウム合金等の押出しにより成形された左右1対の縦杆(4)(4)と、上下1対の横杆(5)(5)の端部同士を、連結具(6)をもって連結してなり、左右下部のL字形連結具の下面には、アジャスタ(7)が取付けられている。
【0008】
フレーム(1)の内周面、すなわち上下左右の横杆(5)と縦杆(4)の対向面の中央部には、ほぼ角形断面をなす突部(8)が、長手方向の全長にわたって内向きに突設され、かつその基端部の前後両側には、縦杆(4)及び横杆(5)の内端側の前後の両側縁に、突部(8)の両側面と対向する内向き鉤状の係止片(4a)(5a)を連設することにより、長手方向を向く1対の嵌合溝(9)が形成されている。
【0009】
横杆(5)における突部(8)の内端面の中央部には、内向きの突条(8a)が全長に亘って形成されている。
(10)は、上下の横杆(5)における突部(8)の反対側の外面に形成された凹溝(11)に止着されるカバー部材である。
【0010】
上記各保持杆(2)は、外方が開口されたほぼU字形断面をなし、その両開口端縁には、上記縦杆(4)及び横杆(5)の嵌合溝(9)に側方より嵌合可能な係合片(12)(12)が連設されている。
また、各保持杆(2)の内端面には、内向き鉤状の1対の挟持片(13)(13)が対向状に連設され、それらの対向面間には、パネル(3)の嵌合溝(14)が形成されている。
【0011】
保持杆(2)の内方の端壁(2a)の内面中央には、上記縦杆(4)における突部(8)の内端、及び横杆(5)の突部(8)の突条(8a)にがたなく嵌合可能な凹条(15)が、長手方向全長に亘って形成されている。
なお、各保持杆(2)の両端は、斜め45度に切除され、端面同士が直角に当接するようになっている。
【0012】
間仕切パネル(A)は、例えば次のようにして組立てることができる。
まず保持杆(2)を縦杆(4)と横杆(5)に側方より予め嵌合しておき、それらのいずれか1個を残して各端部を連結具(6)により結合する。
ついで、フレームの開放部よりパネル(3)を挿入し、その周縁部を、予め嵌合しておいた3個の保持杆(2)の嵌合溝(14)に嵌合する。
ついで、残りの1個の縦杆(4)または横杆(5)を、それに取付けた保持杆(2)の嵌合溝(14)をパネル(3)の1辺に嵌合させつつ、その両端を、先に組付けられたフレームの端部に連結具(6)により結合すればよい。
【0013】
組立て後において、各保持杆(2)は、その外方の両係合片(12)(12)が、縦杆(4)及び横杆(5)における嵌合溝(9)に密に嵌合し、かつ縦杆(4)の突部(8)の内端及び横杆(5)の突部(8)の突条(8a)も、保持杆(2)内においてその端壁(2a)に形成した凹条(15)と密に嵌合しているため、保持杆(2)は、前後方向に位置ずれすることなく、フレーム(1)の内周面に強固に取付けられる。従って、保持杆(2)により保持されたパネル(3)も、フレーム(1)内にがたなく安定的に装着される。
【0014】
図4は、本発明の第2の実施形態を適用して組立てられた間仕切パネルにおける図3に相当する部分の拡大断面図である。
この実施形態の間仕切パネルは、外方が開口されたほぼU字形断面をなす別の保持杆(16)をもって、上下の横杆(5)の内側面間に、複数の短寸のラダーパネル単体を上下に連結して形成されたラダーパネル(17)を装着したものである。
【0015】
この保持杆(16)の両外方開口端縁には、上記と同形状の1対の係合片(18)(18)が連設され、かつその内端面には、先端部が内向き鉤状に折曲する1対の挾持片(19)(19)が対向状に連設されている。両挾持片(19)の対向面間の嵌合溝(20)、及びその奥部の端壁(16a)に形成された外方に凹入する凹溝(21)には、ラダーパネル(17)の外端部が嵌合されている。
【0016】
端壁(16a)の外面中央には、上記横杆(5)の突部(8)における突条(8a)の各段部にがたなく嵌合可能な1対の突出片(22)(22)が、左右方向全長に亘って形成されている。凹溝(21)の溝幅及び深さは、ラダーパネル(17)の上下における外端部をがたなく安定して支持しうる寸法としてある。
【0017】
保持杆(16)の外端寄りの内面には、横杆(5)の突部(8)の側壁に当接する1対の当接片(23)(23)が突設され、これにより、保持杆(16)の取付状態における安定度を高めるようになっている。
なお、各保持杆(16)の左右両端には、縦杆(4)の突部(8)に被嵌しうる図示しない凹状の嵌合部が形成されている。
【0018】
上記ラダーパネル(17)の前後の両面には、断面ほぼ横向きT字形の複数の係止片(24)が左右方向全長に亘って突設され、用途に応じて棚状部材(2点鎖線部)が支持されるようになっている。
【0019】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、保持杆(2)(16)の対向面の形状や嵌合溝(14)(20)の溝幅等を、装着しようとするパネルの周端部又はそれを支持するブラケット等の形状と適合したものに変えれば、フレーム(1)はそのままとして、種々のパネルを取付けることができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、次のような効果を奏する。
(1) 請求項1記載の発明によれば、枠状に形成したフレームにおける縦杆と横杆の突部、及び両側の嵌合溝に嵌合した保持杆の内端の凹溝により、種々のパネルの周縁部を保持して、フレーム内にがたなく安定的に、かつ体裁良く装着することができる。また、縦杆と横杆よりなるフレームの共用化が図れ、各パネル毎にフレームを製作したり用意する必要がないので、コストを削減することができる。
【0021】
(2) 請求項2記載の発明によれば、保持杆は、フレームの内周面に前後方向に位置ずれすることなく強固に取付けられるので、保持杆により保持されるパネルもフレーム内に、より安定的に装着される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を適用して組立てられた間仕切パネルの斜視図である。
【図2】図1に示す間仕切パネルの左下隅部の分解斜視図である。
【図3】図1のIII−III線の拡大縦断側面図である。
【図4】本発明の実施形態の第2実施形態を適用して組立てられた間仕切パネルの図3に相当する部分の拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)フレーム
(2)保持杆
(2a)端壁
(3)パネル
(3a)周縁
(4)縦杆
(5)横杆
(4a)(5a)係止片
(6)連結具
(7)アジャスタ
(8)突部
(8a)突条
(9)嵌合溝
(10)カバー部材
(11)凹溝
(12)係合片
(13)挟持片
(14)嵌合溝
(15)凹条
(16)保持杆
(16a)端壁
(17)ラダーパネル
(18)係合片
(19)挾持片
(20)嵌合溝
(21)凹溝
(22)突出片
(23)当接片
(24)係止片
(A)間仕切パネル

Claims (2)

  1. 左右の縦杆と上下の横杆とを、それらの端部同士を連結することにより方形枠状のフレームを形成し、このフレーム内に、パネルの周縁部を保持させて取付けるようにした間仕切パネルのフレーム構造であって、
    前記縦杆及び横杆における対向面の中央部に、ほぼ方形断面をなす突部を長手方向全長に亘って内向きに突設し、かつ前記対向面における突部の両側に、先端部が前記突部の側面と対向する内向き鉤状の係止片を設けることにより、長手方向を向く嵌合溝を形成するとともに、前記縦杆及び横杆における突部に、内端面にパネル保持用の凹溝を備えるほぼU字形断面の保持杆を、その外方の両端縁に形成した係合片を前記突部の両側の嵌合溝に係合することにより、嵌合したことを特徴とする間仕切パネルのフレーム構造。
  2. 突部の内端面と、該内端面が当接する保持杆内の内方の端壁との対向面に、互いに嵌合し合う突条と凹条を設けた請求項1記載の間仕切パネルのフレーム構造。
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