JP2009191409A - 帽子兼用マフラー - Google Patents

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【課題】帽子として着用することができるだけでなく、首に巻いて着用することもでき、マフラーとしてのお洒落を楽しむことも可能な帽子兼用マフラーを提供する。
【解決手段】帽子兼用マフラー10を、両端部を閉塞した筒状体11によって形成した。筒状体11の長手方向に沿った長さは、通常、40〜100cmに設定する。筒状体11における閉塞端部11a,11bは、略半球状に形成すると好ましい。筒状体11の両端部には、結び紐12a,12bを取り付けており、帽子兼用マフラー10をマフラーとして使用する際に結び紐12aと結び紐12bとを互いに結ぶことにより、筒状体11の両端部を留めることができるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、マフラーとしてだけでなく、帽子として使用することも可能な帽子兼用マフラーに関する。
頭部だけでなく、首部も覆うことができるようにした衣類は、これまでに種々のものが提案されている。例えば、特許文献1には、毛糸などの伸縮自在な繊維を使用して筒状のものをつくり、片側を絞れるように紐を通したマフラー(外観上は首あて)が記載されている。また、特許文献2には、環状の首覆い部を帽子の開口部周縁に取り付けたことを特徴とする帽子が記載されている。さらに、特許文献3には、本体部分と折り返し部分との繋がり部分が細くなった帽子が記載されている。
これらの衣類は、防寒対策に好適なものとなっていたが、以下のような欠点を有していた。すなわち、これらの衣類は、予め環状に形成されたループに首部を通す形態のものとなっていた。このため、これらの衣類は、首部についてはいわゆる「首あて」の域を出ず、これらの衣類を着用したからといって必ずしもマフラーを着用しているようには見えなかった。また、巻き方を変えるなどといったマフラーとしてのお洒落を楽しむこともできなかった。
実開平06−010316号公報 実登第3101648号公報 実登第3131574号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、帽子として着用することができるだけでなく、首に巻いて着用することもでき、マフラーとしてのお洒落を楽しむことも可能な帽子兼用マフラーを提供するものである。
上記課題は、両端部を閉塞した筒状体からなる帽子兼用マフラーを提供することによって解決される。これにより、時と場合に応じて、帽子とマフラーとで使い分けることのできる帽子兼用マフラーを得ることが可能になる。すなわち、本発明の帽子兼用マフラーは、図1(b)に示すように、前記筒状体を着用者の首(図示省略)に対して巻回させるとマフラーになり、図1(c)に示すように、前記筒状体の一端部を他端部に向かって押し込んで前記筒状体の内側に折り込むと帽子になるものとなっている。以下においては、両端部を閉塞した筒状体からなる帽子兼用マフラーを「両端閉塞型の帽子兼用マフラー」と呼ぶことがある。
また、上記課題は、一端部を閉塞して他端部を開放した筒状体からなる帽子兼用マフラーを提供することによっても解決される。この帽子兼用マフラーは、図8(b)に示すように、前記筒状体を着用者の首(図示省略)に対して巻回させるとマフラーになり、図8(c)に示すように、前記筒状体における開放端部(前記筒状体における開放された側の端部)を前記筒状体の外側に折り返す、又は図8(d)に示すように、前記筒状体における開放端部を前記筒状体の内側に折り返すことにより、帽子として使用することができるものとなっている。以下においては、一端部を閉塞して他端部を開放した筒状体からなる帽子兼用マフラーを「一端開放型の帽子兼用マフラー」と呼ぶことがある。
ところで、本願の特許請求の範囲及び明細書において、前記筒状体における「一端部」及び「他端部」という語は、あくまで前記筒状体における相対的な位置関係を表現するために用いたものであり、前記筒状体における絶対的な位置を定義するものではない。このため、ある箇所(例えば、本願の請求項2)で用いた「一端部」という語と、その他の箇所(例えば、本願の請求項4)で用いた「一端部」という語は、必ずしも前記筒状体における同じ側の端部を意味しない。
両端閉塞型又は一端開放型の帽子兼用マフラーにおいて、前記筒状体における閉塞端部(前記筒状体における閉塞された端部)を略半球状に形成することも好ましい。このように、前記筒状体における閉塞端部を略半球状に形成しておくことによって、本発明の帽子兼用マフラーを帽子として使用する際に、該閉塞端部を着用者の頭頂部にフィットさせることが可能になる。両端閉塞型の帽子兼用マフラーの場合には、一端部のみを略半球状に形成してもよいが、両端部を略半球状に形成しておくと好ましい。これにより、前記筒状体における一端部を他端部に向かって押し込んで前記筒状体の内側に折り込んだ際に、一端部と他端部とを綺麗に重ならせることが可能になる。
両端閉塞型又は一端開放型の帽子兼用マフラーにおいて、前記筒状体における一端部に釦を取り付け、前記筒状体における他端部に前記釦を留めるための釦留めを取り付けることも好ましい。これにより、本発明の帽子兼用マフラーをマフラーとして使用する際に、前記筒状体の両端部を留めることが可能になる。釦は、円盤形など、二次元的な形状を有するものであってもよいし、球形や半球形など、三次元的な形状を有するものであってもよい。天釦や飾り釦など、装飾効果の高いものを用いることも好ましい。一方、釦留めとしては、釦穴や釦ループなどが例示される。
このとき、前記釦又は前記釦留めのうち少なくとも一方を前記筒状体の長手方向における複数箇所に設けておくと好ましい。これにより、本発明の帽子兼用マフラーをマフラーとして使用する際に、前記筒状体における首に巻く部分の長さを調節することが可能になる。
一端開放型の帽子兼用マフラーにおいて、前記筒状体における開放端部の周縁に沿って絞り紐を取り付けることも好ましい。このように、前記筒状体における開放端部に絞り紐を取り付けておくことによって、該開放端部を閉塞可能にするだけでなく、本発明の帽子兼用マフラーをマフラーとして使用する際に、該絞り紐の余剰部分に形成されたループを前記釦に掛け留めるための釦ループとして利用することも可能になる。
両端閉塞型又は一端開放型の帽子兼用マフラーにおいて、前記筒状体の長手方向に沿った長さ(前記筒状体が伸縮する素材で形成されている場合にはその自然長)は、着用者の首回りの寸法や、前記筒状体の伸縮性や、マフラーとしての使用態様(マフラーの両端部を結ぶかどうか)などによっても異なり、とくに限定されないが、通常、40〜100cmに設定される。
以上のように、本発明によって、帽子として着用することができるだけでなく、首に巻いて着用することもでき、マフラーとしてのお洒落を楽しむことも可能な帽子兼用マフラーを提供することが可能になる。
本発明の帽子兼用マフラーについて、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては、好適な7つの実施態様について説明するが、本発明の帽子兼用マフラーの実施態様は、これに限定されるものではない。
1.第一実施態様
まず、第一実施態様の帽子兼用マフラー10について説明する。図1は、本発明の第一実施態様の帽子兼用マフラー10を示した図である。このうち、図1(a)は、第一実施態様の帽子兼用マフラー10を真っ直ぐ伸ばした状態を示した図である。また、図1(b)は、第一実施態様の帽子兼用マフラー10をマフラーとして使用する際の形態を示した図である。さらに、図1(c)は、第一実施態様の帽子兼用マフラー10を帽子にした状態を示した図である。図2は、本発明の第一実施態様の帽子兼用マフラー10を図1におけるX−X面で切断した状態を示した図である。
第一実施態様の帽子兼用マフラー10は、両端部を閉塞した筒状体11からなる、両端閉塞型のものとなっている。筒状体11における一端部11a(閉塞端部)と他端部11b(閉塞端部)はいずれも略半球状に形成されている。このため、筒状体11の一端部11aを他端部11bに向かって押し込んで筒状体11の内側に折り込むことにより、一端部11aと他端部11bとを帽子の頭頂部となる部分で綺麗に重ねることができるようになっている。
また、第一実施態様の帽子兼用マフラー10において、筒状体11の両端部11a,11bには、結び紐12a,12bがそれぞれ取り付けられている。この結び紐12a,12bは、装飾用のリボンとして使用することができるだけでなく、帽子兼用マフラー10をマフラーとして使用する際には、結び紐12aと結び紐12bとを互いに結ぶことにより、筒状体11の両端部11a,11bを留めることもできるようになっている。
筒状体11の長手方向に沿った長さは、とくに限定されないが、通常、40〜100cmに設定される。筒状体11の長手方向に沿った長さは、帽子兼用マフラー10の着用者の着用者の首回りの寸法や、筒状体11の伸縮性や、マフラーとして着用する際に筒状体11の両端部11a,11bを結ぶかどうかなどに応じて適宜決定される。帽子兼用マフラー10が成人用のものである場合には、筒状体11の長手方向に沿った長さは、50cmであると好ましく、55cmであるとより好ましく、60cm以上であるとさらに好ましい。
一方、筒状体11の長手方向に沿った長さを長くしすぎると、帽子兼用マフラー10を帽子として使用しにくくなるおそれがある。すなわち、帽子兼用マフラー10が重くなってしまうし、筒状体11の一端部11aを他端部11bに向かって押し込んで筒状体11の内側に折り込んだとしても、筒状体11を帽子として使用するのに好適な長さにまで短くできなくなるおそれがある。この場合、帽子の下縁部を上方に巻き上げることによって、帽子の上下長さを短くすることができるが、帽子が軽くなるわけではないし、帽子の下縁部が不自然に厚くなってしまう。このため、筒状体11の長手方向に沿った長さは、90cm以下とすると好ましく、80cm以下とするとより好ましい。
筒状体11の周の長さ(筒状体11が伸縮する素材で形成されている場合にはその自然長)は、帽子兼用マフラー10の着用者の頭回りの寸法や、筒状体11の伸縮性や、マフラーとしての使用態様(マフラーの両端部を結ぶかどうか)などに応じて適宜決定される。帽子兼用マフラー10を成人用のものとし、帽子として着用する際に下縁を巻き上げない形態のものとする場合には、筒状体11の周の長さは、通常、40〜60cmとされる。
帽子兼用マフラー10の筒状体11を形成する素材は、帽子やマフラーとして一般的に用いられている各種の素材を使用することができ、帽子兼用マフラー10の価格帯などに応じて適宜決定される。筒状体11の素材としては、羊毛、木綿、絹、麻などの天然繊維や、ポリアミド、ポリエステル、アクリル、ポリウレタン、エチレン、ポリプロピレンなどからなる合成繊維や、天然繊維と合成繊維を混紡した混紡繊維などが例示される。筒状体11の生地としては、編地、織地、不織布などが例示される。
2.第二実施態様
続いて、第二実施態様の帽子兼用マフラー10について説明する。図3は、本発明の第二実施態様の帽子兼用マフラー10を示した図である。このうち、図3(a)は、第二実施態様の帽子兼用マフラー10を真っ直ぐ伸ばした状態を示した図である。また、図3(b)は、第二実施態様の帽子兼用マフラー10をマフラーとして使用する際の形態を示した図である。さらに、図3(c)は、第二実施態様の帽子兼用マフラー10を帽子にした状態を示した図である。
第二実施態様の帽子兼用マフラー10も、第一実施態様の帽子兼用マフラー10と同様、両端閉塞型のものとなっている。筒状体11における一端部11a(閉塞端部)と他端部11b(閉塞端部)がいずれも略半球状に形成されていることや、筒状体11の長手方向に沿った長さや、筒状体11の周の長さや、筒状体11を形成する素材については、第一実施態様の帽子兼用マフラー10と同様であるために、説明を割愛する。
第二実施態様の帽子兼用マフラー10は、筒状体11の一端部11aに釦13aが取り付けられ、筒状体11の他端部11bに釦13aを掛け留めるための釦留め13bが取り付けられている。第二実施態様の帽子兼用マフラー10において、釦13aは、装飾用の天釦を兼ねたものとなっており、釦留め13bは、釦ループとなっている。第二実施態様の帽子兼用マフラー10は、マフラーとして着用する際に、天釦13aを釦ループ13bに通すだけで筒状体11の両端部11a,11bを留めることができるものとなっている。
3.第三実施態様
続いて、第三実施態様の帽子兼用マフラー10について説明する。図4は、本発明の第三実施態様の帽子兼用マフラー10を示した図である。このうち、図4(a)は、第三実施態様の帽子兼用マフラー10を真っ直ぐ伸ばした状態を示した図である。また、図4(b)は、第三実施態様の帽子兼用マフラー10をマフラーとして使用する際の形態を示した図である。さらに、図4(c)は、第三実施態様の帽子兼用マフラー10を帽子にした状態を示した図である。
第三実施態様の帽子兼用マフラー10も、第一実施態様や第二実施態様の帽子兼用マフラー10と同様、両端閉塞型のものとなっている。筒状体11における一端部11a(閉塞端部)と他端部11b(閉塞端部)がいずれも略半球状に形成されていることや、筒状体11の長手方向に沿った長さや、筒状体11の周の長さや、筒状体11を形成する素材については、第一実施態様又は第二実施態様の帽子兼用マフラー10と同様であるために、説明を割愛する。
第三実施態様の帽子兼用マフラー10においては、筒状体11の一端部11aに釦14aが取り付けられ、筒状体11の他端部11bに釦14aを掛け留めるための釦留め14bが取り付けられている。釦14aは、飾り釦となっており、釦留め14bは、釦ループとなっている。第三実施態様の帽子兼用マフラー10は、マフラーとして着用する際に、飾り釦14aを釦ループ14bに通すことにより、筒状体11の両端部11a,11bを留めることができるものとなっている。
4.第四実施態様
続いて、第四実施態様の帽子兼用マフラー10について説明する。図5は、本発明の第四実施態様の帽子兼用マフラー10を示した図である。このうち、図5(a)は、第四実施態様の帽子兼用マフラー10を真っ直ぐ伸ばした状態を示した図である。また、図5(b)は、第四実施態様の帽子兼用マフラー10をマフラーとして使用する際の形態を示した図である。さらに、図5(c)は、第四実施態様の帽子兼用マフラー10を帽子にした状態を示した図である。
第四実施態様の帽子兼用マフラー10も両端閉塞型のものとなっている。筒状体11における一端部11a(閉塞端部)と他端部11b(閉塞端部)がいずれも略半球状に形成されていることや、筒状体11の長手方向に沿った長さや、筒状体11の周の長さや、筒状体11を形成する素材については、第一実施態様から第三実施態様までの帽子兼用マフラー10と同様であるために、説明を割愛する。
第四実施態様の帽子兼用マフラー10は、着脱可能な留め具15が筒状体11の一端部11aに取り付けられたものとなっている。留め具15は、帽子兼用マフラー10をマフラーとして着用する際に、筒状体11の両端部11a,11bを重ねて留めるためのものとなっている。留め具15は、筒状体11の両端部11a,11bを互いに留めることができるものであればとくに限定されない。留め具15としては、ピンやクリップなどが例示される。第四実施態様の帽子兼用マフラー10においては、ピン付きのコサージュを留め具15として用いている。
5.第五実施態様
続いて、第五実施態様の帽子兼用マフラー10について説明する。図6は、本発明の第五実施態様の帽子兼用マフラー10を示した図である。このうち、図6(a)は、第五実施態様の帽子兼用マフラー10を真っ直ぐ伸ばした状態を示した図である。また、図6(b)は、第五実施態様の帽子兼用マフラー10をマフラーとして使用する際の形態を示した図である。さらに、図6(c)は、第五実施態様の帽子兼用マフラー10を帽子にした状態を示した図である。
第五実施態様の帽子兼用マフラー10も両端閉塞型のものとなっている。筒状体11における一端部11a(閉塞端部)と他端部11b(閉塞端部)がいずれも略半球状に形成されていることや、筒状体11の長手方向に沿った長さや、筒状体11の周の長さや、筒状体11を形成する素材については、第一実施態様から第四実施態様の帽子兼用マフラー10と同様であるために、説明を割愛する。
第五実施態様の帽子兼用マフラー10は、筒状体11の一端部11aに釦16a(飾り釦)が取り付けられ、筒状体11の他端部11bに釦16aを留めるための釦穴16bが設けられている。第五実施態様の帽子兼用マフラー10において、釦16aは、筒状体11の長手方向における複数箇所に取り付けている。このため、第五実施態様の帽子兼用マフラー10は、マフラーとして着用する際に、筒状体11における首に巻く部分の長さを調節することができるようになっている。釦穴16bを筒状体11の長手方向における複数箇所に設けても同様の効果が得られる。釦16aや釦穴16bの数や間隔は、とくに限定されないが、通常、2〜10個の釦16a又は釦穴16bが2〜10cm間隔で設けられる。
6.第六実施態様
続いて、第六実施態様の帽子兼用マフラー10について説明する。図7は、本発明の第六実施態様の帽子兼用マフラー10を示した図である。このうち、図7(a)は、第六実施態様の帽子兼用マフラー10を真っ直ぐ伸ばした状態を示した図である。また、図7(b)は、第六実施態様の帽子兼用マフラー10をマフラーとして使用する際の形態を示した図である。さらに、図7(c)は、第六実施態様の帽子兼用マフラー10を帽子にした状態を示した図である。
第六実施態様の帽子兼用マフラー10も両端閉塞型のものとなっている。第六実施態様の帽子兼用マフラー10は、筒状体11における一端部11a(閉塞端部)と他端部11b(閉塞端部)がいずれも略半球状に形成されていることなどについては、第一実施態様から第五実施態様までの帽子兼用マフラー10と同様であるために、説明を割愛する。
第六実施態様の帽子兼用マフラー10は、その一端部11aに装飾用の天釦17が取り付けられただけのものとなっており、マフラーとして着用する際に筒状体11の両端部を結んで留めるものとなっている。このため、第二実施態様の帽子兼用マフラー10は、第一実施態様から第五実施態様までの帽子兼用マフラー10と比較して、結び目を形成する分(約20〜30cm程度)だけ、筒状体11の長手方向に沿った長さを長く確保している。
第六実施態様の帽子兼用マフラー10のように、マフラーとして使用する際に両端部11a,11bを結ぶタイプの帽子兼用マフラー10は、帽子として使用する際の余剰部分も長くなるので、その下縁を上方に巻き上げて着用すると好ましい。このため、第六実施態様の帽子兼用マフラー10においては、第一実施態様から第五実施態様までの帽子兼用マフラー10と比較して、筒状体11の周を数cm程度長く確保しておくと好ましい。
7.第七実施態様
最後に、第七実施態様の帽子兼用マフラー10について説明する。図8は、本発明の第七実施態様の帽子兼用マフラー10を示した図である。このうち、図8(a)は、第七実施態様の帽子兼用マフラー10を真っ直ぐ伸ばした状態を示した図である。図8(b)は、第七実施態様の帽子兼用マフラー10の開放端部を絞った状態を示した図である。図8(c)は、第七実施態様の帽子兼用マフラー10をマフラーとして使用する際の形態を示した図である。図8(d)は、第七実施態様の帽子兼用マフラー10を帽子にした状態(内側折り返し)を示した図である。図8(e)は、第七実施態様の帽子兼用マフラー10を別の方法により帽子にした状態(外側折り返し)を示した図である。
第七実施態様の帽子兼用マフラー10は、一端部11aを閉塞して他端部11bを開放した筒状体からなる、一端開放型のものとなっている。筒状体11における一端部11a(閉塞端部)は、第一実施態様から第六実施態様までの帽子兼用マフラー10と同様、略半球状に形成されている。これに対し、筒状体11における他端部11b(開放端部)は、筒状体11の長手方向に対して垂直となっている。この第七実施態様の帽子兼用マフラーは、図8(d)に示すように、筒状体11の開放端部を筒状体11の外側に折り返す、又は図8(e)に示すように、筒状体11の開放端部を筒状体11の内側に折り返すことにより、帽子として使用することができるようになっている。このため、第七実施態様の帽子兼用マフラー10も、第一実施態様から第六実施態様までの帽子兼用マフラー10と同様、略半球状の頭頂部を有する帽子として使用することができるものとなっている。筒状体11の長手方向に沿った長さや、筒状体11の周の長さや、筒状体11を形成する素材については、第一実施態様から第六実施態様の帽子兼用マフラー10と同様であるために、説明を割愛する。
第七実施態様の帽子兼用マフラー10においては、筒状体11の閉塞端部(一端部11a)に天釦18a(釦)が取り付けられ、筒状体11の開放端部(他端部11b)の周縁に沿って絞り紐18bが取り付けられている。このため、第七実施態様の帽子兼用マフラー10は、マフラーとして使用する際に、絞り紐18bを絞ることによって筒状体11の開放端部11bを閉塞するとともに、絞り紐18bの余剰部分で形成されたループを天釦18aに留めることができるようになっている。
絞り紐18bは、麻紐など、伸縮しにくい紐を用いてもよいが、ゴム紐など、伸縮性に優れた紐を用いることも好ましい。これにより、絞り紐18bの余剰部分を使って筒状体11の両端部を留める作業を容易に行うだけでなく、その余った部分よりも大きな釦に掛け留めることも可能になる。
本発明の第一実施態様の帽子兼用マフラーを示した図である。 図2は、本発明の第一実施態様の帽子兼用マフラーを図1におけるX−X面で切断した状態を示した図である。 本発明の第二実施態様の帽子兼用マフラーを示した図である。 本発明の第三実施態様の帽子兼用マフラーを示した図である。 本発明の第四実施態様の帽子兼用マフラーを示した図である。 本発明の第五実施態様の帽子兼用マフラーを示した図である。 本発明の第六実施態様の帽子兼用マフラーを示した図である。 本発明の第七実施態様の帽子兼用マフラーを示した図である。
符号の説明
10 帽子兼用マフラー
11 筒状体
11a 閉塞端部
11b 閉塞端部
12a 結び紐
12b 結び紐
13a 天釦(釦)
13b 釦ループ(釦留め)
14a 飾り釦(釦)
14b 釦ループ(釦留め)
15 コサージュ(留め具)
16a 飾り釦(釦)
16b 釦穴
17 天釦(釦)
18a 天釦(釦)
18b 絞り紐

Claims (7)

  1. 両端部を閉塞した筒状体からなる帽子兼用マフラー。
  2. 一端部を閉塞して他端部を開放した筒状体からなる帽子兼用マフラー。
  3. 前記筒状体における閉塞端部を略半球状に形成した請求項1又は2記載の帽子兼用マフラー。
  4. 前記筒状体における一端部に釦を取り付け、前記筒状体における他端部に前記釦を留めるための釦留めを取り付けた請求項1〜3いずれか記載の帽子兼用マフラー。
  5. 前記釦又は前記釦留めのうち少なくとも一方を前記筒状体の長手方向における複数箇所に設けた請求項4記載の帽子兼用マフラー。
  6. 前記筒状体における開放端部の周縁に沿って絞り紐を取り付けた請求項2〜5いずれか記載の帽子兼用マフラー。
  7. 前記筒状体の長手方向に沿った長さが40〜100cmである請求項1〜6いずれか記載の帽子兼用マフラー。
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