JP3107519U - 結び帯 - Google Patents
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Abstract
【課題】 羽根の形状を様々に変えられると共に、リングを含めた羽根帯の取り外しが自由で、美しい形状を保ったまま安定して使用することのできる結び帯を提供することである。
【解決手段】 胴廻り帯と羽根帯が別体に構成された結び帯において、羽根帯を胴廻り帯に取り付けるための取り付け部材14に、閉環状の保持リング13を設ける。好みの形状に折り畳んだ羽根帯を保持リング13に挿通した後、羽根を広げることによって羽根帯を保持リング13に固定し、該取り付け部材14を着用者の胴部に巻き付けた胴廻り帯11に差し込んで紐18を体の前で結ぶことによって固定する。
【選択図】 図3
【解決手段】 胴廻り帯と羽根帯が別体に構成された結び帯において、羽根帯を胴廻り帯に取り付けるための取り付け部材14に、閉環状の保持リング13を設ける。好みの形状に折り畳んだ羽根帯を保持リング13に挿通した後、羽根を広げることによって羽根帯を保持リング13に固定し、該取り付け部材14を着用者の胴部に巻き付けた胴廻り帯11に差し込んで紐18を体の前で結ぶことによって固定する。
【選択図】 図3
Description
本考案は、着用者の胴体に巻き付ける部分と結び目を形成する部分とを別体に形成したことにより、美しい帯結びを容易に行うことのできる和服用の帯に関する。
従来より、浴衣や街着などの和服用の帯として、着付けに不慣れな者であっても簡単に帯結びを行うことができるように、帯を胴巻き部と結び部の2部から成る構成としたものが考案されている。このような帯は一般に「結び帯」と呼ばれており、前記胴巻き部は着用者の胴部に巻き付けられる胴廻り帯から成り、結び部は予め結び目が形成された羽根帯と、該羽根帯を装着して胴廻り帯に差し込むための取り付け部材とを備えている。前記胴廻り帯及び取り付け部材にはそれぞれ一対の結び紐が設けられており、該結び紐によって着用者の胴部に確実に固定することができるようになっている。
上記取り付け部材には予め所定の形状の結び目を形成した羽根帯が取り付けられているため、着用者の胴部に巻き付けた胴廻り帯に上記羽根帯を備えた取り付け部材を差し込むことによって美しい帯結びを容易に行うことができる。
しかし、一般的に、このような結び帯においては、羽根帯の結び目をほどいたり、羽根帯を取り付け部材から取り外したりすることができないため、使用者が自由に結び方を変えることができなかった。また、持ち運びや収納の際にかさばるという問題もあった。
上記取り付け部材には予め所定の形状の結び目を形成した羽根帯が取り付けられているため、着用者の胴部に巻き付けた胴廻り帯に上記羽根帯を備えた取り付け部材を差し込むことによって美しい帯結びを容易に行うことができる。
しかし、一般的に、このような結び帯においては、羽根帯の結び目をほどいたり、羽根帯を取り付け部材から取り外したりすることができないため、使用者が自由に結び方を変えることができなかった。また、持ち運びや収納の際にかさばるという問題もあった。
そこで、このような問題を解決するために、羽根帯を取り付け部材から取り外し、自由に形状を変えることができるようにしたものが考案されている。このような結び帯においては、図7に示すように、胴廻り帯71に弾性体から成る開環状のリング72が設けられており、該リング72に任意の形状に折りたたんだ羽根帯73の中央部を差し入れることによってリング72の弾性力を利用して羽根帯73を把持させる構成となっている。該開環状の弾性体リング72は帯と同素材の布で被覆され、一端を胴廻り帯71の表布と裏布の間に挟み込んで縫い止めることで胴廻り帯71に固定されている。このような結び帯においてはリングから容易に羽根帯を取り外すことができ、使用者の気分や好みに応じて羽根の形状を自由に変えることができると共に、取り外した羽根帯を折り畳んでコンパクトに収納・持ち運びをすることができる。
しかし、上記のような開環状の弾性体リングで羽根帯を把持する構成の結び帯では、胴廻り帯とリングの結合部が不安定なため、外部から羽根に力が加わった際に羽根帯がぐらついたり型くずれする恐れがあった。更に、上記弾性体リングは上述のように胴廻り帯に縫い止めてあり、休息の時などに羽根帯を胴廻り帯から取り外すことはできるが、その際にリングが胴廻り帯に残ってしまうという不便さがあった。
すなわち本考案が解決しようとする課題は、リングを含めた羽根帯の取り外しが自由で、美しい形状を保ったまま安定して装着することができる結び帯を提供することである。
すなわち本考案が解決しようとする課題は、リングを含めた羽根帯の取り外しが自由で、美しい形状を保ったまま安定して装着することができる結び帯を提供することである。
上記課題を解決するために成された本考案に係る結び帯は、和服用の結び帯であって、a)着用者の胴部に巻き付けられる胴廻り帯と、b)羽根を形成するための羽根帯と、c)前記羽根帯を挿通させて保持するための閉環状の保持リングと、d)前記胴廻り帯に差し込まれる差し込み部、及び前記保持リングを装着するためのリング装着部を備えた取り付け部材と、e)前記取り付け部材に取り付けられる所定の長さの紐とを備えることを特徴とする。
なお、上記保持リングは上記胴廻り帯及び羽根帯と同一の素材で形成することが望ましい。
以上のように羽根帯を保持するための保持リングを閉環状構造としたため、着用中に羽根帯がぐらつくことがなく、美しい形状を保つことができる。
また、上記保持リングを胴廻り帯及び羽根帯と同一の素材で形成することにより、リングを隠すためのカバー布を設ける必要がなくなり、部品の点数を抑えることができる。
また、上記保持リングを胴廻り帯及び羽根帯と同一の素材で形成することにより、リングを隠すためのカバー布を設ける必要がなくなり、部品の点数を抑えることができる。
以下、実施例に基づいて本考案を実施するための最良の形態について説明する。
[実施例]
本実施例の結び帯は、図1及び図2に示すように、胴廻り帯11、羽根帯12、保持リング13、及び取り付け部材14を備えている。胴廻り帯11は幅17cm、長さ148cmの布から成り、その両端には幅2.5cm、長さ51cmの布から成る紐15が縫いつけられている。羽根帯12は幅17cm、長さ179cmの布であり、保持リング13は幅7cm、長さ26.5cmの布から成る。取り付け部材14は金属線から成り、幅7cm、長さ12cmの略U字型の差し込み部16と保持リング13を装着するためのリング装着部17とが一体に形成された構造となっている。上記保持リング13は、図3に示すように、上記リング装着部17に通され、環状に形成された上でその両端が縫合されることにより取り付け部材14に固定される。更に取り付け部材14には幅3cm、長さ113cmの紐18が取り付けられる。
[実施例]
本実施例の結び帯は、図1及び図2に示すように、胴廻り帯11、羽根帯12、保持リング13、及び取り付け部材14を備えている。胴廻り帯11は幅17cm、長さ148cmの布から成り、その両端には幅2.5cm、長さ51cmの布から成る紐15が縫いつけられている。羽根帯12は幅17cm、長さ179cmの布であり、保持リング13は幅7cm、長さ26.5cmの布から成る。取り付け部材14は金属線から成り、幅7cm、長さ12cmの略U字型の差し込み部16と保持リング13を装着するためのリング装着部17とが一体に形成された構造となっている。上記保持リング13は、図3に示すように、上記リング装着部17に通され、環状に形成された上でその両端が縫合されることにより取り付け部材14に固定される。更に取り付け部材14には幅3cm、長さ113cmの紐18が取り付けられる。
本実施例の結び帯を使用する際には、まず、羽根帯12を図4に示すように畳んでふた山折りに折り、取り付け部材14に装着された保持リング13の輪の中に通し、保持リング13から抜けないように羽根を広げることによって図5のように成形する。続いて胴廻り帯11を和服を身につけた着用者の胴部に巻き付け、紐15を体の前で結ぶことにより固定する。その後、取り付け部材14の差し込み部16を胴廻り帯11に差し込むことによって胴廻り帯11に羽根帯12を装着し、紐18を体の前で結ぶことによって帯結びが完了する。
本実施例の結び帯は、使用しないときには羽根帯12を保持リング13から取り外して折り畳むことができるため、収納や持ち運びの際にかさばることがない。また、羽根帯12を組み上げる際に、図6に示すように羽根帯12のたたみ方を変えることにより羽根の形状や裏地/表地の見え方などを様々に変化させることができ、気分に応じて多様なパターンを楽しむことができる。更に閉環状の保持リング13に羽根帯12を通し、羽根帯12を広げることによって保持リング13から羽根が抜け落ちるのを防ぐことができる構成となっており、外部から力が加わってもリングの環径が広がることがないため、羽根帯12がぐらつくことがなく安定に使用することができる。また、保持リング13は胴廻り帯11や羽根帯12と同素材の布から成るものであり、別途カバー布を設けて保持リング13を隠す必要がないため部品の点数を抑えることができる。
以上実施例を用いて本考案を実施するための最良の形態について説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものでなく、本考案の範囲内で種々の変更が許容されるものである。例えば、上記実施例では取り付け部材を金属線によって形成したが、他の素材、例えばプラスチック等によって形成してもよい。また、胴廻り帯の両端に紐の代わりに面ファスナーやホック等の係止手段を設け、該係止手段によって胴廻り帯を固定するようにしてもよい。更に、各部品の寸法等も上記実施例に記載したものに限らず、適宜変更が可能である。
11,71…胴廻り帯
12,73…羽根帯
13…保持リング
14…取り付け部材
15,18…紐
16…差し込み部
17…リング装着部
72…弾性体リング
12,73…羽根帯
13…保持リング
14…取り付け部材
15,18…紐
16…差し込み部
17…リング装着部
72…弾性体リング
Claims (3)
- 和服用の結び帯であって、
a)着用者の胴部に巻き付けられる胴廻り帯と、
b)羽根を形成するための羽根帯と、
c)前記羽根帯を挿通させて保持するための閉環状の保持リングと、
d)前記胴廻り帯に差し込まれる差し込み部、及び前記保持リングを装着するためのリング装着部を備えた取り付け部材と、
e)前記取り付け部材に取り付けられる所定の長さの紐と、
を備えることを特徴とする結び帯。 - 上記胴廻り帯が両端に所定の長さの紐を備えていることを特徴とする請求項1に記載の結び帯。
- 上記閉環状の保持リングが上記胴廻り帯及び羽根帯と同一の素材から成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の結び帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005251U JP3107519U (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 結び帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005251U JP3107519U (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 結び帯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3107519U true JP3107519U (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=43270225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004005251U Expired - Fee Related JP3107519U (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 結び帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3107519U (ja) |
-
2004
- 2004-09-01 JP JP2004005251U patent/JP3107519U/ja not_active Expired - Fee Related
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