JP3216697U - 和服用帯 - Google Patents

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Abstract

【課題】誰でも容易に装着可能でまた所望の帯柄に容易に変更可能で、簡単な構造で取扱い性に優れ、安価で経済性に優れ且つ実用的な和服用帯を提供する。【解決手段】両端部に帯締め紐が設けられ任意の帯幅に折り曲げ可能な横方向を長手方向とする矩形状の胴部110と、両端部の帯締め紐同士を結ぶことにより環状に形成される胴部110に対して着脱自在に取り付けられるお太鼓部120と、お太鼓部120に着脱自在に取り付けられる矩形状の手先部130とから成る和服用帯100であって、胴部110、お太鼓部120及び手先部130の少なくとも表面部には、任意の布150を着脱自在に装着可能としたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、和服用帯、特に容易に装着が可能で所望の帯柄に変更可能とした和服用帯に関する。
従来、和服の帯着付けは複雑であり、慣れない者にとっては一人での着付けは難しく専門家の補助を必要とするケースが多々あった。加えて、着崩れの直しも容易でないものであった。このため、その複雑さを解消するために種々の工夫がなされてきた。
他方、和服をよく着用する者にとっては、種々の着こなしを楽しみたいとの思いはあるものの、そのためには、和服や和服用帯を自ら多数保有するか、或いは例えばレンタルによるサービスを受ける必要があった。
下記特許文献1には、身体に巻く部位をベルト式帯とし、帯結び部位を帯結びコンポーネントとして完全に分離し、且つ身体に装着する前にベルト式帯と帯結びコンポーネントを組み上げた状態で、帯着付けを始めることができるようにしたベルト式和装帯システムが開示されている。このベルト式和装帯システムを利用することにより、帯着付けの熟練や補助を必要とせずに極めて容易に帯を着付けられるようにしたものである。
下記特許文献2には、和服に装着する一重または多重帯において、身体に巻き付ける胴部と、この胴部に掛けるお太鼓部とを接合して一体化すると共に、お太鼓部を固定する枕に舌片を付設し、一重帯にあってはその舌片をお太鼓部の内面に接合、或いは一重帯または多重帯にあってはその舌片が挿入される穴部をお太鼓部の内面に位置する胴部に設けた特徴とする和服用帯が開示されている。この和服用帯によれば、胴部とお太鼓部とが一体化し、枕がそれに付設された舌片を介してお太鼓部に接合されるので、短時間で容易に装着でき、美麗に着こなせることができるものである。
下記特許文献3には、表裏とも略中心で異模様に2分された太鼓面部とその両端に形成された異模様のタレ部とから成る太鼓部用帯と、表裏異模様の胴巻部用帯とで一つの帯を構成するセパレート帯が開示されている。このものにあっては、袋帯結びのみならず、本格的な結び方である本結び(抜かずの結び方)をも容易に行なうことができ、しかも、一つの垂れ部に対し4通りの太鼓面、さらに夫々について表裏異模様の胴巻部用帯を組み合わせることにより8通り、従って左右表裏相異なる四つの垂れ部に対し、合計32通りの模様違いまたは結び方違いのバリエーションの提供を可能としているものである。
下記特許文献4には、通常、和服用の帯は二巻きして着用するところ、一巻き目の帯布は二巻き目の帯布に隠れ見えなくなることに着目し、両面で4通り(片面で2通り)の帯柄を表現できるように、四つの異なる帯布を使用して仕立て、またお太鼓を形成する垂れ部分は、お太鼓を形成したときに表に現れる太鼓面と垂れ先の模様の方向を揃えるように、且つ、両面で4通り(片面で2通り)の帯柄を表現できるように、四つの異なる帯布を使用して仕立てた付け帯が開示されている。これにより、4通りの帯柄を楽しむことができると共に、表に出る部位の帯柄を統一させることによって和服や小物とのコーディネイトを容易にし、着用も容易にすることを実現している。
特開2008−69501号公報 特開2009−127145号公報 特許第2832167号公報 特許第5224563号公報
特許文献1に開示されたベルト式和装帯システムは、着物の着付けの中でも最も熟練を要する帯着付けの簡素化を図ったものではあるが、帯着付けが極めて簡単なカジュアルな帯姿の実現に着目したものである。従って、古くから踏襲されている帯姿とは異なるものである。
また、このベルト式和装帯システムにあっては、種々の帯柄を楽しむためには、従来同様に多数保有する必要がある。
特許文献2に開示されたものは、短時間で容易に和服用帯として装着できるのだが、胴部のうちお太鼓部に隠れる位置に相当する背中部位には、胴部を伸縮させるゴム等の弾性体を設けて胴部の安定装着を図っており、構造的にやや複雑になっているものである。
また、この和服用帯にあっても、種々の帯柄を楽しむためには、従来同様に多数保有する必要がある。
特許文献3に開示されたものは、垂れ部と太鼓面部との組み合わせ、さらに胴巻部との組み合わせにより、多様な模様及び結び方のバリエーションの提供を可能としたセパレート帯ではあるが、最大限32通りの模様違いまたは結び方の違いのバリエーションの提供のみである。しかも、所望の模様違いや結び方の装着に際しては、熟練を要するものである。
特許文献4に開示されたものは、最大限4通りの帯柄しか楽しむことができないつけ帯である。しかも、装着に際しては、熟練を要するものである。
本考案は、上記事情を考慮してなされたもので、誰でも容易に装着可能で、且つ所望の帯柄に容易に変更可能な和服用帯を提供することを目的とする。
また、本考案は、簡単な構造で取扱い性に優れる和服用帯を提供することを目的とする。
さらに、本考案は、安価で経済性に優れ且つ実用的な和服用帯を提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために以下の通りの構成とすることを特徴とする。
(1) 両端部に装着用紐が設けられ任意の帯幅に折り曲げ可能な横方向を長手方向とする矩形状の胴部と、上記両端部の装着用紐同士を結ぶことにより環状に形成される上記胴部に対して着脱自在に装着されるお太鼓部と、このお太鼓部に着脱自在に装着される矩形状の手先部とから成る和服用帯であって、上記胴部、上記お太鼓部及び上記手先部の少なくとも表面部には、任意の布または柔軟性を有する平面上の素材を着脱自在に装着可能としたことを特徴とする。
(2) 上記(1)の構成にあって、上記胴部、上記お太鼓部及び上記手先部は、天然芯地素材より成ることを特徴とする。
(3) 上記(1)または(2)の構成にあって、上記手先部は両端部が露呈するよう取付け部を介して上記お太鼓部に着脱自在に装着され、上記お太鼓部は装着部を介して上記胴部に着脱自在に装着されるよう構成したことを特徴とする。
上記構成によれば、誰でも容易且つ迅速に和服用帯を装着でき、しかも所望の帯柄に容易に変更することができるので、種々の和服用帯のバリエーションを提供できるものである。
また、上記構成によれば、簡単な構造で容易に実現でき、取扱い性に優れるので、実用的且つ経済的なものである。
さらに、上記構成によれば、天然芯地素材の特性により適度なハリ感を醸し出せるので見栄えは勿論、型崩れの虞もなく安心して和服用帯を装着できるものである。
さらに、上記構成によれば、装着しないときは夫々を折り畳むことが可能で、携帯性や収納性に優れるものである。
本考案によれば、誰でも容易に装着可能で、且つ所望の帯柄にも容易に変更が可能となり、便利で有用な和服用帯を提供できるものである。
また、本考案は、簡単な構造で取扱い性に優れ、実用的且つ経済的な効果を奏するものである。
本考案の一実施形態に係わる和服用帯の全体の概略構成を模式的に示す図である。 同実施形態に係わり、和服用帯を構成する胴部、お太鼓部及び手先部の概略構成を表面側から示す平面図である。 同実施形態に係わり、和服用帯を構成する胴部、お太鼓部及び手先部に布を装着した状態での概略構成を裏面側から示す平面図である。 同実施形態に係わり、和服用帯を装着する作業の流れを示す図である。 同実施形態に係わり、お太鼓部に手先部を取付けた状態を模式的に示す図である。 同実施形態に係わり、手先部が装着されたお太鼓部に帯枕及び帯揚げを取付ける様子を模式的に示す図である。 同実施形態に係わり、手先部が装着されたお太鼓部に帯枕及び帯揚げを取付けた状態を模式的に図である。
以下、本考案の一実施形態につき、図を参照して説明する。
本実施形態に係わる和服用帯100は、胴部110、お太鼓部120及び手先部130とから構成される。胴部110、お太鼓部120及び手先部130は、夫々は独立したパーツであり、着脱自在に組み合わせ装着させられることにより、和服用帯100と成るものである。
胴部110は、組み合わせられる前の分解状態では横方向を長手方向とする矩形状を呈し、任意の帯幅に折り曲げ可能である。胴部110の両端部110a,110bには、装着用紐112,114が夫々2本ずつ設けられている。
ここで、一方の装着用紐112は、胴部110を身体の胴に巻いたときに胴回りの大きさを調節できるよう例えばSサイズ、Mサイズ及びLサイズの範囲内でその長さを調節機構部(不図示)により調節可能となるよう構成してある。なお、調節機構部としては、Sサイズ、Mサイズ及びLサイズの相当する所定の部位に設けられたループに装着用紐112を通すことで調整可能としている。この他に調整機構部としては、例えば装着用紐112の一端部を胴部110の表面部110cに対して面ファスナーにて着脱自在に取り付け固定できる構成にすることで、装着用紐112の長さを調節可能としてもよいし、これらに限らず他の構成にしても良いことは勿論である。
また、胴部110の表面部110c側には、任意の色や柄・模様の布140が着脱自在に装着される。ここで、布140は、その表面側の表面積は、胴部110の表面部110cの表面積より大となるよう構成されている。そして、布140の胴部110への装着は、例えば面ファスナー(不図示)を介して行われる。即ち、布140の裏面側に設けられたフック状に起毛された側の面ファスナーを、胴部110の裏面部110dに設けられたループ状に密集して起毛された側の面ファスナーに着脱自在に圧着することにより装着されるものである。
なお、本実施形態では、少なくとも表面部110cに任意の布140を着脱自在となるよう構成してあるが、裏面部110dも含めた両面に対して任意の布140を着脱自在となるように構成してもよい。
また、布140の胴部110への装着は面ファスナーに限らず、安全ピンで留めるようにしてもよいし、布140を胴部110に縫い付けるようにしても良いことは勿論である。
さらに、布140は、所望する色や柄・模様の例えば手拭いや風呂敷であってもよいものである。
お太鼓部120は、組み合わせられる前の分解状態では横方向を長手方向とする矩形状を呈し、組み合わせ時には環状に形成された胴部110に着脱自在に取付け装着されるものである。即ち、お太鼓部120は、組み合わせ時に両端部110a,110bの装着用紐112,114を結ぶことにより環状に形成される胴部110に対し、二つ折りにされた折返し部位が上部側に、両端部120c,120dが下部側に位置して装着部、例えば帯揚げ150を介して着脱自在に装着されるものである。
さらに、お太鼓部120は、組み合わせ完成時には内側に手先部130が位置するよう、その一端部120c及び他端部120dが内側に折り返されるものである(図1、図5及び図6の二点鎖線部分を参照)。本実施形態では、折り返される一端部120cの長さは8cm程度であり、後述する帯枕190が位置する部位までの長さは30cm程度としているが、これに限ることはなく適宜変更は可能である。
また、お太鼓部120の表面部120a側には、任意の色や柄・模様の布160が着脱自在に装着される。ここで、布160は、その表面側の表面積は、お太鼓部120の表面部120aの表面積より大となるよう構成されている。そして、布160のお太鼓部120への装着は、例えば面ファスナー(不図示)を介して行われる。即ち、布160の裏面側に設けられたフック状に起毛された側の面ファスナーを、お太鼓部120の裏面部120bに設けられたループ状に密集して起毛された側の面ファスナーに着脱自在に圧着することにより装着されるものである。
なお、本実施形態では、少なくとも表面部120aに任意の布160を着脱自在となるよう構成してあるが、裏面部120bも含めた両面に対して任意の布160を着脱自在となるように構成してもよい。
また、布160のお太鼓部120への装着は面ファスナーに限らず、安全ピンで留めるようにしてもよいし、布160をお太鼓部120に縫い付けるようにしても良いことは勿論である。
さらに、布160は、所望する色や柄・模様の例えば手拭いや風呂敷であってもよいものである。
手先部130は、組み合わせられる前の分解状態では横方向を長手方向とする矩形状を呈しており、組み合わせ時には二つ折りにされたお太鼓部120の内側を挿通するよう取付け部、例えば取付け用安全ピン170を介して着脱自在に装着されるものである。ここで、取付け用安全ピン170は、お太鼓部120の一端部120c及び他端部120dに対して留められるものである。
また、手先部130の表面部130a側には、任意の色や柄・模様の布180が着脱自在に装着される。ここで、布180は、その表面側の表面積は、手先部130の表面部130aの表面積より大となるよう構成されている。そして、布180の手先部130への装着は、例えば面ファスナー(不図示)を介して行われる。即ち、布180の裏面側に設けられたフック状に起毛された側の面ファスナーを、手先部130の裏面部130bに設けられたループ状に密集して起毛された側の面ファスナーに着脱自在に圧着することにより装着されるものである。
なお、本実施形態では、少なくとも表面部130aに任意の布180を着脱自在となるよう構成してあるが、裏面部130aも含めた両面に対して任意の布180を着脱自在となるように構成してもよい。
また、布180の手先部130への装着は面ファスナーに限らず、安全ピンで留めるようにしてもよいし、布180を手先部130に縫い付けるようにしても良いことは勿論である。
さらに、布180は、所望する色や柄・模様の例えば手拭いや風呂敷であってもよいものである。
さて、胴部110、お太鼓部120及び手先部130には、ハリのある芯地を用いている。例えば、天然素材の綿や麻を用いることにより、適度なハリ感を醸し出せることが可能となり、見栄えがよくなり、また型崩れの虞も解消できものである。
なお、本実施形態に於ける和服用帯100にあっては、必要に応じて帯枕190及び帯締め200を着脱自在に装着するように構成してもよい。
上記構成につき、その作用を以下に述べる。
所望する和服用帯100を完成させるには、先ず、所望の色や柄・模様の布140,160,180を用意する。
次に、用意した布140,160,180を夫々、胴部110の表面部110c側全体、お太鼓部120の表面部120a側全体及び手先部130の表面部130a側全体を覆うようにして、夫々の裏面部110d,120b,130bにて面ファスナーを介して装着する(図3及び図4のステップS402参照)。ここで、胴部110を必要に応じて所望の帯幅に折り曲げる。また、胴回りのサイズに合うよう装着用紐112を調節しておく(ステップS404)。
続いて、胴部110を身体の胴部分に巻き、装着用紐112,114を夫々腹部側にて結ぶと、胴部110は胴部分に環状に巻き付けられた状態になる。そして、装着用紐112,114が身体の背中側に位置するよう胴部110を胴部分に対して摺動させる(ステップS406)。
この後、お太鼓部120の表面部120aの所望の位置に手先部130を装着する(ステップS408)。このとき、手先部130の両端部は、お太鼓部120から外方へ露呈するようにする。ここで、手先部130は、後述するステップS410の後に、お太鼓部120の一端部120c及び他端部120dに対して取付け用安全ピン170で夫々一箇所ずつ留めることにより装着することになる(図7参照)。なお、取付け部としては、これに限らず両面ファスナーを利用して装着するようにしてもよいものである。また、手先部130は、お太鼓部120の一端部120cが内側に折り返されるで、内側に位置することになる。
手先部130が装着されたお太鼓部120には、帯枕190が装着される(ステップS410)。即ち、お太鼓部120の裏面部120bの上部側に帯枕190を位置させ、帯枕190を覆うよう帯揚げ150を載置させる(図6参照)。而して、お太鼓部120を表面部120aが表となるよう二つ折りにし、一端部120cが折り返された状態にするとともに、裏面部120bと手先部130が離間するような状態で一端部120c及び他端部120dに対して取付け用安全ピン170にて留める。すると、所謂お太鼓が完成することになる(図7参照)。
次に、胴部110の身体の背中側に位置する部位、即ち装着用紐112,114にて結ばれている部位の上部側に載置台として、例えばハンドタオル(不図示)または手拭い(不図示)を押込み、胴部110と身体で挟持固定されるようにする。この挟持固定されたハンドタオルまたは手拭いに対して、帯揚げ150及び帯枕紐(不図示)を持って帯枕190を載置するようにして、帯枕紐を身体の腹部側で結び胴部110の内側に押込む。同様に、帯揚げ150を身体の腹部側で結び胴部110の内側に押込む。
而してお太鼓部120と手先部130の間に帯締め200を挿通させて帯締め200を身体の腹部側の胴部110上で結ぶと、和服用帯の装着が完成する(ステップS412)。
斯様にして装着した和服用帯を身体から取り外すのには、上述した装着手順と逆の動作をすればよいものである。
取り外して分解状態になった胴部110、お太鼓部120及び手先部130の色や柄・模様を他のものに変えたい場合、所望する他の色や柄・模様の布を用意して装着すればよいものである。
上記実施形態によれば、誰でも容易且つ迅速に和服用帯100を装着でき、しかも所望の色や柄・模様の帯に容易に変更することができるので、種々の和服用帯のバリエーションを楽しめるものである。
また、上記実施形態によれば、簡単な構造で容易に実現でき、取扱い性に優れるので、実用的且つ経済的なものである。
さらに、上記実施形態によれば、天然芯地素材の特性により適度なハリ感を醸し出せるので見栄えは勿論、型崩れの虞もなく安心して和服用帯を装着できるものである。
さらに、上記実施形態によれば、和服用帯は未使用時には分解状態にすれば平面状を呈し折り畳みも可能となるので、従来の和服用帯に比べて収納スペースをとることもなく保管に難儀することもなくなり、便利なものである。
なお、上記実施形態では帯枕190及び帯揚げ150を用いているが、帯揚げ150は必須のものではなく、着付けシーンに応じて用いればよいものである。また、帯枕190については、所謂お太鼓結びの際には必須となるが、それ以外にあっては着付けシーンに応じて用いればよいものである。
また、帯締め200についても、適宜着付けシーンに応じて用いればよいものである。
さらに、上記実施形態では所望の色や柄・模様の布140,160,180を用いているが、平面で柔軟性のある素材でれあば、例えばアルミや和紙等を用いても良いことは勿論である。
本考案は上記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない限り種々の変形が可能なことは勿論である。
100 …和服用帯
110 …胴部
110c …表面部
110d …裏面部
112,114 …装着用紐
120 …お太鼓部
120a …表面部
120b …裏面部
130 …手先部
130a …表面部
130b …裏面部
140,160,180 …布
150 …帯揚げ(装着部)
170 …取付け用安全ピン(取付け部)
190 …帯枕
200 …帯締め

Claims (3)

  1. 両端部に装着用紐が設けられ任意の帯幅に折り曲げ可能な横方向を長手方向とする矩形状の胴部と、
    上記両端部の装着用紐同士を結ぶことにより環状に形成される上記胴部に対して着脱自在に装着されるお太鼓部と、
    このお太鼓部に着脱自在に装着される矩形状の手先部とから成る和服用帯であって、
    上記胴部、上記お太鼓部及び上記手先部の少なくとも表面部には、任意の布または柔軟性を有する平面上の素材を着脱自在に装着可能としたことを特徴とする和服用帯。
  2. 上記胴部、上記お太鼓部及び上記手先部は、天然芯地素材より成ることを特徴とする請求項1記載の和服用帯。
  3. 上記手先部は両端部が露呈するよう取付け部を介して上記お太鼓部に着脱自在に装着され、
    上記お太鼓部は装着部を介して上記胴部に着脱自在に装着されるよう構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の和服用帯。
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